JP2003242231A - 建物の管理運営用の移動型監視制御システム - Google Patents

建物の管理運営用の移動型監視制御システム

Info

Publication number
JP2003242231A
JP2003242231A JP2002043171A JP2002043171A JP2003242231A JP 2003242231 A JP2003242231 A JP 2003242231A JP 2002043171 A JP2002043171 A JP 2002043171A JP 2002043171 A JP2002043171 A JP 2002043171A JP 2003242231 A JP2003242231 A JP 2003242231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
mobile station
mobile
information
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002043171A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Wada
隆文 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002043171A priority Critical patent/JP2003242231A/ja
Publication of JP2003242231A publication Critical patent/JP2003242231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のマンションの管理運営を高精度高品質
に行うことを可能にする移動局を利用した監視制御シス
テムを提供する。 【解決手段】 移動局10は、コンピュータ上で、複数
の建物が持つ固有のシステム情報を多層化して保持し、
通信手段により当該建物のシステムと通信し、リアルタ
イムに、建物に配置された機器の稼働状況や運転に関す
る管理を行うとともに、建物の設備機器類の監視制御す
る。移動局10は車両に搭載され、建物の遠隔監視制御
を行う総合管理運営情報・指令センタである固定局30
と通信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビル・マ
ンションにおける熱供給などの事業にかかる建物管理運
営用の監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅において、スチーム暖房やボイ
ラー給湯など熱エネルギーを中央のシステムから供給す
ることが行われていたが、近年では冷暖房や給湯につい
て個人単位で購買することになり、集中供給はあまり行
われていない。
【0003】ビル、特にマンションの問題点として、冷
暖房及び給湯などの熱源機器の環境保護対策や省エネル
ギー化が困難なこと、これら共同住宅の管理運営サービ
スが住民の満足を得られる高度で十分な総合的なサービ
スがないこと、また、共有部分の維持管理が経年と共に
複雑な問題を住民間に派生するケースも多いと同時に、
災害時における共有部分の復旧修繕に伴う混乱と不安な
どがあげられる。このようなマンションが持つ問題を解
決するためには、効率的に管理運営するために必要不可
欠な、高度で質の高い監視制御とメンテナンスサービス
が必要であるが、これを個々のマンションで行うには体
制及び経費の点で不可能なケースが大半である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした問
題を解決するための事業化を実現するため、複数のマン
ションの管理運営を高精度高品質に行うことを可能にす
る、車両に搭載する監視制御システム(移動局)を提供
することを目的とする。この監視制御システムと巡回メ
ンテナンスサービス体制とをユニット化して、所期の目
的を達成する。
【0005】特に、マンションの環境対策型省エネルギ
ー熱供給システムの導入を容易にし、クリーンで安価な
熱の供給を事業化しつつ、種々の住民サービスを提供す
ることにより社会に貢献する事が可能となる。このシス
テムおよびサービス体制に、マンションの総合管理運営
サービスシステムとを一体化して構築することで、熱供
給事業と管理運営業務を統合したマンション等の熱供給
・総合管理運営サービス事業の展開を可能とするもので
ある。これは、中小規模の一般ビルの管理運営にも大半
が該当する。
【0006】また、このシステムの下、たとえば、分譲
マンションにおいて、共有部分の主要な設備について、
特定事業者が所有権を得ることで、上記の諸問題を同時
に解決できるものである。従来共有部分となっていた、
給湯パイプなどの本管、枝管の一部、熱源機器などを、
本来の共有部分に配置されている限り、事業者にその所
有権を認めている。つまり、マンションの供給部材を、
それぞれの事業者に分譲するような形態を採用してい
る。
【0007】分譲マンションにおいて、従来の方法で
は、共有部分の維持管理に解決困難な問題が多い。これ
を解決する方法として共有の概念を変える必要がある。
つまり、共有部分を極力減らすこと、即ち、在来の共有
部分の部位機材、設備を可能な範囲で特定事業者に分譲
することが出来れば、所有者となった特定事業者の独自
の責任ある判断で、この部分の維持管理を行うことがで
きるため、住民間の意見調整などの必要性が大幅に減少
できる。また、所有権の設定が困難なものであれば専用
権の設定をすることで解決が計れる。この対象になるも
のは、熱エネルギーシステム、受変電設備、情報通信主
配線、各種供給主管、排水主管、共通換気システム、エ
レベータなどである。この方法によって在来困難とされ
た環境対策型省エネルギー熱供給システムの採用が可能
となり、これを事業化することも可能となる。
【0008】更に、熱供給事業を行うに必要不可欠な、
高精度、高密度な維持管理運営を行うためには、遠隔監
視制御機能を主とする設備管理システムと、この情報に
よって迅速且つ確実な維持管理活動が可能なサポート体
制が必要となる。そこで、本発明においては、固定局の
総合管理運営情報・指令センタと、固定局が持つ多数の
マンションのうち、区域別の15棟前後のマンションを
受け持つ車両に搭載される移動局との組み合わせで、効
率よく高精度・高密度な維持管理運営が可能とするもの
である。この移動局は、通常のビルにおける設備機器類
