JP2003241493A - トナー流路の連結構造 - Google Patents

トナー流路の連結構造

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JP2003241493A JP2002038724A JP2002038724A JP2003241493A JP 2003241493 A JP2003241493 A JP 2003241493A JP 2002038724 A JP2002038724 A JP 2002038724A JP 2002038724 A JP2002038724 A JP 2002038724A JP 2003241493 A JP2003241493 A JP 2003241493A
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Yukiyoshi Murakami
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手を汚したり、装置を汚したりすることがな
く、着脱が容易で、操作性、保守面に優れる簡易な構造
のトナー流路間の連結構造を得る。 【解決手段】 本発明は、現像装置の受入れ側結合部材
と供給側結合部材とによるトナー流路の連結構造であ
る。イ)前記受入れ側結合部材は、上端部にシール部材
で囲繞されたトナー流路をもった受入れ側フレームと一
体に形成された案内台座と、案内溝に摺動し該トナー流
路を横断可能な板状の受口蓋部材とを有する。ロ)前記
供給側結合部材は、下端部にトナー流路をもった供給側
フレームと一体に形成された案内台座と、案内溝に摺動
し該トナー流路を横断可能な板状の供給口蓋部材と、前
記受口蓋部材と係合可能な係合作動部とを有する。ハ)
前記各トナー流路を重ね合わせ前記各シール部材の先端
当接部を押し分けて前記各蓋部材を略水平方向に通過せ
しめ該各トナー流路を開閉可能として構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置において、トナー貯
蔵部を現像装置のトナー補給装置に装着する際に用いら
れるトナー流路の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トナー補給装置のトナーが無くなった時
のトナーカートリッジ、トナーボトル等のトナー貯蔵部
の交換は手間の掛かる作業であるが、これに対し簡易で
作業性のよいトナー流路の連結構造については従来満足
すべきものがなっかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特にトナー収容量を増
やすと現像装置が大きくなり、特にタンデム・フルカラ
ー画像形成装置等では4個の現像装置を配設しており、
装置大型化が更に加速される、トナー取入れ口が大きい
ために、トナーカートリッジの交換時にトナーが漏れ
て、使用者が手を汚したり、装置を汚したりし易く、装
置の操作及び保守面から解決すべき課題であった。本発
明は、上記した従来技術の課題を克服し、使用者が手を
汚したり、装置を汚したりすることがなく、着脱が容易
で、操作性、保守面に優れる簡易な構造のトナー補給装
置とトナー貯蔵部のトナー流路間の連結構造を得ること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を得るため、請
求項1の発明にあっては、現像装置のトナー受入れ口に
装着される受入れ側結合部材とトナー貯蔵部に装着され
る供給側結合部材とによるトナー流路の連結構造であっ
て、イ)前記受入れ側結合部材は、上端部にシール部材
で囲繞されたトナー流路をもった受入れ側フレームと一
体に形成された案内台座と、該案内台座に平行に向合わ
せた案内溝に摺動し該トナー流路を横断可能な板状の受
口蓋部材とを有し、ロ)前記供給側結合部材は、下端部
にシール部材で囲繞されたトナー流路をもった供給側フ
レームと一体に形成された案内台座と、該案内台座に平
行に向合わせた案内溝に摺動し該トナー流路を横断可能
な板状の供給口蓋部材と、前記受口蓋部材と係合可能な
係合作動部とを有し、ハ)断面実質的に同形とした前記
各トナー流路を重ね合わせ前記各シール部材の先端当接
部を押し分けて前記各蓋部材を略水平方向に通過せしめ
