JP2003242544A - ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム - Google Patents

ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム

Info

Publication number
JP2003242544A
JP2003242544A JP2002042140A JP2002042140A JP2003242544A JP 2003242544 A JP2003242544 A JP 2003242544A JP 2002042140 A JP2002042140 A JP 2002042140A JP 2002042140 A JP2002042140 A JP 2002042140A JP 2003242544 A JP2003242544 A JP 2003242544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
communication
vehicle
jamming
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002042140A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakamura
順一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002042140A priority Critical patent/JP2003242544A/ja
Publication of JP2003242544A publication Critical patent/JP2003242544A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】狭域通信の対象とする通信圏以外の通信を行な
いたくない場所で、誤って通信が行なわれる事態を効果
的に防止する。 【解決手段】狭域通信システムは、有料道路料金所の料
金車線上にDSRC用の所定周波数の電波による狭域無
線通信用の電波圏Frefを形成する路側アンテナ33
を有し、この路側アンテナ33を介してその電波圏F
ref内に位置する車両CRに搭載された車載器1との
間で料金収受に関するデータの無線通信を行なう路側無
線装置と、料金車線L1上に隣接する一般道L2上に前
記電波圏F efに放射される電波とは異なる周波数の
電波によるジャミング電波圏Fjamを形成するジャミ
ングアンテナ43を有し、このジャミングアンテナ43
を介してそのジャミング電波圏Fjam内に位置する車
両CRに搭載された車載器1に対し前記電波圏Fref
に放射される電波による誤通信を防止する誤通信防止装
置40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャミングアンテ
ナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びそ
の誤通信防止方法並びに狭域通信システムに係り、とく
に狭域通信ゾーンである電波圏以外の場所への誤通信防
止の工夫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路料金所では、5.8GH
z帯の狭域な無線通信ゾーン(通信電波圏)を形成する
DSRC(Dedicated Short Rang
e Communication)と呼ばれる狭域通信
システムを採用し、その電波圏内に進入してくる車両に
搭載された車載器との間での料金収受に関する情報を無
線通信することにより、車両をノンストップのまま通過
させるノンストップ自動料金収受システム(「ETC
(Electronic Toll Collecti
on)」とも呼ぶ)が実用化されつつある。このノンス
トップ自動料金収受システムの一例を図4に示す。
【0003】図4に示す高速道路料金所のノンストップ
自動料金収受システムには、その料金所ブース101脇
の料金車線(本システムによるETCサービスが行なわ
れる走行レーン)L1上に開閉自在のゲートを有する料
金所ゲート装置102が置かれ、その進入側の料金車線
L1上の所定高さの地上位置に設置されたETC用路側
アンテナ103を有する路側無線装置(図示しない)が
設けられる。
【0004】ETC用路側アンテナ103は、例えば枠
状のガントリ(架台)104に固定され、その地上位置
から料金車線L1上にDSRC用の狭域な通信電波圏F
1を形成するように5.8GHz帯の所定周波数(例え
ばf1)をもつ電波を放射する。これにより、この路側
無線装置は、そのETC用路側アンテナ103から放射
される電波が成す通信電波圏F1内に進入してくる車両
