JP2003240385A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003240385A
JP2003240385A JP2002041162A JP2002041162A JP2003240385A JP 2003240385 A JP2003240385 A JP 2003240385A JP 2002041162 A JP2002041162 A JP 2002041162A JP 2002041162 A JP2002041162 A JP 2002041162A JP 2003240385 A JP2003240385 A JP 2003240385A
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outlet
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air conditioner
refrigerant
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JP2002041162A
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Akifumi Yoshitsubaki
紀史 吉椿
Yasushi Yamashita
泰 山下
Toshitaka Sakasegawa
敏隆 逆瀬川
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Daikin Industries Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空気を凝縮器で加熱しながら蒸発器で除
湿する除湿運転等において、簡単な構成で冷媒音を効果
的に低減できる空気調和機を提供する。 【解決手段】 第1熱交換器と、第2熱交換器と、第1
熱交換器と第2熱交換器との間に接続された開閉弁と、
開閉弁の両端に両端が接続されたキャピラリーチューブ
と、開閉弁の両側とキャピラリーチューブの両端との接
続点に夫々設けられた分流器を備える。上記第1熱交換
器の出口からの冷媒を分流させる分流器は、内側に気液
分離室10が形成され、両端に入口部11aと出口部1
1bが設けられた本体11と、本体11の上部に設けら
れ、キャピラリーチューブが接続された接続部11cと
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内空気を凝縮
器で加熱しながら蒸発器で除湿する除湿運転等を行う空
気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、図8に示す
ものがある。この空気調和機は、第1熱交換器103,
第2熱交換器102,キャピラリーチューブ105およ
び開閉弁107とを有する室内ユニットAと、圧縮機1
01と室外熱交換器104,キャピラリーチューブ10
6および開閉弁108を有する室外ユニットBとを備え
ている。上記室内ユニットAは、第1熱交換器103と
第2熱交換器102との間に開閉弁107を接続し、そ
の開閉弁107の両端にキャピラリーチューブ105の
両端を夫々接続している。そして、除湿運転時、室外ユ
ニットBの開閉弁108を開いて室内ユニットAの開閉
弁107を閉じた状態で、冷媒を第1熱交換器103か
らキャピラリーチューブ105を介して第2熱交換器1
02に流すことにより、第1熱交換器103を凝縮器と
し、第2熱交換器102を蒸発器として動作させる。上
記室内ユニットAにおいて、図示しない室内ファンによ
って吸い込まれた室内空気は、第1熱交換器103およ
び第2熱交換器102を通過して、第1熱交換器3で加
熱される一方、第2熱交換器102で冷却,除湿され、
室内に吹き出される。この結果、室内温度の低下を防ぎ
ながら除湿を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機の室内ユニットAでは、キャピラリーチューブ10
5と開閉弁107との接続点に配置された分流器(図示
せず)のうちの上流側の分流器において、除湿運転時に
気液二相流の冷媒が流入するため、キャピラリーチュー
ブ105側に流れ込むときに冷媒の液とガスが交互に流
れて異音が発生するという課題がある。
【0004】本発明は、この課題を解決するためのもの
で、室内空気を凝縮器で加熱しながら蒸発器で除湿する
除湿運転等において、簡単な構成と、最小限の占有体積
で、冷媒音を効果的に低減できる空気調和機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の空気調和機は、入口と出口を有する第1
熱交換器と、入口と出口を有する第2熱交換器と、上記
第1熱交換器と上記第2熱交換器の間に設けられ、異な
