JP2003243399A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003243399A
JP2003243399A JP2002055959A JP2002055959A JP2003243399A JP 2003243399 A JP2003243399 A JP 2003243399A JP 2002055959 A JP2002055959 A JP 2002055959A JP 2002055959 A JP2002055959 A JP 2002055959A JP 2003243399 A JP2003243399 A JP 2003243399A
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plating film
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Mika Fujii
美香 藤井
Keiichi Maeda
圭一 前田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解メッキによるCu成膜方法において、C
uメッキ膜を配線溝に埋め込んだ後の表面の平坦度が、
半導体基板のパターンに依存しないようにする。 【解決手段】 図示しないSi基板上の層間絶縁膜2に
は、エッチングによって間隔が密な配線溝3と幅広配線
溝3aが形成され、表面にバリアメタル4およびCu膜
が成膜されている。電解メッキ処理を行うと、層間絶縁
膜2の表面部分および配線溝3と幅広配線溝3aの内部
にCuメッキ膜8が成膜される。このとき、パターンの
密な配線溝3の表面部分はCuメッキ膜8に凸部が生じ
る。そこで、Cuメッキ膜8の表面に金属膜のマスク9
を成膜し、凸部に対応する部分のマスク9を選択して研
磨する。これにより、凸部のCuメッキ膜8のみが露出
するので薬液にてエッチングして表面がほぼ平坦化され
たところで、CMP処理により残りのCuメッキ膜8と
マスク9を研磨して、表面を高平坦化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に対し
て金属配線などを形成するための半導体装置の製造方法
に関するものであり、より詳細には、金属メッキによっ
て配線溝部分や接続孔部分への金属埋め込みを行う際
に、半導体基板のパターン形状に依存することなく適正
に金属配線を形成するための半導体装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高集積化などにより、半
導体装置の内部配線の微細化や多層化が進んでおり、こ
れに伴って、配線形成時の表面膜の平坦化技術や微細配
線の加工技術、及び製造工程における配線形成の信頼性
の確保が重要な課題となっている。これら問題点の解決
手段のひとつとして、半導体装置の基板に形成された溝
部分への埋め込み配線技術が検討されている。特に、高
速動作や低消費電力化を目指したCu(銅)埋め込み配
線技術が注目されており、一部において量産化が開始さ
れている。Cuを基板の溝部分へ埋め込みする方法とし
ては次のようなものがある。
【0003】(1)スパッタリング+リフロー法 この方法は、基板の溝または接続孔にバリアメタルを形
成した後にスパッタリング法でCuを成膜するものであ
る。つまり、スパッタリング法は、低圧気体中の金属に
イオン衝撃を加えて、金属面から飛散した金属原子を付
近の物体に付着させて金属薄膜を形成するものである。
したがって、金属薄膜の付着力を充分に高めるために、
400℃程度の加熱処理(リフロー)を行って溝部分へ
の金属の埋め込みを行っている。このような方法によっ
て溝部分に高純度なCu膜が得られるが、その反面、プ
ロセス温度が高くなる点、高アスペクト比(溝高さ/溝
幅)の溝への金属の埋め込みが困難になる点などの欠点
がある。
【0004】(2)CVDによるCu成膜方法 この方法は、溝部分または接続孔にバリアメタルを形成
した後にCVD(Chemical Vapor Deposition:化学的
気相成長)法でCuを成膜するものである。したがっ
て、比較的低い温度(例えば、200℃以下)で高アス
ペクト比の溝や接続孔への埋め込みが可能となる。しか
し、CVD法は、水素化物やハロゲン化物や有機金属化
合物などをガス化した有機ガスを供給して薄膜を形成す
るため、膜中へC(炭素)やF(フッ素)やO(酸素)
などの不純物が混入して、金属薄膜の抵抗上昇や信頼性
を低下させるおそれがある。また、供給ガスが高価とな
ることなども問題である。
【0005】(3)電解メッキ法によるCu成膜方法 この方法は、溝部分または接続孔にバリアメタルを形成
した後に、硫酸銅溶液を用いた電解メッキ法によってC
uを成膜するものである。また、バリアメタルの上にス
パッタリング法またはCVD法によってCu膜を成膜
し、金属メッキの密着層として用いる場合が多い。この
ような電解メッキ法によれば、室温での高アスペクト比
の埋め込みが可能となる。したがって、上記(1)のス
パッタリング法や、上記(2)のCVD法に比べ、この
電解メッキ法によるCu成膜は、近年、特に注目されつ
つある。なお、通常、密着層にはスパッタ成膜のCuと
バリアメタルの積層構造が用いられることが多い。
【0006】図19は、Cu電解メッキ装置の原理図で
ある。アノード(陽極)21と陰極用電極22との間に
直流電源23を接続し、さらに、ウェーハ24の表面2
4aを陰極用電極22に接続している。そして、アノー
ド(陽極)21とウェーハ24の表面24aをメッキ溶
液25に浸漬させてメッキ処理を行っている。この図の
場合は、メッキ溶液25に硫酸銅溶液を用い、アノード
(陽極)21にCuを用いた場合を模式的に示してい
る。ウェーハ24の表面24aに電解メッキ法でCuを
成膜させるためには、ウェーハ24の表面24aに予め
導電膜(密着層)を形成した後に、陰極用電極22をウ
ェーハ24の表面24aに接触させる。つまり、ウェー
ハ24の表面24aを陰極としてCuを成膜させる必要
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電解メッキ法によるCuの成膜方法には次のような問題
点がある。つまり、先に述べたように、Cuの電解メッ
キ法は、他の埋め込み方法(つまり、スパッタリング法
やCVD法)に比べ、埋め込み性能が高いものの、最近
のデバイスの微細化に対応する微細な溝孔にCuをメッ
キで埋め込む場合、微細孔の表面開口部分でメッキ膜が
塞がってしまい、溝孔への埋め込みが不完全になること
がある。
【0008】図20は、シリコン基板に形成された配線
溝にメッキを行う場合の概念図であり、(a)は配線溝
へのメッキ埋め込み前の状態、(b)は配線溝にメッキ
を成膜中の状態を示している。図20(a)に示すよう