CRに搭載されたETC用車載器105(例えば、クレ
ジット会社が発行するICカードが挿入可能)との間
で、DSRC用の通信プロトコルを元にした無線通信を
行なう。
【0005】この無線通信により、料金所に進入してき
た車両CRに対し、料金所ゲート装置102のゲートが
自動で開閉され、その車両CRがノンストップで料金所
を通過可能となる。このときの料金収受は、後日、ET
C用車載器105のICカードの情報を元にして車両C
Rの利用者が予め指定した金融機関の口座からの自動引
き落しで行なわれる。
【0006】上記の例は、高速道路料金所の料金車線L
1が1つの場合を例示しているが、図5に示すように互
いに隣接する複数の料金車線L1…L1の場合には、車
両CRの車載器との間で通信を円滑に行なうため、隣接
する料金車線との間で互いに異なる周波数(図6中の例
では周波数f1及びf2)の通信電波圏F1がそれぞれ
形成される。
【0007】この場合には、ETC用車両CRに搭載さ
れた車載器105は、料金所の通信電波圏F1に近づく
に従い、2つの異なる周波数f1またはf2(或いはそ
れ以上の周波数)のうちの電波強度の強い方を選択して
通信を開始する。この際、車両CRが通信電波圏F1に
近づけば、その近づいた側における電波周波数の電波強
度が相対的に大きくなるため、車載器105で選択すべ
き電波の周波数が通信電波圏F1の電波周波数(図中の
例では周波数f1)にロックされた状態で、その電波に
よる無線通信が行なわれる。なお、この場合のETC用
車載器105側の周波数選定プロセスには、本例に示す
ように電波強度の強弱に基づく方法のほか、路側から発
している問い掛け信号のエラー状況を元に決定する方法
等も知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た狭域通信システムを用いたノンストップ自動料金収受
システムにあっては、通信電波圏F1は料金車線内に収
まるように調整されているものの、図6に示すように、
進入してくる車両の形状等によっては、料金車線L1上
に通信電波圏F1を形成するように放射された周波数f
1の電波がその料金車線L1上に進入してくる車両CR
上で反射し、その反射電波がそのまま料金車線L1に隣
接した一般道(他の車線)L2に漏れてしまう場合があ
った。このため、実際には料金収受するべき車線でない
一般道等の場所で、誤って料金収受の通信が行なわれて
しまう可能性があった。
【0009】この問題は、料金収受に限らず、ETC以
外の狭域通信システムを用いた各種応用システム(例え
ば、「DSRCシステム研究会:『ITSインフォーメ
ーションシャワー』、株式会社クリエイト・クルーズ、
2000」等参照)により、各種サービスに関する通信
を行なう場合でも、同様であった。
【0010】本発明は、このような従来の事情を考慮に
なされたもので、車両の車載器との間で無線通信を行な
う狭域通信システムにおいて、狭域通信の対象とする通
信圏以外の通信を行ないたくない場所で、誤って通信が
行なわれる事態を効果的に防止することを主要な目的と
する。
【0011】また、本発明は、上記目的に加え、狭域通
信システムを適用した有料道路料金所のノンストップ自
動料金収受システム等の料金収受システムにおける隣接
する車線への誤通信を効果的に防止することを別の目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係るジャミングアンテナを利用した狭域通信シス
テムの誤通信防止装置は、車両が走行可能な対象車線上
の所定領域に所定周波数の電波による狭域無線通信用の
電波圏を形成し、この電波圏内に位置する前記車両に搭
載された車載器との間で必要なデータの無線通信を行な
う狭域通信システムの誤通信防止装置であって、前記対
象車線上に隣接する他の車線上の所定領域に前記電波圏
に対するジャミング電波圏を形成するように所定場所に
配置されたジャミングアンテナと、前記ジャミングアン
テナを介して当該ジャミング電波圏内に位置する車両に
搭載された車載器に対し前記電波圏に放射される電波と
は異なる周波数の電波を放射するジャミング用無線装置
とを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明の好適な例として、前記対象車線
は、有料道路料金所の料金所ゲートの車両進入側に連絡
する走行レーンであり、前記他の車線は、当該走行レー
ンに隣接する非有料道路であり、前記ジャミングアンテ
ナは、前記非有料道路上に前記ジャミング電波圏を形成
可能な所定高さの地上位置に設置される構成であっても
よい。
【0014】本発明に係る狭域通信システムの誤通信防
止方法は、車両が走行可能な対象車線上の所定領域に所
定周波数の電波による狭域無線通信用の電波圏を形成
