JP2003238972A - 木質系バイオマスガス製造装置 - Google Patents
木質系バイオマスガス製造装置Info
- Publication number
- JP2003238972A JP2003238972A JP2002038129A JP2002038129A JP2003238972A JP 2003238972 A JP2003238972 A JP 2003238972A JP 2002038129 A JP2002038129 A JP 2002038129A JP 2002038129 A JP2002038129 A JP 2002038129A JP 2003238972 A JP2003238972 A JP 2003238972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- air
- combustion
- layer
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】エンジン発電機等を駆動するタール分の少ない
可燃性ガスを木質系バイオマスから連続製造すると共
に、木酢液回収と除去したタール分を再燃焼できる木質
系バイオマスガス製造装置を提供する。 【解決手段】チップ廃材等の木質系原料はガス発生炉１
の上部より投入され、燃焼層１−５において着火部材を
設けた空気吹き出し部材１−２から吹き出される燃焼用
加熱空気で酸化燃焼され、発生したガスは誘引部材１１
により下方にひかれ還元層１−６を通過しガス出口管１
−９を経由してサイクロン２で除塵し、空冷式ガス冷却
器３及び水冷式ガス冷却器５で水分及び木酢液を分離
し、除湿器９及びガスフィルター１０によりガスを浄化
しエンジン１２へ供給する。タール分が付着したフィル
ターは適宜取り外してガス発生炉へ原料と共に投入し焼
却する。
可燃性ガスを木質系バイオマスから連続製造すると共
に、木酢液回収と除去したタール分を再燃焼できる木質
系バイオマスガス製造装置を提供する。 【解決手段】チップ廃材等の木質系原料はガス発生炉１
の上部より投入され、燃焼層１−５において着火部材を
設けた空気吹き出し部材１−２から吹き出される燃焼用
加熱空気で酸化燃焼され、発生したガスは誘引部材１１
により下方にひかれ還元層１−６を通過しガス出口管１
−９を経由してサイクロン２で除塵し、空冷式ガス冷却
器３及び水冷式ガス冷却器５で水分及び木酢液を分離
し、除湿器９及びガスフィルター１０によりガスを浄化
しエンジン１２へ供給する。タール分が付着したフィル
ターは適宜取り外してガス発生炉へ原料と共に投入し焼
却する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は木質系バイオマスを
原料としたタール分の少ない、エンジンやボイラー燃料
用可燃性ガスの製造装置に関するものである。
原料としたタール分の少ない、エンジンやボイラー燃料
用可燃性ガスの製造装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】木質系バイオマスのエネルギー利用装置
としてはボイラーにより蒸気を製造し、タービンを駆動
し発電をすることが行われている。
としてはボイラーにより蒸気を製造し、タービンを駆動
し発電をすることが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来は上
記装置用に適する小型の蒸気タービンが市販されていな
いことや、タービンが高速回転機器であるが故に専任の
技術者を設置する必要がある等、小規模な需要に対して
の対応は実質的に不可能であった。又木質系バイオマス
ガス発生装置も研究されているがタール分の発生が多く
みられたり、燃焼用空気により与圧された容器へ原料の
連続供給機構を必要とし、簡単な構造の装置とすること
は困難であった。そのため本出願人はこれらの事情に鑑
みて、実験用のバイオマスガス発生装置を製作し送風量
や原料の燃焼方法を変えながら可燃性ガスの製造を種々
試みたが、結果的には煙とタールが多く有効な可燃性ガ
スが得られなかった。
記装置用に適する小型の蒸気タービンが市販されていな
いことや、タービンが高速回転機器であるが故に専任の
技術者を設置する必要がある等、小規模な需要に対して
の対応は実質的に不可能であった。又木質系バイオマス
ガス発生装置も研究されているがタール分の発生が多く
みられたり、燃焼用空気により与圧された容器へ原料の
連続供給機構を必要とし、簡単な構造の装置とすること
は困難であった。そのため本出願人はこれらの事情に鑑
みて、実験用のバイオマスガス発生装置を製作し送風量
や原料の燃焼方法を変えながら可燃性ガスの製造を種々
試みたが、結果的には煙とタールが多く有効な可燃性ガ
スが得られなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本出願人は上記課
題を解決するために、さらに鋭意研究を重ね本発明を創
案するに至ったものである。すなわち、以上のような問
題を解決するための本発明の装置は、小規模な用途にも