る流通抵抗値を有する複数の冷媒通路を有する分流回路
装置を具備した空気調和機において、上記分流回路装置
を、上記第1熱交換器の出口からの冷媒を上記複数の冷
媒通路へ分流させる分流装置と、上記第2熱交換器の入
口に接続され、上記分流装置により分流された冷媒通路
からの冷媒を合流させる合流装置と、上記分流装置と上
記合流装置を接続し、かつ途中に開閉弁を有する流通抵
抗の小なる主回路と、上記主回路とは並列に配置され、
上記分流装置と上記合流装置を接続する絞りより構成
し、上記絞りの入口端を、上記分流装置の気相内に開口
したことを特徴としている。
【0006】かかる構成によれば、除湿運転を行う場
合、上記開閉弁を閉じる。そして冷媒は第1熱交換器,
絞り(キャピラリーチューブ等)および第2熱交換器の順
で流れ、第1,第2熱交換器の中間で絞りを通過する。
したがって、第1熱交換器は凝縮器として作用し、室内
空気を加熱する一方、第2熱交換器は蒸発器として作用
し、室内空気を冷却,除湿する。このとき、上記分流装
置(絞りの上流側)に、第1熱交換器において凝縮した気
液二相流の冷媒が流入するが、分流装置の気相内におい
て、下部に液冷媒が滞留し、上部にガス冷媒が滞留し、
分流装置の上部に設けられた絞りの入口端からはガスリ
ッチ状態の冷媒が流れ込むので、液冷媒とガス冷媒が絞
り側に交互にかつ不定期に流れ込むことによる異音が発
生しない。また、絞り側に冷媒を流さない冷房運転を行
う場合も、上記分流装置の入口と出口が液冷媒中に没す
るので、同様に異音が発生しない。このように、気液分
離機能を有する簡単な構成の分流装置を用いることによ
って、冷媒音を効果的に低減することができる。
【0007】また、請求項2の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記分流装置は、気相及び液相
状態にある冷媒を貯留する本体と、上記第1熱交換器の
出口に接続され、上記本体内に開口した入口部と、上記
主回路の一端が接続された出口部と、上記絞りの入口が
接続された接続部を具備していることを特徴としてい
る。
【0008】かかる構成によれば、少ない部品点数で分
流装置を容易に製造でき、コストを低減できる。
【0009】また、請求項3の空気調和機は、請求項2
の空気調和機において、上記本体の絞りが接続された上
記接続部は、上記本体の長手方向の中央部よりも冷房時
および除湿時の入口側に位置することを特徴としてい
る。
【0010】かかる構成によれば、上記絞りが接続され
た接続部が上記本体の中央よりも上流側にあるので、キ
ャピラリーチューブ等の絞りの長さを短くでき、合理的
に製作できる。
【0011】また、請求項4の空気調和機は、請求項2
または3の空気調和機において、上記分流装置の冷房時
および除湿時の上記入口部に接続された管は、上記本体
の中心軸に対して接続部から離れるように斜め下方に挿
入し、この挿入した管の先端が上記本体の内部底面に接
するように接続されたことを特徴としている。
【0012】かかる構成によれば、上記本体の入口に入
口管を斜め下方に向かって挿入することによって、上記
入口管から本体の気液分離室に流入した冷媒は、本体内
部の底面に沿って下側を流れるので、発泡が抑えられ、
気液分離がし易くなり、上記絞りの入口端から絞りに液
冷媒が流入するのを効果的に防ぐことができる。
【0013】また、請求項5の空気調和機は、請求項2
の空気調和機において、上記本体はパイプ部材から成
り、その本体の上記入口部および上記出口部の一部をピ
ンチ加工し、さらにその部分を溶接接合したことを特徴
としている。
【0014】かかる構成によれば、一体の大径パイプ部
材からなる本体の両端の一部をピンチして接合すること
によって、その両端に上記入口と出口を設けているの
で、少ない部品点数で分流装置を容易に製造でき、コス
トを低減できる。
【0015】また、請求項6の空気調和機は、請求項2
乃至5のいずれか1つの空気調和機において、上記本体
の上記入口部および上記出口部を、上記本体の各両端の
下部に設けたことを特徴としている。
【0016】かかる構成によれば、上記入口と出口を上
記本体の端部の下側に設けることによって、本体内部の
下側に液冷媒が溜まりやすくなるため、上記絞りの入口
端から絞りへの液冷媒の流入を効果的に防止できる。
【0017】また、請求項7の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記分流装置には、その内部に
縦長の気液分離室を形成し、その気液分離室の下端に冷
房時および除湿時の入口管出口と出口管入口を設けた本
体と、上記本体に上記絞りを接続する接続部を有し、上
記絞りの入口端を上記気液分離室の気相側に開口したこ
とを特徴としている。
【0018】かかる構成によれば、除湿運転を行う場
合、上記開閉弁を閉じた状態で冷媒を第1熱交換器,絞
り(キャピラリーチューブ等)および第2熱交換器を介し
