JP2003244652A - 動画像再生装置および動画像再生方法 - Google Patents

動画像再生装置および動画像再生方法

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JP2003244652A
JP2003244652A JP2002039004A JP2002039004A JP2003244652A JP 2003244652 A JP2003244652 A JP 2003244652A JP 2002039004 A JP2002039004 A JP 2002039004A JP 2002039004 A JP2002039004 A JP 2002039004A JP 2003244652 A JP2003244652 A JP 2003244652A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハードディスク22には、複数の圧縮動画像
データと、これら圧縮動画像データに対応するサムネイ
ルデータとが記録されている。操作キー24を構成する
メニューキー24aを押下すると、サムネイルデータに
基づいて複数のサムネイルをマルチ表示させるメニュー
画面がモニタ装置50に表示される。このメニュー画面
上で任意のサムネイルを選択すると、当選択されたサム
ネイルに対応する圧縮動画像データに基づいて、モニタ
装置50に縮小動画像が表示される。この縮小動画像か
ら、圧縮動画像データの内容を確認することができ、当
該圧縮動画像データを再生または消去することができ
る。 【効果】 任意の圧縮動画像データを消去するとき、そ
の内容を縮小動画像で確認することができるので、当該
圧縮動画像データの誤消去を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動画像再生装置およ
び動画像再生方法に関し、特にたとえばハードディスク
ビデオレコーダに適用され、ハードディスクのような記
録媒体に記録された動画像信号を再生する、動画像再生
装置および動画像再生方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の動画像再生装置および動画
像再生方法では、マルチ表示された複数の縮小静止画像
のうち所望の縮小静止画像に対する再生操作が行われる
と、当該縮小静止画像に関連する動画像信号が記録媒体
から再生され、その再生動画像信号に基づく動画像がモ
ニタに全画面表示されていた。また、所望の縮小静止画
像に対する消去操作が行われると、関連する動画像信号
が記録媒体から消去されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、縮小静止画像
のみから動画像信号の内容を理解するのは容易ではな
く、いずれかの縮小静止画像に対する消去操作を行った
ときに、所望の動画像信号と異なる動画像信号が誤って
消去される恐れがある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、記
録媒体に記録された動画像信号の誤消去を防止できる、
動画像再生装置および動画像再生方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、記録媒体
に記録された複数の動画像信号に個別に対応する複数の
縮小静止画像信号を含むマルチ画面信号を出力する第1
出力手段、マルチ画面信号に基づくマルチ画面に対する
所望の縮小静止画像の選択操作を受け付ける選択操作受
付手段、当該選択操作に応答して所望の縮小静止画像に
対応する動画像信号を記録媒体から再生する再生手段、
再生手段によって再生された再生動画像信号に基づく縮
小動画像信号を含む操作画面信号を出力する第2出力手
段、操作画面信号に基づく操作画面に対する消去操作を
受け付ける消去操作受付手段、および消去操作に応答し
て再生動画像信号を記録媒体から消去する消去手段を備
える、動画像再生装置である。
【0006】第2の発明は、(a) 記録媒体に記録された
複数の動画像信号に個別に対応する複数の縮小静止画像
信号を含むマルチ画面信号を出力するステップ、(b) マ
ルチ画面信号に基づくマルチ画面に対する所望の縮小静
止画像の選択操作を受け付けるステップ、(c) 選択操作
に応答して所望の縮小静止画像に対応する動画像信号を
記録媒体から再生するステップ、(d) ステップ(c)にお
いて再生された再生動画像信号に基づく縮小動画像信号
を含む操作画面信号を出力するステップ、(e)操作画面
信号に基づく操作画面に対する消去操作を受け付けるス
テップ、および(f) 消去操作に応答して再生動画像信号
を記録媒体から消去するステップを備える、動画像再生
方法である。
【0007】
【作用】この発明では、マルチ画面信号によって、複数
の縮小静止画像を含むマルチ画面が形成される。このマ
ルチ画面に対して所望の縮小静止画像を選択する旨の選
択操作を行うと、当該所望の縮小静止画像に対応する動
画像信号が記録媒体から再生される。そして、再生され
た動画像信号に基づく縮小動画像を含む操作画面が、操
作画面信号によって形成される。この操作画面に対して
任意の縮小動画像で表される再生動画像信号を消去する
旨の消去操作を行うと、当該再生動画像信号が記録媒体
から消去される。つまり、消去しようとする動画像信号
の内容を縮小動画像で確認した上で、当該動画像信号を
消去することができる。
【0008】この発明のある実施例では、操作画面に対
するプロテクト操作を受け付けるプロテクト操作受付手
段、および当該プロテクト操作に応答して再生動画像信
号にプロテクトを施すプロテクト手段をさらに備える。
【0009】この発明の他の実施例では、第2出力手段