に、シリコン基板の層間絶縁膜2に配線溝3が形成さ
れ、その表面にTaN(タンタルナイトライド)のバリ
アメタル4とCu膜のシードPVD層5がこの順序で成
膜されている。そして、Cu膜のシードPVD層5の部
分を図19のメッキ溶液25に浸漬してメッキ処理を行
うと、図20(b)に示すように、Cuメッキ膜8の成
膜中に配線溝3の開口部付近においてCuメッキ膜8が
閉塞してしまう。つまり、Cuメッキ膜8の埋め込みが
配線溝3の内部で不完全のまま終了し、ボイド30が発
生するなどの不具合が生じる。
【0009】したがって、このような不具合に対応する
ために、メッキ溶液25に界面活性剤などの添加剤を加
えることが多い。このような添加剤を加えることによっ
て、Cuメッキ膜8の成膜を配線溝3の底から成長させ
ることが可能となり、配線溝3が微細であってもボイド
30など発生させることなく、Cuメッキ膜8を完全に
配線溝3に埋め込むことが可能となる。
【0010】しかし、メッキ溶液25に界面活性剤など
の添加剤を加えてCuメッキ膜8の埋め込み特性を改善
した場合は、配線溝3の入り口部分などのメッキ密度の
高い部分においてCuメッキ膜8が周辺よりも厚く堆積
してしまうことがある。図21は、配線溝の入り口部分
でCuメッキ膜が厚く堆積した状態を示す概念図であ
る。つまり、図21に示すように、Cuメッキ膜8は、
層間絶縁膜2のある周辺部分より配線溝3の入り口部分
において膜厚が厚くなっている。なお、この図において
は、TaNからなるバリアメタル4の上面に形成された
シードPVD層のCu膜は、Cuメッキ膜29と区別し
ていないので表示されていない。また、図21のよう
に、配線溝3の入り口部分でCuメッキ膜8の膜厚現象
が生じることは、例えば、Robert D. Mikkola et.al. P
roc. IEEE IITC p117, 2000などの文献に報告されてい
る。
【0011】通常、Cuメッキ膜8の埋め込み配線プロ
セスにおいては、メッキ処理後に生じた余剰なCuメッ
キ膜8を化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical
polish)処理によって除去している。図22は、CMP
処理によって余剰なCuメッキ膜を除去するための工程
図であり、(a)はCMP処理前の工程を示し、(b)
はCMP処理後の工程の一例を示し、(c)はCMP処
理後の工程の他の例を示している。つまり、CMP処理
によって余剰のCuメッキ膜8を除去する場合、図22
(a)に示すように、配線溝3が狭い部分の上部におい
て研磨前のCuメッキ膜8の膜厚が厚いと、同図(b)
に示すように、Cuメッキ膜8の膜厚の厚かった部分は
CMP処理を行ってもCu研磨残8aが発生することが
ある。また、図22(a)の幅広配線溝3aの上部のよ
うに、Cuメッキ膜8の膜厚が薄い部分は、CMP処理
によるオーバーポリシュの時間が長くなるために、同図
(c)に示すように、幅広配線溝3aの部分が過度に削
り取られるディッシング(dishing)現象が発生するこ
とがある。このようなディッシング現象が生じると配線
抵抗が高くなってしまうなど、信頼性に不具合が生じ
る。
【0012】また、DRAM混載ロジックLSIの製造
工程において、浅い溝による素子分離(STI:Shallo
w Trench Isolation)が形成されている半導体装置のC
MP処理工程の場合も、前述と同様に、パターン依存に
よるチップ内の膜厚段差によって、CMP処理後の膜厚
に不具合が生じることがある。そこで、図23に示すよ
うな処理工程によって、半導体装置のパターン依存を低
減して表面を平坦化する方法が行われている。
【0013】図23は、DRAM混載ロジックLSIの
製造において表面処理を行う工程図であり、(a)は溝
加工工程、(b)はSiO2埋込工程、(c)はフォト
リソグラフィーとRIEによる広い凸部分の除去工程、
(d)はレジスト除去工程、(e)はCMPによる平坦
化工程を示している。
【0014】DRAM混載ロジックLSIの表面平坦化
処理を行う場合、先ず、図23(a)の溝加工工程に示
すように、Si基板31の表面にSiN33を形成した
後に、エッチングによってSi基板31に素子分離領域
36を加工する。そして、同図(b)のSiO2埋込工
程に示すように、HDP(High Density Plasma)の成
膜装置によって表面及び素子分離領域36の部分にSi
2膜34を成膜する。さらに、同図(c)のフォトリ
ソグラフィーとRIE(reactive ion etching)による
広い凸部分の除去工程に示すように、Si基板31の凸
部が広い部分の上部のSiO2膜34(フィールド領
域)をフォトリソグラフィーとエッチングによって除去
する。
【0015】そして、同図(d)のレジスト除去工程に
示すように、SiO2膜34の表面のレジスト35を除
去する。さらに、CMP処理によってSiO2膜34の
残膜を研磨し、同図(e)のCMPによる平坦化工程に
示すように表面の平坦化を行う。ここで、同図(d)に
示すように、CMP処理前に広い凸部分を除去し、Si
2膜34の被研磨膜体積のパターン依存を低減する対
策方法が取られている。すなわち、図23のDRAM混
載ロジックLSIのSTI工程の場合は、CMP処理前
にSiO2膜34の凸部を除去することによって、表面
平坦化を行い被研磨膜圧のパターン依存を低減すること
ができる。
【0016】したがって、前述のCuメッキ膜の膜厚が
接続孔や配線溝の密な部分で厚くなる現象に対して、こ
れらの部分のCuをCMP処理前に選択的に除去できれ
ば、金属系のCMP処理工程でのCu研磨残や過剰研磨
によるディッシング(dishing)といった不良を防止
し、表面平坦化のパターン依存を低減することができ
る。しかしながら、図23に示すDRAM混載ロジック
LSIのSTI工程にけるCMP処理と同じように、フ
ォトリソグラフィーとエッチングによってCuメッキ膜
の余剰のCu膜を除去するには、次のような幾つかの問
題がある。
【0017】先ず、一つ目の問題点は、Cuメッキ処理
後のウェーハ(Cu汚染)をフォトリソグラフィーする
ために専用の露光装置が必要となる。二つ目の問題点
は、Cuは導体であるのでCuをRIEすることは困難
である。三つ目の問題点は、Cuの表面にレジストを塗
布した場合、通常の酸素系のアッシングではCu表面が
酸化されてしまうので、レジストの除去は困難である。
以上説明したように、Cuメッキ処理後のチップ表面の
Cuメッキ膜の膜厚分布が、半導体基板のパターンに依
存しないようにすることが求められているが、現在の技
術では、パターン依存性を排除してCuメッキ膜の平坦
化を実現できる方法は開発されていない。
【0018】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、金属系のCMP処理工
