JP2003241661A - 透かしコード内在薄葉体 - Google Patents

透かしコード内在薄葉体

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JP2003241661A
JP2003241661A JP2002037535A JP2002037535A JP2003241661A JP 2003241661 A JP2003241661 A JP 2003241661A JP 2002037535 A JP2002037535 A JP 2002037535A JP 2002037535 A JP2002037535 A JP 2002037535A JP 2003241661 A JP2003241661 A JP 2003241661A
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JP2002037535A
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Masakazu Tanaka
昌和 田中
Takeshi Sakura
武司 佐倉
Hiroyasu Ichikawa
裕康 市川
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Upepo and Maji Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極めて簡便に、検知可能である暗号化認識体で
ある電子透かしコードを標識タグや衣服上に形成し、該
暗号化認識体のコードを利用することで偽造品検査シス
テム、受発注管理等ができるシステムを提供する。 【解決手段】 布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種
以上からなる薄葉体に、目視では認識できないように不
可視デジタル記号である透かしコードを、樹脂粒子内に
透かしコードの検出体を内在せしめた樹脂粒子をもって
形成した透かしコードを施し、その透かしコードで製造
元等の識別可能とし、また該不可視デジタル記号である
透かしコードのコードを読み取りその読み取りデータを
利用して偽造品検査システムなどに使用することができ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂粒子に透かし
コードとしての検出体を内在せしめた樹脂粒子をもっ
て、不可視である(目視では所定の情報や記号として認
識不可である)透かしコードを、布帛、人工皮革、皮革
から選ばれた一種以上からなる薄葉体上に形成した透か
しコード内在薄葉体であって、少なくとも不可視の情報
や記号である透かしコードを内在させることによって、
標識された布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上
からなる薄葉体に関し、詳しくはファッション材、雑貨
品、標識タグ等の、布帛、人工皮革、皮革から選ばれた
一種以上からなる薄葉体に、染料やインク等でその上に
色彩・画像・文字等が着色形成された着色物の、所有
権、起源、信憑性等の確定、複製禁止、受注管理等に使
用できる書誌的事項の記録を形成するための、布帛、人
工皮革、皮革から選ばれた一種以上からなる薄葉体上へ
不可視の透かしコードを、樹脂粒子に透かしコードとし
ての検出体を内在せしめた樹脂粒子をもって、形成し内
在せしめた薄葉体に関する。またこの透かしコードを検
出(読み取り)し、所有権、起源、信憑性等の確定や、
受注管理、流通管理、在庫管理等に利用するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、商品の製造元の確認、商品の偽造
防止、商品の効率的管理などにバーコード等のコードや
その他の情報の商品への形成付与が盛んに行われ、それ
らの中で画像が商品として取り扱われることも多くな
り、その画像の著作権、著作人格権、肖像権等に係わる
真偽の確定等の問題も多くなっている。これらの問題を
解消せんとする工夫において、画像等の上または中に可
視または不可視のマーク等を付してその所有権、起源、
信憑性等の確定や複製禁止、受注管理等に利用する等多
くの提案がなされている。これらの可視または不可視の
識別マークが、商品、画像等を不正に使用したり偽造し
たりする他者を牽制し、抑制する効果を有しているとさ
れている。可視マークの場合には、肉眼で見ることがで
き隠しようのない証左を示し得て、他者にその証左を明
示することができ強力な効果を有している。しかし、か
かる可視マークはそれを消し去ることおよび偽造するこ
ともまた容易である場合が多い等の課題を有しており、
近年はかかる可視マークに替わって、不可視マークが多
用され種々の手法が提案・開示され、また開発努力がなさ
れている。かかる、不可視マークの多くの提案におい
て、近年発達したデジタル情報を用いたものが主流であ
り、例えば、特開平10−191017号公報におけ
る、輝度の差異を利用したものや、特定ドットパターン
