JP2003241093A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2003241093A
JP2003241093A JP2002039122A JP2002039122A JP2003241093A JP 2003241093 A JP2003241093 A JP 2003241093A JP 2002039122 A JP2002039122 A JP 2002039122A JP 2002039122 A JP2002039122 A JP 2002039122A JP 2003241093 A JP2003241093 A JP 2003241093A
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JP
Japan
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lens group
lens
positive
negative
distance
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Withdrawn
Application number
JP2002039122A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hayakawa
聡 早川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/145Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only
    • G02B15/1451Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive
    • G02B15/145121Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive arranged +-+-+

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高変倍化と小型化を実現できる第2レンズ群
の構成を持つズームレンズを提供すること。 【解決手段】 物体側より順に、正屈折力を有する第1
レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正
屈折力を有する第3レンズ群G3、負屈折力を有する第
4レンズ群G4、正屈折力を有する第5レンズ群G5を
有し、広角端状態Wから望遠端状態Tまでレンズ位置状
態が変化する際に、前記第1レンズ群G1と前記第2レ
ンズ群G2との間隔が増大し、前記第2レンズ群G2と
前記第3レンズ群G3との間隔が減少し、前記第3レン
ズ群G3と前記第4レンズ群G4との間隔が増大し、前
記第4レンズ群G4と前記第5レンズ群G5との間隔が
減少する構成であって、前記第2レンズ群G2が物体側
より順に、第1負レンズL1成分、第2負レンズL2成
分、第1正レンズL3成分、第2正レンズL4成分を有
すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
し、特に高変倍比に適したズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高変倍比に適したズームレン
ズとして、物体側から順に正、負、正、負、正の屈折力
から成る5群タイプが知られている。例えば、特開平8
−179213、特開平9−304697に示される実
施例では 正、負、正、負、正の屈折力から成る5群ズ
ームレンズにより、高変倍化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来技術において、特開平8−179213では第
2レンズ群が物体側から順に負、負、正、負で構成され
ているため、第2レンズ群を小型化出来ないという問題
があった。また特開平9−304697では第2レンズ
群が物体側から順に負、正、負、正で構成されているた
め、第2レンズ群を小型化出来ないという問題があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、高変倍化と小型化を実現できる第2レ
ンズ群の構成を持つズームレンズを提供する事を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、物体側より順に、正屈折力を有する第
1レンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、正屈折力
を有する第3レンズ群、負屈折力を有する第4レンズ
群、正屈折力を有する第5レンズ群を有し、広角端状態
から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前
記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少
し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が増
大し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が
減少する構成であって、前記第2レンズ群が物体側より
順に、第1負レンズ成分、第2負レンズ成分、第1正レ
ンズ成分、第2正レンズ成分を有する事を特徴とするズ
ームレンズを提供する。
【0006】また、本発明のズームレンズでは、前記第
2レンズ群に貼り合わせわせレンズを有することが望ま
しい。
【0007】また、本発明では、物体側より順に、正屈
折力を有する第1レンズ群、負屈折力を有する第2レン
ズ群、正屈折力を有する第3レンズ群、負屈折力を有す
る第4レンズ群、正屈折力を有する第5レンズ群を有
し、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変
化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との
間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群と
の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群
との間隔が増大し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ
群との間隔が減少する構成であって、少なくとも1枚の
レンズが以下の条件式(1)を満足することを特徴とす
