JP2023515959A - アプリケーション発見方法および装置、およびシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023515959000001
この出願は、アプリケーション発見方法および装置、およびシステムを開示する。方法は、以下を含む。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素から第1の情報を受信し、少なくとも第1の情報および端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定する。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信する。第2の情報は、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。上記の方法によれば、端末デバイスが、端末デバイスの位置情報によって示された位置において、第1のIPアドレスを使用することによって、第1のドメインネームにアクセスするとき、端末デバイスは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、それによって、サービスアクセス遅延が短くなり、高い通信効率を保証することができる。

Description

この出願は、通信技術の分野、特に、アプリケーション発見方法および装置、およびシステムに関する。
より多くのモバイル端末(たとえば、モバイルフォン)ユーザがいるので、様々なモバイル端末によってサポートされるサービス機能が増加し続ける。たとえば、インスタントメッセージング、セキュリティ、ウェブページブラウジング、およびファイルダウンロードなどの機能は、端末デバイス、特にスマートフォンにおいて徐々に主流のアプリケーションになっている。インターネットアクセスプロセスでは、端末デバイスは、データパケットを送信するために、完全修飾ドメインネーム(fully qualified domain name、FQDN)に対応するインターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレスについて問い合わせる必要がある。通常、端末デバイスは、ドメインネームシステム(domain name system、DNS)サーバにドメインネーム解決要求を送信することが可能であり、ここで、ドメインネーム解決要求は、それについて問い合わせされる必要があるドメインネームを搬送し、DNSサーバは、ドメインネームに対応するIPアドレスを返し、それによって、端末デバイスは、IPアドレスを使用することによって、ドメインネームにアクセスし得る。
アクセスネットワークサービスおよびインターネットサービスは、モバイルエッジコンピューティング(mobile edge computing、MEC)技術を使用することによって深く収斂されることが可能である。MEC技術では、アプリケーションサーバ(application server、AS)、およびモバイルブロードバンド(mobile broadband、MBB)コアネットワークのいくつかのサービス処理およびリソーススケジューリング機能が、アクセスネットワークに近いネットワークエッジにおいて配置される。サービスは、ユーザの近くで処理されて、信頼性および超低遅延を有する最終的なサービス体験を提供する。たとえば、第5世代(5th generation、5G)発展アーキテクチャでは、端末デバイスは、MECプラットフォームに接続されたユーザプレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素を通して、DNSサーバにドメインネーム解決要求を送信する。しかしながら、異なるMECプラットフォームにおいて配置され、同じサービスを提供するアプリケーションサーバは、同じドメインネームであるが異なるIPアドレスを有するので、端末デバイスが近くのローカルサービスにアクセスすることができるように、DNSサーバが端末デバイスにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを端末デバイスにどのように返すかが、至急解決されるべき課題である。
この出願の実施形態は、アプリケーション発見方法および装置、およびシステムを提供して、DNSサーバが、端末デバイスにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを端末デバイスに返すことを可能にし、それによって、端末デバイスが近くのローカルサービスにアクセスすることができる。
第1の態様によれば、この出願は、アプリケーション発見方法を提供する。方法は、以下を含む。
セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素から第1の情報を受信する。セッション管理機能ネットワーク要素は、少なくとも第1の情報および端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定する。セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信する。第1の情報は、第1のドメインネーム、または第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを含み、第1のドメインネームが、端末デバイスによって送信される。第2の情報は、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。
上記の方法では、セッション管理機能ネットワーク要素は、端末デバイスの位置情報と、第1のネットワーク要素によって送信された第1の情報とに基づいて、第2の情報を決定し、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信し、それによって、第1のネットワーク要素が、第1のIPアドレスを取得した後、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信する。端末デバイスが、端末デバイスの位置情報によって示された位置において、第1のIPアドレスを使用することによって、第1のドメインネームにアクセスするとき、端末デバイスは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、それによって、サービスアクセス遅延が短くなり、高い通信効率を保証することができる。
可能な設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定し、ここで、第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応する。
上記の設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、端末デバイスの位置情報および第1の情報に基づいて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちのアプリケーションプラットフォームを決定し得る。
可能な設計では、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を含む。
可能な設計では、第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を含む。
上記の設計では、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームが決定されることが可能であり、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスが、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定される。
可能な設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のアプリケーションプラットフォームと、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、第2の情報を決定し、ここで、第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。
上記の設計では、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームが決定されることが可能であり、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスが、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定される。
可能な設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のアプリケーションプラットフォームと、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルドメインネームシステム(DNS)サーバの少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、第2の情報を決定し、ここで、第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを含み、第1のローカルDNSサーバが、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスする。
上記の設計では、第1のローカルDNSサーバが決定されることが可能であり、それによって、第1のローカルDNSサーバが、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
可能な設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素から第3の情報を受信し、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、端末デバイスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのためのローカルPDUセッションアンカーおよびアップリンク分類器(UL CL)または分岐点(BP)を選択する。第3の情報は、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または第1のIPアドレスのうちの少なくとも1つを含み、第1のIPアドレスが、第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである。
上記の設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、ローカルPDUセッションアンカーを選択し、PDUセッションのためのUL CLまたはBPをさらに選択して、ローカル操向を実現し、サービスアクセス経路を最適化し、通信効率を向上させ得る。
可能な設計では、第1のネットワーク要素は、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバである。
第2の態様によれば、この出願は、アプリケーション発見方法を提供する。方法は、以下を含む。
第1のネットワーク要素は、第1の情報を取得する。第1のネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素に第1の情報を送信する。第1のネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素から第2の情報を受信する。第1のネットワーク要素は、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信する。第1の情報は、第1のドメインネーム、または第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを含み、第1のドメインネームが、端末デバイスによって送信される。第2の情報は、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。
上記の方法では、第1のネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素に第1の情報を送信し、セッション管理機能ネットワーク要素から第2の情報を受信する。第2の情報は、端末デバイスの位置情報に基づいて決定される。第1のIPアドレスを取得した後、第1のネットワーク要素は、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信する。端末デバイスが、端末デバイスの位置情報によって示された位置において、第1のIPアドレスを使用することによって、第1のドメインネームにアクセスするとき、端末デバイスは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、それによって、サービスアクセス遅延が短くなり、高い通信効率を保証することができる。
可能な設計では、第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを含み、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、第1のアプリケーションプラットフォームを含む。
上記の設計では、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームが決定されることが可能であり、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスが、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定される。
可能な設計では、第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含み、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、第1のアプリケーションプラットフォームを含む。
上記の設計では、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームが決定されることが可能であり、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスが、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定される。
可能な設計では、第2の情報は、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを含み、第1のローカルDNSサーバは、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスし、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、第1のアプリケーションプラットフォームを含む。
上記の設計では、第1のローカルDNSサーバが決定されることが可能であり、それによって、第1のローカルDNSサーバが、端末デバイスにより近いアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
可能な設計では、第1のネットワーク要素は、DNSプロキシまたはアドレス解決機能ネットワーク要素である。
第1のネットワーク要素は、通信ピアエンドに第2の情報を送信する。第1のネットワーク要素は、通信ピアエンドから第4の情報を受信し、ここで、第4の情報が第1のIPアドレスを含む。
上記の設計では、第1のネットワーク要素は、第1のIPアドレスを取得し得る。
可能な設計では、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。第1のネットワーク要素は、第2の情報に基づいて、第1のIPアドレスを決定する。
上記の設計では、第1のネットワーク要素は、第1のIPアドレスを取得し得る。
可能な設計では、第1のネットワーク要素は、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバである。第1のネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバに、端末デバイスから受信されたDNSクエリ要求を送信し、ここで、DNSクエリ要求が第1のドメインネームを含む。第1のネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバから第4の情報を受信し、ここで、第4の情報が第1のIPアドレスを含む。
上記の設計では、第1のネットワーク要素は、第1のIPアドレスを取得し得る。
可能な設計では、第1のネットワーク要素は、セッション管理機能ネットワーク要素に第3の情報を送信し、ここで、第3の情報が、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または第1のIPアドレスのうちの少なくとも1つを含み、第1のIPアドレスが、第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである。
上記の設計では、セッション管理機能ネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、ローカルPDUセッションアンカーを選択し、PDUセッションのためのUL CLまたはBPをさらに選択して、ローカル操向を実現し、サービスアクセス経路を最適化し、通信効率を向上させ得る。
