JP2003243348A - 研削方法および研削装置 - Google Patents

研削方法および研削装置

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JP2003243348A
JP2003243348A JP2002043456A JP2002043456A JP2003243348A JP 2003243348 A JP2003243348 A JP 2003243348A JP 2002043456 A JP2002043456 A JP 2002043456A JP 2002043456 A JP2002043456 A JP 2002043456A JP 2003243348 A JP2003243348 A JP 2003243348A
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grindstone
grinding
wafer
silicon
workpiece
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JP2002043456A
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English (en)
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Tetsuo Okuyama
哲雄 奥山
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境負荷を小さくし、シリコンよりなる被加
工フ物の表面へのダメージを抑えながら、被加工物を研
削する技術を提供すること。 【解決手段】 例えば表面にデバイスが形成されたシリ
コンウエハ10のデバイス形成面の裏面側11を研削す
る。先ずウエハ10の裏面側11の表面に、当該表面を
酸化するための薬液例えばオゾン水を供給し、前記裏面
側11表面にSiO2膜を形成する。次いでSiに比べ
てSiO2を選択的に研削する砥石例えばCeO2の砥粒
を用いて、前記裏面側11表面を研削する。このように
すると前記オゾン水はSiを溶解するものではないの
で、前記裏面側11表面の凹部12やクラック13を増
大させることなく、このまわりにSiO2膜14が形成
され、このSiO2膜を前記砥石を用いて研削すれば、
前記裏面側11表面へダメージを与えずに所定量の研削
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデバイスが
形成された半導体ウエーハの裏面加工などに用いられる
研削方法及び研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード、メモリカードに大容量のメ
モリデバイスを設けるため、IC(集積回路)の薄型化
が要請されており、このためICチップを作成する場
合、シリコンウエーハの片面にICを作製した後、ウエ
ーハのICが作製された面の裏面側を研削して厚さを薄
くすることが行われている。この場合目標とされるウエ
ーハの厚さが例えば250μm程度の場合には、一般的
にウエーハの裏面側を粗さの異なる砥石を用いて2段階
で研削する手法が行われており、具体的には先ずウエー
ハの裏面側を粗さの大きい粗砥石を用いて粗削りし、次
いで粗さの小さい仕上げ砥石によって研削して仕上処理
が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年ICのよ
り一層の薄型化が要請され、ウエーハの厚さを100μ
mあるいはそれ以下にすることが求められている。しか
しながら既述のようにウエーハを砥石により研削する
と、ウエーハの表面はクラックや凹部などの研削の条痕
が形成される。このためウエーハの厚さを100μmあ
るいはそれ以下にしようとすると、前記条痕によりウエ
ーハが割れやすくなるという問題がある。
【0004】このためダメージ層の少ない面を仕上げる
研削手法として、エッチングやポリッシングによりウエ
ーハの裏面側を研削することが検討されている。エッチ
ングによる手法は、シリコンウエーハの場合、シリコン
の溶解能のあるエッチング液をウエーハ裏面側に供給
し、当該裏面側表面をエッチング液により溶解させて除
去し、これにより研削するというものである。
【0005】しかしながらこの手法は、エッチング液の
排水処理が必要であり、またウエーハの裏面側表面にク
ラックがあると、このクラックにエッチング液が入り込
んでこの部分を侵食してしまい、クラックを増幅させて
大きなクラックにしてしまうという問題がある。
【0006】またポリッシングにより手法は、スラリー
によりウエーハ裏面側表面を研削するというものである