の監視制御を行う監視制御システムと同等のシステムを
持ち、コンピュータ上でそれぞれ異なる複数のマンショ
ンが持つ固有のシステムをレイヤー(多層)化して保持
し遠隔監視ができる。また、移動局には、3〜5人程度
のメンテナンス要員(担当者)を同乗させて1チームを
構成し、個々のマンションに車両を横付けして無線LA
Nなどを利用して、リアルタイムに機器の稼働状況やテ
スト運転など本格的なビル管理を行う。
【0009】
【課題を解決するための手段】より詳細には、本発明に
かかる移動型監視制御システムは、複数の建物の遠隔監
視制御を行う総合管理運営情報・指令センタである固定
局と、前記複数の建物のうち、少なくとも一部を担当
し、前記複数の建物の前記少なくとも一部に関する固有
のシステム情報を多層化して保持し、かつ、通信装置に
より当該建物のシステムと通信し、リアルタイムに前記
建物に配置された機器の稼働状況や運転を管理するとと
もに、前記機器の監視制御を行う移動局とを備えてい
る。好ましい実施態様においては、監視対象である前記
建物の監視盤・制御盤、計器盤を含む機器の情報を一元
化するためのデコーダパネルと、前記機器とデコーダパ
ネルとの情報授受のための通信路と、移動局と通信する
ための通信装置が前記建物に備えられ、移動局のコンピ
ュータが、少なくとも、熱源機器の発停操作、状態監
視、温度設定、温度監視、各動力の発停操作、各モータ
の電流計表示、ブレーカー作動表示、電流異常警報、各
種流量計表示、冷温水管温度表示、水漏れ警報、火災警
報、エレベータ運行表示、消費熱量、電力使用量、水道
流水量、各機器稼働時間、メンテナンス記録、各住戸の
管理情報のいずれか随意の項目を監視する。
【0010】好ましい実施態様においては、前記移動局
が、前記建物内のシステムと連動するべく、ハードキ
ー、IDカード及び暗証番号の少なくともいずれかを利
用したプロテクション機能を解除するように構成されて
いる。ここでは、前記移動局による前記建物の通信路へ
のアクセス、および、前記建物に備えられたデコードパ
ネルまたは通信装置への物理的なアクセスの双方があっ
たときに、プロテクションが解除されるのがより望まし
い。
【0011】別の好ましい実施態様においては、移動局
は、前記固定局と随時情報伝達を行い、前記移動局の受
け持ち建物で異常が発生した場合は、前記固定局が、前
記移動局に対して割り込みで異常警報を通知する。ま
た、固定局は、前記移動局のバックアップ機能を備え、
前記移動局に不測の事態が起きた場合は前記移動局に代
わり継続して監視を行うのが好ましい。たとえば、固定
局が、前記移動局の通信装置を介して、前記建物の通信
路およびこれに接続されたデコードパネルにアクセスす
ることにより、バックアップ機能を実現するのが望まし
い。
【0012】さらに本発明の別の実施態様においては、
前記移動局が、前記移動局および管理対象である建物内
の通信網と接続可能な携帯端末を備え、メンテナンス中
において前記携帯端末が、前記移動局に対する優先割り
込み機能をもつ。また、前記固定局が、建物からエネル
ギーシステムの運転状態及び課金に関する情報を受けこ
れを処理するとともに、熱及び給湯の熱消費状況・月別
決済額の表示など個人情報の伝達や管理組合の連絡・通
達情報等を建物の各戸に配信するように構成しても良
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る建物の
管理運営用の移動型監視制御システムについて、添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に
かかる移動型監視制御システムを示すブロックダイヤグ
ラムである。図1において、移動型漢詩制御システム
(移動局)10は例えば自動車に搭載され、管理対象と
なる種々のビル・マンション(図2に詳細に示す)の付
近に移動することができる。
【0014】移動局10は、表示装置としての大型デュ
アルスクリーン11、このデュアルスクリーン11に接
続された、一方がメイン、他方がバックアップとなるデ
ュアルコンピュータ12、キーボード及びマウスを含む
入力装置13、音声入力装置14及びデータ無線送受信
装置17を備えている。移動局10は図2に示す管理対
象のビル・マンション20に配置されたシステムとのデ
ータ通信を行うとともに、図示しない中央の固定局(中
央監視システム)とのデータ通信を行う。
【0015】コンピュータ12は、その内部あるいは外
部記憶装置に管理対象であるビル別のデータを格納する
ビル別ファイル15と、ビル固有のデータを格納するビ
ル固有ファイル16とを有する。スクリーン11に表示
されるビル選択画面においてビルを指定すると、ビル別
ファイル15から指定された情報が読みこまれて表示さ
れる。操作画面において指定するとビル固有ファイル1
6から指定された情報が読みこまれて表示される。
【0016】ビル別ファイル15には、移動局が受け持
つ対象となるビル・マンションの各々の、機器の運転監
視制御の項目を除くすべての情報が、ファイルされてい
る。これら情報は、たとえば、固定局からアップデート
される。項目として、移動局の担当者が巡回メンテナン
スを行う際の手順、メンテナンス重要項目、メンテナン
スサイクル、ファシリティマネージメントに関する項目
が含まれる。これに加えて、ビル別ファイル15には、
マンションの組合や住民を対象とする課金・集金情報、
サービス業務情報などが含まれ、対面サービスに利用す
ることができる。ビル固有ファイル16は、各ビル・マ
ンションに関する、設備機器類のメンテナンスを行う際
に利用される、機器の運転監視制御の情報の記憶に特化
されている。これは、設備機器類のメンテナンスが、危
険を伴う重要な作業であるため、これに関する情報は他
の情報が入ることなく別途保持しておくことが望ましい
からである。
【0017】図2は、管理対象であるビル・マンション
20(以下、単に「ビル・マンション20」と称す
る。)におけるシステムの構成部品を示すブロックダイ
ヤグラムである。ビル・マンション20には、移動局の
データ無線送受信装置17と通信するためのデータ無線
送受信装置21、LAN又は専用線によるデータ通信路
22、各センサからの信号をデコードしてデータ通信路
22を通じて送るためのデコーダ盤23、各種センサ2
4及び制御対象である熱源機器25を備えている。デコ
ーダ盤23は、各建物に設置された監視盤・制御盤、計
器盤等の情報を一元化するためのものである。
【0018】なお、移動局10とビル・マンション20
