JP2003245171A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2003245171A
JP2003245171A JP2002048055A JP2002048055A JP2003245171A JP 2003245171 A JP2003245171 A JP 2003245171A JP 2002048055 A JP2002048055 A JP 2002048055A JP 2002048055 A JP2002048055 A JP 2002048055A JP 2003245171 A JP2003245171 A JP 2003245171A
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繁 新井
Kazuo Ogawa
一夫 小川
Koji Tamayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショーケースの棚部材の組立作業性を改善す
る。 【解決手段】 ショーケースは、本体内に陳列室を構成
し、この陳列室内に商品陳列用の棚部材2を架設して成
るものであって、棚部材は、枠部材21と、この枠部材
上に取り付けられた棚板22と、前部に設けられた棚ガ
ード37、仕切保持前金具38とを備え、枠部材は、前
側から側方まで連続する透孔にて縁取られた係合辺を有
すると共に、棚板は、下方に突出し、内部に被係合部が
形成された係合突起を有し、当該係合突起を透孔に挿入
し、棚板を後方に移動させることで係合辺を被係合部に
係脱可能に係合させ、その状態で棚ガード、仕切保持前
金具を枠部材と棚板前端間に構成される間隔内に挿脱可
能に略隙間無く挿入した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、陳列室内に架設し
た棚部材上に缶飲料やペットボトル入り飲料等の商品を
陳列して成るショーケースに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来よりスーパーマーケットやコンビニ
エンスストア等の店舗には、例えば特開平6−1657
21号公報(A47F3/04)に示される如きショー
ケースが設置されている。このショーケースは、本体内
に商品陳列用の棚部材を備え、この棚部材にはコードヒ
ータ(電気ヒータ)が取り付けられている。そして、棚
部材上には缶コーヒー等の商品を載置し、コードヒータ
にて加熱する構造とされていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ここで、このようなシ
ョーケースの棚部材は通常枠部材とこの枠部材上に取り
付けられた棚板とから構成されるが、従来ではこの棚板
を枠部材にネジ止めする構造であったため、組立作業性
が極めて悪いものであった。また、特に上述の如き電気
ヒータを棚板に取り付けた場合などには、この棚板の交
換などのメンテナンスが必要となるが、このメンテナン
ス作業性も煩雑なものであった。 【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ショーケースの棚部材の
組立作業性を改善することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、本体内に陳列室を構成し、この陳列室内に商品陳列
用の棚部材を架設して成るものであって、棚部材は、枠
部材と、この枠部材上に取り付けられた棚板と、前部に
設けられたガード部材とを備え、枠部材は、前側から側
方まで連続する透孔にて縁取られた係合辺を有すると共
に、棚板は、下方に突出し、内部に被係合部が形成され
た係合突起を有し、当該係合突起を透孔に挿入し、棚板
を後方に移動させることで係合辺を被係合部に係脱可能
に係合させ、その状態でガード部材を枠部材と棚板前端
間に構成される間隔内に挿脱可能に略隙間無く挿入した
ことを特徴とする。 【0006】本発明によれば、本体内に陳列室を構成
し、この陳列室内に商品陳列用の棚部材を架設して成る
ショーケースにおいて、棚部材は、枠部材と、この枠部
材上に取り付けられた棚板と、前部に設けられたガード
部材とを備え、枠部材は、前側から側方まで連続する透
孔にて縁取られた係合辺を有すると共に、棚板は、下方
に突出し、内部に被係合部が形成された係合突起を有
し、当該係合突起を透孔に挿入し、棚板を後方に移動さ
せることで係合辺を被係合部に係脱可能に係合させ、そ
の状態でガード部材を枠部材と棚板前端間に構成される
間隔内に挿脱可能に略隙間無く挿入する構造としたの