るズームレンズを提供する。 (1)νd < 23.3 但し、νd:アッベ数である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0009】本発明に係るズームレンズは、物体側より
順に、正屈折力を有する第1レンズ群、負屈折力を有す
る第2レンズ群、正屈折力を有する第3レンズ群、負屈
折力を有する第4レンズ群、正屈折力を有する第5レン
ズ群を有し、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置
状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レン
ズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レ
ンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4
レンズ群との間隔が増大し、前記第4レンズ群と前記第
5レンズ群との間隔が減少する構成であって、前記第2
レンズ群が物体側より順に、第1負レンズ成分、第2負
レンズ成分、第1正レンズ成分、第2正レンズ成分を有
している。
【0010】前記第2レンズ群をこの構成にすると、以
下の長所がある。 前記第1レンズ群を通る主光線が光軸に近づき前記
第1レンズ群の外径を小型化する事ができる。 前記第2レンズ群を通る主光線が光軸に近づき前記
第2レンズ群の外径を小型化する事ができる。 前記第2レンズ群の前側を負の屈折力、後側を正の
屈折力とすることにより役割分担が明確になり、収差補
正が容易になる。
【0011】また、本発明に係るズームレンズは、より
良好なる結像性能を確保するために、前記第2レンズ群
に貼り合せレンズを有している。貼り合せレンズにする
事により、前記第2レンズ群を小型化する事ができる。
また、製造誤差による偏芯の影響を小さくする事ができ
る。
【0012】また、本発明に係るズームレンズは、物体
側より順に、正屈折力を有する第1レンズ群、負屈折力
を有する第2レンズ群、正屈折力を有する第3レンズ
群、負屈折力を有する第4レンズ群、正屈折力を有する
第5レンズ群を有し、広角端状態から望遠端状態までレ
ンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記
第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前
記第3レンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と
前記第4レンズ群との間隔が増大し、前記第4レンズ群
と前記第5レンズ群との間隔が減少する構成であって、
少なくとも1枚のレンズが以下の条件式(1)を満足し
ている。 (1)νd < 23.3 但し、νd:アッベ数である。
【0013】条件式(1)はアッベ数に関する式であ
る。
【0014】色収差の補正は、主に正レンズ成分と負レ
ンズ成分の分散の差を用いて行っている。本発明では、
第2レンズ群における正レンズ成分と負レンズ成分の分
散の差を大きくする事により、色収差の補正が行われる
ように構成している。条件式(1)の上限値を上回る
と、正レンズ成分と負レンズ成分の分散の差が小さくな
り、色収差の補正を行うためには曲率半径が小さくなる
ため、第2レンズ群が大型化する。
【0015】本発明においては、条件式(1)の上限値
を23.2とすると正レンズ成分と負レンズ成分の分散
の差が十分に大きくなり、より良好なる結像性能を確保
する事ができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明による各実施例について説明
する。
【0017】各実施例において、非球面は以下の式で表
される。
【0018】
【数1】x=cy2/{1+(1−κc221/2}+C
44+C66+… なお、yは光軸からの高さ、xはサグ量、cは基準曲
率、κは円錐定数、C4,C6,…は非球面係数である。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例によるズー
ムレンズの断面図を示している。
【0019】図1に示すように、本実施例のズームレン
ズは、物体側より順に、正屈折力を有する第1レンズ群
G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を
有する第3レンズ群G3、負屈折力を有する第4レンズ
群G4、正屈折力を有する第5レンズ群G5を有し、広
角端状態Wから望遠端状態Tまでレンズ位置状態が変化
する際に、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G
2との間隔が増大し、前記第2レンズ群G2と前記第3
レンズ群G3との間隔が減少し、前記第3レンズ群G3
と前記第4レンズ群G4との間隔が増大し、前記第4レ
ンズ群G4と前記第5レンズ群G5との間隔が減少する
構成である。
【0020】前記第2レンズ群G2は、物体側より順
に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1負レン
ズL1、両凹形状の第2負レンズL2と物体側に凸面を
向けたメニスカス形状の第1正レンズL3との貼り合せ
負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2
正レンズL4で構成され、前記第1正レンズL3はνd
= 22.8 のガラスから成る。
【0021】以下の表1は、本発明に係る第1実施例の
諸元値である。本実施例の諸元値表中、fは焦点距離、
FNOはFナンバー、2ωは画角の最大値(単位:度)、
Dは可変間隔、BFはバックフォーカスをそれぞれ表す。
屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。
【0022】なお、非球面は面番号の左横に「*」印を
付してある。
【0023】なお、全ての諸元値において掲載されてい
る焦点距離f、曲率半径r、面間隔dその他の長さの単位
は、一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大また
は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これ
に限られるものではない。
【0024】以上の表の説明は、他の実施例においても
同様である。
【0025】
【表1】 第6面は非球面であり、非球面係数は表2に示す通りで
ある。
【0026】
【表2】 [第6面] κ=-0.6091 C3 =+3.6229×10-7 C4 =-2.0807×10-6 C6 =+3.3178×10-8 C8 =-3.2208×10-10 C10=+5.8046×10-13 C12=+9.9142×10-16 焦点距離を変化させる際の可変間隔を以下の表3に示