応えられるよう市販のエンジン発電機が駆動できたり、
ボイラー等の燃料用可燃性ガスが連続して製造できるも
ので、始動用の着火部材により点火後、燃焼空気の供給
と発生ガス誘引量のバランスをとり安定したガスを発生
させること、ガス発生炉を与圧しないものとし原料投入
が簡単にできること、ガス製造に伴い発生する木酢液を
回収し利用すること、又発生したタール分は紙や布等に
吸着させ、該紙や布等と共に再度ガス発生炉に戻し燃焼
することを特徴としている。
題を解決するために、さらに鋭意研究を重ね本発明を創
案するに至ったものである。すなわち、以上のような問
題を解決するための本発明の装置は、小規模な用途にも
応えられるよう市販のエンジン発電機が駆動できたり、
ボイラー等の燃料用可燃性ガスが連続して製造できるも
ので、始動用の着火部材により点火後、燃焼空気の供給
と発生ガス誘引量のバランスをとり安定したガスを発生
させること、ガス発生炉を与圧しないものとし原料投入
が簡単にできること、ガス製造に伴い発生する木酢液を
回収し利用すること、又発生したタール分は紙や布等に
吸着させ、該紙や布等と共に再度ガス発生炉に戻し燃焼
することを特徴としている。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の装置の構成を示すブロック図
で、ガス発生炉１により発生したガスをサイクロン２で
除塵し、空冷式ガス冷却器３及び水冷式ガス冷却器５で
水分、木酢液を冷却分離し、除湿器９及びガスフィルタ
ー１０によりガスを浄化しエンジン１２へ供給する。
で、ガス発生炉１により発生したガスをサイクロン２で
除塵し、空冷式ガス冷却器３及び水冷式ガス冷却器５で
水分、木酢液を冷却分離し、除湿器９及びガスフィルタ
ー１０によりガスを浄化しエンジン１２へ供給する。
【０００６】図２はガス発生炉１の詳細を示すもので、
原料投入用のホッパー１−１と円筒形の容器及び耐火断
熱材１−８により構成されている。ガス発生炉１の上部
よりチップ廃材等の木質系原料を投入し燃焼層１−５で
酸化燃焼、還元層１−６を高温ガスが通過することによ
り底部の火格子１−３からガス出口管１−９を経由して
ガスを取り出す。Ｘ、Ｙは夫々未燃焼層と燃焼層、燃焼
層と還元層の境界を示す
原料投入用のホッパー１−１と円筒形の容器及び耐火断
熱材１−８により構成されている。ガス発生炉１の上部
よりチップ廃材等の木質系原料を投入し燃焼層１−５で
酸化燃焼、還元層１−６を高温ガスが通過することによ
り底部の火格子１−３からガス出口管１−９を経由して
ガスを取り出す。Ｘ、Ｙは夫々未燃焼層と燃焼層、燃焼
層と還元層の境界を示す
【０００７】ガスの流れは誘引部材１１によりガス出口
管１−９が負圧となっていることで燃焼層１−５で発生
したガスは常に下方に引かれる。燃焼用空気の供給は送
風部材４から空冷式ガス冷却器３で熱交換し、加熱空気
入口管１−１０よりガス発生炉１の燃焼層１−５へ導か
れ空気吹き出し部材１−２から放出される。
管１−９が負圧となっていることで燃焼層１−５で発生
したガスは常に下方に引かれる。燃焼用空気の供給は送
風部材４から空冷式ガス冷却器３で熱交換し、加熱空気
入口管１−１０よりガス発生炉１の燃焼層１−５へ導か
れ空気吹き出し部材１−２から放出される。
【０００８】空気吹き出し部材１−２は水平方向に空気
を吹き出すよう放射状に複数の小孔が窄設されあり、ガ
ス出口管１−９の負圧による燃焼層１−５の下方へのガ
ス流との流量を調整することにより燃焼層１−５へ均等
に燃焼用加熱空気を与えることができ供給原料を１００
０℃程度の温度で安定した燃焼をさせることができる。
必要に応じて吹き出し部材１−２の小孔は数を増やして
も構わない。
を吹き出すよう放射状に複数の小孔が窄設されあり、ガ
ス出口管１−９の負圧による燃焼層１−５の下方へのガ
ス流との流量を調整することにより燃焼層１−５へ均等
に燃焼用加熱空気を与えることができ供給原料を１００
０℃程度の温度で安定した燃焼をさせることができる。
必要に応じて吹き出し部材１−２の小孔は数を増やして
も構わない。
【０００９】空気吹き出し部材１−２の下部に耐熱絶縁
用の磁器にニクロム線１−１３を巻いた着火部材を取り
付け、装置を始動する時に燃焼層１−５内の供給原料に
着火する。着火部材は空気吹き出し部材１−２より小径
とし、原料の落下移送下手側に位置することで空気吹き
出し部材１−２により遮蔽され、長期間損傷なく使用す
ることができる。印加電圧は変圧器１−１１により１２
Ｖ程度の低圧に変圧し１次側の回路と絶縁する。尚、図
例では空気吹き出し部材及び着火部材は１個表示してあ
るが、必要に応じて複数個配置しても良い。
用の磁器にニクロム線１−１３を巻いた着火部材を取り
付け、装置を始動する時に燃焼層１−５内の供給原料に
着火する。着火部材は空気吹き出し部材１−２より小径
とし、原料の落下移送下手側に位置することで空気吹き
出し部材１−２により遮蔽され、長期間損傷なく使用す
ることができる。印加電圧は変圧器１−１１により１２
Ｖ程度の低圧に変圧し１次側の回路と絶縁する。尚、図
例では空気吹き出し部材及び着火部材は１個表示してあ
