JP2003242285A - データ配布システム - Google Patents

データ配布システム

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JP2003242285A
JP2003242285A JP2002118111A JP2002118111A JP2003242285A JP 2003242285 A JP2003242285 A JP 2003242285A JP 2002118111 A JP2002118111 A JP 2002118111A JP 2002118111 A JP2002118111 A JP 2002118111A JP 2003242285 A JP2003242285 A JP 2003242285A
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幾三雄 中野
Yoshiyuki Igarashi
善之 五十嵐
Harunori Oka
治則 岡
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会合において配布した資料データを、参加者
の退場時に自動的に消去すること。 【解決手段】 データ配布システムは、携帯端末(10
0)と、管理装置(120)と、ラベル番号を含む無線
信号を送信する携帯端末(100)に取付けられた識別
ラベル(110)と、識別ラベル(110)からの無線
信号を受信するラベル検出装置(130)とを備え、メ
モリ(107)には端末番号が記録され、記録部(12
8)にはラベル番号と端末番号とを対応させた番号テー
ブルが記録され、ラベル検出装置(130)が受信した
無線信号からラベル番号を取得して管理装置(120)
に伝送し、管理装置(120)が番号テーブルの中から
取得した伝送されたラベル番号に対応する端末番号の携
帯端末(100)に対して通信部(122)を介して消
去コードを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の人間が集ま
る会合において、説明に使用するための資料データ及び
アンケート項目データを参加者に配布し、会合終了後に
配布した資料データを自動的に消去し、アンケート項目
への回答データを自動的に回収するデータ配布システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ及び大画
面表示が可能なプロジェックタが普及するに伴って、セ
ミナー、商談会、学会発表、記者発表などの多数の人間
が集まる会合における発表は、予めパーソナルコンピュ
ータのプレゼンテーション用ソフトウェアツールによっ
て作成されたデータを使用して行なわれることが一般的
となっている。参加者は、プロジェクタによって提示さ
れる画面を見ながら説明を受けることとなる。
【0003】参加者への個人用資料の配布がなく、プロ
ジェクタによって提示された画面の内容のみによる説明
では、参加者は、画面の切り変わりの速さに対応して理
解していくことが要求され、途中に疑問に思った部分や
理解できなかった部分があった場合、発表終了後に遡っ
て確認し、理解することが困難である。従って、参加者
の便宜のために、また、理解をより深めてもらうため
に、発表に使用されるデータを紙に印刷した資料を、発
表前に参加者に配布することも行なわれている。
【0004】また、新製品の発表会などにおいて秘密情
報を提供する場合には、秘密情報を含む配布資料は会場
内でのみ閲覧することを許され、参加者が会場から退出
するときに配布資料を回収することも行なわれている。
【0005】また、セミナー、講演会などにおいては、
配布資料と供にアンケート用紙を配布し、参加者に感想
などを記入してもらい、終了後に回収することも行われ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、発表
後に資料やアンケート用紙を回収しなければならない場
合、該当する資料を全て回収するには非常に手間がかか
り、回収作業の手際が悪いと参加者に不愉快な印象を与
えてしまう。また、参加者や配布資料の枚数が多い場合
には、一部の参加者が資料を持ち帰ったとしても知るこ
とが困難であることから、資料を配布せずに、口頭での
発表やプロジェクタによる提示のみによって行なわれる
こととなり、参加者が十分に理解できない原因となる。
【0007】また、一旦資料を配布した後に、資料の一
部に問題があることが判明した場合にも、該当する資料
を回収する必要が生じる場合があるが、その回収には上
記と同様の困難さを伴うものである。
【0008】本発明は、上記の課題を解決すべく、携帯
端末に記録されたデータのうち特定のデータを、参加者
が会場から退出するときに自動的に消去することが可能
なデータ配布システムを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
手段によって達成される。
【0010】本発明に係るデータ配布システム(1)
は、会合において参加者に資料データを配布するための
データ配布システムであって、所定のラベル番号を含む
無線信号を送信する識別ラベルと、前記ラベル番号と端