が、スラリーを洗浄しなければならず、さらに廃液処理
が必要になる。上述のエッチング液の排水処理やスラリ
ーの廃液処理は、処理コストが高い上に環境負荷が大き
く、問題である。
【0007】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、環境負荷を小さくし、被加工物表面への
ダメージを抑えながら被加工物を極めて薄い厚さに研削
できる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る研削方法
は、シリコンよりなる被加工物の表面に、当該被加工物
の表面を酸化するための薬液を供給し、前記被加工物の
表面にシリコン酸化膜を形成する工程と、シリコンに比
べてシリコン酸化物を選択的に研削する砥石を用いて、
前記被加工物の表面を研削する工程と、を含むことを特
徴とする。
【0009】また他の研削方法は、シリコンよりなる被
加工物の表面を研削する工程と、次いで前記被加工物の
表面に、この被加工物の表面を酸化するための薬液を供
給し、当該被加工物の表面にシリコン酸化膜を形成する
工程と、シリコンに比べてシリコン酸化物を選択的に研
削する砥石を用いて、前記被加工物の表面を研削する工
程と、を含むことを特徴とする。
【0010】ここで前記被加工物は、表面にデバイスが
形成されたシリコン基板であり、前記研削される被加工
物の表面は、前記シリコン基板のデバイスが形成された
面の裏面側の表面であることを特徴とする。また前記研
削される被加工物の表面は、インゴットから切り出され
たシリコン基板の面であってもよい。さらに前記薬液は
オゾン水であることを特徴とし、シリコンに比べてシリ
コン酸化物を選択的に研削する砥石は、酸化ジルコニウ
ム、酸化鉄、酸化セリウムのいずれかの砥粒より形成さ
れる。
【0011】また本発明の研削装置は、シリコンよりな
る被加工物を略水平に載置するための載置部と、前記被
加工物の表面を研削するための第1の砥石と、シリコン
に比べてシリコン酸化物を選択的に研削し、前記第1の
砥石で研削された後の被加工物の表面を研削するための
第2の砥石と、この第2の砥石で研削しているときに、
被加工物の表面にシリコンを酸化するための薬液を供給
する薬液ノズルと、前記載置部上の被加工物を第1の砥
石及び/又は第2の砥石に対して相対的に回転させるた
めの回転機構と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また被加工物に対して研削が行われた後、
載置部の位置が固定された状態で当該被加工物の上方で
第1の砥石を第2の砥石に交換するための交換手段を備
えるようにしてもよいし、第1の砥石を支持する手段
と、この第1の砥石の下方側に第2の砥石を着脱自在に
支持する手段と、を備え、前記交換手段は、第2の砥石
を第1の砥石の下方側に取り付ける手段を備えるように
してもよい。
【0013】このような研削方法及び研削装置では、シ
リコンよりなる被加工物の表面に薬液を供給して、前記
被加工物の表面にシリコン酸化膜を形成する際、薬液は
被加工物を溶解するものではないので、被加工物の表面
の凹部やクラックを増大させることなく、このまわりに
シリコン酸化膜が形成される。このためこのシリコン酸
化膜をシリコンに比べてシリコン酸化物を選択的に研削
する砥石を用いて、前記被加工物の表面を研削すれば、
被加工物の表面へダメージを与えずに、クラックや凹部
の深さに相当する量や、これらクラックなどよりもさら
に深い量等の所定量の研削を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】先ず本発明の研削方法の一実施の
形態を説明する。本発明の研削方法の対象となるのは、
基板例えばシリコンウエーハ(以下「ウエーハ」とい
う)において、ウエーハの表面にデバイス例えばICが
作製されたものの裏面側(ICが作製されていない面)
であって、前処理として前記ウエーハの裏面側が通常研
削により所定の厚さまで研削された後のウエーハの裏面
側である。
【0015】ここで前記通常研削は、例えばウエーハの
目標厚が100μmであれば、102μmの厚さになる
まで行われるものであり、例えばメッシュサイズが例え
ば♯325程度の例えばレジノイドボンドのダイヤモン
ド砥石よりなる砥石を用いて132μmの厚さになるま
で研削を行った後、メッシュサイズが例えば♯2000
程度のレジノイドボンドのダイヤモンド砥石よりなる砥
石を用いて102μmの厚さになるまで研削を行なうよ
うに、2段階の粗さの異なる砥石を用いた研削をいう。
ここで前記砥石を用いた研削は、ウエーハの裏面側に例
えば純水を供給しながら、ウエーハ裏面側と砥石とを接
触させ、ウエーハと砥石とを相対的に回転させることに
より、両者を摺動させて行われる。
【0016】続いて本発明の特徴的な研削手法について