し、この電波圏内に位置する前記車両に搭載された車載
器との間で必要なデータの無線通信を行なう方法であっ
て、前記対象車線上に隣接する他の車線上の所定領域に
前記電波圏に放射される電波とは異なる周波数の電波に
よるジャミング電波圏を形成し、このジャミング電波圏
内に位置する車両に搭載された車載器に対し前記電波圏
に放射される電波による誤通信を防止することを特徴と
する。
【0015】本発明に係る狭域通信システムは、車両に
搭載された車載器と、所定場所に狭域無線通信用の電波
圏を形成し、この電波圏内に位置する前記車両に搭載さ
れた車載器との間で必要なデータの無線通信を行なう路
側無線装置とを有する構成において、前記電波圏に隣接
し且つその無線通信を行ないたくない場所に当該電波圏
に放射される電波とは異なる周波数の電波によるジャミ
ング電波圏を形成し、このジャミング電波圏内に位置す
る前記車両に搭載された車載器に対し前記電波圏に放射
される電波による誤通信を防止する誤通信防止装置を備
えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るジャミングア
ンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及
びその誤通信防止方法並びに狭域通信システムの実施の
形態を添付図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る狭域通信システ
ムの構成例を、図2は、その配置例を、図3は、その動
作例をそれぞれ説明するものである。
【0018】図1及び図2に示す狭域通信システムは、
有料道路料金所のノンストップ料金収受システム(以
下、「ETC」と呼ぶ)1に適用されている。この例に
示す有料道路料金所では、図2に示すように、その料金
所ブース11脇の料金車線(料金収受用の走行レーン)
L1に隣接して一般道L2が延びている。
【0019】ETC1は、車両CRに搭載されたETC
用車載アンテナ1aを有するETC用車載器1と、この
ETC用車載器1との間で、DSRC用マイクロ波
(5.8GHz帯)の電波を媒介して有料道路の料金収
受に関するデータを無線通信することにより、車両CR
をノンストップのまま通過させる処理を行なうETC路
側システム2とを備えている。ETC用車載器1には、
クレジット会社等の金融関係業者が発行する所定のET
Cカードが挿入/取り出し可能なスロット(図示しな
い)が形成され、そのETCカードの情報がETC路側
システム2側に通信可能となっている。
【0020】ETC路側システム2は、図1及び図2に
示すように、その料金所ブース11脇の料金車線L1上
に設置される開閉自在のゲート20aを有する料金所ゲ
ート装置20と、この料金所ゲート装置20の進入側で
その料金車線L1上の所定領域に通信電波圏Fref
形成するようにマイクロ波帯の所定周波数frefの電
波を放射させ、その通信電波圏Fref内に進入してく
る車両CRのETC用車載器1との間で料金収受に関す
るデータを無線通信する路側無線装置30を有する。
【0021】この内、路側無線装置30は、既知のDS
RC路側無線装置を適用したもので、DSRC用通信プ
ロトコルを元に各種通信制御を行なうETC用制御部3
1と、この制御部31による制御の元で料金収受に関す
るデータS1の送受信/変復調等の通信処理を行なうE
TC用無線部32と、このETC用無線部22に接続さ
れるETC用路側アンテナ33とを備える。
【0022】この内、少なくともETC用路側アンテナ
33は、図2に示すように、料金所ゲート装置20の進
入側に設けられた柱状支持体34により所定高さの地上
位置に固定され、その位置から料金車線L1側に向けて
通信電波圏Frefを形成するように周波数fref
電波を放射する。図2に示す例ではETC用路側アンテ
ナ33を支持する構造体として柱状支持体34を例示し
ているが、ETC用路側アンテナ33を所定の地上高さ
に支持できる構造体であれば、例えばガントリ等、いず
れのタイプでも適用できる。
【0023】上記構成によれば、路側無線装置30は、
その通信電波圏F1内に進入してくる車両CRのETC
用車載器1との間で、周波数frefの電波を媒介して
DSRC用通信プロトコルを元にICカードの情報を含
む料金収受に関するデータの無線通信を行ない、そのデ
ータを元に料金所ゲート装置20に対しそのゲート20
aを開閉させる制御指令S1を与え、これにより、その
通信相手の車両CRをノンストップで通過させる。この
ときの料金決済は、後日、車載器15のスロットに挿入
されたICカードの情報を元に、車両CRの利用者が予
め指定した金融機関の口座からの自動引き落しで行なわ
れる。
【0024】上記のETC路側システム2には、本発明
の骨格部分を成す構成要素の実例として、路側無線装置
