JP2003240544A - 金属リング端面の異常検出装置 - Google Patents
金属リング端面の異常検出装置Info
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- JP2003240544A JP2003240544A JP2002043893A JP2002043893A JP2003240544A JP 2003240544 A JP2003240544 A JP 2003240544A JP 2002043893 A JP2002043893 A JP 2002043893A JP 2002043893 A JP2002043893 A JP 2002043893A JP 2003240544 A JP2003240544 A JP 2003240544A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属リング端面の凹凸を短時間で検出できる安
価な異常検出装置を提供する。 【解決手段】金属リングWを回転駆動する駆動手段2,
3と、金属リングWの端面に接触して設けられ、該端面
の凹凸10と係合して移動せしめられる接触手段4,1
2と、接触手段4,12の移動量を検知して金属リング
W端面の異常を検出する異常検出手段6,13とを備え
る。前記接触手段が凹凸10と係合する歯型7を外周面
に複数備え、歯型7が凹凸10と係合したときに回転す
る検知歯車4である場合、前記異常検出手段は検知歯車
4の回転量を検知する回転量検知装置6を用いる。ま
た、前記接触手段が、一方の端部で支持され、他方の端
部で凹凸10と係合する板状弾性部材12である場合、
前記異常検出手段は板状弾性部材12の変形を前記移動
量として検知する変形検知装置13を用いる。
価な異常検出装置を提供する。 【解決手段】金属リングWを回転駆動する駆動手段2,
3と、金属リングWの端面に接触して設けられ、該端面
の凹凸10と係合して移動せしめられる接触手段4,1
2と、接触手段4,12の移動量を検知して金属リング
W端面の異常を検出する異常検出手段6,13とを備え
る。前記接触手段が凹凸10と係合する歯型7を外周面
に複数備え、歯型7が凹凸10と係合したときに回転す
る検知歯車4である場合、前記異常検出手段は検知歯車
4の回転量を検知する回転量検知装置6を用いる。ま
た、前記接触手段が、一方の端部で支持され、他方の端
部で凹凸10と係合する板状弾性部材12である場合、
前記異常検出手段は板状弾性部材12の変形を前記移動
量として検知する変形検知装置13を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機(CV
T)等のベルトに使用される金属リング端面の傷等の凹
凸を異常として検出する異常検出装置に関するものであ
る。
T)等のベルトに使用される金属リング端面の傷等の凹
凸を異常として検出する異常検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等の無段変速機(CV
T)の動力伝達のために、複数の金属リングを積層して
積層リングを形成し、該積層リングを所定形状のエレメ
ントに組み付けて保持した無段変速機用ベルトが用いら
れている。
T)の動力伝達のために、複数の金属リングを積層して
積層リングを形成し、該積層リングを所定形状のエレメ
ントに組み付けて保持した無段変速機用ベルトが用いら
れている。
【0003】前記積層リングは、例えば次のような方法
により製造される。まず、マルエージング鋼等の超強力
鋼の薄板の端部同士を溶接して円筒状のドラムを形成し
た後、該ドラムを所定幅に裁断して金属リングを形成
し、該金属リングを所定長となるように圧延する。次
に、圧延された金属リングに対し溶体化を施した後、該
金属リングを所定の周長に補正し、さらに時効処理と窒
化処理との熱処理を施して硬度を向上させる。そして、
前記窒化処理後の金属リングの周長を精確に測定した
後、少しずつ周長の異なる複数の金属リングを相互に嵌
合して積層することにより前記積層リングを形成する。
により製造される。まず、マルエージング鋼等の超強力
鋼の薄板の端部同士を溶接して円筒状のドラムを形成し
た後、該ドラムを所定幅に裁断して金属リングを形成
し、該金属リングを所定長となるように圧延する。次
に、圧延された金属リングに対し溶体化を施した後、該
金属リングを所定の周長に補正し、さらに時効処理と窒
化処理との熱処理を施して硬度を向上させる。そして、
前記窒化処理後の金属リングの周長を精確に測定した
後、少しずつ周長の異なる複数の金属リングを相互に嵌
合して積層することにより前記積層リングを形成する。
【0004】ここで、前記金属リングは、前記各工程
で、または各工程間を搬送するときに、端面に傷、打痕
等の凹凸が生じることがある。また、稀にではあるが、
前記溶接時の退けが前記端面の凹凸となることもある。
で、または各工程間を搬送するときに、端面に傷、打痕