図1により説明すると、図中10はシリコンウエーハで
あり、11は前記2段階の粗さの異なる砥石を用いた通
常研削によりウエーハ裏面側表面に凹部12やクラック
13等の条痕が形成されたウエーハ裏面側を示してい
る。
【0017】この手法では、例えば図1(a)に示すよ
うに、先ずウエーハ10の裏面側11に、シリコンを酸
化させる作用を有する薬液である機能水例えばオゾン水
を供給する。ここで機能水としては硝酸やクロム酸等の
酸を用いることもできるが、環境負荷を小さくするため
にはオゾン水を用いることが好ましい。オゾン水は、水
の電気分解によって生成したオゾンを純水に溶解させた
水溶液をいう。
【0018】このようにウエーハ10の裏面側表面にオ
ゾン水を供給すると、図1(b)に示すように、前記裏
面側11の表面がオゾン水により酸化され、当該表面に
シリコン酸化膜(SiO2膜)14が形成される。この
際、オゾン水はシリコンを溶解するものではないので、
ウエーハ裏面側11の表面に形成された凹部12やクラ
ック13等の条痕を侵食してこれら条痕を増大させるこ
とはなく、前記凹部12やクラック13等の条痕の周囲
にも他の部分と同様にSiO2膜14が形成される。
【0019】次いで図1(c)に示すように、形成され
たSiO2膜14を研削し、当該SiO2膜14を除去
する。ここでSiO2膜14を削る砥石としては、Si
O2の研削能率が高く、Siそのものの研削能率が低い
もの、つまりSiO2をSiに対して選択的に研削する
砥石であることが望ましく、例えばSiO2を化学的作
用によって除去する能力を有する例えば酸化ジルコニウ
ム(ZrO)、酸化鉄(FeO)、酸化セリウム(Ce
O2)等の砥粒よりなる砥石を用いることができる。こ
れらの砥粒は、ガラス研削能が高く、金属研削能はほと
んどないため、SiO2膜14のみの選択的除去が進
む。
【0020】実際にはSiO2膜とSi層との境界近傍
では、前記ZrO,FeO,CeO2砥粒によりSiO2
膜もSi層も物理的に研削され、これにより研削される
面の平面化が進むが、前記前記ZrO,FeO,CeO
2砥粒はSiO2膜に対しては化学的にも研削するので、
SiO2膜に対する研削速度は、Si層に対する研削速
度よりもかなり大きくなり、この意味でSiO2膜は選
択的に研削されることとなる。
【0021】こうして図2(a)〜(c)に示すよう
に、ウエーハ10の裏面側表面のオゾン水による酸化
と、これにより形成された酸化層の研削とを続けること
により、次第に凹部12やクラック13が小さくなり、
結果として図2(c)に示すようにこれらの条痕を効率
的に除去しながら、ウエーハ裏面側10を所定の厚さま
で研削することができる。
【0022】実際のプロセスとしては、オゾン水を供給
しながら所定の砥粒を用いて研削すればよく、こうして
例えば100μm程度の厚さになるまでウエーハ裏面側
11の研削を行う。なおオゾン水は常時流さなくてもよ
い。
【0023】このような研削方法では、ウエーハ裏面側
11表面を酸化してSiO2膜14を形成し、このSi
O2膜14を選択的に研削しているので、凹部12やク
ラック等13の条痕を効率的に除去しながら研削するこ
とができる。これによりウエーハ裏面側11表面に対し
て前記条痕が増幅されるといったダメージを与えること
がないので、前記条痕が原因となるウエーハ10の割れ
の発生を抑え、ウエーハ10を例えば100μmといっ
た極めて薄い厚さまで研削することができ、ICの薄型
化の要請に応えることができる。
【0024】この際ウエーハ裏面側11表面を酸化させ
る機能水としてオゾン水を用いることにより環境負荷を
小さくすることができる。つまりこのオゾン水は自然分
解して直ぐに純水と酸素になるので、廃液は純水として
扱うことができ、廃棄処理や廃液処理が不要となるから
である。
【0025】またウエーハ裏面側11表面をオゾン水に
て酸化する際、オゾン水はシリコンを溶解するものでは
ないので、凹部12やクラック13等の条痕から浸入し
ていくといったことが抑えられ、前記条痕を増幅させる
ことなく、この周囲にSiO2膜を形成することができ
る。このため形成されるSiO2膜14をZrO、Fe
O、CeO2等よりなる砥粒を用いて選択的に化学的に
エッチングして除去すれば、凹部12やクラック13を
増幅させることなく、ウエーハ裏面側10表面のダメー
ジの発生を抑えながら研削することができる。さらに研
削量は自由に設定することができる。
【0026】さらにまた図4に示すように、仮にクラッ
ク12が残ったとしても、このクラック12の周囲に酸
化物層(SiO2膜14)が形成された状態で残るの
で、シリコン層にクラックが存在する場合よりも安定
し、汚染されにくくなる。
【0027】さらにまた本発明の研削方法の対象となる
ものは、デバイスが表面を形成されたウエーハの裏面側