との間のデータ通信は、無線によるものに限定されな
い。たとえば、ビル・マンションの側に、データ通信路
22と接続されたコネクタ26が配置され、移動局10
と、ビル・マンション20側のシステムが、コネクタ2
6を介して有線で接続されても良い。なお、ビル・マン
ション20の所定のセンサ(たとえば、火災報知セン
サ、ガス漏れセンサなど:図示せず)の通報は、指令セ
ンタである固定局30に通知されるようになっている。
世帯のいずれかなどでガス漏れなど異常な事態が発生す
ると、異常を示す信号(異常信号)が、たとえば専用線
を介して固定局に伝達される。この際の処理手順につい
ては、図4を参照して後述する。
【0019】データ通信路22及びデータ無線送受信装
置21により各種センサ24からのデータは、移動局1
0に送られ、また、移動局10からの指令が制御対象で
ある熱源機器25に送られる。なお、熱源機器25は一
例であって制御対象はこれに限定されない。また、熱源
機器25は、深夜電力利用の氷蓄熱型冷温水供給システ
ム、電力ヒートポンプ型冷温水供給システム、ガスエン
ジン利用の熱電併給型(コ・ジェネレーション)システ
ム、マイクロガスタービン使用の熱電併給型(コ・ジェ
ネレーション)システム、燃料電池使用の熱電併給型
(コ・ジェネレーション)システム、太陽熱温水器、太
陽電池、風力発電などを含む。
【0020】データ無線送受信装置21とデータ通信路
22は、ビル・マンション全体を管理する全体システ
ム、あるいは各住戸に設けられた無線LANであって当
該住戸の管理を行うもの(住戸ごとの無線アクセスポイ
ント)である。すなわち、図2に示すものは一例である
ことに留意すべきである。本実施の形態においては、ビ
ル・マンション20において、熱供給システムの本来共
有部分に、事業者の所有権を認め、当該共有部分に配置
されている設備など、事業者が所有権を持っている範囲
については、設備の管理や修繕などを自由に行えるよう
にしている。このようにすれば、事業者が所有権を持っ
ている部分に、事業者は所望の設備を設けることができ
る。たとえば、図3において、ビル・マンション20
中、破線300内が事業者の所有権を有する範囲とする
と、本管201から分岐して、各世帯に向かう枝管30
2−1、302−2、302−3、・・・中、破線30
0の範囲内、つまり、事業者所有の所望の部分に各種セ
ンサ24−1、24−2、24−3を取り付けることが
できる。なお、センサによっては、各戸の専有部分に設
置すべきものもある。
【0021】本システムによれば、各戸の情報が、適
宜、移動局10により取得される。移動局10は、定期
的に、或いは、必要に応じて、管理対象となるビル・マ
ンション20の付近に移動して、ビル・マンション20
のデータ無線送受信装置21からのデータを受理するこ
とにより、情報の取得が実現される。たとえば、図3に
示すセンサ(たとえば、センサ24−1)に隣接して、
当該センサ24と接続された、たとえば無線LANを備
えた制御装置を配置しておけば、各戸と移動局10との
1対1の通信が可能となる。或いは、センサ24自体に
無線LAN機能を持たせてもよい。
【0022】本システムにおける処理の流れを図4に示
す。図3を参照して概要を説明し、詳細については後述
する。固定局である指令センタ30と移動局10とは、
随時情報交換することができる(ステップ400)。移
動局10が管理対象であるビル・マンション(マンショ
ン「a」20−1)の近くに到達し、当該マンションの
プロテクションを解除した後(ステップ401)、当該
マンションの無線あるいは有線アクセスポイントと接続
する(ステップ402)。この状態において移動局10
は当該マンション「a」20−1の管理業務を遂行する
(ステップ403)。たとえば、管理業務には、熱源機
器25の動作チェック、各種センサ24の動作チェック
などの保守作業が含まれる。
【0023】なお、上記プロテクションを解除して、ビ
ル・マンション20の内部のデータ通信路にアクセスで
きるようにするためには、多重セキュリティシステムを
設置しておくのが望ましい。たとえば、移動局10と、
担当者によるビル・マンション内部での操作とが同時に
行なわれなければ、接続不可能とするようなセキュリテ
ィシステムを採用することである。
【0024】担当者が、移動局10のサブシステムを構
成する携帯端末10aを保持して、当該マンション
「a」20−1を実際に検証して、報告すべき事項があ
れば、携帯端末10aを用いて、移動局に必要な連絡を
与える(ステップ404)。ここでは、データ通信を利
用するのが望ましい。また、この処理は優先割り込みで
あるのが望ましい。また、移動局10は必要に応じて、
マンション「a」20−1に対して、後述する個別情報
を配信する(ステップ405)。
【0025】このような状態で、たとえば、管理対象で
あるが、移動局10とは離れて位置しており、移動局1
0と通信できない他のビル・マンション(マンション
「b」20−2)において異常信号が発生した場合、こ
の信号は、マンション「b」20−2から固定局30に
送られる(ステップ406)。固定局30は、異常信号
の受理に応答して、移動局10に対して異常警報を送り
(ステップ407)、速やかに現場に向かうように指令
を与える。移動局10がマンション「b」20−2の付
近に到達すると、ステップ401〜402と同様の処理
により、マンション「b」20−2の状態を把握しても
良いし、担当者が異常信号を発した世帯に直接出向き、
状況を把握しても良い。
【0026】また、移動局10のコンピュータに障害が
生じた場合(ステップ408)には、固定局30が移動
局10をバックアップし、これに代わって、マンション
「a」20−2を監視する(ステップ409)。固定局
3が直接監視対象であるマンション2と通信できないと
きは、移動局10の無線送受信装置17がデータ通信を
中継する(ステップ410)。なお、図4においては、
固定局30からマンション「a」20−1へのデータ通
信を中継しているが、その逆、つまり、マンション
「a」20−1から固定局30へのデータ通信も中継で
きることは言うまでもない。
【0027】さらに、固定局30は、移動局10を介し
て、マンション「a」20−1から資源の使用料やこれ
に基づく課金情報などを収集し(ステップ411)、必
要に応じて個人情報の伝達や、管理組合の通知の配信を
なすこともできる(ステップ412)。
【0028】本実施の形態にかかる移動局10には、固
定局などに配置される通常の中央監視制御システムと同
