JP2003241670A - 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材 - Google Patents

塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材

Info

Publication number
JP2003241670A
JP2003241670A JP2002040650A JP2002040650A JP2003241670A JP 2003241670 A JP2003241670 A JP 2003241670A JP 2002040650 A JP2002040650 A JP 2002040650A JP 2002040650 A JP2002040650 A JP 2002040650A JP 2003241670 A JP2003241670 A JP 2003241670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automobile
coating
color
model panel
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002040650A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Umeda
育志 梅田
Makoto Kato
誠 加藤
Kazuhiro Tanaka
和浩 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP2002040650A priority Critical patent/JP2003241670A/ja
Publication of JP2003241670A publication Critical patent/JP2003241670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面等の展示に棚を必要とせず、またハイラ
イト色感やシェード色感および水平部色感や垂直部色感
を同時に再現可能で、また塗膜を形成する塗料の量が少
なくてすみ、さらにタイヤホイールを脱着式にすること
により、車体色とホイール色のコーディネートの確認が
容易な塗装色観察用自動車モデルパネルおよび塗装前の
自動車モデルパネル素材を提供すること。 【解決手段】自動車に形成される塗膜の塗装色を観察す
る塗装色観察用自動車モデルパネルにおいて、上記自動
車の縮小モデルであり、自動車車体を車体の前後方向
に、ほぼ半分にカットした片側のカットモデルである塗
装色観察用自動車モデルパネルおよび上記の塗装色観察
用自動車モデルパネルに用いられる塗膜形成前の自動車
モデルパネル素材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光輝性塗膜
のプレゼンテーション等に用いられる光輝性塗膜を有す
る塗装色観察用自動車モデルパネルおよび塗装前の自動
車モデルパネル素材に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料メーカーは、光輝性塗膜のプレゼン
テーション等では、車の模型を塗装色観察用パネルとし
て使用している。
【0003】またドアパネル等の自動車ボディの一部を
塗装色観察用パネルとして使用している。さらに自動車
ボディの一部ではなく、ドアパネルを想定した塗装色観
察用パネルも用いられている。このような例として特開
平10−39762号公報には、凸曲面に沿って形成さ
れる塗膜を有する塗装色観察用パネルにおいて、前記凸
曲面の曲率を面に沿って変化させること、または前記凸
曲面に連続する凹曲面を有すること、さらに好ましくは
前記凹曲面が2つの前記凸曲面に挟まれて配置される塗
装色観察用パネルが記載されている。
【0004】しかしながら車の模型では、水平面に展示
することは容易でも、壁等に展示するには、そのための
棚等を必要とする不具合がある。またドアパネル等の自
動車ボディの一部では、自動車のルーフ等の水平面を再
現することができにくい等の不具合があり、また特開平
10−39762号公報記載の塗装色観察用パネルで
は、観察の精度を上げるためには、パネルのサイズをあ
る程度大きくしなければならず、その結果として塗膜を
形成するための塗料の量を多く準備しなければならない
不具合や、さらに車体色とホイール色のコーディネート
の確認ができない不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、壁面
等の展示に棚を必要とせず、またハイライト色感やシェ
ード色感および水平部色感や垂直部色感を同時に再現可
能で、また塗膜を形成する塗料の量が少なくてすむ塗装
色観察用自動車モデルパネルおよび塗装前の自動車モデ