す。
【0027】
【表3】(可変間隔表) f 25.0 50.0 82.5 D5 2.45 16.66 29.35 D13 13.20 5.38 1.89 D18 1.45 8.24 11.46 D22 11.21 4.41 1.19 BF 38.56 45.35 48.58 以下に第1実施例の条件式対応値を示す。 (1)νd = 22.8 図2は本発明の第1実施例の無限遠合焦状態での諸収差
図を示し、図2(a)は広角端状態(f=25.0)を、図
2(b)は中間焦点距離状態(f=50.0)を、図2
(c)は望遠端状態(f=82.5)における諸収差図をそ
れぞれ示す。
【0028】図2(a)より図2(c)の各収差図にお
いて、球面収差図中の実線は球面収差、点線はサイン・
コンディションを示し、非点収差図中の実線はサジタル
像面、破線はメリディオナル像面を示しており、FNO
はFナンバーを示し、球面収差図では最大口径に対応す
るFナンバーの値を示し、Aは半画角を示し、非点収差
図、歪曲収差図ではその最大値を示す。コマ収差図は、
下から順に像高y=0,10.8,15.1,21.6
でのコマ収差を表し、Aはそれぞれの半画角を示す。d
はd線(λ=587.6nm)およびgはg線(λ=4
35.6nm)に対する各収差を示す。
【0029】以上の収差図の説明は、他の実施例におい
ても同様である。
【0030】各収差図から、本実施例は諸収差が良好に
補正され、優れた結像性能を有していることは明らかで
ある。 (第2実施例)図3は、第2実施例によるズームレンズ
の断面図を示している。
【0031】図3に示すように、本実施例のズームレン
ズは、物体側より順に、正屈折力を有する第1レンズ群
G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を
有する第3レンズ群G3、負屈折力を有する第4レンズ
群G4、正屈折力を有する第5レンズ群G5を有し、広
角端状態Wから望遠端状態Tまでレンズ位置状態が変化
する際に、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G
2との間隔が増大し、前記第2レンズ群G2と前記第3
レンズ群G3との間隔が減少し、前記第3レンズ群G3
と前記第4レンズ群G4との間隔が増大し、前記第4レ
ンズ群G4と前記第5レンズ群G5との間隔が減少する
構成である。
【0032】前記第2レンズ群G2は、物体側より順
に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1負レン
ズL1、両凹形状の第2負レンズL2と物体側に凸面を
向けたメニスカス形状の第1正レンズL3との貼り合せ
負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2
正レンズL4で構成され、前記第1正レンズL3は ν
d = 22.8 のガラスから成る。
【0033】以下の表4は、本発明に係る第2実施例の
諸元値である。
【0034】
【表4】 第6面は非球面であり、非球面係数は表5に示す通りで
ある。
【0035】
【表5】 [第6面] κ=-0.8350 C3 =-6.1899×10-7 C4 =-2.2261×10-6 C6 =+3.4664×10-8 C8 =-3.2166×10-10 C10=+5.5491×10-13 C12=+9.6020×10-16 焦点距離を変化させる際の可変間隔を以下の表6に示
す。
【0036】
【表6】(可変間隔表) f 25.0 50.0 82.5 D5 2.45 16.66 29.35 D13 13.20 5.78 2.29 D18 1.45 8.24 11.46 D22 11.21 4.42 1.19 BF 38.57 45.36 48.59 以下に第2実施例の条件式対応値を示す。 (1)νd = 22.8 図4は本発明の第2実施例の無限遠合焦状態での諸収差
図を示し、図4(a)は広角端状態(f=25.0)を、図
4(b)は中間焦点距離状態(f=50.0)を、図4
(c)は望遠端状態(f=82.5)における諸収差図をそ
れぞれ示す。
【0037】各収差図から、本実施例は諸収差が良好に
補正され、優れた結像性能を有していることは明らかで
ある。 (第3実施例)図5は、第3実施例によるズームレンズ
の断面図を示している。
【0038】図5に示すように、本実施例のズームレン
ズは、物体側より順に、正屈折力を有する第1レンズ群
G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を
有する第3レンズ群G3、負屈折力を有する第4レンズ
群G4、正屈折力を有する第5レンズ群G5を有し、広
角端状態Wから望遠端状態Tまでレンズ位置状態が変化
する際に、前記第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G
2との間隔が増大し、前記第2レンズ群G2と前記第3
レンズ群G3との間隔が減少し、前記第3レンズ群G3
と前記第4レンズ群G4との間隔が増大し、前記第4レ
ンズ群G4と前記第5レンズ群G5との間隔が減少する
構成である。
【0039】前記第2レンズ群G2は、物体側より順
に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1負レン
ズL1、両凹形状の第2負レンズL2と物体側に凸面を
向けたメニスカス形状の第1正レンズL3との貼り合せ
負レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2
正レンズL4で構成され、前記第1正レンズL3は ν
d = 18.9 のガラスから成る。
【0040】以下の表7は、本発明に係る第3実施例の
諸元値である。
【0041】
【表7】 第6面は非球面であり、非球面係数は表8に示す通りで
ある。
【0042】
【表8】 [第6面] κ=-0.5780 C3 =+2.6669×10-6 C4 =-2.0638×10-6 C6 =+2.9478×10-9 C8 =+2.8800×10-10 C10=-4.1782×10-12 C12=+1.3580×10-14 焦点距離を変化させる際の可変間隔を以下の表9に示
す。
【0043】
【表9】(可変間隔表) f 25.0 50.0 82.5 D5 2.44 16.65 29.34 D13 13.39 5.97 2.47 D18 1.45 8.24 11.47 D22 11.21 4.42 1.19 BF 38.57 45.36 48.58 以下に第3実施例の条件式対応値を示す。 (1)νd = 18.9 図6は本発明の第3実施例の無限遠合焦状態での諸収差
図を示し、図6(a)は広角端状態(f=25.0)を、図
