JP2003244249A - 複数のネットワークを用いた高速ファイル転送方法及びそのシステム、該システムを構成する端末装置及びその制御方法 - Google Patents

複数のネットワークを用いた高速ファイル転送方法及びそのシステム、該システムを構成する端末装置及びその制御方法

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JP2003244249A
JP2003244249A JP2002039036A JP2002039036A JP2003244249A JP 2003244249 A JP2003244249 A JP 2003244249A JP 2002039036 A JP2002039036 A JP 2002039036A JP 2002039036 A JP2002039036 A JP 2002039036A JP 2003244249 A JP2003244249 A JP 2003244249A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のダイヤルアップやプロキシサーバ等を
利用した単独経路のみによるインターネット経由のファ
イル転送に比較して、高速なファイル転送を実現するこ
とができるPANを用いた高速ファイル転送方法及びそ
のシステム、該システムを構成する端末装置及びその制
御方法を提供する。 【解決手段】 インターネットと通信接続するインター
ネット接続手段と、ローカルネットワークと通信接続す
るローカルネットワーク接続手段との両接続手段を併せ
持つ複数の携帯電話2-6を有するファイル転送システム
で、1つの携帯電話2にインターネット経由のファイル
転送要求がなされた場合に、所望のファイルの転送を、
ローカルネットワーク接続手段を使って複数の携帯電話
2-6に振り分け、ファイル転送を振り分けられた複数の
携帯2-6のそれぞれが個別にインターネット接続手段を
用いてファイルの転送を実施した後、転送されたファイ
ルをファイル転送要求を受けた携帯電話2に集めて、所
望のファイルを再構築することによってファイルの転送
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE802.
11やBluetooth等の通信手段によるPAN(Personal Area
Network)接続機能とダイアルアップ接続等の通信手段
によるインターネット接続機能など、複数のネットワー
クへのアクセス機能を持つ端末を複数利用した高速ファ
イル転送方法及びそのシステム、該システムを構成する
端末装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話などの端末機器は、イン
ターネットからファイル転送を行う際、自身の有するPI
AFS(PHS internet access forum standard)やGSM(groba
l system for mobile communications)と言った通信手
段を利用してダイヤルアップ接続し、PPP(point to poi
nt protocol)を用いて転送を行うことが一般的である。
又、ノートパソコン(PC:personal computer)やPDA(pers
onal digital assistants)等の端末が、屋外でインター
ネット接続する際も、一般的に前記携帯電話等を経由し
てのダイヤルアップ接続が行われている。これに対し、
オフィス等の環境下では、LAN(Local Area Network)やP
AN(Personal Area Network)を構築することが一般的で
あり、この様な環境からインターネットに接続するため
には、ゲートウェイとして機能し高速なインターネット
アクセスが可能なプロキシ・サーバを定義し、同サーバ
を経由してインターネット接続することが一般に行われ
ている。
【0003】又、インターネットを用いてファイル転送
を行う際、専用線やケーブルモデム、ADSL(asymmetric
digital subscriber line)等のMbpsオーダーの比較的
高速な媒体を用いて接続している場合は、高速なファイ
ル転送が可能であるが、サーバ側のスループットの問題
から、一接続あたりの許容スループットがサーバ側で制
限されている場合がある。このような場合に、サーバ側
のチャンネル当たりのスループット制限を回避して高速
なファイル転送を実現するため、サーバに論理的に多チ
ャンネル接続しているように見せかけ、所望のファイル
を各チャンネルに分割して転送する様なプログラムが用
いられている。ただし、この場合も、物理的には単一の
接続を用いて、論理的に多チャンネル接続しているよう
にサーバに見せかけている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たダイヤルアップ接続の従来例では、インターネットフ
ァイル転送を行う場合、ダイヤルアップ接続の回線速度
によって、ファイル転送速度が制限されてしまうという
不具合が生じる。この不具合は、ダイヤルアップ接続通
信速度がKbpsオーダーである携帯電話等の無線端末で
は、特に深刻な問題である。
【0005】本発明に係わる第1の目的は、複数のネッ
トワークへのアクセス機能を持つ端末を複数台使用し
て、ファイル転送速度を向上させることである。
【0006】本発明に係わる第2の目的は、第1の発明
による高速ファイル転送の恩恵を、単一のネットワーク
へのアクセス機能のみを有する端末にも与えることであ
る。
【0007】本発明に係わる第3の目的は、ファイルを
分割転送する際のトータルのファイル転送時間を最短化