て流すことによって、第1熱交換器は凝縮器として作用
し、室内空気を加熱する一方、第2熱交換器は蒸発器と
して作用し、室内空気を冷却,除湿する。このとき、上
記分流装置(絞りの上流側)に、第1熱交換器において凝
縮した気液二相流の冷媒が流入するが、分流装置の本体
の気液分離室において、下部に液冷媒が滞留し、上部に
ガス冷媒が滞留し、分流装置本体の上部に設けられた接
続部からは絞りにガスリッチ状態の冷媒が流れ込むの
で、液冷媒とガス冷媒が絞り側に交互にかつ不定期に流
れ込むことによる異音が発生しない。このように、気液
分離機能を有する簡単な構成の分流装置を用いることに
よって、冷媒音を効果的に低減することができる。
【0019】また、請求項8の空気調和機は、請求項7
の空気調和機において、冷房時および除湿時の上記入口
管出口の位置の高さよりも上記出口管入口の位置の高さ
を低くしたことを特徴としている。
【0020】かかる構成によれば、上記絞り側に冷媒を
流さない冷房運転を行う場合も、上記分流器の入口管出
口と出口管入口が共に定常的に液冷媒中に没するので、
液冷媒とガス冷媒が上記出口管に交互に、且つ不定期に
流れ込むことによる異音が発生しない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、分離型空気調和機を例にと
り、この発明の空気調和機を図示の実施の形態により詳
細に説明する。 (第1実施形態)図1はこの発明の第1実施形態の空気調
和機の室内ユニットの要部の回路図である。図1に示す
ように、一端が室外ユニット(図示せず)に接続された第
1熱交換器1の他端を分流装置としての分流器2の入口
に接続し、その分流器2の一方の出口に開閉弁3の一端
を接続している。上記開閉弁3の他端を合流装置として
の分流器5の一方の入口に接続し、分流器2の他方の出
口に絞りとしてのキャピラリーチューブ4の一端を接続
し、そのキャピラリーチューブ4の他端を分流器5の他
方の入口に接続している。そして、上記分流器5の出口
を第2熱交換器6の一端に接続し、その第2熱交換器6
の他端を室外ユニットに接続している。上記開閉弁3を
有する主回路で分流器2と分流器5とを接続し、上記主
回路,分流器2と分流器5およびキャピラリーチューブ
4で分流回路装置を構成している。上記分流回路装置
は、異なる流通抵抗値を有する複数の冷媒通路を有す
る。
【0022】上記構成の室内ユニットにおいて、冷房運
転を行う場合は、開閉弁3を開いて、冷媒を第1熱交換
器1,第2熱交換器6の順で流し、両者の中間に、開閉
弁3を介すことによって、第1,第2熱交換器1,6を共
に蒸発器として働かせて室内空気を冷却する。一方、除
湿運転を行う場合は、開閉弁3を閉じて、冷媒を第1熱
交換器1,第2熱交換器6の順で流し、両者の中間にキ
ャピラリーチューブ等の絞りを介すことによって、第1
熱交換器1を凝縮器として作用させる一方、第2熱交換
器6を蒸発器として作用させる。そして、第1熱交換器
1により室内空気を加熱し、第2熱交換器6により室内
空気を冷却して除湿する。これにより室内温度を下げる
ことなく、快適な除湿運転を行う。このとき、上記キャ
ピラリーチューブ4の上流側の分流器2には、第1熱交
換器1により凝縮された気液二相流の冷媒が流入する
が、この第1実施形態では、分流器2に気液分離機能を
設けることによって、液冷媒とガス冷媒がキャピラリー
チューブ4側に交互にかつ不定期に流れ込むことによる
異音の発生を抑制している。
【0023】図2(A)は図1に示す分流器2の側面図を
示し、図2(B)は図2(A)の右側から見た図を示してい
る。図2(A)に示すように、この分流器2は、内側に気
液分離室10が形成され、両端に入口部11aと出口部
11bが設けられた円筒形状の本体11と、上記本体1
1の上部かつ入口部11aと出口部11bとの間の略中央
よりも入口部11a寄りに設けられた接続部11cとを
有している。上記接続部11cに、小径の出口管14を
介してキャピラリーチューブ4(図1に示す)を接続して
いる。
【0024】上記本体11の入口部11aに入口管12
の出口部を挿入して固定すると共に、本体11の出口部
11bに出口管13の入口部を挿入して固定している。
上記入口管12の他端が第1熱交換器1に接続され、出
口管13の他端が開閉弁3に接続されている。また、上
記本体11は、パイプ部材とそのパイプ部材の両端を塞
ぐ2つの円板15,16からなり、その円板15,16の
下端に入口部11aと出口部11bを夫々配置している。
【0025】上記構成の分流器2では、除湿運転時、入
口管12から流入した気液二相流の冷媒は、本体11内
の気液分離室10において、矢印R11の方向に流れ
て、出口部11b近傍で矢印R12のように旋廻流とな
り、出口部11b近傍および気液分離室10の底部にか
けて液が滞留し、ガス冷媒は分離して、気液分離室10