の画像等への重畳したもの、ドットパターンやドットデ
ジタル情報を画像上に特定の方式や規則で存在せしめ、
その特定の方式や規則によってのみ読み取り可能とする
もの、その特定の方式や規則を種々変更せしめて特殊な
暗号化し不可視化して画像上または中に記録してなすも
の、また画像等を不正に使用したり複製せんとする際の
機器の特定が容易になされる工夫等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来知られている、か
かる画像等の上または中に可視または不可視の識別マー
ク等(標別記号)を付してその所有権、起源、信憑性等
の確定や複製禁止、受注管理等に利用する処方がある
が、これらの処方の殆どは紙に付与されるものであり、
本発明における布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種
以上からなる薄葉体における表面性と大きく異なるもの
である。例えば不可視マークの一例であるデジタル方式
での記号としてのドットの付与時に、その記号を形成す
るところのドット(網点)を付与するためのインク等着色
材の付着性等が、紙に比して布帛、人工皮革、皮革から
選ばれた一種以上からなる薄葉体における表面性が、大
きく異なり、該デジタル方式での記号の設定通りの付与
や耐久性が劣る等の極めて不具合なものである。従来の
かかるデジタル方式での記号による標別記号付与は、記
号発生や記号設定時には特に問題とならないが、その記
号を布帛等に摘要した場合には、布帛の表面凹凸性(繊
維間隙、毛羽、繊維一本の太さが紙と大きく異なる表面
凹凸を有する)によって正確なデジタル方式での記号が
付与されず記号としての信頼性、検出(読み取り)が不
正確となる等、多くの課題を有することになる。
【0004】また、従来のかかるデジタル方式での記号
による識別記号付与は洗濯することに対する記号の脱落
等はまったく考慮されておらず、本発明におけるように
布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上からなる薄
葉体に摘要した場合には、そのデジタル方式での記号に
より付与された識別記号である透かしコードは洗濯によ
り消失し、繰り返しての識別認識が不可能になる場合が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の技
術の抱える課題を解決した、布帛、人工皮革、皮革から
選ばれた一種以上からなる薄葉体の表面性によって正確
なデジタル方式での記号が付与されず識別記号としての
検出信頼性に欠ける課題、洗濯により消失し、繰り返し
ての識別認識が不可能になる等の課題を解決したもので
ある。すなわち本発明は、視認以外の手法でのみ検知可
能な検出体を内在せしめた樹脂粒子で、布帛、人工皮
革、皮革から選ばれた一種以上からなる薄葉体表面に、
透かしコードを形成せしめ、該透かしコードで標識され
ていることを特徴とする透かしコード内在薄葉体であ
り、また、透かしコードとは別に、所定の色彩・画像・
文字等の着色が、形成されている前記の透かしコード内
在薄葉体であり、また、透かしコードが電子暗号化透か
しコードである前記の透かしコード内在薄葉体であり、
さらにまた、透かしコード内在薄葉体が標識用タグであ
る前記の透かしコード内在薄葉体である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、使用される布
帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上である薄葉体
としては、特に限定されるものではなく、例えば、不織
布や織物、編物等の布帛であり、不織布や織物、編物等
の布帛の基材にウレタン系樹脂等をコートしたシートで
ある人工皮革や、ウレタン系樹脂等高分子シート材の表
面処理や内部処理による皮革状形状を付与した人工皮
革、牛皮、豚皮、羊皮、鹿皮やその他の動物の皮革が挙
げられる。
【0007】本発明における樹脂粒子に透かしコードの
検出体を内在せしめたものにおける検出体とは、特に限
定されないが、本発明の趣旨からして、布帛、人工皮
革、皮革から選ばれた一種以上である薄葉体に形成され
た透かしコードである文字やコード等の所定記号が所定
記号として視認(目視によって情報や記号として認識し
得ること)ができないもので、かつ視認以外の手法での
み検知可能なものであればよい。透かしコードが、電子
暗号化透かしコードのように可視なもの(例えば網点=
ドットの一つ一つが可視)であってもその形成が電子暗
号化されておって、文字やコード等の所定記号として認
識不能なもので該電子コード以外の画像内に潜像として
存在する場合は、検出体そのものが可視のもの例えば染
料、顔料等の着色材であってもよく、また透かしコード
が特に電子暗号化されないで形成される場合は、検出体
そのものが不可視である必要があり、その場合は例えば
透明導電性であるインジウム・錫の酸化物複合体やイン
ジウム酸化物、錫酸化物、亜鉛酸化物、等が挙げられ、
さらに珪素、アルミニウム、金、銀、チタン、等の酸化