に限らず、例えばワイヤソ−でインゴットからウエーハ
を切り出したときのウエーハの一面又は両面であっても
よい。この場合例えばワイヤソ−でインゴットからウエ
ーハを切り出したときの、ウエーハの一面又は両面に対
して既述の通常研削(あるいはラッピング)を行った
後、機能水によりウエーハ表面を酸化し、この酸化層を
研削する研削方法(以下「機能水研削」という)が行な
われる。この際機能水研削は、前記通常研削での研削時
に形成された凹部やクラックなどの条痕を除去するため
に行われる。
【0028】このようにインゴットからウエーハを切り
出したときのウエーハの一面又は両面に対して通常研削
の後で機能水研削を行なうと、ウエーハの表面の条痕が
除去されて鏡面化される上、この際クラック部分の厚さ
のみ研削されるので、砥粒によるエッチング量が少なく
て済む。このため一のインゴットからウエーハを切り出
すときのウエーハの厚さの設定をある程度薄くすること
ができ、切り出せる枚数が多くなる。つまり図4(a)
に示すように、機能水研削では既述のように機能水はシ
リコンを溶解する性質はほとんどないので、酸化膜はク
ラックの深さをカバーする厚さで形成され、この部分の
みを研削すればよいので、研削部分は図中Aで示す厚さ
となる。このように本発明の研削方法では、研削量はク
ラックの深さをカバーする厚さやそれ以上の厚さなど、
適宜設定される。
【0029】一方従来の一般的な研削例を説明すると、
例えばワイヤソ−でインゴットからウエーハを切り出し
た後、このウエーハの一面又は両面に対して、通常研削
(又はラッピング)→エッチング→ポリッシング工程が
行われる。ここで通常研削(又はラッピング)は、ウエ
ーハの形状(厚さ)を揃えるものであり、エッチング、
ポリッシングは表面を鏡面化するためのものである。こ
のように通常研削により形成される条痕をエッチングに
より取り除こうとすると、エッチング液はシリコンを溶
解する性質を有することから、図4(b)に示すように
点線で示すようにエッチング液がクラックからシリコン
層へ浸入してしまうので、結果的にクラック部分の厚さ
よりも多い厚さ(図中Bで示す厚さ)をエッチングしな
ければならず、エッチング量が多くなる。このため一の
インゴットからウエーハを切り出すときのウエーハの厚
さをエッチング量を見込んである程度の厚さに設定しな
くてはならず、ウエーハの厚さが厚くなることから切り
出せる枚数が少なくなってしまう。
【0030】続いて本発明の研削方法が実施される研削
装置について説明する。図5は、前記研削装置の一実施
の形態を示す概略平面図、図6はその要部を示す断面図
である。先ず研削装置の全体構成について簡単に説明す
ると、図2中21は、被加工物である例えば一面にデバ
イスが形成されたシリコンウエーハ10を多数枚収納し
たカセットCを載置するカセット載置部であり、ここに
載置されたカセットC内に対しては、例えば進退自在、
昇降自在、鉛直軸まわりに回転自在に構成された受け渡
しアーム22によりウエーハ10の受け渡しが行われる
ようになっている。
【0031】前記カセット載置部21から見て受け渡し
アーム22の奥側には、ウエーハ10の位置合わせを行
うアライメント部23が設けられており、カセットC内
のウエーハ10は受け渡しアーム22により、このアラ
イメント部23に搬送される。またアライメント部23
の奥側には研削部3が設けられており、アライメント部
23の近傍に設けられた、例えば略水平方向に移動自
在、昇降自在に構成された搬送アーム24により、アラ
イメント部23から研削部3にウエーハ10が搬送され
る。さらに研削部3の奥側には砥石交換手段である交換
アーム4と、後述する第2の砥石を備えた砥石ホルダ4
1およびその他各種の砥石ホルダを収納するための砥石
ストッカ42とがこの順で設けられており、砥石ストッ
カ42の砥石ホルダ41は砥石交換アーム4により、後
述する研削部3の後述する主軸51に対し自動工具交換
可能に着脱されるようになっている。
【0032】続いて研削部3について図6に基づいて詳
細に説明する。研削部3は、ウエーハ10を吸着して保
持するための載置部をなすウエーハチャック31を備え
ており、このウエーハチャック31は回転機構32によ
り略鉛直軸まわりに回転自在に構成されている。ウエー
ハ10は、前記ウエーハチャック31にデバイスが形成
された一面側を下側にし、デバイスが形成されていない
他面側を上側にした状態で、BGテープ33を介して載
置される。前記BGテープ33とは粘着剤を備えた高分
子フィルムのことである。
【0033】図中5は研削ユニットであり、この研削ユ
ニット5は、図7に示すように砥石を略鉛直軸まわりに
回転させるための主軸51に、2種類の粗さの異なる砥
石を取りつけて構成されている。具体的には主軸51の
上部側には、仕上げ研削用砥石の砥石台52が例えばネ