の上部付近に滞留する。そして、上記接続部11cに接
続された出口管14には、ガスリッチ状態の冷媒が定常
的に流れ込む。また、上記キャピラリーチューブ4側に
冷媒を流さない冷房運転を行う場合も、分流器の入口管
12の出口部と出口管14の入口部が液冷媒中に没する
ので、同様に異音が発生しない。
【0026】したがって、この第1実施形態の室内ユニ
ットでは、除湿運転時にキャピラリーチューブ4の上流
側となる分流器2に図2に示す簡単な構成の分流器を用
いることによって、室内ユニット内の限られたスペース
を有効に利用しながら、冷媒音を効果的に低減すること
ができる。
【0027】また、上記分流器の本体11の両端の下側
に入口部11aと出口部11bを設けることによって、本
体11の気液分離室10の下部に液冷媒が溜まりやす
く、上部にはガス冷媒が溜まりやすくなるため、接続部
11cに接続された出口管14への液冷媒の流入を効果
的に抑えることができる。
【0028】(第2実施形態)図3(A)はこの発明の第2
実施形態の空気調和機の室内ユニットに用いられる分流
装置としての分流器の側面図を示し、図3(B)は図3(A)
の右側から見た図である。この分流器を用いる室内ユニ
ットは、第1実施形態の図1に示す室内ユニットと同様
の構成をしており、説明を省略する。
【0029】図3(A)に示すように、この分流器は、内
側に気液分離室20が形成され、両端に入口部21aと
出口部21bが設けられた円筒形状の本体21と、上記
本体21の上部かつ入口部21aと出口部21bとの間の
略中央よりも入口部21a寄りに設けられた接続部21
cとを有している。上記接続部21cに、小径の出口管2
4を介してキャピラリーチューブ4(図1に示す)を接続
している。上記本体21の入口部21aに入口管22の
出口部を挿入して固定すると共に、本体21の出口部2
1bに出口管23の入口部を挿入して固定している。上
記本体21は一体のパイプ部材からなり、そのパイプ部
材の両端に絞り加工を施すことにより入口部21aと出
口部21bを形成している。
【0030】上記構成の分流器では、除湿運転時、入口
管22から流入した気液二相流の冷媒は、本体21内の
気液分離室20において、矢印R21の方向に流れて、
出口部21b近傍で矢印R22のように旋廻流となり、
出口部21b近傍および気液分離室20の底部にかけ
て、液が滞留し、ガス冷媒は分離して気液分離室20の
上部付近に滞留する。そして、上記接続部21cに接続
された出口管24に、ガスリッチ状態の冷媒が定常的に
流れ込む。
【0031】この第2実施形態の室内ユニットも、第1
実施形態の室内ユニットと同様に室内ユニット内の限ら
れたスペースを有効に利用しながら、冷媒音を効果的に
低減することができる。
【0032】また、この第2実施形態の分流器は、パイ
プ部材の両端に絞り加工を施すことにより入口部21a
と出口部21bを形成しているので、第1実施形態より
も分流器が容易且つ、少ない部品で製作でき、コストを
低減できる。
【0033】(第3実施形態)図4(A)はこの発明の第3
実施形態の空気調和機の室内ユニットに用いられる分流
装置としての分流器の側面図を示し、図4(B)は図4(A)
の右側から見た図である。この分流器を用いる室内ユニ
ットは、第1実施形態の図1に示す室内ユニットと同様
の構成をしており、説明を省略する。
【0034】図4(A)に示すように、この分流器は、内
側に気液分離室30が形成され、両端に入口部31aと
出口部31bが設けられた円筒形状の本体31と、上記
本体31の上部かつ入口部31aと出口部31bとの間の
略中央よりも入口部31a寄りに設けられた接続部31
cとを有している。上記接続部31cに、小径の出口管3
4を介してキャピラリーチューブ4(図1に示す)を接続
している。上記本体31の入口部31aに入口管32の
出口部を斜め下方に向かって挿入して固定すると共に、
本体31の出口部31bに出口管33の入口部を挿入し
て固定している。上記本体31は一体のパイプ部材から
なり、そのパイプ部材の両端に夫々絞り加工を施すこと
により、入口部31aと出口部31bを形成している。
【0035】上記構成の分流器では、入口管32から流
入した気液二相流の冷媒は、本体31内の気液分離室3
0において、矢印R31の方向に流れて、出口部31b
近傍で矢印R32のように旋廻流となり、出口部31b
近傍および気液分離室30の底部にかけて液が滞留し、
ガス冷媒は分離して気液分離室30の上部付近に滞留す
る。そして、上記接続部31cに接続された出口管34
に、ガスリッチ状態の冷媒が定常的に流れ込む。
【0036】この第3実施形態の室内ユニットも、第1
実施形態の室内ユニットと同様に室内ユニット内の限ら
れたスペースを有効に利用しながら、冷媒音を効果的に
低減することができる。
【0037】また、上記入口管32を本体31の入口部
31aに斜め下方に向かって挿入することによって、入
