JP2003240736A - X線断層面検査方法、及びx線断層面検査装置 - Google Patents

X線断層面検査方法、及びx線断層面検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BGA/CSPパッケージを搭載した実装基
板のBGA/CSPはんだ接合部や、両面実装基板上の
はんだ接合部などの光外観検査装置で見ることができな
い検査部位の断層面を容易に得ること。 【解決手段】 X線断層面検査装置1は、被検査物の立
体形状データを計測し、立体形状データに基づいて検査
部位の位置及び高さを取得する立体形状計測手段14
と、被検査物に対してX線を照射するX線源2と、被検
査物に対して複数の回転角度で透過した透過X線像を画
像取得する画像取得手段5〜8と、立体形状計測手段1
4が取得する検査部位の高さに基づいて断層面の高さを
定め、この断層面高さに基づいて画像取得手段で取得し
た各回転角度の複数画像を合成し被検査物の断層画像を
生成する画像処理合成手段9とを備え、被検査物の立体
形状データに基づいて検査部位の高さを求め、この高さ
を用いることによって断層面の高さを設定し、所望部位
の断層面を自動作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査物を透過す
る透過X線を用いて被検査物のX線断層面の検査を行う
X線断層面検査方法及びX線断層面検査装置に関し、実
装基板のはんだ接続検査に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】実装基板のはんだ接続検査等、被検査物
の内部検査を行う装置として、X線ラミノグラフィやX
線トモシンセシス等の透過X線を用いるX線断層面検査
装置が知られている。
【0003】X線ラミノグラフィは、一連のX線照射に
よって一枚の断層面を作成する方法であり、X線源,被
検査物,及びX線検出器の3つの要素の内、2つの要素
を移動させることによって断層面の画像を検出すること
ができる。例えば、走査X線源から発したX線ビームを
周回させながら被検査物を透過させ、被検査物を透過し
た周回する透過X線をシンチレータ回転機構等の回転運
動によってCCDカメラで検出し、得られた透過X線画
像によって被検査物の断層面の検査を行う。このとき、
断層面の高さは被検査物をXYZテーブルで移動させる
ことによって変更することができる。
【0004】また、X線トモシンセシスは一連のX線照
射で取得した画像を画像処理することで断層面を作成す
る方法であり、1回の撮像によって得られる複数個の画
像データを合成することによって断層面の画像を検出す
る。例えば、X線源によって回転するX線ビームを形成
し、X線ビームが1回転する間に得られる透過X線ビー
ムを複数個のX線輝度倍増管や複数個のCCDカメラで
検出し、得られた複数の画像データを用いて画像の回転
/移動/合成等のデータ処理を行って断層面画像を得
る。このとき、断層面の高さは、データ処理における移
動操作で行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線断層面検査
装置において、被検査物の所望の高さの断層面の画像を
取得するには、XYZテーブルによって所望の高さの断
層面が得られるように被検査物を移動させたり、あるい
は被検査物上の基準点等を高さの目安として取得画像を
画像処理することで行っているが、この断層面の高さは
経験的に得られた標準的な高さに基づいて定めている。
【0006】したがって、所望とする断層面の高さが標
準的な高さからずれている場合や、基板等の被検査物に
反りがある場合には、X線撮像をやり直したり、あるい
は、標準点を変更して画像処理を再度行うなど、所望の
高さの断層面が得られるまで操作や処理を繰り返す必要
があるという問題がある。
【0007】特に、CSP(チップサイズパッケージ,
Chip Size Package)やBGA(ボール・グリッド・
アレイ,Ball Grid Array)のパッケージを実装した
基板のはんだ接合部や、両面実装基板上のはんだ接合部
を検査する場合には、検査対象が微小であって、光外観