該各トナー流路を開閉可能としたトナー流路の連結構造
により解決した。請求項2の発明にあっては、シール部
材は弾性材を各トナー流路の向合う上端部及び下端部に
沿って二重に囲繞した請求項1に記載のトナー流路の連
結構造とするのが好ましい。請求項3の発明にあって
は、各シール部材の当接部を押し分け重なってトナー流
路を横断する受口蓋部材及び供給口蓋部材の先端部が両
刃の先端形状に形成されている請求項1又は2に記載の
トナー流路の連結構造とするのが好ましい。請求項4の
発明にあっては、受口蓋部材及び供給口蓋部材を略半長
円形とし、各トナー流路を円柱状とした請求項1〜3の
いずれかに記載のトナー流路の連結構造とすることがで
きる。請求項5の発明にあっては、係合作動部により供
給口蓋部材と受口蓋部材とを−体に係合した状態におい
てのみ該供給口蓋部材及び受口蓋部材を各案内溝に摺動
せしめて各トナー流路を開閉可能とした請求項1〜4の
いずれかに記載のトナー流路の連結構造とすることがで
きる。請求項6の発明にあっては、供給口蓋部材及び受
口蓋部材を−体に係合した状態で各トナー流路を閉口し
た後において、前記供給口蓋部材を更に閉口方向へ継続
移動して供給側フレームに突出したフック部と係合せし
め、係合作動部による前記受口蓋部材の係合を解除して
前記供給側結合部材及び受入れ側結合部材とを分離可能
とした請求項5に記載のトナー流路の連結構造とするこ
とができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。この実施の形態は、電子写真方式画像形成
装置(以下、単に画像形成装置という)の現像装置に設
けたトナー補給装置に着脱可能な貯蔵部としてトナーカ
ートリッジを適用した一例であるが、トナー補給装置及
びトナー貯蔵部間のトナー流路の連結構造(以下におい
て単に「連結構造」と略称する)以外の構成は以下に詳
述する例に限定されず他例が適用可能である。各図面に
共通する要素には同一符号を付し詳細説明を省略し、一
部の図においては、表示の輻輳化を避けるために断面部
のハッチング記載を省略してある。図1は、本発明の連
結構造が用いられるトナー補給装置及びトナー貯蔵部の
一例を備えた現像装置内部の概略側面図である。図2
は、図1の現像装置内部の矢印A方向から観た概略正面
図である。図3は、図1のトナー補給装置のX−X断面
図である。図4,図5は、本発明の連結構造の一例の受
入れ側結合部材を示す図である。図6,図7は、本発明
の連結構造の一例の供給側結合部材を示す図である。図
8、図9は、図4、5の連結構造の組立てを説明する図
である。図10、11は、図4〜図7の連結構造でトナ
ー補給の際の動作を説明する図で、図10は開口開始
時、図11は開口終了時である。図12は、図4〜図7
の連結構造の着脱時のシール部材回りを説明する図であ
る。
【0006】図1乃至3において、現像装置の一例を説
明する。図2、3においてはトナーの供給上流側(左
側)を一方とし、下流側(右側)を他方として説明する
が左右をそっくり入替えてもよい。符号1は現像装置、
2は感光体ドラム、3は現像ローラ、4は現像ローラ3
ヘトナーを搬送するトナー搬送ローラ、5は現像ローラ
3上のトナーを均一に薄層化する現像ブレード、6は露
光を行い感光体ドラム2上に静電潜像を形成するLED
ヘッド、7は感光体ドラム2上に形成されたトナー画像
を紙等の印刷媒体8に転写する転写ロ一ラである。そし
て、前記現像装置1にはトナー搬送ロ−ラ4にトナーを
補給するトナー補給部としての空間が形成されているホ
ッパ−9を有し、該ホッパ−9の上部にはトナー補給装
置10が配設されている。11はトナーカートリッジ側
の供給側結合部材、12はトナー貯蔵部としてのトナー
カートリッジである。
【0007】トナー補給装置10は、トナーカートリッ
ジ12とホッパ−9の間に配設され、トナー補給円筒部
材13、導管16、コイルスプリング17及びブッシュ
14及びシール部材18を有している。トナー補給円筒
部材13は、一方端に開口端13aを有する円筒体で、
トナー搬送ローラ4に対向するようにほぼ水平に配置さ
れ、トナー補給円筒部材13の軸方向の長さはトナ一搬
送ローラ4の軸方向の長さとほぼ同じ長さにとられてい
る。そして、開口端13a側はリング状のブッシュ14
に固着され、ブッシュ14は現像装置1のフレームla