で、ネジなどの格別な固定具を用いること無く、棚板を
枠部材に取り付けることができるようになる。 【0007】そして、その取り付け、取り外し操作も容
易であるので、ショーケースの棚部材の組立作業やメン
テナンス作業性を著しく改善することができるようにな
るものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する実施例のショ
ーケース1の縦断側面図、図2はショーケース1の棚部
材2の平面図、図3は棚部材2の正面図、図4は棚部材
2の側面図をそれぞれ示している。各図において、ショ
ーケース1は例えばコンビニエンスストアの店舗内に設
置される冷・温切替式のオープンショーケースであり、
断面略コ字状の断熱壁3とその両側に取り付けられた側
板4とから前面に開口する本体6が構成されている。 【0009】断熱壁3の内側には間隔を存して仕切壁7
が取り付けられ、これら仕切壁7と断熱壁3間にダクト
8が構成されると共に、仕切壁7の内側に前面に開口し
た陳列室9が構成されている。陳列室9(本体6)の前
面開口の上下縁には吐出口11と吸込口12が構成され
てダクト8に連通しており、ダクト8内には図示しない
冷却装置の冷却器13と送風機14とが配設されてい
る。 【0010】そして、冷蔵運転時には冷却装置が運転さ
れて冷却器13が冷却作用を発揮し、この冷却器13と
熱交換した冷気が送風機14によりダクト8内を吹き上
げられる。ダクト8内を冷却器13からダクト8内を上
昇した冷気は、開口上縁の吐出口11から開口に向けて
吐出され、下縁の吸込口12からダクト8内に吸い込ま
れる循環を行う。これにより、陳列室9の前面開口には
冷気エアーカーテンが構成されると共に、一部の冷気は
陳列室9内に循環して所定の冷蔵温度に冷却されること
になる。 【0011】一方、陳列室9内には上下複数段の商品陳
列用の棚部材2・・・(実施例では7段)が架設され、
各棚部材2上には缶飲料やペットボトル入り飲料等の商
品が載置されて陳列される。図1の状態で各棚部材2・
・・は前側が低く傾斜して架設されており、これによ
り、最も手前の商品が取り出されると、その列の後方の
商品が順次前方に移動する構成とされている。また、各
棚部材2・・・は棚段数や棚間隔を変更するため、ブラ
ケット(支持部材)16と図示しない支柱との係合によ
り着脱自在の構成とされている。更に、棚部材2・・・
はブラケット16に対してそれぞれ前方に引出自在とさ
れ、図1の如く陳列室9内に押し込まれて保持された状
態と、商品補充時に後述する如く前面開口から手前側に
引き出された状態とに保持可能とされている。 【0012】棚部材2は、枠部材21とこの枠部材21
上に取り付けられ、商品を載置するための棚板22等か
ら構成されている。そして、この棚板22は金属板から
成り、その下面には図示しない電気ヒータが取り付けら
れている。そして、温蔵運転時には(前記冷却装置は停
止)この電気ヒータが発熱して棚板22上の商品を加熱
保温する。 【0013】他方、前記ブラケット16の後端には係合
爪23が形成されており、この係合爪23を陳列室9内
の左右に上下に渡って取り付けられた図示しない支柱の
係合孔に係脱自在に係合させることで、ブラケット16
は陳列室9内の所定の高さの位置に左右一対ずつ取り付
けられる。そして、これら一対のブラケット16、16
それぞれの外面に引出レール24の固定側24Aが前後
に渡って取り付けられ、左右で対を成す。尚、これら引
出レール24、24はブラケット16が支柱に取り付け
られた状態で図4の如く水平状態にある。 【0014】また、左右一対のブラケット16、16そ
れぞれの内側には角度調整部材26が取り付けられ、こ
れも左右で対を成す。そして、これらブラケット16及
び角度調整部材26により棚部材2の支持部材が構成さ
れる。この角度調整部材26の上端は外側に折曲されて
摺動面又は傾斜面としてのフランジ26Aとされてお
り、角度調整部材26の前部はブラケット16に回動可
能に固定され、後部は化粧ビスにてブラケット16に固
定される。 【0015】この場合、ブラケット16の後部には上下
に三カ所の角度調整用孔27A、27B、27Cが形成
されており、角度調整部材26の後部には取付孔28が
形成されている。そして、図4の如く最も下方の角度調
整用孔27Aに取付孔28を合致させ、図示しない化粧
ビスで角度調整部材26をブラケット16に固定した状
態で、角度調整部材26のフランジ26Aは水平とな
る。また、図7の如く上から2番目の角度調整用孔27
Bに取付孔28を合致させて固定した状態では、角度調
整部材26のフランジ26Aは角度9度で前方に低く傾
斜し、最も上の角度調整用孔27Cに取付孔28を合致