ジ52aにより固定して取り付けられ、この砥石台52
の下面に仕上げ研削用砥石53(以下「仕上げ砥石5
3」という)が固定されている。また主軸51の前記砥
石台52の下方側には、主軸51に対して自動工具交換
可能に着脱自在に砥石ホルダ6が取り付けられている。
この砥石ホルダ6は、シャンク部ホルダ部材61と、こ
のホルダ部材61に固定して取り付けられた粗研削用砥
石の砥石台62と、この砥石台62の下面に固定された
粗研削用砥石63(以下「粗砥石63」という)とによ
り構成されている。前記仕上げ砥石53及び粗砥石63
は特許請求の範囲の第1の砥石に相当するのものであ
り、例えば中空円筒状に形成され、仕上げ砥石53はS
iを研削する例えばレジノイドボンドのダイヤモンド砥
粒などにより例えばメッシュサイズが♯2000程度の
粗さに形成される。また仕上げ砥石53よりも粗さが大
きい粗砥石53は、Siを研削する例えばレジノイドボ
ンドのダイヤモンド砥粒などにより例えばメッシュサイ
ズが♯325程度の粗さに形成される。
【0034】続いて主軸51と砥石ホルダ6の着脱機構
の一例について図7に基づいて説明する。前記主軸51
には仕上げ砥石53と同心状であり、テーパ形状を有す
るホルダ装着穴54が形成されている。このホルダ装着
穴54の上方位置には、ドローバー55A及びボール5
5B,55Bよりなる周知のプルスタッドクランプ機構
が設けられている。
【0035】一方砥石ホルダ6は、ホルダ装着穴54に
嵌合するテーパ状のシャンク部64と、シャンク部64
の下方に形成されたホルダ部65とでなるホルダ部材6
1を有しており、このホルダ部65のさらに下方に前記
砥石台62を介して粗砥石63が固定されている。さら
にシャンク部64の頭部には、プルスタッド66が設け
られており、前記砥石ホルダ6のシャンク部64をホル
ダ装着穴54に嵌合させたときに、プルスタッド66が
ドローバー55Aにボール55B,55Bを挟んで引っ
張られて砥石ホルダ6がホルダ装着穴54にクランプさ
れて定位置に装着されるようになっている。
【0036】前記砥石ストッカ42に収納される各種の
砥石ホルダも前記粗砥石63を備えた砥石ホルダ6と同
様に構成されており、これらのうちの少なくとも一つの
砥石ホルダ41には、第2の砥石43が取り付けられて
いる。ここで第2の砥石43は、SiO2膜をSiに対
して化学的に選択的に研削するZrO、FeO、CeO
やレジン、ビドリファイドなどの数μmの大きさの砥粒
により形成される。
【0037】前記交換アーム4は、例えばマニシングセ
ンタなどで通常用いられるものを用いることができ、例
えば両端部に砥石ホルダのホルダ部65を把持するため
の把持部40(第1の把持部40A及び第2の把持部4
0B)を備えていて、このアーム4は進退自在に構成さ
れると共に、アーム4の中央部に設けられた回動軸40
Cにより略鉛直軸まわりに回転自在に構成されている。
この交換アーム4は、主軸51から砥石ホルダを取り外
すときや、主軸51に他の砥石ホルダを装着するときに
用いられる。
【0038】また研削部3は、研削ユニット5と干渉し
ない位置に、研削対象となるウエーハ10の裏面側表面
に機能水例えばオゾン水を供給するための薬液ノズルで
ある機能水ノズル71が設けられており、この機能水ノ
ズル71には開閉バルブV1で開閉される供給路72を
介して機能水タンク73が接続されている。さらに研削
部3は、研削ユニット5と干渉しない位置に、研削対象
となるウエーハ10の裏面側表面に純水を供給するため
の純水ノズル74も備えており、この純水ノズル74に
は開閉バルブV2で開閉される供給路75を介して純水
タンク76が接続されている。
【0039】前記主軸51は、回転機構56により例え
ばウエーハチャック31と同じ方向に略鉛直軸まわりに
回転自在に構成されると共に、駆動機構57により昇降
可能、ウエーハチャック31に対して略水平方向に移動
可能に構成されている。なお主軸51とウエーハチャッ
ク31とは相対的に回転可能、略水平方向に移動可能に
構成されればよく、主軸51とウエーハチャック31の
一方を回転させるようにしてもよいし、主軸51の代わ
りにウエーハチャック31側を略水平方向に移動させる
ようにしてもよい。この例では回転機構56が特許請求
の範囲の第1の回転機構及び第2の回転機構に相当す
る。
【0040】このような研削装置によりシリコンウエー
ハ10を研削する場合について、デバイスが表面に形成
されたシリコンウエーハ10の裏面側を研削する場合を
例にして説明する。先ず研削を開始する前に、主軸51
に対し砥石ストッカ42に収納された粗砥石63を備え
た砥石ホルダ6を装着する。つまり交換アーム4のいず
れかの把持部40にて前記砥石ホルダ6のホルダ部65
を把持した状態で、当該砥石ホルダ6を主軸51の下方