に一体に形成した軸受部1bに回動可能に係合し、他方
端に設けられた閉口端13b外側の円筒中心に一体に形
成した駆動軸15はフレーム1aに形成された軸受孔1
cに回動可能に係合され、フレーム1aの外側にカップ
リング15aに連結されている。トナー補給円筒部材1
3の周壁部にはトナー送り突起部13c及びトナー補給
口13dが設けられている。導管16はチューブ材でエ
ルボ状に90度湾曲し、一方端16aは現像装置1のフ
レーム1a上部に形成されたにトナー受入れ口1d側下
方に固着され、他方端16bはブッシュ14のリング状
内面に係合される。ブッシュ14と導管16の間に発泡
ゴム等の摩擦係数の小さいシール材を挟み込んでも良
い。導管16とトナー補給円筒部材13は密接配列さ
れ、且つトナー補給円筒部材13は軸芯回りに回動可能
に支承される。17は導管16の内径より僅かに小さい
外径を有する右巻のコイルスプリングで、一方端17b
は直線状に形成され、他方端17aはブッシュ14に固
着され、軸芯回りに回動可能とされている。18はフレ
ーム1aに固着されブッシュ14とトナー補給円筒部材
13の開口端13a外側をシールするトナー漏れ防止用
のシール部材である。図3において、トナー補給円筒部
材13に周壁部内面に螺旋状(右巻)のトナー送り突起
部13cが設けられ、トナー搬送ローラ4のトナーを補
給したい所定幅(軸芯方向長さ)に対応したトナー補給
円筒部材13の軸芯方向範囲に、所望数のスリット状の
トナー補給口13dが穿設されている。トナー補給口1
3dの面積、配置、数はトナーの流動性等の仕様、又は
トナーの搬送試験等により適宜決定すればよいが、通常
ほぼ等間隔に、トナー補給円筒部材13の円周を所望数
のほぼ等分割した角度分だけ位相をずらし、各面積を全
て同一にして穿設されている。即ちトナー補給円筒部材
13の軸芯は方向長さ範囲で、ほぼ等間隔に分割したぞ
れぞれの位置で、トナー補給円筒部材13が一回転する
間に一か所のトナー補給口13dが作動可能なようにさ
れている。
【0008】次にトナー補給装置10の動作について説
明する。現像装置1を図示しない画像形成装置に装着
し、カップリング15aを画像形成装置の制御手段の動
力源と連結する。そして、図2に図示及び後述するよう
に、トナーカートリッジ12を供給側結合部材11を介
して現像装置1のトナー受入れ口1d上側に装着する。
カップリング15aが駆動されると、これに連結された
卜ナー補給円筒部材13と共にコイルスプリング17
が、図1に示す通り時計方向Rに回転をする。このコイ
ルスプリング17の回転により導管16内に落下したト
ナ−19が下流側のトナー補給円筒部材13内に搬送さ
れる。さらに、トナー補給円筒部材13内に搬送された
トナ−19は、トナー送り突起部13cによりトナー補
給円筒部材13の下流方向へ搬送されながら、ほぼ垂直
下方方向の対応するトナー補給口13dから順次ホッパ
ー9内に落下する。そして、トナー補給口13dが垂直
方向下方に位置しない間はトナ−19は落下せずトナー
補給円筒部材13の更に下流側へ搬送される。
【0009】以下に図4乃至12を参照し、本発明の連
結構造の一例を説明する。図5(d)及び図7(d)を
除く各図において把手48cを操作する側(左側)を一
方とし、反対側(右側)を他方として説明するが、左右
をそっくり入替えてもよい。本発明の連結構造の一例
は、現像装置1のトナー受入れ口1d側に配設される受
入れ側結合部材40と、トナー貯蔵部のトナーカートリ
ッジ12側に配設される供給側結合部材11との組合わ
せよりなっている。先ず、図4、図5について受入れ側
結合部材40について説明する。受入れ側結合部材40
は、受入れ側フレーム41、案内台座42、受口蓋部材
43、トナー流路44及びシール部材45を有してい
る。受入れ側フレーム41は略円筒状で、中央部には例
えば円柱状のトナー流路44が下方に貫通され、上端部
一方側には庇状に張り出して案内台座42が一体に形成
され、現像装置1のトナー受入れ口1d上側に固着され
る。案内台座42には、後述する受口蓋部材43を一方
側より摺動可能とするトナー流路に対して略直角方向に
断面略コ字形で開口側を向合わせた案内溝42aと、上
方へ鉤型に突出した複数のフック部42bと、上面凹部
42cと、側面凹部42dとが形成されている。受口蓋
部材43は略半長円形板状で、円弧状の先端部43dは