等の機能を持つコンピュータシステムが搭載され、か
つ、移動局10が搭載された自動車に、2〜5名のメン
テナンス要員(担当者)が同乗してメンテナンス体制を
完全なものとしている。移動局10に搭載されたコンピ
ュータシステムは、熱源機器の発停操作、状態監視、温
度設定、温度監視、各動力の発停操作、各モータの電流
計表示、ブレーカー作動表示、電流異常警報、各種流量
計表示、冷温水管温度表示、水漏れ警報、火災警報、エ
レベータ運行表示、消費熱量(カロリーメータ瞬時およ
び積算値)、電力使用量、水道流水量、各機器稼働時
間、メンテナンス記録、各住戸の管理情報等必要な項目
のすべての動作をチェックないし監視でき、メンテナン
スに支障のない機能を備えている。
【0029】本実施の形態においては、各ビル・マンシ
ョンに設置された監視盤・制御盤、計器盤等の機器の情
報を一元化するためのデコーダパネル23を設け、当該
デコーダパネル23とビル・マンション内のデータ通信
路22を介してデータ通信可能な、或いは、デコーダパ
ネル23と一体化された無線送受信システム21を介し
て、巡回メンテナンスにきた移動局10が必要なデータ
を送受信する。これにより、機器の運転状況を把握した
上で直接メンテナンスを実現できる。
【0030】本来、当該の建物から離れた遠隔監視シス
テムは、機器の運転操作を安全上の理由で行わないのが
通常であり、巡回パトロールなどで、建物内に設置され
た監視制御盤を定期的に監視している。本実施の形態に
かかるシステムが、こうした在来方式と決定的に異なる
所は、各ビル・マンションの機器に対する直接的な運転
/停止、監視、計器のリアルタイム読み取りなどができ
ることにある。
【0031】このために、移動局が各建物に隣接して位
置し、担当者が監視対象であるビル・マンション内に入
り、その内部のシステムと連動するべく、ハードキー、
IDカード、暗証番号などにより多重に設定されたプロ
テクションを解除することにより、当該移動局10とビ
ル・マンション20とのデータ通信が実現される。無
論、ここでは、担当者がビル・マンション内に入り物理
的にプロテクションを解除するのではなく、データ通信
による認証によりプロテクションが解除されても良い。
【0032】また、移動局10は、ビル・マンション内
の担当者と密なる連絡をとりながら、安全を確認した上
で、或いは、無線を介したデータ収集により安全を確認
した上で、機器類の運転停止を操作し、メンテナンスを
行う事を可能としている。したがって、ビル・マンショ
ン内部には、本来必要な監視制御盤を必要としないため
経済的でもあり、更にメンテナンスにおける各種診断分
析が完全に行うことが可能である。
【0033】また、ビル・マンション内部に入る担当者
は、現場で機器の状態を直接見ながら各機器の運転操作
が可能な移動局10のサブシステムとなる携帯端末10
aを所持し、移動局10に対して優先割り込みによる通
信が可能である(図4のステップ404参照)。携帯端
末は、たとえば、ビル・マンション内のデータ通信路2
2と接続可能であるのが望ましい。したがって、携帯端
末10aを利用することにより、現場優先システムとし
て現場作業の効率や安全の向上に役立つと同時に、ケー
ス・バイ・ケースのメンテナンス体制に柔軟に対応でき
る。
【0034】さらに、本実施の形態において、固定局3
0と、移動局10とはブロードバンド通信回線(例え
ば、CATV,ADSLなど)を介して常時情報交換を
し、情報の密度を向上させるのが望ましい(図4のステ
ップ400参照)。たとえば、マンションの住民に対し
て有効で質の高いサービスを提供するには、エネルギー
システムの情報だけではなく住民からの情報を取得し、
双方向での密なコミュニケーションを可能とするのが望
ましい。このため、熱供給契約者(住民)との間で、エ
ネルギー消費状況の監視/通知、課金・支払い状況の通
史、技術管理情報の通知、施設の十分なメンテナンス、
各種住民サービスなど、各住戸のホームオートメーショ
ンを含む総合的なマンションサービスを行う必要があ
る。本実施の形態によれば、移動局10を利用すること
により、これらを統合して現実化できる。つまり、本実
施の形態によれば、マンション熱供給事業とマンション
総合管理運営サービスの事業を統合化して実現すること
が可能となる。このビジネスの対象はマンションに限る
ことはなく、一般の中小ビルにも適用可能である。
【0035】以下に具体例を示す。 a) 熱源システムなどの運転制御は、無人化がある程
度可能ではあるが、定期的に十分なメンテナンスを欠か
すことは出来ない。個々のマンションがこうしたことを
完全に行うことは極めて困難であり、特に高度なシステ
ムを導入した場合は欠かすことのできない重要な要素で
ある。従って、多数のマンションを一元管理することで
組織的に充実させ効率を上げる事が必要となる。そこ
で、この拠点となる本部システムの固定局30と、それ
ぞれのマンションに密着してメンテナンスが可能な車載
移動局10との組み合わせが、事業の可能性を加速す
る。
【0036】この車載移動局10は、通常のビル管理シ
ステムである監視制御システムと同等の機能を搭載する
ものであるが、これには通常の監視制御システムにある
大がかりな監視盤はなく、スイッチや押しボタン、表示
メーター類、運転状態表示ランプ、各種警報ランプ等の
ハードウエアは、総てコンピュータ画面(図1のスクリ
ーン11)上の表示にて実現している。また、移動局1
0は、ビル・マンションの固有の情報(設備システムや
建築図面など)を多層化(レイヤー化)して保持し、ビ
ル・マンションの付近に移動するたびに、当該ビル・マ
ンションの固有の情報をビル別ファイル15やビル固有
ファイル16から読み出すことにより、巡回先のビル・
マンションの専属中央監視システムとして機能する。そ
こで各種設備の機能及び状態監視を行うことで、直接メ
ンテナンスを行うことができる。また、本部の固定局3
0は、在来のビル管理の中の群管理システムに、次項の
機能を加え、マンション群の総合管理運営サービスを実
現することができる。
【0037】b) これらエネルギーシステムの運転状
態監視・制御、並びに、エネルギーシステムの利用によ
る課金を、ネットワークを介して処理し、同時に、一般
的なマンションの管理運営に関する情報も、ネットワー
クを利用して提供可能としている。これにより、熱及び
給湯の熱消費状況・月別決済額の表示など個人情報の伝
達や組合の連絡・通達情報等を管理組合から委託を受け
て各戸に配信可能とする(図4のステップ412参