ルパネル素材を提供することである。本発明の一実施態
様では、さらにタイヤホイールを脱着式にすることによ
り、車体色とホイール色のコーディネートの確認が容易
な塗装色観察用自動車モデルパネルを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上述の課題
に鑑み鋭意研究した結果、本発明に至った。
【0007】1.自動車に形成される塗膜の塗装色を観
察する塗装色観察用自動車モデルパネルにおいて、上記
自動車の縮小モデルであり、自動車車体を車体の前後方
向に、ほぼ半分にカットした片側のカットモデルである
塗装色観察用自動車モデルパネル。
【0008】2.上記カットモデルが、プラスチック製
である上記の塗装色観察用自動車モデルパネル。
【0009】3.上記カットモデルにおけるタイヤおよ
びタイヤホイールが、脱着式である上記の塗装色観察用
自動車モデルパネル。
【0010】4.上記カットモデルの自動車車体には、
車体に形成される塗膜が形成され、上記タイヤホイール
には、ホイールに形成される塗膜が形成されている上記
の塗装色観察用自動車モデルパネル。
【0011】5.上記塗装色観察用自動車モデルパネル
において、上記塗膜が光輝性塗膜またはソリッド塗膜で
ある上記の塗装色観察用自動車モデルパネル。
【0012】6. 上記塗装色観察用自動車モデルパネ
ルにおいて、上記光輝性塗膜が、アルミニウムフレーク
顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化
物被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マ
イカ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、
ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっき
ガラスフレーク顔料、金属酸化物被覆めっきガラスフレ
ーク顔料、ホログラム顔料、金属反射層の多層干渉薄膜
構造を備えたフレーク顔料、およびコレステリック液晶
ポリマーからなるフレーク状顔料からなる群より選ばれ
た少なくとも一種の顔料を含む上記の塗装色観察用自動
車モデルパネル。
【0013】7.上記の塗装色観察用自動車モデルパネ
ルに用いられる塗膜形成前の自動車モデルパネル素材。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】本発明の塗装色観察用自動車モデルパネル
は、自動車に形成される塗膜の塗装色を観察するパネル
であり、上記自動車の縮小モデルであり、自動車車体を
車体の前後方向に、ほぼ半分にカットした片側のカット
モデルである。
【0016】上記カットモデルの材質は、アルミニウム
(合金)や(めっき)鋼、銅、真鍮、プラスチック等か
ら製造されるが、好ましくはプラスチックである。
【0017】本発明での自動車の縮小モデルとは、実車
の厳密な縮小を指すのではなく、ルーフ部、ボンネット
部、トランクリッド部等の水平面とドア部、サイドパネ
ル等の垂直部、タイヤ部およびタイヤホイール部を有し
ていればよく、縮尺率は、1/100〜1/5程度が好
ましく、より好ましくは1/50〜1/10程度であ
る。
【0018】また本発明での自動車車体を車体の前後方
向に、ほぼ半分にカットした片側のカットモデルとは、
図1の写真に示すように、車体全体の右半分または左半
分のどちらかを指す。カット部分は、自動車車体を車体
の前後方向のほぼ中心線付近でカットすることが好まし
い。図1の上段はカットモデルを裏側から見た写真、下
段はカットモデルを表側から見た写真である。
【0019】また車体色とホイール色のコーディネート
の確認を容易にするためには、上記カットモデルにおけ
るタイヤおよびタイヤホイールが、脱着式であることが
好ましい。具体的には、ある車体色に対して、複数のホ
イール色を形成された脱着式のタイヤおよびタイヤホイ
ールを用意し、脱着を繰り返して、コーディネート色を
選定していく。なお、更に窓部品、ドア部品、ヘッドラ
イト部品等の装飾を施してもよい。
【0020】さらに、上記塗装色観察用自動車モデルパ
ネルに形成される塗膜は、光輝性塗膜またはソリッド塗
膜であるが、光輝性塗膜において本発明の効果を顕著に
発揮することができる。
【0021】上記塗装色観察用自動車モデルパネルの製
造方法を説明する。まず、自動車モデルパネル素材を成
形する。上記自動車モデルパネル素材の材質は、上述し
たアルミニウム(合金)や(めっき)鋼、銅、真鍮、プ
ラスチックから構成されるが、アルミニウム(合金)や
(めっき)鋼を用いる場合には、自動車の縮尺された所
定の型を用いてプレス加工によってパネル素材を得るこ
とができ、プラスチックの場合には射出成形加工を用い
ればよい。なおタイヤ部については、通常タイヤ色が黒
色であるため、黒色の材質または予め黒色に塗装してお