を次のように構成する。すなわち、再生動画像信号に縮
小ズームを施して縮小動画像信号を生成する縮小ズーム
手段、縮小動画像信号に対応する窓信号を有するキャラ
クタ信号を発生する発生手段、および縮小動画像信号と
キャラクタ信号とを混合して操作画面信号を生成する混
合手段を含むものとする。
【0010】この場合、縮小ズーム手段は、縮小静止画
像と同じサイズの縮小動画像が表示されるズーム倍率で
縮小ズームを実行するようにするのが望ましい。すなわ
ち、マルチ画面上に表示される縮小静止画像のサイズ
と、操作画面上に表示される縮小動画像のサイズとを、
同じサイズとする。
【0011】さらに、操作画面に対する再生操作を受け
付ける再生操作受付手段、当該再生操作に応答して縮小
ズーム手段のズーム倍率を段階的に増加させる増加手
段、および再生操作に応答して窓信号によって形成され
る窓の面積を段階的に拡大する拡大手段をさらに備えて
もよい。すなわち、縮小動画像のサイズを徐々に大きく
するとともに、この縮小動画像に対応する窓の面積をも
徐々に大きくする。
【0012】なお、記録媒体としては、ディスク媒体を
用いることができる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、消去しようとする動
画像信号の内容を縮小動画像で確認することができるの
で、縮小静止画像のみから動画像信号の内容を理解する
という上述した従来技術とは異なり、当該動画像信号の
誤消去を確実に防止できるという効果がある。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1を参照して、この実施例のハードディス
クビデオレコーダ10は、テレビジョン放送番組を記録
(録画)/再生するための装置であり、当該テレビジョ
ン放送番組の電波を受信するための受信アンテナ12が
接続されるアンテナ入力端子T1を有している。受信ア
ンテナ12は、受信した電波を高周波の電気信号に変換
し、変換された高周波信号は、アンテナ入力端子T1を
介してチューナ回路14に入力される。チューナ回路1
4は、入力される高周波信号の中から任意のチャネルの
周波数成分を抽出する。いずれのチャネルの周波数成分
を抽出するかは、CPU(Central Processing Unit)
16から供給される選局指令に基づいて行われる。そし
て、チューナ回路14は、抽出した信号をアナログのテ
レビジョン信号に変換し、この変換後のテレビジョン信
号を録画処理回路18に入力する。
【0016】録画処理回路18は、入力されたテレビジ
ョン信号を1フィールド単位でYUVフォーマットに従
うディジタルの映像データ(厳密には音声データを含
む。)に変換する。さらに、録画処理回路18は、自身
が内蔵する動画圧縮回路20によって当該変換後の映像
データをMPEG(Motion Picture Expert Group)2
方式に従って圧縮(音声データについてはMPEG1オ
ーディオ方式またはMPEG2オーディオ方式に従って
圧縮)して、圧縮動画像データを生成する。この圧縮動
画像データは、CPU16の制御によってハードディス
ク22に転送され、記録される。
【0017】なお、CPU16は、操作キー24(また
は図示しないリモコンキー)を構成する図示しない選局
キーの操作に応じて上述した選局指令を生成する。そし
て、CPU16は、操作キー24を構成する図示しない
録画キーが押下されたときに、録画処理回路18による
処理後(動画圧縮回路20による圧縮後)の圧縮動画像
データをハードディスク22に転送し記録するという記
録動作を実行する。このとき、操作キー24を構成する
図示しない録画モード選択キーの操作によって動画圧縮
回路20による映像データの圧縮率を設定することがで
き、具体的には、低圧縮率の“高画質モード”,高圧縮
率の“長時間モード”およびこれら各モードの中間的な
圧縮率の“標準モード”という3つのモードから選択で
きる。この一連の記録動作は、操作キー24を構成する
図示しない停止キーを押下することで、停止する。
【0018】一方、操作キー24によって後述する所定
の再生操作が成されると、CPU16は再生動作に入
る。すなわち、CPU16は、ハードディスク22に対
して、再生対象となる番組の圧縮動画像データを順次再
生処理回路26に読み出すよう指示を与える。この指示
に従って再生処理回路26に読み出された圧縮動画像デ
ータは、当該再生処理回路26に内蔵された伸長回路2
8によって伸長され、これによって上述した1フィール
ド単位のYUVフォーマットに従う映像データが再現さ
れる。そして、この映像データは、CPU16の制御に
よってビデオメモリ30に一旦蓄積された後、可変スケ
ーラ32および混合回路34を介してエンコーダ38に
入力される。
【0019】エンコーダ36は、混合回路34から入力
される映像データをアナログのテレビジョン信号に変換
する。変換後のテレビジョン信号は、出力端子T2を介
して外部に出力される。よって、出力端子T2にテレビ
ジョン受像機などのモニタ装置50を接続すれば、当該
モニタ装置50の表示画面に再生映像(動画像)が映し
出される。この一連の再生動作を停止する場合も、上述
した停止キーを押下すればよい。
【0020】なお、再生動作中以外の状態では、モニタ
装置50の表示画面には現在受信中の番組の映像、いわ
ゆるライブ映像が映し出される。この場合、図には示さ
ないが、CPU16は、録画処理回路18による処理後
の映像データ(動画圧縮回路20による圧縮前の映像デ
ータ)を、ハードディスク22を介さずに直接、再生処
理回路26に入力する(ただし、伸長回路28は介さな
い)。
【0021】さらに、この実施例のハードディスクビデ