末番号とを対応させた番号テーブルが記録されている記
録部を備えている管理装置と、前記無線信号を受信して
前記ラベル番号を取得し、前記管理装置に伝送するラベ
ル検出装置とを備え、前記管理装置が、伝送された前記
ラベル番号に対応する端末番号を前記番号テーブルの中
から取得し、該端末番号を通信相手の番号として設定し
て消去コードを送信することを特徴としている。
【0011】また、本発明に係るデータ配布システム
(2)は、前記データ配布システム(1)において、前
記資料データは、複数のファイルから構成されており、
前記記録部には、前記ファイルのファイル名とフラグと
を対応させたファイル名テーブルが記録されており、前
記管理装置が、前記ファイル名テーブルの中から所定の
フラグに対応するファイル名を取得し、取得した該ファ
イル名及び前記消去コードを、前記番号テーブルの中か
ら取得した前記端末番号を通信相手の番号として設定し
て送信することを特徴としている。
【0012】また、本発明に係るデータ配布システム
(3)は、前記データ配布システム(1)において、さ
らに、前記識別ラベルまたは前記参加者の移動方向を検
出し、該移動方向の情報を前記管理装置に伝送する移動
方向検出装置を備え、前記管理装置が、前記移動方向が
前記会合の会場に入場する方向である場合、書込コード
及び前記資料データを、前記番号テーブルの中から取得
した前記端末番号を通信相手の番号として設定して送信
し、前記移動方向が前記会合の会場から退場する方向で
ある場合、消去コードを、前記番号テーブルの中から取
得した前記端末番号を通信相手の番号として設定して送
信することを特徴としている。
【0013】また、本発明に係るデータ配布システム
(4)は、前記データ配布システム(1)において、さ
らに、前記ラベル番号に対応する所定の前記端末番号及
び前記資料データが記録されている第2の記録部を備え
ている携帯端末を備え、該携帯端末が、前記管理装置か
ら前記消去コードを受信した場合、前記第2の記録部か
ら前記資料データを消去することを特徴としている。
【0014】また、本発明に係るデータ配布システム
(5)は、前記データ配布システム(2)において、さ
らに、前記ラベル番号に対応する所定の前記端末番号及
び前記資料データが記録されている第2の記録部を備え
ている携帯端末を備え、該携帯端末が、前記管理装置か
ら前記消去コード及び前記ファイル名を受信した場合、
前記第2の記録部から前記ファイル名のファイルを消去
することを特徴としている。
【0015】また、本発明に係るデータ配布システム
(6)は、前記データ配布システム(3)において、さ
らに、前記ラベル番号に対応する所定の前記端末番号が
記録されている第2の記録部を備えている携帯端末を備
え、該携帯端末が、前記書込コードを受信した場合、前
記第2の記録部に受信した前記資料データを記録し、前
記消去コードを受信した場合、前記第2の記録部から前
記資料データを消去することを特徴としている。
【0016】また、本発明に係るデータ配布システム
(7)は、前記データ配布システム(1)において、さ
らに、前記ラベル番号に対応する所定の端末番号が記録
されている第2の記録部を備えている携帯端末と、前記
携帯端末の移動方向を検出し、該移動方向の情報を前記
管理装置に伝送する移動方向検出装置とを備え、前記管
理装置が、前記移動方向が前記会合の会場に入場する方
向である場合、書込コード及び前記資料データを、前記
番号テーブルの中から取得した前記端末番号を通信相手
の番号として設定して送信し、前記移動方向が前記会合
の会場から退場する方向である場合、消去コードを、前
記番号テーブルの中から取得した前記端末番号を通信相
手の番号として設定して送信し、前記携帯端末が、前記
書込コードを受信した場合、前記第2の記録部に受信し
た前記資料データを記録し、前記消去コードを受信した
場合、前記第2の記録部から前記資料データを消去する
ことを特徴としている。
【0017】また、本発明に係るデータ配布システム
(8)は、前記データ配布システム(4)〜(7)の何
れかにおいて、前記消去コードを受信した前記携帯端末
は、処理の実行結果に対するエラーコードを前記管理装
置に送信し、該記管理装置は、前記消去コードを送信し
た前記携帯端末から所定の時間内に前記エラーコードを
受信しなかった場合、または受信した前記エラーコード
が前記資料データを正常に消去したことを表すコードで
ない場合に、警報を提示することを特徴としている。
【0018】また、本発明に係るデータ配布システム
(9)は、会合において参加者に資料データを配布する
ためのデータ配布システムであって、所定のラベル番号
を含む無線信号を送信する識別ラベルと、前記ラベル番
号と端末番号とを対応させた番号テーブルが記録されて
いる第1の記録部を備えている管理装置と、前記無線信
号を受信して前記ラベル番号を取得し、前記管理装置に
伝送するラベル検出装置とを備え、前記管理装置が、伝
送された前記ラベル番号に対応する端末番号を前記番号
テーブルの中から取得し、該端末番号を通信相手の番号
として設定してファイル送信コードを送信し、該ファイ
ル送信コードに対応するファイルを受信した場合、該受
信ファイルを前記端末番号と対応させて前記第1の記録