等の凹凸が生じることがある。また、稀にではあるが、
前記溶接時の退けが前記端面の凹凸となることもある。
【0005】前記金属リング端面に前記凹凸があると、
前記積層リングを前記無段変速機用ベルトとして用いた
ときに、亀裂、断裂等の原因となることがある。そこ
で、前記金属リングは、相互に積層して前記積層リング
を形成する前に前記端面の凹凸の有無を検出して、前記
凹凸のあるものは積層工程から排除する必要がある。
前記積層リングを前記無段変速機用ベルトとして用いた
ときに、亀裂、断裂等の原因となることがある。そこ
で、前記金属リングは、相互に積層して前記積層リング
を形成する前に前記端面の凹凸の有無を検出して、前記
凹凸のあるものは積層工程から排除する必要がある。
【0006】従来、前記金属リング端面の凹凸を検出す
るために、例えば前記窒化処理後の該金属リングを駆動
ローラ、従動ローラ間に掛け回して回転駆動して周長を
測定する際に、該金属リング端面を撮像し、得られた画
像を拡大して解析する装置が用いられている。
るために、例えば前記窒化処理後の該金属リングを駆動
ローラ、従動ローラ間に掛け回して回転駆動して周長を
測定する際に、該金属リング端面を撮像し、得られた画
像を拡大して解析する装置が用いられている。
【0007】しかしながら、前記装置は高価な上、画像
の解析に長時間を要するという不都合がある。
の解析に長時間を要するという不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、金属リング端面の凹凸を短時間で検出す
ることができ、しかも安価な異常検出装置を提供するこ
とを目的とする。
合を解消して、金属リング端面の凹凸を短時間で検出す
ることができ、しかも安価な異常検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の金属リング端面の異常検出装置は、金属
リングを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段により
回転駆動される金属リングの端面に接触して設けられ、
該端面の凹凸と係合して移動せしめられる接触手段と、
前記接触手段の移動を検知して前記金属リング端面の異
常を検出する異常検出手段とを備えることを特徴とす
る。
めに、本発明の金属リング端面の異常検出装置は、金属
リングを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段により
回転駆動される金属リングの端面に接触して設けられ、
該端面の凹凸と係合して移動せしめられる接触手段と、
前記接触手段の移動を検知して前記金属リング端面の異
常を検出する異常検出手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】本発明の異常検出装置は、前記金属リング
を前記駆動手段により回転駆動しながら、該金属リング
端面に前記接触手段を接触させる。前記接触手段は、前
記金属リング端面の凹凸と係合したときに移動するよう
にされているので、前記異常検出手段により前記接触手
段の移動を検知することにより、前記金属リング端面の
凹凸を異常として検出することができる。
を前記駆動手段により回転駆動しながら、該金属リング
端面に前記接触手段を接触させる。前記接触手段は、前
記金属リング端面の凹凸と係合したときに移動するよう
にされているので、前記異常検出手段により前記接触手
段の移動を検知することにより、前記金属リング端面の
凹凸を異常として検出することができる。
【0011】従って、本発明の異常検出装置は、撮像手
段、画像解析手段等を備える高価な装置を必要とせず、
前記金属リングが周回する間という極く短かい時間で該
金属リング端面の凹凸を検出することができる。
段、画像解析手段等を備える高価な装置を必要とせず、
前記金属リングが周回する間という極く短かい時間で該
金属リング端面の凹凸を検出することができる。
【0012】本発明の異常検出装置において、前記接触
手段は、例えば、前記金属リング端面の凹凸と係合する
歯型を外周面に複数備え該歯型が該凹凸と係合したとき
に回転する検知歯車を用いることができる。この場合、
前記異常検出手段は、例えば、前記検知歯車の回転量を
検知する回転量検知装置を用いることができる。
手段は、例えば、前記金属リング端面の凹凸と係合する
歯型を外周面に複数備え該歯型が該凹凸と係合したとき
に回転する検知歯車を用いることができる。この場合、
前記異常検出手段は、例えば、前記検知歯車の回転量を
検知する回転量検知装置を用いることができる。
【0013】また、前記接触手段は、一方の端部で支持
され、他方の端部で前記金属リング端面の凹凸と係合す
る板状弾性部材であってもよい。この場合、前記異常検
出手段は該板状弾性部材の変形を前記移動量として検知
する変形検知装置を用いることができる。前記変形検知
装置としては、例えば、前記板状弾性部材から離間して