することである。
【0008】本発明に係わる第4の目的は、所望のファ
イル転送を行う際、ファイルを所有するサーバのファイ
ル分割送信機能の有無を確認し、その情報によってファ
イル転送方法を変更することである。
【0009】本発明に係わる第5の目的は、本発明を実
現するに当たり、ファイル分割機能を有したファイルサ
ーバは、一般的ではないため、そのような環境下におい
てもファイル分割を効率よく実施し、高速ファイル転送
を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファイル転送システムは、インターネット
と通信接続するインターネット接続手段と、ローカルネ
ットワークと通信接続するローカルネットワーク接続手
段との両接続手段を併せ持つ複数の端末機器を有するフ
ァイル転送システムであって、第1端末機器にインター
ネット経由のファイル転送要求がなされた場合に、所望
のファイルの転送を、前記ローカルネットワーク接続手
段を使って前記複数の端末機器に振り分けるファイル転
送振分手段と、ファイル転送を振り分けられた前記複数
の端末機器のそれぞれが個別にインターネット接続手段
を用いてファイルの転送を実施した後、転送されたファ
イルを前記第1端末機器に集めて、前記所望のファイル
を再構築することによって、前記所望のファイルの転送
を行うファイル転送実行手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】又、本発明のファイル転送方法は、インタ
ーネットと通信接続するインターネット接続手段と、ロ
ーカルネットワークと通信接続するローカルネットワー
ク接続手段との両接続手段を併せ持つ複数の端末機器を
有するファイル転送システムにおけるファイル転送方法
であって、第1端末機器にインターネット経由のファイ
ル転送要求がなされた場合に、所望のファイルの転送
を、前記ローカルネットワーク接続手段を使って前記複
数の端末機器に振り分けるファイル転送振分ステップ
と、ファイル転送を振り分けられた前記複数の端末機器
のそれぞれが個別にインターネット接続手段を用いてフ
ァイルの転送を実施するファイル転送実施ステップと、
転送されたファイルを前記第1端末機器に集めて、前記
所望のファイルを再構築するファイル再構築ステップと
を備えることを特徴とする。
【0012】又、本発明の端末機器は、第1のネットワ
ークを介してファイルを第2のネットワークの端末機器
に転送するファイル転送システムで使用される端末機器
であって、前記第1のネットワークと通信接続する第1
のネットワーク接続手段と、第2のネットワークと通信
接続する第2のネットワーク接続手段と、第1のネット
ワーク経由のファイル転送要求がなされた場合に、所望
のファイルの転送を、前記第2のネットワーク接続手段
を使って複数の端末機器に振り分けるファイル転送振分
手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】又、本発明の端末機器は、第2のネットワ
ークを介した他の端末機器からの問合わせに応答して、
ファイル転送の振り分けが可能か否かを返信する振分可
否応答手段と、第2のネットワークを介した他の端末機
器からのファイル転送の振分指示に従って、ファイルを
第1のネットワークを介して受信するファイルアクセス
手段と、第2のネットワークを介した他の端末機器から
のファイル収集要求に応答して、前記第1のネットワー
クを介して受信したファイルを前記他の端末機器に送信
するファイル送信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】又、本発明の端末機器の制御方法は、第1
のネットワークを介してファイルを第2のネットワーク
の端末機器に転送するファイル転送システムで使用され
る端末機器の制御方法であって、第1のネットワーク経
由のファイル転送要求がなされた場合に、所望のファイ
ルの転送を、第2のネットワークを介して複数の端末機
器に振り分けるファイル転送振分ステップと、前記複数
の端末機器が前記第1のネットワークを介して受信した
ファイルを第2のネットワークを介して集めて、前記所
望のファイルを再構築するファイル再構築ステップとを
備えることを特徴とする。
【0015】又、本発明の端末機器の制御方法は、第2
のネットワークを介した他の端末機器からの問合わせに
応答して、ファイル転送の振り分けが可能か否かを返信
する振分可否応答ステップと、第2のネットワークを介
した他の端末機器からのファイル転送の振分指示に従っ
て、ファイルを第1のネットワークを介して受信するフ
ァイルアクセスステップと、第2のネットワークを介し
た他の端末機器からのファイル収集要求に応答して、前
記第1のネットワークを介して受信したファイルを前記
他の端末機器に送信するファイル送信ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0016】又、本発明のサーバは、インターネットを
介してファイルをローカルネットワークの端末機器に転
送するファイル転送システムで使用されるサーバであっ
て、1つのファイルを複数の部分に分割して記憶するフ
ァイル記憶手段と、前記複数の部分と複数のURLアド
レスを対応付けて記憶するURLアドレス記憶手段とを
有することを特徴とする。
【0017】又、本発明のサーバは、インターネットを
介してファイルをローカルネットワークの端末機器に転
送するファイル転送システムで使用されるサーバであっ
て、ファイルを格納する他のサーバから受信したファイ
ルを複数の部分に分割して記憶するファイル分割手段
