JP2003239406A - 建物の防水補助材 - Google Patents

建物の防水補助材

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 防水シート施工場所データ抽出手段1
1は、CADデータ4から防水シートの施工場所を検出
し、防水補助材施工場所データ抽出手段12は、CAD
データ4から防水補助材の施工場所を検出する。壁面図
データ抽出手段13は、防水シートや防水補助材を施工
するための壁面を検出し、壁面を正面から見た図に相当
するデータを抽出し、防水補助材輪郭決定手段14は、
防水補助材の輪郭を決定する。接合部材設計手段15
は、出来上がった防水補助材の切れ目を接合するための
接合部材を設計する。これにより、所定の材料をカッテ
ィングし、防水補助材を製造する。 【効果】 防水補助材は無駄な折り込みが無くなって、
どの部分も厚みが無駄に厚くならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造建築の壁面の
防水処理に利用される建物の防水補助材や防水補助材組
み立てキット等に関する。
【0002】
【従来の技術】木造建築では、建物の外壁を防水処理す
るために、防水性のシート状の下地材を全面に貼り付け
る。この下地材の上には、サイディンク等の外壁材を取
り付ける。屋根の部分も同様で、下地材を全面に貼り付
けた上に、屋根葺き材を施工する。下地材は所定の幅の
帯状のシートからなり、水の浸入を防ぐために隣り合う
下地材同士の間で一定の幅の重ね合わせ処理をしなが
ら、壁面に貼り付けられる。
【0003】図2は、従来の下地材施工部分の一例を示
す斜視図である。この図は、建物の二階の壁面19と一
階の屋根面20との境界部分を斜め上方から見た図であ
る。図に示すように、屋根面20の上面には、防水シー
ト21が、隣同士でオーバーラップ部22を形成しなが
ら貼り付けられている。壁面19と屋根面20とが交差
する境界24の部分を覆って水の浸入を防ぐために、防
水シート21は、壁面19の側の端を境界24の部分で
折り曲げて立ち上げるようにしている。また、屋根面2
0の稜線23の部分でも、防水のための重ね合わせ処理
をする。即ち、防水シート21は、境界24の部分で折
り曲げて立ち上げ処理をし、切れ目25を作った後稜線
23の部分で折り曲げて重ね合わせ処理をしている。
【0004】屋根面20は、この例では左右対称である
から、反対側の屋根面20でも防水シート21は同様の
処理が施される。壁面19の上では、防水シート21の
立ち上げ部分は稜線23の延長線上で一部重なり合う。
こうした複雑な重なり合い部分を機械的におさえつけて
防水性を確保するために、防水補助材10が使用され
る。防水補助材10の垂直部27は壁面19に密着し水
平部28は屋根面20に密着する。防水補助材10も、
屋根面20の稜線23から見たとき、左右対称の一対の
部材により構成される。稜線23の部分では、互いに重
なり合い、先端部29を形成している。いずれもまった
く対称の形状であるため、この図では同一の符号を付け
た。
【0005】防水補助材10は、防水シート21よりも
機械的強度の高い金属板やプラスチック板などにより構
成される。このように、建物の屋根面や外壁面は、建物
の構造上、複雑に交り合う。従って、屋根面や外壁面の
端や交差部分では、下地材を折り曲げたり立ち上げたり
して重なり合い部分を形成し、下地材の繋ぎ目からの漏
水を防止している。さらに、特に形状の複雑な部分に
は、下地材の固定と防水のために、特殊な形状の部材を
使用している(特開2001−098722号公報)。
以下この部材のことを防水補助材と呼ぶ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。防水補助材は、プラスチックや金属製のシートから
成る。建築現場での施工処理を簡便にするために、予め
所定の寸法形状に切断して現場に搬入する。これを建築
現場で指示書に従って折り曲げ加工している。しかしな
がら、複雑な折り曲げ加工作業は、現場作業者の負担に
なる。また、例えば、屋根面と外壁面の交差部分では、
屋根勾配にあわせてシートを折り曲げて、余剰部分を挟
み込むような処理を行なうので、屋根面や壁面に部分的
に膨らみができて、外壁材や瓦を平坦に施工する上での
妨げになっていた。
【0007】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、施工容易な建物の防水補助材や防水補助材組み立て