備えられ、該板状弾性部材に光線、音波等を放射してそ
の反射により前記変形を検出する非接触型距離センサ、
前記板状弾性部材の支持部に備えられ、該板状弾性部材
の歪みにより前記変形を検知する動歪計等を挙げること
ができる。
され、他方の端部で前記金属リング端面の凹凸と係合す
る板状弾性部材であってもよい。この場合、前記異常検
出手段は該板状弾性部材の変形を前記移動量として検知
する変形検知装置を用いることができる。前記変形検知
装置としては、例えば、前記板状弾性部材から離間して
備えられ、該板状弾性部材に光線、音波等を放射してそ
の反射により前記変形を検出する非接触型距離センサ、
前記板状弾性部材の支持部に備えられ、該板状弾性部材
の歪みにより前記変形を検知する動歪計等を挙げること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1(a)は本実施形態の異常検出装置の正面図、図1
(b)は図1(a)示の装置の部分側面図、図2は図1
(a)示の装置の側面図であり、図3は他の実施形態の
異常検出装置の側面図である。
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1(a)は本実施形態の異常検出装置の正面図、図1
(b)は図1(a)示の装置の部分側面図、図2は図1
(a)示の装置の側面図であり、図3は他の実施形態の
異常検出装置の側面図である。
【0015】図1(a)示のように、本実施形態の異常
検出装置1は、図示しないモータにより駆動される駆動
ローラ2と、従動ローラ3と、両ローラ2,3に掛け回
して回転駆動される金属リングWの端面に接触するよう
に設けられた検知歯車4と、検知歯車4の軸5に接続さ
れたロータリーエンコーダ6とを備えている。検知歯車
4は、金属リングWの端面の凹凸に係合することができ
る歯型7を、外周面の4個所に等間隔に備えており、歯
型7により金属リングWの端面に接触している。
検出装置1は、図示しないモータにより駆動される駆動
ローラ2と、従動ローラ3と、両ローラ2,3に掛け回
して回転駆動される金属リングWの端面に接触するよう
に設けられた検知歯車4と、検知歯車4の軸5に接続さ
れたロータリーエンコーダ6とを備えている。検知歯車
4は、金属リングWの端面の凹凸に係合することができ
る歯型7を、外周面の4個所に等間隔に備えており、歯
型7により金属リングWの端面に接触している。
【0016】また、検知歯車4の軸5には小ピッチ歯車
8が設けられており、小ピッチ歯車8は一方の端部が支
持された薄板状の板バネ9の他方の端部と係合してい
る。異常検出装置1では、前記小ピッチ歯車8と板バネ
9とにより、検知歯車4が金属リングWの端面に対する
接触圧により金属リングWと共に回転しようとするトル
クに抗して検知歯車4の回転を妨げるトルクリミッタ機
構が構成されている。
8が設けられており、小ピッチ歯車8は一方の端部が支
持された薄板状の板バネ9の他方の端部と係合してい
る。異常検出装置1では、前記小ピッチ歯車8と板バネ
9とにより、検知歯車4が金属リングWの端面に対する
接触圧により金属リングWと共に回転しようとするトル
クに抗して検知歯車4の回転を妨げるトルクリミッタ機
構が構成されている。
【0017】次に、異常検出装置1の作動について説明
する。
する。
【0018】異常検出装置1では、金属リングWは駆動
ローラ2と従動ローラ3とに掛け回して回転駆動され、
金属リングWの端面には図2示のように検知歯車4の歯
型7が接触している。このとき、歯型7が金属リングW
に接触していることにより、検知歯車4には金属リング
Wの移動に伴って回転しようとするトルクが働く。しか
し、検知歯車4の軸5には、小ピッチ歯車8が設けられ
ており、小ピッチ歯車8は板バネ9と係合しているの
で、金属リングWの端面が平面であれば検知歯車4が前
記トルクにより回転することはない。
ローラ2と従動ローラ3とに掛け回して回転駆動され、
金属リングWの端面には図2示のように検知歯車4の歯
型7が接触している。このとき、歯型7が金属リングW
に接触していることにより、検知歯車4には金属リング
Wの移動に伴って回転しようとするトルクが働く。しか
し、検知歯車4の軸5には、小ピッチ歯車8が設けられ
ており、小ピッチ歯車8は板バネ9と係合しているの
で、金属リングWの端面が平面であれば検知歯車4が前
記トルクにより回転することはない。
【0019】一方、金属リングWの端面に凹凸10があ
ると、金属リングWの回転駆動により検知歯車4の歯型
7が凹凸10と係合したときに、検知歯車4には通常の
トルクより大きなトルクがかかることになり、検知歯車
4は小ピッチ歯車8と板バネ9との係合による抑止力に
抗して回転移動するので、該回転移動をロータリーエン
コーダ6で検知することにより、凹凸10を検出するこ
とができる。
ると、金属リングWの回転駆動により検知歯車4の歯型
7が凹凸10と係合したときに、検知歯車4には通常の
