JP2003245160A - シートバックのショルダーレスト構造 - Google Patents

シートバックのショルダーレスト構造

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JP2003245160A JP2002049217A JP2002049217A JP2003245160A JP 2003245160 A JP2003245160 A JP 2003245160A JP 2002049217 A JP2002049217 A JP 2002049217A JP 2002049217 A JP2002049217 A JP 2002049217A JP 2003245160 A JP2003245160 A JP 2003245160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用シートのシートバックである時には、
ショルダーレストと車両のボディとの間の隙間が狭い場
合でも、ドアを閉めた状態における車内で取付け、取外
し操作がスムーズに行えるようにする。 【解決手段】 ショルダーレスト2を前後上下の少なく
とも一方向に操作することによりシートバック1の側部
に着脱可能なガイド機構13A〜13Eが設けられ、ガ
イド機構13Aは、シートバック1の側部の上下位置に
それぞれ固定され、上下方向に延在する頭部4bと首部
4cとが形成された受け具4と、ショルダーレスト2の
側部の上下位置にそれぞれ固定され、前方に延在して受
け具4に前方から嵌め込み可能な開口5bを有する第1
ガイド溝5cと、第1ガイド溝5cに連なり上方に延在
して受け具4の頭部4bと首部4cとに上方から嵌め込
み可能な第2ガイド溝5dとが形成された嵌め込み具5
とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックのシ
ョルダーレスト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】シートバック、例えば車両用シートのシ
ートバックの側部に、着座者のショルダー部分を保持す
るためのショルダーレストを着脱可能に取付けるものが
提案されている(特開2001−112564号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のショ
ルダーレストの取付け、取外し操作は、シートバックの
側方(横)から行うものであったから、ショルダーレス
トと車両のボディとの間の隙間が狭い場合には、ドアを
開けて車外から行う必要があったので、操作性を良好に
したいという要望があった。
【0004】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たもので、車両用シートのシートバックである時には、
ショルダーレストと車両のボディとの間の隙間が狭い場
合でも、ドアを閉めた状態における車内で取付け、取外
し操作がスムーズに行えるようにしたシートバックのシ
ョルダーレスト構造を提供することを課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、シートバックの側部に着脱可能に取付け
られるショルダーレストであって、ショルダーレストを
前後上下の少なくとも一方向に操作することによりシー
トバックの側部に着脱可能なガイド機構が設けられてい
ることを特徴とするシートバックのショルダーレスト構
造を提供するものである。
【0006】本発明によれば、ガイド機構によって、シ
ョルダーレストを前後上下の少なくとも一方向に操作す
ることによりシートバックの側部に着脱可能になるか
ら、車両用シートのシートバックである時には、ショル
ダーレストと車両のボディ等との間の隙間が狭い場合で
も、取付け、取外し操作は、シートバックの側方(横)
からではなく、前後上下の少なくとも一方向から行える
ので、ドアを閉めた状態における車内で取付け、取外し
操作がスムーズに行えるようになって、操作性が良好に
なる。
【0007】請求項2のように、上記ガイド機構は、シ
ョルダーレストを前後上下の両方向に操作することによ
りシートバックの側部に着脱可能に構成することができ
る。
【0008】請求項2のガイド機構によれば、ショルダ
ーレストが一方向のみの操作では取外せなくなる。
【0009】請求項3のように、上記ガイド機構は、シ
ートバックの側部の上下位置にそれぞれ固定され、上下
方向に延在する頭部と首部とが形成された受け具と、シ
ョルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定され、
前方に延在して上記受け具に前方から嵌め込み可能な開
口を有する第1ガイド溝と、この第1ガイド溝に連なり
上方に延在して上記受け具の頭部と首部とに上方から嵌
め込み可能な第2ガイド溝とが形成された嵌め込み具と
で構成することができる。
【0010】請求項3のガイド機構によれば、取外し操
作時は、ショルダーレスト全体を上方に引き上げると、
第2ガイド溝がシートバックの受け具から上方に嵌め外
され、ついで、ショルダーレスト全体を前方に引くと、
第1ガイド溝がシートバックの受け具から前方に嵌め外
されて、ショルダーレストがシートバックの側部から取
外せるようになる。
【0011】逆に、取付け操作時は、ショルダーレスト
全体を後方に押すと、第1ガイド溝がシートバックの受
け具に前方から嵌め込まれ、ついで、ショルダーレスト