図4(b)に示す他方側(右側)に左下がり勾配の面取
り形状とされ、変形の開口43aと、下方へ鉤型に突出
したフック部43bと、図4(a)に示すY−Y線に直
角方向に傾斜する面を有する下方に突出した押下げ突起
43cとが形成され、一方側より平行する側面が案内溝
42aに摺動可能に係合される。開口43aは、左端側
の垂直側壁43eと右端側の斜面側壁43fとを有して
いる。受入れ側フレーム41のトナー流路44上端部に
は弾性材例えばポリウレタン、ポリアクリル、シリコン
等の合成樹脂製の好ましくは発泡性のものを用いたリン
グ状のシール部材45がトナー流路44に沿って囲繞さ
れている。ここでは、シール部材45は二重に装着され
ておりこれには限定されないものの、二重にした方が耐
久性、トナ−19の漏れ防止上からは好ましい。図4,
図5の各図は受口蓋部材43を閉めた状態の図で、シー
ル部材45を押圧して、受口蓋部材43が案内台座42
の案内溝42aと係合し、フック部43bが側面凹部4
2dに係合することで受口蓋部材43の浮上がりを阻止
し、トナ−19の漏れを防止するのに有効である。
【0010】次に、図6,図7についてトナー貯蔵部と
してのトナーカートリッジ12側の供給側結合部材11
について説明する。供給側結合部材11は、供給側フレ
ーム46、案内台座47、供給口蓋部材48、係合作動
部49、トナー流路50及びシール部材51を有してい
る。供給側フレーム46は略円筒状で、軸芯部には例え
ばトナー流路44断面同形の円柱状のトナー流路50が
上方に貫通され、下端部一方側には庇状に張り出して案
内台座47が一体に形成され、トナーカートリッジ12
下端部に固着されている。案内台座47には、後述する
供給口蓋部材48を一方側より摺動可能とする略水平方
向に断面略L字形で開口側を向合わせた案内溝47a
と、供給側フレーム46から放射状に張り出した複数の
平板突起47bと、下方供給側フレーム46軸芯部方向
へ鉤型に突出したフック部47cと、下方へ鉤型に突出
したストッパー部47dと補強梁47eとが形成されて
いる。平板突起47bは受入れ側結合部材40側に設け
れたフック部42bに対向するように配置されている。
供給口蓋部材48は略半長円形板状で、円弧状の先端部
48aは図6(b)に示す他方側(右側)に左上がり勾
配の面取り形状とされ、一方側(左側)に略方形の開口
48bと上方に突設された把手48cと上方に鉤型に突
出したフック部48dとが一体に形成され、平行する側
面が案内溝47aに一方側より摺動可能に係合されてい
る。係合作動部49は水平の基部49bから右端側端部
直角上方に僅かに突出した第一フック部49cと、基部
49bから中部下方に鉤型に突出した第二フック部49
dと、基部49b左端部両側面に突設された軸49aと
が一体に形成さている。供給口蓋部材48の開口48b
には係合作動部49の軸49aが回動可能に係合し、図
示しないばね等の弾性部材により図6(b)において反
時計方向に付勢されている。供給側フレーム46のトナ
ー流路50下端部にはシール部材45と同様のリング状
のシール部材51が好ましくは二重にトナー流路50に
沿って囲繞されている。ここで平面視において、供給側
フレーム46及び案内台座47の外形は受入れ側フレー
ム41及び案内台座42の外形と実質的に同形に取ら
れ、又受口蓋部材43及び供給口蓋部材48の外形は実
質的に同形に取られ、後述する組立て完了時には上下で
互いに重なり合うようにされる。図6,図7の各図は供
給口蓋部材48を閉めた状態の図で、シール部材51を
押圧して、供給口蓋部材48が案内台座47の案内溝4
7aと係合し、フック部48dが供給側フレーム46の
ストッパー部47dの上面に係合することで供給口蓋部
材48の浮上がりを阻止し、トナ−19の漏れ防止に有
効である。又、係合作動部49の第一フック部49cが
ストッパー部47dに係合しているので、供給口蓋部材
48を引き出して開けることはできない。
【0011】前記各説明においては、トナー流路44及
び50は断面は実質的に同形の円柱状とされているが、
必ずしも円柱状でなくともよく、その場合は受口蓋部材
43及び供給口蓋部材48は略半長円形でなくトナー流
路44及び50を円滑に開閉可能で且つ平行する側面が
案内溝42a及び47aに摺動可能な形状であればよい