部に記録することを特徴としている。
【0019】また、本発明に係るデータ配布システム
(10)は、前記データ配布システム(9)において、
さらに、前記ラベル番号に対応する所定の前記端末番号
が記録されている第2の記録部を備えている携帯端末を
備え、該携帯端末が、前記管理装置から前記ファイル送
信コードを受信した場合、該ファイル送信コードに対応
するファイルを前記管理装置に送信することを特徴とし
ている。
【0020】また、本発明に係るデータ配布システム
(11)は、前記データ配布システム(1)〜(3)の
何れかにおいて、前記管理装置が、伝送された前記ラベ
ル番号に対応する端末番号を前記番号テーブルの中から
取得し、該端末番号を通信相手の番号として設定してフ
ァイル送信コードを送信し、該ファイル送信コードに対
応するファイルを受信した場合、該受信ファイルを前記
端末番号と対応させて前記第1の記録部に記録すること
を特徴としている。
【0021】また、本発明に係るデータ配布システム
(12)は、前記データ配布システム(4)〜(8)の
何れかにおいて、前記携帯端末が、前記管理装置から前
記ファイル送信コードを受信した場合、該ファイル送信
コードに対応するファイルを前記管理装置に送信するこ
とを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態
を、添付した図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係るデータ
配布システムの概略構成を示すブロック図である。デー
タ配布システムは、携帯端末100、識別ラベル11
0、管理装置120、ラベル検出装置130を備えて構
成されている。
【0024】携帯端末100は、演算処理部(以下「C
PU」と記す)101、通信部102、インタフェース
部103、操作部104、表示部105、データバス1
06及びメモリ107を備えて構成されており、外装に
識別ラベル110が貼付されている。管理装置120
は、演算処理部(以下「CPU」と記す)121、通信
部122、インタフェース部123、操作部124、表
示部125、データバス126、メモリ127及び記録
部128を備えて構成されている。
【0025】携帯端末100、管理装置120の各々の
内部におけるデータ交換は、データバス106、126
を介して行われる。携帯端末100と管理装置120と
は、通信部102、122を介し、共通の通信仕様に基
づいて無線通信によって相互に情報を交換することがで
きる。図1において、RFは無線電波を表す。
【0026】識別ラベルは110、アンテナと、発振
器、電源及びメモリを備えたICチップ(何れも図示せ
ず)とを備えており、予めメモリに記録されているラベ
ル番号を無線信号によって送信することができる。
【0027】識別ラベル110には、CD、ビデオテー
プなどの貸し出し、在庫管理などにおいて、CD、ビデ
オテープなどの管理対象品に貼付して使用されるラベル
が使用され得る。この識別ラベル110には、柔軟な素
材を用いて形成されたラベル形状のものや、硬いブロッ
ク状のものなど各種の形状のものが使用され得る。識別
ラベル110の備えている電源の容量は小さいことか
ら、識別ラベル110が発信する電波の到達距離は1〜
2m程度の近距離に限定される。
【0028】ラベル検出装置130は、識別ラベル11
0から送信されるラベル番号を含んでいる無線信号を受
信し、受信した無線信号からラベル番号を取得すること
ができる。ラベル検出装置130は、管理装置120と
接続されており、所定の通信仕様で管理装置120に対
してラベル番号を伝送する。
【0029】異なるラベル番号を付与された識別ラベル
110を貼付された携帯端末100は複数存在するが、
図1には代表的に1台のみ示している。携帯端末100
のメモリ107の不揮発性メモリ部分(図示せず)に
は、CPU101が行なう処理を記述したプログラム、
管理装置120との通信において携帯端末100を特定
するための端末番号、参加者に提示すべき情報である資
料データが記録されている。
【0030】携帯端末100の電源がオンされると、C
PU101は所定のプログラムをメモリ107から読み
出して実行する。このプログラムによって、CPU10
1は、メモリ107から資料データを読み出し、所定の
形式に変換し、インタフェース部103を介して表示部
105に表示した後、操作部104を介してユーザーか
らの操作を受け付ける状態になる。同時に、CPU10
1は、管理装置120との通信を行なう通信プログラム
もメモリ107から読み出し、これら複数のプログラム
をマルチタスクとして実行する。
【0031】管理装置120に電源がオンされると、C
PU121は携帯端末100の管理プログラムを記録部
128から読み出して実行する。この管理プログラムに
よって、CPU121は、記録部128から管理者に提
示すべきデータを読み出して所定の形式に変換し、イン
タフェース部123を介して表示部125に表示した
後、操作部124を介して管理者からの操作を受け付け
る状態になる。また、管理装置120は、携帯端末10
0との通信及びラベル検出装置130からの情報の取得
を実行する。
【0032】管理装置120の記録部128には、携帯