させて固定した状態では、角度調整部材26のフランジ
26Aは角度11度で前方に低く傾斜するように構成さ
れている。 【0016】更に、この角度調整部材26の前端部には
ストッパー29が取り付けられている。このストッパー
29は図4の如く押し込まれた状態の棚部材2を保持す
るために上側に鉤状となった形状を呈して前方に突出し
ている。枠部材21の左右端はブラケット16、16の
外側において下方に折曲され、降下辺31、31が形成
されており、この降下辺31、31の内側に前記引出レ
ール24、24の可動側24Bがそれぞれ取り付けられ
る。 【0017】この場合、引出レール24の可動側24B
の前部には図6に示す如き断面略門型の軸金具32が取
り付けられている。この軸金具32の中央には回動軸3
3が設けられ、この回動軸33が可動側24Bに回動自
在に係合取り付けられ、その左右のネジ孔34、34が
枠部材21の降下辺31の前部内側にネジ止めされる。
これにより、枠部材21の前部は単一の回動軸33を中
心として引出レール24の可動側24Bに回動自在に枢
支されている。 【0018】他方、枠部材21の後部は前記角度調整部
材26上端のフランジ26A上に摺動自在に載置され
る。この場合、枠部材21の降下辺31の後部内面に
は、浮き上がり防止部材36(図4)が取り付けられて
おり、この浮き上がり防止部材36は角度調整部材26
のフランジ26Aと引出レール24間の間隔に進入して
いる。これにより、枠部材21(棚部材2)の後部が上
方に浮き上がることが防止される。 【0019】以上の構成で、角度調整部材26の取り付
け位置を図4の如くした場合、フランジ26Aは水平と
なる。そして、棚部材2を陳列室9内に押し込んだ状態
でストッパー29は枠部材21の前縁部に係脱自在に係
合するので、棚部材2は陳列室9内に水平に架設される
(図4)。この状態で商品を補充する際などには、スト
ッパー29と枠部材21との係合を解除すれば、引出レ
ール24によって棚部材2を水平状態のまま手前に引き
出すことができる(図5)。このとき、枠部材21の後
部はフランジ26A上を摺動して移動する。そして、商
品補充後は棚部材2を押し込めば、再びストッパー29
が枠部材21の前縁部に係合するので、棚部材2は陳列
室9内に水平に架設される。 【0020】他方、角度調整部材26の取り付け位置を
図7の如くした場合、フランジ26Aは角度9度で手前
に低く傾斜する。そして、棚部材2を陳列室9内に押し
込み、ストッパー29を枠部材21の前縁部に係合させ
れば、棚部材2は陳列室9内に角度9度で手前に低く傾
斜して架設されることになる(図7)。この状態では、
棚板22上の手前側の商品が取り出されると、その列の
後ろ側の商品が傾斜により自重で前方にスライドするこ
とになる。従って、缶飲料やペットボトル入り飲料など
の陳列販売には極めて好適となる。 【0021】この状態で商品を補充する際などには、前
述同様にストッパー29と枠部材21との係合を解除す
れば、引出レール24によって棚部材2を手前に引き出
すことができる。このとき、棚部材2の枠部材21の前
部は回動軸33により引出レール24に回動自在に枢支
されており、後部は角度調整部材26のフランジ26A
に摺動自在に枢支されている。そして、引出レール24
は水平状態とされているので、棚部材2が手前に引き出
されるに従って枠部材21の後部はフランジ26Aの傾
斜に沿って徐々に降下し(このとき枠部材21は回動軸
33を中心として図8中時計回りに回動する)、最終的
には略水平状態となる(図8)。これにより、水平状態
で棚板22上の奥に商品を容易に補充できるようにな
る。 【0022】そして、商品補充後は棚部材2を押し込め
ば、今度は枠部材21の後部がフランジ26Aに沿って
徐々に上昇するので、最終的に再びストッパー29が枠
部材21の前縁部に係合した段階で、棚部材2は元通り
陳列室9内に角度9度で手前に傾斜して架設されること
になる。 【0023】このとき、前述の如く枠部材21の降下辺
31の後部には浮き上がり防止部材36が取り付けられ
ているので、係る動作中に棚部材2の後部が浮き上がる
ことはない。また、枠部材21の前部は単一の回動軸3
3を中心として引出レール24に回動自在に枢支されて
いるので、引出レール24を含むブラケット16及び棚
部材2の全体としての高さ寸法が最小限に抑制されるよ
うになり、陳列室9内の有効容積の拡大、若しくは、棚
部材2の段数の増加を実現することが可能となる。 【0024】尚、以上の動作は前述の如く角度調整部材
26の取り付け位置を角度11度とした場合にも同様に
行われる。その際は棚部材2は陳列室9内に角度11度
