JP2003245349A - クランプ及び医療用具 - Google Patents

クランプ及び医療用具

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JP2003245349A
JP2003245349A JP2002049052A JP2002049052A JP2003245349A JP 2003245349 A JP2003245349 A JP 2003245349A JP 2002049052 A JP2002049052 A JP 2002049052A JP 2002049052 A JP2002049052 A JP 2002049052A JP 2003245349 A JP2003245349 A JP 2003245349A
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JP
Japan
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clamp
tube
sealing member
apex
groove
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JP2002049052A
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English (en)
Inventor
Mataichiro Matami
又一郎 又見
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SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二箇所で挟持することで、より確実にチューブ
を挟持することができるクランプを提供すること。 【解決手段】封止部材(3)と底部(2)を屈曲部
(8)を介して一体に形成し、前記底部(2)の端部に
連結部(14)を介して係止部(6)を形成し、前記封
止部材(3)の内側に二つの挟持部(7a)、(7c)
と、前記底部(2)の内側に二つの挟持部(7b)、
(7d)を形成し前記挟持部(7b)と(7d)の間に
突部(9)を形成し、前記屈曲部(8)と連結部(1
4)にチューブ(15)の挿入孔(10a)、(10
b)を形成し、前記封止部材(3)の先端の係合突部
(4)が前記係止部(6)の係合溝(5)と係合するよ
うに形成したクランプ(1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクランプ及び該クラ
ンプを装着した透析用血液回路や高カロリー輸液バック
や輸液セット等の医療用具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図3は
チューブ15を従来のクランプ31に装着して該チュー
ブ15を挟持した時の正面図である。前記クランプ31
の押圧部42を押することにより挟持部37aと37b
の一箇所で挟持し且つ係合突部34を係合溝35に係止
させる。前記クランプ31は挟持部が一箇所な為、確実
性の上ではステンレス製のコッフェルより性能的に劣る
ので重要な部分には前記コッフェルを使用しているのが
現状である。しかしコッフェルを使用したときチューブ
を切ってしまう場合もある。また前記挟持部37a、3
7bが対向してチューブ15の長さ方向に対して垂直に
挟持して該チューブ15の流路を遮断するが、前記挟持
部が一箇所で且つチューブ15が可撓性であるため、該
チューブ15が折れ曲がったり、挟持部37a、37b
からチューブ15がずれて確実にチューブ15を押圧挟
持できないことが考えられる。そこで本発明者は該クラ
ンプ31をさらに確実に挟持することができるように鋭
意検討を重ねた結果次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決する為の手段】[1]本発明は、封止部材
(3)と底部(2)を屈曲部(8)を介して一体に形成
し、前記底部(2)の端部に連結部(14)を介して係
止部(6)を形成し、前記封止部材(3)の内側に二つ
の挟持部(7a)、(7c)と、前記底部(2)の内側
に二つの挟持部(7b)、(7d)を形成し前記挟持部
(7b)と(7d)の間に突部(9)を形成し、前記屈
曲部(8)と連結部(14)にチューブ(15)の挿入
孔(10a)、(10b)を形成し、前記封止部材
(3)の先端の係合突部(4)が前記係止部(6)の係
合溝(5)と係合するように形成したクランプ(1)を
提供する。 [2]本発明は、前記突部(9)に溝(9A)を形成
し、該溝(9A)の底部の頂点(P)は前記挟持部(7
b)と(7d)の頂点より高くなるように形成した
[1]に記載のクランプ(1)を提供する。 [3]本発明は、前記頂点(P)の隣接面を、クランプ
(1)の長さ方向の前後または頂点(P)の周囲に亘っ
て傾斜面に形成した前記[2]に記載のクランプ(1)
を提供する。 [4]本発明は、前記傾斜面はクランプ(1)の底部
(2)方向に向けて傾斜するように形成した前記[2]
ないし[3]に記載のクランプ(1)を提供する。 [5]本発明は、前記[1]ないし[4]に記載のクラ
ンプ(1)を装着した医療用具を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】図1は本発明のクランプ1にチュ
ーブ15を通した時の概略図で、(A)は正面図、
(B)は(A)の右側面図である。封止部材3は屈曲部
8を介して底部2と一体に形成され、底部2の端部に連
結部14を介して係止部6が形成されている。前記封止
部材3の内側に二つの挟持部7a、7cを形成すると共
に、前記底部2の内側に二つの挟持部7b、7dを形成
し、前記各挟持部7aと7b、各挟持部7cと7dが対
向するように配置されている。更に前記挟持部7b、7