物や硼化物、窒化物や金属そのものの単体や複合体等の
透明体、白色体、薄色着色体の一種以上から選ばれるも
のが挙げられ、これらがその要求される品質によって適
宜選択され採用されるものである。
【0008】これらの検出体の形状は特に限定されるこ
となく、微小であることが好ましく、好ましくは特に1
0μm以下の平均径を有するもの、さらに好ましくは1
μm以下の平均径を有するものであり、または完全に樹
脂粒子内に分子分散したものである。本発明における樹
脂粒子に透かしコードの検出体を内在せしめたものとし
ては、特に限定されるものではないが、前記検出体を樹
脂粒子に溶解もしくは分散せしめたものが好ましく、こ
の樹脂粒子径としては、50μm以下の平均粒子径を有
する樹脂粒子が好ましく、より好ましくは20μm以下
の平均粒子径を有する樹脂粒子であり、さらに好ましく
は1μm以下の平均粒子径を有する樹脂粒子である。こ
の大きさは、本発明の透かしコードの形成方法に応じて
変化するものであるが、例えば、この樹脂粒子を含む塗
布液をスクリーン捺染方式のようにして塗布形成する場
合は平均粒子径50μm以下が好ましくさらに好ましく
は平均粒子径20μm以下であり、インクジェット方式
で形成する場合には1μm以下、好ましくは0.5μm
から0.2μmの範囲であり、いずれの場合も不可視で
ある透かしコードが目立たないこと、洗濯等外部要因で
脱落しないこと、塗布形成において支障をきたさないこ
とがその樹脂粒子の大きさにとっての要件となる。また
余りに小さすぎる(0.1μmに満たない場合である)
と本発明の効果の骨子であるところの布帛等表面凹凸に
おいて紙等に比べ極めて粗であるものにおける透かしコ
ードの支障なき形成において、その効果が得られないも
のとなる。
【0009】樹脂粒子を構成する樹脂としては、特に限
定されないが、布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種
以上である薄葉体に付与された場合に、これらの薄葉体
としっかり固着し、洗濯などによって脱落しないもので
あればよく、樹脂はかかる薄葉体としっかり固着し得る
機能と洗濯などによって脱落しない機能さらに塗布剤と
しての性能等によって、適宜選択することができる。好
ましい例としてはポリエステル系樹脂、ポリアクリル系
樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂等が挙げら
れる。本発明における、不可視である透かしコードの布
帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上である薄葉体
表面への形成は、前記したように2方法があり、その一
つは、例えば、電子暗号化透かしコードのように(例え
ば網点=ドットの一つ一つが可視)コードを形成する微
小部分が可視なものであっても、その形成が電子暗号化
されておって、全体として文字やコード等の所定記号と
して認識不能なものであって、該電子暗号化透かしコー
ド以外の画像内に潜像として存在せしめる方法等であ
り、他の一つは、電子暗号化されないで形成される場合
すなわち文字やコード等の所定記号が所定記号としてそ
のまま潜像の状態で存在して不可視である場合であると
ころの不可視の文字やコード等の所定記号を形成せしめ
る方法である。これらのなかで、偽造や模倣が困難な電
子暗号化された透かしコードが好ましい。また、その透
かしコード形成がインクジェット方式で形成されること
が好ましい。このインクジェット方式で透かしコードを
形成する場合は、樹脂粒子に透かしコードの検出体を内
在せしめたものの粒子径は、好ましくはその平均粒子径
が1.0μm以下であり、より好ましくは平均粒子径
0.5μm以下であり、さらに好ましくは平均粒子径
0.4μmから0.2μmの範囲である。本発明におけ
る検出体を内在せしめた樹脂粒子は、検出体と樹脂粒子
が常に一体化したものであり、検出体が媒体に分散した
通常の染料インク等では、検出体がドットして形成され
た時点や以後において拡散、沁みこみ等で形成ドットの
大きさや位置が一定せず、ドット集合による記号形成が
極めて不安定となる。これらの具体例としては、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルアルコ
ール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂等の樹脂に、検出体および必要に
応じて着色体を混練や、溶解や分散して後、粉砕、乳
化、分散などを施して所定の粒子径とし、粒子内に検出
体および必要に応じて着色体を内在せしめる方法が挙げ
られる。
【0010】透かしコード内在薄葉体としては、前記し
たように布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の
材料からなるものであり、シート状のままでもよく、衣
服でもよいし、雑貨品でもよくまたタグのような小薄葉
体でもよく、これら布帛、皮革または人工皮革製品の形
態は限定されるものではなく、布帛や皮革または人工皮
