JP2003240350A - 温水器 - Google Patents

温水器

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JP2003240350A
JP2003240350A JP2002039767A JP2002039767A JP2003240350A JP 2003240350 A JP2003240350 A JP 2003240350A JP 2002039767 A JP2002039767 A JP 2002039767A JP 2002039767 A JP2002039767 A JP 2002039767A JP 2003240350 A JP2003240350 A JP 2003240350A
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JP
Japan
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water
float
leakage
water heater
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002039767A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugita
信 杉田
Toshimasa Nakajima
敏政 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の使用においても、万一の漏水時に、
漏水検知器が確実に漏水を検出して無駄な沸き上げや漏
水事故を未然に防止できる温水器を提供する。 【解決手段】 貯湯タンク2下部を覆う底板9の排水口
18部に漏水を検出する漏水検知器10を設置した温水
器において、前記漏水検知器10は、上面に漏水入口1
2a、側面に漏水出口12bを有する容器状のケース1
1と、外周下部にフロート16を挿通したフロートスイ
ッチ15とで構成され、前記フロート16の動作最上点
(段部15b)より上部にゴミシャッター20を配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水器の漏水によ
る事故を未然に防止するように構成した温水器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アパート、マンション等の高層住
宅の普及が著しく、このような高層住宅の屋内に温水器
が設置される場合も多くなってきている。こうした状況
下で、温水器が長期間に亘り使用した場合、寿命的に見
て貯湯タンクや配管等の腐食から水漏れ事故が発生す
る。この対策として、温水器下部に漏水検知器を設け、
早期に漏水を検知して、ランプ、ブザー等の警報手段に
よりいち早くユーザーに報知し漏水事故を未然に防止し
ている。
【0003】以下、図4、図5、図6を用いて従来の温
水器の構成について説明する。図4は従来及び本発明の
対象となる温水器の概略構成図であり、図5は従来の温
水器の要部拡大断面図、図6は従来の温水器の漏水時の
要部拡大断面図である。1は温水器、2は下部に給水口
3、上部に給湯口4を有する貯湯タンク、5は貯湯タン
ク2内の下部に設けた発熱体、6は制御部、7はラン
プ、8はブザー、9は底板、10は底板9の後述する排
水口部に設置した漏水検知器である。前記漏水検知器1
0は、容器状のケース11と、外周下部にフロート16
を挿通したフロートスイッチ15とで構成されている。
前記ケース11は、上面に漏水入口12a、側面に前記
フロート16の動作最上点よりも上方に位置して漏水出
口12b、底部にドレン口13をそれぞれ有している。
フロートスイッチ15は、下部外周にフロート16の上
下移動を規制するストッパ15aと段部15bが設けら
れている。すなわち、段部15bが動作最上点となる。
14はドレンキャップ、17は漏水出口12bに接続さ
れた排水ホース、18は底板9の排水口、19は脚であ
る。
【0004】上記構成による従来の温水器の動作を説明
する。深夜電力を利用して発熱体5によって沸き上げる
温水器1は、昼間に使用できるだけのお湯を貯えておく
貯湯タンク2を有し、その貯湯タンク2の下部に設けた
給水口3より給水し、貯湯タンク2内のお湯を押し上げ
て上部の給湯口4より給湯する。
【0005】この温水器1は、長期間の使用に際して万
一、貯湯タンク2や配管等の腐食によって水漏れを生じ
た場合には、漏水は底板9の排水口18から漏水検知器
10の漏水入口12aを通りケース11内に導かれ、第
6図の如く一部はケース11内に貯まり、他は漏水出口
12bより排水ホース17を介して外部に排出される。
また、ケース11内に貯まった漏水によりフロート16
が押し上げられ、このフロート16の上昇をフロートス
イッチ15が感知し、制御部6に信号を送る。この信号
によりランプ7,ブザー8が警報を発し、ユーザーに知
らせる。なお、この警報は、ドレンキャップ14を外し
てドレン口13より漏水を排水することによりフロート
16が下降し、解除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、長期の使用の間に、底板9の上面に体
積したホコリやゴミ等が排水口18からケース11内に
侵入してフロート16上に堆積したり、ゴキブリ等の小
害虫が下水口から排水ホース17を通って侵入し、ケー
ス11内に巣を作ったりして、漏水が発生してもフロー
ト16の上昇動作が妨げられてしまうことがあった。こ
のため、警報が発せられず、早期の発見が遅れ、せっか
く沸き上げたお湯を無駄に捨てることとなり、通電時間
も長くなり、電気料金が高くなったり、漏水の量が徐々
に多くなり、漏水出口12bから排出できなくなって、
ついには底板9より溢れて漏水事故が発生してしまうと
言う問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、長期間の使用においても、万一の漏水時に、漏水
検知器が確実に検出して無駄な沸き上げや漏水事故を未
然に防止できる温水器を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、貯湯タンク下部を覆う底板の排水口部
に漏水を検出する漏水検知器を設置した温水器におい
て、前記漏水検知器は、上面に漏水入口を有し、側面に
漏水出口を有する容器状のケースと、外周下部にフロー
トを挿通したフロートスイッチとで構成され、前記フロ
ートの動作最上点より上部に、ゴミシャッターを配置し
たものである。
【0009】また、前記ゴミシャッターは、フロートス
イッチに一体に形成したものである。
【0010】また、前記ゴミシャッターは、フロートの