と、前記分割された複数の部分のそれぞれにURLアド
レスを対応付けて割当て、該URLアドレスを端末機器
に報知するURLアドレス報知手段とを有することを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】<第1の実施の形態例> (本実施の形態の高速ファイル転送システムの構成例)
図1は本発明に係わる第1の実施の形態のPANを用いた
高速ファイル転送システムのシステム構成例を示す図で
ある。
【0020】1はIEEE802.11やBluetooth等の通信
手段によるPAN接続機能を有するPDA、2,3,4,5,
6はIEEE802.11やBluetooth等の通信手段によるPAN
接続機能とPIAFSやGSM等の通信手段によるインターネッ
トダイヤルアップ接続機能とを併せ持つ携帯電話、7は
前記したPDA1及び携帯電話2,3,4,5,6によっ
て構成されるPAN、8はインターネット、9はインター
ネット上に配置されたファイルサーバ、10,11,1
2,13,14は携帯電話2,3,4,5,6を無線通
信タワー(基地局)へと接続するPIAFSやGSM等の無線通
信、15はインターネットサービスプロバイダ17の有
する無線通信用タワー、16はインターネットサービス
プロバイダ18の有する無線通信タワー、17はあるイ
ンターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Servic
e Provider)、18は17とは異なるインターネットサ
ービスプロバイダ、19及び20はISP17,18を
インターネット8と接続する専用線、21はファイルサ
ーバ9をインターネット8と接続する専用線、22はI
SP17とその所有する無線通信用タワー15を接続す
る専用線、23はISP18とその所有する無線通信用
タワー16を接続する専用線である。
【0021】図2は、本実施の形態の高速ファイル転送
システムで使用される携帯電話などの端末装置の構成例
を示す図である。
【0022】121は端末装置を制御する演算・制御用
のCPU、122はCPU121が実行する固定のプロ
グラムやデータを記憶するROMであり、プログラムと
しては、ファイルを他の端末装置と分割してアクセスす
るファイル分割転送プログラム122a、端末装置をイ
ンターネットに接続してメールやアクセスファイル転送
するインターネット接続機能を実現するインターネット
接続プログラム122b、端末装置をPAN内の他の端末
装置やPDAと接続するPAN接続機能を実現するPAN接続
プログラム122cを格納している。尚、これらプログ
ラムは外部記憶装置124あるいは通信を介してRAM
123にロードして、実行してもよい。123は一時記
憶用のRAMであり、本例では例えばPAN内の他の端末
装置に報知するための自身のステータスを記憶する端末
ステータス情報123a、サーバをアクセスするURL
アドレスを記憶するURL記憶部123b、サーバをア
クセスして転送されたファイルを記憶する転送ファイル
記憶部123cを有する。124はディスクやカードな
どの外部記憶装置であり、ロードあるいは待避用のデー
タ記憶部124a、プログラム記憶部124bを有す
る。
【0023】125は入力デバイスを接続する入力イン
タフェースであり、本例の携帯電話であれば、音声入力
部125aとキーボード125bとを有し、オプション
としてタッチパネルが設けられてもよい。126は出力
デバイスを接続する出力インタフェースであり、表示部
126aや音声出力部126bが接続される。127は
PAN内部の他の端末装置あるいは外部の基地局との通信
を制御する通信制御部である。
【0024】(本実施の形態の高速ファイル転送システ
ムにおけるファイル転送の概念)図11に、本実施の形
態の高速ファイル転送システムにおけるファイル転送の
概念を示す。図1において、携帯電話2がインターネッ
ト8上のファイルサーバ9からファイル転送を行う必要
が生じたと仮定する。携帯電話2自身からのファイル転
送要求であっても、PDA1からのファイル転送要求で
あっても同様である。
【0025】この時、携帯電話2はインターネット8へ
の接続に先立ち、自身が有するBluetooth等のPAN接続機
能を用いて、PAN7エリア内に存在するダイヤルアップ
接続が可能な自身を含めた端末の総数Nを調査し、その
結果を記憶する。
【0026】携帯電話2が、図1のPAN内の携帯電話3
〜6が使用可能であると認識すると、サーバ9に接続し
てファイルを分割転送可能な複数のURLアドレスを獲
得して、そのURLアドレスを各携帯電話3〜6に振り
分ける。URLアドレスの数がファイル転送振分け可能
な携帯電話の数より多い場合は、1つの携帯電話に複数
のURLアドレスを振り分ける。この振分方法は、携帯
電話に順番を振って順に振り分けてもよいが、携帯電話
の能力や、ISPの能力やチャネルの分散など、あるい
はファイル量などを考慮して決定されるのが転送速度や
転送容量の面で望ましい。
【0027】それぞれの携帯電話は自分に振り分けられ
たURLアドレスへアクセスしてファイルを獲得し、携
帯電話2はそれらを収集して1つのファイルに再構築す
ることにより、所望のファイルの転送を実現する。この
ファイルは携帯電話2で使用されても、携帯電話2を使
ってファイルアクセスしたPDA1に送られて使用され
てもよい。
【0028】図11の場合は、携帯電話2からのサーバ
のアクセスがハード的に4チャネルに増えることによ
り、1チャネルでは限界のあった短時間の大容量のファ
イルアクセスが可能になる。
【0029】(本実施の形態の高速ファイル転送システ