程によってCuメッキ膜の研磨を行っても、半導体基板
のパターン依存によってチップ表面のCuメッキ膜に膜
厚段差が生じないような半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。特に、電解メッキによるCu成膜方法に
おいて、金属膜を配線溝や接続孔に埋め込んだ後の表面
の平坦度がチップのパターンに依存しないような半導体
装置の製造方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明における半導体装置の製造方法は、電解メッ
キ法により半導体基板の表面に金属メッキ膜を成膜し、
半導体基板に加工された配線溝に、金属メッキ膜による
金属配線を形成させる半導体装置の製造方法において、
半導体基板の表面に成膜された金属メッキ膜の凸部を選
択的に除去した後、CMP処理によって金属メッキ膜の
表面残膜を研磨して平坦化を行うことにより、半導体基
板に形成されたパターン形状の依存性を排除して、金属
メッキ膜による金属配線を配線溝に形成させることを特
徴とする。
【0020】また、本発明における半導体装置の製造方
法は、電解メッキ法により半導体基板の表面に金属メッ
キ膜を成膜し、半導体基板に加工された配線溝に金属メ
ッキ膜による金属配線を形成させる半導体装置の製造方
法において、半導体基板の表面に成膜された金属メッキ
膜の表面に薄膜をマスキングする工程と、金属メッキ膜
の凸部を覆う薄膜をCMP処理によって選択的に研磨す
る工程と、薄膜が研磨された部分に露出する金属メッキ
膜を薬液によってウェットエッチングする工程と、半導
体基板の表面部分に残る金属メッキ膜と薄膜をCMP処
理によって除去する工程とを経て、配線溝に金属メッキ
膜による金属配線を形成させることを特徴とする。
【0021】また、本発明における半導体装置の製造方
法は、薄膜は金属膜であることを特徴とする。
【0022】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、金属膜は、タンタル膜、窒化タンタル
膜、窒化チタン膜、タングステン膜、窒化タングステン
膜の何れかであることを特徴とする。
【0023】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、金属膜は、マグネトロンスパッタ法、プ
ラズマCVD法、電解メッキ法、無電解メッキ法の何れ
かによって成膜されることを特徴とする。
【0024】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、金属膜は、無電解メッキ法によって成膜
されたコバルトを含む膜であることを特徴とする。
【0025】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、金属メッキ膜をウェットエッチングする
薬液は、硫酸、硝酸、塩酸の何れかを含む水溶液である
ことを特徴とする。
【0026】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、薄膜は絶縁膜であることを特徴とする。
【0027】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、絶縁膜は、酸素を含まない絶縁膜である
ことを特徴とする。
【0028】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、絶縁膜は、窒化シリコンまたは窒化炭素
の何れかであることを特徴とする。
【0029】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、絶縁膜は、プラズマCVD法によって成
膜されることを特徴とする。
【0030】また、本発明における半導体装置の製造方
法は、電解メッキ法により半導体基板の表面に金属メッ
キ膜を成膜し、半導体基板に加工された配線溝に金属メ
ッキ膜による金属配線を形成させる半導体装置の製造方
法において、半導体基板の表面に成膜された金属メッキ
膜の表面に銅微粒子独立分散液を塗布して、表面が平坦
化された銅犠牲膜を形成する工程と、CMP処理により
銅犠牲膜と金属メッキ膜とを研磨し、半導体基板の表面
を平坦化する工程とを経て、配線溝に金属メッキ膜によ
る金属配線を形成させることを特徴とする。
【0031】また、本発明における半導体装置の製造方
法は、電解メッキ法により半導体基板の表面に金属メッ
キ膜を成膜し、半導体基板に加工された配線溝に金属メ
ッキ膜による金属配線を形成させる半導体装置の製造方
法において、半導体基板の表面に成膜された金属メッキ
膜の表面に樹脂材料を塗布して、表面が平坦化された樹
脂犠牲膜を形成する工程と、CMP処理により樹脂犠牲
膜と金属メッキ膜とを研磨し、半導体基板の表面を平坦
化する工程とを経て、配線溝に金属メッキ膜による金属
配線を形成させることを特徴とする。
【0032】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、樹脂材料は、ポリアミド、ポリイミド、
ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
チレンテレフタレート、シンジオタクチックポリスチ
レン、ポリアミドイミド、ポリイミドの何れかであるこ
とを特徴とする。
【0033】また、本発明における半導体装置の製造方
法においては、金属メッキ膜は銅メッキ膜であることを
特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明における
半導体装置の製造方法の幾つかの実施の形態を説明す
る。つまり、本発明における半導体装置の製造方法で
は、Cuメッキによって配線溝や接続孔の埋め込みを行
うときに、Cuメッキ膜の膜厚が半導体基板のパターン
密度に依存しないようにするために、予め、Cuメッキ
膜の表面にマスクとなる金属または絶縁膜を成膜してお
く。そして、CMP処理によってこれらの金属または絶
縁膜の凸部のみを選択的に研磨除去し、引き続いて、凸
部のCuメッキ膜を薬液で除去する。これによって、被
研磨膜Cuの体積のパターン依存を低減して半導体表面
の高平坦化を行うことができる。
【0035】図1は、本発明を説明するための、金属配
線を施した半導体装置の概略断面図である。図1におい
て、Si基板1上に層間絶縁膜2を形成し、さらに、エ
ッチングなどによって所定パターンの配線溝3を形成し
た後、TaN(タンタルナイトライド)膜のバリアメタ
ル4およびCuのシードPVD膜5を順次成膜する。そ
して、シードPVD膜5の部分を図19に示すCu電解
メッキ装置のメッキ溶液25に浸漬してメッキ処理を行
うと、層間絶縁膜2の表面部分及び配線溝3の内部にC
uメッキ膜が形成される。
【0036】このとき、層間絶縁膜2に形成された配線