キットとその製造方法及び、これらを設計するためのコ
ンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は次の構成により
上記の課題を解決する。 〈構成1〉建物の壁面の設計に使用されたCADデータ
を解析して、建物の壁面を覆う防水シートの施工場所
と、建物の壁面の一部に固定する防水補助材の施工場所
とを決定する処理と、上記建物の壁面図に相当するデー
タを使用して、上記防水補助材の展開部品の輪郭を決定
する処理とをコンピュータに実行させる、建物の防水補
助材製造用プログラム。
【0009】〈構成2〉建物の壁面の設計に使用された
CADデータを利用してカッティングされた、建物の壁
面の一部に固定する防水補助材の展開部品と、上記展開
部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接合部材と
から成ることを特徴とする建物の防水補助材組み立てキ
ット。
【0010】〈構成3〉建物の壁面の設計に使用された
CADデータを利用してカッティングされた、建物の壁
面の一部に固定する防水補助材の展開部品と、上記展開
部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接合部材と
から成り、上記展開部品のうち一部の部品は、壁面の傾
斜が異なる場合であっても、共通の形状とされているこ
とを特徴とする建物の防水補助材組み立てキット。
【0011】〈構成4〉建物の壁面の設計に使用された
CADデータを利用してカッティングされた、建物の壁
面の一部に固定する防水補助材の展開部品を、上記展開
部品のそれぞれ対応する辺を接合することにより一体化
したことを特徴とする建物の防水補助材。
【0012】〈構成5〉建物の壁面の設計に使用された
CADデータを利用してカッティングされた、建物の壁
面の一部に固定する防水補助材の複数の展開部品が、そ
れぞれ 折り目を介して一体化されており、上記折り目
の部分に折れ線が印刷されていることを特徴とする建物
の防水補助材。
【0013】〈構成6〉建物の壁面の設計に使用された
CADデータを解析して、建物の壁面を覆う防水シート
の施工場所と、建物の壁面の一部に固定する防水補助材
の施工場所とを決定し、上記建物の壁面図に相当するデ
ータを使用して、上記防水補助材の展開部品の輪郭を決
定して、上記防水補助材の展開部品をカッティングし、
上記展開部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接
合部材とを組み合わせることを特徴とする防水補助材組
み立てキットの製造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は本発明の防水補助材の設計
システム具体例を示すブロック図である。図のシステム
は、コンピュータ1により制御される。このコンピュー
タ1は、パーソナルコンピュータあるいはワークステー
ション等から成る。コンピュータ1は、記憶装置3と演
算処理装置5を備える。記憶装置3や演算処理装置5
は、コンピュータに内蔵されていても外付けされていて
も構わない。記憶装置3にはCADデータ4が記憶され
ている。このCADデータ4は、建物の壁面の設計に使
用されたものである。演算処理装置5には、それぞれ、
次のような機能を持つ処理を、コンピュータに実行させ
るコンピュータプログラムがインストールされている。
【0015】防水シート施工場所データ抽出手段11
は、CADデータ4から防水シートの施工場所を検出し
その場所を特定するためのデータを抽出する機能を持
つ。防水補助材施工場所データ抽出手段12は、CAD
データ4から防水補助材の施工場所を検出しその場所を
特定するためのデータを抽出する機能を持つ。壁面図デ
ータ抽出手段13は、防水シートや防水補助材を施工す
るための壁面を検出し、壁面図(壁面を正面から見た
図)に相当するデータを抽出する機能を持つ。防水補助
材輪郭決定手段14は、防水シート施工場所データ抽出
手段11と防水補助材施工場所データ抽出手段12と壁
面図データ抽出手段13が抽出したデータを使用して、
該当箇所に取り付ける防水補助材の輪郭を決定する機能
を持つ。接合部材設計手段15は、出来上がった防水補
助材の切れ目を接合するための接合部材を設計する機能
を持つ。即ち、例えば、接合部材を粘着テープとすれ
ば、その必要寸法を計算する機能を持つ。
【0016】このほかに、コンピュータ1には、ディス