全体を下方に引き下げると、第2ガイド溝がシートバッ
クの受け具に上方から嵌め込まれて、ショルダーレスト
がシートバックの側部に取付けられるようになる。
【0012】このように、ショルダーレストは、上方に
引き上げて前方に引く操作でシートバックから取外すこ
とができ、後方に押して下方に引き下げる操作でシート
バックに取付けることができる。
【0013】請求項4のように、上記ショルダーレスト
は左右一対設けられ、一方のショルダーレストの嵌め込
み具に、上下方向に延在する頭部と首部とが形成された
受け部が形成されるとともに、他方のショルダーレスト
の嵌め込み具に、第1ガイド溝に連なり下方に延在して
上記受け部の頭部と首部とに下方から嵌め込み可能な第
3ガイド溝が形成されている構成とすることができる。
【0014】請求項4の構成であれば、取外した左右一
対のショルダーレストの嵌め込み具同士を対向させて、
他方のショルダーレストを後方に押すと、第1ガイド溝
が一方のショルダーレストの受け部に前方から嵌め込ま
れ、ついで、他方のショルダーレストを上方に引き上げ
ると、第3ガイド溝が一方のショルダーレストの受け部
に下方から嵌め込まれて、ショルダーレスト同士が相互
に結合されるようになる。
【0015】請求項5のように、上記ガイド機構は、シ
ートバックの側部の上下位置にそれぞれ固定され、上方
に開口する嵌め込み溝が形成された上受け具および前方
に開口する嵌め込み溝が形成された下受け具と、ショル
ダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定され、上受
け具の嵌め込み溝に頭部を上方から嵌め込み可能な上ピ
ンおよび下受け具の嵌め込み溝に頭部を前方から嵌め込
み可能な下ピンとで構成することができる。
【0016】請求項5のガイド機構によれば、取外し操
作時は、ショルダーレストの下部を前方に引くと、下ピ
ンがシートバックの下受け具から前方に嵌め外され、つ
いで、ショルダーレスト全体を上方に引き上げると、上
ピンがシートバックの上受け具から上方に嵌め外され
て、ショルダーレストがシートバックの側部から取外せ
るようになる。
【0017】逆に、取付け操作時は、ショルダーレスト
全体を下方に引き下げると、上ピンがシートバックの上
受け具に上方から嵌め込まれ、ついで、ショルダーレス
トの下部を後方に押すと、下ピンがシートバックの下受
け具に前方から嵌め込まれて、ショルダーレストがシー
トバックの側部に取付けられるようになる。
【0018】このように、ショルダーレストは、前方に
引いて上方に引き上げる操作でシートバックから取外す
ことができ、下方に引き下げて後方に押す操作でシート
バックに取付けることができる。
【0019】請求項6のように、上記ガイド機構は、シ
ートバックの側部の上下位置にそれぞれ固定され、上方
に開口する階段状の嵌め込み溝が形成された上受け具お
よび上方に開口する嵌め込み溝が形成された下受け具
と、ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定
され、上受け具の嵌め込み溝に上方から突起部を嵌め込
みながら階段状に後方へ回動可能な上ロッドおよび下受
け具の嵌め込み溝に頭部を上方から嵌め込み可能な下ピ
ンとで構成することができる。
【0020】請求項6のガイド機構によれば、取外し操
作時は、ショルダーレスト全体を上方に引き上げると、
上ロッドの突起部が上受け具の嵌め込み溝を上方に移動
するとともに下ピンが下受け具から上方に嵌め外され、
この状態でショルダーレスト全体を前方に回すと、上ロ
ッドの突起部が上受け具の嵌め込み溝を前側方に移動
し、ついで、ショルダーレスト全体を上方に引き上げる
と、上ロッドの突起部が上受け具の嵌め込み溝を上方に
移動して嵌め込み溝から上方に嵌め外されて、ショルダ
ーレストがシートバックの側部から取外せるようにな
る。
【0021】逆に、取付け操作時は、ショルダーレスト
全体を下方に引き下げると、上ロッドの突起部が上受け
具の嵌め込み溝に上方から嵌め込まれながら下方に移動
し、この状態でショルダーレスト全体を後方に回すと、
上ロッドの突起部が上受け具の嵌め込み溝を後側方に移
動し、ついで、ショルダーレスト全体を下方に引き下げ
ると、上ロッドの突起部が上受け具の嵌め込み溝を下方
に移動するとともに下ピンがシートバックの下受け具に
上方から嵌め込まれて、ショルダーレストがシートバッ
クの側部に取付けられるようになる。
【0022】このように、ショルダーレストは、上方に
引いて前方に回して上方に引き上げる操作でシートバッ
クから取外すことができ、下方に引き下げて後方に回し
て下方に引き下げる操作でシートバックに取付けること
ができる。
【0023】請求項7のように、上記ガイド機構は、シ
ートバックの側部の上下位置にそれぞれ固定され、側方
と上方との間で揺動可能で嵌め込み穴が形成された上受
け具および前方に開口する嵌め込み溝が形成された下受
け具と、ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ
固定され、上受け具の嵌め込み穴に上方から嵌め込み可
能な上ロッドおよび下受け具の嵌め込み溝に頭部を前方
から嵌め込み可能な下ピンとで構成することができる。
【0024】請求項7のガイド機構によれば、取外し操
作時は、ショルダーレストの下部を前方に引くと、下ピ
ンがシートバックの下受け具から前方に嵌め外され、つ
いで、上受け具を上方に揺動させながらショルダーレス