第3の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、セッション管理機能ネットワーク要素であってもよく、またはセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであってもよい。装置は、処理ユニットと、送信ユニットと、受信ユニットとを含み得る。ここでの送信ユニットおよび受信ユニットは、代替的にトランシーバユニットであり得ることが理解されるべきである。装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるとき、処理ユニットはプロセッサであってもよく、送信ユニットおよび受信ユニットはトランシーバであってもよい。セッション管理機能ネットワーク要素は、記憶ユニットをさらに含んでもよく、記憶ユニットはメモリであってもよい。記憶ユニットは、命令を記憶するように構成される。処理ユニットは、記憶ユニットに記憶された命令を実行し、それによって、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の態様または第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つによる方法を実行する。装置がセッション管理機能ネットワーク要素内のチップであるとき、処理ユニットはプロセッサであってもよく、送信ユニットおよび受信ユニットは、入力/出力インターフェース、ピン、回路、または同様のものであってもよい。処理ユニットは、記憶ユニットに記憶された命令を実行し、それによって、チップが、第1の態様または第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つによる方法を実行する。記憶ユニットは、命令を記憶するように構成される。記憶ユニットは、チップの内部の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよく、またはセッション管理機能ネットワーク要素内かつチップの外部の記憶ユニット(たとえば、読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第4の態様によれば、この出願は、通信装置を提供する。装置は、第1のネットワーク要素であってもよく、または第1のネットワーク要素内のチップであってもよい。装置は、処理ユニットと、送信ユニットと、受信ユニットとを含み得る。ここでの送信ユニットおよび受信ユニットは、代替的にトランシーバユニットであり得ることが理解されるべきである。装置が第1のネットワーク要素であるとき、処理ユニットはプロセッサであってもよく、送信ユニットおよび受信ユニットはトランシーバであってもよい。第1のネットワーク要素は、記憶ユニットをさらに含んでもよく、記憶ユニットはメモリであってもよい。記憶ユニットは、命令を記憶するように構成される。処理ユニットは、記憶ユニットに記憶された命令を実行し、それによって、第1のネットワーク要素が、第2の態様または第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つによる方法を実行する。装置が第1のネットワーク要素内のチップであるとき、処理ユニットはプロセッサであってもよく、送信ユニットおよび受信ユニットは、入力/出力インターフェース、ピン、回路、または同様のものであってもよい。処理ユニットは、記憶ユニットに記憶された命令を実行し、それによって、チップが、第2の態様または第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つによる方法を実行する。記憶ユニットは、命令を記憶するように構成される。記憶ユニットは、チップの内部の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよく、または第1のネットワーク要素内かつチップの外部の記憶ユニット(たとえば、読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第5の態様によれば、この出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、ここで、可読記憶媒体が命令を記憶し、命令が実行されるとき、第1の態様または第2の態様における方法が実行される。
第6の態様によれば、この出願は、コンピュータプログラムコードをさらに提供する。コンピュータプログラムコードがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、第1の態様または第2の態様における方法を実行することを可能にされる。
第7の態様によれば、この出願は、プログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて動作するとき、コンピュータは、第1の態様または第2の態様における方法を実行することを可能にされる。
第8の態様によれば、この出願は、プロセッサとメモリとを含む通信装置をさらに提供する。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行するように構成されて、通信装置が、第1の態様または第2の態様における方法を実行することを可能にする。
第9の態様によれば、この出願は、プロセッサとインターフェース回路とを含む通信装置をさらに提供する。インターフェース回路は、コード命令を受信し、プロセッサにコード命令を送信するように構成され、プロセッサは、コード命令を実行して、第1の態様または第2の態様における方法を実行する。
第10の態様によれば、この出願は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、セッション管理機能ネットワーク要素と、第1のネットワーク要素とを含み、ここで、セッション管理機能ネットワーク要素が、第1の態様における方法を実行し、第1のネットワーク要素が、第2の態様における方法を実行する。
この出願による5Gシステムアーキテクチャの第1の概略図である。 この出願による5Gシステムアーキテクチャの第2の概略図である。 この出願によるドメインネームアクセスの概略図である。 この出願によるPDUセッション確立プロセスの概略図である。 この出願による、初期PDUセッション確立が完了された後、端末デバイスがドメインネームに対応するIPアドレスを要求する概略図である。 この出願によるアプリケーション発見方法のフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第1の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第2の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第3の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第4の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第5の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第6の具体的なフローチャートである。 この出願による、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求することに関与し得るネットワーク要素を含む、ネットワークアーキテクチャの概略図である。 この出願による装置の構造の第1の概略図である。 この出願による装置の構造の第2の概略図である。
以下は、添付の図面を参照してこの出願の実施形態を詳細に説明する。
この出願の実施形態は、図1および図2に表されているように、5Gシステムアーキテクチャに主に適用される。図2は、ポイントツーポイントインターフェースに基づく5Gネットワークアーキテクチャの概略図である。図1と図2の間の主な違いは、図2におけるネットワーク要素間のインターフェースが、サービス指向インターフェースの代わりに、ポイントツーポイントインターフェースであることにある。図6から図12に表された以下の全ての実施形態が、限定はしないが、図1および図2に表されたネットワークアーキテクチャに適用され得ることが理解されるべきである。
5Gネットワークアーキテクチャは、3つの部分、すなわち、端末デバイス、データネットワーク(data network、DN)、および通信事業者ネットワークを含み得る。
端末デバイスはまた、端末(terminal)、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、モバイル端末(mobile terminal、MT)、または同様のものと呼ばれ得る。端末デバイスは、モバイルフォン(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality、VR)端末デバイス、拡張現実(Augmented Reality、AR)端末デバイス、産業用制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自動運転(self-driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療手術(remote medical surgery)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全性(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマートシティ(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホーム(smart home)におけるワイヤレス端末、または同様のものであり得る。
通信事業者ネットワークは、以下のネットワーク要素、すなわち、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、ネットワークエクスポージャー機能(network exposure function、NEF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素、統合データリポジトリ(unified data repository、UDR)、ネットワークリポジトリ機能(network repository function、NRF)ネットワーク要素、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素、セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、ユーザプレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素、および同様のもののうちの1つまたは複数を含み得る。上記の通信事業者ネットワークでは、無線アクセスネットワーク以外の部分は、コアネットワークと呼ばれ得る。
RANは、無線アクセス関連機能を実装するように構成される。
AMFネットワーク要素は、モビリティ管理機能を実装するように構成され、モビリティステータス管理、一時ユーザ識別情報割り振り、ならびにユーザ認証および許可を含む、ユーザモビリティ管理を担う。
SMFネットワーク要素は、セッション管理機能を実装するように構成され、UPFネットワーク要素選択、UPFネットワーク要素再選択、IPアドレス割り当て、ベアラ確立、変更、および解放、およびサービス品質(quality of service、QoS)制御を担う。
PCFネットワーク要素は、ポリシー制御決定およびフローベースの課金制御の機能を有し、これらの機能は、ユーザサブスクリプションデータ管理機能、ポリシー制御機能、課金ポリシー制御機能、QoS制御、および同様のものを含む。
UDMネットワーク要素は、サブスクリプションデータを管理することを担い、サブスクリプションデータが変更されるとき、対応するネットワーク要素に通知することを担う。
UDRは、サブスクリプションデータ、ポリシーデータ、共通アーキテクチャデータ、および同様のものを記憶し、取り出すように構成され、それによって、UDMネットワーク要素、PCFネットワーク要素、およびNEFネットワーク要素が、関連データを取得する。UDRは、異なるタイプのデータ(サブスクリプションデータおよびポリシーデータなど)のための異なるデータアクセス認証機構を提供して、データアクセスセキュリティを保証することができる。無許可のサービス指向動作またはデータアクセス要求に対して、UDRは、適切な原因値を搬送する失敗応答を返すことができる。
AFネットワーク要素は、UEにアプリケーションレイヤサービスを提供するように構成される。UEにサービスを提供するとき、AFは、QoSポリシーおよび課金(charging)ポリシーにおける要件を有し、ネットワークに通知する必要がある。加えて、AFはまた、コアネットワークからフィードバックされるアプリケーション関連情報を要求する。
NEFネットワーク要素は、ネットワーク能力エクスポージャー機能を主にサポートし、ネットワーク能力およびサービスを外部に公開する。3GPP(登録商標)ネットワーク機能(network function、NF)は、NEFを通して、別のNFに機能およびイベントを発行する。NFによって公開される能力およびイベントは、サードパーティアプリケーションに安全に公開され得る。NEFは、UDRの標準インターフェース(Nudr)を使用することによって、構造化データを記憶するか、または取り出し、AFの交換される情報および内部ネットワーク機能の交換される情報を変換する。たとえば、NEFは、AFサービス識別子(AF-Service-Identifier)と、内部5Gコア情報(たとえば、データネットワーク名(data network name、DNN)および単一ネットワークスライス選択支援情報(single network slice selection assistance information、S-NSSAI))との間の変換を実行する。
UPF(User Plane Function)ネットワーク要素は、以下の機能、すなわち、プロトコルデータユニット(protocol data unit、PDU)セッションをデータネットワークと相互接続すること、パケットルーティングおよび転送(たとえば、トラフィックがアップリンク分類器(uplink classifier、UL CL)を通過した後、データネットワークにトラフィックを転送することをサポートすること、およびマルチホームド(multi-homed)PDUセッションをサポートするために分岐点(branching point、BP)をサポートすること)、およびデータパケット検出の全てまたは一部をサポートし得る。
加えて、この出願の実施形態におけるネットワーク要素は、DNSプロキシ(proxy)、アドレス解決機能(address resolution function、ARF)ネットワーク要素、およびDNSサーバ(server)をさらに含む。
DNS proxyは、ファイアウォールにおいてDNSプロキシ機能を可能にすることを意味する。このようにして、DNSサーバがローカルエリアネットワーク内で利用可能でないとき、ローカルエリアネットワーク内のクライアントが、ファイアウォールを通して、外部DNSサーバに接続されてもよく、それによって、外部DNSサーバが、インターネット(internet)アクセスを実現するために、正しいDNS解決を実行する。
DNS proxyの作業機構は、以下の通りである。DNSクライアントは、DNS proxyにDNS要求パケットを送信する。この場合、パケット内の宛先アドレスは、DNS proxyのIPアドレスである。パケットを受信した後、DNS proxyは、パケット内の宛先アドレスをDNSサーバのIPアドレスに置き換え、次いで、DNSサーバの構成されたアドレスに基づいて、DNSサーバにパケットを転送する。複数のDNSサーバのアドレスがDNS proxyにおいて構成されるならば、DNS proxyは、第1のDNSサーバにパケットを最初に送信する。第1のDNSサーバが応答を行わないならば、DNSクライアントは、待機持続時間が満了した後、DNS要求パケットを再送する。再送されたDNS要求パケットを受信した後、DNS proxyは、第2のDNSサーバにDNS要求パケットを転送する。残りは、DNSサーバが応答パケットを送信するまで、類推によって推測されることが可能である。
DNSサーバは、ドメインネームをIPアドレスに解決することを担う。たとえば、クライアントは、DNSサーバにドメインネームクエリ要求を送信し、DNSサーバは、ドメインネームに対応するIPアドレスを返し、それによって、端末デバイスが、IPアドレスを使用することによってドメインネームにアクセスすることができる。
アドレス解決機能ネットワーク要素は、DNS proxyとDNSサーバの両方の機能をサポートするか、またはDNS proxyもしくはDNSサーバのみの機能をサポートすることができる。
上記のネットワーク要素の機能の説明は、この出願を限定するように意図されないことが理解されるべきである。
以下は、既存のドメインネームアクセスプロセスを簡単に説明する。
図3に表されているように、現在、ドメインネームアクセスプロセスは、以下の通りである。端末デバイスがドメインネームA(たとえば、www.qq.com)にアクセスする一例を使用すると、ドメインネームAにアクセスするとき、端末デバイスは、ドメインネームAに対応するIPアドレスが端末デバイスのキャッシュ内に存在するかどうかを問い合わせる。IPアドレスが存在するならば、端末デバイスは、IPアドレスを直接取得し、IPアドレスを使用することによって、ドメインネームAにアクセスし得る。IPアドレスが存在しないならば、端末デバイスは、DNSサーバにドメインネーム解決要求を送信することが可能であり、ここで、ドメインネーム解決要求は、ドメインネームAを搬送する。DNSサーバは、ドメインネームAに対応するIPアドレスを返し、端末デバイスは、IPアドレスを使用することによって、ドメインネームAにアクセスし得る。
加えて、ドメインネームAに対応するIPアドレスを取得した後、端末デバイスは、DNSキャッシュレコードを生成およびキャッシュする。DNSキャッシュレコードは、ドメインネームAとIPアドレスの間の対応を表現する。端末デバイスは、DNSキャッシュレコードのための対応する生存時間(time to live、TTL)をさらに維持する。DNSキャッシュレコードのTTLは、その間、DNSキャッシュレコードが端末デバイスのキャッシュに記憶される時間期間である。このようにして、端末デバイスが、DNSキャッシュレコードのTTL内にDNSキャッシュレコード内のドメインネームAに再度アクセスする必要があるとき、端末デバイスは、DNSキャッシュレコードに基づいて、ドメインネームAに対応するIPアドレスを直接取得し得る。DNSキャッシュレコードのTTLが満了した後、端末デバイスは、上記のプロセスを通して、DNSサーバを介して、ドメインネームAに対応するIPアドレスを取得する必要がある。
図4に表されているように、初期PDUセッション確立プロセスにおいて、最適なアンカーUPFを選択するために、コアネットワークは、端末デバイスの位置を参照してPDUセッションアンカー(PDU session anchor、PSA)を選択する。しかしながら、端末デバイスのモビリティのために、リモートPSA(すなわち、初期PDUセッション確立プロセスにおいて選択されたPSA)の位置は、端末デバイスの現在の物理的位置を表現することができない。図4に基づいて、図5は、初期PDUセッション確立が完了された後、端末デバイスがドメインネームに対応するIPアドレスを要求する概略図である。図5に表されているように、初期PDUセッション確立プロセスにおいてコアネットワークによって端末デバイスに割り当てられたアドレスが、IP-3であると仮定する。端末デバイスが、リモートPSAを介してドメインネームAについて問い合わせるようにDNSサーバに要求するとき、リモートPSAは、DNSサーバに端末デバイスのDNSクエリ要求を送信する。ドメインネームAは、異なる位置において配置された複数のアプリケーションサーバに対応し得る。たとえば、ドメインネームAに対応するアプリケーションサーバは、2つの異なるMECプラットフォーム、すなわち、MECプラットフォーム-1およびMECプラットフォーム-2において配置される。2つのアプリケーションサーバのIPアドレスは、IP-3AおよびIP-1である。そのIPアドレスがIP-3Aであるアプリケーションサーバは、MECプラットフォーム-1において配置され、そのIPアドレスがIP-1であるアプリケーションサーバは、MECプラットフォーム-2において配置される。MECプラットフォーム-1の配置位置は、リモートPSAにより近く、端末デバイスの現在の位置からより遠い。MECプラットフォーム-2の配置位置は、リモートPSAからより遠く、端末デバイスの現在の位置により近い。DNSサーバは、端末デバイスからのDNSクエリ要求をリモートPSAから受信した後、端末デバイスの現在の位置を認識していないので、DNSサーバは、アドレス類似性および要求されたドメインネームAに基づいて、リモートPSAにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを返す。したがって、DNSサーバは、MECプラットフォーム-1において配置されたアプリケーションサーバのアドレス(たとえば、図5におけるIP-3A)を返す。この場合、端末デバイスは、MECプラットフォーム-2において配置されたアプリケーションサーバのIPアドレスを取得することができず、したがって、MECプラットフォーム-2において配置されたアプリケーションサーバを通して、近くのサービスにアクセスすることができない。加えて、端末デバイスは、リモートアプリケーションサーバを介して、サービスにアクセスするので、端末デバイスによってサービスにアクセスする際の遅延が増加され、通信効率が低減される。