口管32から気液分離室30に流入した気液二相流の冷
媒は、最初に本体31の底部に当った後、底部に沿って
スムーズに出口部31b側に流れるので、冷媒の発泡が
抑えられ、効果的な気液分離が促進され、接続部31c
に接続された出口管34に液冷媒が流入するのを効果的
に防ぐことができる。
【0038】また、この第3実施形態の分流器は、パイ
プ部材の両端に絞り加工を施すことにより、入口部31
aと出口部31bを形成しているので、第2実施形態と
同様に分流器が容易且つ、少ない部品で製作でき、コス
トを低減できる。
【0039】(第4実施形態)図5(A)はこの発明の第4
実施形態の空気調和機の室内ユニットに用いられる分流
装置としての分流器の側面図を示し、図5(B)は図5(A)
の右側から見た図である。この分流器を用いる室内ユニ
ットは、第1実施形態の図1に示す室内ユニットと同様
の構成をしており、説明を省略する。
【0040】図5(A)に示すように、この分流器は、内
側に気液分離室40が形成され、両端に入口部41aと
出口部41bが設けられた円筒形状の本体41と、上記
本体41の上部かつ入口部41aと出口部41bとの間の
略中央よりも入口部41a寄りに設けられた接続部41
cとを有している。上記接続部41cに、小径の出口管4
4を介してキャピラリーチューブ4(図1に示す)を接続
している。上記本体41の入口部41aに入口管42の
出口部を挿入して固定すると共に、本体41の出口部4
1bに出口管43の入口部を挿入して固定している。上
記本体41は一体の大径パイプ部材からなり、その大径
パイプ部材の両端の上側で、入口管42,出口管43が
挿入される部分以外の部位(図5(A)の51,52)をピン
チ加工した後、ロウ付けにより接合して入口部41aと
出口部41bを形成している。したがって、図5(B)に示
すように、本体41の中央の断面形状は略楕円形をして
いる。
【0041】上記構成の分流器では、入口管42から流
入した気液二相流の冷媒は、本体41内の気液分離室4
0において、矢印R41の方向に流れて、出口部41b
近傍で矢印R42のように旋廻流となり、出口部41b
近傍および気液分流室40の底部にかけて液が滞留し、
ガス冷媒は分離して気液分離室40の上部付近に滞留す
る。そして、上記接続部41cに接続された出口管44
に、ガスリッチ状態の冷媒が定常的に流れ込む。
【0042】この第4実施形態の室内ユニットも、第1
実施形態の室内ユニットと同様に室内ユニット内の限ら
れたスペースを有効に利用しながら、冷媒音を効果的に
低減することができる。
【0043】また、この第4実施形態の分流器は、パイ
プ部材の両端にピンチ加工を施すことにより、入口部4
1aと出口部41bを形成しているので、第2,第3実
施形態と同様に分流器が容易且つ、少ない部品で製作で
き、コストを低減できる。
【0044】(第5実施形態)図6(a)はこの発明の第5
実施形態の空気調和機の室内ユニットに用いられる分流
装置としての分流器の平面図を示し、図6(b)は側面図
を示す図である。この分流器を用いる室内ユニットは、
第1実施形態の図1に示す室内ユニットと同様の構成を
しており、説明を省略する。
【0045】図6(b)に示すように、この分流器は、内
側に気液分離室60が形成され、側面の両側に入口部6
1aと出口部61bが設けられた円筒形状の本体61と、
上記本体61の上部に設けられた接続部61cとを有し
ている。上記接続部61cに、小径の出口管64を介し
てキャピラリーチューブ4(図1に示す)を接続してい
る。
【0046】上記本体61の入口部61aに入口管62
の出口部を挿入して固定すると共に、本体61の出口部
61bに出口管63の入口部を挿入して固定している。
上記入口管62の他端が第1熱交換器1(図1に示す)に
接続され、出口管63の他端が開閉弁3(図1に示す)に
接続されている。また、上記本体61は、パイプ部材と
そのパイプ部材の両端を塞ぐ2つの円板65,66から
なり、その円板66に接続部61cを配置している。
【0047】上記構成の分流器では、除湿運転時、入口
管62から流入した気液二相流の冷媒は、本体61内の
気液分離室60において、矢印R61の方向に流れて、
気液分離室60の下側で旋廻流となって液が滞留し、ガ
ス冷媒は分離して気液分離室60の上部付近に滞留す
る。そして、上記接続部61cに接続された出口管64
には、ガスリッチ状態の冷媒が定常的に流れ込む。
【0048】したがって、この第5実施形態の室内ユニ
ットも、第1実施形態の室内ユニットと同様に室内ユニ
ット内の限られたスペースを有効に利用しながら、冷媒
音を効果的に低減することができる。
【0049】(第6実施形態)図7(a)はこの発明の第6
実施形態の空気調和機の室内ユニットに用いられる分流
装置としての分流器の平面図を示し、図7(b)は側面図
を示す図である。この分流器を用いる室内ユニットは、