るが、必要に応じて複数個配置しても良い。
【００１０】図３は空冷式及び水冷式の同じ構造をした
ガス冷却器３、５を示す詳細図である。ガス冷却器は円
筒形の容器に熱交換用配管３−１を組み込み空気又は水
と熱交換をするようにしたものである。ガスはガス入口
管３−２より入り熱交換用配管３−１を経由し、ガス出
口管３−３へ流れる。冷却用の空気又は水は空気・水入
口管３−４より入り容器内で熱交換し出口管３−５より
排出される。水冷式冷却器５でガスから熱を吸収した水
は放熱器６で大気へ熱を廃棄した後、冷却水循環ポンプ
７で再び水冷式冷却器５へ循環する。
ガス冷却器３、５を示す詳細図である。ガス冷却器は円
筒形の容器に熱交換用配管３−１を組み込み空気又は水
と熱交換をするようにしたものである。ガスはガス入口
管３−２より入り熱交換用配管３−１を経由し、ガス出
口管３−３へ流れる。冷却用の空気又は水は空気・水入
口管３−４より入り容器内で熱交換し出口管３−５より
排出される。水冷式冷却器５でガスから熱を吸収した水
は放熱器６で大気へ熱を廃棄した後、冷却水循環ポンプ
７で再び水冷式冷却器５へ循環する。
【００１１】ガス冷却器３、５内で燃焼ガスが冷却され
ると水分及び木酢液ができ容器の下部に溜まる。容器内
は大気圧に対し負圧となっているため容器の下部に設け
た水・木酢液出口管３−６から吸引ポンプ８により液を
抽出する。配管には逆止弁（図示省略）を設け吸引ポン
プ停止時の逆流を防止する。ポンプは空冷式ガス冷却器
３と水冷式ガス冷却器５に別々としても構わない。
ると水分及び木酢液ができ容器の下部に溜まる。容器内
は大気圧に対し負圧となっているため容器の下部に設け
た水・木酢液出口管３−６から吸引ポンプ８により液を
抽出する。配管には逆止弁（図示省略）を設け吸引ポン
プ停止時の逆流を防止する。ポンプは空冷式ガス冷却器
３と水冷式ガス冷却器５に別々としても構わない。
【００１２】図４はガスフィルター１０の詳細図であ
る。機密性を持ち脱着できる蓋１０−２があるガスフィ
ルター容器１０−１と、薄紙や布等を巻き付けた内容器
１０−３により構成されている。内容器１０−３はガス
フィルター容器１０−１に容易に脱着可能となってい
て、脱着用のねじ部１０−６が下部にある円筒で外周に
網１０−４がはられており、その周囲に薄紙や布等の通
気性を有するフィルター１０−５を巻きつけられるよう
になっている。
る。機密性を持ち脱着できる蓋１０−２があるガスフィ
ルター容器１０−１と、薄紙や布等を巻き付けた内容器
１０−３により構成されている。内容器１０−３はガス
フィルター容器１０−１に容易に脱着可能となってい
て、脱着用のねじ部１０−６が下部にある円筒で外周に
網１０−４がはられており、その周囲に薄紙や布等の通
気性を有するフィルター１０−５を巻きつけられるよう
になっている。
【００１３】ガス入口管１０−７より流入したガスは内
容器１０−３を通過する時、フィルター１０−５にター
ル分を吸着されガス出口管１０−８から誘引部材１１を
経由して取り出す。タール分が付着したフィルター１０
−５を適宜に取り外しガス発生炉１へ原料と共に投入し
焼却する。
容器１０−３を通過する時、フィルター１０−５にター
ル分を吸着されガス出口管１０−８から誘引部材１１を
経由して取り出す。タール分が付着したフィルター１０
−５を適宜に取り外しガス発生炉１へ原料と共に投入し
焼却する。
【００１４】図５、図６はガス発生炉１内に組み込んだ
攪拌送り込み部材の詳細である。毎分１〜５回転程度の
減速モーター１−２０に接続されたクランク軸１−２１
とクランク軸１−２１の回転により上下動するアーム１
−２２と、アーム１−２２に取り付けた攪拌棒１−２３
から構成されている。そして減速モーター１−２０は図
外制御機構により正転及び逆転を交互に且つ間欠的に繰
り返すようにしてある。
攪拌送り込み部材の詳細である。毎分１〜５回転程度の
減速モーター１−２０に接続されたクランク軸１−２１
とクランク軸１−２１の回転により上下動するアーム１
−２２と、アーム１−２２に取り付けた攪拌棒１−２３
から構成されている。そして減速モーター１−２０は図
外制御機構により正転及び逆転を交互に且つ間欠的に繰
り返すようにしてある。
【００１５】還元層１−６の物質がガス化し体積が減る
と燃焼層１−５が下方へ移動し還元層１−６となり、上
部の未燃焼層１−４の原料が燃焼層１−５に順次移動す
る。安定した燃焼を継続するため内部に空洞ができない
ように上記攪拌送り込み部材で原料を攪拌しながら下方
へ押し込む。
と燃焼層１−５が下方へ移動し還元層１−６となり、上
部の未燃焼層１−４の原料が燃焼層１−５に順次移動す
る。安定した燃焼を継続するため内部に空洞ができない
ように上記攪拌送り込み部材で原料を攪拌しながら下方
へ押し込む。
【００１６】しかるに本装置により実験をしてみると、
チップ廃材を原料として製造したガスは極めて清浄で直
接燃焼においては青色無煙の炎となった。市販のガソリ
ンエンジン発電機（出力１，５００Ｗ）にガスと空気を
混合して供給し発電をすると、本装置の運転に必要な電
力を賄った上に５００Ｗ以上の余剰電力を得ることがで