この出願の実施形態は、別の未来指向の通信技術にも適用可能であることが理解されるべきである。この出願において説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、この出願における技術的解決策をより明確に説明するように意図し、この出願において提供される技術的解決策に対する限定を構成しない。この技術分野の当業者は、ネットワークアーキテクチャの発展および新しいサービスシナリオの出現とともに、この出願において提供される技術的解決策が類似の技術的問題にも適用可能であることを知り得る。
この出願の一実施形態は、アプリケーション発見方法を提供する。この方法は、DNSサーバが、端末デバイスにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを端末デバイスに返すことを可能にし、それによって、端末デバイスが近くのローカルサービスにアクセスすることができる。加えて、この出願のこの実施形態において提供される方法によれば、DNSサーバが端末デバイスにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを端末デバイスに返した後、サービストラフィックが、アプリケーションサーバが配置されるアプリケーションプラットフォームに選択的にルーティングされることが可能である。
図6に表されているように、方法は以下のステップを含む。
ステップ600: 端末デバイスは、第1のネットワーク要素にDNSクエリ要求を送信する。
DNSクエリ要求はまた、ドメインネーム解決要求と呼ばれることがあり、第1のドメインネームを含む。
ステップ610: 第1のネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に第1の情報を送信し、ここで、第1の情報が、第1のドメインネーム、または第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを含み、第1のドメインネームが、端末デバイスによって送信され、すなわち、ステップ600におけるDNSクエリ要求に含まれるドメインネームである。
一例では、第1のネットワーク要素は、DNS proxy、ARF、または集中型DNSサーバであり、第1のネットワーク要素は、端末デバイスからDNSクエリ要求を受信し、ここで、DNSクエリ要求が第1のドメインネームを含む。この場合、第1のネットワーク要素は、NEFネットワーク要素を通して、SMFネットワーク要素に第1の情報を送信してもよく、ここで、第1の情報が、第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子を含むか、または第1のドメインネームと、第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子とを含む。第1のネットワーク要素は、ドメインネームとアプリケーションの識別子との間の対応を記憶して、第1のドメインネームに基づいて、第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子を決定し得る。たとえば、AFネットワーク要素は、第1のネットワーク要素のための対応を構成し得る。
第1のネットワーク要素がNEFネットワーク要素を通してSMFネットワーク要素に第1の情報をどのように送信するかは、第1の情報が第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子を含む例のみを使用することによって以下で説明されることが理解されるべきである。これは、この出願に対する限定を構成しない。
第1のネットワーク要素は、NEFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、第1のアプリケーションの識別子と、端末デバイスのIPアドレスとを搬送する。たとえば、要求メッセージは、アプリケーション位置要求(Nsmf_ApplicationLocation_Request)であり得る。NEFネットワーク要素は、端末デバイスのIPアドレスに基づいて、端末デバイスのIDを決定し、端末デバイスのIDに基づいて、端末デバイスにサービスするSMFネットワーク要素を決定する。たとえば、端末デバイスのIDは、端末デバイスの永続的な識別子(subscription Permanent Identifier、SUPI)であり得る。NEFネットワーク要素は、端末デバイスにサービスするSMFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、第1のアプリケーションの識別子と、端末デバイスのIDとを搬送する。たとえば、要求メッセージは、アプリケーション位置要求であり得る。
別の例では、第1のネットワーク要素は、DNS proxy、ARF、または集中型DNSサーバであり、第1のネットワーク要素は、端末デバイスからDNSクエリ要求を受信し、ここで、DNSクエリ要求が第1のドメインネームを含む。この場合、第1のネットワーク要素は、NEFネットワーク要素を通して、SMFネットワーク要素に第1の情報を送信してもよく、ここで、第1の情報が第1のドメインネームを含む。SMFネットワーク要素は、ドメインネームとアプリケーションの識別子との間の対応を記憶して、第1のドメインネームに基づいて、第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子を決定し得る。第1のネットワーク要素が、NEFネットワーク要素を通してSMFネットワーク要素に第1の情報を送信する具体的な手順については、前の例を参照されたい。詳細は、ここで再度説明されない。
DNS proxyまたはARFは、独立したネットワーク要素として配置されてもよく、または配置においてNEFネットワーク要素、AFネットワーク要素、または別のネットワーク要素と統合されてもよいことが留意されるべきである。したがって、DNS proxyまたはARFが配置においてNEFネットワーク要素と統合されるとき、SMFネットワーク要素は、DNS proxyと直接相互作用し得る。
ステップ620: SMFネットワーク要素は、少なくとも第1の情報および端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定する。
可能な設計では、SMFネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定する。第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、1つまたは複数のアプリケーションプラットフォームがあり、第1のアプリケーションのサーバがこれらのアプリケーションプラットフォームにおいて配置されることを示すことが理解されるべきである。
端末デバイスの位置情報は、端末デバイスのトラッキングエリア識別情報(tracking area identity、TAI)であり得る。
SMFネットワーク要素によって端末デバイスの位置情報を取得するために使用される実装方法は、SMFネットワーク要素が、別のネットワーク要素から端末デバイスの位置情報を取得し得ることである。たとえば、SMFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素から端末デバイスのTAIを取得し得る。加えて、SMFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素から端末デバイスのTAIを要求し得る。端末デバイスの位置が変化するとき、AMFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に端末デバイスの現在の最新のTAIを提供してもよく、それによって、SMFネットワーク要素は、端末デバイスの現在の最新のTAIに基づいて、端末デバイスの位置情報を決定することができる。
第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報はまた、第1のアプリケーションのサーバが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報として説明され得る。ここでのアプリケーションプラットフォームは、MECプラットフォームであってもよく、これはまた、管理プラットフォームまたはアプリケーション管理プラットフォームと呼ばれることがある。これは、この出願では限定されない。
SMFネットワーク要素によって第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報を取得するために使用される実装方法は、SMFネットワーク要素が、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報をローカルに構成し得ることである。別の実装方法は、SMFネットワーク要素が、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報を、別のネットワーク要素から取得することである。たとえば、SMFネットワーク要素は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報を、PCFネットワーク要素またはNEFネットワーク要素から取得し、ここで、PCFネットワーク要素またはNEFネットワーク要素が、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報を記憶する。
上記の3つの情報に基づいて、SMFネットワーク要素は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの、端末デバイスにより近い少なくとも1つのアプリケーションプラットフォーム、すなわち、第1のアプリケーションプラットフォームを決定し得ることが理解され得る。第1のアプリケーションのサーバは、第1のアプリケーションプラットフォームにおいて配置され、1つまたは複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあり得る。これは、この出願において限定されない。
第1のアプリケーションプラットフォームは、最適な経路を通して現在の位置において端末デバイスによってアクセスされる、第1のアプリケーションのサーバが位置するアプリケーションプラットフォームであることが理解され得る。言い換えれば、端末デバイスが、第1のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバにデータパケットを送信するとき、データパケットのルーティング経路は、現在のネットワークトポロジー条件における最適な経路である。端末デバイスが、最適な経路を通して現在の位置において第1のアプリケーションのサーバにアクセスするとき、第1のアプリケーションのサーバが複数のアプリケーションプラットフォームにおいて配置されるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームがある。
SMFネットワーク要素は、アプリケーションプラットフォームの負荷情報およびネットワークトポロジー情報などの他の情報を参照して、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにおいて、第1のアプリケーションプラットフォームを代替的に決定し得ることが理解されるべきである。これは、この出願において限定されない。たとえば、SMFネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの複数のアプリケーションプラットフォームを決定する。SMFネットワーク要素は、複数のアプリケーションプラットフォームに対応する負荷情報を参照して、最低の負荷を有するアプリケーションプラットフォームを第1のアプリケーションプラットフォームとしてさらに決定する。
たとえば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのデータネットワークアクセス識別子(DN Access Identifier、DNAI)を含み得る。たとえば、第1の情報がFQDN-Aを含むならば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、表1に表されたようになり得る。第1の情報がAPP ID-1を含むならば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、表2に表されたようになり得る。第1の情報がFQDN-AおよびAPP ID-1を含むならば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、表1、表2、または表3に表されたようになり得る。
Figure 2023515959000002
Figure 2023515959000003
Figure 2023515959000004
一例では、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報が、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIであるならば、SMFネットワーク要素は、第1の情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、端末デバイスのTAIなどの位置情報とに基づいて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにおいて、少なくとも1つの第1のアプリケーションプラットフォームを決定し得る。少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIは、代替的に、DNAI listによって具体的に表されてもよく、ここで、DNAI listが、少なくとも1つのDNAIを含む。具体的には、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとの間に、マッピング関係または対応があり得る。SMFネットワーク要素は、端末デバイスの位置情報に基づいて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの少なくとも1つの第1のアプリケーションプラットフォームを決定し得る。
これに基づいて、SMFネットワーク要素は、限定はしないが、以下の3つの方式を含む方式において、第2の情報を決定し得る。
方式1:
SMFネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定する。アプリケーションプラットフォームと、そのアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIとの間に対応があるので、第1のアプリケーションプラットフォームを決定した後、SMFネットワーク要素は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを、第2の情報として取得し得る。たとえば、第1の情報がFQDN-Aを含み、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報が、表1に表されたようになり得るならば、第1のアプリケーションプラットフォームがMECプラットフォーム-1であるとき、第2の情報はDNAI 1を含む。
アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。したがって、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを取得するとき、第1のネットワーク要素は、第1のアプリケーションプラットフォームの位置情報を取得する。
方式2:
SMFネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定する。さらに、アプリケーションプラットフォームと、そのアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとの間に対応があるので、第1のアプリケーションプラットフォームを決定した後、SMFネットワーク要素は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスに基づいて、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを、第2の情報として決定する。
既存のDNSのための拡張機構(Extension Mechanisms for DNS、EDNS)によれば、EDNSクライアントサブネットオプション(ECS (EDNS Client Subnet) option)が、DNSクエリ要求に追加されてもよく、ECS optionは、クライアントのIPアドレスを含み、それによって、DNSサーバが、クライアントのIPアドレスに基づいて、クライアントがそれについて問い合わせることを要求するドメインネームに対応するIPアドレスをよりよく決定する。この出願では、端末デバイスのIPアドレスが端末デバイスの位置を反映することができないので、第1のネットワーク要素は、第2の情報を取得するようにSMFネットワーク要素に要求する必要があり、ここで、第2の情報が、DNSクエリ要求にECS optionとして追加されてもよく、それによって、DNSサーバが、ECS optionに基づいて、端末デバイスがそれについて問い合わせることを要求する第1のドメインネームに対応するIPアドレスをよりよく決定する。
アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、ネットワーク内のネットワーク要素デバイスがアプリケーションプラットフォームにアクセスするとき、ルーティング経路上で要求されるIPアドレス、またはネットワーク内のネットワーク要素デバイスがアプリケーションプラットフォームと通信するとき、通信経路上で要求されるIPアドレスである。
たとえば、アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームにアクセスするために要求されるパブリックIPアドレスであり得る。たとえば、パブリックIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの入口におけるパブリックIPアドレス空間内の任意のパブリックIPアドレスである。
たとえば、アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームにアクセスするために要求されるサブネット(subnet)IPアドレスまたは完全なIPアドレス(full IP address)であり得る。たとえば、サブネットIPアドレスは、N6インターフェース上でアプリケーションプラットフォームにアクセスするとき、UPFネットワーク要素がネットワークアドレス変換(Network address translation、NAT)を実行した後、アプリケーションプラットフォームを指し示すサブネットまたは完全なIPアドレスであり、ここで、subnetまたは完全なIPアドレスは、subnet IP address (or full IP address) after NATと呼ばれる。アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。したがって、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを取得するとき、第1のネットワーク要素は、第1のアプリケーションプラットフォームの位置情報を取得する。
