JPS5831651Y2 - 電動ハンマ−ドリルの駆動装置 - Google Patents

電動ハンマ−ドリルの駆動装置

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JPS5831651Y2
JPS5831651Y2 JP1216979U JP1216979U JPS5831651Y2 JP S5831651 Y2 JPS5831651 Y2 JP S5831651Y2 JP 1216979 U JP1216979 U JP 1216979U JP 1216979 U JP1216979 U JP 1216979U JP S5831651 Y2 JPS5831651 Y2 JP S5831651Y2
Authority
JP
Japan
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gear
crankshaft
hammer drill
pinion
drive pinion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1216979U
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English (en)
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JPS55111779U (ja
Inventor
喜彦 渡辺
Original Assignee
日立工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気ハンマードリル等のように、二種以上の伝
達駆動経路を有する、電動工具の駆動装置に関するもの
である。
従来の本考案に近い駆動装置は、駆動ピニオンに噛み合
うファーストギヤがクランク軸に取付き、上記クランク
軸に上記ファーストギヤと並列にセカンドギヤと噛み合
うセカンドピニオンが増付く。
駆動ピニオンの駆動力が、ファーストギヤ、クランク軸
、セカンドピニオン、セカンドギヤの順に伝達されてい
た。
すなわち、クランク軸に2枚の歯車が取付けられた構造
であった。
上記の様な動力伝達の構造により、 1、歯車が、駆動ピニオン、ファーストギヤ、であり、
原価高である。
2、ハンマードリル特有の荷重(ピストンの往復運動に
よる、空気圧縮によって、クランク軸−回転に一度生じ
る衝撃荷重)を緩和させることにより、歯車(駆動ピニ
オン、ファーストギヤ)の寿命向上、小形化が計られる
この緩和力として、セカンドギヤの慣性力が大きな役目
となる。
上記構造では、セカンドギヤの慣性力は、セカンドギヤ
・クランク軸を介してファーストギヤに伝達する。
しかしながら上記ピストンによって生じた瞬時の衝撃荷
重には、セカンドピニオンとクランク軸との締結部のあ
そび、あるいは、ファーストギヤとクランク軸との締結
部のあそび、又、セカンドピニオン、クランク軸、ファ
ーストギヤの弾性変形、捩り変化により慣性力が緩和さ
れ、駆動ピニオンとファーストギヤの噛み合いに生じる
衝撃荷重に追従するにいたらず、ファーストギヤ、駆動
ピニオンの噛み合い部に対し、衝撃荷重が直接に作用す
る。
このため強度上大きな歯にする必要が出て来る。
上記セカンドギヤの慣性力を衝撃荷重の緩和に作用させ
るためには、直接、駆動ピニオンの噛み合う、ファース
トギヤにセカンドギヤを噛み合わせることが最良である
3、クランク軸に2枚の歯車が増付く構造では。
歯車取付寸法だけクランク軸を軸方向に長くする必要が
ある。
このため、他の部品への影響を与え本体全体が大きくな
る、等の欠点を有する。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなりシ、こ
の種のハンマードリルの歯車の小形化、さらに本体の小
形化を行ない、原価低減を計るものである。
本考案は、回転物に生じる慣性力、すなわち、セカンド
ギヤの持つ慣性力とファーストギヤに生じる往復運動に
よる衝撃荷重による力が、相対する方向にある事に着目
し、この2種の力を1枚の歯車(ファーストギヤ)上で
生じさせ相殺する様な構造にし、歯車の寿命向上、小形
化を計ったものである。
以下本考案の一実施例を図により説明する。
第二図はハンマードリルの側面図を示し、ハウジング1
に増付いている駆動軸3を軸受4によって支持し、駆動
軸3に培付けた駆動ピニオン5の直径方向にファースト
ギヤ6を噛み合わせる。
さらにファーストギヤ6の直径方向に、駆動ピニオン5
と並列にセカンドギヤ7を噛み合わせる。
セカンドギヤ7を増付けた軸8をコロ軸受9、玉軸受1
0によって支持し、軸8の上端に増付けたベベルピニオ
ン11によって駆動ピニオン5から伝達された回転運動
を伝達する。
ベベルピニオン11に噛み合うベベルギヤ12をシリン
ダ14にキー13と圧入で固着すると共に玉軸受15に
よって支持し、シリンダ14に回転運動を伝達する。
シリンダ14は、グリップ31の内部vc取付けられた
刃物ホルダに係合し、刃物ホルダに駆動ピニオン5カ・
ら伝達された回転運動を伝える。
刃物ホルダにはドリルビット40が増付けられ回転する
駆動ピニオン5に噛み合うファーストギヤ6を固着した
クランク軸19をコロ・玉軸受18.20によって支承
し、クランク軸19と一体のクランクピン22にコンロ
ッド24の一端を枢着し、コンロッド24の他端にピス
トン26に支持したピストンピン25に枢着して、ピス
トン26をシリンダ14の内部で往復運動させる。
シリンダ14の内部にストライカ27を滑動可能に係合
させ、ハンマードリルの作動に際して、ストライカ27