溝3のパターン密度(例えば、配線溝3のピッチ間隔な
ど)の相違によって、表面に成膜されるCuメッキ膜の
膜厚に凹凸段差が生じる。そこで、Cuメッキ膜の凸部
を選択的にエッチングまたは研磨してから、CMP処理
によって、表面のCuメッキ膜の残膜と配線溝3以外の
部分のバリアメタル4およびシードPVD膜(Cu膜)
5を順次除去する。これによって、表面が平坦化される
と共に、配線溝3の内部はCuメッキ膜による良好な金
属配線6が形成される。次に、層間絶縁膜2上に層間絶
縁膜2’を形成し、この層間絶縁膜2’に金属配線6の
表面の一部が露出するように、RIEによって接続孔7
を形成して半導体装置を製造する。
【0037】次に、図1に示す半導体装置について、本
発明における製造工程の実施の形態の幾つかを説明す
る。ただし、図1に示す上部の層間絶縁膜2’は、本発
明の製造工程の説明を容易にするために工程図面から省
略し、その工程の説明も省略する。
【0038】第1の実施の形態 先ず、本発明の第1の実施の形態におけるCuメッキ膜
の成膜及び研磨工程について、図2から図8を用いて説
明する。図2は本発明の第1の実施の形態における配線
溝加工の工程図であり、図3は下地膜生成の工程図であ
り、図4は電解メッキ処理の工程図であり、図5はCu
メッキ膜のマスキング工程図である。また、図6はマス
ク部分のCMP処理工程図であり、図7はCuメッキ膜
のエッチング工程図であり、図8は表面膜をCMP処理
した後に金属配線が形成された半導体基板の最終工程図
である。
【0039】先ず、図2の配線溝加工の工程図に示すよ
うに、通常のLSIプロセスにより、Si基板上に素子
形成などを行った後に層間絶縁膜2を成膜し、通常のフ
ォトリソグラフィー及びRIEにより配線溝3を形成す
る。ここでは、配線溝3の幅を0.2μm、深さを0.
5μmとした。
【0040】次に、図3の下地膜生成の工程図に示すよ
うに、高真空中におけるマグネトロンスパッタ法により
下地膜となるバリアメタル4を全表面に成膜する。バリ
アメタル4をTa(タンタル)とする場合の成膜条件
は、DC電源パワー:5kW、プロセスガス:Ar(ア
ルゴン)100sccm(Standard cm3)、ガス圧
力:0.4Pa、基板温度:150℃、Ta膜厚:30
nmである。なお、バリアメタル4としては、Taの代
わりにTaNを使用してもよい。TaNの成膜条件は、
DC電源パワー:5kW、プロセスガス:Ar30sc
cm及びN2(窒素)80sccm、ガス圧力:0.4
Pa、基板温度:150℃、膜厚:30nmとする。
【0041】引き続き、高真空中にて、マグネトロンス
パッタ法によって連続的にCu膜によるシードPVD層
5を成膜する。このシードPVD層5のCu膜はメッキ
処理時に密着層として作用するものである。ここでは、
密着層用のCu膜の膜厚を50nm成膜した。また、シ
ードPVD層5におけるCu膜の成膜条件は、DC電源
パワー:5kW、プロセスガス:Ar100sccm、
ガス圧力:0.4Pa、基板温度:20℃、膜厚:50
nmである。なお、Cu膜は硫酸銅でエッチングされる
のでやや厚めにしてある。
【0042】次に、図4の電解メッキ処理の工程図に示
すように、電解メッキ処理によってCu膜によるシード
PVD層5の表面にCuメッキ膜8を成膜する。このと
き、配線溝3が狭い部分の上部はCuメッキ膜8の膜厚
が厚く、幅広配線溝3aの上部はメッキ膜のカバレッジ
の影響で膜圧が厚くなる。また、電解メッキの条件は、
メッキ溶液として、CuSO4:67g/リッタとH2
4:170g/リッタとHCl:70ppm、添加
剤:硫酸銅、溶液温度:20℃、メッキ電流:9A(た
だし、200mmφウェーハの場合)、Cuメッキ膜の
膜厚:1000nmである。
【0043】つまり、図4の電解メッキ処理工程におい
て、微細な配線溝3にボイドやシームの生じない状態で
完全にCuメッキを埋め込みできるように、硫酸銅の添
加剤をメッキ液に加えているため、メッキ処理後のCu
メッキ膜8の膜厚は配線溝3の密集した部分で厚くな
り、配線溝3のない部分や幅広配線溝3aの部分では薄
くなっている。ここでは、配線溝3の密な部分において
Cuメッキ膜8の膜厚が1200nm、配線溝3のない
部分で800nmとなっている。
【0044】次に、図5のCuメッキ膜のマスキング工
程図に示すように、Cuメッキ膜8の成膜後に、通常の
マグネトロンスパッタ法によって、Cuメッキ膜8の表
面にマスク9を成膜する。マスク9をTa膜とする場合
は膜厚20nmの成膜を行う。また、マスク9をTaと
した場合の膜成膜条件は、DC電源パワー:5kW、プ
ロセスガス:Ar100sccm、ガス圧力:0.4P
a、基板温度:150℃、膜厚:20nmである。
【0045】なお、上記の例ではマスク9のバリアメタ
ルとしてTaを使用したが、TaN、TiN(チタンナ
イトライド)、W(タングステン)、WN(タングステ
ンナイトライド)などを使用してもよい。TaNの成膜
条件は、DC電源パワー:5kW、プロセスガス:Ar
30sccm及びN280sccm、ガス圧力:0.4
Pa、基板温度:150℃、膜厚:20nmである。
【0046】また、TiNの成膜条件は、DC電源パワ
ー:5kW、プロセスガス:Ar30sccm及びN2
80sccm、ガス圧力:0.4Pa、基板温度:15
0℃、膜厚:20nmである。さらに、Wの成膜条件
は、DC電源パワー:5kW、プロセスガス:Ar10
0sccm、ガス圧力:0.4Pa、基板温度:150
℃、膜厚:20nmである。また、WNの成膜条件は、
DC電源パワー:5kW、プロセスガス:Ar30sc
cm及びN280sccm、ガス圧力:0.4Pa、基
板温度:150℃、膜厚:20nmである。なお、上記
の成膜条件の場合は、金属膜をマグネトロンスパッタ法
によって成膜したが、CVD法など他の方法で成膜して
もよい。
【0047】次に、図6のマスク部分をCMP処理する
工程図において、硬質なパッドを使用したCMP法によ
り、表面のTaまたはTaNなどのマスク9を研磨して
除去する。TaのCMP処理条件は、研磨圧力:140
g/cm2、回転数:定盤が60rpm、研磨ヘッドが
60rpm、研磨パッド:発泡ポリウレタン樹脂(例え
ば、ロデール社製の製品名IC1000など)、スラリ
ー溶液:H22添加(つまり、シリカ含有スラリー)、
スラリー流量:200cc/min、温度:25〜30
℃である。
【0048】つまり、CMP処理に硬質のパッドを使用
しているため、配線溝3の部分へのパッド接触圧力が高
く、Cuメッキ膜8の膜厚の厚い部分(凸部分)のTa
N膜のマスク9が選択的に除去される。したがって、C
uメッキ膜8の膜厚の厚い凸部分の表面に成膜されたT
a膜が除去される。これによって、膜厚の厚い凸部分で
Cuメッキ膜8が露出される。
【0049】次に、図7のCuメッキ膜のエッチング工
程図に示すように、Cuメッキ膜8が表面に露出した部