が、製造コスト、トナー移動の円滑化、均一化等の面よ
り円柱状と略半長円形の組合わせとした方が好ましい。
又、受口蓋部材43の先端部43d及び供給口蓋部材4
8の先端部48aは面取り形状とされ、後述する通り、
重なって各シール部材44、51の先端当接部を押し分
けてトナー流路を横断する際に先端部43d及び48a
が両刃の先端形状に形成されてトナ−19の清掃が確実
に行われるので好ましいが、この形状は必須のものでは
ない。尚、本発明の連結構造はトナー供給に限らず、廃
トナーの搬出の際の連結構造として適用しても良い。
【0012】図8乃至11について本発明の連結構造の
組立て及び動作について説明する。先ず図8(a)、
(b)において、トナー補給装置10に適用した場合に
おいては、受入れ側フレーム41は現像装置1側のトナ
ー受入れ口1d上側に固着され、受口蓋部材43のトナ
ー流路44の下方は導管16に連通している。受入れ側
結合部材40に供給側結合部材11を組立てる際に、受
入れ側結合部材40の開口43aに供給側結合部材11
の係合作動部49を挿入するようにして、トナー流路4
4及び50の中心を合わせるようにするが、平面視にお
いて案内台座42及び47並びに受口蓋部材43及び供
給口蓋部材48の平行する側面は位相がずれた状態で重
ねられる。次に、図8(a)においてトナーカートリッ
ジ12側の供給口蓋部材48を時計方向Sに回動する
と、図9(c)(d)に図示するように、供給側フレー
ム46の案内台座47の平板突起47bが受入れ側フレ
ーム41のフック部42bに係合し、案内台座42の上
面と案内台座47の下面、及び受口蓋部材43の上面と
供給口蓋部材48の下面がそれぞれ互いに密着して、上
下方向の移動が抑制された状態になる。トナーカートリ
ッジ12側を回動する行程で、係合作動部49の第二フ
ック部49dが受口蓋部材43に形成された図5(d)
に図示する押し下げ突起43cにより付勢力に抗して時
計方向に回動されて、係合作動部49の第一フック部4
9cがストッパー47dから外れる。ここで、シール部
材45及び51に挟まれている供給口蓋部材48及び受
口蓋部材43は上方の先端部48aが他方右側寄り、下
方の先端部43dは一方左側寄りで先端上下が左右にず
れた状態におかれている。
【0013】次に、図10乃至12についてトナ−19
を補給する際の連結構造の動作を説明する。図10にお
いて、供給口蓋部材48の把手48cに手かけて一方側
矢印B方向へ引くと、図10(b)に示すように、供給
口蓋部材48の先端部48aが受口蓋部材43の先端部
43dと上下重なり合ったところで、係合作動部49の
第一フック部49cの背面49eが受口蓋部材43の開
口43aの垂直側壁43eに当接し、先端斜面部49f
は受口蓋部材43の開口43aの斜面側壁43fに当接
する。更に、把手48cを略水平方向の矢印B方向へ引
くと、図11に示すように、供給口蓋部材48と受口蓋
部材43とは−体に係止した状態となって矢印B方向へ
案内溝42a、47aを摺動してトナー流路44と50
は連通され開口しトナ−19が補給可能となる。この供
給口蓋部材48と受口蓋部材43が開口する行程で、図
12(a)に図示するように、重なって両刃の先端形状
になった先端部48aと43dがトナー流路44と50
内に装着されたシール部材45と51をトナー流路に対
して略直角方向へすり抜ける際、他方側のシール部材4
5と51を通過して、一方側のシール部材45と51に
挟まれている状態のときに他方側のシール部材45と5
1の向合った部分が伸長して互いに先端が密着する。
又、図12(b)に図示するように、先端部48aと4
3dがトナー流路44と50内を通過し終わったとき先
端部48aと43dにトナ−19が付着していても、再
度一方側のシール部材45と51の間を通過する際の先
端部48aと43dの外形面の変化に対応して一方側の
シール部材45と51の先端が伸長し追従するために、
付着したトナ−19の清掃は確実に行われる。そして、
供給口蓋部材48及び受口蓋部材43部材の摺動により
トナー流路44と50が全開したところで把手48cが
現像装置1のフレームlaに形成された図示しないスト
ッパーに当接係止して停止するようにされている。又、
受口蓋部材43と供給口蓋部材48とは互いには密着し
た状態で移動するため、それぞれの接触面にトナ−19