オレコーダ10は、OSD(On Screen Display)機能
を有しており、このOSD機能を実現するために上述し
たビデオメモリ30とは別個のOSDメモリ38を有し
ている。すなわち、選局初期設定や録画予約設定などの
各種設定を行うとき、CPU16は、各々の設定内容に
応じた設定画面をモニタ装置50の表示画面に表示する
べく、当該設定画面に応じたOSDデータをOSDメモ
リ38に書き込む。このOSDデータは、CPU16内
の図示しないメモリ領域に予め記憶されている。ただ
し、OSDデータは、RGBフォーマットに従うデータ
であるため、OSDメモリ38に書き込まれたOSDデ
ータは、YUV変換回路40によってYUVフォーマッ
トのデータに変換された後、混合回路34に入力され
る。
【0022】混合回路34は、YUV変換回路40から
入力されるOSDデータと、可変スケーラ32経由で入
力される映像データとを、互いに混合する。そして、こ
れらを混合した後のデータをエンコーダ36に入力す
る。これによって、ビデオメモリ30によって構成され
る画面、いわゆるビデオ面と、OSDメモリ38によっ
て構成される画面、いわゆるOSD面とを、互いに重ね
合わせた画面がモニタ装置50に表示される。具体的に
は、ビデオ面の映像(再生映像またはライブ映像)の上
に、OSD面の設定画面がオーバレイ表示される。オペ
レータは、この設定画面を見ながら操作キー24を操作
することで、選局初期設定や録画予約設定などの各種設
定を行うことができる。なお、ビデオ面とOSD面と
は、互いに同じサイズ(面積)である。
【0023】ところで、ハードディスク22内には、図
2に示すように、圧縮動画像データ以外にも、当該各圧
縮動画像データに個別に対応する複数のサムネイルデー
タも記録されている。なお、同図において、各圧縮動画
像データにかっこ([])書きで記してある番号は、ハ
ードディスク22に対して当該各圧縮動画像データが記
録された順番を表す。この順番は、各サムネイルデータ
にも付される。
【0024】サムネイルデータは、各々に対応する圧縮
動画像データのサムネイルを表示するためのデータであ
り、サムネイル生成回路42によって生成される。サム
ネイル生成回路42は、固定スケーラ44および静止画
圧縮回路46を含み、このうちの固定スケーラ44に対
してビデオメモリ30から映像データが入力される。固
定スケーラ44は、入力される映像データに基づく画像
のサイズがビデオ面のサイズの1/Mdにまで縮小され
るように当該映像データに対していわゆる縮小ズーム加
工を施し、加工後の映像データを静止画圧縮回路46に
入力する。なお、1/Mdという縮小率としては、1/
Md=1/8程度が適当である。静止画圧縮回路46
は、CPU16から圧縮指令が供給されたときに、その
時点で固定スケーラ44から入力される映像データをJ
PEG(Joint Photographic ExpertGroup)方式に従っ
て圧縮して、圧縮静止画像データを生成する。そして、
この圧縮静止画像データを、サムネイルデータとしてハ
ードディスク22に記録する。
【0025】なお、CPU16は、基本的に、各々の圧
縮動画像データについて初めて再生が行われたときに、
最初のフィールドから数えて所定フィールド目の映像デ
ータを基にサムネイルデータを生成するよう上述の圧縮
指令を発生する。ただし、再生中に操作キー24を構成
する図示しないポーズキーが押下された場合には、当該
ポーズキーが押下された時点で圧縮指令を発生する。つ
まり、ポーズキーを操作することで、再生映像の任意の
フィールドをサムネイルとして記録することができる。
【0026】さらに、CPU16には、EEPROM
(Electrically Erasable Programmable Read-Only Mem
ory)48が接続されており、このEEPROM48に
は、図3に示すような録画テーブルが格納されている。
同図に示すように、録画テーブル48には、ハードディ
スク22に記録されている各圧縮動画像データに関する
諸情報が記録されており、具体的には、ハードディスク
22への記録順(No.)を基準として、チャネル(C
H),録画日,録画開始時刻,録画時間,録画モード,
ジャンルおよびプロテクトの有無に関する情報が記録さ
れている。
【0027】このうち、録画日,録画開始時刻および録
画時間については、CPU16に接続されている図示し
ないタイマ回路(RTC:Real Time Clock)から与え
られる時刻情報に基づいて求められる。ジャンルについ
ては、操作キー24の操作によって任意に入力すること
ができるが、この発明の本旨に直接関係するものではな
いので、ここでは詳しい説明を省略する。そして、プロ
テクトは、圧縮動画像データを消去不可とするためのい
わゆる保護マーカであり、当該プロテクトが有効とされ
ている(つまりプロテクトが掛けられている)圧縮動画
像データには“1”が入力され、プロテクトが無効とさ
れている(つまりプロテクトが掛けられていない)圧縮
動画像データには“0”が入力される。このプロテクト
を有効または無効とする手順については、後述する。
【0028】さて、上述した所定の再生操作は、操作キ
ー24を構成するメニューキー24aを押下することか
ら始まる。すなわち、メニューキー24aを押下する
と、CPU16は、モニタ装置50の表示画面に図4
(c)に示すようなメニュー画面を表示するよう、ビデ
オメモリ30,可変スケーラ32およびOSDメモリ3
8を制御する。
【0029】具体的には、OSDメモリ38に対して、
図4(a)に示すようなOSD面を構成するようOSD
データを書き込む。このOSD面によれば、各々透過色
とされた複数の矩形の窓52,52,・・・がマトリク