ト全体を前向きに起こして上方に引き上げると、上ロッ
ドがシートバックの上受け具の嵌め込み穴から上方に嵌
め外されて、ショルダーレストがシートバックの側部か
ら取外せるようになる。
【0025】逆に、取付け操作時は、ショルダーレスト
全体を下方に引き下げると、上ロッドがシートバックの
上受け具の嵌め込み穴に上方から嵌め込まれ、ついで、
上受け具を側方に揺動させながらショルダーレスト全体
を後向きに倒して下部を後方に押すと、下ピンがシート
バックの下受け具に前方から嵌め込まれて、ショルダー
レストがシートバックの側部に取付けられるようにな
る。
【0026】このように、ショルダーレストは、前方に
引いて前向きに起こして上方に引き上げる操作でシート
バックから取外すことができ、下方に引き下げて後向き
に倒して後方に押す操作でシートバックに取付けること
ができる。
【0027】請求項8のように、上記ガイド機構は、シ
ートバックの側部の固定されたU字状の受け具と、ショ
ルダーレストの後部に固定され、受け具のU字状部に前
方から嵌め込み可能なU字状の嵌め込み溝が形成され、
この嵌め込み溝の上側に受け具のU字状部の上部に上方
から引っ掛け可能な引っ掛け部を有し、下側に受け具の
U字状部の下部の前方から係止可能なフリクション部を
有する嵌め込み具とで構成することができる。
【0028】請求項8のガイド機構によれば、取外し操
作時は、ショルダーレストの下部を前方に引くと、嵌め
込み具のフリクション部がシートバックの受け具から前
方に係止が外れ、この状態でショルダーレスト全体を上
方に引き上げると、嵌め込み具の引っ掛け部がシートバ
ックの受け具から上方に外れ、ついで、ショルダーレス
ト全体を前方に引くと、ショルダーレストがシートバッ
クの側部から取外せるようになる。
【0029】逆に、取付け操作時は、ショルダーレスト
全体を後方に押して下方に引き下げると、嵌め込み具の
引っ掛け部がシートバックの受け具に上方から引っ掛け
られ、ついで、ショルダーレストの下部を後方に押す
と、嵌め込み具のフリクション部が受け具に前方から係
止されて、ショルダーレストがシートバックの側部に取
付けられるようになる。
【0030】このように、ショルダーレストは、前方に
引いて上方に引き上げて前方に引く操作でシートバック
から取外すことができ、後方に押して下方に引き下げて
後方に押す操作でシートバックに取付けることができ
る。
【0031】請求項9のように、請求項1〜8におい
て、上記シートバックは、車両用シートのシートバック
であるのが好適である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0033】図1〜図4は第1実施形態の車両用シート
バック1のショルダーレスト構造であり、このシートバ
ック1の側部にはショルダーレスト2が着脱可能に取付
けられている。
【0034】このショルダーレスト2をシートバック1
の側部に着脱可能なガイド機構3Aは、シートバック1
の側部に設けられた合成樹脂製の受け具4と、ショルダ
ーレスト2の側部に設けられた合成樹脂製の嵌め込み具
5とで構成されている。
【0035】上記受け具4は、シートバック1の側部に
2箇所のねじ17aで固定されたベース4aの上下位置
に一体成形されて、この各受け具4には上下方向に延在
するT字状断面の頭部4bと首部4cとが形成されてい
る。
【0036】上記嵌め込み具5には、ショルダーレスト
2の側部に2箇所のねじ17bで固定されたベース5a
の上下位置に、前方に延在して受け具4に前方から嵌め
込み可能な誘い込み傾斜部5bを有するストレート断面
の第1ガイド溝5cと、この第1ガイド溝5cの前端に
連なり上方に延在して、受け具4の頭部4bと首部4c
とに上方から嵌め込み可能なT字状断面の第2ガイド溝
5dとが逆L字状に一体形成されている。
【0037】第1実施形態のガイド機構3Aであれば、
ショルダーレスト2の取付け操作時は、ショルダーレス
ト2を持って後方に押すと(図1(a)の矢印´参
照)、嵌め込み具5の第1ガイド溝5cが誘い込み傾斜
部5bからシートバック1の受け具4に前方から嵌め込
まれ、ついで、ショルダーレスト2を下方に引き下げる
と(図1(a)の矢印´参照)、嵌め込み具5の第2
ガイド溝5dがシートバック1の受け具4の頭部4bと
首部4cとに上方から嵌め込まれて、ショルダーレスト
2がシートバック1の側部に取付けられるようになる。
【0038】このショルダーレスト2の取付け状態にお
いて、ショルダーレスト2が不用意に上方に移動するの
を防止するために、嵌め込み具5の下部に係止凹部5e
を形成するとともに、受け具4の下部に、上記係止凹部
5eを係止する係止フック4dを形成している。この係
止凹部5eと係止フック4dは、少し強い力が作用する
と、自然に外れる程度の係止力である。
【0039】一方、ショルダーレスト2の取外し操作時
は、ショルダーレスト2を持って上方に引き上げると
(図1(a)の矢印参照)、嵌め込み具5の第2ガイ
ド溝5dがシートバック1の受け具4の頭部4bと首部
4cとから上方に嵌め外され、ついで、ショルダーレス
ト2を前方に引くと(図1(a)の矢印参照)、嵌め
込み具5の第1ガイド溝5cがシートバック1の受け具
4から前方に嵌め外されて、ショルダーレスト2がシー
トバック1の側部から取外せるようになる。
【0040】このように、ショルダーレスト2は、後方
に押して下方に引き下げる操作でシートバック1に取付
けることができ、上方に引き上げて前方に引く操作でシ