第1実施形態の図1に示す室内ユニットと同様の構成を
しており、説明を省略する。
【0050】図7(b)に示すように、この分流器は、内
側に気液分離室70が形成され、下端に入口部71aが
設けられ、上端に出口部71bが設けられた円筒形状の
本体71と、上記本体71の上側側面に設けられた接続
部71cとを有している。上記接続部71cに、小径の出
口管74を介してキャピラリーチューブ4(図1に示す)
を接続している。
【0051】上記本体71の入口部71aに入口管72
の出口部を挿入して固定すると共に、本体71の出口部
71bに出口管73の入口部を挿入して固定している。
上記入口管72の他端が第1室内熱交換器1(図1に示
す)に接続され、出口管73の他端が開閉弁3(図1に示
す)に接続されている。また、上記本体71は、パイプ
部材とそのパイプ部材の両端を塞ぐ2つの円板75,7
6からなり、その円板66,76に入口部71a, 出口部
72aを夫々配置している。
【0052】上記構成の分流器では、除湿運転時、入口
管72から流入した気液二相流の冷媒は、本体71内の
気液分離室70において、矢印R71の方向に流れる
が、気液分離室70の下側で旋廻流となって液が滞留
し、ガス冷媒は分離して気液分離室70の上部付近に滞
留する。そして、上記接続部71cに接続された出口管
74には、ガスリッチ状態の冷媒が定常的に流れ込む。
【0053】したがって、この第5実施形態の室内ユニ
ットも、第1実施形態の室内ユニットと同様に冷媒音を
効果的に低減することができる。
【0054】上記第1〜第6実施形態では、空気調和機
の室内ユニットについて説明したが、この発明の空気調
和機はこれに限らず、室外ユニット等に適用してもよ
い。
【0055】また、上記第1〜第3,第5,第6実施形態
では、分流器の本体11,21,31,61,71の直径を
18mm,全長を45mmとしている。なお、第4実施
形態では、分流器の本体41の全長を45とし、第1〜
第3,第5,第6実施形態の分流器の本体11,21,3
1,61,71と同等の容積が得られる形状寸法としてい
る。このような分流器は、小型化が進む室内ユニット内
の限られたスペースに配置できる程度の大きさであるに
も関わらず、この発明の空気調和機によれば、顕著な消
音効果が得られる。
【0056】また、上記第1〜第4実施形態では、キャ
ピラリーチューブ4が接続される接続部11c(21c,3
1c,41c)を含む分流器の直角断面において、分流器の
中心点と接続部11c(21c,31c,41c)とを結ぶ直線
と鉛直線とのなす角度が±60°の範囲内になるよう
に、接続部11c(21c,31c,41c)を本体11(21,
31,41)の上部に設けることが望ましい。
【0057】また、上記第1〜第4実施形態では、分流
器の本体11(21,31,41)の上部に設けられた接続
部11c(21c,31c,41c)は、入口部11a(21a,3
1a,41a)と出口部11b(21b,31b,41b)との間の
中央よりも上流側(入口側)に設けるのが望ましい。それ
によって、出口側に滞留する液冷媒が接続部11c(21
c,31c,41c)に接続された出口管14(24,34,4
4)に流れ込み難くできる。
【0058】なお、この発明の空気調和機では、分流器
の上下方向を保った状態で空気調和機内に配置すること
により、確実な気液分離効果が得られる。
【0059】また、上記実施例では、絞り部は、キャピ
ラリーチューブと小径の出口管とから成っているが、キ
ャピラリーチューブ単体でも良い。
【0060】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、入口と出口を有する第1熱交換器
と、入口と出口を有する第2熱交換器と、上記第1熱交
換器と第2熱交換器の間に設けられ、異なる流通抵抗値
を有する複数の冷媒通路を有する分流回路装置を具備し
た空気調和機において、上記分流回路装置を、上記第1
熱交換器の出口からの冷媒を上記複数の冷媒通路へ分流
させる分流装置と、第2熱交換器の入口に接続され、上
記分流装置により分流された冷媒通路からの冷媒を合流
させる合流装置と、上記分流装置と合流装置を接続し、
かつ途中に開閉弁を有する流通抵抗の小なる主回路と、
上記主回路とは並列に配置され、上記分流装置と合流装
置を接続するキャピラリーチューブ等の絞りより構成
し、上記絞りの入口端を、上記分流装置の気相内に開口
したものである。
【0061】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、除湿運転時、上記分流装置(絞りの上流側)
に、第1熱交換器1により凝縮した気液二相流の冷媒が
流入しても、分流装置内部の気相内において、下側に液
冷媒が滞留し、分流装置に設けられた接続部からキャピ
ラリーチューブ等の絞りにガスリッチ状態の冷媒が定常
的に流れ込むので、異音が発生せず、冷媒音を効果的に
