JP2003242569A - 安否確認装置 - Google Patents

安否確認装置

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JP2003242569A JP2002037300A JP2002037300A JP2003242569A JP 2003242569 A JP2003242569 A JP 2003242569A JP 2002037300 A JP2002037300 A JP 2002037300A JP 2002037300 A JP2002037300 A JP 2002037300A JP 2003242569 A JP2003242569 A JP 2003242569A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住人のプライバシーが保護され、緊急時に緊
急通報が可能な安否確認装置が望まれている。 【解決手段】 住居11の複数箇所に設置された音検出
用の音センサー12で検出した音を基に、検出音データ
を生成する行動監視装置13と、この行動監視装置13
で生成された検出音データと行動パターンデータとを比
較する安否判定装置14で比較の結果、検出音データに
異常があると判定された際に、緊急通報を伝送する緊急
通報装置15から緊急通報する安否確認装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住居内の住人の行
動を監視すると共に、緊急時には、所定の連絡先に連絡
する安否確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、核家族化と高齢化により、一人暮
らしの高齢者や虚弱体質者が住居内で病気になったり、
事故や異変に遭遇した際に、近所の人々や最寄りの警察
消防への連絡が取れずに不幸な事態が生じる問題があ
る。
【0003】このような一人暮らしの住人に対しては、
自治体等が各種安否確認施策を実施している。
【0004】この一人暮らしの住人の安否確認方法とし
ては、一人暮らし住人を近隣の住人が直接訪問する方法
が一般的であるが、最近は、各種生活家庭器具を用いた
安否確認方法も用いられるようになっている。
【0005】例えば、電話回線や専用回線により住人と
所定のセンターとの間で、定期的に安否確認連絡を行う
方法、また、電気湯沸かしポットの使用を検出するセン
サーを設け、このセンサーで検出した使用情報を電話回
線や専用回線で所定のセンターに伝送して、その電湯沸
かしポットの使用情報をモニタして住人の安否確認を行
う方法、あるいは、住居内にテレビカメラを取り付け、
そのテレビカメラの映像を所定のセンターでモニタする
方法等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の一人暮らしの住
人の安否確認方法としては、人員に依存した方法が一般
的で、各種生活家庭器具を用いた方法も開発提案されて
いるが、あまり普及されていない。
【0007】また、住人の安否確認には、住人のプライ
バシーを配慮する必要があり、テレビカメラ等で住人の
行動を撮影監視することは、プライバシーの点から好ま
しくない。
【0008】このような一人暮らしの住人の安否確認に
は、住人のプライバシーが守られ、かつ、何らかの異常
が生じた際には、速やかにしかるべき人々や関係者に連
絡が出来る方法が望ましい。
【0009】本発明は、従来の課題と要望に鑑み、住人
のプライバシーが保護されると共に、関係者への連絡が
必要な際には、速やかに最寄りの関係者に連絡が行える
安否確認装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の安否確認装置
は、住居の複数箇所に設置された音検出用の複数の音セ
ンサー手段と、この音センサー手段で検出した音を基
に、検出音データを生成する行動監視手段と、この行動
監視手段で生成された検出音データと行動パターンデー
タとを比較する安否判定手段と、この安否判定手段で検
出音データと行動パターンデータとの比較の結果、検出
音データに異常があると判定された際に、緊急通報を伝
送する緊急通報手段と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0011】本発明の安否確認装置の前記行動監視手段
で生成される検出音データは、音センサー手段で音検出
した時刻データと、音検出した音センサー手段の識別デ
ータと、検出音の分析データとからなることを特徴とし
ている。
【0012】本発明の安否確認装置の前記安否判定手段
で比較される行動パターンデータは、前記行動監視手段
で生成された複数の検出音データの最大公約数を基に生
成されることを特徴としている。
【0013】本発明の安否確認装置の前記安否判定手段
で前記検出音データと比較される前記行動パターンデー