側に位置させる。次いで主軸51を下降させ、これによ
り主軸51のホルダ装着穴54に砥石ホルダ6のシャン
ク部64を嵌合させてクランプし、こうして当該主軸5
1に砥石ホルダ6を装着させ、この後アーム4を退行さ
せる。
【0041】一方シリコンウエーハ10をデバイス形成
面の裏面側が上を向く状態で、ウエーハチャック31の
所定位置にBGテープ33を介して載置し、次いで例え
ば粗砥石63の幅中心がウエーハ10の回転中心に略一
致するまで主軸51をウエーハチャック31に対して略
水平方向に移動させる。そして所定位置まで移動したの
ち、この状態で主軸51を介して粗砥石63を略鉛直軸
回りに回転させると共に、ウエーハチャック31により
ウエーハ10も粗砥石63と同じ方向に略鉛直軸回りに
回転させる。そして純水ノズル74の供給路75の開閉
バルブV2を開いてノズル74からウエーハ裏面側に純
水を所定の流量で供給しながら、主軸51を下降させて
ウエーハ10の裏面側と粗砥石63の下面とを接触さ
せ、この状態でこれらを共に回転させると共に、これら
を相対的に水平方向に移動させながら通常研削を開始
し、例えばウエーハの目標厚が100μmであるときに
は、例えば132μmの厚さまで例えば300μm/m
inの切込み速度で研削する(図8(a)参照)。
【0042】続いて純水ノズル74からの純水の供給を
停止し、図8(b)に示すように、主軸51から砥石ホ
ルダ6を取り外す。つまり主軸51を上昇させ、通常研
削前の位置に戻す。続いて交換アーム4の何れかの把持
部40によりホルダ装着穴54に嵌合されていた砥石ホ
ルダ6のホルダ部65を把持すると、主軸51のクラン
プ機構がアンクランプして砥石ホルダ6を解放し、主軸
51から砥石ホルダ61が取り外され、続いてこの状態
で交換アーム4を鉛直軸まわりに180度回転させ、砥
石ホルダ61を砥石ストッカ42に戻す。こうしてアー
ム4を退行させる。
【0043】この後図8(c)に示すように、例えば仕
上げ砥石53によるウエーハ10の研削が行われる。つ
まり主軸51及びウエーハチャック31を回転させ、純
水ノズル73の供給路74の開閉バルブV2を開いてノ
ズル73からウエーハ10裏面側に純水を所定の流量で
供給し、主軸51を下降させて、純水を供給しながら、
ウエーハ10の裏面側と仕上げ砥石53の下面とを接触
させた状態でこれらを共に回転させることにより、これ
らを相対的に水平方向に移動させながら研削を開始し、
ウエーハ10が所定の厚さ例えば102μmになるまで
例えば20μm/minの切込み速度でウエーハ10の
裏面側の研削を行なう。
【0044】次いで純水ノズル74からの純水の供給を
停止し、図9(a)に示すように、主軸51に第2の砥
石43を備えた砥石ホルダ41を上述と同様の手法で装
着する。そして図9(b)に示すように機能水ノズル7
1の供給路72の開閉バルブV1を開いてノズル71か
らウエーハ10裏面側に機能水例えばオゾン水を所定の
流量で供給し、主軸51を下降させて、機能水を供給し
ながら、ウエーハ10の裏面側と第2の砥石43の下面
とを接触させた状態でこれらを共に回転させることによ
り、これらを相対的に水平方向に移動させながら機能水
研削を開始し、ウエーハ10が所定の厚さ100μmに
なるまで例えば0.5μm/minの切込み速度でウエ
ーハ10の裏面側の機能水研削を行なう。
【0045】このようにこの研削装置では、主軸51に
仕上げ用砥石53が固定されており、この下方側に粗砥
石63を備えた砥石ホルダ6が着脱自在に取り付けられ
ていて、この粗砥石63を備えた砥石ホルダ6と、第2
の砥石43を備えた砥石ホルダ41とが交換できるよう
に構成され、粗砥石63による研削が終了した後、交換
アーム4により主軸51から前記砥石ホルダ6が取り外
され、この後仕上げ砥石53による研削が行われ、最後
に交換アーム4により主軸51に前記砥石ホルダ41が
取り付けられて、機能水を供給しながら第2の砥石43
より研削が行われる。
【0046】このため上述の2段階の粗さの異なる砥石
を用いた通常研削と機能水研削とを連続して行うことが
できるので、環境負荷を小さくした状態で、ウエーハ1
0の裏面側表面へのダメージを抑えながら、ウエーハ1
0を例えば100μm程度の厚さまで研削することでき
る。またこの装置では、ウエーハ10の位置を変えるこ
となく、粗砥石63、仕上げ砥石53及び第2の砥石4
3による研削を行うことができるので、装置の小型化を
図ることができる。さらにウエーハ10をウエーハチャ
ック31に吸着保持させた状態で粗砥石63、仕上げ砥
石53及び第2の砥石43による研削を連続して行って
いるので、ウエーハ10のパーティクル汚染を防ぐこと
ができる。つまり一旦ウエーハ10をチャック31から
外すと、ウエーハ10のチャック31側の裏面にパーテ