ムの動作例)図3は、本実施の形態のファイルアクセス
の要求端末(本例では、携帯電話2)の振り分け処理を
表したフローチャートである。
【0030】まず、ステップS31でパネルからのユー
ザの、あるいはPDAからのアクセス要求を待って、ア
クセス要求があると、ステップS32で分割してアクセ
ス可能な端末を検索する。
【0031】図4は、図3のステップS32の処理を更
に詳細に示したフローチャートである。まず、ステップ
S321でBluetooth機能を用いてPAN内の機器を探索す
る。Bluetoothによって構築されたPANの構成メンバー個
々の有する機能は、接続相手のデバイスクラスフィール
ドを参照することによって判別することが可能である。
図5に、Bluetoothにおけるデバイスクラスフィールド
の定義を示す。図5から分かるとおり、Bluetoothで
は、24bitで定義されたデバイスクラスフィールドの
内で、電話であることを示すBit22がセットされ、Bit8-
12のメジャーデバイスクラスが01000bであればダイヤル
アップ接続が可能であると見なすことができる。
【0032】ステップS322では、ダイヤルアップ可
能なデバイス数Nを1(自身のカウント)に初期化す
る。ステップS323で接続相手を発見する。接続相手
がなければN=1のまま終了する。接続相手が有れば、
ステップS324でその総数tをカウントして設定す
る。図1の例ではt=4となる。
【0033】ステップS325では接続相手のクラスフ
ィールド情報をBluetooth機能を用いて入手し、その内
容からステップS326で接続相手が電話か否かを判定
する。電話でなければ、ステップS329,S330か
らS325に戻って次の接続相手のチェックに進む。電
話であれば、次にステップS327で接続相手が使用中
か否かを判定する。使用中であれば、ステップS32
9,S330からS325に戻って次の接続相手のチェ
ックに進む。
【0034】使用中でなければ、ステップS328でダ
イヤルアップ可能なデバイスの総数を+1して、ステッ
プS329,S330からS325に戻って次の接続相
手のチェックに進む。総数tの接続相手へのチェックが
終わると、ステップS330からループを抜けて、分割
アクセス可能な端末の検索を終了する。
【0035】次に、携帯電話2は、PAN内でダイヤルア
ップ可能な端末数を確定した後、自身が有するダイヤル
アップ接続機能を用いて、経路10,15,22を介し
てISP17と接続し、ISP17経由でインターネット8
上のファイルサーバ9へアクセスを行う。
【0036】尚、本実施の形態例では、分割ファイル転
送が可能なファイルサーバ9には、分割されたファイル
の格納場所が図7に示すテキストファイルの形で二次的
に保存されており、分割ファイル転送をサポートできな
いファイルサーバには、図7の様なテキスト形式ではな
く、分割されていないファイルそのものが保存されてい
るものとする。本例のような構成を持つファイルサーバ
は希であるが、より一般的なファイル分割方法について
は、第2の実施の形態例で述べる。
【0037】図3において、携帯電話2は、ステップS
33でインターネット8経由でファイルサーバ9に接続
した後、ファイル転送開始に先立ち、所望のファイルが
単一ファイルか複数ファイルかの調査を実施する。単一
ファイルの場合はステップS37で自端末(本例では、
携帯電話2)のみでサーバ9にファイルアクセスを行
い、ステップS38で転送終了をまって、処理を終了す
る。複数ファイルであることが確認されるとステップS
34に進んで、複数ファイルを分割アクセス可能な端末
(本例では、N個の端末、図1では4つの携帯電話)に
振り分けて、サーバ9へのアクセスを指示する。ステッ
プS35で分割アクセスした全端末のファイル転送終了
を待って、ファイル転送終了を確認するとステップS3
6で各ファイルを収集して、元のファイルに再構築す
る。
【0038】図6は、図3の上記ステップS33〜S3
8を更に詳細に示したフローチャートである。
【0039】まず、ステップS331で、転送要求の有
ったファイル名が*.txt(*は、ワイルドカード)
という形式であるか否かを判定し、その形式でない場合
は、分割されたファイルは存在しないと見なして、携帯
電話2は、その他の端末と連携することなく自身のダイ
ヤルアップ接続のみ利用して、所望するファイル転送を
実施する(S37,S38)。ファイル名が*.txt
の形式であった場合には、ステップS332で、*.t
xtと言う名称のファイルを携帯電話2が、まず単独で
転送し、ステップS333でそのテキストファイルの内
容を調査する。ステップS334で、もし、テキストフ
ァイルが図7に示したようなURLアドレスの列記形式
ではない場合(NOの場合)は、既にファイル転送を実
施したテキストファイルそのものが転送要求されたファ
イルであると見なし、転送処理を終了する。これに対
し、テキストファイルの内容が図7の様な構成のテキス
トファイルで有れば(YESの場合)、同テキストファ
イルは、最終的に転送を所望しているファイルを分割し
た分割済みファイルが保存されているURLを列記した
ファイルであると見なす。
【0040】この場合、携帯電話2は、ステップS34
1で、以前に調査済みのPAN7内でファイル転送に利用
可能なダイヤルアップ端末数Nとテキストファイル内に
記述されたURLアドレスの総数Tを設定し、ステップ
S342からS347のループで、分割ファイルの転送
をPAN7内のダイヤルアップ可能端末(3,4,5,
6)に効率よく割り振り、転送を依頼する。
【0041】転送を依頼された各端末(3,4,5,
6)は、それぞれ自身の利用するISP(17または1