タは、所定の間隔で検出音データを基に見直し修正する
ことを特徴としている。
【0014】また、本発明の安否確認装置の前記緊急通
報手段は、緊急通報先情報データと緊急通報のメッセー
ジ情報データを有することを特徴としている。
【0015】本発明の安否確認装置により、住人のプラ
イバシーが損なわれることなく、住人に緊急事態が発生
すると速やかに所定の連絡先に緊急通報が伝達できるよ
うになった。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
安否確認装置の一実施形態の構成を示すブロック図、図
2は本発明に係る安否確認装置に用いる行動監視装置の
構成を示すブロック図、図3は本発明に係る安否確認装
置に用いる安否判定装置の構成を示すブロック図、図4
は本発明に係る安否確認装置に用いる緊急通報装置の構
成を示すブロック図である。
【0017】本発明の安否確認装置は、図1に示すよう
に、住居11の内外に複数の音センサー12a〜12
f、この音センサ12a〜12fの出力に接続された行
動監視装置13、この行動監視装置13の出力に接続さ
れた安否判定装置14、この安否判定装置14の出力に
接続された緊急通報装置15、この緊急通報装置15の
出力に接続された公衆回線通信網16とからなってい
る。
【0018】前記音センサー12aは、住居11の外部
に配置し、音センサー12b〜12fは、住居11の内
部の玄関、居間、寝室、台所、風呂場、トイレ、及び廊
下等に配置する。
【0019】この音センサー12a〜12fは、配置さ
れた居室やその周辺の音を検出するもので、住人が住居
11内で行動している際に生じる音を前記音センサー1
2で検出して、行動監視装置13に供給されるようにな
っている。
【0020】なお、前記音センサー12a〜12fに
は、個々の識別番号を有し、音を検出するとその識別番
号信号と検出した音信号とを出力するようになってい
る。
【0021】前記行動監視装置13は、音センサー12
a〜12fからの検出音を基に、住居11内の住人の行
動を監視するもので、図2に示すように、前記音センサ
ー12a〜12fがそれぞれ接続されたデータ入力イン
ターフェイス21と、このデータ入力インターフェイス
21の出力が接続されたマイクロプロセッサであるCP
U22と、このCPU22に接続された不揮発性のメモ
リである行動監視メモリ23からなり、前記CPU22
は、後述する安否判定装置14に接続される出力端子2
4に接続された構成となっている。
【0022】前記データ入力インターフェイス21は、
前記音センサー12a〜12fが検出した音信号と識別
番号信号をCPU22に出力するためのインターフェイ
スである。
【0023】前記CPU22は、前記データ入力インタ
ーフェイス21を介して、音センサー12a〜12fか
ら出力された識別番号信号と検出した音信号を取り込
み、その検出音の発生場所と音の内容及び検出時刻から
なる検出音データを生成して、行動監視メモリ23に記
憶させると共に、出力端子24から後述する安否判定装
置14に転送する。
【0024】前記CPU22は、時計機能と音センサー
12a〜12fの識別番号信号の認識と検出した音の分
析機能を有している。つまり、前記音センサー12a〜
12fで検出された音信号と識別番号信号は、CPU2
2において、音の検出時刻と、音の発生場所(音センサ
12の識別番号から設定)、及び発生音の分析結果とか
らなる検出音データを生成して、行動監視メモリ23に
記憶させる。
【0025】この行動監視装置13で生成された前記音
センサー12a〜12fが音を検出した都度の検出音デ
ータは、安否判定装置14に転送されるようになってい
る。
【0026】安否判定装置14は、図3に示すように、
前記行動監視装置13に入力端子31を介して接続され
たCPU32、安否確認用メモリ33、及びCPU32
の出力を緊急通報装置15に接続する出力端子34から
なっている。
【0027】この安否判定装置14のCPU32は、前
記行動監視装置13から出力された前記検出音データと
事前に安否確認用メモリ33に記憶されている行動パタ
ーンデータとを比較し、検出音データが行動パターンデ
ータと異なる場合には、異常発生と判定して、異常発生
データを緊急通報装置15に出力するようになってい
る。
【0028】この行動パターンデータは、前記行動監視
装置13から伝送された検出音データを基に、住人の1
日の行動をパターン化したものである。
【0029】なお、この行動パターンデータは、例え
ば、数日分の行動を集約してパターン化し、この行動パ
ターンを例えば1乃至数週間毎に見直して、住人の通常
時の最新行動パターンを生成する。
【0030】この検出音データと行動パターンデータと
の比較は、例えば、寝室での就寝時刻や就寝から覚める
時刻は略同時刻であり、就寝前、就寝中、及び就寝から
目覚め時等の行動はほぼ毎日同じであり、その行動によ