革そのものであって特に着色されていないものであって
もよく、染色、着色,刺繍、等の装飾が施されたもので
あってもよい。これら製品の形態の中では、透かしコー
ドとは別の所定の色彩・画像・文字の着色が形成された
ものが好ましく、染色、着色,刺繍、等の装飾が施され
たものが好ましい。特に衣服や製品に使用される、標識
のタグがより好ましい形態である。
【0011】本発明における透かしコードとは別の、所
定色彩・画像・文字等の布帛、人工皮革、皮革から選ば
れた一種以上の薄葉体への着色等の付与は、色彩が該薄
葉体上に、単一色として全面着色されたものでもよく、
異なる色彩が該薄葉体上に、複数色として全面着色され
たものでもよく、それら単一または複数色が、該薄葉体
上に所定位置のみ部分的に着色されたものでもよく、写
真や絵画や文字等がデジタル化され該薄葉体上に再現さ
れた所謂デジタルプリントしたものでもよい。その薄葉
体上への所定色彩・画像・文字の着色は、浸染、捺染、
転写捺染やインクジェット方式染色法等公知の着色技術
を使用できる。好ましくは、透かしコードがデジタルプ
リント例えばインクジェットプリント方式での記号とし
て、該薄葉体上に形成される場合をも含む本発明の趣旨
からして、インクジェットプリント方式等のデジタルプ
リント方式をもって着色する方法(所謂デジタルプリン
ト方法)である。
【0012】デジタルプリント方式の中でより好ましい
インクジェット方式で着色するということは、サーマル
インクジェット方式、ピエゾインクジェット方式、二極
偏向方式、マルチ偏向方式等種々のインクジェット方式
の一に限定されることなくそれらのうちから、適宜選択
し採用したインクジェット方式で着色することであり、
またこれらのインクジェット方式で特定の柄を、該薄葉
体に該インクジェット方式で着色(プリント)してもよ
く(ダイレクトインクジェットプリント方式)、またイ
ンクジェット方式で得た図柄紙を以って転写し着色する
方式(インクジェット転写方式)で該薄葉体の所定面上
に着色してもよいものである。本発明における、透かし
コードは、布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上
の薄葉体上の色彩・画像に対して別に形成された記号
(または電子暗号化記号)であって、厳密な意味での不
可視をいうのではなく、それ自体が人にとって情報や記
号である所定画像として認識されないものでありすなわ
ち視認不能なものであればよく、色彩として、厳密には
布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体上
にミクロな形で存在していても、画像や色彩に埋没した
存在であればよい記号(または電子暗号化記号)であ
り、そのミクロな形(例えば網点の一)が、布帛、人工
皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体上の存在して
いるものであっても、人が肉眼で見たときに色彩・画像
・文字として視認できないものであればよいものであ
る。例えばバーコードのように装飾目的の人工皮革、皮
革から選ばれた一種以上の薄葉体上の色彩・画像・文字
としての意味がないものであっても人の肉眼には画像と
して認識されるものは本発明における透かしコードとは
いわないものであり、反対に虫眼鏡で観察すれば網点の
一として認識されても、布帛、人工皮革、皮革から選ば
れた一種以上の薄葉体上の色彩・画像全体から見てそれ
を乱すものでもなく単なる隠し網点であるようなもの
は、本発明の透かしコードに含まれるものであり、まっ
たく肉眼に見えないもので信号として検知できるものは
当然に本発明の透かしコードに含まれるものである。
【0013】本発明における、透かしコードは、上記し
たものであればよいが、好ましくは、インクジェットプ
リント(デジタルプリント)方式によって形成された透
かしコードである。本発明における透かしコード付与に
使用される透かしコードとしての検出体としては、前記
した透かしコードとしての検出体の主旨に該当するもの
であれば、特に限定されないが、好ましい他の例として
は、布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉
体上に形成される色彩・画像・文字に使用した着色体
(染料、顔料等)と色相および/または彩度が異なりそ
の異なりの差が、例えば光学的に検知可能な着色体が挙
げられ、これら着色体の例としては、反射波長ピークの
異なるものがあり、それらの中には蛍光体染料や顔料、
紫外線励起染料や顔料があり、さらにこれらとは別に、
赤外線や近赤外線吸収体の反射体、磁性粉体などが挙げ
られる。また、前記の検出体として例示したものに、薄
葉体上に形成される色彩・画像・文字に使用した着色体
を同時に使用して併用することでより、視認性が低下し
て透かしコードとしてはより好ましいものとなる。
【0014】これらの、透かしコード検出体を、例えば
ポリエステルの粒子内に含有せしめ、この透かしコード
形成用の検出体を含む樹脂粒子と、必要に応じて、分散