分のCuをウェットエッチングによって除去する。ここ
で、Cuのウェットエッチングの条件は、薬液及び濃
度:H2SO4 、10%、薬液温度:20℃である。こ
の例では希硫酸を用いたが、希硝酸水溶液または希塩酸
溶液を用いても同様の効果が得られる。
【0050】さらに、図7のエッチング工程に続いて、
表面にあるマスク9のTaバリアメタルと余剰なCuメ
ッキ膜8をCMP処理によって除去する。このとき、C
uのCMP処理条件は、研磨圧力:210g/cm2
回転数:定盤が30rpm、研磨ヘッドが30rpm、
研磨パッド:発泡ポリウレタン樹脂(例えば、ロデール
社製の製品名IC1400)、スラリー溶液:H22
加(つまり、シリカ含有スラリー)、スラリー流量:2
00cc/min、温度:25〜30℃である。
【0051】また、図7におけるマスク9のTaを研磨
するCMP処理条件は、研磨圧力:140g/cm2
回転数:定盤が30rpm、研磨ヘッドが30rpm、
研磨パッド:発泡ポリウレタン樹脂(例えば、ロデール
社製の製品名IC1400)、スラリー溶液:H22
加(つまり、シリカ含有スラリー)、スラリー流量:2
00cc/min、温度:25〜30℃である。
【0052】このようにしてCMP処理を行うと、基板
のパターン条件によるCuメッキ膜8の膜厚の差を減ら
すことができるため、図8のCMP処理後の最終工程図
に示すように、ウェーハ表面のCuメッキ膜8とマスク
9のバリアメタル膜を完全に除去して表面を高平坦化す
ることができる。つまり、間隔が密な配線溝3の入り口
部分も、幅広配線溝3aの入り口部分も、Cuメッキ膜
8の残膜は完全になくなって表面が高平坦化され、配線
溝3や幅広配線溝3aの内部に均一な金属配線6が形成
されている。
【0053】なお、第1の実施の形態の変形として、C
uメッキ膜8の表面にTa膜などのマスク9を形成しな
いで、自己平坦化を行うことのできるスピンコート塗布
Cu犠牲膜を形成することもできる。図9は、第1の
実施の形態の変形として、Cuメッキ膜の表面にCu犠
牲膜を形成した工程図である。つまり、この実施の形態
では、第1の実施の形態における図2の配線溝加工の工
程と、図3の下地膜生成の工程と、図4の電解メッキ処
理の工程は全く同じであって、図5のCuメッキ膜マス
キングの工程の代わりに、図9のCu犠牲膜形成の工程
に置き換わったものである。したがって、この実施の形
態では、第1の実施の形態における図6のマスク部分の
処理の工程と、図7のCuメッキ膜のエッチングの工程
は不要となって、図9のCu犠牲膜形成の工程から、C
MP処理することによって、直ちに、図8の表面膜をC
MP処理した後の最終工程に移ることができる。
【0054】つまり、第1の実施の形態の変形は、図
2、図3、図4の工程を経てCuメッキ膜8を形成した
後、図9に示すように、Cuメッキ膜8の表面にCu犠
牲膜10を形成する。このときのCu犠牲膜10の膜厚
スピンコート塗布膜であるため、チップ内のCuメッ
キ膜8の膜厚が薄い所は厚くなり、厚い所は薄くなる
これによって、図9に示すように、Cu犠牲膜10の表
面は平坦化されている。また、Cu犠牲膜10の膜厚は
Cuメッキ膜8の膜厚以上の値、例えば1μm程度とす
る。
【0055】なお、Cu犠牲膜10を形成する方法や塗
布する方法は、Cu超微粒子独立分散液を塗布形成する
方法によって行われる。つまり、Cu超微粒子独立分散
液は、α−テルピネオール溶液中に平均粒子径0.00
8μmのCu微粒子を20wt%含有させて作成する。
そして、このCu超微粒子独立分散液をCuメッキ膜8
の表面に平坦にコーティングし、102Torr以下の真空
中において250℃で2分間加熱して有機溶媒を蒸発さ
せる。さらに、300℃の真空雰囲気中で酸素ガスの存
在下で60分間焼成し、その後、400℃に上げて酸素
を除去して不活性ガス中で30分間焼成する。これによ
って、Cuメッキ膜8の表面に均一にCu犠牲膜10が
成膜される。
【0056】このようにして、図9に示すように、Cu
犠牲膜10によってCuメッキ膜8の表面段差が殆どな
くなるため、表面研磨のパターン依存成を低減すること
ができる。したがって、CMP処理を行うことによっ
て、図8のCMP処理後の最終工程図に示すように、基
板のパターンに依存することなく、研磨残りやディッシ
ングを生じさせないで平坦な研磨加工を行うことができ
る。
【0057】なお、図9に示すCu犠牲膜10やCuメ
ッキ膜8をCMP処理する前に、硬質パッドによってC
uのCMP処理工程を追加してもよい。このような硬質
パッドによるCMP処理工程を追加することによって、
さらに、表面の高平坦化を実現することができる。この
場合の硬質パッドによるCuのCMP処理の条件は、研
磨圧力:140g/cm2、回転数:定盤が30rp
m、研磨ヘッドが30rpm、研磨パッド:発泡ポリウ
レタン樹脂(例えば、ロデール社製の製品名IC100
0)、スラリー溶液:H22添加(つまり、シリカ含有
スラリー)、スラリー流量:200cc/min、温
度:25〜30℃である。
【0058】なお、第1の実施の形態及びその変形で
は、金属配線の材料としてCuを用いた例を述べたが、
これ以外にAu、Ag、Alなどの合金を金属配線の材
料として用いても、上述と同様に表面を平坦化すること
ができる。また、薬液で金属配線の金属材料を除去する
必要があるため、使用する金属配線の金属材料ごとにエ
ッチングする薬液を変えることはいうまでもない。
【0059】第2の実施の形態 次に、本発明の第2の実施の形態におけるCuメッキ膜
の研磨工程について、図10から図14を用いて説明す
る。前述の第1の実施の形態ではCuメッキ膜の上に、
Ta、TaN、TiN、W、WNなどの金属膜をマスク
として成膜したが、第2の実施の形態のように絶縁膜を
成膜しても同様の効果が得られる。図10は本発明の第
2の実施の形態の電解メッキ処理の工程図であり、図1
1はCuメッキ膜のマスキング工程図である。また、図
12はマスク部分のCMP処理工程図であり、図13は
Cuメッキ膜のエッチング工程図であり、図14は表面
膜をCMP処理した後に金属配線が形成された半導体基
板の最終工程図である。
【0060】第1の実施の形態と同様に、図10の電解
メッキ処理の工程図に示すように、メッキ処理によって
配線溝3や表面部分にCuメッキ膜8を形成する。さら
に、図11のCuメッキ膜のマスキング工程図に示すよ
うに、Cuメッキ膜8の上にプラズマCVD法によって
SiN(窒化シリコン)の絶縁マスク11を成膜する。
このときのSiNの成膜条件は、プロセスガス:SiH
475sccmとNH350sccmとN23リッタ、ガ
ス圧力:1064Pa、基板温度:350℃、RF(Re
sonant Frequency)パワー:500W/13.56MH
z、膜厚:20nmである。なお、この実施の形態では
絶縁マスク11としてSiNを成膜したが、これ以外に