8)へダイヤルアップ接続を行い、依頼された分割ファ
イルの転送を実施する。この時、既にインターネット8
へ接続している携帯電話2は、同接続を維持したまま、
ファイル転送処理へ移行可能なことは言うまでもない。
【0042】携帯電話2は、ステップS351,S35
2で全分割ファイルの転送が終了したか否かをモニタ
し、完了したならばステップS36に進んで、速やかに
自身のメモリ上に、PAN7内に存在する分割ファイルをP
AN7を経由して転送し、ファイルの再構築を実施し所望
のファイルを入手する。
【0043】次に、図8のフローチャートに従って、端
末装置の他の端末からのファイル分割転送の要求に対す
る処理手順例を説明する。尚、各端末装置は、図3及び
図8に従うファイル分割転送プログラム122aを有し
ている。本例の図1では、携帯電話3〜6が図8のフロ
ーチャートに従って動作する。
【0044】まず、ステップS81で他の端末装置から
のPAN接続機能によるアクセスを待ち、アクセスがある
と、ステップS82,S84,S86,S88,S91
で、アクセスの内容を判別し、それぞれの対応する処理
を実行する。ステップS82では自機の機能の問い合わ
せか否かを判別し、機能の問い合わせであれば、前述の
図5のデバイスクラスフィールドを参照して機能データ
を問合わせ端末(本例では携帯電話2)に返信する。ス
テップS84では自機のクラスの問い合わせか否かを判
別し、クラスの問い合わせであれば、前述の図5のデバ
イスクラスフィールドを参照してクラスデータを問合わ
せ端末に返信する。ステップS86では自機が使用中の
問い合わせか否かを判別し、使用中の問い合わせであれ
ば使用中か否かをチェックし、使用中であればステップ
S87でビジー信号を問合わせ端末に返信する。
【0045】ステップS88では分割されて割振られた
フィイル転送の要求か否かを判別し、転送要求であれば
ステップS89で割振られたフィイルを得るURLを問
合わせ端末から受信し、ステップS90でそのURLア
ドレスからファイルを得る。ステップS91ではファイ
ル転送のモニタであるか否かを判別し、モニタであれば
ステップS92で現在のファイル転送の状況(未転送
か、転送中か、転送済みかなど)を問合わせ端末に返信
する。
【0046】以上、携帯電話2がインターネット8経由
のファイル転送を要求した場合について述べてきたが、
ファイル転送を要求する端末で、それ自身がBluetooth
等のPAN接続手段のみを有し、ダイヤルアップ接続等の
直接的なインターネット接続手段を有しない端末の場
合、即ちPDA1等からインターネット経由のファイル転
送が要求された場合でも、本実施の形態例と同様な方法
による分割転送は可能である。ただし、この場合、PDA
1はその主に利用するインターネット接続用携帯電話と
して携帯電話2を利用し、かつ図4のフローチャートに
おけるダイヤルアップ可能なデバイスの初期値の設定処
理(S322)の初期値を1ではなく、0とする必要が
ある。
【0047】<第2の実施の形態例>第1の実施の形態
例では、予めファイルサーバ9内に分割されたファイル
が用意されている場合の分割ファイル転送例について述
べた。しかし、前記したとおり、そのような形式に構築
されているインターネット8上のファイルサーバ9は希
であり、通常、転送を行うファイルは分割されず単一の
オブジェクトとしてファイルサーバ9に保存されている
ことが多い。
【0048】図9は、本発明に係わる実施の形態のPAN
を用いた高速ファイル転送システムのシステム構成例を
示す図である。
【0049】1から23までは第1の実施の形態例と同
様の構成であり、本実施の形態では、201はファイル
分割専用サーバ202とインターネット8を接続する専
用線、202はファイルの分割を専門に実施するサーバ
が追加されている。
【0050】図10に、本実施の形態でのファイル分割
アクセス(第1の実施の形態例の図6に対応)のフロー
チャートを示す。
【0051】本構成において、図10のフローの前に、
第1の実施の形態例と同様に、携帯電話2がインターネ
ット8上のファイルサーバ9からファイル転送を行う必
要が生じたと仮定する。この時、携帯電話2はインター
ネット8への接続に先立ち、自身が有するBluetooth等
のPAN接続機能を用いて、PAN7エリア内に存在するダイ
ヤルアップ接続が可能な自身を含めた端末の総数Nを調
査し、その結果を記憶する。
【0052】図10のステップS101では、、携帯電
話2は自身が有するダイヤルアップ接続機能を用いて、
経路10,15,22を介してISP17と接続する。
ステップS102で、先だって調査したPAN7内のダイ
ヤルアップが可能な端末総数Nが1以下であれば、ファ
イルを分割してもファイル転送する経路が1経路しか確
保できないため、ファイル分割などの処理を行わず、ス
テップS113で直接目的とするファイルの保存してあ
るファイルサーバ9へ接続し、ステップS114で所望
のファイルを分割することなく転送する。
【0053】これに対し、PAN7内のダイヤルアップが
可能な端末総数Nが、2以上で有れば、ファイル分割に
よる転送が有効であるため、携帯電話2は、ファイル転
送元へは直接接続せず、ステップS103でファイル分
割サーバ202へ接続し、ステップS105で、ファイル
転送を希望するファイルサーバ9上のファイルのURL
アドレスと、PAN7内のダイヤルアップが可能な端末総
数Nをファイル分割サーバ202に通知する。
【0054】ステップS106では、携帯電話2から転
送希望ファイルのURLアドレスと分割転送が可能な端
末総数Nを受信したファイル分割サーバ202が、受け取