安定剤、粘度調節剤、湿潤剤等から選ばれた一種以上と
を、水や溶剤等の液体媒体に分散せしめ、着色体媒体と
なしこの着色体媒体を、布帛、人工皮革、皮革から選ば
れた一種以上の薄葉体に透かしコードとしてプリントや
塗布などの手段で形成する。また、特別な場合は、透か
しコード形成用の検出体を含む樹脂粒子をそのままで、
例えば透明接着剤で形成された記号形成面に吹き付けて
接着せしめる方法であってもよいものである。この透か
しコードの形成は、手段や方式として特に限定されない
が、好ましくはインクジェット方式等のデジタルプリン
トで形成する方法である。
【0015】透かしコードの形成材料である検出体を、
樹脂微粒子内に内在せしめた樹脂粒子は、少なくとも布
帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体上に
形成された装飾用の色彩や画像や文字に使用されている
着色材と同等以上の耐洗濯性、耐磨耗性、耐日光堅牢度
性が必要である。本発明におけるこれらの透かしコード
は、布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉
体のいずれの位置に形成されたものであってもよいが、
該透かしコードの検知や読み取りのためには、布帛、人
工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体の特定部位
に限定して形成したほうがより好ましい。
【0016】透かしコードにおける検出体の検知や読み
取りは、該透かしコードが布帛、人工皮革、皮革から選
ばれた一種以上の薄葉体であるが故の特定表面凹凸に形
成されているため、特にインクジェットプリンターで形
成されたような網点(ドッ)記号の場合は布帛、人工皮
革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体上に形成する前
の所定記号すなわち設定記号と、形成された後検知する
時(または検知して暗号化を解いて設定記号に戻す時)
の記号が必ずしも同一記号となり難く補正や訂正処理を
施さないで検知することが困難な場合が多い。検知時に
読み取られた(検知された)記号を補正や訂正処理を施
して元の信号に戻すことで検知可能となる場合がある
が、この補正や訂正処理にコストがかかりかつ必ずしも
補正が正確に実施される保証もない。本発明は、前記課
題を解決したものであり、樹脂粒子に透かしコードの検
出体を内在せしめて、透かしコードを、凹凸のある表面
の布帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上からなる
薄葉体表面に形成せしめることで、該透かしコードが、
表面凹凸に左右されることなく検知・読み取りが可能に
なる。すなわち、布帛などの表面毛羽や繊維糸条間隙に
影響されることなく、これらの表面凹凸に陥没、拡散、
沁みこみ等が生じることなく、布帛の最表面に検知可能
に登載された状態で透かしコードが形成される。
【0017】実施例を下記するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 実施例1 ポリエステル100%使用糸と木綿100%使用糸を用いて表
ポリエステル100%使用糸、裏木綿100%使用糸となるよ
うに混編して幅50cm長さ30mのダブルニット布帛
とし、精錬、仕上げ加工を施し、白生地を製造した。一
方、テレフタレート単位が69モル%、イソフタレート
単位25モル%、その他二塩基酸単位6モル%(ここで
は、5−ナトリウムスルフォイソフタレート単位を使用
した)であり、トリオキシエチレングリコール単位5モ
ル%、エチレングリコール単位88モル%、その他ジオ
ール単位7モル%(ここでは,ネオペンチルグリコール
単位を使用した)である共重合ポリエステルからのポリ
エステルに6.0重量%のベンズイミダゾール系誘導体
の蛍光増白剤と0.01重量%の黄色染料を含有せしめ
たものから、平均粒子径0.5μmの微粒子体を作成
し、この平均粒子径0.5μmの微粒子体を15重量%
の割合で水に分散せしめ、グリセリン2重量%、ジエタ
ノールアミン1重量%、リグニンスルフォン酸ソーダ7
重量%を添加し、白色蛍光増白インクを作成した。この
白色蛍光増白インクを使用して、インクジェットプリン
ターを用いて、前記白生地のポリエステル糸側に、透か
しコードである@マークを50cmおきに縦2cm横2
cmの大きさで印字した。この印字されたものを130
℃で熱プレス加工して乾燥と印字仕上げし、印字処理
(透かしコードの印字)を施した。この印字処理された
白生地は@マークが殆ど目視では認識できないものであ
った。透かしコードである@マークは、紫外分析(例え
ば、フライイング・スポット・スキャニング・デンシト
メーターでの紫外線スキャニング分析)して、コンピュ
ーター処理することで@マークが白生地の全てにおい
て、ディスプレイ上に明示することができた。また家庭
選択を5回繰り返したがその効果(透かしコードの印字
を明示すること)は維持されていた。この実施例におけ
る、白色蛍光増白インクに、さらに茶色分散染料を0.