端末100に付与した端末番号と識別ラベル110に付
与したラベル番号とが対応されて番号テーブルとして記
録されている。CPU121は、記録部128から読み
出したプログラムやデータを一時的にメモリ127に保
存し、メモリ127の上で必要な処理を行なう。
【0033】予め資料データが記録された携帯端末10
0は、セミナーなどの会場の受付において参加者に配布
される。参加者が会場内において携帯端末100の電源
をオンすることによって、携帯端末100の資料データ
を表示するためのプログラムが起動し、参加者は表示部
105に表示された資料データを参照することができ
る。
【0034】参加者が、有料セミナーなどにおいて配布
された携帯端末100を持ち帰ることができる場合、ま
たは一定期間携帯端末100の貸し出しを許される場合
などにおいては、資料データに含まれている持ち帰るこ
とを許されないデータは、退出時に自動的に消去される
こととなる。
【0035】図2は、携帯端末100に予め記録されて
いる資料データを自動的に消去する処理において、管理
装置120のCPU121が行なう処理を示しているフ
ローチャートである。以下、図2に基づき、携帯端末1
00の資料データを自動的に消去する処理に関して説明
する。
【0036】ここで、ラベル番号がL0、端末番号がI
D0である携帯端末100に、ファイル名がfile0
1であるファイルを含む複数のファイルから構成されて
いる資料データが記録され、電源が投入された状態の携
帯端末100を携帯した参加者が、会場から退出するた
めに退出口付近に設置されたラベル検出装置130に接
近したと想定する。
【0037】ステップ201において、インタフェース
部123を介して、ラベル検出装置130から伝送され
るラベル番号を取得したか否かを判断する。ラベル番号
は、上記したように、ラベル検出装置130が接近した
携帯端末100の識別ラベル110から受信した信号か
ら取得され、管理装置120に伝送される。ラベル番号
を受信するまで判断を繰り返し、ラベルを受信したと判
断した場合には、ステップ202に移行する。
【0038】ステップ202において、予め記録部12
8に記録された番号テーブルを検索し、取得したラベル
番号L0に対応する端末番号ID0を決定する。
【0039】ステップ203において、図3に示す記録
部128に記録されている資料データのファイル名テー
ブルを参照し、消去すべきファイル名を取得する。図3
において、資料データを構成するファイル名とフラグと
が対応されて記録されており、フラグに1が設定されて
いるファイル名が消去すべきファイルを示している。図
3では、file01が消去すべきファイルとして設定
されている。CPU121は、通信先の端末番号にステ
ップ202において決定された端末番号ID0をセット
し、命令コードとして消去コード、消去対象のファイル
名としてfile01を送信する。端末番号ID0の携
帯端末100は、管理装置120からの送信データを受
信し、消去コードと消去対象のファイル名file01
を取得することによって、メモリ107に記録されてい
る資料データの中から対応するファイルのみを消去す
る。携帯端末100は、指定されたファイルの消去を正
常に完了した場合には完了を示すエラーコード「0」を
管理装置に送信し、消去失敗などのエラーが発生した場
合にはエラーの内容に対応して「0」以外のエラーコー
ドを管理装置に送信する。
【0040】ステップ204において、管理装置120
に備えられた計時手段(図示せず)から現在時刻を取得
して変数TSにセットする。
【0041】ステップ205では、ステップ203にお
いて消去コードを受信した携帯端末100(端末番号I
D0)からの応答データを受信したか否かを判断する。
受信したと判断した場合にはステップ206に移行し、
受信しなかったと判断した場合には、ステップ207に
移行する。例えば、携帯端末100の電源がオフされた
状態でラベル検出装置に接近した場合、携帯端末100
はデータの消去を実行することができず、管理装置12
0は応答データを受信することがない。
【0042】ステップ206において、消去の完了を示
すエラーコード「0」を受信したか否かを判断する。エ
ラーコード「0」を受信したと判断した場合には、ステ
ップ210に移行し、「0」以外のエラーコードを受信
したと判断した場合にはステップ209に移行する。
【0043】ステップ207において、計時手段から現
在時刻を取得し、変数Tにセットする。
【0044】ステップ208において、TとTSの差が
所定の値ΔT以上であるか否かを判断し、ΔT以上であ
ると判断した場合、即ち、ステップ203において消去
コードを送信した後ΔT以上の時間が経過したと判断し
た場合、ステップ209に移行する。TとTSの差がΔ
Tよりも小さいと判断した場合、即ち、消去コードを送
信した後ΔT以上の時間が経過していないと判断した場
合、ステップ205に戻り、ステップ205〜208の
処理を繰り返す。
【0045】ステップ209において、警報を表示部1
25に表示する。即ち、端末番号ID0の携帯端末10
0から全くコードを受信できなかった場合、または受信
したエラーコードが「0」以外の場合に警報を表示す