ートバック1から取外すことができるから、ショルダー
レスト2と車両のボディとの間の隙間が狭い場合でも、
取付け、取外し操作は、前方向と上方向とから行えるの
で、ドアを閉めた状態における車内で取付け、取外し操
作がスムーズに行えるようになって、操作性が良好にな
る。また、ショルダーレスト2は、上方に引き上げる操
作と前方に引く操作との2操作でシートバック1から取
外すことができ、一方向操作のみでは取外せないので、
ショルダーレスト2が不用意に外れてしまうことを防止
できる。さらに、第1ガイド機構5cに誘い込み傾斜部
5bを形成しているから、ショルダーレスト2は、後方
に押すときには、第1ガイド溝5cが受け具4にスムー
ズに嵌め込まれるようになる。
【0041】上記シートバック1には、左右一対のショ
ルダーレスト2(L,R)設けられていて、各ショルダ
ーレスト2(L,R)を取外して車内に置くと、2個の
ショルダーレスト2(L,R)がそれぞれ転がりやすい
ので、安定に置くことが難しい。
【0042】そこで、一方(図2では左側)のショルダ
ーレスト2(R)の嵌め込み具5(R)の上下の第2ガ
イド溝5dの間に、上下方向に延在する頭部と首部(受
け具4の頭部4bと首部4cとを参照)とを形成した受
け部5fを形成するとともに、他方(図2では右側)の
ショルダーレスト2(L)の嵌め込み具5(L)の上側
の第1ガイド溝5cに連なり下方に延在して、受け部5
fの頭部と首部とに下方から嵌め込み可能なT字状断面
の第3ガイド溝5gを形成する。なお、一方(図2では
左側)のショルダーレスト2(R)の嵌め込み具5
(R)に対応する受け部4には、受け部5fの逃げ用穴
4eが形成されている。
【0043】そして、図4(a)に示すように、取外し
た各ショルダーレスト2(L,R)の嵌め込み具5
(L,R)同士を対向させて、他方のショルダーレスト
2(L)を後方に押すと、第1ガイド溝5cが一方のシ
ョルダーレスト2(R)の受け部5fに前方から嵌め込
まれ、ついで、他方のショルダーレスト2(L)を上方
に引き上げると、第3ガイド溝5gが一方のショルダー
レスト2(R)の受け部5fに下方から嵌め込まれて、
図4(b)に示すように、ショルダーレスト2(L,
R)同士が相互に結合されるようになる。
【0044】したがって、結合した2個のショルダーレ
スト2(L,R)は安定に置くことができるとともに、
この結合したショルダーレスト2(L,R)を枕やアー
ムレストとしても利用できるようになる。
【0045】図5〜図8は第2実施形態の車両用シート
バック1のショルダーレスト構造であり、このショルダ
ーレスト2をシートバック1の側部に着脱可能なガイド
機構3Bは、シートバック1の側部に設けられた合成樹
脂製の上受け具6Aおよび下受け具6Bと、ショルダー
レスト2の側部に設けられた合成樹脂若しくは金属製の
上ピン7Aと下ピン7Bとで構成されている。
【0046】上記各受け具6A,6Bは、シートバック
1の側部に固定されたベース6aの上下位置に一体成形
されて、この各受け具6A,6Bには、開口6bを有す
るT字状断面の嵌め込み溝6cがそれぞれ形成されてい
て、上受け具6Aの開口6bは上方に開放し、下受け具
6Bの開口6bは前方に開放するように設定されてい
る。
【0047】上記各ピン7A,7Bは、ショルダーレス
ト2の側部の上下位置に固定されて、上ピン7Aは、シ
ートバック1の上受け具6Aの開口6bから嵌め込み溝
6cに頭部7aと首部7bとを上方から嵌め込み可能で
あるとともに、下ピン7Bは、シートバック1の下受け
具6Bの開口6bから嵌め込み溝6cに頭部7aと首部
7bとを前方から嵌め込み可能になっている。
【0048】また、ショルダーレスト2の側部には、図
8に詳細に示したように、上ピン7Aの真下に位置し
て、ショルダーレスト2の上受け具6Aの嵌め込み溝6
cに嵌め込まれた上ピン7Aを中心にして上受け具6A
の半円状外周面に沿って旋回可能なストッパーピン8が
固定されている。
【0049】第2実施形態のガイド機構3Bであれば、
ショルダーレスト2の取付け操作時は、ショルダーレス
ト2を持って下部をやや前方にした状態で下方に引き下
げると(図5(a)の矢印´参照)、上ピン7Aがシ
ートバック1の上受け具6Aの嵌め込み溝6cに上方か
ら嵌め込まれ、ついで、ショルダーレスト2の下部を後
方に押すと(図5(a)の矢印´参照)、上ピン7A
を中心にショルダーレスト2が後方に回り、下ピン7B
がシートバック1の下受け具6Bの嵌め込み溝6cに前
方から嵌め込まれて、ショルダーレスト2がシートバッ
ク1の側部に取付けられるようになる。このとき、ショ
ルダーレスト2のストッパーピン8が上受け具6Aの半
円状外周面6cに沿って旋回するので(図8(a)の矢
印d参照)、旋回途中にショルダーレスト2が上方向に
抜け外れない。
【0050】このショルダーレスト2の取付け状態にお
いて、ショルダーレスト2の下部が不用意に前方に回る
のを防止するために、下受け具6Bの嵌め込み溝6c
に、下ピン7Bの首部7bに係止される抜け止めフリク
ション部6d(図7参照)を一体形成することが好まし
い。
【0051】一方、ショルダーレスト2の取外し操作時
は、ショルダーレスト2の下部を前方に引くと(図5
(a)の矢印参照)、上ピン7Aを中心にショルダー
レスト2が前方に旋回し、下ピン7Bがシートバック1
の下受け具6Bの嵌め込み溝6cから前方に嵌め外さ
れ、ついで、ショルダーレスト2を上方に引き上げると
(図5(a)の矢印参照)、上ピン7Aがシートバッ