トルクより大きなトルクがかかることになり、検知歯車
4は小ピッチ歯車8と板バネ9との係合による抑止力に
抗して回転移動するので、該回転移動をロータリーエン
コーダ6で検知することにより、凹凸10を検出するこ
とができる。
【0020】凹凸10が検出された金属リングWは、そ
のとき直ちに払出されて積層工程から排除するようにし
てもよく、さらに他の凹凸10の有無を検出した後、所
定の基準に従って積層工程から排除するか否かを判定す
るようにしてもよい。検知歯車4は、一旦歯型7が凹凸
10と係合することにより回転移動せしめられた後、手
動により駆動されて、再び歯型7が金属リングWの端面
に接触する位置まで移動される。これにより、異常検出
装置1は、次の凹凸10の出現に備えることができる。
このとき、図1(b)示のように、小ピッチ歯車8の円
周上に、検知歯車4の歯型7と同位相の4個所に印8a
を付けておくことにより、検知歯車4を再び歯型7が金
属リングWの端面に接触する位置まで容易に移動させる
ことができる。
のとき直ちに払出されて積層工程から排除するようにし
てもよく、さらに他の凹凸10の有無を検出した後、所
定の基準に従って積層工程から排除するか否かを判定す
るようにしてもよい。検知歯車4は、一旦歯型7が凹凸
10と係合することにより回転移動せしめられた後、手
動により駆動されて、再び歯型7が金属リングWの端面
に接触する位置まで移動される。これにより、異常検出
装置1は、次の凹凸10の出現に備えることができる。
このとき、図1(b)示のように、小ピッチ歯車8の円
周上に、検知歯車4の歯型7と同位相の4個所に印8a
を付けておくことにより、検知歯車4を再び歯型7が金
属リングWの端面に接触する位置まで容易に移動させる
ことができる。
【0021】また、小ピッチ歯車8に代えて、検知歯車
4の歯型7と同位相の4個所に溝部を備える溝付円盤
(図示せず)を用いてもよい。前記溝付円盤は、板バネ
9が前記溝部と係合することにより、小ピッチ歯車8と
同様に作動することができる。前記溝付円盤では、前記
溝部が小ピッチ歯車8における印8aの代わりとなるの
で好都合である。
4の歯型7と同位相の4個所に溝部を備える溝付円盤
(図示せず)を用いてもよい。前記溝付円盤は、板バネ
9が前記溝部と係合することにより、小ピッチ歯車8と
同様に作動することができる。前記溝付円盤では、前記
溝部が小ピッチ歯車8における印8aの代わりとなるの
で好都合である。
【0022】異常検出装置1は図1示のように、金属リ
ングWの端面に検知歯車4を接触させるようにしている
が、図3に示す異常検出装置11のように、基端部が支
持され先端部で金属リングWの端面に接触する薄板状の
板バネ12と、板バネ12の先端部から離間した位置
に、該先端部に対向して備えられた非接触型距離センサ
13とからなるものであってもよい。図3に示す異常検
出装置11によれば、板バネ12は金属リングWの端面
の凹凸10と係合すると、図3に仮想線示するように金
属リングWの移動に伴われて変形量が大きくなるので、
該変形を非接触型距離センサ13により検知することに
より凹凸10を検出することができる。板バネ12は、
凹凸10が通過すれば、それ自体の弾発力により元の位
置に復帰して次の凹凸10の出現に備えることができる
ので好都合である。
ングWの端面に検知歯車4を接触させるようにしている
が、図3に示す異常検出装置11のように、基端部が支
持され先端部で金属リングWの端面に接触する薄板状の
板バネ12と、板バネ12の先端部から離間した位置
に、該先端部に対向して備えられた非接触型距離センサ
13とからなるものであってもよい。図3に示す異常検
出装置11によれば、板バネ12は金属リングWの端面
の凹凸10と係合すると、図3に仮想線示するように金
属リングWの移動に伴われて変形量が大きくなるので、
該変形を非接触型距離センサ13により検知することに
より凹凸10を検出することができる。板バネ12は、
凹凸10が通過すれば、それ自体の弾発力により元の位
置に復帰して次の凹凸10の出現に備えることができる
ので好都合である。
【0023】尚、異常検出装置11では、非接触型距離
センサー13に替えて、板バネ12の基端部に動歪計
(図示せず)を設け、該動歪計により板バネ12の変形
を検知するようにしてもよい。
センサー13に替えて、板バネ12の基端部に動歪計
(図示せず)を設け、該動歪計により板バネ12の変形
を検知するようにしてもよい。
【0024】また、前記異常検出装置1,11は、金属
リングWを駆動ローラ2と従動ローラ3とに掛け回して
回転駆動させる構成を備える他の装置、例えば周長測定
装置等に付属させて設けるようにしてもよい。
リングWを駆動ローラ2と従動ローラ3とに掛け回して
回転駆動させる構成を備える他の装置、例えば周長測定
装置等に付属させて設けるようにしてもよい。
【図1】(a)は本発明の一実施形態の異常検出装置の
正面図、(b)は(a)の部分側面図。
正面図、(b)は(a)の部分側面図。