dの間に突部9が形成されている。前記突部9にはクラ
ンプ1の長さ方向に溝9Aが形成され、該溝9Aの両側
に壁9Bが形成される。前記屈曲部8と連結部14の略
中腹部に挿入孔10a、10bが形成されている。チュ
ーブ15は前記挿入孔10a、10bに通して、前記挟
持部7a、7bの間と前記溝9Aと前記挟持部7c、7
dの間に配置される。前記封止部材3の上部は押圧部1
2でこの天面に必要に応じて押圧する際の指のすべりを
止める波状の凹凸を形成することができる。前記押圧部
12の先端には該封止部材3と同じ幅の係合突部4が形
成されている。前記突部9の溝9Aはチューブ15が通
る溝であり、前記溝9Aの底部の頂点Pは前記挟持部7
bと7dの頂点より高くなるように形成されている。前
記頂点(P)の隣接面は、クランプ(1)の長さ方向の
前後または頂点(P)の周囲に亘って傾斜面に形成され
ている。当該傾斜面はクランプ(1)の底部(2)方向
に向けて傾斜するように形成されている。例えば図1お
よび図2に例示するように、前記傾斜面はクランプ
(1)の長さ方向の前後に形成する場合は、なだらかな
平面に形成され、その断面は略三角形に形成される。ま
た前記傾斜面を頂点(P)の周囲に亘って形成する場合
は、なだらかな曲面に形成され、その断面は略弓形ない
し略半円形に形成される。
【0005】図2は本発明のクランプ1に装着したチュ
ーブ15を挟持した時の正面図である。前記クランプ1
のチューブ15を閉塞するには、封止部材3の上部に形
成した波状の押圧部12を指で押し、前記封止部材3の
先端の係合突部4が係止部6内側の傾斜状の誘導面13
に沿って係合溝5と係合する。この時挟持部7aと7
b、7cと7dが対向してチューブ15を二箇所で挟持
して流路を遮断する。さらに溝9Aの底部の頂点Pが前
記挟持部7b、7dの頂点より高く形成することより、
チューブ15が屈曲し前記挟持部7a、7bと7c、7
dの挟持とともにチューブ15の流路を遮断することが
できる。さらに溝9Aの底部の頂点Pの隣接面を傾斜面
に形成することにより、前記チューブ15の屈曲を容易
にすることができる。本発明において前記「傾斜面」と
は、図1、図2及び前記段落番号[0004]に記載し
たものに限定されず、本発明の作用効果を奏することが
できる形態であれば、全ての形態を採用することができ
る。壁9Bによりチューブ15がクランプ1の幅方向に
ずれることを防ぐことができる。
【0006】前記クランプ1に使用される材質はポリプ
ロピレンやポリアセタール等の合成樹脂で、成形が容易
にでき且つ軽く屈曲部8のような反発弾性を有すること
ができる合成樹脂の材質であれば特に限定しない。
【0007】クランプ1は透析用血液回路や高カロリー
輸液バックや輸液セット等の医療用具に装着することが
でき、該医療用具の構成部品のチューブに装着したクラ
ンプ1を用いてより確実に且つ安全にチューブ15の流
路を遮断することができる。
【0008】
【発明の作用効果】本発明のクランプ1はチューブの挟
持部7a、7bと7c、7dの二箇所で挟持すること
で、より確実にチューブを挟持することができる。また
溝9Aの底部の頂点Pが挟持部7bと7dの頂点より高
く形成し、前記頂点Pの隣接面を傾斜面に形成すること
によりチューブ15が屈曲し易くなり、チューブ15遮
断することができる。壁9Bにより、クランプの幅方向
に生じるチューブ15のずれを防ぎ、安全且つより確実
なクランプを形成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ1にチューブ15を通した時
の概略図で、(A)は正面図、(B)は(A)の右側面
【図2】本発明のクランプ1に装着したチューブ15を
挟持した時の正面図
【図3】従来のクランプ31にチューブ15を挟持した
時の正面図
【符号の説明】
1、31 クランプ 2、32 底部 3、33 封止部材 4、34 係合突部 5、35 係合溝 6、36 係止部 7a、7b、7c、7d 、37a、37b 挟持部 8、38 屈曲部 9 突部 9A 溝 9B 壁 10a、10b 挿入孔 12、42 押圧部 13 誘導面 14、44 連結部 15 チューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】封止部材(3)と底部(2)を屈曲部
    (8)を介して一体に形成し、前記底部(2)の端部に
    連結部(14)を介して係止部(6)を形成し、 前記封止部材(3)の内側に二つの挟持部(7a)、
    (7c)と、前記底部(2)の内側に二つの挟持部(7
    b)、(7d)を形成し前記挟持部(7b)と(7d)
    の間に突部(9)を形成し、 前記屈曲部(8)と連結部(14)にチューブ(15)
    の挿入孔(10a)、(10b)を形成し、 前記封止部材(3)の先端の係合突部(4)が前記係止
    部(6)の係合溝(5)と係合するように形成したこと
    を特徴とするクランプ(1)。
  2. 【請求項2】前記突部(9)に溝(9A)を形成し、該
    溝(9A)の底部の頂点(P)は前記挟持部(7b)と
    (7d)の頂点より高くなるように形成したことを特徴
    とする前記請求項1に記載のクランプ(1)。
  3. 【請求項3】前記頂点(P)の隣接面を、クランプ
    (1)の長さ方向の前後または頂点(P)の周囲に亘っ
    て傾斜面に形成したことを特徴とする前記請求項2に記
    載のクランプ(1)。
  4. 【請求項4】前記傾斜面はクランプ(1)の底部(2)
    方向に向けて傾斜するように形成したことを特徴とする
    前記請求項2ないし3に記載のクランプ(1)。
  5. 【請求項5】前記請求項1ないし4に記載のクランプ
    (1)を装着したことを特徴とする医療用具。
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