る生ずる発生音も略同じとなる。このことから、通常行
動が行われている際には、寝室で検出される音は、ほぼ
特定可能となる。このように住人の通常生活によって検
出される音の検出場所と検出音の分析内容及び音検出時
刻等のデータで生成した行動パターンデータと、行動監
視装置13で逐次生成された検出音データを比較するこ
とで、住人が通常の生活を行っているか判定する。
【0031】また、通常生活において,希に生じる音や
異常音等のデータを収集分析して、前記安否確認用メモ
リ33に記憶させておいても良い。例えば、電話や訪問
者の呼び出し音や、窓ガラスや玄関または台所のドア等
の壊れる音、あるいは、台所のガスレンジや暖房用のス
トーブ以外の燃える音等で、このような音データによっ
て住人の行動を判定するようにする。
【0032】さらに、居間でテレビセットを付けたまま
で、台所で食事の支度をするなどの行為があるため複数
箇所の音を分析して住人の行動を特定パターン化する。
【0033】緊急通報装置15は、図4に示すように、
前記安否判定装置14に入力端子41が接続されたCP
U42、このCPU42に接続された緊急通報音声デー
タメモリ43、前記CPU42の出力に接続された電話
インターフェイス44と公衆回線接続端子45とからな
っており、公衆回線接続端子45は、公衆回線通信網1
6を介して、警察や消防に接続されるようになってい
る。
【0034】この緊急通報装置15のCPU42は、前
記安否判定装置14から異常発生データが供給される
と、その異常発生データに応じた緊急通報データを緊急
通報音声データメモリ42から読み出し、電話インター
フェイス44と公衆回線接続端子45及び公衆回線通信
網16を介して、警察、または消防へ電話送信する。
【0035】この緊急通報音声データメモリ43には、
警察及び消防の電話番号データあるいは近所の住人や行
政自治体等の電話番号と、異常内容、例えば、ガスレン
ジやストーブの燃える音以外の他の物が燃える音、また
はガラスや扉等の破壊音等に応じた伝達メッセージの音
声データを記憶させている。これらのデータから異常内
容に応じた電話番号の選択メッセージを選択して、電話
インターフェイス44で電話番号設定とメッセージの音
声変換を行い、選択した電話番号先に音声メッセージを
伝送する。
【0036】以上説明したように、本発明の安否確認装
置は、住人の通常生活における発生音を基に住人の行動
を監視すると共に、通常生活音と異なる発生音を検知す
ると、その異常発生音に応じた緊急連絡先に緊急メッセ
ージを公衆回線を用い音声連絡することが可能なり、通
常生活時のプライバシーは保護され、緊急時には、速や
かに所定の連絡先に緊急連絡可能となる。
【0037】次に、本発明に係る安否確認装置の他の実
施形態について図5と図6を用いて説明する。上述の本
発明の一実施形態の説明において、行動監視装置13、
安否判定装置14、及び緊急通報装置15にそれぞれ個
別にCPU22,32,42を用いることにより、個々
のCPU22,32,42の処理能力が低い、比較的廉
価なCPUを用いることが出来る。
【0038】これに対して、この他の実施形態は、比較
的処理能力の高い単一のCPUを用いた安否確認装置で
あり、この他の実施形態の構成を図5を用いて説明す
る。
【0039】この安否確認装置全体の駆動制御を行うマ
イクロプロセッサであるCPU53には、音検知センサ
ーインターフェイス52を介して、住居の各種設置場所
に設けられた複数の音センサー51a〜51nが接続さ
れている。音センサー51a〜51nは、それぞれが設
置された場所で発生する音を検出する。音検知センサー
インターフェイス52は、CPU53からの制御の基
で、所定時間間隔で音センサー51a〜51nからの出
力を順次取り込みCPU53に出力する。
【0040】前記CPU53には、不揮発性のメモリで
ある行動監視メモリ54、安否確認メモリ55、及び緊
急通報データメモリ56が接続されている。行動監視メ
モリ54には、前記音センサー51a〜51nが検知
し、音検知センサーインターフェイス52を介してCP
U53に供給され、このCPU53で生成された音信号
の分析結果と分析した音信号の発生場所(音センサー5
1の識別)及び音信号検出時刻からなる検出音データを
記憶する。
【0041】安否確認メモリ55には、CPU53で前
記行動監視メモリ54に記憶した数日分の検出音データ
を集約して生成した行動パターンデータが記憶されてい
る。この行動パターンデータは、住居内の各場所におい
て、住人が通常行動を行っている際に発生する音の発生
場所データとその場所における発生音の分析データ及び
音の発生時刻データからなっている。つまり、行動パタ
ーンデータは、1日の時刻経過に応じて住居内の各場所
で発生する音をパターン化したものである。
【0042】なお、この安否確認メモリ55には、通常
生活では比較的発生しにくい音の分析データ、例えば、
ガラスの割れる音、物が倒れる音、及び物が燃える音