酸素を含まない絶縁膜(例えば、窒化炭素の絶縁膜な
ど)を利用してもよい。
【0061】次に、第1の実施の形態と同様に、図12
のマスク部分のCMP処理工程図に示すように、CMP
処理によってCuメッキ膜8の表面に形成された絶縁マ
スク11のSiNを選択的に除去する。つまり、Cuメ
ッキ膜8が凸状になった部分の表面に形成された絶縁マ
スク11のSiNを選択的に除去する。これによって、
膜厚の厚い凸部分でCuメッキ膜8が露出される。
【0062】SiNのCMP処理条件は、研磨圧力:4
0g/cm2、回転数:定盤が30rpm及び研磨ヘッ
ドが30rpm、研磨パッド:発泡ポリウレタン樹脂
(例えば、ロデール社製の製品名IC1000)、スラ
リー溶液:KOHベースのシリカ含有スラリー、スラリ
ー流量:200cc/min、温度:25〜30℃であ
る。
【0063】さらに、絶縁マスク11のSiNを選択的
に除去した後は、第1の実施の形態と同様に、図13の
Cuメッキ膜のエッチング工程図に示すように、凸部分
のCuメッキ膜8をウェットエッチングで除去した後
に、表面にある絶縁マスク11のSiN膜と余剰なCu
メッキ膜8をCMP処理によって除去する。これによっ
て、図14のCMP処理後の最終工程図に示すように、
ウェーハ表面のCuメッキ膜8と絶縁マスク11のSi
N膜を完全に除去して表面を平坦化することができる。
つまり、基板のパターンに依存することなく、間隔が密
な配線溝3の入り口部分も、幅広配線溝3aの入り口部
分も、Cuメッキ膜8の残膜は完全に除去されて表面が
平坦になり、配線溝3や幅広配線溝3aの内部には均一
な金属配線6が形成される。
【0064】なお、第2の実施の形態の変形として、C
uメッキ膜8の表面にSiN膜などの絶縁マスク11を
形成しないで、研磨加工が容易なポリアミドやポリイミ
ドなどの樹脂をスピンコートすることによって犠牲膜を
形成することもできる。図15は、第2の実施の形態の
変形として、Cuメッキ膜の表面にポリアミド犠牲膜を
形成した工程図である。つまり、この実施の形態では、
第2の実施の形態における図11のCuメッキ膜マスキ
ングの工程の代わりに、図15のポリアミド犠牲膜形成
の工程に置き換わったものである。したがって、この実
施の形態では、第2の実施の形態における図12のマス
ク部分の処理の工程と、図13のCuメッキ膜のエッチ
ングの工程は不要となって、図15のポリアミド犠牲膜
形成の工程から、CMP処理を行うことにより、直ち
に、図14の表面膜をCMP処理した後の最終工程に移
ることができる。
【0065】つまり、第2の実施の形態の変形では、図
15のポリアミド犠牲膜を形成した工程図に示すよう
に、Cuメッキ膜8の表面にポリアミド犠牲膜12を通
常の方法によって塗布して表面を平坦にする。ポリアミ
ド犠牲膜12の膜厚は厚いところで1μm程度である。
このようにポリアミド犠牲膜12をCuメッキ膜8の表
面に塗布することによって、図15に示すように、Cu
メッキ膜8の表面段差がポリアミド犠牲膜12によって
低減される。そのため、CMP処理を行うことにより、
図14のCMP処理後の最終工程図に示すように、基板
のパターンに依存することなく、研磨残りやディッシン
グを生じさせないで平坦な研磨加工を行うことができ
る。
【0066】なお、樹脂による犠牲膜としては、ポリア
ミドやポリイミド以外に、ポリアセタール、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、シン
ジオタクチックポリスチレン、ポリアミドイミドな
の樹脂材料を使用してもよい。
【0067】第3の実施の形態 前述の第1の実施の形態では、図5に示すように、Cu
メッキ膜8の表面に、Ta、TaN、TiN、W、WN
などの金属膜のマスク9をマグネトロンスパッタ法やC
VD法で成膜したが、メッキ法によって金属膜を成膜し
ても同じ効果が得られる。つまり、第1の実施の形態の
図3に示すように、メッキ処理によって配線溝3や表面
にCuメッキ膜8を形成した後、図16の無電解メッキ
法によるマスキング工程図に示すように、無電解メッキ
法によってCuメッキ膜8上にCo(コバルト)膜13
を成膜する。
【0068】無電解メッキによるCo膜13の成膜条件
は、タングステン酸アンモニウム:10×103g/
3、塩化コバルト:30×103g/m3、次亜りん酸
アンモニウム:20×103g/m3、シュウ酸アンモニ
ウム:80×103g/m3、添加剤:界面活性剤、溶液
温度:90℃、pH値:8.5〜10.5、膜厚:20n
mである。なお、ここではCo膜を成膜したが、この他
の金属膜を無電解メッキまたは電解メッキ法で成膜して
も良い。
【0069】次に、図17のCo膜の処理工程図に示す
ように、第1の実施の形態と同様に、CMP法により表
面のCo膜13を選択的に除去する。このときのCo膜
13のCMP処理条件は、研磨圧力:140g/c
2、回転数:定盤が30rpm、研磨ヘッドが30r
pm、研磨パッド:発泡ポリウレタン樹脂(例えば、ロ
デール社製の製品名IC1400)、スラリー溶液:H
22添加(つまり、シリカ含有スラリー)、スラリー流
量:200cc/min、温度25〜30℃である。こ
の後は、図18のCuメッキ膜のエッチング工程図に示
すように、第1の実施の形態と同様なプロセスで、凸部
分のCuメッキ膜8をウェットエッチングで除去した後
に、CMP処理によってCuメッキ膜8やCo膜13を
除去して、配線溝3や幅広配線溝3aに金属配線6を形
成する。これによって、第1の実施の形態の図8におけ
るCMP処理後の最終工程図に示すように、ウェーハ表
面のCuメッキ膜8とCo膜13の膜を完全に除去して
表面を平坦化することができる。つまり、間隔が密な配
線溝3の入り口部分も幅広配線溝3aの入り口部分もC
uメッキ膜8の残膜は完全に除去されて表面が平坦にな
り、配線溝3や幅広配線溝3aの内部に均一な金属配線
6が形成される。
【0070】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。上記の実施の形態では、銅メッキを施して
配線溝の内部に銅薄膜の金属配線を形成した場合につい
て説明したが、これ以外の金属メッキを施して配線溝の
内部に金属膜配線を形成しても、上記の実施の形態と同
様に、基板のパターン依存性を排除して、配線溝に最適
な金属膜配線を形成できることはいうまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における半
導体装置の製造方法によれば、Cuメッキ膜の表面にマ
スクとなる金属膜または絶縁膜を成膜し、Cuメッキ膜
の凸部に相当する部分の金属膜または絶縁膜をCMP処
理によって研磨して、Cuメッキ膜の表面を選択的に露
出させる。さらに、露出されたCuメッキ膜の部分を希
硫酸などの薬液によってウェットエッチングする。これ