で架設されることになるが、ストッパー29が角度調整
部材26の前端部に取り付けられていることにより、何
れの角度の場合にも、押し込められた状態における枠部
材21に対するストッパー29の角度は変わらなくな
る。これにより、何れの架設角度においても棚部材2は
ストッパー29により陳列室9内に確実に保持されるこ
とになる。 【0025】次に、上記棚部材2の構造について詳述す
る。前述の如く棚部材2は、枠部材21とこの枠部材2
1上に取り付けられて商品が載置される棚板22等から
構成されているが、枠部材21上の前部には更にガード
部材を構成する透明な棚ガード37と仕切保持前金具3
8が左右全幅に渡って設けられる。また、棚板22の後
端部には仕切保持後金具39が左右全幅に渡って固定さ
れ、更にその直前に隣接して案内金具41が何れも左右
全幅に渡って固定されている。 【0026】ここで、枠部材21の左右の上面前後には
図11に示す如き略コ字状の透孔42・・・が穿設さ
れ、これら透孔42・・・内には係合辺43がそれぞれ
形成されている。この場合、各係合辺43・・・は前側
から左右両側を透孔42により縁取られている。一方、
各係合辺43(透孔42)・・・に対応する位置の棚板
22には、図10、図11の如く下方に突出する係合突
起44・・・が4カ所切り起こし形成されており、各係
合突起44・・・には矩形状の被係合部としての係合孔
46が穿設されている。 【0027】そして、枠部材21に棚板22を取り付け
る際には、先ず棚ガード37及び仕切保持前金具38が
無い状態で、棚板22を枠部材21上に載置し、各係合
突起44・・・を各透孔42内にそれぞれ挿入する(図
9)。次に、棚板22を後方に移動させ、係合辺43を
係合孔46内に係脱自在に係合させる。これによって、
棚板22は上方及び後方への移動が阻止される。 【0028】この状態で、枠部材21と棚板22前端間
には間隔があり、次にこの間隔内に棚ガード37及び仕
切保持前金具38を略隙間無く、挿脱可能に挿入する
(図12)。これによって、ネジなどの格別な取付具を
使用すること無く、棚板22を簡単に枠部材21上に固
定することができる。尚、棚板22を取り外す作業は上
述の逆の手順となり、棚ガード37、仕切保持前金具3
8を取り外してから棚板22を前方に移動させ、持ち上
げればよい。 【0029】また、仕切保持前金具38には左右に渡り
複数の挿入孔47・・・が所定の間隔で穿設されてい
る。各挿入孔47は図15、図16に示すように後方及
び上方に開放している。また、仕切保持後金具39にも
左右に渡り複数の挿入孔48・・・が所定の間隔で穿設
されている。これら挿入孔47・・・と挿入孔48・・
・は棚部材2の前後に位置して相互に対応している。 【0030】更に、案内金具41には上から切り込まれ
た略U字状のガイド溝49・・・が左右に渡り所定の間
隔で複数形成されており、各ガイド溝49・・・は仕切
保持後金具39の各挿入孔48・・・の直前にそれぞれ
隣接して対応している。そして、51は棚板22上を左
右に仕切るためのステンレス製仕切棒であり、前述の挿
入孔47、48及びガイド溝49はこの仕切棒51が進
入可能な寸法を有している。 【0031】そして、仕切棒51を棚部材2に取り付け
る際には、先ず、仕切棒51の後部をガイド溝49内に
上から挿入する(図16の最も左側の状態)。その状態
で仕切棒51を後方に押し込むことにより、挿入孔48
内に後端部を挿入する(図16の左から2番目の状
態)。次に、仕切棒51の前端部を挿入孔47の上面の
開口に上から挿入し(図16の右から2番目の状態)、
最後に仕切棒51を前方に移動させる(図16の最も右
側の状態)。この状態で仕切棒51の前後は仕切保持前
金具38と仕切保持後金具39とに保持され、棚板22
から上方に所定の間隔を存して当該棚板22上を左右に
仕切る(図17)。 【0032】ここで、従来では棚部材2の前後に単に孔
を形成して仕切棒51の前後端部を挿入していたが、そ
の場合には、図13に51Aで示すように仕切棒51を
撓ませる必要があった。また、細い仕切棒51に合わせ
て孔も小径であるため、挿入作業は極めて面倒となって
いた。 【0033】一方、上記構造によれば先ず後側の挿入孔
48に仕切棒51の後端部を挿入する際、ガイド溝49
に沿って真っ直ぐ後方に挿入できるようになるので、挿
入作業が極めて容易となる。また、前側の挿入孔47に
仕切棒51の前端部を挿入する際にも、挿入孔47は後
方及び上方に開放しているので、上から挿入でき、撓ま
せること無く、極めて容易に挿入できるようになる。 【0034】ここで、図17の状態では仕切棒51は後
方に自由に移動可能であるため、前述の如き棚部材2の