低減することができる。
【0062】また、請求項2の発明の空気調和機によれ
ば、請求項1の空気調和機において、上記分流装置は、
気相及び液相状態にある冷媒を貯留する本体と、上記第
1熱交換器の出口に接続され、上記本体内に開口した入
口部と、上記主回路の一端が接続された出口部と、上記
絞りの入口が接続された接続部を具備しているので、少
ない部品点数で分流器を容易に製造でき、コストを低減
することができる。
【0063】また、請求項3の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2の空気調和機において、上記本体のキャピ
ラリーチューブ等の絞りが接続された接続部が本体の長
手方向の中央部よりも冷房時および除湿時の上記入口部
側に位置するので、本体の気液分離室の下側かつ出口側
に滞留する液冷媒の接続部への流入を効果的に防止する
ことができる。
【0064】また、請求項4の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2または3の空気調和機において、上記分流
装置の冷房時および除湿時の上記入口部に接続された管
は、上記本体の中心軸に対して接続部から離れるように
斜め下方に挿入し、この挿入した管の先端が本体の内部
底面に接するように接続されることによって、上記入口
部に接続された管から本体内部に流入した冷媒は、本体
内部の底面に沿ってスムーズに下側を流れ、冷媒の発泡
を抑えるので、上記接続部からキャピラリーチューブ等
の絞りに液冷媒が流入するのを効果的に防ぐことができ
る。
【0065】また、請求項5の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2の空気調和機において、上記本体はパイプ
部材から成り、その本体の入口部および出口部の一部を
ピンチ加工し、さらにその部分を溶接接合したので、少
ない部品点数で分流器を容易に製造でき、コストを低減
することができる。
【0066】また、請求項6の発明の空気調和機によれ
ば、請求項2乃至5のいずれか1つの空気調和機におい
て、上記本体の入口部および出口部を本体の各両端の下
部に設けたことによって、本体の気液分離室の下側に液
冷媒が溜まりやすくなるため、上記接続部からキャピラ
リーチューブ等の絞りへの液冷媒の流入を効果的に防止
することができる。
【0067】また、請求項7の発明の空気調和機は、請
求項1の空気調和機において、上記分流装置には、その
内部に縦長の気液分離室を形成し、気液分離室の下端に
冷房時および除湿時の入口管出口と出口管入口を設けた
本体と、本体に上記絞りを接続する接続部を有し、上記
絞りの入口端を気液分離室の気相側に開口したものであ
る。
【0068】したがって、請求項7の発明の空気調和機
によれば、除湿運転時、上記分流装置(絞りの上流側の
分流器)に、第1熱交換器1を介して気液二相流の冷媒
が流入しても、分流装置の本体の気液分離室において、
下側に液冷媒が滞留し、上部にガス冷媒が滞留し、分流
装置本体の上側に設けられた接続部からキャピラリーチ
ューブ等の絞りにガスリッチ状態の冷媒が流れ込むの
で、異音が発生せず、冷媒音を効果的に低減することが
できる。また、縦長のスペースを有効に利用できる。
【0069】また、請求項8の発明の空気調和機によれ
ば、冷房時および除湿時の入口管出口の位置の高さより
も出口管入口の位置の高さを低くしたことによって、キ
ャピラリーチューブ等の絞り側に冷媒を流さない冷房運
転を行う場合も、上記分流器の入口管の流入口と出口管
の流出口が液冷媒中に没するので、液冷媒とガス冷媒が
上記出口管に交互に且つ不定期に流れ込むことによる異
音が発生しない。また、縦長のスペースを有効に利用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機
の室内ユニットの要部の回路図である。
【図2】 図2(A)は上記室内ユニットの分流器の側面
図を示し、図2(B)は図2(A)の右側から見た図である。
【図3】 図3(A)はこの発明の第2実施形態の空気調
和機の室内ユニットの分流器の側面図を示し、図3(B)
は図3(A)の右側から見た図である。
【図4】 図4(A)はこの発明の第3実施形態の空気調
和機の室内ユニットの分流器の側面図を示し、図4(B)
は図4(A)の右側から見た図である。
【図5】 図5(A)はこの発明の第4実施形態の空気調
和機の室内ユニットの分流器の側面図を示し、図5(B)
は図5(A)の右側から見た図である。
【図6】 図6(a)はこの発明の第5実施形態の空気調
和機の室内ユニットの分流器の平面図を示し、図6(b)
はこの発明の第5実施形態の室内ユニットの分流器の側
面図を示す図である。
【図7】 図7(a)はこの発明の第6実施形態の空気調
和機の室内ユニットの分流器の平面図を示し、図7(b)
はこの発明の第6実施形態の空気調和機の室内ユニット