る。このとき、受信状況または受信したエラーコードに
応じた警報が表示される。
【0046】ステップ210において、終了の指示の有
無を判断する。終了の指示があったと判断するまで、ス
テップ201〜209を繰り返す。
【0047】以上によって、ラベル検出装置130に接
近した携帯端末100のメモリ107に記録された資料
データから、持ち出しを禁止されたファイルだけが自動
的に消去されることとなる。
【0048】携帯端末100が電源をオフされた状態で
参加者に携行されていた場合、ラベル検出装置130に
よって識別ラベル110の検出は正常に行なわれるが、
管理装置120は応答コードを受信することがないこと
から、警報を表示して、管理者に退出者の停止を促すこ
とができる。
【0049】また、携帯端末100が指定のファイルの
消去に失敗した場合、警報と同時に受信したエラーコー
ドに対応する情報を表示することによって、管理者の対
応が容易となる。
【0050】次に、セミナーなどの会場の受付におい
て、予め資料データの他にアンケート項目データが記録
された携帯端末100を参加者に配布し、退出時にアン
ケートへの回答を自動的に回収する場合について説明す
る。上記した資料データの自動的消去の場合と同様に、
ラベル番号がL0、端末番号がID0である携帯端末10
0に、アンケート項目データが所定のファイル名(qf
ile)で記録されているとする。
【0051】会場で携帯端末100の電源がオンされる
と、CPU101は所定のプログラムをメモリ107か
ら読み出して実行する。このプログラムによって、CP
U101は、メモリ107からアンケート項目データ
(qfile)を読み出し、所定の形式で表示部105
に表示した後、操作部104を介して参加者からの操作
を受け付ける状態になる。同時に、CPU101は、管
理装置120との通信を行なう通信プログラムもメモリ
107から読み出し、これら複数のプログラムをマルチ
タスクとして実行する。
【0052】参加者が、セミナーの休憩時間等に、操作
部104を使用してアンケート項目に対する回答を入力
し、記録操作をすることによって、回答データがアンケ
ート項目データと供に、メモリ107上のファイルqf
ileに上書き保存され、これが回答ファイルとなる。
【0053】図4は、参加者のアンケート、即ち回答フ
ァイルの回収処理における管理装置120のCPU12
1が行なう処理を示すフローチャートである。携帯端末
100を携帯した参加者が、会場から退出するために退
出口付近に設置されたラベル検出装置130に接近した
と想定する。
【0054】資料データの自動消去の場合と同様に、ス
テップ401において、ラベル番号を取得したか否かを
判断し、ステップ402において、取得したラベル番号
L0に対応する端末番号ID0を決定する。
【0055】ステップ403において、通信先の端末番
号にステップ402において決定された端末番号ID0
をセットし、命令コードとして送信コード、対象のファ
イル名としてqfileを送信する。端末番号ID0の
携帯端末100は、管理装置120からの送信データを
受信し、送信コードと対象のファイル名qfileを取
得し、メモリ107に記録されているファイルの中から
対応するファイルが存在することを確認した後、通信先
の端末番号として管理装置の番号をセットし、ファイル
qfileを送信する。
【0056】ステップ404において、管理装置120
に備えられた計時手段(図示せず)から現在時刻を取得
して変数TSにセットする。
【0057】ステップ405において、ステップ403
で送信コードを送信した携帯端末100(端末番号ID
0)から回答ファイルqfileを受信したか否かを判
断する。受信した場合には、端末番号ID0に対応させ
て受信したファイルを記録128に記録して、ステップ
408に移行し、受信していない場合には、ステップ4
06に移行する。例えば、受信したファイル名に端末番
号ID0を追加したものを新しいファイル名とすること
によって、端末毎に対応させて受信ファイルを記録する
ことができる。
【0058】ステップ406〜407において、資料デ
ータの自動消去の場合(図2のステップ207〜20
8)と同様に、命令コード(送信コード)を送信してか
ら所定の時間(ΔT)だけ、携帯端末100(端末番号
ID0)からの回答ファイルの送信を待ち続ける。ステ
ップ407において、所定の時間(ΔT)を経過したと
判断すれば、ステップ408に移行する。
【0059】ステップ407において、終了の指示の有
無を判断し、終了の指示があったと判断するまで、ステ
ップ401〜408を繰り返す。
【0060】以上によって、ラベル検出装置130に接
近した携帯端末100のメモリ107に記録された回答
ファイルqfileを自動的に回収することができる。
【0061】通常アンケートは任意回答の場合が多いの
で、以上の説明においては、何らかの理由で管理装置1
20が回答ファイルを正常に受信できなかった場合で
も、何も特別な処置をしていないが、必ず回答ファイル
を回収することが必要であれば、上記した資料データの
自動消去の場合と同様に、警報を発生させるなどの処置
を行うことも可能である。
【0062】また、参加者の中にはアンケートに回答せ