くことが好ましい。
【0022】続いて、前処理として脱脂処理等を行った
後、自動車モデルパネル素材の表面に、必要によりシー
ラー塗膜を形成する。ただし、このシーラー塗膜を省略
してもよい。シーラー塗膜の塗装には、有機系や無機系
の各種着色顔料および体質顔料を含んだシーラー塗料が
用いられる。カーボンブラックおよび二酸化チタンを主
要顔料としたグレー系のシーラー塗料が多用されるが、
上記着色顔料を組み合わせたいわゆるカラーシーラー塗
料を用いることもできる。
【0023】塗料形態としては溶液型が好ましく用いら
れる。溶液型であれば、有機溶剤型や水性(水溶性、水
分散性、エマルジョン)、非水分散型のいずれであって
もよく、また粉体塗料を用いることもできる。
【0024】シーラー塗料のビヒクルとしては、アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ変
性ポリエステル樹脂等の塗膜形成性樹脂にアミノ樹脂や
(ブロック)ポリイソシアネート化合物といった架橋剤
を混合した樹脂のほか、常温乾燥で硬化することができ
る2液型ポリウレタン樹脂やシリコン樹脂を用いること
ができる。シーラー塗膜の乾燥膜厚は25〜50μmが
好ましく、より好ましくは30〜40μmである。
【0025】その後、シーラー塗膜表面に上塗り塗膜を
形成するのが好ましい。上塗り塗膜としては、光輝性塗
料による光輝性塗膜や、光輝材を含有しないソリッド塗
料によるソリッド塗膜が形成される。上記光輝性塗膜で
は、光輝材成分として、例えば、アルミニウムフレーク
顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化
物被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マ
イカ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、
ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっき
ガラスフレーク顔料、金属酸化物被覆めっきガラスフレ
ーク顔料、ホログラム顔料、金属反射層の多層干渉薄膜
構造を備えたフレーク顔料、およびコレステリック液晶
ポリマーからなるフレーク状顔料からなる群より選ばれ
た少なくとも一種の光輝性顔料を好ましく用いる。より
好ましくは、複合色の発現が基材を見る角度によって異
なる2色性や干渉性を発現する金属酸化物被覆アルミナ
フレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、干
渉マイカ顔料、金属酸化物被覆めっきガラスフレーク顔
料、金属反射層の多層干渉薄膜構造を備えたフレーク顔
料、およびコレステリック液晶ポリマーからなるフレー
ク状顔料からなる群より選ばれた少なくとも一種の光輝
性顔料である。光輝性塗料には、必要に応じ、以下の着
色顔料や体質顔料を併用することができる。
【0026】ソリッド塗膜では、光輝材成分を含有せ
ず、例えば、アゾレーキ系顔料、フタロシアニン系顔
料、インジコ系顔料、ベリレン系顔料、キノフタロン系
顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、イソ
インドリノン系顔料、金属錯体顔料、黄色酸化鉄、ベン
ガラ、二酸化チタン、カーボンブラック等の着色顔料や
体質顔料を含有するソリッド塗料が用いられる。膜厚
は、光輝性塗膜では乾燥膜厚10〜30μm、ソリッド
塗膜では乾燥膜厚20〜60μmが好ましい。
【0027】上記上塗り塗料は、上記の光輝性顔料およ
び/または着色顔料とビヒクルで構成される。上記ビヒ
クルは、上記顔料が分散するものであって、塗膜形成用
樹脂と必要に応じて架橋剤とから構成される。上記ビヒ
クルを構成する塗膜形成用樹脂としては、例えば、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹
脂等が挙げられ、特に、アクリル樹脂およびポリエステ
ル樹脂が好ましく用いられる。これらは、2種以上を組
み合わせて使用することができる。また上記塗膜形成用
樹脂には、硬化性を有するタイプとラッカータイプとが
あるが、通常硬化性を有するタイプのものが使用され
る。硬化性を有するタイプの場合には、アミノ樹脂や
(ブロック)ポリイソシアネート化合物、アミン系、ポ
リアミド系、多価カルボン酸等の架橋剤と混合して使用
に供され、加熱または常温で硬化反応を進行させること
ができる。また、硬化性を有しない常温乾燥で硬化する
ことができる2液型ポリウレタン樹脂やシリコン樹脂を
用いることができる。硬化性を有しないタイプの塗膜形
成用樹脂を、硬化性を有するタイプと併用することも可
能である。
【0028】上記上塗り塗料は、上記成分の他に、脂肪
族アミドの潤滑分散体であるポリアミドワックスや酸化
ポリエチレンを主体としたコロイド状分散体であるポリ