たとえば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIを含み、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスである。言い換えれば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、対応するDNAIによって表現される。たとえば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、表1に表されたようになり、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスは、表4に表されたようになる。第1のアプリケーションプラットフォームがMECプラットフォーム-1であるとき、第2の情報はIP-1を含む。
Figure 2023515959000005
方式3:
SMFネットワーク要素は、第1の情報と、端末デバイスの位置情報と、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定する。さらに、アプリケーションプラットフォームと、そのアプリケーションプラットフォームに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスとの間に対応があるので、第1のアプリケーションプラットフォームを決定した後、SMFネットワーク要素は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルDNSサーバの少なくとも1つのIPアドレスに基づいて、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを、第2の情報として決定し、ここで、第1のローカルDNSサーバが、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスする。
ローカルDNSサーバは、ローカルデータセンターに位置するDNSサーバとして理解され得る。ローカルDNSサーバは、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームにおいて配置されたアプリケーションにおいてドメインネーム解決を実行することを主に担う。第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームを含むとき、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームにサービスするDNSサーバは、ローカルDNSサーバと呼ばれることがあり、ローカルDNSサーバは、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームにおいて配置されたアプリケーションにおいてドメインネーム解決を実行する。この出願では、第1のアプリケーションプラットフォームは、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームとして理解され得る。この場合、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスするローカルDNSサーバは、第1のローカルDNSサーバと呼ばれる。加えて、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、複数のローカルアプリケーションプラットフォームまたは複数のMECプラットフォームを含むならば、ローカルアプリケーションプラットフォームまたはMECプラットフォームにサービスする複数のローカルDNSサーバがあり得る。複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する複数のローカルDNSサーバもあり、SMFネットワーク要素は、ローカルポリシーに従って、1つのローカルDNSサーバを第1のローカルDNSサーバとして選択し得ることが理解され得る。一実装では、SMFネットワーク要素は、複数のローカルDNSサーバの各々の負荷ステータスに基づいて、より低い負荷を有するローカルDNSサーバを第1のローカルDNSサーバとして使用する。別の実装では、SMFネットワーク要素は、複数のローカルDNSサーバの各々によってサポートされたドメインネームクエリリストに基づいて、より大量のドメインネームクエリリストをサポートするローカルDNSサーバを第1
のローカルDNSサーバとして使用する。
たとえば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIを含み、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルDNSサーバの少なくとも1つのIPアドレスは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する、ローカルDNSサーバの少なくとも1つのIPアドレスである。言い換えれば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームは、対応するDNAIによって表現される。たとえば、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報は、表2に表されたようになり、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルDNSサーバの少なくとも1つのIPアドレスは、表5に表されたようになる。第1のアプリケーションプラットフォームがMECプラットフォーム-1であるとき、第2の情報は、local DNS server IP-1を含む。
Figure 2023515959000006
上記の例は、この出願を限定するように意図されないことが理解されるべきである。
ステップ630: SMFネットワーク要素は、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信し、ここで、第2の情報が、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。
たとえば、SMFネットワーク要素は、NEFネットワーク要素を通して第1のネットワーク要素に応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが第2の情報を含む。
第1のネットワーク要素から第1の情報を受信した後、SMFネットワーク要素は、少なくとも第1の情報および端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定する。第2の情報が端末デバイスの位置情報に基づいて決定されるので、第2の情報は、端末デバイスが位置情報によって示された位置にあるとき、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものであり、端末デバイスが位置情報によって示された位置にあるとき、端末デバイスは、第1のIPアドレスを使用することによって、第1のドメインネームにアクセスし、それによって、端末デバイスが近くのローカルサービスにアクセスすることができる。
ステップ640: 第1のネットワーク要素は、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信する。
第1のネットワーク要素が、SMFネットワーク要素によって送信された第2の情報を受信した後、ステップ620を参照して、第2の情報に含まれる内容が変動するので、第1のネットワーク要素は、限定はしないが、以下の3つの可能な設計を含む、可能な設計を使用することによって、第1のIPアドレスを取得し得る。
第1の可能な設計では、第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、または第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含み、かつ第1のネットワーク要素が、DNS proxyまたはARFであるならば、第1のネットワーク要素は、通信ピアエンドに第2の情報を送信する。第1のネットワーク要素は、通信ピアエンドから第4の情報を受信し、ここで、第4の情報が第1のIPアドレスを含む。
第2の可能な設計では、第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、または第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含み、かつ第1のネットワーク要素が、集中型DNSサーバであるならば、第1のネットワーク要素は、第2の情報に基づいて、第1のIPアドレスを決定する。
第3の可能な設計では、第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを含み、かつ第1のネットワーク要素が、DNS proxy、ARF、または集中型DNSサーバであるならば、第1のネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバに、端末デバイスから受信されたDNSクエリ要求を送信し、ここで、DNSクエリ要求が第1のドメインネームを含む。第1のネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバから第4の情報を受信し、ここで、第4の情報が第1のIPアドレスを含む。
以下は、具体的な例を参照して上記の可能な設計を説明する。
例1: 第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを含み、第1のネットワーク要素は、DNS proxyである。具体例には、以下では、DNAI listは第2の情報を表現してもよく、DNAI listは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを含む。DNS proxyは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとの間の対応に基づいて、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを決定し、ECS option listとして、DNS要求メッセージに、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを追加する。ECS option listは、1つまたは複数のECS optionを含み、各ECS optionは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームに対応する複数のIPアドレスもある。DNS proxyは、ECS option listとして、DNS要求メッセージに、複数のアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応するIPアドレスを追加する。DNSクエリ要求内の宛先アドレスが、DNS proxyのアドレスであるならば、DNS proxyは、集中型DNSサーバの構成されたアドレスに基づいて、集中型DNSサーバにECS option listを含むDNS要求メッセージを送信する。DNSクエリ要求内の宛先アドレスが、集中型DNSサーバのアドレスであるならば、DNS proxyは、集中型DNSサーバにECS option listを含むDNS要求メッセージを送信する。集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求に含まれる第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ECS option list内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレス、すなわち、第1のIPアドレスをさらに決定する。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームをサポートする。集中型DNSサーバは、DNS proxyにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。DNS proxyは、端末デバイスにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。
加えて、複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるとき、DNAI listは、複数のDNAIを含み、DNS proxyは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとの間の対応に基づいて、ECS option listを決定し、ここで、ECS option listが、複数のDNAIにそれぞれ対応するIPアドレスを含む。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ターゲットECS optionを決定し、ターゲットECS optionに対応するIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。ECS optionに含まれたIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。この場合、DNSサーバは、ECS option list内の各ECS optionに含まれたIPアドレスに基づいて、IPアドレスによって表現されたアプリケーションプラットフォームの位置情報を決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
ECS option listが複数のIPアドレスを含むとき、集中型DNSサーバは、ローカルポリシーに従って、ECS option list内のターゲットECS optionを決定し得る。一実装では、DNSサーバが、ECS option listに含まれた複数のIPアドレスに基づいて、複数のMECプラットフォームを決定するとき、DNSサーバは、複数のMECプラットフォームの負荷ステータスに基づいて、より低い負荷を有するMECプラットフォームをターゲットMECプラットフォームとして使用し、ターゲットECS optionとして、MECプラットフォームに対応するIPアドレスを含むECS optionを使用する。
例1におけるDNS proxyがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
例2: 第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含み、第1のネットワーク要素は、DNS proxyである。具体例には、以下では、ECS option listは、第2の情報を表現してもよく、ECS option listは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。ECS option listは、1つまたは複数のECS optionを含み、各ECS optionは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームに対応する複数のIPアドレスもある。DNS proxyは、ECS option listとして、DNS要求メッセージに、複数のアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応するIPアドレスを追加する。DNSクエリ要求内の宛先アドレスが、DNS proxyのアドレスであるならば、DNS proxyは、集中型DNSサーバの構成されたアドレスに基づいて、集中型DNSサーバにECS option listを含むDNS要求メッセージを送信する。DNSクエリ要求内の宛先アドレスが、集中型DNSサーバのアドレスであるならば、DNS proxyは、集中型DNSサーバにECS option listを含むDNS要求メッセージを送信する。集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求に含まれる第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ECS option list内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレス、すなわち、第1のIPアドレスをさらに決定する。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームをサポートする。集中型DNSサーバは、DNS proxyにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。DNS proxyは、端末デバイスにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。
加えて、複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるとき、ECS option listは、複数のIPアドレスを含む。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ターゲットECS optionを決定し、ターゲットECS optionに対応するIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。ECS optionに含まれたIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。この場合、DNSサーバは、ECS option list内の各ECS optionに含まれたIPアドレスに基づいて、IPアドレスによって表現されたアプリケーションプラットフォームの位置情報を決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
同様に、ECS option listが複数のIPアドレスを含むとき、集中型DNSサーバは、ローカルポリシーに従って、ECS option list内のターゲットECS optionを決定し得る。繰り返される内容は、再度説明されない。
例2におけるDNS proxyがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
例3: 第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを含み、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。具体的には、以下では、DNAI listは第2の情報を表現してもよく、DNAI listは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを含む。ECS option listは、1つまたは複数のECS optionを含み、各ECS optionは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームに対応する複数のIPアドレスもある。集中型DNSサーバは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとの間の対応に基づいて、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを決定し、ECS option listとして、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを使用する。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ECS option list内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレス、すなわち、第1のIPアドレスをさらに決定する。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームをサポートする。集中型DNSサーバは、端末デバイスにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。