02重量%添加した以外は同様に処理した白色蛍光増白
インク−bを使用し,その他の処理を全て上記実施例と
同様処理したとき、目視による透かしコードである@マ
ークは、さらに視認することが困難となっていた。また
紫外分析による@マークの明示は同様にできた。さらに
洗濯における耐性も同様であった。
【0018】比較例1 ベンズイミダゾール系誘導体の蛍光増白剤1.2重量
%、グリセリン2重量%、ジエタノールアミン1重量
%、リグニンスルフォン酸ソーダ7重量%、ベンズイミ
ダゾール系誘導体の蛍光増白剤を含まない実施例1にお
けると同じポリエステルの平均粒子径0.5μmの微粒
体14重量%を添加して水に分散せしめ、作成した白色
蛍光増白インク−2を用いた以外は、実施例1と同様に
印字して透かしコード印字白生地を得た。この印字処理
された白生地は@マークが殆ど目視では認識できず、透
かしコードとして印字されていたが、紫外分析(例え
ば、フライイング・スポット・スキャニング・デンシト
メーターでの紫外線スキャニング分析)して、コンピュ
ーター処理することでディスプレイ上に@マークを明示
しようとしたが、白生地上の全ての@マークにおいて、
ディスプレイ上に明示することができたものは一部のも
ので、その画像は不鮮明であった。また家庭選択を5回
繰り返した時、その効果(透かしコードの印字を明示す
ること)は維持されていなく、画像の不鮮明さが一段と
進行していた。
【0019】実施例2 ポリエステル100%スパン糸のみの使用で幅80cm長
さ50mのダブルニット布帛とし、精錬、仕上げ加工を
施して、白生地を製造した。一方、テレフタレート単位
が75モル%、イソフタレート単位18モル%、その他
二塩基酸単位7モル%(ここでは、5−ナトリウムスル
フォイソフタレート単位を使用した)であり、トリオキ
シエチレングリコール単位3モル%、エチレングリコー
ル単位90モル%、その他ジオール単位10モル%(こ
こでは,ネオペンチルグリコール単位を使用した)であ
る共重合ポリエステルからのポリエステルに、金として
2重量%の割合で金コロイドを含有せしめたものから、
平均粒子径0.3μmの微粒子体を作成した。この平均
粒子径0.3μmの微粒子体を18重量%の割合で水に
分散せしめ、グリセリン3.5重量%、ジエタノールア
ミン1.5重量%、リグニンスルフォン酸ソーダ5重量
%を添加し、金含有インクを作成した。この金含有イン
クを使用して、インクジェットプリンターを用いて、前
記白生地に、透かしコードである@マークを50cmお
きに縦2cm横2cmの大きさで印字した。この透かし
コード@マークが印字されたものを130℃で熱プレス
加工して乾燥と印字仕上げを施した。この印字処理され
た白生地を50cmの長さに裁断し、長さ方向の端部に
@マークが形成された、80cm×50cmの白生地を
多数作成した。この透かしコード@マークは、殆ど目視
では認識できず、透かしコードとして印字されたもので
あった。一方、秋の名園の風景写真の画像を昇華性染料
インクでインクジェットプリンターによる印刷を転写紙
に施し、この転写紙を用いて、印字処理された80cm
×50cmの白生地20枚の透かしコード印字面上に、
熱と圧で名園の風景写真を転写し着色物を得た。金含有
インクでの透かしコード@マークの印字と風景写真を転
写したものを、蛍光分析(例えば、フライイング・スポ
ット・スキャニング・デンシトメーターでスキャニング
金スペクトル分析)して、コンピューター処理すること
で、透かしコード@マークが全ての20枚の着色物にお
いて、ディスプレイ上に鮮明に表示することができた。
また家庭選択を5回繰り返したがその効果(透かしコー
ドの印字を鮮明に表示すること)は維持されていた。
【0020】実施例3 ポリエステル100%スパン糸のみの使用で幅80cm長
さ50mのダブルニット布帛とし、精錬、仕上げ加工を
施して、白生地を製造した。一方、テレフタレート単位
が70モル%、イソフタレート単位22モル%、その他
二塩基酸単位8モル%(ここでは、5−ナトリウムスル
フォイソフタレート単位を使用した)であり、トリオキ
シエチレングリコール単位5モル%、エチレングリコー