プレイ、キーボード、マウス、プリンタといったマンマ
シンインタフェース用ハードウエアが設けられている。
しかしながら、マンマシンインタフェース用ハードウエ
アは、全て既知のものを使用することができるので、図
示及び各機能の具体的な説明は省略する。また、インタ
フェース2には、図示しない任意のネットワーク等を通
じて、防水補助材カッティングマシン5と接合部材カッ
ティングマシン6とキット説明書データベース7とが接
続されている。
【0017】防水補助材カッティングマシン5は、防水
補助材輪郭決定手段14によって決定された輪郭データ
に基づいて、所定の材料をカッティングし、防水補助材
を製造する装置である。接合部材カッティングマシン6
は、接合部材設計手段15の設計した接合部材を、設計
通りの寸法にカッティングする装置である。キット説明
書データベース7は、防水補助材輪郭決定手段14や接
合部材設計手段15の演算処理結果に基づいて製造され
る防水補助材キットの、組み立て説明書を作成するため
に利用されるデータベースである。防水補助材の輪郭や
接合部材の形状はそのまま説明書の図面に取り込まれ
る。
【0018】図3の(a)は、防水補助材の設計対象と
なった建物の斜視図である。まず、CADデータを使用
して、建物の壁面全体に、所定の幅Wの防水シートを互
いにLだけオーバーラップするように敷き詰めるシミュ
レーションを実行する。防水シートの敷き詰め方は、図
2に示したとおりである。次に、互いに傾きの異なる3
以上の壁面の境界が集まったところや、その他、防水シ
ートの端を確実に押さえる必要がある場所に防水補助材
を配置するものとして、防水補助材の施工場所を決め
る。
【0019】建物の外壁も屋根面も、建物の壁面であ
る。図のように、建物70の横壁71や横壁72と屋根
73との境界面であって、壁面の境界が集まったところ
が候補になる。こうした防水補助材の施工場所について
は、一定の論理式を設けておき、自動的にこの場所に防
水補助材を施工するという結論を出すとよい。例えば、
横壁71と横壁72と屋根73が共有する部分が防水補
助材の施工場所に該当する。これは、各々の面の頂点の
座標であって、共通するものを検出すればよい。こうす
れば、A点とB点が検出できる。なお、屋根73は、屋
根の棟の部分を境にして南側と北側で傾斜が異なる。従
って、これらは互いに異なる面として扱うとよい。こう
すれば、C点が検出できる。
【0020】図3の(b)は演算処理装置の動作フロー
チャートである。まず、ステップS1でCADデータ4
を読む。防水シート施工場所データ抽出手段11と防水
補助材施工場所データ抽出手段12と壁面図データ抽出
手段13はそれぞれ、ステップS2で、防水補助材の施
工場所や輪郭を決定するためのデータを抽出する。ステ
ップS3で防水補助材輪郭決定手段14は、防水補助材
の輪郭を決定する。ステップS4で接合部材設計手段1
5は接合部材の設計をする。ステップS5で全ての防水
補助材について処理が終了したかどうかを判断する。処
理が終了していればステップS6に進む。ステップS6
では、防水補助材カッティングマシン5がカッティング
マシンを制御するためのカッティングデータを生成す
る。ステップS7ではキット説明書データベース7でキ
ット説明書データが生成される。次の図4で、防水補助
材の具体的な展開図の決定方法を説明する。
【0021】図4(a)は、展開図生成処理に使用する
壁面図、(b)は防水補助材の展開図と接合部材の平面
図である。防水補助材の施工場所が決まったら、防水補
助材の展開図を生成する。3つの壁面が交差している部
分で、防水補助材の展開図を作る場合には、図の(a)
のように各壁面の正面図を利用して、境界線から一定幅
の帯状部分を選択すればよい。この図の例は、図2を用
いて説明した防水補助材を、本発明の方法に適用したも
のである。この防水補助材は、垂直部31と水平部32
とを備える。折り目34を境にして、対称の形状の防水
補助材が一対使用される。
【0022】垂直部31と水平部32の合計2枚の展開
部品を、それぞれ対応する折り目33の部分で接合し
て、防水補助材30の展開部品が完成する。組み立ては
現場で行なうとよい。その場合には、展開部品のそれぞ
れ対応する辺を接合するための粘着テープのような接合
部材51を合わせて梱包し、キット形式で現場に搬入す
ればよい。もっとも、梱包が容易ならば、組み立てた後
で現場に搬入してもよい。折り目33と折り目34の部
分は、後で折り曲げることができるように、折れ線を入