検査装置によって観察することができないため、検査部
位の断層面の高さを特定することが困難である。そこ
で、本発明は従来の問題点を解決して、断層面の高さの
設定を容易とすることを目的とし、また、所望部位の断
層面を自動作成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検査物の立
体形状データに基づいて検査部位の高さを求め、この高
さを用いることによって断層面の高さを設定し、所望部
位の断層面を自動作成する。本発明によるX線断層面検
査方法は、被検査物の立体形状データを計測し、当該立
体形状データに基づいて検査部位の位置及び当該検査部
位の高さを取得し、前記検査部位の高さに基づいて断層
面の高さを定め、この断層面高さに基づいて、被検査物
を透過した複数の透過X線像から得られる画像を合成し
て被検査物の断層画像を生成する。
【0009】また、本発明によるX線断層面検査装置
は、被検査物の立体形状データを計測し、当該立体形状
データに基づいて検査部位の位置及び高さを取得する立
体形状計測手段と、被検査物に対してX線を照射するX
線源と、被検査物に対して複数の回転角度で透過した透
過X線像を画像取得する画像取得手段と、立体形状計測
手段が取得する検査部位の高さに基づいて断層面の高さ
を定め、この断層面高さに基づいて画像取得手段で取得
した各回転角度の複数画像を合成し被検査物の断層画像
を生成する画像処理合成手段とを備えた構成とする。
【0010】被検査物の立体形状データは、例えば、レ
ーザービームの照射により被検査物上に形成される輝線
を撮像手段で撮像し、この画像データに基づいて計測す
ることができる。また、検査部位の高さは、形状計測に
より得た立体形状データ及び光学像取得手段の位置座標
等に基づいて演算することができ、断層面の高さは、検
査部位の高さと被検査物の既知の厚み等の形状データと
を用いて加減処理等の演算により求めることができる。
【0011】したがって、被検査物の断層面の高さは、
経験に基づくこと無く、計測した被検査物の立体形状デ
ータ及び既知の形状データに基づいて求めることができ
るため、所望部位の断層面を自動作成することができ
る。本発明によれば、BGA/CSPパッケージを搭載
した実装基板のBGA/CSPのはんだ接合部や、両面
実装基板上のはんだ接合部などの光外観検査装置で見る
ことができない検査部位の断層面を容易に得ることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のX線断
層面検査装置の構成例の概略を説明するための概略図で
ある。なお、図1に示すX線断層面検査装置は、X線ト
モシンセシスによる装置例について示している。
【0013】X線断層面検査装置1は、X線源2と、被
検査物SをX,Y方向に移動可能に支持するXYステー
ジ3と、XYステージ3と共に被検査物Sを第1の回転
軸C1の回りで回転移動させる回転ステージ4と、被検
査物Sを透過して得られる透過X線像を光学像として出
力するX線I.I(輝度倍増管)5と、X線I.I5の
光学像を撮像するための撮像手段8(撮像レンズ8a及
び光学撮像カメラ8b)と、撮像手段8をX線I.I5
に対して第2の回転軸C2の回りで回転移動させる回転
機構6及びアダプタ7と、撮像手段8で得た画像データ
を画像処理して断層面の画像を生成する画像処理合成手
段9及びモニター11と、回転ステージ4と回転機構6
とを同期させて回転させるための制御部10とを備え
る。
【0014】上記構成において、回転ステージ4は、X
線源2に対して被検査物Sを回転させる構成であって、
被検査物Sに対するX線の照射位置を変更する機構を構
成する。また、回転機構6は、撮像手段8を回転させる
機構であって、光学像を回転しながら撮像する機構を構
成する。
【0015】画像処理合成手段9は、撮像手段8で得た
画像信号をデジタル信号に変換して画像処理を行うデジ
タル画像処理部9a、回転機構6の回転毎に得られる画
像データを格納する画像格納部9b、画像格納部9bに
格納された複数の画像に対して、平行移動や加算等の演
算を施し、立体形状計測手段14で得た高さデータに基