や、通常生活では希にしか発生しない電話や訪問者の呼
び出し音等の分析データを記憶させたり、かつ、それら
の各種音分析データの組み合わせ状態も記憶させても良
い。
【0043】緊急通報データメモリ56は、緊急通報が
必要な場合に、緊急通報先情報(例えば、警察消防の電
話番号等)、緊急通報メッセージ情報等のデータが記憶
されている。
【0044】前記CPU53は、公衆回線インターフェ
イス57を介して、公衆回線通信網58に接続されてい
る。
【0045】このような構成の安否確認装置のCPU5
3の制御動作について、図6を用いて説明する。この安
否確認装置の駆動電源がステップS1でオンされると、
ステップS2でCPU53に内蔵されている時計機能が
作動を開始する。この時計機能には、現在時刻を計時す
る機能と、音センサー51a〜51nから所定時間間隔
で順次検出音を取り込むための音検知センサーインター
フェイス52の駆動制御時間間隔を計時する機能の2種
類の計時機能を有しており、このステップS2では、音
検知センサーインターフェイス52を駆動制御するため
の計時機能のタイマーリセットを行う。
【0046】このステップS2のタイマーリセット後、
CPU53は、音検知センサーインターフェイス52を
駆動制御して、音センサー51a〜51nで検出した音
信号を順次取り込み出力させ、ステップS3で、この音
センサー51a〜51nそれぞれの音信号の有無を判定
する。
【0047】このステップS3で音センサー51a〜5
1nのいずれも音信号を検出していないと判定される
と、ステップS10で前記ステップS2でタイマーリセ
ットした計時機能がタイムアップしたか判定され、タイ
ムアップしていない場合には、ステップS3の音信号検
出判定が繰り返される。
【0048】前記ステップS3で、音センサー51a〜
51nで音信号を検出したセンサがあると判定される
と、CPU53は、ステップS4で音信号を検出した音
センサー51の識別信号を検出し、ステップS5で音信
号を検出した音センサ51からの音信号を、例えばの周
波数分析検出し、ステップS6で音信号を検出した時刻
を検出する。
【0049】このステップS4〜S6の検出処理によ
り、検出音データが生成されて、行動監視メモリ54に
記憶されると共に、ステップS7で安否確認メモリ55
に記憶されている行動パターンデータと比較判定され
る。
【0050】この安否確認メモリ55には、前述したよ
うに、音センサ51a〜51n毎の住人が通常生活して
いる際に発生する音信号の分析結果とその音信号の発生
時刻等からなる行動パターンデータが記憶されている。
この行動パターンデータとステップS4〜S6で検出生
成された検出音データと比較して、安否確認判定を行
う。
【0051】次に、ステップS8で、前記ステップS7
の安否確認判定の結果が行動パターンデータと異なる異
常音データがあり、異常発生か判定され、行動パターン
データと同じ検出音データで異常発生していないと判定
されるとステップS10に移行し、行動パターンデータ
と異なる検出音データで異常発生と判定されると、ステ
ップS9でCPU53は、緊急通報データメモリ56か
ら緊急通報データを読み出し、その読み出した緊急通報
データの基で、前記公衆回線インターフェイス57と公
衆回線通信網58を介して、最寄りの警察消防に緊急メ
ッセージを伝送する。
【0052】この緊急通報時に行動パターンデータと検
出音データの相違内容または場所等から異常内容を特定
して通報先と通報メッセージを選択可能とする。
【0053】次に、ステップS10で、前記ステップS
2でタイマーリセットした計時機能がタイムアップした
か判定され、タイムアップしていない場合には、ステッ
プS3の音信号検出判定が繰り返され、タイムアップし
ているとステップS11でCPU53は、安否確認メモ
リ55の行動パターンデータを作成及び修正を行い、ス
テップS12でこの行動パターンデータの作成及び修正
が終了したか判定して、行動パターンデータの作成及び
修正が終了したと判定されると、前記ステップS2に戻
り、新たにタイマーリセットを行い、再度音センサー5
1a〜51nからの音信号検出動作を行う。
【0054】すなわち、音センサー51a〜51nで検
出した音信号を音検知センサーインターフェイス52で
所定時間間隔で順次切り換え出力させ、各音センサー5
1a〜51nで検出した音信号を生活時刻と共に行動監
視メモリに54に記憶すると共に、その検出された音信
号を安否確認メモリ55に記憶されている行動パターン
データと比較して、行動パターンデータと異なる音信号
が検出された際には、異常が発生したと判断して、緊急
通報データメモリ56に記憶されている緊急通報データ
を用いて緊急通報を行う。また、安否確認メモリ55に
記憶されている行動パターンデータは、行動監視メモリ
54に記憶されている音検出データから生成した住人の
行動を基に作成し、この行動パターンデータを逐次最新