ったURLアドレスから指定のファイルを自身の管理す
るスペースへ転送する。この転送は、インターネット8
と専用線21,201で接続されたサーバ9,202間
で行われるため、高速な転送が可能である。ファイル分
割サーバ202は、転送が終了すると、ステップS107
で、転送したファイルをPAN7内のダイヤルアップが可
能な端末総数N個に分割し、分割後のファイルを自身の
管理スペース上に保存し、ステップS108で、保存先
URLアドレスを全て携帯電話2へとインターネット8経
由で通知する。
【0055】分割されたファイルのURLアドレスを受け
取った携帯電話2は、ステップS109で、PAN7内の
N個のダイヤルアップが可能な端末2,3,4,5,6
にそれぞれ一つずつURLアドレスを割り振り、そのア
ドレスからのファイル転送を要求する。各端末は、前記
転送要求に従い、各々ダイヤルアップ接続を利用してI
SP17またはISP18経由でインターネット8に接
続し、分割ファイルを各々のメモリへ転送する。この
時、既にインターネット8へ接続している携帯電話2
は、同接続を維持したまま、ファイル転送処理へ移行可
能なことは言うまでもない。携帯電話2は、自身の分割
ファイル転送処理終了後、ステップS110,S111
で、各端末3,4,5,6のファイル転送状況をモニタ
し、全ての分割ファイルの転送が終了するのを待つ。PA
N7内の端末2,3,4,5,6への分割ファイルの転
送が全て完了したら、ステップS112で、携帯電話2
は、PAN7経由で各端末3,4,5,6上の分割ファイ
ルを収集し、自身のメモリ上で再構築して1つのオブジ
ェクトに戻すことで、所望のファイルを入手する。
【0056】本第2の実施の形態例においても、ファイ
ル転送要求を行う端末が、それ自身がBluetooth等のPAN
接続手段のみを有し、ダイヤルアップ接続等の直接的な
インターネット接続手段を有しない端末の場合、即ちPD
A1からインターネット経由のファイル転送が要求され
た場合でも、実現可能であることは、第1の実施の形態
例と同様である。
【0057】なお、本発明は、携帯電話に限定されず他
のインターネットアクセス可能な端末、あるいは端末機
能が接続又は内蔵された機器においても適用される。
【0058】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、サーバあるいは
端末に供給し、そのサーバあるいは端末のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態
の機能を実現することになり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。ま
た、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行
することにより、前述した実施形態の機能が実現される
だけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コ
ンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム
(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常のダイヤルアップやプロキシサーバ等を利用した単
独経路のみによるインターネット経由のファイル転送に
比較して、高速なファイル転送を実現することができ
る。特に、ダイヤルアップ通信速度が比較的低速な、P
HSや携帯電話等の無線通信機器で利用すれば、ファイ
ル転送時間の大幅な短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のPANを用いた高速ファイル
転送システムのシステム構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態で使用される携帯電話の構成例を
示す図である。
【図3】第1の実施の形態における分割転送を指示する
携帯電話の処理手順例を示すフローチャートである。
【図4】図3にステップS31,S32に対応するイン
ターネット接続手段を有する端末の台数を把握するため
の手順例を詳細に示すフローチャートである。
【図5】本実施の携帯のPAN機器の種別判定用クラスフ
ィールドの構成例を示す図である。
【図6】図3のステップS33〜S38に対応する分割
転送可否判定と転送手順例を詳細に示すフローチャート
である。
【図7】本実施の携帯の分割可能ファイルのURL記述を
含む*.txtファイルの記述例を示す図である。
【図8】本実施の形態における分割転送を指示される携
帯電話の処理手順例を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態のPANを用いた高速ファイル
転送システムのシステム構成例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態のファイル分割サーバへの
転送処理手順例を示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態の高速ファイル転送システムに
おけるファイル転送の概念を示す図である。
【符号の説明】
1 PAN接続機能を備えたPDA 2-6 PAN接続機能とダイヤルアップによるインターネ
ット接続機能を兼ね備えた携帯電話 7 Personal Area Network (PAN) 8 インターネット 9 ファイルサーバ 10-14 PIAFSやGSM等の無線通信 15,16 ISP1が管理するところの無線通信用通信タワー 17,18 Internet Service Provider(ISP) 19,20 ISPとインターネットを接続する専用線 21 ファイルサーバとインターネットを接続する専