ル単位88モル%、その他ジオール単位7モル%(ここ
では,シクロヘキサンジメタノール単位を使用した)で
ある共重合ポリエステルからのポリエステルに、金とし
て2.5重量%の割合で金コロイドおよび3重量%の割
合でベンズイミダゾール系誘導体の蛍光増白剤を含有せ
しめたものから、平均粒子径0.3μmの微粒子体を作
成した。 この平均粒子径0.3μmの微粒子体を18
重量%の割合で水に分散せしめ、グリセリン3.5重量
%、ジエタノールアミン1.5重量%、リグニンスルフ
ォン酸ソーダ10重量%を添加し、金含有インク−bを
作成した。この金含有インク−bを使用して、インクジ
ェットプリンターを用いて、前記白生地に、コンピュー
ター変換による電子暗号化処理した@マークを、50c
mおきに印字した。 この印字されたものを130℃で
熱プレス加工して乾燥と印字仕上げを施した。この印字
処理された白生地を50cmの長さに裁断し、長さ方向
の端部に@マークが形成された、80cm×50cmの
白生地を多数作成した。印字された透かしコードである
@マークは全く目視では認識できず、透かしコードとし
て印字されたものである。この透かしコードが印字され
た生地の80cm×50cmを多数作成したものから2
0枚を用意した。この20枚の生地に、同一の動物(シ
ェパード犬)写真の画像を分散染料インクでインクジェ
ットプリンターにより、透かしコードが印字された80
cm×50cmの白生地の該@マーク(透かしコード)
印字面上に、直接プリントし、蒸し処理し、水洗し、2
0枚の着色物を得た。金含有インク−bでの透かしコー
ド@マーク印字と動物写真を(プリント)着色したもの
を、蛍光分析(例えば、フライイング・スポット・スキ
ャニング・デンシトメーターでスキャニング金スペクト
ル分析)して、コンピューター処理(前記処理の逆変換
処理)することで、透かしコードの@マークがディスプ
レイ上に20枚全てにおいて、鮮明に表示することがで
きた。また家庭選択を5回繰り返したがその効果(透か
しコードの印字を鮮明に表示すること)は維持されてい
た。
【0021】実施例4 ポリエステル100%使用糸で標識用高密度薄織物に織り
上げた布帛を用い、黄色浸染で地染め行い黄色無地の布
帛を得た。この黄色無地の布帛に、記号「U@M」を濃
紺色ポリエステル分散染料で、多数の3cm×8cmの
長方形毎にその中央部に1cm×3cm大きさで、ダイ
レクトインクジェット方式をもって印字(プリント)
し、この長方形の中央部に形成された記号「U@M」の
下3mm位置に該記号に平行に沿うようにして0.8c
m×2.5cm大きさで、実施例2で使用したインクに
さらに黄色分散染料を加えた以外同様処方のインクであ
る金含有インク−yを使用し、コンピューター変換処理
した電子暗号化信号(透かしコード)をダイレクトイン
クジェット方式で印字(プリント)した。暗号化する前
の所定記号は「200112UM」の記号であり、印字
された透かしコードは、目視では全く認識できないもの
であった。得られた多数の同一「U@M」記号と電子暗
号化信号(透かしコード)がプリントされた3cm×8
cmの長方形を裁断し、端部の「まつり」処理をして、
衣服用の標識タグを製作した。透かしコード「2001
12UM」は、殆ど色彩として、画像として顕在化せず
肉眼では全く認識し難く、標識としての濃紺色記号と地
色の黄色のみが認識されるものであった。透かしコード
「200112UM」と濃紺色記号「U@M」をプリン
トしたものを、蛍光分析(例えば、フライイング・スポ
ット・スキャニング・デンシトメーターでスキャニング
金スペクトル分析)して、コンピューター処理(逆変換
等の処理)することで、全ての標識タグにおいて「20
0112UM」の透かしコードがディスプレイ上に鮮明
に表示することができた。また家庭選択を5回繰り返し
たがその効果(透かしコードの印字を鮮明表示するこ
と)は維持されていた。
【0022】実施例5 薄黄色に染色した無地の羊皮を用い、この羊皮に濃い緑
色の文字「U@M」を濃い緑色刺繍糸で多数の3cm×
8cmの長方形毎にその中央部に1cm×3cm大きさ