加えて、複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるとき、DNAI listは、複数のDNAIを含み、DNS proxyは、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとの間の対応に基づいて、ECS option listを決定し、ここで、ECS option listが、複数のDNAIにそれぞれ対応するIPアドレスを含む。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ターゲットECS optionを決定し、ターゲットECS optionに対応するIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。ECS optionに含まれたIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。この場合、DNSサーバは、ECS option list内の各ECS optionに含まれたIPアドレスに基づいて、IPアドレスによって表現されたアプリケーションプラットフォームの位置情報を決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
ECS option listが複数のIPアドレスを含むとき、集中型DNSサーバは、ローカルポリシーに従って、ECS option list内のターゲットECS optionを決定し得る。集中型DNSサーバは、端末デバイスにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。繰り返される内容は、再度説明されない。
例3における集中型DNSサーバがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
例4: 第2の情報は、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含み、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。具体的には、以下では、ECS option listは、第2の情報を表現してもよく、ECS option listは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。ECS option listは、1つまたは複数のECS optionを含み、各ECS optionは、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを含む。複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるならば、複数の第1のアプリケーションプラットフォームに対応する複数のIPアドレスもある。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ECS option list内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレス、すなわち、第1のIPアドレスをさらに決定する。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームをサポートする。集中型DNSサーバは、端末デバイスにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが第1のIPアドレスを含む。
加えて、複数の第1のアプリケーションプラットフォームがあるとき、ECS option listは、複数のIPアドレスを含む。集中型DNSサーバは、第1のドメインネームおよびECS option listに基づいて、ターゲットECS optionを決定し、ターゲットECS optionに対応するIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。ECS optionに含まれたIPアドレスは、アプリケーションプラットフォームの位置情報を表現し得ることが理解され得る。この場合、DNSサーバは、ECS option list内の各ECS optionに含まれたIPアドレスに基づいて、IPアドレスによって表現されたアプリケーションプラットフォームの位置情報を決定し、アプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスを、第1のIPアドレスとしてさらに決定する。
同様に、ECS option listが複数のIPアドレスを含むとき、集中型DNSサーバは、ローカルポリシーに従って、ECS option list内のターゲットECS optionを決定し得る。繰り返される内容は、再度説明されない。
例4における集中型DNSサーバがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
加えて、可能な設計では、第1のネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に第3の情報を送信し、ここで、第3の情報が、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または第1のIPアドレスのうちの少なくとも1つを含む。第1のIPアドレスは、第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである。SMFネットワーク要素は、第3の情報に基づいて、端末デバイスのPDUセッションのためのUL CLまたはBPおよびローカルPDUセッションアンカーを選択し、それによって、DNSサーバが端末デバイスにより近いアプリケーションサーバのIPアドレスを端末デバイスに返した後、サービストラフィックが、アプリケーションサーバが配置されるアプリケーションプラットフォームに選択的にルーティングされる。第2のアプリケーションプラットフォームは、少なくとも1つの第1のアプリケーションプラットフォームにおけるアプリケーションプラットフォームであることが理解されるべきである。
結論として、第1のネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に第1の情報を送信する。SMFネットワーク要素は、UEの位置情報および第1の情報に基づいて、第2の情報を決定し、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信し、ここで、第2の情報が、端末デバイスによって送信された第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。第1のIPアドレスを取得した後、第1のネットワーク要素は、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信する。したがって、端末デバイスが、端末デバイスの位置情報によって示された位置において、第1のIPアドレスを使用することによって、第1のドメインネームにアクセスするとき、端末デバイスは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、それによって、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率が向上させることが可能である。
以下は、具体的な実施形態を参照して図6に表された実施形態を詳細に説明する。
実施形態1: 図7は、第1のネットワーク要素がDNS proxyであるとき、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第1の具体的なフローチャートである。図13は、図7に表された実施形態に関与し得るネットワーク要素を含むネットワークアーキテクチャの概略図である。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとの間の対応は、DNS proxyにおいて構成される。DNS proxyは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。加えて、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、SMFネットワーク要素において構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。
S701: UEは、PDUセッション確立手順を開始する。
具体的には、UEは、AMFネットワーク要素に、PDUセッション識別子、S-NSSAI、およびDNNなどのパラメータを送信する。AMFネットワーク要素は、S-NSSAIおよびDNNに基づいて、SMFネットワーク要素を選択し、SMFネットワーク要素に、AMFネットワーク要素の識別子、UEの永続的な識別子、UEの位置情報、PDUセッション識別子、S-NSSAI、およびDNNなどのパラメータを送信する。UEの位置情報は、UEのTAIを含む。SMFは、PDUセッションのためのアンカーUPFネットワーク要素を選択する。
S702: UEは、アクセスネットワークデバイスを通してアンカーUPFネットワーク要素にDNSクエリ要求を送信する。
DNSクエリ要求は、ドメインネームを搬送し、宛先アドレスをさらに含み、ここで、宛先アドレスが、DNS proxyのアドレス、または集中型DNSサーバのアドレスである。集中型DNSサーバは、通信事業者によって配置された集中型DNSサーバであり得る。DNSクエリ要求において搬送されたドメインネームは、FQDN、または別の形式でのドメインネームであり得る。これは、この出願において限定されない。以下は、説明のための一例として、FQDNを使用するのみである。
S703: UPFネットワーク要素は、DNS proxyにDNSクエリ要求を送信する。
具体的には、UPFネットワーク要素がDNSクエリ要求を受信した後、DNSクエリ要求内の宛先アドレスがDNS proxyのアドレスであるならば、UPFは、DNS proxyにDNSクエリ要求を送信するか、またはDNSクエリ要求内の宛先アドレスが集中型DNSサーバのアドレスであるならば、UPFが集中型DNSサーバにDNSクエリ要求を送信するルーティングプロセスにおいて、DNSクエリ要求は、集中型DNSサーバに到達する前に、DNS proxyを最初に通過する。
S704: DNS proxyは、第1の情報を取得する。
具体的には、DNS proxyは、DNSクエリ要求内のFQDN、およびドメインネームとアプリケーションの識別子との間の対応に基づいて、DNSクエリ要求内のFQDNに対応するAPP IDを決定する。第1の情報は、APP IDを含む。
S705: DNS proxyは、NEFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、APP IDおよびUE IPを搬送する。
S706: NEFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、APP IDおよびUE IDまたはUE IPを搬送する。
具体的には、NEFネットワーク要素は、UE IPに基づいて、UE IDを決定し、UE IDに基づいて、UEにサービスするSMFネットワーク要素を決定し、ここで、UE IDが、UEの永続的な識別子SUPIであり得る。
S707: SMFネットワーク要素は、ECS option listを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、DNAI listと、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応するIPアドレスを決定して、ECS option listを取得する。
DNAI listは、少なくとも1つのDNAIを含み、ECS option listは、少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する少なくとも1つのECS optionを含む。各ECS optionは、1つのIPアドレスを含む。
S708: SMFは、NEFネットワーク要素を通してDNS proxyに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、ECS option listおよびUE IPを搬送する。
S709: DNS proxyは、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
UEによって送信されたDNSクエリ要求内の宛先アドレスが、DNS proxyのIPアドレスであるならば、DNS proxyは、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、DNS proxyにおいて構成された集中型DNSサーバのIPアドレスに基づいて、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
UEによって送信されたDNSクエリ要求内の宛先アドレスが、集中型DNSサーバのIPアドレスであるならば、DNS proxyは、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、宛先アドレスに基づいて、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
S710: 集中型DNSサーバは、DNS proxyにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
具体的には、集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求内にあるFQDNおよびECS option listに基づいて、ECS option内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、そのアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスを、FQDNに対応するIPアドレスとしてさらに決定する。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。
ECS option listが複数のECS optionを含むならば、集中型DNSサーバは、複数のECS optionからターゲットECS optionを選択し、FQDNに対応するIPアドレスとして、ターゲットECS optionに対応するアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスをさらに決定し得る。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。
S711: DNS proxyは、NEFを通してSMFネットワーク要素にターゲットDNAIおよびUE IPを送信する。
具体的には、DNS proxyは、FQDNに対応し、かつDNS応答メッセージ内で搬送されるIPアドレスに基づいて、IPアドレスが指し示すサーバが配置されるアプリケーションプラットフォームのDNAI(ターゲットDNAIと呼ばれる)を決定する。
たとえば、IPアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)と、IPアドレス空間に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIとの間の対応は、DNS proxyにおいて構成される。たとえば、DNS proxyは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。FQDNに対応するIPアドレスを取得するとき、DNS proxyは、IPアドレスが属するアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)を決定し、アドレス空間(または、IPアドレスセグメント)に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIをさらに決定し得る。
UE IPは、UEを識別するために使用され得る。
S712: SMFネットワーク要素は、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのローカルPSAネットワーク要素およびUL CLまたはBPを選択する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、UE IPに基づいて、UEのPDUセッションを決定し、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのローカルPSAネットワーク要素を選択する。さらに、SMFは、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのUL CLまたはBPを選択して、ローカル操向を実現し、サービスアクセス経路を最適化し、通信効率を向上させる。
S713: S711を実行した後、SMFネットワーク要素は、DNS proxyに肯定応答メッセージを送信する。
肯定応答メッセージは、UE IPを搬送する。
S714: DNS proxyは、アンカーUPFを通してUEにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
実施形態1におけるDNS proxyがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態1では、第1のネットワーク要素がDNS proxyであり、第2の情報がECS option listを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
実施形態2: 図8は、第1のネットワーク要素がDNS proxyであるとき、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第2の具体的なフローチャートである。図13は、図8に表された実施形態に関与し得るネットワーク要素を含む、ネットワークアーキテクチャの概略図である。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとの間の対応は、DNS proxyにおいて構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。DNS proxyは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。
S801からS806の詳細については、S701からS706を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
S807: SMFネットワーク要素は、DNAI listを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、ここで、DNAI listが少なくとも1つのDNAIを含む。