照)。
【0038】より詳細には、個人情報や連絡・通達情報
を各戸に配信し、これを各戸にて参照できるようにする
ために、たとえば、一般のアナログTV受像機或いはデ
ジタルTV受像機の特定チャンネル上で、上記情報が参
照可能とするような小型端末機を各戸に設置するのが望
ましい。これを利用することにより、管理組合との情報
交換、各家庭への連絡通報、ホームオートメーション、
希望する家庭に対するセキュリティサービス、高齢者安
全サービス、SOHO支援サービス、特選品通信販売な
ど複数のサービスメニューから所望のサービスが選択が
可能なものである。
【0039】c) マンションにおいて環境対策型省エ
ネルギー熱供給システムの機器(たとえば熱源機器)お
よび主供給配管等の所有権、並びに、機器設置及び配管
スペースの所有権を確立して、事業者が、独自性を持っ
た維持管理運営を可能にして住民に対する真のサービス
が行うことができる。特に、経年的に老朽化し、或い
は、災害による被害が出たなど、上記所有権を有する部
分については、事業者は、住民の同意を必要とせずに修
理・修繕が可能になる。
【0040】また、本事業者は特定の住戸を購入してゲ
ストハウスサービス行うことや、外壁を含む共用部分の
所有権を得ることもできる。これにより、集合住宅の総
合管理運営サービスの徹底が可能となり、a)にて述べ
た手法と相まって熱供給を主軸とするマンション総合管
理運営サービスの事業化が容易となる。
【0041】d) 一般ビルにおいては、本案の移動局
(移動式監視制御システム)を主体とする群管理システ
ムおよび熱供給事業の導入により、ビルの維持管理経費
を大幅に軽減することができる。なお、共同住宅棟内通
信媒体としては、インターネット専用線、電話線のほ
か、棟別の変換器を設置することでCATV、共聴アン
テナ線等も利用可能である。
【0042】本発明によれば、困難とされる分譲マンシ
ョンの冷暖房及び給湯の環境対策型省エネルギー熱供給
システムの採用が容易になること、災害時に受けた共有
部分の被害の修理復旧を容易にできること、複雑な管理
運営のサービス向上等、マンションが持つ特有の問題点
を同時に解決するための、熱供給を主軸とするマンショ
ン総合管理運営サービス事業を実現するための工夫であ
り、一般ビルなどへの適用範囲が大きいものである。
【0043】本発明を適用できる環境対策型省エネルギ
ー熱供給システムとして、以下のようなもの、或いはこ
れらの組み合わせを挙げることができる。たとえば、地
域、規模、設計などに合わせてこれらを選択することに
より最適なシステムを構築することができる。
【0044】・深夜電力利用の氷蓄熱型冷温水供給シス
テム ・電力ヒートポンプ型冷温水供給システム ・ガスエンジン利用の熱電併給型(コ・ジェネレーショ
ン)システム ・マイクロガスタービン使用の熱電併給型(コ・ジェネ
レーション)システム ・燃料電池使用の熱電併給型(コ・ジェネレーション)
システム ・太陽熱温水器 ・太陽電池 ・風力発電
【0045】また、本発明によれば下記のようなサービ
スの提供も可能である。 i) 熱供給契約約款に基づく各住戸への毎月の熱消費
量、課金情報(料金自動引き落とし)、住棟別エネルギ
ー消費状況明細、熱エネルギーシステムの稼働状況、等
の情報提供と住民の要望と質疑事項に対する応答 ii) 各管理組合と各住戸とのコミュニケーションサー
ビス ・住棟或は団地の共通伝達事項の提供および各住戸から
の確認 ・各住戸に対する個別連絡事項の通知および各住戸から
の確認 ・各住戸から管理組合に対する要望・連絡事項
【0046】iii) 生活向上サービス ・地域催事情報サービス ・地域文化交流情報サービス ・地域自治体情報検索サービス ・留守中来客伝言サービス ・ホームオートメーション ・児童教育情報サービス ・特選品インターネット販売情報 ・提携スーパーマーケットインターネット販売・配達サ
ービス ・SOHO支援サービス ・その他情報サービス
【0047】iv) 安全・警戒・介護サービス ・機械警備サービス ・老人健康監視サービス ・老人介護支援情報サービス ・災害情報サービス
【0048】こうした機能を十分に発揮するためには、
ブロードバンド通信を利用した双方向通信システムによ
る高度かつ安易なコミュニケーションが不可欠となる。
つまり、熱源システムを高度に監視制御する技術管理や
メンテナンスと、高齢者やコンピュータとは無縁の人た
ちが居住していく上で必要な管理組合や前述の諸サービ
スに対するコミュニケーションが容易にできるよう、家
庭にあるテレビを入出力の媒体として、タッチパネル方
式や音声入力方式など特別な知識なく利用可能なものと
する。これらのサービスを一括して数多くのマンション
を対象にすることで、サービスの集約化とサービス内容
によっては分散化が効率よくできる組織の運用が可能と
なり、こうしたサービスのニーズと相まって、これらを
事業化する事のメリットが大きくなる。
【0049】しかし、これらを統括管理するためには本
部機能だけでは全く不十分であり、に高度なシステムの
監視制御及びメンテナンスには新しい発想が必要とな
る。そこで、多くのマンションを統括する本部登録のマ
ンションを幾つかのブロックに分け、それぞれのブロッ
クの複数のマンション(15棟前後)を担当する車載移
動局が不足を補い、総合管理運営サービスの中の主に設
備機器類の運転監視制御及びメンテナンスを行うこと
で、安全で確実な維持管理が可能となり、本事業の現実
化につながる。
【0050】このようにメンテナンス要員を乗せた車載
移動局と本部の固定局によって、複数のマンション管理
を効率よく高精度・高密度に行うシステムが完備して初
めて、前述の熱供給事業を主とするマンション及び一般
ビルの総合管理運営サービス事業が可能になる。なお、
以上の説明において移動局を例にとり説明したが本発明
はこれに限定されない。例えば、かならずしも移動局で
はなくても、所定棟数のマンションごと固定局として設
置されていてもよい。本発明は、以上の実施の形態に限
定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の
範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の
範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ビル・マンションにお
ける熱供給などの事業にかかる建物管理運営を実現で