引出操作で後方に抜けてしまう危険性があるが、その場
合には、図18の如く挿入孔48後方に対応する位置
に、仕切保持後金具39と所定の間隔を存して抜け止め
壁52を棚板22に取り付けることで、係る仕切棒51
の脱落は防止できるようになる。 【0035】 【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、本体
内に陳列室を構成し、この陳列室内に商品陳列用の棚部
材を架設して成るショーケースにおいて、棚部材は、枠
部材と、この枠部材上に取り付けられた棚板と、前部に
設けられたガード部材とを備え、枠部材は、前側から側
方まで連続する透孔にて縁取られた係合辺を有すると共
に、棚板は、下方に突出し、内部に被係合部が形成され
た係合突起を有し、当該係合突起を透孔に挿入し、棚板
を後方に移動させることで係合辺を被係合部に係脱可能
に係合させ、その状態でガード部材を枠部材と棚板前端
間に構成される間隔内に挿脱可能に略隙間無く挿入する
構造としたので、ネジなどの格別な固定具を用いること
無く、棚板を枠部材に取り付けることができるようにな
る。 【0036】そして、その取り付け、取り外し操作も容
易であるので、ショーケースの棚部材の組立作業やメン
テナンス作業性を著しく改善することができるようにな
るものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例のショーケースの縦断側面図で
ある。 【図2】図1のショーケースの棚部材の平面図である。 【図3】図1のショーケースの棚部材の正面図である。 【図4】図1のショーケースの棚部材の側面図である。 【図5】図4において棚部材を引き出した状態を示す図
である。 【図6】図1のショーケースの引出レールに取り付けら
れた軸金具の正面図である。 【図7】図4の棚部材を傾斜させた状態を示す図であ
る。 【図8】図7において棚部材を引き出した状態を示す図
である。 【図9】図4の棚部材から棚板を取り外した状態の図で
ある。 【図10】図9の棚板の係合突起部分の断面図である。 【図11】図9の棚部材の係合突起と係合辺部分の平面
図である。 【図12】図4の棚部材から棚ガード及び仕切保持前金
具を取り外した状態の図である。 【図13】図4の棚部材に仕切棒を取り付けた状態の図
である。 【図14】図13の棚部材の仕切保持後金具及び案内金
具の正面図である。 【図15】図13の棚部材の仕切保持前金具の正面図で
ある。 【図16】図13の棚部材の平面図である。 【図17】図13の棚部材の棚板の縦断側面図である。 【図18】図17の棚板に抜け止め壁を取り付けた場合
の縦断側面図である。 【符号の説明】 1 ショーケース 2 棚部材 9 陳列室 16 ブラケット 21 枠部材 22 棚板 24 引出レール 26 角度調整部材 26A フランジ 27A〜27C 角度調整用孔 28 取付孔 29 ストッパー 32 軸金具 33 回動軸 36 浮き上がり防止部材 37 棚ガード 38 仕切保持前金具 39 仕切保持後金具 41 案内金具 42 透孔 43 係合辺 44 係合突起 46 係合孔 47、48 挿入孔 49 ガイド溝 51 仕切棒 52 抜け止め壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 一夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 玉山 弘司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 AA17 BA01 BA03 CA12 EA08 FA02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体内に陳列室を構成し、該陳列室内に
    商品陳列用の棚部材を架設して成るショーケースにおい
    て、 前記棚部材は、枠部材と、該枠部材上に取り付けられた
    棚板と、前部に設けられたガード部材とを備え、 前記枠部材は、前側から側方まで連続する透孔にて縁取
    られた係合辺を有すると共に、 前記棚板は、下方に突出し、内部に被係合部が形成され
    た係合突起を有し、 当該係合突起を前記透孔に挿入し、前記棚板を後方に移
    動させることで前記係合辺を前記被係合部に係脱可能に
    係合させ、その状態で前記ガード部材を前記枠部材と棚
    板前端間に構成される間隔内に挿脱可能に略隙間無く挿
    入したことを特徴とするショーケース。
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