きた。又、エンジンの排気ガスも無色高温でほとんど無
臭であった。二酸化炭素は排出するものの化石燃料に依
存しない再生可能エネルギーであるバイオマスのエネル
ギー利用として、地球温暖化防止に貢献できるものと確
信している。
チップ廃材を原料として製造したガスは極めて清浄で直
接燃焼においては青色無煙の炎となった。市販のガソリ
ンエンジン発電機（出力１，５００Ｗ）にガスと空気を
混合して供給し発電をすると、本装置の運転に必要な電
力を賄った上に５００Ｗ以上の余剰電力を得ることがで
きた。又、エンジンの排気ガスも無色高温でほとんど無
臭であった。二酸化炭素は排出するものの化石燃料に依
存しない再生可能エネルギーであるバイオマスのエネル
ギー利用として、地球温暖化防止に貢献できるものと確
信している。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され着火部材
により着火し、ホッパーにコンベア等の適宜な手段で原
料の供給を連続して行うことで、請求項１による燃焼部
への加熱空気の送り込みと、請求項２による清浄化で可
燃性ガスを安価で安定的に取り出すことができ、エンジ
ンやボイラーの燃料として使用することで木質系バイオ
マスをエネルギーとして活用することができる。又、抽
出した水分、木酢液は精製することにより農業用の資材
として使用できるものとなる。
により着火し、ホッパーにコンベア等の適宜な手段で原
料の供給を連続して行うことで、請求項１による燃焼部
への加熱空気の送り込みと、請求項２による清浄化で可
燃性ガスを安価で安定的に取り出すことができ、エンジ
ンやボイラーの燃料として使用することで木質系バイオ
マスをエネルギーとして活用することができる。又、抽
出した水分、木酢液は精製することにより農業用の資材
として使用できるものとなる。
【図１】木質系バイオマスガス製造装置の構成を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】ガス発生炉の構造を示した説明図である。
【図３】ガス冷却器の構造を示した説明図である。
【図４】ガスフィルターの構造を示した説明図である。
【図５】ガス発生炉内の攪拌送り込み部材の構造を示し
た説明図（正面図）である。
た説明図（正面図）である。
【図６】ガス発生炉内の攪拌送り込み部材の構造を示し
た説明図（側面図）である。
た説明図（側面図）である。
Ａ 燃焼空気用配管
Ｇ 可燃性ガス用配管
Ｍ 水・木酢液用配管
Ｗ 冷却水用配管
Ｘ 未燃焼層と燃焼層の境界を図示
Ｙ 燃焼層と還元層の境界を図示
１ ガス発生炉
１−２ 空気吹き出し部材
１−４ 未燃焼層
１−５ 燃焼層
１−６ 還元層
１−９ ガス出口管
３ 空冷式ガス冷却器
４ 送風部材
５ 水冷式ガス冷却器
８ 吸引ポンプ
１０ ガスフィルター
１１ 誘引部材
１２ エンジン
Claims (2)
- 【請求項１】木質系バイオマス原料からエンジンやボイ
ラー等の燃料として使用できる可燃性ガスを製造する、
上部より原料を供給し中央部に燃焼層、下部に還元層及
びガス出口管から成る縦形のガス発生炉において （１）燃焼層への空気供給用送風部材と、還元層で発生
したガスを誘引しエンジンやボイラー等に供給する誘引
部材を設けること、（２）空気供給用送風部材で供給さ
れる燃焼用加熱空気を、燃焼層内で水平方向に且つ放射
状に吹き出す空気吹き出し部材を設けて原料を均一に燃
焼させること（３）空気吹き出し部材の下部に着火部材
を設けること、（４）投入した原料を燃焼層へ安定的に
供給するための攪拌送り込み部材を設けることを特徴と
するバイオマスガス製造装置。 - 【請求項２】還元層及びガス出口管から発生する高温の
可燃性ガスを冷却器で冷却し、ガスフィルターで清浄化
してエンジンやボイラー等に供給する過程で（１）冷却
により生じた水分、木酢液を抽出する吸引ポンプを冷却
器に連通して設けること、（２）ガス中に含まれるター
ル分を吸着除去するためのフィルターに通気性を有する
薄紙や布等を使用し、タール分吸着後の薄紙や布は原料
と共にガス発生炉で燃焼し、廃棄物としないことを特徴
とする木質系バイオマスガス製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002038129A JP2003238972A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 木質系バイオマスガス製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002038129A JP2003238972A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 木質系バイオマスガス製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003238972A true JP2003238972A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27779521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002038129A