ずに退出する者もいるが、図3のフローチャートでは、
その場合にも元のままのqfileが送信される。この
無駄なデータの送信を回避するために、携帯端末100
がqfileの更新の有無を表わす情報をメモリ107
に記録するようにしておき、ステップ403における命
令コード(送信コード)を送信する前に、携帯端末10
0にqfileの更新の有無を表わす情報を送信させ、
その情報からqfileが更新されていると判断した場
合のみ、ステップ403以降の処理を行うようにするこ
とも可能である。さらに、qfileの更新の判断は、
携帯端末100にqfileのタイムスタンプやファイ
ルサイズ等の情報を送信させ、その情報が初期値から変
更されているか否かを判断することによっても可能であ
る。これによって、qfileが更新されていない場合
には、数バイト程度のデータ送信で済ませることがで
き、効率的である。
【0063】また、以上の処理では、回答ファイルqf
ileは携帯端末100のメモリ107に保存されたま
ま残るが、携帯端末100が送信コードを受信し、回答
ファイルqfileを管理装置120に送信した後に、
メモリ107から回答ファイルqfileを削除するよ
うにもできる。
【0064】また、回収するファイルはアンケートなど
の予め記録されていたファイルに限らず、会場で参加者
が新たに作成した任意のファイルを回収することも可能
である。例えば、参加者に決まった項目及び形式で提示
するためのファイルを携帯端末100に予め準備せず
に、参加者に全く自由な形式で入力した意見、提案など
を任意のファイル名で保存してもらい、退出する参加者
が携行した携帯端末100が送信コードを受信した場
合、新規に作成されたファイル名を検出して、そのファ
イルを管理装置120に送信するようにすることも可能
である。
【0065】さらには、参加者の退出時に、上記した資
料データの自動消去とファイルの自動回収とを同時に行
うことも可能である。
【0066】以上において、携帯端末100からの応答
又はファイル受信を待つ時間ΔTは、ラベル検出装置の
付近で退出者を停止させることができるように、例えば
1秒程度の短い時間に設定されることが望ましい。
【0067】また、ステップ206において0以外のエ
ラーコードであると判断した場合、直ちに警報を発生す
るステップ209に移行せずに、所定の時間ΔTが経過
するまでの間は繰り返し消去コードを送信するなどの各
種の変更を、図2のフローチャートに加えることも可能
である。
【0068】また、ラベル110は、携帯端末100か
ら取り外しできないように、携帯端末100の内部に、
無線電波の送信が可能な状態で組み込まれた場合におい
ても同様の機能を実現することが可能である。
【0069】また、以上においては、複数のファイルか
ら構成される資料データの中の特定のファイルを消去す
る場合を説明したが、資料データのファイルが1つであ
る場合には、消去コードだけを送信すれば良い。
【0070】また、端末番号ごとに資料データのファイ
ルテーブルを記録部128に記録しておくことによっ
て、携帯端末100ごとに消去するファイルを指定する
ことが可能である。例えば、最初に携帯端末100を配
布するときまたは退出時に、参加者から申し出があった
ファイルに関しては、消去コードを送信しないように
し、参加者が持ち帰ることができる消去せずに残したフ
ァイルに対して課金することが可能である。
【0071】また、予め資料データ又はアンケート項目
データを携帯端末100のメモリ107に記録しておか
ずに、会場に入るときに管理装置120から送信し、メ
モリ107に記録することも可能である。例えば、会場
への入口と出口を別にし、各々に管理装置120及びラ
ベル検出装置130を設置し、図2のフローチャートと
同様に、入口において検出した携帯端末100に対し
て、管理装置120から所定の資料データ又はアンケー
ト項目データと、メモリ107に記録する処理に対応す
る命令コードを送信することによって実現可能である。
また、出入口が1箇所の場合には、複数のセンサーなど
によって携帯端末100が会場に入る場合と、会場から
出る場合とを区別する手段を設け、携帯端末100が会
場に入る場合に携帯端末100に対して資料データ又は
アンケート項目データと記録の命令コードとを送信し、
会場から出る場合に携帯端末100に対して資料データ
の消去の命令コード又は送信コードを送信することが可
能である。携帯端末100が会場に入る場合と会場から
出る場合の判断には、識別ラベル110の移動方向や参
加者の移動方向によって判断することもできる。
【0072】また、以上においては、参加者に専用の携
帯端末100を配布する場合について説明したが、参加
者が持参したノートパソコンや携帯端末を使用しても同
様のことが可能である。その場合には、参加者の持参し
たノートパソコンや携帯端末に対して、外装に識別ラベ
ルを貼付し、管理装置120と通信するためインタフェ
ース装置を搭載し、資料データ又はアンケート項目デー
タの記録と管理用プログラムのインストールとが必要と
なる。
【0073】
【発明の効果】請求項1〜7の何れかの項に記載の本発
明に係るデータ配布システムによって、配布した携帯端
末に記録した資料データの内、参加者が持ち帰ることを