用線 22,23 ISPと通信タワーを接続する専用線 201 ファイル分割サービスサーバとインターネット
を接続する専用線 202 ファイル分割サービスサーバ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットと通信接続するインター
    ネット接続手段と、ローカルネットワークと通信接続す
    るローカルネットワーク接続手段との両接続手段を併せ
    持つ複数の端末機器を有するファイル転送システムであ
    って、 第1端末機器にインターネット経由のファイル転送要求
    がなされた場合に、所望のファイルの転送を、前記ロー
    カルネットワーク接続手段を使って前記複数の端末機器
    に振り分けるファイル転送振分手段と、 ファイル転送を振り分けられた前記複数の端末機器のそ
    れぞれが個別にインターネット接続手段を用いてファイ
    ルの転送を実施した後、転送されたファイルを前記第1
    端末機器に集めて、前記所望のファイルを再構築するこ
    とによって、前記所望のファイルの転送を行うファイル
    転送実行手段とを備えることを特徴とするファイル転送
    システム。
  2. 【請求項2】 前記ローカルネットワークはPAN(Per
    sonal Area Network)であることを特徴とする請求項1
    記載のファイル転送システム。
  3. 【請求項3】 前記ファイル転送振分手段は、ファイル
    転送の振り分けに先立ち、ローカルネットワークを構成
    しインターネット接続手段を有する端末機器の台数を把
    握し、台数に基づいて、ファイルの転送を担当する端末
    機器の振り分けを決定することを特徴とする請求項1記
    載のファイル転送システム。
  4. 【請求項4】 前記ファイル転送振分手段は、所望のフ
    ァイル転送処理の前にファイルを格納するサーバと通信
    を行い、該サーバにおいてファイルが分割管理されてい
    るか否かに応じてファイルを分割して転送するか否かを
    決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のファイル転送システム。
  5. 【請求項5】 前記ファイル転送システムは、インター
    ネット上でファイル分割サービスを提供するサーバを更
    に備え、前記ファイル転送振分手段は、該サーバで所望
    のファイルを端末機器の台数に基づいて分割した後、分
    割されたフイルの転送を端末機器に報知することを特徴
    とする請求項4記載のファイル転送システム。
  6. 【請求項6】 前記ファイル転送の振分は、分割された
    各ファイルのURLアドレスを報知することにより行わ
    れることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    のファイル転送システム。
  7. 【請求項7】 前記ファイル転送システムは、インター
    ネット接続手段を持たずローカルネットワーク接続手段
    を有した第2端末機器を更に有し、該第2端末機器は、
    前ローカルネットワーク接続手段を使って前記第1端末
    機器に対してインターネット経由のファイル転送要求を
    行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    のファイル転送システム。
  8. 【請求項8】 インターネットと通信接続するインター
    ネット接続手段と、ローカルネットワークと通信接続す
    るローカルネットワーク接続手段との両接続手段を併せ
    持つ複数の端末機器を有するファイル転送システムにお
    けるファイル転送方法であって、 第1端末機器にインターネット経由のファイル転送要求
    がなされた場合に、所望のファイルの転送を、前記ロー
    カルネットワーク接続手段を使って前記複数の端末機器
    に振り分けるファイル転送振分ステップと、 ファイル転送を振り分けられた前記複数の端末機器のそ
    れぞれが個別にインターネット接続手段を用いてファイ
    ルの転送を実施するファイル転送実施ステップと、 転送されたファイルを前記第1端末機器に集めて、前記
    所望のファイルを再構築するファイル再構築ステップと
    を備えることを特徴とするファイル転送方法。
  9. 【請求項9】 第1のネットワークを介してファイルを
    第2のネットワークの端末機器に転送するファイル転送
    システムで使用される端末機器であって、 前記第1のネットワークと通信接続する第1のネットワ
    ーク接続手段と、 第2のネットワークと通信接続する第2のネットワーク
    接続手段と、 第1のネットワーク経由のファイル転送要求がなされた
    場合に、所望のファイルの転送を、前記第2のネットワ
    ーク接続手段を使って複数の端末機器に振り分けるファ
    イル転送振分手段と、を備えることを特徴とする端末機
    器。
  10. 【請求項10】 更に、ファイル転送を振り分けられた
    前記複数の端末機器に転送されたファイルを集めて、前
    記所望のファイルを再構築するファイル再構築手段とを
    備えることを特徴とする請求項9記載の端末機器。
  11. 【請求項11】 前記第1のネットワークはインターネ
    ットであり、前記第2のネットワークはPAN(Persona