Pending JP2003238972A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 木質系バイオマスガス製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003238972A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005179450A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Japan Science & Technology Agency | 木酢液抽出方法およびその装置 |
| JP2007510789A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-04-26 | アイティーアイ リミテッド | ガス化 |
| KR100742159B1 (ko) | 2006-04-04 | 2007-07-25 | 한국에너지기술연구원 | 바이오매스 가스화에 의한 열병합 발전방법 |
| JP2007186611A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Maywa Co Ltd | バイオマスのガス化焼成装置 |
| JP2007298225A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nitsushiyoo Kiko:Kk | ガス化燃焼装置 |
| CN102604681A (zh) * | 2011-10-25 | 2012-07-25 | 洛阳骏腾能源科技有限公司 | 生物质废弃资源热解碳气化综合转化利用系统及方法 |
| CN103074121A (zh) * | 2011-10-26 | 2013-05-01 | 洛阳骏腾能源科技有限公司 | 生物质废弃资源热解碳气化综合转化利用系统及方法 |
| WO2017115817A1 (ja) | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 松下 靖治 | ガス化炉 |
| CN110240939A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-17 | 贵州贵恒环保科技有限公司 | 一种生物天然气制气搅拌系统 |
| KR20210093407A (ko) * | 2020-01-17 | 2021-07-28 | 비엔지코리아(주) | 바이오매스를 열분해하여 얻어진 정제 가스를 혼합한 혼합연료의 제조방법 |
| KR102427903B1 (ko) * | 2021-10-20 | 2022-08-04 | (주)에스지이에너지 | 바이오매스 가스화 시스템 |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002038129A patent/JP2003238972A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007510789A (ja) * | 2003-11-04 | 2007-04-26 | アイティーアイ リミテッド | ガス化 |
| JP2011168790A (ja) * | 2003-11-04 | 2011-09-01 | Iti Ltd | ガス化システム |
| JP4781274B2 (ja) * | 2003-11-04 | 2011-09-28 | アイティーアイ リミテッド | ガス化 |
| JP2005179450A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Japan Science & Technology Agency | 木酢液抽出方法およびその装置 |
| JP2007186611A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Maywa Co Ltd | バイオマスのガス化焼成装置 |
| KR100742159B1 (ko) | 2006-04-04 | 2007-07-25 | 한국에너지기술연구원 | 바이오매스 가스화에 의한 열병합 발전방법 |
| JP2007298225A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nitsushiyoo Kiko:Kk | ガス化燃焼装置 |
| CN102604681B (zh) * | 2011-10-25 | 2014-09-24 | 洛阳骏腾能源科技有限公司 | 生物质废弃资源热解碳气化综合转化利用系统及方法 |
| CN102604681A (zh) * | 2011-10-25 | 2012-07-25 | 洛阳骏腾能源科技有限公司 | 生物质废弃资源热解碳气化综合转化利用系统及方法 |