許されないデータのみを、参加者に煩雑な手続きを強い
ること無く、自動的に消去することができ、秘密情報の
持ち出しを回避することが可能となる。
【0074】また、参加者ごとに持ち帰りを希望するフ
ァイルを消去せずに残すことが可能であり、残したファ
イルに対して課金するサービスを提供することが可能と
なる。
【0075】請求項8に記載の本発明に係るデータ配布
システムによって、消去コードを送信した携帯端末か
ら、短時間内に消去を完了したことを示すコードの受信
が無ければ、警報が表示されることによって、この携帯
端末を携行した参加者がラベル検出装置の付近にいる間
に、退出を止めることが可能となる。
【0076】また、エラーコードに対応した警報を表示
することによって、管理者に対して問題の原因や対応内
容を明確に示すことが可能となる。
【0077】請求項9〜12の何れかの項に記載の本発
明に係るデータ配布システムによって、配布した携帯端
末に記録したアンケート項目に対する参加者の回答デー
タを、参加者を煩わせること無く、自動的に回収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデータ配布システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るデータ配布システ
ムの管理装置120のCPU121が行なう処理を示す
フローチャートである。
【図3】 資料データを構成するファイル名とフラグを
対応させて記録した表である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るデータ配布システ
ムの管理装置120のCPU121が、回答ファイルの
回収において行なう処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯端末 101、121 演算処理部(CPU) 102、122 通信部 103、123 インタフェース部 104、124 操作部 105、125 表示部 106、126 データバス 107、127 メモリ 110 識別ラベル 120 管理装置 128 記録部 130 ラベル検出装置 RF 無線電波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 中野 幾三雄 山形県米沢市御廟1丁目1番3号 ナノニ クス株式会社内 (72)発明者 五十嵐 善之 山形県米沢市御廟1丁目1番3号 ナノニ クス株式会社内 (72)発明者 岡 治則 山形県米沢市大字笹野6434

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会合において参加者に資料データを配布
    するためのデータ配布システムであって、 所定のラベル番号を含む無線信号を送信する識別ラベル
    と、 前記ラベル番号と端末番号とを対応させた番号テーブル
    が記録されている第1の記録部を備えている管理装置
    と、 前記無線信号を受信して前記ラベル番号を取得し、前記
    管理装置に伝送するラベル検出装置とを備え、 前記管理装置は、伝送された前記ラベル番号に対応する
    端末番号を前記番号テーブルの中から取得し、該端末番
    号を通信相手の番号として設定して消去コードを送信す
    ることを特徴とするデータ配布システム。
  2. 【請求項2】 前記資料データは、複数のファイルから
    構成されており、 前記第1の記録部には、前記ファイルのファイル名とフ
    ラグとを対応させたファイル名テーブルが記録されてお
    り、 前記管理装置は、前記ファイル名テーブルの中から所定
    のフラグに対応するファイル名を取得し、取得した該フ
    ァイル名及び前記消去コードを、前記番号テーブルの中
    から取得した前記端末番号を通信相手の番号として設定
    して送信することを特徴とする請求項1記載のデータ配
    布システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記識別ラベルまたは前記参加
    者の移動方向を検出し、該移動方向の情報を前記管理装
    置に伝送する移動方向検出装置を備え、 前記管理装置は、 前記移動方向が前記会合の会場に入場する方向である場
    合、書込コード及び前記資料データを、前記番号テーブ
    ルの中から取得した前記端末番号を通信相手の番号とし
    て設定して送信し、 前記移動方向が前記会合の会場から退場する方向である
    場合、消去コードを、前記番号テーブルの中から取得し
    た前記端末番号を通信相手の番号として設定して送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ配布システ
    ム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記ラベル番号に対応する所定
    の前記端末番号及び前記資料データが記録されている第
    2の記録部を備えている携帯端末を備え、 該携帯端末は、前記管理装置から前記消去コードを受信
    した場合、前記第2の記録部から前記資料データを消去