ク1の上受け具6Aの嵌め込み溝6cから上方に嵌め外
されて、ショルダーレスト2がシートバック1の側部か
ら取外せるようになる。このとき、ショルダーレスト2
のストッパーピン8が上受け具6Aの半円状外周面6c
に沿って旋回するので(図8(b)の矢印d参照)、旋
回途中にショルダーレスト2が上方向に抜け外れない。
【0052】このように、ショルダーレスト2は、下方
に引き下げて後方に押す操作でシートバック1に取付け
ることができ、前方に引いて上方に引き上げる操作でシ
ートバック1から取外すことができる。
【0053】図9〜図11は第3実施形態の車両用シー
トバック1のショルダーレスト構造であり、このショル
ダーレスト2をシートバック1の側部に着脱可能なガイ
ド機構3Cは、シートバック1の側部に設けられた合成
樹脂製の上受け具9Aおよび下受け具9Bと、ショルダ
ーレスト2の側部に設けられた合成樹脂若しくは金属製
の上ロッド10Aと下ピン10Bとで構成されている。
【0054】上記上受け具9Aは、シートバック1の側
部の上肩部に埋設固定された円筒体で構成されて、側壁
部分の左右対称位置には、上端に開口9eを有してL字
状と逆L字状とを上下に組み合わせた階段状の嵌め込み
溝9aが形成されている。この上受け具9Aの下部位置
には、ロッド抜け止め用バネピン11を差し込むための
差し込みスリット9dが形成されている。また、下受け
具9Bは、シートバック1の側部の下位置に固定され
て、上方に開放する開口9bを有するT字状断面の嵌め
込み溝9cが形成されている。
【0055】上記上ロッド10Aは、逆L字状に折曲さ
れて、ショルダーレスト2の側部の上位置に外端部10
aが固定され、内端部10bが下方に立ち下げられてい
る。この内端部10bには、上記上受け具9Aの嵌め込
み溝9aに嵌め込まれる左右一対の突起部10eとバネ
ピン11に嵌まり込むリング状凹部10fと先端テーパ
ー部10gとが形成されている。また、下ピン10B
は、ショルダーレスト2の側部の下位置に固定されて、
シートバック1の下受け具9Bの開口9bから嵌め込み
溝9cに頭部10hと首部10iとを上方から嵌め込み
可能になっている。
【0056】第3実施形態のガイド機構3Cであれば、
ショルダーレスト2の取付け操作時は、ショルダーレス
ト2を持って前方に僅かに回した状態で、上ロッド10
Aの内端部10bの下端を上受け具9Aの嵌め込み溝9
aの開口9eに合致させて下方に引き下げると(図9
(a)の矢印´参照)、上ロッド10Aの突起部10
eが上受け具9Aの嵌め込み溝9aに上方から嵌め込ま
れながら下方に移動し、ついで、ショルダーレスト2を
後方に僅かに回すと(図9(a)の矢印´参照)、上
ロッド10Aの突起部10eが上受け具9Aの嵌め込み
溝9aを後側方に移動し、さらに、ショルダーレスト2
を下方に引き下げると(図9(a)の矢印´参照)、
上ロッド10Aの突起部10eが上受け具9Aの嵌め込
み溝9aを下方に移動するとともに、下ピン10Bの頭
部10hと首部10iとがシートバック1の下受け具9
Bの嵌め込み溝9cに上方から嵌め込まれて、ショルダ
ーレスト2がシートバック1の側部に取付けられるよう
になる。このとき、上ロッド10Aの凹部10fがバネ
ピン11にバネ係止されて抜け止めされる。
【0057】一方、ショルダーレスト2の取外し操作時
は、ショルダーレスト2を持って上方に引き上げると
(図9(a)の矢印参照)、上ロッド10Aの突起部
10eが上受け具9Aの嵌め込み溝9aを上方に移動す
るとともに下ピン10Bが下受け具9Bの嵌め込み溝9
cから上方に嵌め外され、この状態でショルダーレスト
2を前方に僅かに回すと(図9(a)の矢印参照)、
上ロッド10Aの突起部10eが上受け具9Aの嵌め込
み溝9aを前側方に移動し、ついで、ショルダーレスト
2を上方に引き上げると(図9(a)の矢印参照)、
上ロッド10Aの突起部10eが上受け具9Aの嵌め込
み溝9aを上方に移動して嵌め込み溝9aから上方に嵌
め外されて、ショルダーレスト2がシートバック1の側
部から取外せるようになる。
【0058】このように、ショルダーレスト2は、下方
に引き下げて後方に回して下方に引き下げる操作でシー
トバック1に取付けることができ、上方に引いて前方に
回して上方に引き上げる操作でシートバック1から取外
すことができる。
【0059】図12〜図14は第4実施形態の車両用シ
ートバック1のショルダーレスト構造であり、このショ
ルダーレスト2をシートバック1の側部に着脱可能なガ
イド機構3Dは、シートバック1の側部に設けられた合
成樹脂製の上受け具12Aおよび下受け具12Bと、シ
ョルダーレスト2の側部に設けられた合成樹脂若しくは
金属製の上ロッド13Aと下ピン13Bとで構成されて
いる。
【0060】上記上受け具12Aは、シートバック1の
側部の上肩部に、側方と上方との間で揺動可能に支持さ
れて(図14(a)の矢印e参照)、中央部には嵌め込
み穴12aが形成されている。また、下受け具12B
は、シートバック1の側部の下位置に固定されて、前方
に開放する開口12bを有するT字状断面の嵌め込み溝
12cが形成されている。
【0061】上記上ロッド13Aは、ショルダーレスト
2の側部の上位置に外端部13aが固定され、内端部1
3bがシートバック1の方向に突出されている。また、
下ピン13Bは、ショルダーレスト2の側部の下位置に
固定されて、シートバック1の下受け具12Bの開口1
2bから嵌め込み溝12cに頭部13cと首部13dと