ス状に表示される(同図では、6つの窓52,52,・
・・が横3列縦2行に表示される)。そして、各窓5
2,52,・・・の下方に見出し番号(同図では、
“1”〜“6”の番号)54が表示される。この見出し
番号54は、各々の圧縮映像データの記録順(図3の録
画リスト48における“No.”欄の数値)に対応する。
さらに、いずれか1つの窓(ここでは左上方の窓)52
の外周を囲むように、当該窓52よりも一回り大き目の
矩形のカーソル56が表示される。なお、各々の窓52
のサイズは、OSD面(換言すればビデオ面)全体の1
/Mdのサイズとされている。また、各窓52,52,
・・・以外の部分は、不透過色とされており、詳しくは
各見出し番号54,54,・・・およびカーソル56
(いわゆるキャラクタ部分)は白色で表され、それ以外
の背景部分は青色(いわゆるブルーバック)で表され
る。
【0030】一方、ビデオメモリ30については、ハー
ドディスク22から上述したサムネイルデータをOSD
面の窓52の数だけ再生処理回路26経由で読み出す。
そして、この読み出したサムネイルデータ(厳密には、
伸長回路28による伸長後のサムネイルデータ)に基づ
いて、図4(b)に示すように、OSD面における各窓
52,52,・・・の配置に合わせて6つのサムネイル
58,58,・・・を横3列縦2行に表示する。このと
き、各々の窓52に付された見出し番号54と、当該窓
52に合わせて配置されるサムネイル58に対応する圧
縮動画像データの記録順とが、互いに一致するようによ
うに、各サムネイル58,58,・・・を割り当てる。
【0031】可変スケーラ32は、ビデオ面に展開され
る画像がモニタ装置50の表示画面に表示されるときの
サイズおよび位置を任意に変更するものであり、図5に
示すように、サイズについては任意の縮小率1/Ms
(0<Ms≦1)で縮小ズームすることができる。位置
については、画像の左上隅を基点とし、モニタ装置50
の表示画面上における当該基点の座標(Xs,Ys)を任
意に設定することで変更できる。このようにして画像の
サイズおよび表示位置を任意に変更する技術は、公知の
技術であるので、ここではこの技術に関する詳しい説明
を省略する。かかる可変スケーラ32については、メニ
ュー画面を表示する上で、CPU16は、縮小率1/M
sを“1/1”とし、基点の座標(Xs,Ys)を“(0,
0)”とするよう制御する。この場合、可変スケーラ3
2は、言わばスルー状態となり、ビデオメモリ30から
入力されるデータをそのまま混合回路34に向けて出力
する。
【0032】このようにビデオメモリ30,可変スケー
ラ32およびOSDメモリ38を制御することによっ
て、図4(c)のメニュー画面が表示される。すなわ
ち、横3列縦2行にマルチ表示された6つの窓52,5
2,・・・の枠内に各々個別に6つのサムネイル58,
58,・・・が表示されるとともに、各々のサムネイル
58の下方に見出し番号54が表示される。そして、い
ずれか1つのサムネイル58の外周を囲むようにカーソ
ル56が表示される。
【0033】カーソル56は、再生対象となる映像を選
択するためのもので、操作キー24を構成する矢印キー
24bを操作することによって移動させることができ
る。すなわち、メニュー画面が表示されている状態で矢
印キー24bを押下すると、CPU16は、当該矢印キ
ー24bによって指定された方向(上下左右のいずれか
の方向)に向けてカーソル56を移動させるように、O
SDメモリ38を制御する。ただし、メニュー画面から
外れる方向へはカーソル56を移動させることはできな
い。
【0034】このメニュー画面において、カーソル56
によっていずれかのサムネイル52を選択した状態(こ
こでは図4(c)の状態)で、操作キー24を構成する
決定キー24dc押下したとする。すると、CPU16
は、モニタ装置50の画面表示を、メニュー画面表示か
ら図6(c)に示す操作画面表示に遷移させる。
【0035】具体的には、OSDメモリ38に対して、
図6(a)に示すようなOSD面を構成するためのOS
Dデータを書き込む。すなわち、上述した図4(a)に
おいて左上方隅にある窓52と同じ大きさの窓60を当
該窓52と同じ位置に表示するとともに、この窓60の
右側に所定のキャラクタ62〜74を表示する。
【0036】各キャラクタ62〜74のうち、最も上方
に表示される矩形の枠付のキャラクタ62は、サムネイ
ル58に対応する圧縮動画像データの記録順を表す。そ
して、この記録順を表すキャラクタ62の下方に、チャ
ネル,録画モードおよびジャンルを表すキャラクタ6
4,66および68を表示し、これらのキャラクタ6
4,66および68の下方に、録画日を表すキャラクタ
70を表示する。さらに、このキャラクタ70の下方
に、録画開始時刻および録画時間を表すキャラクタ72
および74を表示する。そして、水平方向に沿う仕切り
線76を挟んで、OSD面の下側に“再生”,“消
去”,“プロテクト”および“戻る”というキャラクタ
78,80,82および84を表示し、これらのキャラ
クタ78〜84のいずれかを囲むように矩形のカーソル
86を表示する。なお、この操作画面においても、窓6
0,各キャラクタ62〜84およびカーソル86は白色
で表され、背景部分はブール−バックで表示される。
【0037】一方のビデオメモリ30については、選択
されたサムネイル52に対応する圧縮動画像データをハ
ードディスク22から再生処理回路26に読み出し、こ
の読み出した圧縮動画像データを伸長回路28で伸長す
ることによって映像データを再現する。そして、この再
現した映像データをビデオメモリ30に書き込むこと
で、図6(b)に示すように、ビデオ面全体に再生映像
(動画像)88を展開する。この時点から再生動作が開
始される。