がシリンダ14内に延長した刃物ホルダに増付いている
ドリルビット40の後端に接触しているスライドシャフ
ト28の後端部を衝撃し、ドリルビット40に衝撃を与
える構造である。
ストライカ27はシリンダ14の内で空気圧ピストンの
作用をさせ、シリンダ14内のストライカ27とピスト
ン26との間に存在するエアクッション39を介してピ
ストン26の往復運動をストライカ27に伝達させて、
ストライカ27も往復運動を行なう。
ストライカ21の往復運動に際してスライドシャフト2
8の端部を衝撃し、往復運動エネルギを衝撃エネルギー
として刃物に伝達する。
モータの作動はハンマドリルのハンドル32に増付けた
スイッチ33によって開閉する。
図に示す様にファーストギヤ6の軸方向に、並列に駆動
ピニオン5とセカンドギヤ7をファーストギヤ6に噛み
合せる。
この配置による利点は第2図に示す各歯車の回転方向、
及び歯車に生ずる荷重方向で明解な様にファーストギヤ
6に生ずる上記ストライカ21の衝撃運動の反力による
衝撃荷重P237とセカンドギヤ7の回転による慣性力
P138が相対方向に生じ、荷重を相殺する方向に働く
このために、駆動ピニオン5、ファーストギヤ6、セカ
ンドギヤ7の歯車を寿命向上、又は小形化することが出
来る。
又、ファーストギヤ6の噛み合う歯巾は2個の歯車分必
要であるがクランク軸19に取付く部分は短かくするこ
とが可能であり、駆動軸3の方向の本体の寸法を縮める
ことが可能となる。
本考案によると、 1、歯車の数を従来より1枚減らすことが出来たため、
安価になる。
2、ファーストギヤ6に駆動ピニオン5、セカンドギヤ
7の2枚の歯車を噛み合せ、ファーストギヤ6に生じる
ピストン26とストライカ2γの往復運動の最大圧縮時
に生じる衝撃荷重を。
ファーストギヤ6の噛み合い部に於いて、セカンドギヤ
7の慣性力による荷重で相殺することにより、ファース
トギヤ6、セカンドギヤ7、駆動ピニオン5の各歯車の
寿命の向上、又は歯車の小形化が可能になる。
3、ファーストギヤ6のクランク軸19への単性寸法を
小さくすることが出来ることにより1本体のモータ軸方
向の寸法を縮めることが出来、製品の小形化が可能であ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるモータ駆動ハンマードリルの駆動
装置い一実施例を示す一部縦断側面図、第2図は第1図
の■−■線断面図である。 図において、1はハウジング、2はシリンダケース、3
は駆動軸、4は軸受、5は駆動ピニオン、6はファース
トギヤ、7はセカンドギヤ、8は軸、9はコロ軸受、1
0は玉軸受、11/I″iベベルピニオン、12はベベ
ルギヤ、13はキー、14はシリンダ。 15は玉軸受、16は孔、17は孔、18はコロ軸受、
19はクランク軸、20は玉軸受、21はカラ、22は
クランクピン、23はコロ軸受、24はコンロッド、2
5はピストンビア、26はピストン、27はストライカ
、28はスライドシャフト、29はサークリップ、30
はサークリップ、311I′iグリツプ、32はハンド
ル、33はスイッチ、34は駆動ピニオンの回転方向、
35はファーストギヤの回転方向、361I′iセカン
ドギヤの回転方向、31はファーストギヤに生じる荷重
、38はセカンドギヤに生じる慣性力、39はエアクッ
ション、40はドリルビット、41はモータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの駆動力をセカンドギヤ等を介して先端工具を回
    転させる回転運動駆動経路とファーストギヤ等を介して
    先端工具に衝撃力を与える往復運動駆動経路との2系統
    に分割するハンマードリルにおいて、前記ファーストギ
    ヤをや\巾広に形成し、前記ファーストギヤに前記モー
    タの駆動ピニオンと前記セカンドギヤを前記ファースト
    ギヤの歯巾方向に並列的に噛合して戊る駆動装置。
JP1216979U 1979-01-31 1979-01-31 電動ハンマ−ドリルの駆動装置 Expired JPS5831651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1216979U JPS5831651Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 電動ハンマ−ドリルの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1216979U JPS5831651Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 電動ハンマ−ドリルの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55111779U JPS55111779U (ja) 1980-08-06
JPS5831651Y2 true JPS5831651Y2 (ja) 1983-07-13

Family

ID=28827941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1216979U Expired JPS5831651Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 電動ハンマ−ドリルの駆動装置

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JPS55111779U (ja) 1980-08-06

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