ィクルが付着してしまうからである。
【0047】また上述の研削装置では、交換アーム4に
より主軸51に粗砥石を備えた砥石ホルダ6が取り付け
られているときに、この砥石ホルダ6と砥石ホルダ41
との交換を行うことができる。このように砥石ホルダ4
1の交換を行うときには、交換アーム4の一方の把持部
40A(40B)で主軸51のホルダ装着穴54に嵌合
されていた砥石ホルダ6を把持して主軸51から当該砥
石ホルダ6を取り外す。そして交換アーム4の他方の把
持部40B(40A)で砥石ストッカ42内の他の砥石
ホルダ41を把持し、既述の手法にて主軸51に当該砥
石ホルダ41を装着し、こうしてこの砥石ホルダ41を
主軸51に取り付ける。
【0048】続いて本発明の研削方法を実施するための
他の装置の例について図10に基づいて説明する。図中
81はデバイスが形成されたシリコンウエーハ10を多
数枚収納したカセットCを載置するカセット載置部であ
り、82はここに載置されたカセットC内に対して、ウ
エーハ10の受け渡しを行う、例えば進退自在、昇降自
在、鉛直軸まわりに回転自在に構成された受け渡しアー
ム、83はウエーハ10の搬入ステージ、84はウエー
ハ10の搬出ステージである。
【0049】図中85は回転テーブルであり、87は前
記第1の砥石と、図示しない純水ノズル及び純水の供給
系とを備えた第1の研削ユニット、88は前記第2の砥
石43と図示しない機能水ノズル及び機能水の供給系と
を備えた第2の研削ユニットであり、前記第1の砥石6
3及び第2の砥石53は夫々図示しない第1の回転機構
及び第2の回転機構により鉛直軸まわりに回転自在、か
つ昇降自在に構成されている。またこの回転テーブル8
5には3個のウエーハチャック86(86A,86B,
86C)が設けられており、これらのウエーハチャック
86は第1及び第2の研削ユニット87,88とウエー
ハの搬出入位置とに夫々対応する位置に設けられてい
る。
【0050】このような研削装置では、カセットC内の
ウエーハ10は受け渡しアーム82により搬入ステージ
83を介して、デバイス形成面の裏面側を上にした状態
で回転テーブル85のウエーハチャック86A(86
B、86C)上に受け渡され、ここに保持される。そし
て回転テーブル85を時計回りに回転させることによ
り、前記ウエーハ10を第1の研削ユニット87に対応
する位置まで移動させる。次いで第1の砥石63を下降
させてウエーハ10の表面と第1の砥石の下面とを接触
させ、ウエーハ10表面に純水を供給しながら第1の砥
石を回転させて通常研削を行う。次いで回転テーブル8
5をさらに時計回りに回転させることにより、前記ウエ
ーハ10を第2の研削ユニット88に対応する位置まで
移動させた後、第2の砥石43を下降させてウエーハ1
0の表面と第2の砥石53の下面とを接触させ、ウエー
ハ10表面に機能水例えばオゾン水を供給しながら第2
の砥石43を回転させて機能水研削を行う。この図では
図示の便宜上粗研削用砥石と仕上げ研削用砥石とをまと
めて第1の砥石として記載したが、粗研削用砥石の研削
ユニットと仕上げ研削用砥石の研削ユニットとを別個に
設けるようにしてもよい。
【0051】このような装置においても、通常研削と機
能水研削とを連続して行うことができるので、環境負荷
を小さくした状態で、ウエーハ10の裏面側表面へのダ
メージを抑えながら、ウエーハ10を例えば100μm
程度の厚さまで研削することできる。またウエーハ10
を回転テーブル85に吸着保持させた状態で第1の砥石
及び第2の砥石43による研削を連続して行っているの
で、ウエーハ10のパーティクル汚染を防ぐことができ
る。
【0052】以上において、本発明では、第1の砥石を
粗研削用砥石のみ、または仕上げ研削用砥石のみにより
構成してもよいし、研削装置に設けられる機能水ノズル
71は、第2の砥石43を備えた砥石ホルダ41に取り
付るようにしてもよい。また純水と機能水とを共通のノ
ズルを介してウエーハの表面に供給するようにしてもよ
く、この場合には共通のノズルに純水の供給路と機能水
の供給路とを接続し、これらの供給路のバルブの開閉に
より、純水あるいは機能水のみをノズルから吐出させる
ようにすればよい。また本発明は、シリコンウエーハ以
外に、例えばベアウエーハの鏡面加工、デバイスのCM
P加工などのシリコン製の被加工物の加工に適用するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、環境負荷を小さくし、
被加工フ物の表面へのダメージを抑えながら、被加工物
を研削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研削方法の一実施の形態を説明す
るための工程図である。
【図2】本発明に係る研削方法の一実施の形態を説明す
るための工程図である。