    l Area Network)であることを特徴とする請求項9記載
    の端末機器。
  12. 【請求項12】 前記ファイル転送振分手段は、ファイ
    ル転送の振り分けに先立ち、第2のネットワークを構成
    し第1のネットワーク接続手段を有する端末機器の台数
    を把握し、台数に基づいて、ファイルの転送を担当する
    端末機器の振り分けを決定することを特徴とする請求項
    9乃至11のいずれかに記載の端末機器。
  13. 【請求項13】 前記ファイル転送振分手段は、所望の
    ファイル転送処理の前にファイルを格納するサーバと通
    信を行い、該サーバにおいてファイルが分割管理されて
    いるか否かに応じてファイルを分割して転送するか否か
    を決定することを特徴とする請求項9乃至12のいずれ
    かに記載の端末機器。
  14. 【請求項14】 前記ファイル転送システムは、第1の
    ネットワーク上でファイル分割サービスを提供するサー
    バを更に備え、前記ファイル転送振分手段は、該サーバ
    から報知される所望のファイルの分割情報に基づきファ
    イル転送を振り分けることを特徴とする請求項9乃至1
    3のいずれかに記載の端末機器。
  15. 【請求項15】 前記ファイル転送の振分は、分割され
    た各ファイルのURLアドレスを報知することにより行
    われることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに
    記載の端末機器。
  16. 【請求項16】 第2のネットワークを介した他の端末
    機器からの問合わせに応答して、ファイル転送の振り分
    けが可能か否かを返信する振分可否応答手段と、 第2のネットワークを介した他の端末機器からのファイ
    ル転送の振分指示に従って、ファイルを第1のネットワ
    ークを介して受信するファイルアクセス手段と、 第2のネットワークを介した他の端末機器からのファイ
    ル収集要求に応答して、前記第1のネットワークを介し
    て受信したファイルを前記他の端末機器に送信するファ
    イル送信手段とを備えることを特徴とする端末機器。
  17. 【請求項17】 第1のネットワークを介してファイル
    を第2のネットワークの端末機器に転送するファイル転
    送システムで使用される端末機器の制御方法であって、 第1のネットワーク経由のファイル転送要求がなされた
    場合に、所望のファイルの転送を、第2のネットワーク
    を介して複数の端末機器に振り分けるファイル転送振分
    ステップと、 前記複数の端末機器が前記第1のネットワークを介して
    受信したファイルを第2のネットワークを介して集め
    て、前記所望のファイルを再構築するファイル再構築ス
    テップとを備えることを特徴とする端末機器の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 第2のネットワークを介した他の端末
    機器からの問合わせに応答して、ファイル転送の振り分
    けが可能か否かを返信する振分可否応答ステップと、 第2のネットワークを介した他の端末機器からのファイ
    ル転送の振分指示に従って、ファイルを第1のネットワ
    ークを介して受信するファイルアクセスステップと、 第2のネットワークを介した他の端末機器からのファイ
    ル収集要求に応答して、前記第1のネットワークを介し
    て受信したファイルを前記他の端末機器に送信するファ
    イル送信ステップとを備えることを特徴とする端末機器
    の制御方法。
  19. 【請求項19】 インターネットを介してファイルをロ
    ーカルネットワークの端末機器に転送するファイル転送
    システムで使用されるサーバであって、 1つのファイルを複数の部分に分割して記憶するファイ
    ル記憶手段と、 前記複数の部分と複数のURLアドレスを対応付けて記
    憶するURLアドレス記憶手段とを有することを特徴と
    するサーバ。
  20. 【請求項20】 インターネットを介してファイルをロ
    ーカルネットワークの端末機器に転送するファイル転送
    システムで使用されるサーバであって、 ファイルを格納する他のサーバから受信したファイルを
    複数の部分に分割して記憶するファイル分割手段と、 前記分割された複数の部分のそれぞれにURLアドレス
    を対応付けて割当て、該URLアドレスを端末機器に報
    知するURLアドレス報知手段とを有することを特徴と
    するサーバ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066061A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Eastman Kodak Co データ送信装置、受信装置、送信システム、受信システム、方法及び端末装置
JP2007074240A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Toshiba Corp コンテンツリスト出力装置および方法
US7424698B2 (en) 2004-02-27 2008-09-09 Intel Corporation Allocation of combined or separate data and control planes

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