【0038】そして、可変スケーラ32については、ビ
デオ面に展開された再生映像88がOSD面における窓
60の枠内に収まるように、当該再生映像88のサイズ
を縮小するとともに、当該縮小された再生映像88の表
示位置を設定する。具体的には、縮小率1/Msを“1
/Md”とし、基点(Xs,Ys)を“(Xd,Yd)”とす
る。ここで、“(Xd,Yd)”とは、窓60の基点(X
w,Yw)の初期値である。
【0039】このようにビデオメモリ30,可変スケー
ラ32およびOSDメモリ38を制御することによっ
て、図6(c)の操作画面がモニタ装置50に表示され
る。すなわち、画面の左上方に再生映像88が縮小表示
されるとともに、この縮小表示された再生映像88の右
側に当該再生映像88に関する詳細な情報を表すキャラ
クタ62〜74が表示される。そして、画面の下側に、
“再生”,“消去”,“プロテクト”および“戻る”と
いう処理の内容を表すキャラクタ78〜84が表示さ
れ、これら各キャラクタ78〜84のいずれかを囲むよ
うにカーソル86が表示される。
【0040】カーソル86は、“再生”,“消去”,
“プロテクト”および“戻る”という処理のいずれかを
任意に選択するためのもので、この選択は上述した矢印
キー24bおよび決定キー24cの操作による。たとえ
ば、矢印キー24bの操作によって“再生”というキャ
ラクタ78を囲むようにカーソル86を移動させた状態
で決定キー24cを押下すると、当該“再生”という処
理が選択される。この場合、CPU16は、OSDメモ
リ38および可変スケーラ32に対して次のような制御
を行う。
【0041】すなわち、OSDメモリ38については、
図7(a)に示すように、窓60の基点(Xw,Yw)を
OSD面の基点“(0,0)”に向けて段階的に移動さ
せる。これと同時に、窓60のサイズを段階的に大きく
し、つまりOSD面のサイズに対する当該窓60のサイ
ズの縮小率1/Mwを上述した“1/Md”という初期の
縮小率から“1/1”になるまで段階的に変化させる。
なお、窓60の基点(Xw,Yw)がOSD面の基点
“(0,0)”に到達したとき、同時に縮小率1/Mwが
“1/1”となり、つまりOSD面全体が透過色となる
ように、これら基点(Xw,Yw)および縮小率1/Mwを
変化させる。
【0042】一方、可変スケーラ32については、図7
(b)の如くビデオ面全体に展開された再生映像88
が、図7(a)のOSD面における窓60の枠内に収ま
るように、当該再生映像88のサイズおよび位置を変化
させる。すなわち、上述した縮小率1/Msを“1/M
w”とするとともに、基点(Xs,Ys)を“(Xw,Y
w)”とする。
【0043】このようにOSDメモリ38および可変ス
ケーラ32を制御することで、図7(c)に示すよう
に、モニタ装置50に表示される再生映像88のサイズ
が時間の経過とともに徐々に大きくなる。そして、最終
的には、モニタ装置50の画面全体に再生映像88が表
示される。この実施例では、操作画面において“再生”
という処理を選択してから(つまり決定キー24cを押
下してから)再生映像88のサイズが最大となるまで、
約3〜5[s]の時間が掛かるようにしている。勿論、こ
の時間は、任意に設定することができる。
【0044】一方、図6(c)の操作画面において、
“消去”を選択すると(詳しくは、矢印キー24bの操
作によって“消去”というキャラクタ80を囲むように
カーソル86を移動させた状態で決定キー24cを押下
すると)、CPU16は、当該操作画面に表示されてい
る再生映像88の圧縮動画像データおよびこれに対応す
るサムネイルデータをハードディスク22から消去す
る。これと同時に、CPU16は、録画テーブル48か
ら当該圧縮動画像データに関する諸情報を消去するとと
もに、当該消去後の録画テーブル48の記録内容を整理
(更新)する。そして、この更新後の録画テーブル48
の記録内容に基づいて改めて図4(c)のメニュー画面
を表示するよう、CPU16は、ビデオメモリ30およ
びOSDメモリ38を制御する。
【0045】ただし、消去しようとする圧縮動画像デー
タに上述したプロテクタが掛けられている場合には、C
PU16は、その旨(つまりプロテクタが有効であるた
めに圧縮動画像データを消去できない旨)を表すメッセ
ージをモニタ装置50に表示する。そして、このメッセ
ージの表示後、改めてメニュー画面を表示するよう、ビ
デオメモリ30およびOSDメモリ38を制御する。
【0046】さらに、図6(c)の操作画面において、
“プロテクト”(キャラクタ82)を選択すると、CP
U16は、当該操作画面に表示されている再生映像88
の圧縮動画像データに対してプロテクタを掛ける。具体
的には、録画リスト48内の当該圧縮画像データに関す
る“プロテクト”欄に、“1”を記録する。そして、こ
のプロテクト処理後、CPU16は、改めてメニュー画
面を表示するよう、CPU16は、ビデオメモリ30お
よびOSDメモリ38を制御する。
【0047】なお、メニュー画面で選択したサムネイル
52に対応する圧縮動画像データに既にプロテクトが掛
けられている場合には、図6(c)に矩形の点線90で
示すように、操作画面の右上方の部分にプロテクトが有
効である旨のマーク(たとえば“PROTECT”というキャ
ラクタ)が表示される。勿論、このキャラクタ90は、
OSDメモリ38上に書き込まれる。そして、かかるプ
ロテクトが有効である圧縮動画像データについて、操作
画面上で“プロテクト”を選択した場合は、当該プロテ
クトが解除され、すなわち無効とされる。
【0048】そして、図6(c)の操作画面において、
“戻る”(キャラクタ84)を選択すると、CPU16
は、モニタ装置50の画面表示を当該操作画面が表示さ