| CN103074121A (zh) * | 2011-10-26 | 2013-05-01 | 洛阳骏腾能源科技有限公司 | 生物质废弃资源热解碳气化综合转化利用系统及方法 |
| WO2017115817A1 (ja) | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 松下 靖治 | ガス化炉 |
| US11034899B2 (en) | 2015-12-28 | 2021-06-15 | Yasuharu Matsushita | Gasification furnace |
| CN110240939A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-17 | 贵州贵恒环保科技有限公司 | 一种生物天然气制气搅拌系统 |
| KR20210093407A (ko) * | 2020-01-17 | 2021-07-28 | 비엔지코리아(주) | 바이오매스를 열분해하여 얻어진 정제 가스를 혼합한 혼합연료의 제조방법 |
| KR102451497B1 (ko) | 2020-01-17 | 2022-10-11 | 비엔지코리아(주) | 바이오매스를 열분해하여 얻어진 정제 가스를 혼합한 혼합연료의 제조방법 |
| KR102427903B1 (ko) * | 2021-10-20 | 2022-08-04 | (주)에스지이에너지 | 바이오매스 가스화 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5086253B2 (ja) | 自動モジュール式バイオマス発電方法および装置 | |
| CN106014512B (zh) | 一种基于超临界二氧化碳的煤基燃料纯氧燃烧发电系统及方法 | |
| US20100206248A1 (en) | System for generating brown gas and uses thereof | |
| RU2061184C1 (ru) | Способ получения тепловой энергии из водосодержащего топлива на газотурбинной электростанции и газотурбинная электростанция, работающая на водосодержащем топливе | |
| EA020476B1 (ru) | Газовая турбина внешнего сгорания с вращающимся регенеративным теплообменником | |
| JP2003238972A (ja) | 木質系バイオマスガス製造装置 | |
| RU2013150959A (ru) | Камера сгорания, способ сжигания, устройство производства электроэнергии и способ производства электроэнергии на таком устройстве | |
| CN102489280A (zh) | 硅胶再生炉及再生方法 | |
| KR20120122767A (ko) | 왕겨탄화시스템의 합성가스 부산물을 이용한 재생에너지 생산장치 | |
| JP2009121777A (ja) | 加圧流動焼却設備及び加圧流動焼却設備の立ち上げ運転方法 | |
| CN201697133U (zh) | 垃圾焚烧炉 | |
| JPH08177522A (ja) | 炭化器から動力を供給されるボイラー及びガスタービンを用いて電気エネルギーを発生するための装置及び方法 | |
| JP2003056363A (ja) | 廃棄物焼却設備とガスタービン発電装置との複合設備 | |
| JP2004002552A (ja) | 廃棄物ガス化方法、廃棄物ガス化装置及びそれを用いた廃棄物処理装置 | |
| CN208430096U (zh) | 一种利用烟气间接加热的砂化脱附处理装置 | |
| CN102311808A (zh) | 一种生物质燃气发生器 | |
| CN220125822U (zh) | 一种火电厂烟气排放用烟尘处理装置 | |
| CN112370919A (zh) | 一种锅炉烟气余热回收利用系统 | |
| CN207533666U (zh) | 一种炉渣气味去除系统装置 | |
| CN1632378A (zh) | 废弃物的热分解处理装置和热分解处理控制系统 | |
| CN104828820B (zh) | 一种活性炭炭化工艺装置系统及其方法 | |
| CN202398365U (zh) | 硅胶再生炉 | |
| CN101583699A (zh) | 用于产生布朗气的系统及其应用 | |
| US20170189849A1 (en) | Device and Method for Treating a Gas Flow | |
| JP2005089519A (ja) | 木質系バイオマスガス化におけるタール除去方法と装置 |