き、かつ、種々のサービスの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかる移動局
のシステムを概略的に示す図である。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかるビル・マンシ
ョン側のシステムを概略的に示すブロックダイヤグラム
である。
【図3】 図3は、本実施の形態において、事業者の所
有する設備等を説明するための図である。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかるシステムを利
用した処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 移動局 11 デュアルスクリーン 12 デュアルコンピュータ 13 入力装置 14 音声入力装置 15 ビル別ファイル 16 ビル固有ファイル 17 データ無線送受信装置 20 ビル・マンション 21 データ無線送受信装置 22 データ通信路 23 デコーダ盤 24 計測機器(センサ) 25 熱源機器 26 コネクタ 30 固定局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 321D 321 H04B 7/26 K M Fターム(参考) 5H223 BB01 BB04 BB08 DD05 DD07 DD09 EE06 EE30 5K048 AA06 BA35 BA42 BA51 BA53 DA07 DB01 DC01 DC03 EB07 EB08 EB10 EB12 EB14 GA12 GB05 GC01 HA03 HA21 5K067 AA21 BB27 BB28 DD11 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 HH22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の建物の遠隔監視制御を行う総合管
    理運営情報・指令センタである固定局と、 前記複数の建物のうち、少なくとも一部を担当し、前記
    複数の建物の前記少なくとも一部に関する固有のシステ
    ム情報を多層化して保持し、かつ、通信装置により当該
    建物のシステムと通信し、リアルタイムに前記建物に配
    置された機器の稼働状況や運転を管理するとともに、前
    記機器の監視制御を行う移動局とを備えたことを特徴と
    する移動型監視制御システム。
  2. 【請求項2】 監視対象である前記建物の監視盤・制御
    盤、計器盤を含む機器の情報を一元化するためのデコー
    ダパネルと、前記機器とデコーダパネルとの情報授受の
    ための通信路と、移動局と通信するための通信装置を前
    記建物に備え、 前記移動局のコンピュータが、少なくとも、熱源機器の
    発停操作、状態監視、温度設定、温度監視、各動力の発
    停操作、各モータの電流計表示、ブレーカー作動表示、
    電流異常警報、各種流量計表示、冷温水管温度表示、水
    漏れ警報、火災警報、エレベータ運行表示、消費熱量、
    電力使用量、水道流水量、各機器稼働時間、メンテナン
    ス記録、各住戸の管理情報のいずれかの項目を随意に監
    視することを特徴とする請求項1に記載の移動型監視制
    御システム。
  3. 【請求項3】 前記移動局が、前記建物内のシステムと
    連動するべく、ハードキー、IDカード及び暗証番号の
    少なくともいずれかを利用したプロテクション機能を解
    除するように構成されたことを特徴とする請求項2記載
    の移動型監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記移動局による前記建物の通信路への
    アクセス、および、前記建物に備えられたデコードパネ
    ルまたは通信装置への物理的なアクセスの双方があった
    ときに、プロテクションが解除されることを特徴とする
    請求項3に記載の移動型監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記移動局は、前記固定局と随時情報伝
    達を行い、前記移動局の受け持ち建物で異常が発生した
    場合は、前記固定局が、前記移動局に対して割り込みで
    異常警報を通知することを特徴とする請求項1ないし4
    の何れか一項に記載の移動型監視制御システム。
  6. 【請求項6】 前記固定局は、前記移動局のバックアッ
    プ機能を備え、前記移動局に不測の事態が起きた場合は
    前記移動局に代わり継続して監視を行うことを特徴とす
    る請求項1ないし5の何れか一項に記載の移動型監視制
    御システム。
  7. 【請求項7】 前記固定局が、前記移動局の通信装置を
    介して、前記建物の通信路およびこれに接続されたデコ
    ードパネルにアクセスすることを特徴とする請求項6に
    記載の移動型監視制御システム。
  8. 【請求項8】 前記移動局が、前記移動局および管理対
    象である建物内の通信網と接続可能な携帯端末を備え、
    メンテナンス中において前記携帯端末が、前記移動局に
    対する優先割り込み機能をもつことを特徴とする請求項
    1ないし7の何れか一項に記載の移動型監視制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記固定局が、建物からエネルギーシス
    テムの運転状態及び課金に関する情報を受けこれを処理
    するとともに、熱及び給湯の熱消費状況・月別決済額の
    表示など個人情報の伝達や管理組合の連絡・通達情報等
    を建物の各戸に配信することを特徴とする請求項1ない
    し8の何れか一項に記載の移動型監視制御システム。