れる前の状態、すなわちメニュー画面に戻すよう、ビデ
オメモリ30およびOSDメモリ38を制御する。
【0049】なお、メニュー画面または操作画面におい
て、メニューキー24aを押下した場合、CPU16
は、図8(a)に示すようにOSD面全体を透過色とす
るとともに、図8(b)に示すようにビデオ面全体にラ
イブ映像を表示するように、OSDメモリ38およびビ
デオメモリ30を制御する。これと同時に、CPU16
は、可変スケーラ32をスルー状態とする。これによっ
て、モニタ装置50の表示画面には、図8(c)に示す
ように当該画面全体にわたってライブ映像が映し出され
る。
【0050】このようにして図4(c)のメニュー画面
および図6(c)の操作画面を表示させるとともに、こ
れらの画面を用いての各処理を実現するために、CPU
16は、上述したメモリ領域内に記憶されている制御プ
ログラムに従って図9〜図12のフロー図で示される各
処理を実行する。なお、これらの処理に入る前に、モニ
タ装置50の表示画面には、図8(c)に示すようにラ
イブ映像が表示されているものとする。
【0051】図9を参照して、メニューキー24aが押
下されると、CPU16は、ステップS1に進み、OS
D面に対して図4(a)に示す画面、いわゆるメニュー
用画面を表示する(厳密には、当該メニュー用画面を表
示するためのOSDデータをOSDメモリ38に書き込
む)。そして、CPU16は、ステップS3においてE
EPROM48内の録画リストを参照し、この参照結果
に基づいて、ステップS5においてハードディスク22
からサムネイルデータを読み出す。そして、この読み出
したサムネイルデータに基づいて、ステップS7におい
て図4(b)に示すようにビデオ面に複数のサムネイル
58,58,・・・をマルチ表示する(厳密には、当該
マルチ表示するための映像データをビデオメモリ30に
書き込む)。これによって、モニタ装置50の表示画面
に、図4(c)のメニュー画面が表示される。
【0052】メニュー画面の表示後、CPU16、ステ
ップS9に進み、操作キー24によって何らかの操作が
成されるのを待機する。そして、何らかの操作が成され
ると、CPU16は、ステップS11に進み、当該操作
の内容を判別する。
【0053】このステップS11において、矢印キー2
4bが押下されたと判断すると、CPU16は、ステッ
プS13に進み、OSD面において当該矢印キー24c
で指定された方向に向けてカーソル56を移動させた
後、ステップS9に戻る。
【0054】一方、メニューキー24aが押下されたと
判断すると、CPU16は、ステップS15に進む。そ
して、このステップS15において、OSD面全体を透
過色とするとともに、ステップS17において、ビデオ
面にライブ映像を表示して、このフロー図で示される一
連の処理を終了する。
【0055】また、ステップS11において、決定キー
24cが押下されたと判断すると、CPU16は、図1
0のステップS19に進む。そして、このステップS1
9において、図4(c)のメニュー画面で選択されたサ
ムネイル58に対応する圧縮動画像データに関する諸情
報を録画リスト48から読み出し、この読み出した情報
に基づいて、ステップS21においてOSD面に図6
(a)に示す画面、いわゆる操作用画面を表示する。
【0056】さらに、CPU16は、ステップS23に
おいて、可変スケーラ32の基点(Xs,Ys)を“(X
d,Yd)”とし、縮小率1/Msを“1/Md”とする。
そして、ステップS25において、図4(c)のメニュ
ー画面で選択されたサムネイル58に対応する圧縮動画
像データの読み出しを開始し、ステップS27におい
て、図6(b)に示すようにビデオ面に対して当該読み
出した圧縮動画像データに基づく動画像(再生映像)を
展開する。これによって、モニタ装置50の表示画面
に、図6(c)に示す操作画面が表示される。
【0057】この操作画面の表示後、CPU16は、ス
テップS29に進み、操作キー24によって何らかの操
作が成されるのを待機する。そして、何らかの操作が成
されると、CPU16は、ステップS31に進み、当該
操作の内容を判別する。
【0058】ここで、矢印キー24bが押下されると、
CPU16は、ステップS33に進む。そして、OSD
面において当該矢印キー24cの操作に従ってカーソル
86を移動させた後、ステップS29に戻る。
【0059】一方、メニューキー24aが押下される
と、CPU16は、ステップS35に進む。そして、こ
のステップS35において、可変スケーラ32の基点
(Xs,Ys)を“(0,0)”とし、縮小率1/Msを
“1/1”とすることで、当該可変スケーラ32をスル
ー状態とした後、図9のステップS15に進む。
【0060】さらに、ステップS31において“再生”
が選択されたとすると、CPU16は、図11のステッ
プS37に進む。このステップS37において、CPU
16は、図6(a)に示すOSD面の窓60のみを残
し、キャラクタ62〜74などの他の部分を消去する。
そして、ステップS39において、図7(a)に示すよ
うにOSD面の窓60の基点(Xw,Yw)を“(0,
0)”に向けて1段階移動させる。そして、ステップS
41において、当該窓60の縮小率1/Mwを1段階ア
ップさせる(つまり、Mwを小さくする)。
【0061】そして、ステップS43において、可変ス
ケーラ32の基点(Xs,Ys)をOSD面における窓6
0の基点(Xw,Yw)に合わせると共に、ステップS4
5において、可変スケーラ32の縮小率1/Msを当該
窓60の縮小率1/Mwに合わせる。
【0062】このようにしてOSD面における窓60に
応じて可変スケーラ32の基点(Xs,Ys)および縮小
率1/Msを制御した後、CPU16は、ステップS4