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ配布シス
    テム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記ラベル番号に対応する所定
    の前記端末番号及び前記資料データが記録されている第
    2の記録部を備えている携帯端末を備え、 該携帯端末は、前記管理装置から前記消去コード及び前
    記ファイル名を受信した場合、前記第2の記録部から前
    記ファイル名のファイルを消去することを特徴とする請
    求項2に記載のデータ配布システム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記ラベル番号に対応する所定
    の前記端末番号が記録されている第2の記録部を備えて
    いる携帯端末を備え、 該携帯端末は、 前記書込コードを受信した場合、前記第2の記録部に受
    信した前記資料データを記録し、 前記消去コードを受信した場合、前記第2の記録部から
    前記資料データを消去することを特徴とする請求項3に
    記載のデータ配布システム。
  7. 【請求項7】 さらに、前記ラベル番号に対応する所定
    の端末番号が記録されている第2の記録部を備えている
    携帯端末と、前記携帯端末の移動方向を検出し、該移動
    方向の情報を前記管理装置に伝送する移動方向検出装置
    とを備え、 前記管理装置は、 前記移動方向が前記会合の会場に入場する方向である場
    合、書込コード及び前記資料データを、前記番号テーブ
    ルの中から取得した前記端末番号を通信相手の番号とし
    て設定して送信し、 前記移動方向が前記会合の会場から退場する方向である
    場合、消去コードを、前記番号テーブルの中から取得し
    た前記端末番号を通信相手の番号として設定して送信
    し、 前記携帯端末は、 前記書込コードを受信した場合、前記第2の記録部に受
    信した前記資料データを記録し、 前記消去コードを受信した場合、前記第2の記録部から
    前記資料データを消去することを特徴とする請求項1に
    記載のデータ配布システム。
  8. 【請求項8】 前記消去コードを受信した前記携帯端末
    は、処理の実行結果に対するエラーコードを前記管理装
    置に送信し、 該記管理装置は、前記消去コードを送信した前記携帯端
    末から所定の時間内に前記エラーコードを受信しなかっ
    た場合、または受信した前記エラーコードが前記資料デ
    ータを正常に消去したことを表すコードでない場合に、
    警報を提示することを特徴とする請求項4〜7の何れか
    の項に記載のデータ配布システム。
  9. 【請求項9】 会合において参加者に資料データを配布
    するためのデータ配布システムであって、 所定のラベル番号を含む無線信号を送信する識別ラベル
    と、 前記ラベル番号と端末番号とを対応させた番号テーブル
    が記録されている第1の記録部を備えている管理装置
    と、 前記無線信号を受信して前記ラベル番号を取得し、前記
    管理装置に伝送するラベル検出装置とを備え、 前記管理装置は、 伝送された前記ラベル番号に対応する端末番号を前記番
    号テーブルの中から取得し、該端末番号を通信相手の番
    号として設定してファイル送信コードを送信し、 該ファイル送信コードに対応するファイルを受信した場
    合、該受信ファイルを前記端末番号と対応させて前記第
    1の記録部に記録することを特徴とするデータ配布シス
    テム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記ラベル番号に対応する所
    定の前記端末番号が記録されている第2の記録部を備え
    ている携帯端末を備え、 該携帯端末は、前記管理装置から前記ファイル送信コー
    ドを受信した場合、該ファイル送信コードに対応するフ
    ァイルを前記管理装置に送信することを特徴とする請求
    項9に記載のデータ配布システム。
  11. 【請求項11】 前記管理装置は、 伝送された前記ラベル番号に対応する端末番号を前記番
    号テーブルの中から取得し、該端末番号を通信相手の番
    号として設定してファイル送信コードを送信し、 該ファイル送信コードに対応するファイルを受信した場
    合、該受信ファイルを前記端末番号と対応させて前記第
    1の記録部に記録することを特徴とする請求項1〜3の
    何れかの項に記載のデータ配布システム。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末は、前記管理装置から前
    記ファイル送信コードを受信した場合、該ファイル送信
    コードに対応するファイルを前記管理装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項4〜8の何れかの項に記載のデー
    タ配布システム。
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