30に加え、料金車線L1に隣接する一般道L2上の所
定領域にその路側無線装置30から放射される電波とは
異なり且つETC用車載器1により受信可能なDSRC
用の周波数fjamの電波によるジャミング用の電波圏
(以下、「ジャミング電波圏」)jamを形成し、この
ジャミング電波圏F am内に進入してくる車両CRの
ETC用車載器1に対し路側無線装置30との間の誤通
信を防止する誤通信防止装置40が設けられている。
【0025】この誤通信防止装置40は、路側無線装置
30により形成される通信電波圏F refに対してジャ
ミング電波圏Fjamを形成するための周波数選定等の
各種通信制御を担う制御部(以下、「ジャミング用制御
部」)41と、その送受信/変復調等の通信処理を行な
う無線部(以下、「ジャミング用無線部」)42と、こ
のジャミング用無線部42に接続されるジャミング用の
アンテナ(以下、「ジャミングアンテナ」)43とを備
える。
【0026】この内、少なくともジャミングアンテナ4
3は、一般道L2を臨む側に設けられた柱状支持体44
により所定高さの地上位置に固定され、その位置から一
般道L2側に向けてジャミング電波圏Fjamを形成す
るように周波数fjamの電波を放射する。図2に示す
例ではジャミングアンテナ43を支持する構造体として
柱状支持体44を例示しているが、ジャミングアンテナ
43を所定の地上高さに支持できる構造体であれば、例
えばガントリ等、いずれのタイプでも適用できる。
【0027】上記構成によれば、誤通信防止装置40
は、一般道L2上のジャミング電波圏Fjam内に進入
してくる車両CRのETC用車載器1に向けて周波数f
jamの電波を放射し、その車両CRがジャミング電波
圏Fjamを通過するまでの間、ETC用車載器1の周
波数選定処理により選定される受信電波の周波数をその
ジャミング電波圏Fjamを形成する電波の周波数f
jamのみにロックさせることができる。
【0028】従って、図3に示すように、料金車線L1
上に通信電波圏Frefを成す周波数refの電波がそ
の料金車線L1上を走行中の車両CRに反射し、その料
金車線L1に隣接する一般道L2側に漏れてくる場合で
あっても、その一般道L2上を走行中の車両CRに搭載
されたETC用車載器1がその一般道L2上にジャミン
グ電波圏Fjamを成す電波によりその周波数fjam
にロックされているため、料金車線L1上の通信電波圏
refに放射される周波数refの電波により料金決
済に関するデータが誤って一般道L2側の車両CRに無
線通信される事態が確実に回避されることになる。
【0029】従って、本実施形態によれば、ジャミング
アンテナを利用する誤通信防止装置により、料金収受す
るべき車線でない一般道上に位置する車両に対し、誤っ
て料金決済が行なわれるといった事態を効果的に防止で
きる。また、本実施形態によれば、ジャミングアンテナ
を利用した簡易な構成としたため、例えば電波漏れを防
ぐために道路脇等に金属製のついたて等の大掛かりな遮
蔽物を設ける必要もなく、これにより美観を損なうとい
った心配もない。
【0030】なお、本実施形態では、狭域無線システム
としてDSRCを用いた有料道路料金所の料金収受シス
テム(ETC)に適用した例を説明しているが、これに
限らず、その他の狭域な無線通信ゾーンを形成可能な通
信システム、例えば料金収受に限らず、その他のサービ
スを提供する狭域無線システムでも本発明の範囲内で必
要に応じて変形、変更を加えることにより適用可能であ
る。
【0031】また、本実施形態では、路側無線装置と誤
通信防止装置とを別体で構成しているが、これに限ら
ず、例えば路側アンテナ及びジャミングアンテナを除く
無線部や制御部を成す無線回路や制御回路等の回路ユニ
ットを一体に設ける構成であってもよい。要は、通信を
行なう場所の通信電波圏に隣接してその通信を行ないた
くない場所でジャミング電波圏を形成可能な構成であれ
ば、いずれでも適用可能である。
【0032】なお、本発明は、代表的に例示した上述の
実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば、
特許請求の範囲の記載内容に基づき、その要旨を逸脱し
ない範囲内で種々の態様に変形、変更することができ
る。これらの変更、変形例も本発明の権利範囲に属する
ものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の車載器との間で無線通信を行なう狭域通信システ
ムにおいて、狭域通信の対象とする通信圏以外の通信を
行ないたくない場所で、誤って通信が行なわれる事態を
効果的に防止できるジャミングアンテナを利用した狭域
通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法
並びに狭域通信システムを提供できる。特に、狭域通信