の住人行動によって修正を行うことにより、住人が通常
時と異なる行動や通常時と異なる音信号を検出した際
に、緊急判定の精度が向上する。
【0055】以上説明したように、本発明は、住居内の
複数の箇所に設けた音センサーで、住居内で住人が通常
生活で発生する音を基に、住人の行動パターンを把握す
ると共に、この行動パターンと住人の生活音とを比較す
ることで住人の安否確認が実行され、もし仮に行動パタ
ーンと異なる音が検出された際には、住人に異常が発生
の虞があるとして自動的に緊急通報が実行可能となっ
た。
【0056】
【発明の効果】本発明の安否確認装置は、通常生活時の
住人行動は、外部に漏れることが無く、プライバシーが
保護されると共に、住人に緊急事態が発生すると速やか
に所定の連絡先に緊急通報が伝達でき、住人の安否確認
が容易に出来る効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安否確認装置の一実施形態の構成
を示すブロック図。
【図2】本発明に係る安否確認装置に用いる行動監視装
置の構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る安否確認装置に用いる安否判定装
置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係る安否確認装置に用いる緊急通報装
置の構成を示すブロック図。
【図5】本発明に係る安否確認装置の他の実施形態の構
成を示すブロック図。
【図6】本発明に係る安否確認装置の他の実施形態の動
作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
11…住居 12…音センサー 13…行動監視装置 14…安否判定装置 15…緊急通報装置 16…公衆回線通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 卓郎 神奈川県横浜市中区不老町1丁目1番地の 5 イーエス東芝エンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 松岡 宏司 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5C086 AA22 AA44 AA60 BA01 CA09 CB26 DA08 DA14 EA11 EA39 EA41 EA45 FA06 5C087 AA02 AA03 AA10 AA25 AA37 BB12 BB63 BB74 DD03 DD24 EE05 EE19 FF01 FF04 FF19 FF20 GG07 GG11 GG18 GG20 GG46 GG70 5K048 AA15 BA13 DA02 DB05 DC07 EB13 FB05 GC03 HA02 5K101 KK14 LL01 NN13 RR12 RR27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住居の複数箇所に設置された音検出用の
    複数の音センサー手段と、 この音センサー手段で検出した音を基に、検出音データ
    を生成する行動監視手段と、 この行動監視手段で生成された検出音データと行動パタ
    ーンデータとを比較する安否判定手段と、 この安否判定手段で検出音データと行動パターンデータ
    との比較の結果、検出音データに異常があると判定され
    た際に、緊急通報を伝送する緊急通報手段と、 を具備したことを特徴とする安否確認装置。
  2. 【請求項2】 前記行動監視手段で生成される検出音デ
    ータは、音センサー手段で音検出した時刻データと、音
    検出した音センサー手段の識別データと、検出音の分析
    データとからなることを特徴とする請求項1記載の安否
    確認装置。
  3. 【請求項3】 前記安否判定手段で比較される行動パタ
    ーンデータは、前記行動監視手段で生成された複数の検
    出音データの最大公約数を基に生成されることを特徴と
    する請求1または2のいずれかに記載の安否確認装置。
  4. 【請求項4】 前記安否判定手段で前記検出音データと
    比較される前記行動パターンデータは、所定の間隔で検
    出音データを基に見直し修正することを特徴とした請求
    項3に記載の安否確認装置。
  5. 【請求項5】 前記緊急通報手段は、緊急通報先情報デ
    ータと緊急通報のメッセージ情報データを有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の安否確認装置。
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Cited By (9)

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