づいて所望の断層面における合成画像を形成する画像合
成部9cを備える。
【0016】制御部10は、回転ステージ4及び回転機
構6を同期して回転させる制御部分であり、あらかじめ
定められた回転角度に従って、回転ステージ4と回転機
構6を同期させて回転させる。なお、回転角度は等角と
することも任意の角度とすることもできる。また、同期
回転の態様は、例えば、同一角度の回動動作と停止動作
を同期して繰り返すステップ状動作や、異なるタイミン
グの回転動作等、種々の態様とすることができるが、少
なくとも、撮像手段の撮像時において、回転ステージ4
と回転機構6が同一の回転位置であれば、任意の同期回
転の態様とすることができる。
【0017】さらに、本発明のX線断層面検査装置1
は、被検査物の断層面の高さを求める機構として、被検
査物S上に輝線を形成するレーザ照射器12、被検査物
S及びレーザ照射により形成された輝線の画像を撮像す
るビデオカメラ等の光学像取得手段13、光学像取得手
段13で取得した光学画像に基づいて被検査物の立体形
状データを計測し、この立体形状データに基づいて検査
部位の位置座標及び高さを取得する立体形状計測手段1
4を備える。立体形状計測手段14で取得した検査部位
の高さデータは、画像データ画像合成部9cにおける画
像信号の画像合成において、所望の高さの断層面の形成
に用いられる。
【0018】立体形状計測手段14は、光学像取得手段
13で取得した光学画像に基づいて被検査物の立体形状
データを計測する機能、及びこの立体形状データに基づ
いて検査部位の位置座標、高さを取得する機能を備え
る。
【0019】以下、立体形状計測手段14の一構成例に
基づいて上記各機能について、図2,3を用いて説明す
る。立体形状計測手段14は、被検査物の立体形状を計
測する一構成例として、レーザ照射器12を制御する形
状計測制御部14aと、光学像取得手段13で取得した
光学画像を記憶する画像メモリ14bを備える。なお、
光学像取得手段13が画像メモリを備える場合には、こ
の画像メモリ14bを省略することができる。形状計測
制御部14aは、レーザ照射器12から照射するレーザ
ビーム光の走査制御を行うと共に、各走査位置における
輝線を光学像取得手段13で取得し、その光学画像を走
査位置と共に画像メモリ14bに記憶させる。
【0020】図2は、レーザビーム光による形成計測を
説明するための概略図であり、被検査物として実装基板
15を用いた例を示している。図2において、実装基板
15はXYステージ3上に配置される。レーザ照射器1
2は、XYステージ3、このXYステージ3上に配置し
た実装基板15及び実装部品16上に扇状レーザビーム
12aを照射する。照射された扇状レーザビーム12a
は輝線12bとして観察される。レーザ照射器12は、
扇状レーザビーム12aを輝線12bの長さ方向と垂直
な方向に走査する。図2では、ビーム走査による輝線と
してP1−P2の輝線とP3−P4の輝線のみを一例と
して示しているが、ビーム走査は形状計測の対象部分全
体について行う。
【0021】光学像取得手段13は、ビーム走査される
輝線12bを撮像し、撮像で得た輝線データを画像メモ
リ14bに格納する。形状計測制御部14aは、レーザ
照射器12のビーム走査を制御して、輝線データによる
被検査物の形状計測を行って立体形状データを取得す
る。
【0022】また、立体形状計測手段14は、立体形状
データに基づいて検査部位の位置座標、高さを取得する
一構成例として、被検査物の形状や部品配置等に係わる
CADデータを格納するCADデータ記憶部14dと、
画像メモリ14bに記憶する立体形状データやCADデ
ータ記憶部14dに格納しているCADデータを用い
て、被検査物の画像処理、形状や位置の把握等を行う形
状画像処理/認識部14cと、形状画像処理/認識部1
4cで得た位置座標や高さのデータを記憶するデータ記
憶部14eを備える。
【0023】形状画像処理/認識部14cは、画像メモ
リ14bに記憶する立体形状データから三角測量の原理
を用いることによって、被検査物(実装基板15)の高
さデータを算出する。図3は、レーザビームの走査で得
られる輝線P1−P2、輝線P3−P4の例であり、こ