によって、Cuメッキ膜の被研磨膜の体積が表面全域に
亘ってほぼ均等になり、基板内のパターン密度の違いに
よるCuメッキ膜の凹凸段差が緩和される。このように
して、表面におけるCuメッキ膜の凹凸段差が緩和され
た状態で、表面に残った部分のCuメッキ膜とマスクと
なる金属膜または絶縁膜をCMPによって研磨すれば、
半導体装置の表面を平坦に研磨することができ、配線溝
に成膜されたCuメッキ膜の金属配線を最適状態に形成
することができる。
【0072】つまり、本発明における半導体装置の製造
方法によれば、半導体基板に形成されたパターン密度の
相違によって生じるCuメッキ膜の膜厚段差を、選択的
なエッチング処理によって解消することにより、Cuメ
ッキにより配線溝や接続孔の埋め込みを行う際に、パタ
ーンの依存性を排除して表面のCuメッキ膜を平坦化す
ることにより、配線溝に成膜されたCuメッキ膜のばら
つきを低減し、信頼性の高い金属配線を形成することが
できる。すなわち、半導体基板におけるCuメッキ膜の
膜厚のばらつきを低減することにより、半導体基板の配
線溝へ埋め込み配線を形成するときのCMP工程におけ
るプロセスマージンを広くすることができ、もって、生
産性の向上に大いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を説明するための、金属配線を施した
半導体装置の概略断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における配線溝加
工の工程図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における下地膜生
成の工程図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における電解メッ
キ処理の工程図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態におけるCuメッ
キ膜のマスキング工程図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態におけるマスク部
分のCMP処理工程図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態におけるCuメッ
キ膜のエッチング工程図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態における、表面膜
をCMP処理した後に金属配線が形成された半導体基板
の最終工程図である。
【図9】 第1の実施の形態の変形として、Cuメッキ
膜の表面にCu犠牲膜を形成した工程図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態における電解メ
ッキ処理の工程図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態におけるCuメ
ッキ膜のマスキング工程図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態におけるマスク
部分のCMP処理工程図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態におけるCuメ
ッキ膜のエッチング工程図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態における、表面
膜をCMP処理した後に金属配線が形成された半導体基
板の最終工程図である。
【図15】 第2の実施の形態の変形として、Cuメッ
キ膜の表面にポリアミド犠牲膜を形成した工程図であ
る。
【図16】 本発明の第3の実施の形態における無電解
メッキ法によるマスキングの工程図である。
【図17】 本発明の第3の実施の形態におけるCo膜
の処理工程図である。
【図18】 本発明の第3の実施の形態におけるCuメ
ッキ膜のエッチング工程図である。
【図19】 Cu電解メッキ装置の原理図である。
【図20】 シリコン基板に形成された配線溝にメッキ
を行う場合の概念図であり、(a)は配線溝へのメッキ
埋め込み前の状態、(b)は配線溝にメッキを成膜中の
状態を示す。
【図21】 配線溝の入り口部分でCuメッキ膜が厚く
堆積した状態を示す概念図である。
【図22】 CMP処理によって余剰なCuメッキ膜を
除去するための工程図であり、(a)はCMP処理前の
工程を示し、(b)はCMP処理後の工程の一例を示
し、(c)はCMP処理後の工程の他の例を示す。
【図23】 DRAM混載ロジックLSIの製造におい
て表面処理を行う工程図であり、(a)は溝加工工程、
(b)はSiO2埋込工程、(c)はフォトリソグラフ
ィーとRIEによる広い凸部分の除去工程、(d)はレ
ジスト除去工程、(e)はCMPによる平坦化工程を示
す。
【符号の説明】
1…Si基板、2、2’…層間絶縁膜、3…配線溝、3
a…幅広配線溝、4…バリアメタル、5…シードPVD
層、6…金属配線、7…接続孔、8…Cuメッキ膜、8
a…Cu研磨残、9…マスク、10…Cu犠牲膜、11
…絶縁マスク、12…ポリアミド犠牲膜、13…Co
膜、21…アノード(陽極)、22…陰極用電極、23
…直流電源、24…ウェーハ、24a…表面、24b…
裏面、25…メッキ溶液、30…ボイド、31…Si基
板、33…SiN、34…SiO2膜、35…レジス
ト、36…素子分離領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23F 1/02 C25D 7/12 C25D 7/12 H01L 21/288 E H01L 21/288 21/304 622X 21/304 622 21/88 K Fターム(参考) 4K022 AA02 AA42 BA06 DA01 EA03 EA04 4K024 AA09 AB01 BA01 BB12 CA01 CA04 CA06 DB10 GA16 4K057 WA04 WB04 WB17 WE01 WE02 WE03 WN01 4M104 AA01 BB02 BB04 BB08 BB09 BB17 BB18 BB30 BB32 BB33 DD06 DD37 DD51 DD52 DD53 DD64 DD75 EE05 EE14 EE17 EE18 FF18 HH12 5F033 HH08 HH11 HH13 HH14 HH15 HH19 HH21 HH32 HH33 HH34 MM01 MM12 MM13 PP15 PP26 PP27 PP28 QQ08 QQ09 QQ13 QQ19 QQ27 QQ28 QQ37 QQ48 RR01 RR06 RR22 RR25 XX01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解メッキ法により半導体基板の表面に
    金属メッキ膜を成膜し、前記半導体基板に加工された配