を前方から嵌め込み可能になっている。
【0062】第4実施形態のガイド機構3Dであれば、
ショルダーレスト2の取付け操作時は、ショルダーレス
ト2を持って上受け具12Aを上方に揺動させた状態で
(図14(a)の二点鎖線参照)、上ロッド13Aの内
端部13bの先端を上受け具12Aの嵌め込み穴12a
に合致させて、ショルダーレスト2を下方に引き下げる
と(図12(a)の矢印´参照)、上ロッド13Aが
シートバック1の上受け具12Aの嵌め込み穴12aに
上方から嵌め込まれ、ついで、上受け具12Aを側方に
揺動させながらショルダーレスト2を後向きに倒して
(図12(a)の矢印´参照)、さらにショルダーレ
スト2の下部を後方に押すと(図12(a)の矢印´
参照)、下ピン13Bがシートバック1の下受け具12
Bの嵌め込み溝12cに前方から嵌め込まれて、ショル
ダーレスト2がシートバック1の側部に取付けられるよ
うになる。
【0063】このショルダーレスト2の取付け状態にお
いて、ショルダーレスト2の下部が不用意に前方に回る
のを防止するために、下受け具12Bの嵌め込み溝12
cに、下ピン13Bの首部13dに係止される抜け止め
フリクション部12d(図14(b)参照)を一体形成
することが好ましい。
【0064】一方、ショルダーレスト2の取外し操作時
には、ショルダーレスト2の下部を前方に引くと(図1
2(a)の矢印参照)、上ロッド13Aを中心にショ
ルダーレスト2が前方に回動して下ピン13Bがシート
バック1の下受け具12Bの嵌め込み溝12cから前方
に嵌め外され、ついで、上受け具12Aを上方に揺動さ
せながらショルダーレスト2を前向きに起こして(図1
2(a)の矢印参照)、さらに上方に引き上げると
(図12(a)の矢印参照)、上ロッド13Aがシー
トバック1の上受け具12Aの嵌め込み穴12aから上
方に嵌め外されて、ショルダーレスト2がシートバック
1の側部から取外せるようになる。
【0065】このように、ショルダーレスト2は、前方
に引いて前向きに起こして上方に引き上げる操作でシー
トバック1から取外すことができ、下方に引き下げて後
向きに倒して後方に押す操作でシートバック1に取付け
ることができる。
【0066】図15および図16は第5実施形態の車両
用シートバック1のショルダーレスト構造であり、この
ショルダーレスト2をシートバック1の側部に着脱可能
なガイド機構3Eは、シートバック1の側部に設けられ
た合成樹脂若しくは金属製の受け具14と、ショルダー
レスト2の後部に設けられた合成樹脂製の嵌め込み具1
5とで構成されている。
【0067】上記受け具14は、正面視でU字状に形成
されて、上部14aと下部14bの内端部がシートバッ
ク1の側部に固定されている。
【0068】上記嵌め込み具15には、受け具14に前
方から嵌め込み可能なU字状の嵌め込み溝15aが形成
され、この嵌め込み溝15aの上側には受け具14の上
部14aに上方から引っ掛け可能な引っ掛け部15bが
形成されるとともに、嵌め込み溝15aの下側には受け
具14の下部14bに前方から係止可能なフリクション
部15cが形成されている。また、嵌め込み溝15aの
横側には受け具14の横部14cを係止するフリクショ
ン部15dが形成されている。
【0069】第5実施形態のガイド機構3Eであれば、
ショルダーレスト2の取付け操作時は、ショルダーレス
ト2を持って後方に押して(図15(a)の矢印´参
照)、シートバック1の受け具14の上部14aにショ
ルダーレスト2の嵌め込み具15の引っ掛け部15bを
合致させて、ショルダーレスト2を下方に引き下げると
(図15(a)の矢印´参照)、嵌め込み具15の引
っ掛け部15bがシートバック1の受け具14の上部1
4aに上方から引っ掛けられ、ついで、ショルダーレス
ト2の下部を後方に押すと(図15(a)の矢印´参
照)、嵌め込み具15のフリクション部15c,15d
が受け具14の下部14bと横部14cに前方から係止
されて、ショルダーレスト2がシートバック1の側部に
取付けられるようになる。
【0070】一方、ショルダーレスト2の取外し操作時
は、ショルダーレスト2の下部を前方に引くと(図15
(a)の矢印参照)、ショルダーレスト2の嵌め込み
具15のフリクション部15c,15dがシートバック
1の受け具14の下部14bと横部14cとから前方に
係止が外れ、この状態でショルダーレスト2を上方に引
き上げると(図15(a)の矢印参照)、嵌め込み具
15の引っ掛け部15aがシートバック1の受け具14
の上部14aから上方に外れ、ついで、ショルダーレス
ト2を前方に引くと(図15(a)の矢印参照)、シ
ョルダーレスト2がシートバック1の側部から取外せる
ようになる。
【0071】このように、ショルダーレスト2は、前方
に引いて上方に引き上げて前方に引く操作でシートバッ
ク1から取外すことができ、後方に押して下方に引き下
げて後方に押す操作でシートバック1に取付けることが
できる。
【0072】上記各実施形態は車両用シートのシートバ
ック1であったが、家庭用や劇場用シート等のシートバ
ックにも採用できることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、ガイド機構によって、ショルダーレストを前後上
下の少なくとも一方向に操作することによりシートバッ
クの側部に着脱可能になるから、車両用シートのシート
バックである時には、ショルダーレストと車両のボディ
等との間の隙間が狭い場合でも、取付け、取外し操作