の輝線データと走査位置データから基準高さAに対する
高さデータh1,h2,h3を算出する。なお、光学像
取得手段13のXYステージ3に対する位置座標は既知
であるとしている。
【0024】また、形状画像処理/認識部14cは、輝
線データと走査位置データから、被検査物の形状を画像
処理で検出し、被検査物の三次元位置を認識する。例え
ば、実装基板15の基板端部、実装基板15上に実装さ
れるICパッケージやその他の部品等の実装部品の端部
や輪郭形状を画像処理で抽出する。この画像処理におい
て、予めCADデータ記憶部14dに格納しておいた実
装部品や実装基板のCADデータを参照することによっ
て、XYステージ3における実装部品や実装基板の位置
座標や向き、実装基板15上で部品が実装されていない
部分等を検出することができる。なお、実装基板15上
で部品が実装されていない部分の高さを基準高さとし、
断層面の高さを設定する基準とすることができる。形状
画像処理/認識部14cで取得した位置座標や高さのデ
ータは、データ記憶部14eに記憶される。
【0025】画像処理合成手段9中の画像合成部9c
は、画像格納部9bに格納されている複数の画像に対し
て、平行移動や加算等の演算を施して、所定スライス面
の画像を合成して断層面を形成する。このとき、断層面
の高さは、立体形状計測手段14で得た高さデータに基
づいて定めることができる。
【0026】例えば、実装基板のBGA/CSPパッケ
ージのはんだ接合部の接合状態を検査する場合には、デ
ータ記憶部14eから読み出した実装基板の高さから既
知のパッケージ厚みを差し引いた値をBGA/CSPの
はんだボールとパッケージとの接合面であるとして、こ
の高さに基づいて断層面を生成する。
【0027】また、両面実装基板の裏面に実装されたB
GA/CSPの表面でのリード接合部の接合状態を検査
する場合には、前記実装基板15上の部品が実装されて
いない部分の高さデータを基準高さとし、この高さをリ
ードと実装基板との接合面であるとして断層面を生成す
る。また、両面実装基板の裏面に実装されたBGA/C
SPのはんだ接合部の接合状態を検査する場合には、基
準高さから実装基板の厚みを差し引いた値を裏面側のB
GA/CSPのはんだボールと実装基板裏面との接合面
であるとして、この高さに基づいて断層面を生成する。
【0028】なお、画像合成部9cによる断層面の生成
は、データ記憶部14eに記憶する高さデータに基づい
て、予め撮像手段8によって予め撮像して画像格納部9
bに格納しておいた画像データを画像合成する画像処理
により行う他に、X線ラミノグラフィの場合には、デー
タ記憶部14eに記憶する高さデータに基づいて、制御
部10によってXYステージや回転ステージ等のステー
ジ高さを調整して撮像を行い、得られた画像を合成する
ことにより行うことができる。
【0029】図4は、断層面を生成する際のスライス面
の高さを説明するための概略図である。図4(a)は実
装基板15a上に実装されるBGA/CSPパッケージ
16aのBGA/CSPはんだ接合部17の接合状態を
検査する場合を示している。この場合には、立体形状計
測手段14で求めたパッケージ16aの高さデータhか
らパッケージ16aの既知の厚みH1を差し引くことに
より、BGA/CSPはんだ接合部17のパッケージ側
の接合面17bの高さを求めることができ、この接合面
17bにおける断層面を生成することができる。
【0030】また、立体形状計測手段14で求めた実装
基板15aの基準高さAをBGA/CSPはんだ接合部
17の実装基板側の接合面17aの高さとすることによ
り、この接合面17aにおける断層面を生成することが
できる。さらに、前記の接合面17aと接合面17bの
間の高さに設定することで、BGA/CSPはんだ接合
部17の任意のスライス面の断層面を生成することがで
きる。
【0031】また、図4(b)は両面実装基板15bの
裏面に実装されるBGA/CSPパッケージ16bにつ
いて、両面実装基板15bの表面側で接合されるリード
18、及び裏面側のBGA/CSPはんだ接合部19の
接合状態を検査する場合を示している。表面側のリード