エチレンワックスである沈降防止剤、硬化触媒、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、シリコンや有機高
分子等の表面調整剤、タレ止め剤、増粘剤、消泡剤、滑
剤、架橋性重合体粒子(ミクロゲル)等を適宜添加する
ことができる。
【0029】さらに上記上塗り塗料は、上記構成成分
を、通常、溶剤に溶解または分散した態様で提供され
る。溶剤としては、ビヒクルを溶解または分散するもの
であればよく、有機溶剤および/または水を使用し得
る。有機溶剤としては、塗料分野において通常用いられ
るものを挙げることができる。例えば、トルエン、キシ
レン等の炭化水素類、アセトン、メチルエテルケトン等
のケトン類、酢酸エチル、セロソルブアセテート、ブチ
ルセロソルブ等のエステル類、アルコール類等を例示で
きる。環境面の観点から有機溶剤の使用が規制されてい
る場合には、水を用いることが好ましい。この場合、適
量の親水性有機溶剤を含有させてもよい。また粉体塗料
を用いることもできる。
【0030】上記上塗り塗料を塗装する方法は特に限定
されないが、スプレー法、ロールコーター法や静電塗装
法等が好ましい。
【0031】また通常、上塗り塗膜面、特に光輝性塗膜
面上にはクリヤー塗膜が形成される。このクリヤー塗膜
の形成に用いられるクリヤー塗料の樹脂成分は、上述の
上塗り塗料と同系統のものや、耐酸性雨対策用の酸エポ
キシ硬化系樹脂塗料が用いられる。しかも、必要に応
じ、透明性を損なわない範囲で着色顔料や各種添加剤成
分を配合することができる。クリヤー塗膜の形成にあた
っては、乾燥膜厚30〜60μmの塗膜層を少なくとも
1層形成することが好ましい。
【0032】上記車体色とホイール色の形成には、上記
の上塗り塗料を用いて、各種色域や色調を組み合わせて
行う。
【0033】上記塗膜形成が形成された塗装色観察用自
動車モデルパネルでは、観察者が視線を一定位置に保持
したとしてもパネルの自動車曲面に起因してハイライト
色感やシェード色感および水平部色感や垂直部色感を発
現する。
【0034】なお、上記実施形態では、通常の自動車外
板塗装と同様に、前処理(脱脂処理、化成処理)に続い
て、電着塗装による下塗りやチッピング塗膜の形成を施
した後に上塗り塗膜を形成してもよい。
【0035】
【実施例】上述した工程に従ってプラスチック製で、図
1の形状の形状をした全長約15cmの自動車モデルパ
ネル素材に塗膜を形成した。シーラー塗膜にはポリエス
テル/メラミン樹脂系シーラー「オルガS−90シーラ
ーグレー」(日本ペイント社製)が用いられた。シーラ
ー塗膜の乾燥膜厚は35μmに設定され、140℃で3
0分間焼き付けが行われた。上塗りベースコート塗膜に
は二酸化チタン被覆マイカ顔料含有アクリル/メラミン
樹脂系塗料「スーパーラックM−91」(日本ペイント
社製)および金属反射層の多層干渉薄膜構造を備えたフ
レーク顔料含有アクリル/メラミン樹脂系上塗り塗料
「マジョーラ マゼラン」(日本ペイント社製)が用い
られた。上塗りベースコート塗膜の膜厚は15μmに設
定され、この上塗りベースコート塗膜に、ウェットオン
ウェットによってアクリル/メラミン樹脂系クリヤー塗
料「スーパーラックO−150クリヤー」(日本ペイン
ト社製)をクリヤー塗膜として30μmの厚みに塗布さ
れる。クリヤー塗膜の形成後、140℃で30分間の焼
き付けが行われた。
【0036】また20個の脱着式タイヤホイールに、異
なる色相10種類の塗膜を形成後1種類の色相に対して
前後用として2個のタイヤホイールに形成し、上記自動
車モデルパネル素材に着装してみて、脱着を繰り返し
て、コーディネート色を選定した。
【0037】その結果、本実施例に係る塗装色観察用自
動車モデルパネルでは、図2に示すように壁面等の展示
に棚を必要とせず、またハイライト色感やシェード色感
および水平部色感や垂直部色感を同時に再現可能で、ま
た塗膜を形成する塗料の量が少なくてすみ、さらにタイ
ヤホイールが脱着式のため、車体色とホイール色のコー
ディネートの確認が容易であった。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の塗装色観察用自動
車モデルパネルは、自動車に形成される塗膜の塗装色を
観察するパネルであり、上記自動車の縮小モデルであ
り、自動車車体を車体の前後方向に、ほぼ半分にカット
した片側のカットモデルであるため、壁面等の展示にあ
たって棚を必要とせず、またハイライト色感やシェード
色感および水平部色感や垂直部色感を同時に再現可能
で、また塗膜を形成する塗料の量が少なくてすむ。ま
た、本発明の一実施態様では、タイヤホイールが脱着式
のため、車体色とホイール色のコーディネートの確認が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる実施例で用いた塗装色観察用