7に進む。そして、このステップS47において、可変
スケーラ32の拡大作業が完了したか否かを判断し、詳
しくは基点(Xs,Ys)が“(0,0)”に到達するとと
もに、縮小率1/Msが1/1になったか否かを判断す
る。ここで、当該拡大作業が完了していない(つまり、
基点(Xs,Ys)が“(0,0)”に到達しておらず、縮
小率1/Msが1/1になっていない)と判断すると、
CPU16は、ステップS49に進み、所定時間(数十
[ms]程度)待機した後、ステップS39に戻る。一方、
拡大作業が完了した(つまり、基点(Xs,Ys)が
“(0,0)”に到達し、かつ縮小率1/Msが1/1に
なった)と判断すると、CPU16は、ステップS51
に進む。
【0063】ステップS51においては、CPU16
は、現在再生中の映像を最後まで再生し終えたか否か、
若しくは上述した停止キーが押下されたか否かを判断す
る。ここで、現在再生中の映像を最後まで再生し終える
か、若しくは停止キーが押下されると、CPU16は、
ステップS53に進む。そして、このステップS53に
おいて、再生動作を停止した後、再度、メニュー画面を
表示するべく、図9のステップS1に戻る。
【0064】さらに、図10のステップS31(図6
(c)の操作画面)において、“消去”が選択されたと
判断すると、CPU16は、図12のステップS55に
進む。このステップS55において、CPU16は、消
去しようとする圧縮動画像データのプロテクトが有効で
あるか否かを判断する。ここで、プロテクトが有効であ
る場合、CPU16は、ステップS57に進み、当該圧
縮動画像データを消去することができない旨のメッセー
ジを表示する(厳密には、このメッセージを表示するた
めのOSDデータをOSDメモリ38に書き込む)。こ
のメッセージの表示後、CPU16は、ステップS59
に進み、可変スケーラ32をスルー状態とした後、改め
てメニュー画面を表示するべく、図9のステップS1に
戻る。
【0065】一方、ステップS55において、プロテク
トが無効であると判断した場合、CPU16は、ステッ
プS61に進む。そして、このステップS61におい
て、消去しようとする圧縮動画像データおよびこれに対
応するサムネイルデータをハードディスク22から消去
すると共に、当該圧縮動画像データに関する諸情報を録
画リスト48から消去する。そして、ステップS63に
おいて、録画リスト48の内容を更新した後、ステップ
S59に進む。
【0066】また、図10のステップS31において、
“プロテクト”が選択されたと判断すると、CPU16
は、図12のステップS65に進む。このステップS6
5において、CPU16は、圧縮動画像データのプロテ
クトが有効であるか否かを判断する。ここで、プロテク
トが有効である場合、CPU16は、ステップS67に
進み、当該プロテクトを解除し、つまり無効とした後、
ステップS63に進む。一方、プロテクトが無効である
場合、CPU16は、ステップS69に進み、当該プロ
テクトを設定し、つまり有効とした後、ステップS63
に進む。
【0067】なお、図10のステップS31において、
“戻る”が選択された場合、CPU16は、改めてメニ
ュー画面を表示するべく、図12のステップS59にお
いて可変スケーラ32をスルー状態とした後、図9のス
テップS1に戻る。
【0068】以上のように、この実施例によれば、任意
の圧縮動画像データを消去するには、メニューキー24
aを押下することによってメニュー画面を表示させ、さ
らに当該メニュー画面において消去しようとする圧縮動
画像データに対応するサムネイル58を選択することで
操作画面を表示させる必要がある。この操作画面におい
ては、消去しようとする圧縮動画像データに基づいて縮
小された再生映像88が表示されるので、当該再生映像
88から消去しようとする圧縮動画像データの内容を確
認することができる。したがって、誤って別の圧縮動画
像データを消去してしまうという誤操作を防止すること
ができる。
【0069】また、再生時も同様に、操作画面上に表示
される縮小再生映像88から再生しようとする圧縮動画
像データの内容を確認できるので、所望の圧縮動画像デ
ータを確実に再生することができる。
【0070】さらに、各々の圧縮動画像データには、個
別にプロテクトを掛けることができるので、当該圧縮動
画像データの誤消去をより確実に防止することができ
る。
【0071】また、再生時に、可変スケーラ32によっ
て再生映像のサイズを変化させることで、当該再生映像
の表示形態に面白みを与えている。この可変スケーラ3
2の制御パターンをいくつか用意しておけば、より多彩
な表示形態を実現することができる。
【0072】なお、この実施例では、録画/再生可能な
ハードディスクビデオレコーダ10にこの発明を適用す
ることについて説明したが、これに限らない。たとえ
ば、再生専用の装置にこの発明を適用してもよい。ま
た、ハードディスク22に代えてDVD(Digital Vers
atile Disc)などの他の記録媒体を採用する装置に、こ
の発明を適用してもよい。
【0073】そして、図6(c)に示す操作画面におい
て“再生”を選択した後、窓60および再生映像88の
両方のサイズおよび位置を変化させるようにしたが、こ
れに限らない。たとえば、OSD面については全面透過
色とし、再生映像88についてのみ可変スケーラ32に
よってサイズおよび位置を変化させるようにしてもよ
い。ただし、この場合、モニタ装置50の表示画面上で
は、再生映像88以外の部分は黒色表示となる。
【0074】さらに、動画圧縮回路20による映像デー
タの圧縮方式としてMPEG2方式を採用したが、モー
ションJPEG(Motion JPEG)方式などの他の圧縮方