が入り込み付着で汚れることはない。
【0014】次に、トナーカートリッジ12を新品に交
換する際の動作を図8乃至12により説明する。図11
に図示する状態から、供給口蓋部材48を把手48cに
手かけて他方側矢印C方向に押し込むと、係合作動部4
9の第二フック部49dの先端斜面部49fと受口蓋部
材43の斜面側壁43fとが当接し受口蓋部材43が押
されて、供給口蓋部材48と受口蓋部材43の先端部4
8aと43dが開口時と同様に揃った状態で矢印C方向
に移動し、図12(b)に図示するように、一方側のシ
ール部材45と51の先端当接部に押分けて入る。更に
先端部48aと43dがトナー流路44と50内を通過
し、再度他方側のシール部材45と51の先端当接部を
通過しながら、先端部48aと43dの外面に付着した
トナ−19の清掃が行われて、図10に図示するよう
に、受口蓋部材43のフック部43bが案内台座42の
側面凹部42dに係合すると受口蓋部材43の進行は阻
止される。更に把手48cを押すと、係合作動部49の
先端斜面部49fが開口43aの斜面側壁43fを登る
ことで、係合作動部49は付勢力に抗して時計方向に回
動し、先端斜面部49fが斜面側壁43fから外れる
と、代わって係合作動部49の第一フック部49cの外
側斜面が案内台座47のストッパー部47dの外形面に
当接し、供給口蓋部材48の進行に連れて係合作動部4
9の時計方向の回動は継続する。そして、図9(c)
(d)に図示するように、ストッパー部47dにフック
部48dが係合したところで閉口動作を完了する。この
とき、供給口蓋部材48の先端部48aは案内台座47
のフック部47cに係合している。次に、トナーカート
リッジ12を反時計方向(Sと反対)に回動すると、図
9(c)(d)に図示する状態から図8(a)に示す状
態となり、供給側フレーム46の案内台座47の平板突
起47bが受入れ側フレーム41の案内台座42のフッ
ク部42bから外れると同時に、係合作動部49の第一
フック部49cがストッパー部47dに係合する。そこ
で、供給側結合部材11を含むトナーカートリッジ12
を上方に引抜き、現像装置1から外し、新品のトナーカ
ートリッジ12を装着して交換を完了することができ
る。このときには受口蓋部材43によってトナー流路4
4が閉ざされ、供給口蓋部材48によってトナー流路5
0が閉ざされており、いずれの外面もトナーによる汚染
が生ずることがない。
【0015】以上詳述した本発明のトナー流路の連結構
造によれば、トナー補給の際には、供給口蓋部材48と
受口蓋部材43の移動に追従してシール部材45、51
が伸縮するため移動時のトナー漏れが無く、且つ各蓋部
材48、43のそれぞれが密着して移動し、閉口完了後
に各蓋部材48、43を離間するために、それぞれの外
面にはトナーによる汚染が無く、トナー貯蔵部を現像装
置1から外した後使用者の手を汚すこともない。又、現
像装置1から貯蔵部を外すとき、供給口蓋部材48は係
合作動部49がストッパー部47dに係合しているので
開口できず、使用者が誤って供給口蓋部材48を開口し
て現像装置1外にトナーを飛散することが防止できる。
したがって操作性、保守面の向上が図れる。
【0016】
【発明の効果】本発明のトナー流路の連結構造によれ
ば、簡易な構造でトナー補給やトナー貯蔵部の着脱が容
易で、使用者が手を汚したり、装置を汚したすることが
なく、操作性、保守面に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結構造が用いられるトナー補給装置
及びトナー貯蔵部の一例を備えた現像装置内部の概略側
面図である。
【図2】図1の現像装置内部の矢印A方向から観た概略
正面図である。
【図3】本発明のトナー補給装置第一例のX−X断面図
で,(a)全体図、(b)導管とブッシュの取合い部分
図である。
【図4】本発明の連結構造の一例の受入れ側結合部材を
示し、(a)平面図、(b)Y−Y断面図である。
【図5】本発明の連結構造の一例の受入れ側結合部材を
示し、(c)裏面図、(d)側面図である。
【図6】本発明の連結構造の一例の供給側結合部材を示
し、(a)平面図、(b)Z−Z断面図である。
【図7】本発明の連結構造の一例の供給側結合部材を示
し、(c)裏面図、(d)側面図である。
【図8】図4、5の連結構造の組立てを説明する概略図