自動車モデルパネルを示す写真である。上段はカットモ
デルを裏側から見た写真、下段はカットモデルを表側か
ら見た写真である。
【図2】 本発明に係わる実施例で用いた塗装色観察用
自動車モデルパネルを壁に展示した写真である。
フロントページの続き (72)発明者 田中 和浩 神奈川県川崎市川崎区昭和2丁目12番1号 Fターム(参考) 3D114 AA20 BA01 CA20 4D075 AE03 CA33 CA44 CB13 CB14 DA23 DB02 DB06 DB07 DB31 DC12 DC13 EA06 EA07 EA13 EA43 EB22 EB32 EB33 EB35 EB36 EB37 EB38 EB39 EB43 EB45 EC01 EC03 EC04 EC07 EC10 EC11 EC23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に形成される塗膜の塗装色を観察
    する塗装色観察用自動車モデルパネルにおいて、前記自
    動車の縮小モデルであり、自動車車体を車体の前後方向
    に、ほぼ半分にカットした片側のカットモデルである塗
    装色観察用自動車モデルパネル。
  2. 【請求項2】 前記カットモデルが、プラスチック製で
    ある請求項1記載の塗装色観察用自動車モデルパネル。
  3. 【請求項3】 前記カットモデルにおけるタイヤおよび
    タイヤホイールが、脱着式である請求項1または2記載
    の塗装色観察用自動車モデルパネル。
  4. 【請求項4】 前記カットモデルの自動車車体には、車
    体に形成される塗膜が形成され、前記タイヤホイールに
    は、ホイールに形成される塗膜が形成されている請求項
    1から3いずれか1項に記載の塗装色観察用自動車モデ
    ルパネル。
  5. 【請求項5】 前記塗装色観察用自動車モデルパネルに
    おいて、前記塗膜が光輝性塗膜またはソリッド塗膜であ
    る請求項1から4いずれか1項に記載の塗装色観察用自
    動車モデルパネル。
  6. 【請求項6】 前記塗装色観察用自動車モデルパネルに
    おいて、前記光輝性塗膜が、アルミニウムフレーク顔
    料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、金属酸化物
    被覆シリカフレーク顔料、グラファイト顔料、干渉マイ
    カ顔料、着色マイカ顔料、金属チタンフレーク顔料、ス
    テンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、金属めっきガ
    ラスフレーク顔料、金属酸化物被覆めっきガラスフレー
    ク顔料、ホログラム顔料、金属反射層の多層干渉薄膜構
    造を備えたフレーク顔料、およびコレステリック液晶ポ
    リマーからなるフレーク状顔料からなる群より選ばれた
    少なくとも一種の顔料を含む請求項1から5いずれか1
    項に記載の塗装色観察用自動車モデルパネル。
  7. 【請求項7】 請求項1から6いずれか1項に記載の塗
    装色観察用自動車モデルパネルに用いられる塗膜形成前
    の自動車モデルパネル素材。
JP2002040650A 2002-02-18 2002-02-18 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材 Pending JP2003241670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040650A JP2003241670A (ja) 2002-02-18 2002-02-18 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040650A JP2003241670A (ja) 2002-02-18 2002-02-18 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003241670A true JP2003241670A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27781337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002040650A Pending JP2003241670A (ja) 2002-02-18 2002-02-18 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003241670A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8046944B2 (en) 2008-08-01 2011-11-01 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Automobile interior exhibit