S808: SMFは、NEFネットワーク要素を通してDNS proxyに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、DNAI listおよびUE IPを搬送する。
S809: DNS proxyは、DNAI listに基づいて、ECS option listを決定し、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
具体的には、DNS proxyは、DNAI list、および各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応するIPアドレスを決定して、ECS option listを取得する。ECS option listは、少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する少なくとも1つのECS optionを含み、各ECS optionは、1つのIPアドレスを含む。
UEによって送信されたDNSクエリ要求内の宛先アドレスが、DNS proxyのアドレスであるならば、DNS proxyは、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、DNS proxyにおいて構成された集中型DNSサーバのアドレスに基づいて、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
UEによって送信されたDNSクエリ要求内の宛先アドレスが、集中型DNSサーバのアドレスであるならば、DNS proxyは、DNSクエリ要求にECS option listを追加し、宛先アドレスに基づいて、集中型DNSサーバに、ECS option listを含むDNSクエリ要求を送信する。
S810からS814の詳細については、S710からS714を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
実施形態2におけるDNS proxyがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態2では、第1のネットワーク要素がDNS proxyであり、第2の情報がDNAI listを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
実施形態3: 図9は、第1のネットワーク要素がDNS proxyであるとき、UEによってドメインネームに対応するIPアドレスを要求する第3の具体的なフローチャートである。図13は、図9に表された実施形態に関与し得るネットワーク要素を含むネットワークアーキテクチャの概略図である。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとの間の対応は、DNS proxyにおいて構成される。DNS proxyは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。加えて、各アプリケーションプラットフォームに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスは、SMFネットワーク要素において構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。
S901からS906の詳細については、S701からS706を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
S907: SMFネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、ここで、DNAI listが少なくとも1つのDNAIを含む。
SMFネットワーク要素は、DNAI listと、各アプリケーションプラットフォームに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスとに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスをさらに決定する。DNAI listが1つのDNAIを含むならば、そのDNAIに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスが、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスとして使用される。DNAI listが複数のDNAIを含むならば、複数のローカルDNSサーバのIPアドレスが決定され、ローカルDNSサーバのIPアドレスが、ローカルポリシーに従って、複数のローカルDNSサーバのIPアドレス内で、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスとして決定される。
S908: SMFは、NEFネットワーク要素を通してDNS proxyに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスおよびUE IPを搬送する。
S909: DNS proxyは、第1のローカルDNSサーバにDNSクエリ要求を送信する。
具体的には、DNSクエリ要求内の宛先アドレスが、DNS proxyのアドレス、または集中型DNSサーバのアドレスであるので、DNS proxyは、DNSクエリ要求内の宛先アドレスを第1のローカルDNSサーバのIPアドレスに置き換え、第1のローカルDNSサーバにDNSクエリ要求を送信し得る。
S910: 第1のローカルDNSサーバは、DNS proxyにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
具体的には、第1のローカルDNSサーバは、DNSクエリ要求内のFQDNに基づいて、アプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスを、FQDNに対応するIPアドレスとして決定する。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。
S911からS914の詳細については、S711からS714を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
実施形態3におけるDNS proxyがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態3では、第1のネットワーク要素がDNS proxyであり、第2の情報が第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
実施形態4: 図10に表されているように、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとの間の対応は、集中型DNSサーバにおいて構成される。集中型DNSサーバは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。加えて、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスは、SMFネットワーク要素において構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。
S1001: UEは、PDUセッション確立手順を開始する。
具体的には、UEは、AMFネットワーク要素に、PDUセッション識別子、S-NSSAI、およびDNNなどのパラメータを送信する。AMFネットワーク要素は、S-NSSAIおよびDNNに基づいて、SMFネットワーク要素を選択し、SMFネットワーク要素に、AMFネットワーク要素の識別子、UEの永続的な識別子、UEの位置情報、PDUセッション識別子、S-NSSAI、およびDNNなどのパラメータを送信する。UEの位置情報は、UEのTAIを含む。SMFは、PDUセッションのためのアンカーUPFネットワーク要素を選択する。
S1002: UEは、アクセスネットワークデバイスを通してアンカーUPFネットワーク要素にDNSクエリ要求を送信する。
DNSクエリ要求は、ドメインネームを搬送し、宛先アドレスをさらに含み、ここで、宛先アドレスが、集中型DNSサーバのIPアドレスである。集中型DNSサーバは、通信事業者によって配置された集中型DNSサーバであり得る。DNSクエリ要求において搬送されたドメインネームは、FQDN、または別の形式でのドメインネームであり得る。これは、この出願において限定されない。以下は、説明のための一例として、FQDNを使用するのみである。
S1003: UPFネットワーク要素は、集中型DNSサーバにDNSクエリ要求を送信する。
S1004: 集中型DNSサーバは、第1の情報を取得する。
具体的には、集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求内のFQDN、およびドメインネームとアプリケーションの識別子との間の対応に基づいて、DNSクエリ要求内のFQDNに対応するAPP IDを決定する。第1の情報は、APP IDを含む。
S1005: 集中型DNSサーバは、NEFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、APP IDおよびUE IPを搬送する。
S1006: NEFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素に要求メッセージを送信し、ここで、要求メッセージが、APP IDおよびUE IDまたはUE IPを搬送する。
具体的には、NEFネットワーク要素は、UE IPに基づいて、UE IDを決定し、UE IDに基づいて、UEにサービスするSMFネットワーク要素を決定し、ここで、UE IDが、UEの永続的な識別子SUPIであり得る。
S1007: SMFネットワーク要素は、ECS option listを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、DNAI listと、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応するIPアドレスを決定して、ECS option listを取得する。
DNAI listは、少なくとも1つのDNAIを含み、ECS option listは、少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する少なくとも1つのECS optionを含む。各ECS optionは、1つのIPアドレスを含む。
S1008: SMFは、NEFネットワーク要素を通して集中型DNSサーバに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、ECS option listおよびUE IPを搬送する。
S1009: 集中型DNSサーバは、FQDNおよびターゲットDNAIに対応するIPアドレスを決定する。
具体的には、集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求内のFQDNおよびECS option listに基づいて、ECS option内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、そのアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスを、FQDNに対応するIPアドレスとしてさらに決定する。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。ECS option内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定した後、集中型DNSサーバは、アプリケーションプラットフォームのDNAIをターゲットDNAIとして使用する。
ECS option listが複数のECS optionを含むならば、集中型DNSサーバは、複数のECS optionからターゲットECS optionを選択し、FQDNに対応するIPアドレスとして、ターゲットECS optionに対応するアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスをさらに決定し得る。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。集中型DNSサーバは、ターゲットECS optionが指し示すアプリケーションプラットフォームのDNAIがターゲットDNAIと呼ばれると決定する。
たとえば、IPアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)と、IPアドレス空間に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIとの間の対応は、集中型DNSサーバにおいて構成される。たとえば、集中型DNSサーバは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。FQDNに対応するIPアドレスを取得するとき、集中型DNSサーバは、IPアドレスが属するアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)を決定し、アドレス空間(または、IPアドレスセグメント)に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIをさらに決定し得る。
S1010: 集中型DNSサーバは、NEFを通してSMFネットワーク要素にターゲットDNAIおよびUE IPを送信する。
UE IPは、UEを識別するために使用され得る。
S1011: SMFネットワーク要素は、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのローカルPSAネットワーク要素およびUL CLまたはBPを選択する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、UE IPに基づいて、UEのPDUセッションを決定し、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのローカルPSAネットワーク要素を選択する。さらに、SMFネットワーク要素は、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのUL CLまたはBPを選択して、ローカル操向を実現し、サービスアクセス経路を最適化し、通信効率を向上させる。
S1012: S1011を実行した後、SMFネットワーク要素は、集中型DNSサーバに肯定応答メッセージを送信する。
肯定応答メッセージは、UE IPを搬送する。
S1013: 集中型DNSサーバは、アンカーUPFを通して、UEにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
実施形態4における集中型DNSサーバがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態4では、第1のネットワーク要素が集中型DNSサーバであり、第2の情報がECS option listを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
実施形態5: 図11に表されているように、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとの間の対応は、集中型DNSサーバにおいて構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。集中型DNSサーバは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。
S1101からS1106の詳細については、S1001からS1006を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
S1107: SMFネットワーク要素は、DNAI listを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、ここで、DNAI listが少なくとも1つのDNAIを含む。
S1108: SMFは、NEFネットワーク要素を通して集中型DNSサーバに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、DNAI listおよびUE IPを搬送する。
S1109: 集中型DNSサーバは、DNAI listに基づいて、FQDNおよびターゲットDNAIに対応するIPアドレスを決定する。
具体的には、集中型DNSサーバは、DNAI list、および各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応するIPアドレスを決定して、ECS option listを取得する。ECS option listは、少なくとも1つのDNAIにそれぞれ対応する少なくとも1つのECS optionを含み、各ECS optionは、1つのIPアドレスを含む。
集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求内のFQDNおよびECS option listに基づいて、ECS option内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定し、そのアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスを、FQDNに対応するIPアドレスとしてさらに決定する。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。ECS option内のIPアドレスが指し示すアプリケーションプラットフォームを決定した後、集中型DNSサーバは、アプリケーションプラットフォームのDNAIをターゲットDNAIとして使用する。
ECS option listが複数のECS optionを含むならば、集中型DNSサーバは、複数のECS optionからターゲットECS optionを選択し、FQDNに対応するIPアドレスとして、ターゲットECS optionに対応するアプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスをさらに決定し得る。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。集中型DNSサーバは、ターゲットECS optionが指し示すアプリケーションプラットフォームのDNAIがターゲットDNAIと呼ばれると決定する。
S1110からS1113の詳細については、S1010からS1013を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
実施形態5における集中型DNSサーバがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態5では、第1のネットワーク要素が集中型DNSサーバであり、第2の情報がDNAI listを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