式を採用してもよい。また、サムネイル生成回路42の
静止画圧縮回路46による映像データの圧縮方式として
JPEG方式を採用したが、GIF(Graphics Interch
ange Format)方式などの他の圧縮方式を採用してもよ
い。
【0075】また、OSDメモリ38については、RG
Bフォーマット対応としたが、YUVフォーマット対応
のメモリで構成してもよい。この場合、YUV変換回路
38は不要となるが、OSDデータをYUVフォーマッ
トで作成する必要がある。
【0076】そして、メニュー画面において、6つのサ
ムネイル58,58,・・・(窓52,52,・・・)
を一覧表示するようにしたが、6以外の数のサムネイル
58を表示するようにしてもよい。また、1つの画面に
全てのサムネイル58を表示することができない場合に
は、たとえばカーソル56の移動に応じて画面をスクロ
ールさせることで、全てのサムネイル58を順次表示さ
せるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るハードディスクビデ
オレコーダの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるハードディスク内の構成
を概念的に示す図解図である。
【図3】図1の実施例における録画リストの記録内容を
概念的に示す図解図である。
【図4】図1の実施例において、メニュー画面の構成を
概念的に示す図解図である。
【図5】図1の実施例における可変スケーラの動作の概
念を示す図解図である。
【図6】図4のメニュー画面において或るサムネイルを
選択した後に表示される操作画面の構成を概念的に示す
図解図である。
【図7】図6の操作画面において“再生”を選択した後
の表示画面の遷移状態を示す図解図である。
【図8】図1の実施例において、ライブ映像を表示して
いるときの画面の構成を概念的に示す図解図である。
【図9】図1の実施例におけるCPUの動作を示すフロ
ー図である。
【図10】図9に続くフロー図である。
【図11】図10に続くフロー図である。
【図12】図10に続く図11とは別のフロー図であ
る。
【符号の説明】
16…CPU 22…ハードディスク 24…操作キー 30…ビデオメモリ 32…可変スケーラ 38…OSDメモリ 42…サムネイル生成回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された複数の動画像信号に
    個別に対応する複数の縮小静止画像信号を含むマルチ画
    面信号を出力する第1出力手段、 前記マルチ画面信号に基づくマルチ画面に対する所望の
    縮小静止画像の選択操作を受け付ける選択操作受付手
    段、 前記選択操作に応答して前記所望の縮小静止画像に対応
    する動画像信号を前記記録媒体から再生する再生手段、 前記再生手段によって再生された再生動画像信号に基づ
    く縮小動画像信号を含む操作画面信号を出力する第2出
    力手段、 前記操作画面信号に基づく操作画面に対する消去操作を
    受け付ける消去操作受付手段、および前記消去操作に応
    答して前記再生動画像信号を前記記録媒体から消去する
    消去手段を備える、動画像再生装置。
  2. 【請求項2】前記操作画面に対するプロテクト操作を受
    け付けるプロテクト操作受付手段、および前記プロテク
    ト操作に応答して前記再生動画像信号にプロテクトを施
    すプロテクト手段をさらに備える、請求項1記載の動画
    像再生装置。
  3. 【請求項3】前記第2出力手段は、前記再生動画像信号
    に縮小ズームを施して前記縮小動画像信号を生成する縮
    小ズーム手段、前記縮小動画像信号に対応する窓信号を
    有するキャラクタ信号を発生する発生手段、および前記
    縮小動画像信号と前記キャラクタ信号とを混合して前記
    操作画面信号を生成する混合手段を含む、請求項1また
    は2記載の動画像再生装置。
  4. 【請求項4】前記縮小ズーム手段は前記縮小静止画像と
    同じサイズの縮小動画像が表示されるズーム倍率で前記
    縮小ズームを実行する、請求項3記載の動画像再生装
    置。
  5. 【請求項5】前記操作画面に対する再生操作を受け付け
    る再生操作受付手段、 前記再生操作に応答して前記縮小ズーム手段のズーム倍
    率を段階的に増加させる増加手段、および前記再生操作
    に応答して前記窓信号によって形成される窓の面積を段
    階的に拡大する拡大手段をさらに備える、請求項3また
    は4記載の動画像再生装置。
  6. 【請求項6】前記記録媒体はディスク媒体である、請求
    項1ないし5のいずれかに記載の動画像再生装置。
  7. 【請求項7】(a) 記録媒体に記録された複数の動画像信
    号に個別に対応する複数の縮小静止画像信号を含むマル
    チ画面信号を出力するステップ、 (b) 前記マルチ画面信号に基づくマルチ画面に対する所
    望の縮小静止画像の選択操作を受け付けるステップ、 (c) 前記選択操作に応答して前記所望の縮小静止画像に
    対応する動画像信号を前記記録媒体から再生するステッ
    プ、 (d) 前記ステップ(c)において再生された再生動画像信
    号に基づく縮小動画像信号を含む操作画面信号を出力す
    るステップ、 (e) 前記操作画面信号に基づく操作画面に対する消去操
    作を受け付けるステップ、および (f) 前記消去操作に応答して前記再生動画像信号を前記
    記録媒体から消去するステップを備える、動画像再生方
    法。
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