【図2】図1(a)示の装置の側面図。
【図3】本発明の他の実施形態の異常検出装置の側面
図。
図。
1,21…異常検出装置、 2,3…駆動手段、 4…
接触手段(検知歯車)、 6…異常検出手段(回転量検
知装置)、 7…歯型、 10…凹凸、 12…接触手
段(板状弾性部材)、 13…異常検出手段(変形検知
装置)、 W…金属リング。
接触手段(検知歯車)、 6…異常検出手段(回転量検
知装置)、 7…歯型、 10…凹凸、 12…接触手
段(板状弾性部材)、 13…異常検出手段(変形検知
装置)、 W…金属リング。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 2F062 AA02 AA08 AA43 AA66 BB05
BC04 CC25 CC27 EE01 EE05
EE25 EE65 FF07 FF13 GG34
GG38 GG49 GG51 GG62 HH05
HH15 HH21 HH33 NN02
2F069 AA60 AA98 BB29 DD15 GG01
GG04 GG06 GG07 HH15 MM01
2G024 AB08 BA08 BA21 CA01 DA09
FA02
Claims (3)
- 【請求項1】金属リングを回転駆動する駆動手段と、 前記駆動手段により回転駆動される金属リングの端面に
接触して設けられ、該端面の凹凸と係合して移動せしめ
られる接触手段と、 前記接触手段の移動量を検知して前記金属リング端面の
異常を検出する異常検出手段とを備えることを特徴とす
る金属リング端面の異常検出装置。 - 【請求項2】前記接触手段は前記金属リング端面の凹凸
と係合する歯型を外周面に複数備え該歯型が該凹凸と係
合したときに回転する検知歯車からなり、 前記異常検出手段は該検知歯車の回転量を検知する回転
量検知装置からなることを特徴とする請求項1記載の金
属リング端面の異常検出装置。 - 【請求項3】前記接触手段は、一方の端部で支持され、
他方の端部で前記金属リング端面の凹凸と係合する板状
弾性部材からなり、 前記異常検出手段は該板状弾性部材の変形を前記移動量
として検知する変形検知装置からなることを特徴とする
請求項1記載の金属リング端面の異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043893A JP2003240544A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 金属リング端面の異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002043893A JP2003240544A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 金属リング端面の異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003240544A true JP2003240544A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27783500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002043893A Pending JP2003240544A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 金属リング端面の異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003240544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457514A (zh) * | 2015-01-06 | 2015-03-25 | 南通太平洋海洋工程有限公司 | 海洋工程吊车滑轮检测方法 |
CN106382875A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-02-08 | 宁波博信机械制造有限公司 | 一种皮带长度检具 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002043893A patent/JP2003240544A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457514A (zh) * | 2015-01-06 | 2015-03-25 | 南通太平洋海洋工程有限公司 | 海洋工程吊车滑轮检测方法 |
CN106382875A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-02-08 | 宁波博信机械制造有限公司 | 一种皮带长度检具 |
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