JP2002043171A 2002-02-20 2002-02-20 建物の管理運営用の移動型監視制御システム Pending JP2003242231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043171A JP2003242231A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 建物の管理運営用の移動型監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002043171A JP2003242231A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 建物の管理運営用の移動型監視制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003242231A true JP2003242231A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27783043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002043171A Pending JP2003242231A (ja) 2002-02-20 2002-02-20 建物の管理運営用の移動型監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003242231A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262337A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Cf Net's:Kk 賃貸不動産管理方法
US8063500B2 (en) 2010-02-18 2011-11-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Maintenance operation method for wind turbine generator and wind turbine generator
CN102508466A (zh) * 2011-09-28 2012-06-20 哈尔滨工业大学 建筑供热计量收费与节能监控物联网系统
US8269366B2 (en) 2010-02-18 2012-09-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Handy terminal for wind turbine generator
US8271145B2 (en) 2010-02-16 2012-09-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Handy terminal for wind turbine generator and wind turbine generator
CN103471171A (zh) * 2013-08-30 2013-12-25 尹超 一种集中供热质量调节智能控制系统及方法
CN104408565A (zh) * 2014-11-28 2015-03-11 东莞中国科学院云计算产业技术创新与育成中心 城市综合应急指挥调度任务派发系统及其任务派发方法
WO2015057157A1 (en) 2013-10-14 2015-04-23 Concorde Asia Pte. Ltd. A mobile control unit, a facility management system, a mobile unit control system, a facility management method and a mobile unit control method
JP2016206864A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 株式会社セーフティネクスト 集合住宅費管理システム
JP2019091467A (ja) * 2018-12-21 2019-06-13 コンコルド アジア ピーティーイー リミテッドConcorde Asia Pte.Ltd. モバイル制御ユニットおよびファシリティ管理方法
US11688270B2 (en) 2018-05-29 2023-06-27 Concorde Asia Pte, Ltd. Mobile monitoring system, mobile monitoring unit, and mobile monitoring method

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262337A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Cf Net's:Kk 賃貸不動産管理方法
US8271145B2 (en) 2010-02-16 2012-09-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Handy terminal for wind turbine generator and wind turbine generator
US8063500B2 (en) 2010-02-18 2011-11-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Maintenance operation method for wind turbine generator and wind turbine generator
US8269366B2 (en) 2010-02-18 2012-09-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Handy terminal for wind turbine generator
CN102508466A (zh) * 2011-09-28 2012-06-20 哈尔滨工业大学 建筑供热计量收费与节能监控物联网系统
CN103471171A (zh) * 2013-08-30 2013-12-25 尹超 一种集中供热质量调节智能控制系统及方法
CN105874518A (zh) * 2013-10-14 2016-08-17 康郭德亚洲私人有限公司 行动控制单元、设施管理系统、行动单元控制系统、设施管理方法及行动单元控制方法
WO2015057157A1 (en) 2013-10-14 2015-04-23 Concorde Asia Pte. Ltd. A mobile control unit, a facility management system, a mobile unit control system, a facility management method and a mobile unit control method