の分流器の側面図である。
【図8】 図8は従来の室内ユニットと室外ユニットと
を有する空気調和機の冷媒回路の構成図である。
【符号の説明】
1…第1室内熱交換器、 2…分流器、 3…開閉弁、 4…キャピラリーチューブ、 5…分流器、 6…第2室内熱交換器、 10,20,30,40,50,60…気液分離室、 11,21,31,41,51,61…本体、 11a,21a,31a,41a,51a,61a…入口部、 11b,21b,31b,41b,51b,61b…出口部、 11c,21c,31c,41c,51c,61c…接続部、 12,22,32,42,52,62…入口管、 13,23,33,43,53,63…出口管、 14,24,34,44,54,64…小径の出口管、 15,16,65,66,75,76…円板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 泰 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 逆瀬川 敏隆 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口を有する第1熱交換器と、入
    口と出口を有する第2熱交換器と、上記第1熱交換器と
    上記第2熱交換器の間に設けられ、異なる流通抵抗値を
    有する複数の冷媒通路を有する分流回路装置を具備した
    空気調和機において、 上記分流回路装置を、上記第1熱交換器の出口からの冷
    媒を上記複数の冷媒通路へ分流させる分流装置と、上記
    第2熱交換器の入口に接続され、上記分流装置により分
    流された冷媒通路からの冷媒を合流させる合流装置と、
    上記分流装置と上記合流装置を接続し、かつ途中に開閉
    弁を有する流通抵抗の小なる主回路と、上記主回路とは
    並列に配置され、上記分流装置と上記合流装置を接続す
    る絞りより構成し、 上記絞りの入口端を、上記分流装置の気相内に開口した
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記分流装置は、気相及び液相状態にあ
    る冷媒を貯留する本体と、上記第1熱交換器の出口に接
    続され、上記本体内に開口した入口部と、上記主回路の
    一端が接続された出口部と、上記絞りの入口が接続され
    た接続部を具備していることを特徴とする請求項1に記
    載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記本体(11〜41)の上記絞り(4)が
    接続された上記接続部(11c〜41c)は、上記本体
    (11〜41)の長手方向の中央部よりも冷房時および除
    湿時の入口部側に位置することを特徴とする、請求項2
    に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記分流装置の冷房時および除湿時の上
    記入口部(31a)に接続された管は、上記本体(31)の
    中心軸に対して接続部(31c)から離れるように斜め下
    方に挿入し、この挿入した管の先端が上記本体(31)の
    内部底面に接するように接続されたことを特徴とする、
    請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 上記本体(41)はパイプ部材から成り、
    その本体(41)の上記入口部(41a)および上記出口部
    (41b)の一部をピンチ加工し、さらにその部分を溶接
    接合したことを特徴とする、請求項2に記載の空気調和
    機。
  6. 【請求項6】 上記本体(11〜41)の上記入口部(1
    1a〜41a)および上記出口部(11b〜41b)を、
    上記本体(11〜41)の各両端の下部に設けたことを特
    徴とする、請求項2乃至請求項5のいずれか1つに記載
    の空気調和機。
  7. 【請求項7】 上記分流装置には、その内部に縦長の気
    液分離室(70)を形成し、その気液分離室(70)の下端
    に冷房時および除湿時の入口管出口と出口管入口を設け
    た本体(71)と、上記本体(71)に上記絞り(4)を接続
    する接続部(71c)を有し、上記絞り(4)の入口端を上
    記気液分離室(70)の気相側に開口したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の空記調和機。
  8. 【請求項8】 冷房時および除湿時の上記入口管出口の
    位置の高さよりも上記出口管入口の位置の高さを低くし
    たことを特徴とする、請求項7に記載の空気調和機。
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