【図3】前記研削方法の作用を説明するための断面図で
ある。
【図4】前記研削方法の作用を説明するための断面図で
ある。
【図5】本発明に係る研削装置の一実施の形態を示す平
面図である。
【図6】前記研削装置の要部を示す断面図である。
【図7】前記研削装置の要部を示す断面図である。
【図8】前記研削装置の作用を説明するための断面図で
ある。
【図9】前記研削装置の作用を説明するための断面図で
ある。
【図10】本発明に係る研削装置の他の実施の形態を示
す平面図である。
【符号の説明】
10 シリコンウエーハ 11 シリコンウエーハの裏面側 12 凹部 13 クラック 14 SiO2膜 3 研削部 31 ウエーハチャック 4 交換アーム 41 砥石部材 43 第2の砥石 5 砥石ユニット 51 支持軸 53 仕上げ研削用砥石 54 砥石取付部 6 砥石部材 61 砥石ホルダ 63 粗研削用砥石 65 ホルダ部 71 機能水ノズル 74 純水ノズル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンよりなる被加工物の表面に、当
    該被加工物の表面を酸化するための薬液を供給し、前記
    被加工物の表面にシリコン酸化膜を形成する工程と、 シリコンに比べてシリコン酸化物を選択的に研削する砥
    石を用いて、前記被加工物の表面を研削する工程と、を
    含むことを特徴とする研削方法。
  2. 【請求項2】 シリコンよりなる被加工物の表面を研削
    する工程と、 次いで前記被加工物の表面に、この被加工物の表面を酸
    化するための薬液を供給し、当該被加工物の表面にシリ
    コン酸化膜を形成する工程と、 シリコンに比べてシリコン酸化物を選択的に研削する砥
    石を用いて、前記被加工物の表面を研削する工程と、を
    含むことを特徴とする研削方法。
  3. 【請求項3】 前記被加工物は、表面にデバイスが形成
    されたシリコン基板であり、前記研削される被加工物の
    表面は、前記シリコン基板のデバイスが形成された面の
    裏面側の表面であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の研削方法。
  4. 【請求項4】 前記研削される被加工物の表面は、イン
    ゴットから切り出されたシリコン基板の面であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の研削方法。
  5. 【請求項5】 前記薬液はオゾン水であることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の研削方法。
  6. 【請求項6】 シリコンに比べてシリコン酸化物を選択
    的に研削する砥石は、酸化ジルコニウム、酸化鉄、酸化
    セリウムのいずれかの砥粒より形成されることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の研削方法。
  7. 【請求項7】 シリコンよりなる被加工物を略水平に載
    置するための載置部と、 前記被加工物の表面を研削するための第1の砥石と、 シリコンに比べてシリコン酸化物を選択的に研削し、前
    記第1の砥石で研削された後の被加工物の表面を研削す
    るための第2の砥石と、 この第2の砥石で研削しているときに、被加工物の表面
    にシリコンを酸化するための薬液を供給する薬液ノズル
    と、 前記載置部上の被加工物を第1の砥石及び/又は第2の
    砥石に対して相対的に回転させるための回転機構と、を
    備えたことを特徴とする研削装置。
  8. 【請求項8】 第1の砥石で被加工物に対して研削が行
    われた後、載置部の位置が固定された状態で当該被加工
    物の上方で前記第1の砥石を第2の砥石に交換するため
    の交換手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の研
    削装置。
  9. 【請求項9】 第1の砥石を支持する手段と、この第1
    の砥石の下方側に第2の砥石を着脱自在に支持する手段
    と、を備え、 前記交換手段は、第2の砥石を第1の砥石の下方側に取
    り付ける手段を含むことを特徴とする請求項8記載の研
    削装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085925A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Disco Abrasive Syst Ltd 半導体ウエーハの加工方法および加工装置
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