実施形態6: 図12に表されているように、第1のネットワーク要素は、集中型DNSサーバである。ドメインネームと、アプリケーションの識別子と、各アプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIと、各アプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスとの間の対応は、集中型DNSサーバにおいて構成される。各アプリケーションプラットフォームは、アプリケーションプラットフォームに対応するDNAIによって表現される。集中型DNSサーバは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。
S1201からS1206の詳細については、S1001からS1006を参照されたく、繰り返される内容は、再度説明されない。
S1207: SMFネットワーク要素は、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを決定する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、APP IDと、UEの現在のTAIと、APP IDによって識別されたアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのDNAIとに基づいて、DNAI listを決定し、ここで、DNAI listが少なくとも1つのDNAIを含む。
SMFネットワーク要素は、DNAI listと、各アプリケーションプラットフォームに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスとに基づいて、DNAI list内の各DNAIに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスをさらに決定する。DNAI listが1つのDNAIを含むならば、そのDNAIに対応する、ローカルDNSサーバのIPアドレスが、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスとして使用される。DNAI listが複数のDNAIを含むならば、複数のローカルDNSサーバのIPアドレスが決定され、ローカルDNSサーバのIPアドレスが、ローカルポリシーに従って、複数のローカルDNSサーバのIPアドレス内で、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスとして決定される。
S1208: SMFは、NEFネットワーク要素を通して、集中型DNSサーバに応答メッセージを送信し、ここで、応答メッセージが、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを搬送する。
S1209: 集中型DNSサーバは、第1のローカルDNSサーバにDNSクエリ要求を送信する。
具体的には、集中型DNSサーバは、DNSクエリ要求内の宛先アドレスを第1のローカルDNSサーバのIPアドレスに置き換え、第1のローカルDNSサーバにDNSクエリ要求を送信し得る。
S1210: 第1のローカルDNSサーバは、集中型DNSサーバにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
詳細には、第1のローカルDNSサーバは、DNSクエリ要求内のFQDNに基づいて、アプリケーションプラットフォームにおいて配置されたサーバのIPアドレスを、FQDNに対応するIPアドレスとして決定する。サーバは、DNSクエリ要求内のFQDNをサポートする。
S1211: 集中型DNSサーバは、NEFを通してSMFネットワーク要素にターゲットDNAIおよびUE IPを送信する。
集中型DNSサーバは、FQDNに対応し、かつDNS応答メッセージ内で搬送されるIPアドレスに基づいて、IPアドレスが指し示すサーバが配置されるアプリケーションプラットフォームのDNAI(ターゲットDNAIと呼ばれる)を決定する。
たとえば、IPアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)と、IPアドレス空間に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIとの間の対応は、集中型DNSサーバにおいてローカルに構成されるか、または別のネットワーク要素から取得される。たとえば、集中型DNSサーバは、AFを通して、構成された内容を取得し得る。FQDNに対応するIPアドレスを取得するとき、集中型DNSサーバは、IPアドレスが属するアドレス空間(または、IPアドレスセグメント)を決定し、アドレス空間(または、IPアドレスセグメント)に対応するアプリケーションプラットフォームのDNAIをさらに決定し得る。
S1212: SMFネットワーク要素は、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのUL CLまたはBPおよびローカルPSAネットワーク要素を選択する。
具体的には、SMFネットワーク要素は、UE IPに基づいて、UEのPDUセッションを決定し、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのローカルPSAネットワーク要素を選択する。さらに、SMFは、ターゲットDNAIに基づいて、PDUセッションのためのUL CLまたはBPを選択して、ローカル操向を実現し、サービスアクセス経路を最適化し、通信効率を向上させる。
S1213: S1011を実行した後、SMFネットワーク要素は、集中型DNSサーバに肯定応答メッセージを送信する。
肯定応答メッセージは、UE IPを搬送する。
S1214: 集中型DNSサーバは、アンカーUPFを通して、UEにDNS応答メッセージを送信し、ここで、DNS応答メッセージが、FQDNに対応するIPアドレスを搬送する。
実施形態6における集中型DNSサーバがARFに置き換えられ得ることが留意されるべきである。
実施形態6では、第1のネットワーク要素が集中型DNSサーバであり、第2の情報が第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを含むシナリオにおいて、UEが、第1のネットワーク要素によって返されたIPアドレスを使用することによって、UEの位置情報によって示された位置においてFQDNにアクセスするとき、UEは、近くのローカルサービスにアクセスすることができ、サービスアクセス遅延が低減されて、通信効率を向上させることができる。
この出願の実施形態では、セッション管理機能ネットワーク要素および/または第1のネットワーク要素が、この出願の実施形態におけるステップの一部または全てを実行し得ることが理解され得る。これらのステップまたは動作は、単に例である。この出願の実施形態では、他の動作または様々な動作の変形がさらに実行され得る。加えて、ステップは、この出願の実施形態において提示された順序とは異なる順序で実行されてもよく、この出願の実施形態における全ての動作が必ずしも実行されるとは限らないことがある。
この出願の実施形態では、別なふうに述べるか、または論理矛盾があるのでなければ、異なる実施形態における用語および/または説明は一貫しており、相互に参照されてもよく、異なる実施形態における技術的特徴は、それらの内部論理的関係に基づいて組み合わせられて、新しい実施形態を形成し得る。
この出願において提供された上記の実施形態では、この出願の実施形態において提供されたアプリケーション発見方法の様々な解決策が、ネットワーク要素、およびネットワーク要素間の相互作用の観点から別個に説明されている。上記の機能を実装するために、セッション管理機能ネットワーク要素および第1のネットワーク要素などの各ネットワーク要素が、各機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。この技術分野の当業者は、この明細書において開示される実施形態において説明された例のユニットおよびアルゴリズムのステップと組み合わせて、この出願がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせによって実装されることが可能であることを容易に認識するべきである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の応用および設計制約に依存する。この技術分野の当業者は、特定の応用ごとに、説明された機能を実装するために異なる方法を使用し得るが、その実装がこの出願の範囲を超えるものと考えられるべきではない。
上記の着想と同じく、図14に表されているように、この出願の一実施形態は、装置1400をさらに提供する。装置1400は、トランシーバユニット1402と、処理ユニット1401とを含む。
一例では、装置1400は、上記の方法におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を実装するように構成される。装置は、セッション管理機能ネットワーク要素であり得る。
トランシーバユニット1402は、第1のネットワーク要素から第1の情報を受信するように構成され、ここで、第1の情報が、第1のドメインネーム、または第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを含み、第1のドメインネームが、端末デバイスによって送信される。
処理ユニット1401は、少なくとも第1の情報および端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定するように構成される。
トランシーバユニット1402は、第1のネットワーク要素に第2の情報を送信するように構成され、ここで、第2の情報が、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。
一例では、装置1400は、上記の方法における第1のネットワーク要素の機能を実装するように構成される。装置は、第1のネットワーク要素であり得る。
処理ユニット1401は、第1の情報を取得するように構成され、ここで、第1の情報が、第1のドメインネーム、または第1のドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを含み、第1のドメインネームが、端末デバイスによって送信される。
トランシーバユニット1402は、セッション管理機能ネットワーク要素に第1の情報を送信するように構成される。
トランシーバユニット1402は、セッション管理機能ネットワーク要素から第2の情報を受信するように構成され、ここで、第2の情報が、第1のドメインネームに対応する第1のIPアドレスを取得するためのものである。
トランシーバユニット1402は、端末デバイスに第1のIPアドレスを送信するように構成される。
処理ユニット1401およびトランシーバユニット1402の具体的な実行プロセスについては、上記の方法の実施形態における説明を参照されたい。この出願の実施形態におけるモジュールへの区分は、一例であり、単に論理機能区分であり、実際の実装の間、他の区分であり得る。加えて、この出願の実施形態における機能モジュールは、1つのプロセッサに統合されてもよく、モジュールの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のモジュールが、1つのモジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアによって実装されてもよく、またはソフトウェア機能モジュールによって実装されてもよい。
別のオプションの変形では、装置はチップシステムであってもよい。この出願のこの実施形態では、チップシステムは、チップを含んでもよく、またはチップと別の個別構成要素とを含んでもよい。たとえば、装置は、プロセッサとインターフェースとを含み、インターフェースは、入力/出力インターフェースであり得る。プロセッサは、処理ユニット1401の機能を実装し、インターフェースは、トランシーバユニット1402の機能を実装する。装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサにおいて実行され得るプログラムを記憶するように構成され、プロセッサは、プログラムを実行するとき、上記の実施形態における方法を実現する。
上記の着想と同じく、図15に表されているように、この出願の一実施形態は、装置1500をさらに提供する。装置1500は、通信インターフェース1501と、少なくとも1つのプロセッサ1502と、少なくとも1つのメモリ1503とを含む。通信インターフェース1501は、伝送媒体を使用することによって、別のデバイスと通信するように構成され、それによって、装置1500における装置が別のデバイスと通信することができる。メモリ1503は、コンピュータプログラムを記憶するように構成される。プロセッサ1502は、メモリ1503に記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して、通信インターフェース1501を通して、データを送信および受信して、上記の実施形態における方法を実現する。
たとえば、装置がセッション管理機能ネットワーク要素であるとき、メモリ1503は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサ1502は、メモリ1503に記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して、通信インターフェース1501を通して、上記の実施形態においてセッション管理機能ネットワーク要素によって実行された方法を実行する。装置が第1のネットワーク要素であるとき、メモリ1503は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサ1502は、メモリ1503に記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して、通信インターフェース1501を通して、上記の実施形態において第1のネットワーク要素によって実行された方法を実行する。
この出願のこの実施形態では、通信インターフェース1501は、トランシーバ、回路、バス、モジュール、または別のタイプの通信インターフェースであり得る。プロセッサ1502は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたは別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェア構成要素であってもよく、この出願の実施形態において開示された方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、任意の従来のプロセッサ、または同様のものであり得る。この出願の実施形態を参照して開示された方法におけるステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよく、またはプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせによって実行されてもよい。メモリ1503は、不揮発性メモリ、たとえば、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)であってもよく、または揮発性メモリ(volatile memory)、たとえば、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。メモリは、命令またはデータ構造の形式で、予期されるプログラムコードを搬送または記憶することができ、かつコンピュータによってアクセスされることが可能である任意の他の媒体であるが、それに限定されない。この出願のこの実施形態におけるメモリは、代替的に、記憶機能を実装することができる回路または任意の他の装置であり得る。メモリ1503は、プロセッサ1502に結合される。この出願のこの実施形態における結合は、装置、ユニット、またはモジュールの間の間接的な結合または通信接続であり、電気的形式、機械的形式、または別の形式であってもよく、装置、ユニット、またはモジュールの間の情報交換のために使用される。別の実装では、メモリ1503は、代替的に装置1500の外部に位置し得る。プロセッサ1502は、メモリ1503と協働して動作し得る。プロセッサ1502は、メモリ1503に記憶されたプログラム命令を実行し得る。少なくとも1つのメモリ1503のうちの少なくとも1つは、代替的にプロセッサ1502に含まれ得る。この出願のこの実施形態では、通信インターフェース1501と、プロセッサ1502と、メモリ1503との間の接続媒体は限定されない。たとえば、この出願のこの実施形態では、メモリ1503、プロセッサ1502、および通信インターフェース1501は、図15においてバスを通して接続され得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バス、または同様のものに分類され得る。
図14に表された実施形態における装置は、図15に表された装置1500によって実装され得ることが理解され得る。具体的には、処理ユニット1401は、プロセッサ1502によって実装されてもよく、トランシーバユニット1402は、通信インターフェース1501によって実装されてもよい。
この出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラムがデバイスにおいて実行されるとき、デバイスは、上記の実施形態における方法を実行することを可能にされる。
この出願の一実施形態は、通信システムをさらに提供する。通信システムは、セッション管理機能ネットワーク要素と、第1のネットワーク要素とを含む。第1のネットワーク要素は、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバのいずれか1つであり得る。
この出願の実施形態における方法の全てまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得る。ソフトウェアが方法を実装するためのものであるとき、方法の全てまたはいくつかは、コンピュータプログラム製品の形式で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにおいてロードされ、実行されるとき、本発明の実施形態による手順または機能が、全てまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ネットワークデバイス、ユーザ機器、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、またはデジタル加入者線(digital subscriber line、略してDSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)方式で送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、またはデータ記憶デバイス、たとえば、1つまたは複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、デジタルビデオディスク(digital video disc、略してDVD))、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブ(Solid-State Drive、SSD))、または同様のものであり得る。
上記の実施形態は、単にこの出願の技術的解決策を詳細に説明するために使用される。上記の実施形態の説明は、単に本発明の実施形態における方法を理解することを助けるように意図され、本発明の実施形態に対するいかなる限定としても解釈されないものである。この技術分野の当業者によって容易に見つけ出される変形または置換は、本発明の実施形態の保護範囲内に入るものである。