US20160240076A1 (en) * 2013-10-14 2016-08-18 Concorde Asia Pte. Ltd. Mobile control unit, facility management system, mobile unit control system, facility management method and mobile unit control method
EP3058557A4 (en) * 2013-10-14 2017-07-05 Concorde Asia Pte. Ltd. A mobile control unit, a facility management system, a mobile unit control system, a facility management method and a mobile unit control method
AU2013403341B2 (en) * 2013-10-14 2018-08-16 Concorde Asia Pte. Ltd. A mobile control unit, a facility management system, a mobile unit control system, a facility management method and a mobile unit control method
CN110648510A (zh) * 2013-10-14 2020-01-03 康郭德亚洲私人有限公司 行动控制单元、设施管理系统、行动单元控制系统、设施管理方法及行动单元控制方法
KR20200083663A (ko) 2013-10-14 2020-07-08 콩코드 아시아 피티이.엘티디. 모바일 제어 유닛, 설비 관리 시스템, 모바일 유닛 제어 시스템, 설비 관리 방법, 및 모바일 유닛 제어 방법
US11854354B2 (en) 2013-10-14 2023-12-26 Concorde Asia Pte. Ltd. Mobile control unit, facility management system, mobile unit control system, facility management method and mobile unit control method
CN104408565A (zh) * 2014-11-28 2015-03-11 东莞中国科学院云计算产业技术创新与育成中心 城市综合应急指挥调度任务派发系统及其任务派发方法
JP2016206864A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 株式会社セーフティネクスト 集合住宅費管理システム
US11688270B2 (en) 2018-05-29 2023-06-27 Concorde Asia Pte, Ltd. Mobile monitoring system, mobile monitoring unit, and mobile monitoring method
JP2019091467A (ja) * 2018-12-21 2019-06-13 コンコルド アジア ピーティーイー リミテッドConcorde Asia Pte.Ltd. モバイル制御ユニットおよびファシリティ管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102024312B (zh) 通过公用事业仪表读数基础设施进行报警报告
JP5576498B2 (ja) 電力管理システム及び電力管理方法
EP2216880B1 (en) Energy management system
CN1222150C (zh) 利用通信网络对服务业提供之服务的监视支持方法和系统
JP5874023B2 (ja) 遠隔検針システム、中継親局
US20120154171A1 (en) Smartgrid Energy-Usage-Data Storage and Presentation Systems, Devices, Protocol, and Processes Including an Announcement Protocol
JP2003242231A (ja) 建物の管理運営用の移動型監視制御システム
US20160195576A1 (en) Smartgrid energy-usage-data storage and presentation systems, devices, protocol, and processes
US20120158328A1 (en) Smartgrid Energy-Usage-Data Storage and Presentation Systems, Devices, Protocol, and Processes Including a Storage Distribution Process
CN101842800A (zh) 用于主动电力负载管理的系统和方法
KR100829350B1 (ko) 수도 계량기의 자동 무선 검침시스템
JP2014154114A (ja) 検針システム、通信装置、スマートメータ
JP6022754B2 (ja) 水道使用監視システム及び水道使用監視方法
KR102148616B1 (ko) 복수의 단지 기반의 시설 키퍼 시스템
CN103812921A (zh) 利用智能手机应用程序的供暖系统的远程控制及管理装置和利用其的供暖系统的远程控制及管理方法
JP2005332103A (ja) 二酸化炭素削減目標値表示システム
JP2006324741A (ja) 情報端末、地震情報の取得方法、およびそのプログラム
KR20160116625A (ko) 태양광 발전 설비의 대여 관리 장치 및 방법
JPH11261714A (ja) 設備情報ネットワークシステム
CN209118116U (zh) 换热站机电设备物联网多路监控装置
JPH05324655A (ja) ビル内設備統合管理システム
JP5793668B2 (ja) 遠隔検針システム
JP2002074562A (ja) 建造物等における緊急態様危機管理・保全監視管理システム及びその緊急態様危機管理・保全監視管理方法、そのデジタルファイリングシステム
KR20110022465A (ko) 스마트그리드 구현과 생활안전에 도움을 주는 인홈디스플레이장치
CN202102300U (zh) 主动式实时5t机房综合监测系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211