システムを適用した有料道路料金所のノンストップ自動
料金収受システム等の料金収受システムの場合には、隣
接する車線への誤通信を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る狭域通信システムの全体構成を示
す概略ブロック図。
【図2】狭域通信システムの要部の配置例を示す概要
図。
【図3】狭域通信システムの動作例を説明する図。
【図4】従来例のノンストップ自動料金収受システムの
概要図。
【図5】従来例の複数の料金車線を含む場合を説明する
図。
【図6】従来例の料金車線から一般道への電波漏れの問
題を説明する図。
【符号の説明】
1 ETC用車載器 1a ETC用車載アンテナ 2 ETC路側システム 11 料金所ブース 20 料金所ゲート装置 20a ゲート 30 路側無線装置 31 ETC用制御部 32 ETC用無線部 33 ETC用路側アンテナ 34 柱状支持体(ETC用路側アンテナ用) 40 誤通信防止装置 41 ジャミング用制御部 42 ジャミング用無線部 43 ジャミングアンテナ 44 柱状支持体(ジャミングアンテナ用) L1 料金車線(対象車線) L2 一般道(他の車線) Fref 通信電波圏 Fjam ジャミング電波圏

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が走行可能な対象車線上の所定領域
    に所定周波数の電波による狭域無線通信用の電波圏を形
    成し、この電波圏内に位置する前記車両に搭載された車
    載器との間で必要なデータの無線通信を行なう狭域通信
    システムの誤通信防止装置であって、 前記対象車線上に隣接する他の車線上の所定領域に前記
    電波圏に対するジャミング電波圏を形成するように所定
    場所に配置されたジャミングアンテナと、 前記ジャミングアンテナを介して当該ジャミング電波圏
    内に位置する車両に搭載された車載器に対し前記電波圏
    に放射される電波とは異なる周波数の電波を放射するジ
    ャミング用無線装置とを備えたことを特徴とするジャミ
    ングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止
    装置。
  2. 【請求項2】 前記対象車線は、有料道路料金所の料金
    所ゲートの車両進入側に連絡する走行レーンであり、 前記他の車線は、当該走行レーンに隣接する非有料道路
    であり、 前記ジャミングアンテナは、前記非有料道路上に前記ジ
    ャミング電波圏を形成可能な所定高さの地上位置に設置
    されることを特徴とする請求項1記載のジャミングアン
    テナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置。
  3. 【請求項3】 車両が走行可能な対象車線上の所定領域
    に所定周波数の電波による狭域無線通信用の電波圏を形
    成し、この電波圏内に位置する前記車両に搭載された車
    載器との間で必要なデータの無線通信を行なう狭域通信
    システムの誤通信防止方法であって、 前記対象車線上に隣接する他の車線上の所定領域に前記
    電波圏に放射される電波とは異なる周波数の電波による
    ジャミング電波圏を形成し、このジャミング電波圏内に
    位置する車両に搭載された車載器に対し前記電波圏に放
    射される電波による誤通信を防止することを特徴とする
    狭域通信システムの誤通信防止方法。
  4. 【請求項4】 車両に搭載された車載器と、所定場所に
    狭域無線通信用の電波圏を形成し、この電波圏内に位置
    する前記車両に搭載された車載器との間で必要なデータ
    の無線通信を行なう路側無線装置とを有する狭域通信シ
    ステムにおいて、 前記電波圏に隣接し且つその無線通信を行ないたくない
    場所に当該電波圏に放射される電波とは異なる周波数の
    電波によるジャミング電波圏を形成し、このジャミング
    電波圏内に位置する前記車両に搭載された車載器に対し
    前記電波圏に放射される電波による誤通信を防止する誤
    通信防止装置を備えたことを特徴とする狭域通信システ
    ム。