で、(a)開始時の平面図、(b)(a)のT−T断面
図である。
【図9】図4、5の連結構造の組立てを説明する概略図
で、(c)終了時の平面図、(d)(c)のT−T断面
図である。
【図10】図4、5の連結構造でトナー補給の際の動作
を説明する概略図で、(a)開口開始時の平面図、
(b)(a)のT−T断面図である。
【図11】図4、5の連結構造でトナー補給の際の動作
を説明する概略図で、(a)開口終了時の平面図、
(b)(a)のT−T断面図である。
【図12】図4、5の連結構造の着脱時のシール部材回
りを説明する概略図で、(a)開口開始時のT−T断面
図、(b)開口終了時のT−T断面図である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 感光体ドラム 3 現像ローラ 8 印刷媒体 9 ホッパー 10 トナー補給装置 11 供給側結合部材 12 トナー貯蔵部としてのトナーカートリッジ 13 トナー補給円筒部材 13c トナー送り突起部 13d トナー補給口 14 ブッシュ 16 導管 17 コイルスプリング 18、45、51 シール部材 19 トナー 40 受入れ側結合部材 41 受入れ側フレーム 42、47 案内台座 43 受口蓋部材 44、50 トナー流路 46 供給側フレーム 48 供給口蓋部材 49 係合作動部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置のトナー受入れ口に装着される
    受入れ側結合部材とトナー貯蔵部に装着される供給側結
    合部材とによるトナー流路の連結構造であって、イ)前
    記受入れ側結合部材は、上端部にシール部材で囲繞され
    たトナー流路をもった受入れ側フレームと一体に形成さ
    れた案内台座と、該案内台座に略水平方向に向合わせた
    案内溝に摺動し該トナー流路を横断可能な板状の受口蓋
    部材とを有し、ロ)前記供給側結合部材は、下端部にシ
    ール部材で囲繞されたトナー流路をもった供給側フレー
    ムと一体に形成された案内台座と、該案内台座に略水平
    方向に向合わせた案内溝に摺動し該トナー流路を横断可
    能な板状の供給口蓋部材と、前記受口蓋部材と係合可能
    な係合作動部とを有し、ハ)断面実質的に同形とした前
    記各トナー流路を重ね合わせ前記各シール部材の先端当
    接部を押し分けて前記各蓋部材を略水平方向に通過せし
    め該各トナー流路を開閉可能としたことを特徴とするト
    ナー流路の連結構造。
  2. 【請求項2】 シール部材は弾性材を各トナー流路の向
    合う上端部及び下端部に沿って二重に囲繞したことを特
    徴とする請求項1に記載のトナー流路の連結構造。
  3. 【請求項3】 シール部材の当接部を押し分け重なって
    トナー流路を横断する受口蓋部材及び供給口蓋部材の先
    端部が両刃の先端形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のトナー流路の連結構造。
  4. 【請求項4】 受口蓋部材及び供給口蓋部材を略半長円
    形とし、各トナー流路を円柱状としたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のトナー流路の連結構
    造。
  5. 【請求項5】 係合作動部により供給口蓋部材と受口蓋
    部材とを−体に係合した状態においてのみ該供給口蓋部
    材及び受口蓋部材を各案内溝に摺動せしめて各トナー流
    路を開閉可能としたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のトナー流路の連結構造。
  6. 【請求項6】 供給口蓋部材及び受口蓋部材を−体に係
    合した状態で各トナー流路を閉口した後において、前記
    供給口蓋部材を更に閉口方向へ継続移動して供給側フレ
    ームに突出したフック部と係合せしめ、係合作動部によ
    る前記受口蓋部材の係合を解除して前記供給側結合部材
    及び受入れ側結合部材とを分離可能としたことを特徴と
    する請求項5に記載のトナー流路の連結構造。
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