1400、1500 装置
1401 処理ユニット
1402 トランシーバユニット
1501 通信インターフェース
1502 プロセッサ
1503 メモリ
S1213: S1212を実行した後、SMFネットワーク要素は、集中型DNSサーバに肯定応答メッセージを送信する。

Claims (37)

  1. アプリケーション発見方法であって、
    セッション管理機能ネットワーク要素によって、ネットワーク要素から第1の情報を受信するステップであって、前記第1の情報が、ドメインネーム、または前記ドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを備え、前記ドメインネームが、端末デバイスによって送信される、ステップと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の情報および前記端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定するステップと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記ネットワーク要素に前記第2の情報を送信するステップと
    を備え、前記第2の情報が、前記ドメインネームに対応するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取得するためのものである、アプリケーション発見方法。
  2. 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の情報および前記端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定する前記ステップが、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1の情報と、前記端末デバイスの前記位置情報と、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定するステップであって、前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応する、ステップ
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のアプリケーションが配置される前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの前記位置情報が、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応するデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のアプリケーションプラットフォームと、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、前記第2の情報を決定するステップであって、前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを備える、ステップ
    をさらに備える、請求項2または3に記載の方法。
  6. 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第1のアプリケーションプラットフォームと、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルドメインネームシステム(DNS)サーバの少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、前記第2の情報を決定するステップであって、前記第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを備え、前記第1のローカルDNSサーバが、前記第1のアプリケーションプラットフォームにサービスする、ステップ
    をさらに備える、請求項2または3に記載の方法。
  7. 前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記ネットワーク要素から第3の情報を受信するステップであって、前記第3の情報が、前記第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、前記第1のアプリケーションが配置される前記第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または前記IPアドレスのうちの少なくとも1つを備え、前記IPアドレスが、前記第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、前記第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである、ステップと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素によって、前記第3の情報に基づいて、前記端末デバイスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのためのローカルPDUセッションアンカーおよびアップリンク分類器(UL CL)または分岐点(BP)を選択するステップと
    をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ネットワーク要素が、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. アプリケーション発見方法であって、
    ネットワーク要素によって、第1の情報を取得するステップであって、前記第1の情報が、ドメインネーム、または前記ドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを備え、前記ドメインネームが、端末デバイスによって送信される、ステップと、
    前記ネットワーク要素によって、セッション管理機能ネットワーク要素に前記第1の情報を送信するステップと、
    前記ネットワーク要素によって、前記セッション管理機能ネットワーク要素から第2の情報を受信するステップであって、前記第2の情報が、前記ドメインネームに対応するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取得するためのものである、ステップと、
    前記ネットワーク要素によって、前記端末デバイスに前記IPアドレスを送信するステップと
    を備えるアプリケーション発見方法。
  10. 前記第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを備え、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを備え、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを備え、前記第1のローカルDNSサーバが、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスし、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記ネットワーク要素が、DNSプロキシまたはアドレス解決機能ネットワーク要素であり、前記方法が、
    前記ネットワーク要素によって、通信ピアエンドに前記第2の情報を送信するステップと、
    前記ネットワーク要素によって、前記通信ピアエンドから第4の情報を受信するステップであって、前記第4の情報が前記IPアドレスを備える、ステップと
    をさらに備える、請求項10または11に記載の方法。
  14. 前記ネットワーク要素が、集中型DNSサーバであり、前記方法が、
    前記ネットワーク要素によって、前記第2の情報に基づいて、前記IPアドレスを決定するステップ
    をさらに備える、請求項10または11に記載の方法。
  15. 前記ネットワーク要素が、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバであり、前記方法が、
    前記ネットワーク要素によって、前記第1のローカルDNSサーバに、前記端末デバイスから受信されたDNSクエリ要求を送信するステップであって、前記DNSクエリ要求が前記ドメインネームを備える、ステップと、
    前記ネットワーク要素によって、前記第1のローカルDNSサーバから第4の情報を受信するステップであって、前記第4の情報が前記IPアドレスを備える、ステップと
    をさらに備える、請求項12に記載の方法。
  16. 前記ネットワーク要素によって、前記セッション管理機能ネットワーク要素に第3の情報を送信するステップであって、前記第3の情報が、前記第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、前記第1のアプリケーションが配置される前記第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または前記IPアドレスのうちの少なくとも1つを備え、前記IPアドレスが、前記第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、前記第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである、ステップ
    をさらに備える、請求項9から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. アプリケーション発見装置であって、
    ネットワーク要素から第1の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の情報が、ドメインネーム、または前記ドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを備え、前記ドメインネームが、端末デバイスによって送信される、受信ユニットと、
    前記第1の情報および前記端末デバイスの位置情報に基づいて、第2の情報を決定するように構成された処理ユニットと、
    前記ネットワーク要素に前記第2の情報を送信するように構成された送信ユニットであって、前記第2の情報が、前記ドメインネームに対応するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取得するためのものである、送信ユニットと
    を備えるアプリケーション発見装置。
  18. 前記処理ユニットが、前記第1の情報と、前記端末デバイスの前記位置情報と、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの位置情報とに基づいて、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームのうちの第1のアプリケーションプラットフォームを決定するように構成され、前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応する、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1のアプリケーションが配置される前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームの前記位置情報が、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応するデータネットワークアクセス識別子(DNAI)を備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記処理ユニットが、前記第1のアプリケーションプラットフォームと、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、前記第2の情報を決定するように構成され、前記第2の情報が、前記第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを備える、請求項18または19に記載の装置。
  22. 前記処理ユニットが、前記第1のアプリケーションプラットフォームと、前記少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームにそれぞれ対応する、ローカルドメインネームシステム(DNS)サーバの少なくとも1つのIPアドレスとに基づいて、前記第2の情報を決定するように構成され、前記第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを備え、前記第1のローカルDNSサーバが、前記第1のアプリケーションプラットフォームにサービスする、請求項18または19に記載の装置。
  23. 前記受信ユニットが、前記ネットワーク要素から第3の情報を受信するように構成され、前記第3の情報が、前記第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、前記第1のアプリケーションが配置される前記第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または前記IPアドレスのうちの少なくとも1つを備え、前記IPアドレスが、前記第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、前記第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスであり、
    前記処理ユニットが、前記第3の情報に基づいて、前記端末デバイスのプロトコルデータユニット(PDU)セッションのためのローカルPDUセッションアンカーおよびアップリンク分類器(UL CL)または分岐点(BP)を選択するように構成された、請求項17から22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記ネットワーク要素が、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバである、請求項17から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. アプリケーション発見装置であって、
    第1の情報を取得するように構成された処理ユニットであって、前記第1の情報が、ドメインネーム、または前記ドメインネームに対応する第1のアプリケーションの識別子のうちの少なくとも1つを備え、前記ドメインネームが、端末デバイスによって送信される、処理ユニットと、
    セッション管理機能ネットワーク要素に前記第1の情報を送信するように構成された送信ユニットと、
    前記セッション管理機能ネットワーク要素から第2の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第2の情報が、前記ドメインネームに対応するインターネットプロトコル(IP)アドレスを取得するためのものである、受信ユニットと
    を備え、前記送信ユニットが、前記端末デバイスに前記IPアドレスを送信するように構成された、アプリケーション発見装置。
  26. 前記第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAIを備え、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第2の情報が、第1のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレスを備え、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項25に記載の装置。
  28. 前記第2の情報が、第1のローカルDNSサーバのIPアドレスを備え、前記第1のローカルDNSサーバが、第1のアプリケーションプラットフォームにサービスし、前記第1のアプリケーションが配置される少なくとも1つのアプリケーションプラットフォームが、前記第1のアプリケーションプラットフォームを備える、請求項25に記載の装置。
  29. 前記装置が、DNSプロキシまたはアドレス解決機能ネットワーク要素であり、
    前記送信ユニットが、通信ピアエンドに前記第2の情報を送信するように構成され、
    前記受信ユニットが、前記通信ピアエンドから第4の情報を受信するように構成され、前記第4の情報が前記IPアドレスを備える、請求項26または27に記載の装置。
  30. 前記装置が、集中型DNSサーバであり、
    前記処理ユニットが、前記第2の情報に基づいて、前記IPアドレスを決定するように構成された、請求項26または27に記載の装置。
  31. 前記装置が、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバであり、
    前記送信ユニットが、前記第1のローカルDNSサーバに、前記端末デバイスから受信されたDNSクエリ要求を送信するように構成され、前記DNSクエリ要求が前記ドメインネームを備え、
    前記受信ユニットが、前記第1のローカルDNSサーバから第4の情報を受信するように構成され、前記第4の情報が前記IPアドレスを備える、請求項28に記載の装置。
  32. 前記送信ユニットが、前記セッション管理機能ネットワーク要素に第3の情報を送信するように構成され、前記第3の情報が、前記第1のアプリケーションが配置される第2のアプリケーションプラットフォームに対応するDNAI、前記第1のアプリケーションが配置される前記第2のアプリケーションプラットフォームに対応するIPアドレス、または前記IPアドレスのうちの少なくとも1つを備え、前記IPアドレスが、前記第2のアプリケーションプラットフォームにおいて配置される、前記第1のアプリケーションのサーバのIPアドレスである、請求項25から31のいずれか一項に記載の装置。
  33. セッション管理機能ネットワーク要素と、ネットワーク要素とを備える、通信システムであって、前記セッション管理機能ネットワーク要素が、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実行し、前記ネットワーク要素が、請求項9から16のいずれか一項に記載の方法を実行する、通信システム。
  34. 前記ネットワーク要素が、DNSプロキシ、アドレス解決機能ネットワーク要素、または集中型DNSサーバである、請求項33に記載のシステム。
  35. トランシーバと、プロセッサと、メモリとを備える、デバイスであって、前記メモリが、プログラム命令を記憶し、前記プログラム命令が実行されるとき、前記デバイスが、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、デバイス。
  36. チップであって、前記チップが電子デバイス内のメモリに結合されて、前記チップが、動作中に、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行するために、前記メモリに記憶されたプログラム命令を呼び出すことを可能にする、チップ。
  37. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体が、プログラム命令を記憶し、前記プログラム命令がデバイスにおいて実行されるとき、前記デバイスが、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
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