6(b)は中間焦点距離状態(f=50.0)を、図6
(c)は望遠端状態(f=82.5)における諸収差図をそ
れぞれ示す。
【0044】各収差図から、本実施例は諸収差が良好に
補正され、優れた結像性能を有していることは明らかで
ある。
【0045】本発明のズームレンズは、フォーカシング
を第2レンズ群で行っているが、第2レンズ群以外で行
う事も可能である。
【0046】なお、一例として、開口絞りは前記第3レ
ンズ群より物体側に第3レンズ群に隣接して配置され、
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
る際に、前記第3レンズ群と一緒に移動する。
【0047】また、本発明のズームレンズは、開口絞り
Sを第2群レンズ群と第3レンズ群の間に配置している
が、それ以外のレンズ群とレンズ群の間、例えば第3レ
ンズ群と第4レンズ群の間や、レンズ群内、例えば第3
レンズ群内、に配置することも可能である。
【0048】また、上述の各実施例は、5つのレンズ群
で構成されるが、各レンズ群の間や隣接した像側や物体
側に他のレンズ群を付加することも可能である。
【0049】また、各実施例は、第2レンズ群に非球面
レンズを用いているが、これにより収差補正、特に像面
湾曲や歪曲収差の補正、を効果的に行うことが出来る。
【0050】また、本発明のズームレンズは、撮影を行
う際に、高変倍ズームレンズで発生しがちな手ブレ等が
原因の像ブレによる失敗を防ぐために、ブレを検出する
ブレ検出系と駆動手段とをレンズ系に組み合わせ、レン
ズ系を構成するレンズ群のうち、1つのレンズ群を全体
か、あるいはその一部を偏心レンズ群として偏心させ、
ブレをブレ検出系により検出し、検出されたブレを補正
するように駆動手段により偏心レンズ群を偏心させ像を
シフトさせて、像ブレを補正することで防振光学系とす
ることが可能である。
【0051】また、本発明のズームレンズは、回折光学
素子を用いる事も可能である。回折光学素子を用いる事
により特に色収差を良好に補正する事ができる。
【0052】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、高変倍
化と小型化を実現できる第2レンズ群の構成を持つズー
ムレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるズームレンズの断面図。
【図2】本発明の第1実施例の無限遠合焦状態での諸収
差図を示し、(a)広角端状態における収差図を、
(b)中間焦点距離状態における収差図を、(c)望遠
端状態における収差図をそれぞれ示す。
【図3】第2実施例によるズームレンズの断面図。
【図4】本発明の第2実施例の無限遠合焦状態での諸収
差図を示し、(a)広角端状態における収差図を、
(b)中間焦点距離状態における収差図を、(c)望遠
端状態における収差図をそれぞれ示す。
【図5】第3実施例によるズームレンズの断面図。
【図6】本発明の第3実施例の無限遠合焦状態での諸収
差図を示し、(a)広角端状態における収差図を、
(b)中間焦点距離状態における収差図を、(c)望遠
端状態における収差図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
G1:第1レンズ群 G2:第2レンズ群 G3:第3レンズ群 G4:第4レンズ群 G5:第5レンズ群 S :開口絞り
フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 NA07 PA11 PA16 PB15 QA02 QA07 QA17 QA21 QA25 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA32 SA43 SA47 SA49 SA53 SA55 SA62 SA63 SA64 SA65 SA66 SB04 SB15 SB24 SB33 SB44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正屈折力を有する第1レ
    ンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、正屈折力を有
    する第3レンズ群、負屈折力を有する第4レンズ群、正
    屈折力を有する第5レンズ群を有し、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
    る際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔
    が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間
    隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との
    間隔が増大し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群と
    の間隔が減少する構成であって、 前記第2レンズ群が物体側より順に、第1負レンズ成
    分、第2負レンズ成分、第1正レンズ成分、第2正レン
    ズ成分を有する事を特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のズームレンズにおいて、 前記第2レンズ群に貼り合せレンズを有する事を特徴と
    するズームレンズ。
  3. 【請求項3】物体側より順に、正屈折力を有する第1レ
    ンズ群、負屈折力を有する第2レンズ群、正屈折力を有
    する第3レンズ群、負屈折力を有する第4レンズ群、正
    屈折力を有する第5レンズ群を有し、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
    る際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔
    が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間
    隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との
    間隔が増大し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群と
    の間隔が減少する構成であって、 少なくとも1枚のレンズが以下の条件式(1)を満足す
    る事を特徴とするズームレンズ。 (1)νd < 23.3 但し、νd:アッベ数。
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