JP2012103117A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Kansai Paint Co Ltd 塗色評価パネル
EP2482270A1 (en) * 2011-01-27 2012-08-01 Research In Motion Limited Presentation tool for display of aesthetic qualities
WO2014163064A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 関西ペイント株式会社 塗色評価パネル及び塗色評価パネルキット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8046944B2 (en) 2008-08-01 2011-11-01 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Automobile interior exhibit
JP2012103117A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Kansai Paint Co Ltd 塗色評価パネル
EP2482270A1 (en) * 2011-01-27 2012-08-01 Research In Motion Limited Presentation tool for display of aesthetic qualities
WO2014163064A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 関西ペイント株式会社 塗色評価パネル及び塗色評価パネルキット
JP2014202606A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 関西ペイント株式会社 塗色評価パネル及び塗色評価パネルキット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6468554B2 (ja) 複層塗膜形成方法
CA2494966A1 (en) Multi-layer coating process to achieve a highly saturated color appearance on a vehicle
JP5304994B2 (ja) 薄膜構造
JPH1028926A (ja) メタリック塗膜構造及びメタリック塗膜の形成方法
JP4851393B2 (ja) 塗膜形成方法
JP2004188291A (ja) 樹脂部品の塗装方法
JP2003241670A (ja) 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材
US5049442A (en) Opalescent coatings containing foamed metal oxides
JPH0238160A (ja) 車両用装飾体
US10710278B2 (en) Method for producing an elastomeric skin having a grained surface
JP2008132436A (ja) 塗膜形成方法及び塗膜構造
JPH11106686A (ja) メタリック仕上げ法
JP2003093966A (ja) 自動車車体の塗膜形成方法及び塗膜を有する自動車
JPH06254484A (ja) メタリック塗膜形成法
JP3259073B2 (ja) 模様塗膜を有する自動車ボディの製造方法
JP2006087978A (ja) 複層塗膜形成方法及び塗装物品
JP2002273321A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP2002102798A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001062391A (ja) 光輝性塗膜形成方法およびアルミホイール
JPH05132635A (ja) グアニンを含む微妙なつやの金属性塗料
JP2002273335A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP3783090B2 (ja) 自動車上塗塗装方法
JPH1039762A (ja) 塗装色観察用パネルおよびパネル素材
JP2012170909A (ja) 複層塗膜形成方法
JP4265473B2 (ja) 複層塗膜形成方法および塗装物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031210