は、シートバックの側方(横)からではなく、前後上下
の少なくとも一方向から行えるので、ドアを閉めた状態
における車内で取付け、取外し操作がスムーズに行える
ようになって、操作性が良好になる。
【0074】請求項2は、ガイド機構によって、ショル
ダーレストを前後上下の両方向に操作することによりシ
ートバックの側部に着脱可能になるから、ショルダーレ
ストが一方向のみの操作では取外せないので、ショルダ
ーレストが不用意に外れてしまうことを防止できる。
【0075】請求項3は、ガイド機構である受け具と嵌
め込み具とによって、ショルダーレストは、上方に引き
上げて前方に引く操作でシートバックから取外すことが
でき、後方に押して下方に引き下げる操作でシートバッ
クに取付けることができるから、請求項1と同様の効果
を得ることができる。
【0076】請求項4は、取外した左右一対のショルダ
ーレストの嵌め込み具同士を対向させて、他方のショル
ダーレストを後方に押すと、第1ガイド溝が一方のショ
ルダーレストの受け部に前方から嵌め込まれ、ついで、
他方のショルダーレストを上方に引き上げると、第3ガ
イド溝が一方のショルダーレストの受け部に下方から嵌
め込まれて、ショルダーレスト同士が相互に結合される
ようになるから、結合した2個のショルダーレストを安
定に置くことができるとともに、この結合したショルダ
ーレストを枕やアームレストとしても利用できるように
なる。
【0077】請求項5は、ガイド機構である受け具とピ
ンとによって、ショルダーレストは、前方に引いて上方
に引き上げる操作でシートバックから取外すことがで
き、下方に引き下げて後方に押す操作でシートバックに
取付けることができるから、請求項1と同様の効果を得
ることができる。
【0078】請求項6は、ガイド機構である受け具とロ
ッドおよびピンとによって、ショルダーレストは、上方
に引いて前方に回して上方に引き上げる操作でシートバ
ックから取外すことができ、下方に引き下げて後方に回
して下方に引き下げる操作でシートバックに取付けるこ
とができるから、請求項1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0079】請求項7は、ガイド機構である受け具とロ
ッドおよびピンとによって、ショルダーレストは、前方
に引いて前向きに起こして上方に引き上げる操作でシー
トバックから取外すことができ、下方に引き下げて後向
きに倒して後方に押す操作でシートバックに取付けるこ
とができるから、請求項1と同様の効果を得ることがで
きる。
【0080】請求項8は、ガイド機構である受け具と嵌
め込み具とによって、ショルダーレストは、前方に引い
て上方に引き上げて前方に引く操作でシートバックから
取外すことができ、後方に押して下方に引き下げて後方
に押す操作でシートバックに取付けることができるか
ら、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のガイド機構を備えたシート
バックであり、(a)はショルダーレストを取付けた斜
視図、(b)はショルダーレストを取外した斜視図であ
る。
【図2】 ショルダーレストのガイド機構の分解斜視
図である。
【図3】 (a)は嵌め込み具の斜視図、(b)は受
け具と嵌め込み具の嵌め込み状態の断面図である。
【図4】 (a)はショルダーレスト同士の結合前の
斜視図、(b)は結合後の斜視図である。
【図5】 第2実施形態のガイド機構を備えたシート
バックであり、(a)はショルダーレストを取付けた斜
視図、(b)はショルダーレストを取外した斜視図であ
る。
【図6】 ショルダーレストであり、(a)は斜視
図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図7】 上下受け具と上下ピンの斜視図である。
【図8】 (a)(b)は、それぞれ上受け具と上ピ
ンとストッパーピンとの関係を示す正面図である。
【図9】 第3実施形態のガイド機構を備えたシート
バックであり、(a)はショルダーレストを取付けた斜
視図、(b)はショルダーレストを取外した斜視図であ
る。
【図10】 上受け具と上ロッドの斜視図である。
【図11】 下受け具と下ピンの斜視図である。
【図12】 第4実施形態のガイド機構を備えたシート
バックであり、(a)はショルダーレストを取付けた斜
視図、(b)はショルダーレストを取外した斜視図であ
る。
【図13】 ショルダーレストの斜視図である。
【図14】 (a)は上受け具の斜視図、(b)は下受
け具と下ピンの斜視図である。
【図15】 第5実施形態のガイド機構を備えたシート
バックであり、(a)はショルダーレストを取付けた斜
視図、(b)はショルダーレストを取外した斜視図であ
る。
【図16】 (a)はショルダーレストの後面図、