JP2002042140A 2002-02-19 2002-02-19 ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム Withdrawn JP2003242544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042140A JP2003242544A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002042140A JP2003242544A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003242544A true JP2003242544A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27782348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002042140A Withdrawn JP2003242544A (ja) 2002-02-19 2002-02-19 ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003242544A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102903155A (zh) * 2011-07-25 2013-01-30 深圳市金溢科技有限公司 一种路侧单元及自由流电子收费系统
KR101967886B1 (ko) * 2017-10-20 2019-04-10 국방과학연구소 재밍 신호 발생 장치 및 방법
JP7057138B2 (ja) 2018-01-15 2022-04-19 古野電気株式会社 路側機、通信システム、通信方法、及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102903155A (zh) * 2011-07-25 2013-01-30 深圳市金溢科技有限公司 一种路侧单元及自由流电子收费系统
KR101967886B1 (ko) * 2017-10-20 2019-04-10 국방과학연구소 재밍 신호 발생 장치 및 방법
JP7057138B2 (ja) 2018-01-15 2022-04-19 古野電気株式会社 路側機、通信システム、通信方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1042738B1 (en) Method for automatic debiting of tolls for vehicles
Blythe RFID for road tolling, road-use pricing and vehicle access control
CA2555275C (en) Mobile enforcement reader
US11290849B2 (en) System, method and computer program for a monitoring system
JP5129635B2 (ja) 車庫システム、および車両測位方法
KR20160111194A (ko) 스마트폰을 이용한 가상요금소 기반 통행료 자동 징수 시스템
JP2003242544A (ja) ジャミングアンテナを利用した狭域通信システムの誤通信防止装置及びその誤通信防止方法並びに狭域通信システム
JP2004062540A (ja) 有料道路料金徴収システム及びその徴収方法
JP2002015347A (ja) 路側機、車載機及び料金収受システム
JP2004199587A (ja) 自動料金収受システム
JPH0897630A (ja) 対移動体通信用アンテナ
JP2003203258A (ja) 漏洩導波管アンテナによる路側無線装置を使用した料金収受システム及び路側無線装置
JP2002260033A (ja) 路側無線通信システム
JP4718071B2 (ja) 自動料金徴収方法およびそのための装置
JP3304865B2 (ja) 自動料金収受システム
KR102221896B1 (ko) 오통신 방지 장치, 요금 수수 시스템 및 오통신 방지 방법
KR20030033324A (ko) 휴대용 단말기를 이용한 자동 과금 징수 방법 및 시스템
JP2865978B2 (ja) 非接触icカードシステム
KR20050043600A (ko) 도로통행료 자동징수 시스템 및 방법
NL1008961C2 (nl) Electronisch billing systeem.
JPH10190518A (ja) 車両用応答器の機能停止方法及びその装置
KR20160010813A (ko) 차량 obu의 wave모듈을 이용한 전자지불 단말 시스템 및 운영 방법
JP2001023086A (ja) 走行速度支援システム及びこのシステム用のアンテナ装置
CN113706732A (zh) 一种基于联网obu设备实现通行费实时监控的方法和系统
JP2006018771A (ja) 車両用自動料金徴収システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061121