    線溝に、前記金属メッキ膜による金属配線を形成させる
    半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板の表面に成膜された金属メッキ膜の凸部
    を選択的に除去した後、CMP処理によって前記金属メ
    ッキ膜の表面残膜を研磨して平坦化を行うことにより、
    該半導体基板に形成されたパターン形状の依存性を排除
    して、前記金属メッキ膜による金属配線を前記配線溝に
    形成させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 電解メッキ法により半導体基板の表面に
    金属メッキ膜を成膜し、該半導体基板に加工された配線
    溝に、前記金属メッキ膜による金属配線を形成させる半
    導体装置の製造方法において、 前記半導体基板の表面に成膜された金属メッキ膜の表面
    に薄膜をマスキングする工程と、 前記金属メッキ膜の凸部を覆う前記薄膜をCMP処理に
    よって選択的に研磨する工程と、 前記薄膜が研磨された部分に露出する前記金属メッキ膜
    を薬液によってウェットエッチングする工程と、 前記半導体基板の表面部分に残る前記金属メッキ膜と前
    記薄膜をCMP処理によって除去する工程とを経て、前
    記配線溝に前記金属メッキ膜による金属配線を形成させ
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記薄膜は金属膜であることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属膜は、タンタル膜、窒化タンタ
    ル膜、窒化チタン膜、タングステン膜、窒化タングステ
    ン膜の何れかであることを特徴とする請求項3に記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金属膜は、マグネトロンスパッタ
    法、プラズマCVD法、電解メッキ法、無電解メッキ法
    の何れかによって成膜されることを特徴とする請求項3
    または請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記金属膜は、無電解メッキ法によって
    成膜されたコバルトを含む膜であることを特徴とする請
    求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金属メッキ膜をウェットエッチング
    する薬液は、硫酸、硝酸、塩酸の何れかを含む水溶液で
    あることを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れかに
    記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記薄膜は絶縁膜であることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁膜は、酸素を含まない絶縁膜で
    あることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記絶縁膜は、窒化シリコンまたは窒
    化炭素の何れかであることを特徴とする請求項9に記載
    の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記絶縁膜は、プラズマCVD法によ
    って成膜されることを特徴とする請求項8乃至請求項1
    0の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 電解メッキ法により半導体基板の表面
    に金属メッキ膜を成膜し、該半導体基板に加工された配
    線溝に、前記金属メッキ膜による金属配線を形成させる
    半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板の表面に成膜された金属メッキ膜の表面
    に銅微粒子独立分散液を塗布して、表面が平坦化された
    銅犠牲膜を形成する工程と、 CMP処理により前記銅犠牲膜と前記金属メッキ膜とを
    研磨し、前記半導体基板の表面を平坦化する工程とを経
    て、前記配線溝に前記金属メッキ膜による金属配線を形
    成させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 電解メッキ法により半導体基板の表面
    に金属メッキ膜を成膜し、該半導体基板に加工された配
    線溝に、前記金属メッキ膜による金属配線を形成させる
    半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板の表面に成膜された金属メッキ膜の表面
    に樹脂材料を塗布して、表面が平坦化された樹脂犠牲膜
    を形成する工程と、 CMP処理により前記樹脂犠牲膜と前記金属メッキ膜と
    を研磨し、前記半導体基板の表面を平坦化する工程とを
    経て、前記配線溝に前記金属メッキ膜による金属配線を
    形成させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記樹脂材料は、ポリアミド、ポリイ
    ミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、
    ポリエチレンテレフタレート、シンジオタクチック
    リスチレン、ポリアミドイミド、ポリイミドの何れかで
    あることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の
    製造方法。
  15. 【請求項15】 前記金属メッキ膜は銅メッキ膜である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れかに記
    載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198324A (ja) * 2007-02-12 2008-08-28 Hutchinson Technol Inc 埋め込まれたトレースを有する一体化されたリードのフレクシャ
JP2009231588A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
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CN109594100A (zh) * 2018-12-07 2019-04-09 东华大学 一种C3N4负载Cu/Sn合金材料及其制备和应用

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