(b)は受け具と嵌め込み具の嵌め込み状態の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シートバック 2 ショルダーレスト 3A〜3E ガイド機構 4 受け具 4b 頭部 4c 首部 5 嵌め込み具 5b 誘い込み傾斜部 5c 第1ガイド溝 5d 第2ガイド溝 5f 受け部 5g 第3ガイド溝 6A 上受け具 6B 下受け具 6b 開口 6c 嵌め込み溝 7A 上ピン 7B 下ピン 7a 頭部 9A 上受け具 9B 下受け具 9a 嵌め込み溝 9b 開口 9c 嵌め込み溝 9e 開口 10A 上ロッド 10B 下ピン 10e 突起部 12A 上受け具 12B 下受け具 12a 嵌め込み穴 12b 開口 12c 嵌め込み溝 13A 上ロッド 13B 下ピン 13c 頭部 14 受け具 14a 上部 14b 下部 15 嵌め込み具 15a 嵌め込み溝 15b 引っ掛け部 15c フリクション部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 良幸 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 坊田 大輔 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3B084 FA03 FA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの側部に着脱可能に取付け
    られるショルダーレストであって、 ショルダーレストを前後上下の少なくとも一方向に操作
    することによりシートバックの側部に着脱可能なガイド
    機構が設けられていることを特徴とするシートバックの
    ショルダーレスト構造。
  2. 【請求項2】 上記ガイド機構は、ショルダーレストを
    前後上下の両方向に操作することによりシートバックの
    側部に着脱可能に構成されている請求項1記載のシート
    バックのショルダーレスト構造。
  3. 【請求項3】 上記ガイド機構は、シートバックの側部
    の上下位置にそれぞれ固定され、上下方向に延在する頭
    部と首部とが形成された受け具と、 ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定さ
    れ、前方に延在して上記受け具に前方から嵌め込み可能
    な開口を有する第1ガイド溝と、この第1ガイド溝に連
    なり上方に延在して上記受け具の頭部と首部とに上方か
    ら嵌め込み可能な第2ガイド溝とが形成された嵌め込み
    具とで構成されている請求項1または2記載のシートバ
    ックのショルダーレスト構造。
  4. 【請求項4】 上記ショルダーレストは左右一対設けら
    れ、一方のショルダーレストの嵌め込み具に、上下方向
    に延在する頭部と首部とが形成された受け部が形成され
    るとともに、他方のショルダーレストの嵌め込み具に、
    第1ガイド溝に連なり下方に延在して上記受け部の頭部
    と首部とに下方から嵌め込み可能な第3ガイド溝が形成
    されている請求項3記載のシートバックのショルダーレ
    スト構造。
  5. 【請求項5】 上記ガイド機構は、シートバックの側部
    の上下位置にそれぞれ固定され、上方に開口する嵌め込
    み溝が形成された上受け具および前方に開口する嵌め込
    み溝が形成された下受け具と、 ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定さ
    れ、上受け具の嵌め込み溝に頭部を上方から嵌め込み可
    能な上ピンおよび下受け具の嵌め込み溝に頭部を前方か
    ら嵌め込み可能な下ピンとで構成されている請求項1ま
    たは2記載のシートバックのショルダーレスト構造。
  6. 【請求項6】 上記ガイド機構は、シートバックの側部
    の上下位置にそれぞれ固定され、上方に開口する階段状
    の嵌め込み溝が形成された上受け具および上方に開口す
    る嵌め込み溝が形成された下受け具と、 ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定さ
    れ、上受け具の嵌め込み溝に上方から突起部を嵌め込み
    ながら階段状に後方へ回動可能な上ロッドおよび下受け
    具の嵌め込み溝に頭部を上方から嵌め込み可能な下ピン
    とで構成されている請求項1または2記載のシートバッ
    クのショルダーレスト構造。
  7. 【請求項7】 上記ガイド機構は、シートバックの側部
    の上下位置にそれぞれ固定され、側方と上方との間で揺
    動可能で嵌め込み穴が形成された上受け具および前方に
    開口する嵌め込み溝が形成された下受け具と、 ショルダーレストの側部の上下位置にそれぞれ固定さ
    れ、上受け具の嵌め込み穴に上方から嵌め込み可能な上
    ロッドおよび下受け具の嵌め込み溝に頭部を前方から嵌
    め込み可能な下ピンとで構成されている請求項1または
    2記載のシートバックのショルダーレスト構造。
  8. 【請求項8】 上記ガイド機構は、シートバックの側部
    の固定されたU字状の受け具と、 ショルダーレストの後部に固定され、受け具のU字状部
    に前方から嵌め込み可能なU字状の嵌め込み溝が形成さ
    れ、この嵌め込み溝の上側に受け具のU字状部の上部に
    上方から引っ掛け可能な引っ掛け部を有し、下側に受け
    具のU字状部の下部に前方から係止可能なフリクション
    部を有する嵌め込み具とで構成されている請求項1また
    は2記載のシートバックのショルダーレスト構造。
  9. 【請求項9】 上記シートバックは、車両用シートのシ
    ートバックである請求項1〜請求項8のいずれかに記載
    のシートバックのショルダーレスト構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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