で形成し、この長方形の中央部に形成された文字「U@
M」の下3mm位置に該記号に平行に沿うようにして
0.8cm×2.5cm大きさで、実施例4で使用した
インクである金含有インク−yを使用し、透かしコード
をダイレクトインクジェット方式でプリントした。透か
しコードは「200112UM」の記号であり、目視で
は全く認識できないものであった。得られた多数の同一
刺繍文字と透かしコードが形成された3cm×8cmの
長方形を裁断し端部の「まつり」処理をして、バッグ用
の標識タグを製作した。透かしコード「200112U
M」は、殆ど色彩として、画像として顕在化せず肉眼で
は殆ど認識し難く、標識としての濃緑文字と地色の薄黄
色のみが認識されるものであった。透かしコード「20
0112UM」と濃緑色文字「U@M」を施したもの
を、蛍光分析(例えば、フライイング・スポット・スキ
ャニング・デンシトメーターでスキャニング金スペクト
ル分析)して、コンピューター処理することで、「20
0112UM」の透かしコードがディスプレイ上に鮮明
に表示することができた。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、極めて簡便に、不可視
の透かしコードであって検知可能である、認識体を布
帛、人工皮革、皮革から選ばれた一種以上の薄葉体上に
形成し、装飾用の色彩や画像や文字の鮮明さや色相など
を損なうことなく、これらの表面凹凸に、陥没、拡散、
沁みこみを起こすことなく、これらの布帛、人工皮革、
皮革から選ばれた一種以上の薄葉体製の衣服や標識タグ
に付与し得ることができ、偽造防止、所有権、起源、信
憑性等の確定や受注に関するなどの書誌的事項の記録等
を可能にすること等の多数の用途に有用であることが判
明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 裕康 京都府京都市中京区黒門通御池上ル織物屋 町212番地 ウペポ・アンド・マジ株式会 社内 Fターム(参考) 4L031 AA02 AA18 AB32 AB33 BA33 BA34 4L033 AA02 AA07 AB05 AB06 AC15 BA56 CA13 CA18 CA29 CA46 CA50 CA55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視認以外の手法でのみ検知可能な検出体
    を内在せしめた樹脂粒子で、布帛、人工皮革、皮革から
    選ばれた一種以上からなる薄葉体表面に、透かしコード
    を形成せしめ、該透かしコードで標識されていることを
    特徴とする透かしコード内在薄葉体。
  2. 【請求項2】 透かしコードとは別に、所定の色彩・画
    像・文字等の着色が、形成されている請求項1記載の透
    かしコード内在薄葉体。
  3. 【請求項3】 透かしコードが電子暗号化透かしコード
    である請求項1および2記載の透かしコード内在薄葉
    体。
  4. 【請求項4】 透かしコード内在薄葉体が標識用タグで
    ある請求項1、2および3記載の透かしコード内在薄葉
    体。
JP2002037535A 2002-02-15 2002-02-15 透かしコード内在薄葉体 Pending JP2003241661A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527452A (ja) * 2014-05-19 2017-09-21 アベリー・デニソン・リテイル・インフォメーション・サービシズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーAvery Dennison Retail Information Services, Llc スキャン可能なマークを有する合成イメージ熱転写物
JP2018165789A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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