動作最上点より上部で、かつ漏水出口の下端近傍に位置
して配置したものである。
【0011】また、前記ゴミシャッターは、漏水出口に
向かって傾けて配置したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明によ
る温水器の実施の形態1を図面により説明する。図1は
本発明による温水器の実施の形態1を示す要部拡大断面
図であり、図2は漏水検出時の状態を示す同要部拡大断
面図である。図3はフロートスイッチの平面図である。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付し説明を省略
する。図1〜図3において、20はフロートスイッチ1
5の外周面に一体に形成したゴミシャッターで、多数の
細溝21が設けられている。このゴミシャッター20は
フロート16の段部15b(動作最上点)より上部に位
置して設けられており、かつケース11の漏水出口12
bの下端部近傍に位置するように配置されている。
【0013】以上のように構成された漏水検知器10を
温水器に設置したものについて、次にその動作を説明す
る。貯湯タンク2や配管等の腐食によって水漏れが生じ
た場合には、漏水は底板9の排水口18よりケース11
内に導かれる。このときゴミシャッター20にホコリ、
ゴミ等が堆積していると、漏水は該ゴミシャッター20
に堆積したホコリ、ゴミ等と共に漏水出口12bより排
水ホース17を通って外部の下水口へと排出される。ゴ
ミシャッター20に堆積していたホコリ、ゴミ等が除去
されると、漏水は細溝21を通過してケース11内に貯
まり、フロート16を押し上げる。そして、フロート1
6の上昇をフロートスイッチ15が感知し、制御部6に
信号を送る。この信号によりランプ7,ブザー8が警報
を発し、ユーザーに異常を知らせる。このように、実施
の形態1によれば、漏水検知器10はフロート16の段
部15b(動作最上点)より上部に位置して、水は通し
ホコリ、ゴミ等は通さないゴミシャッター20を設けて
いるため、長期使用しても、フロート16上にホコリ、
ゴミ等が堆積することがなく、フロート16の上昇動作
が妨げられることはない。また、ゴキブリ等の小害虫が
排水ホース17を通ってケース11内に侵入してもフロ
ート16の上下動作が妨げられることはないので、万一
の漏水時にも漏水検知器10が確実に漏水を検出して、
漏水を早期に発見でき、無駄な電力を使用せずにすみ、
漏水事故も未然に防止できる。
【0014】なお、上記実施の形態1においては、ゴミ
シャッター20は多数の細溝21を設けた構成のものに
ついて説明したが、このゴミシャッター20は多数の小
穴を設けた構成でもよく、要はホコリ、ゴミ、ゴキブリ
等を通さず漏水を通す構造であればよい。また、ゴミシ
ャッター20を金網状のもの、水のみを通す濾紙フィル
ター等によりフロートスイッチ15とは別部材で構成し
てもよい。さらに、ゴミシャッター20を漏水出口12
bに向けて傾斜させて設ければ、堆積したホコリ等をよ
りスムーズに排出することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、ホコリ、ゴミ等がフロート上に堆積することがな
く、万一の漏水時においても、フロートは確実に検出し
て漏水を早期に発見できるため、無駄な沸き上げや漏水
事故を未然に防止できる。
【0016】また、本発明の請求項2によれば、何ら部
品を追加する必要がなく、安価に実現できる。
【0017】また、本発明の請求項3によれば、ゴミシ
ャッター上に堆積したホコリ、ゴミ等を漏水と共に排出
することができる。
【0018】また、本発明の請求項4によれば、ゴミシ
ャッター上に堆積したホコリ、ゴミ等を漏水と共により
スムーズに排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による温水器の実施の形態1を示す要
部拡大断面図である。
【図2】 本発明による温水器の実施の形態1を示す漏
水時の要部拡大断面図である。
【図3】 本発明による温水器の実施の形態1を示すフ
ロートスイッチの平面図である。
【図4】 従来及び本発明の対象となる温水器の概略構
成図である。
【図5】 従来の温水器の要部拡大断面図である。
【図6】 従来の温水器の漏水時の要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 温水器、2 貯湯タンク、9 底板、10 漏水検
知器、12a 漏水入口、12b 漏水出口、15 フ
ロートスイッチ、15b 段部(動作最上点)、16
フロート、18 排水口、20 ゴミシャッター、21
細溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯タンク下部を覆う底板の排水口部に
    漏水を検出するフロート式の漏水検知器を設置した温水
    器において、前記漏水検知器は、上面に漏水入口を有
    し、側面に漏水出口を有する容器状のケースと、外周下
    部にフロートを挿通したフロートスイッチとで構成さ
    れ、前記フロートの動作最上点より上部にゴミシャッタ
    ーを配置したことを特徴とする温水器。
  2. 【請求項2】 前記ゴミシャッターは、フロートスイッ
    チと一体に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の温水器。
  3. 【請求項3】 前記ゴミシャッターは、フロートの動作
    最上点より上部で、かつ漏水出口の下端近傍に位置して
    配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    温水器。
  4. 【請求項4】 前記ゴミシャッターは、漏水出口に向か
    って傾けて配置されていることを特徴とする請求項3記
    載の温水器。
JP2002039767A 2002-02-18 2002-02-18 温水器 Pending JP2003240350A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051418A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温水器
JP2010051512A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Panasonic Corp サウナ装置
JP2016148576A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 三菱電機株式会社 漏水検知装置および給湯機

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