れておく。折り目34は、屋根の棟の線と一致する。折
り目33の端部には切れ目35が形成されている。
【0023】切除線36は、屋根の傾斜に応じて変化す
る。即ち、傾斜角θは、屋根の傾きに応じて選定され
る。しかしながら、その他の部分は屋根の傾きにかかわ
らず共通である。防水補助材40は、防水補助材30と
ちょうど対称の形状をしている。垂直部41から切除線
46は、垂直部31から切除線36に対応する部分であ
る。接合部材51は、それぞれ、垂直部31と垂直部4
1の重なりあった部分を接着固定するために使用され
る。なお、接着固定する場所や固定方法は任意であり、
その方法によって、接合部材の形状や材料を適当に選べ
ばよい。また、複数の展開部品を相互に接着固定した状
態の防水補助材を、プレス加工等により一気に製造する
ようにしてもよい。
【0024】垂直部31と水平部32の各部品はそれぞ
れバラバラに切断され、折り目33の部分で粘着テープ
などの接合部材を用いて接合するようにしてもよい。こ
の場合には、施工現場における折り曲げ加工が不要にな
る。一方、図4に示した例のように、垂直部31と水平
部32とを連続させ、折り目33の部分で折り曲げるよ
うにすれば、折り曲げた部分の防水性が向上し、機械的
な強度も上がる。折り目33の部分における折り曲げ加
工が簡単にできるように、折り目33の部分に、プリン
タを用いて破線を印刷するとよい。なお、上記の例で
は、建物の壁面を正面から見た図を使用して防水補助材
の展開部品を設計したが、展開部品を作るために利用で
きる正面図、側面図等、任意の壁面図を使用してよい。
【0025】通常、現場では、防水補助材の切断加工は
しない。従って、余剰部分は重ね合わせたり折り曲げた
りする。しかしながら、何枚もの部材が重なりあった
り、折り曲げられたりすると、その部分の厚みが増加
し、壁材の施工に影響を及ぼすことがある。従って、防
水のために必要な最小限の重なり部分を除いて、予め工
場で切断をしておくことが望ましい。上記の方法によれ
ば、防水補助材は無駄な折り込みが無くなって、どの部
分も厚みが無駄に厚くならない。故に、防水シートと防
水補助材の上に取り付けられるサイディングや瓦の施工
が容易になる。
【0026】図5は、本発明の方法により製造された別
の防水補助材の例を示す説明図で、(a)は斜視図、
(b)は展開図である。図の防水補助材は、垂直部55
と傾斜部56を備える。垂直部55と傾斜部56は予め
別々に裁断されるが、境界線57の部分で折り曲げ可能
なように接合されている。接合方法は任意である。例え
ば粘着テープなどで接合する。垂直部55は、図3のB
点で、2階部分の横壁71と横壁72に密着する。傾斜
部56は屋根73に密着する。垂直部55と傾斜部56
とのなす角は屋根73の傾斜に従ってう。即ち、接辺6
1が垂直部55に接する線は、傾斜部56の傾斜によっ
て異なる。しかしながら、屋根73の傾斜にかかわらず
共通の部品が使用できる。
【0027】図の(b)に示すように、垂直部55の辺
58と傾斜部56の辺59とは図示しない接合部材で接
合される。接辺61が垂直部55と接する傾斜角62
は、水平片63に対し自由に選択することができる。な
お、接辺61と垂直部55とが接した部分は、防水のた
めに、接合部材によって接着される。いずれの場合にお
いても、無駄な折り目は生じないため、防水補助材の部
分で厚みの凹凸が少なくなる。特に、接辺51の部分で
は、従来、施工時に屋根の勾配に応じて垂直部55や接
辺61を折り込むようにしていたから、その施工作業も
複雑で、折り込み分が凹凸の原因になっていた。上記の
実施例ではこの点を解決できる。なお、本発明でいう防
水補助材には、上記の説明で紹介したもののほか、鉄板
により組み立てられて建物各部の防水や機械的保護に使
用される、谷樋などの屋根板金加工品も含まれるものと
する。
【0028】上記のデータ生成処理のために演算処理装
置にインストールされたコンピュータプログラムは、そ
れぞれ独立したプログラムモジュールを組み合わせて構
成してもよいし、全体を一体化したプログラムにより構
成してもよい。コンピュータプログラムにより制御され
る処理の全部または一部を同等の機能を備えるハードウ
エアで構成しても構わない。また、上記のコンピュータ
プログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組
み込んで使用してもよい。上記のような本発明を実現す
るためのコンピュータプログラムは、例えばCD−RO
Mのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記
録して、任意の情報処理装置にインストールして利用す
ることができる。また、ネットワークを通じて任意のコ
ンピュータのメモリ中にダウンロードして利用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水補助材の設計システム具体例を示
すブロック図である。
【図2】従来の下地材施工部分の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】(a)は、防水補助材の設計対象となった建物
の斜視図で、(b)は演算処理装置の動作フローチャー
トである。
【図4】(a)は、展開図生成処理に使用する壁面図、
(b)は防水補助材の展開図と接合部材の平面図であ
る。
【図5】本発明の方法により製造された別の防水補助材
の例を示す説明図で、(a)は斜視図、(b)は展開図
である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 インタフェース 3 記憶装置 4 CADデータ 5 防水補助材カッティングマシン 6 接合部材カッティングマシン 7 キット説明書データベース 10 防水補助材 11 防水シート施工場所データ抽出手段 12 防水補助材施工場所データ抽出手段 13 壁面図データ抽出手段 14 防水補助材輪郭決定手段 15 接合部材設計手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを解析して、建物の壁面を覆う防水シートの施工場
    所と、建物の壁面の一部に固定する防水補助材の施工場
    所とを決定する処理と、 前記建物の壁面図に相当するデータを使用して、前記防
    水補助材の展開部品の輪郭を決定する処理とをコンピュ
    ータに実行させる、建物の防水補助材製造用プログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを利用してカッティングされた、建物の壁面の一部
    に固定する防水補助材の展開部品と、 前記展開部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接
    合部材とから成ることを特徴とする建物の防水補助材組
    み立てキット。
  3. 【請求項3】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを利用してカッティングされた、建物の壁面の一部
    に固定する防水補助材の展開部品と、 前記展開部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接
    合部材とから成り、 前記展開部品のうち一部の部品は、壁面の傾斜が異なる
    場合であっても、共通の形状とされていることを特徴と
    する建物の防水補助材組み立てキット。
  4. 【請求項4】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを利用してカッティングされた、建物の壁面の一部
    に固定する防水補助材の展開部品を、 前記展開部品のそれぞれ対応する辺を接合することによ
    り一体化したことを特徴とする建物の防水補助材。
  5. 【請求項5】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを利用してカッティングされた、建物の壁面の一部
    に固定する防水補助材の複数の展開部品が、 それぞれ 折り目を介して一体化されており、前記折り
    目の部分に折れ線が印刷されていることを特徴とする建
    物の防水補助材。
  6. 【請求項6】 建物の壁面の設計に使用されたCADデ
    ータを解析して、建物の壁面を覆う防水シートの施工場
    所と、建物の壁面の一部に固定する防水補助材の施工場
    所とを決定し、前記建物の壁面図に相当するデータを使
    用して、前記防水補助材の展開部品の輪郭を決定して、
    前記防水補助材の展開部品をカッティングし、前記展開
    部品のそれぞれ対応する辺を接合するための接合部材と
    を組み合わせることを特徴とする防水補助材組み立てキ
    ットの製造方法。
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