18の接合部の接合状態を検査する場合には、立体形状
計測手段14で求めた実装基板15bの基準高さBを表
面側のリード18の接合部の高さとすることにより、リ
ード接合部における断層面を生成することができる。
【0032】また、裏面側のBGA/CSPはんだ接合
部19の接合状態を検査する場合には、立体形状計測手
段14で求めた両面実装基板15bの基準高さBから両
面実装基板15bの既知の厚みH2を差し引くことによ
り、BGA/CSPはんだ接合部19の基板側の接合面
19aの高さを求めることができ、この接合面19aに
おける断層面を生成することができる。さらに、前記の
接合面19a高さから所定の厚み分だけ下げることで、
BGA/CSPはんだ接合部19の任意のスライス面の
断層面を生成することができる。本発明の実施態様によ
れば、光学画像に基づいて被検査物の高さデータを得る
ことによって、はんだ接合部分など外観からの観察が困
難な部位の断層面を生成することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のX線断層
面検査装置によれば、BGA/CSPパッケージを搭載
した実装基板のBGA/CSPはんだ接合部や、両面実
装基板上のはんだ接合部などの光外観検査装置で見るこ
とができない検査部位の断層面を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線断層面検査装置の構成例の概略を
説明するための概略図である。
【図2】レーザビーム光による形成計測を説明するため
の概略図である。
【図3】レーザビームの走査で得られる輝線を説明する
ための概略図である。
【図4】断層面を生成する際のスライス面の高さを説明
するための概略図である。
【符号の説明】
1…X線断層面検査装置、2…X線源、3…XYステー
ジ、4…回転ステージ、5…X線I.I(輝度倍増
管),5a…X線I.I入力面、5A…X線像、5B…
光学像、6…回転機構、7…アダプタ、8…撮像手段、
8a…撮像レンズ、8b…光学撮像カメラ、9…画像処
理合成手段、9a…デジタル画像処理部、9b…画像格
納部、9c…画像合成部、10…制御部、11…モニタ
ー、12…レーザ照射器、12a…扇状レーザビーム、
12b…輝線、13…光学像取得手段、14…立体形状
計測手段、14a…形状計測制御部、14b…画像メモ
リ、14c…形状画像処理/認識部、14d…CADデ
ータ記憶部、14e…データ記憶部、15,15a…実
装基板、15b…両面実装基板、16…実装部品、16
a,16b…BGA/CSPパッケージ、17…BGA
/CSPはんだ接合部、17a,17b…接合面、18
…リード、19…BGA/CSPはんだ接合部、19a
…接合面、A,B…基準高さ、S…被検査物。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物を透過した複数の透過X線像を
    用いて被検査物の断層画像を生成するX線断層面検査方
    法において、被検査物の立体形状データを計測し、当該
    立体形状データに基づいて検査部位の位置及び当該検査
    部位の高さを取得し、前記検査部位の高さに基づいて断
    層面の高さを定め、当該断層面高さに基づいて複数の透
    過X線像から得られる画像を合成して被検査物の断層画
    像を生成することを特徴とするX線断層面検査方法。
  2. 【請求項2】 被検査物の立体形状データを計測し、当
    該立体形状データに基づいて検査部位の位置及び高さを
    取得する立体形状計測手段と、被検査物に対してX線を
    照射するX線源と、被検査物に対して複数の回転角度で
    透過した透過X線像を画像取得する画像取得手段と、前
    記立体形状計測手段が取得する検査部位の高さに基づい
    て断層面の高さを定め、当該断層面高さに基づいて前記
    画像取得手段で取得した各回転角度の複数画像を合成し
    被検査物の断層画像を生成する画像処理合成手段とを備
    えることを特徴とするX線断層面検査装置。
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