JP2003237784A - 梱包枠のずれ止め構造 - Google Patents

梱包枠のずれ止め構造

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JP2003237784A
JP2003237784A JP2002034238A JP2002034238A JP2003237784A JP 2003237784 A JP2003237784 A JP 2003237784A JP 2002034238 A JP2002034238 A JP 2002034238A JP 2002034238 A JP2002034238 A JP 2002034238A JP 2003237784 A JP2003237784 A JP 2003237784A
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protrusion
hole
frame
corners
packing
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Pending
Application number
JP2002034238A
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Inventor
Manabu Matsuoka
学 松岡
Atsuo Miki
敦夫 神酒
Naganori Fujimoto
修紀 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包部品の部品点数の削減を図ると同時に、
段積み状態にしてもずれや荷崩れ等が生じないようにす
る。 【解決手段】 スキッド2の周縁部に設けた複数の枠材
4により構成される枠体の上面四隅にコーナ金具5を着
脱自在にし、このコーナ金具5に、上方に向けて突出す
る突部tを設けるとともに、スキッド2の足材3の下面
四隅に、突部tの径の1.5〜2倍の径の穴hを設け、
突部tと穴hを嵌合させて段積みできるようにする。ま
た、穴hの周縁部に、下方に向けて内側に湾曲するアー
ル部rを形成し、突部tの基端部に垂直部sを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば完成二輪車
輸出用梱包枠のずれ止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば完成二輪車を輸出する際、
輸送効率を高めるため、図7に示すように、二輪車を梱
包するスチール製等の梱包枠51の上部に天板52を敷
いて、その上からボックス状の外装段ボール53を被
せ、これを段積みするような技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な方法によると、外装段ボール53や天板52等の複数
の構成品を必要とし、段積み作業にも手間がかかるとい
う問題があった。一方、外装段ボール53や天板52等
を廃止して梱包枠51のままの状態で段積みすると、輸
送中にすべりやずれ等が生じやすくなり、荷崩れが起き
易くなるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、外装段ボールや天板等を
廃止して構成品数の削減を図る際、段積み状態にしても
ずれや荷崩れ等が生じないようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数の梱包枠を段積み状態に積重ねる際、ず
れや荷崩れ等を防止するための梱包枠のずれ止め構造に
おいて、枠体の上面四隅にコーナ金具を取り付け、この
コーナ金具に、上方に向けて突出する半球状突部を設け
るとともに、この突部を、梱包枠の足材下面の四隅に設
けた穴に嵌合可能にし、この穴の径を前記突部の径の
1.5〜2倍にし、且つ穴の周縁部を、下方に向けて内
側に湾曲させるようにした。
【0006】このように枠体の上面四隅に取り付けたコ
ーナ金具の突部を、足材下面の穴に嵌合させて段積みす
ることにより、ずれ止めを図るようにする。ここで、穴
の径を突部の径の1.5倍以上にし、穴の周縁部を下方
に向けて内側に湾曲させれば、穴の位置が突部から多少
ずれていてもスムーズに嵌合するようになり、段積み作
業を円滑に行うことが出来、また2倍以下にすること
で、嵌合した後のガタツキを抑制できる。
【0007】また本発明では、前記コーナ金具の突部の
基端部に、略垂直に立上る垂直部を設けるようにした。
このように突部の基端部に垂直部を設ければ、突部と穴
が嵌合した後、横方向に衝撃や振動等が発生しても外れ
にくくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで、図1は本発明に係
る梱包枠を段積み状態にした説明図、図2は要部拡大
図、図3は突部と穴の嵌合状態を示す断面図、図4は突
部の径と穴の径の関係を示す説明図、図5はコーナ金具
の作製要領を示す説明図、図6は突部の別実施例の説明
図である。
【0009】本発明に係る梱包枠のずれ止め構造は、梱
包枠の外装段ボールや天板等を廃止して構成品数の削減
を図る際に、段積み状態にしてもずれや荷崩れ等が生じ
ないようにされ、梱包枠の上面四隅にコーナ金具を取り
付け、このコーナ金具に形成した突部を梱包枠の足材の
穴に嵌合させながら段積みするようにしている。
【0010】すなわち、この梱包枠1は、図1に示すよ
うに、例えばスチール製等からなる断面コの字型の複数
の足材3を備えたスキッド2の周縁部及び四隅にスチー
ル製等の複数の枠材4が設けられて矩体状の枠体が形成
され、前記足材3の下面四隅には、穴hが設けられてい
る。
【0011】そして、枠体の上面四隅には、コーナ金具
5が固着され、このコーナ金具5の上面には、半球状突
部tが形成されている。このコーナ金具5は、例えば図
5に示すような四角形のスチール板等の一部を切り抜い
た後、ドロー成形等により破線部に突部tを形成すると
ともにビス穴等を成形し、鎖線部に沿って折り曲げて溶
着部yを溶接等で固着することにより作製することがで
きる。
【0012】そしてこのようなコーナ金具5を、図2に
示すようにビス6等で上部四隅の枠材4に取り付け、段
積みする時は、下段の梱包枠1の突部tを、上段の梱包
枠1の足材3の穴hに嵌合させながら積重ねる。
【0013】ここで、前記穴hと突部tについては、図
3に示すように、突部tの径より穴hの径が1.5〜2
倍程度大きくされるとともに、図4に示すように、穴h
の位置と突部tの位置が多少ずれていても、穴hの周縁
部が突部tの中心点を越えて外側に位置する場合には
(つまり、一点鎖線で示した円Hの中に穴hが位置すれ
ば)、自重によりずり落ちて自動的に嵌合するようにさ
れている。このため、穴hの周縁部には、図3に示すよ
うに、下方に向けて内側に湾曲するアール部rが形成さ
れており、ずり落ち易くされている。因みに、実施例で
は、突部tの径が20mmであるのに対して、穴hの径
を36mm程度としている。
【0014】また、突部tの基端部には、図3に示すよ
うに、略垂直に立ち上がる垂直部sを設けている。この
ため、例えば横方向に衝撃や振動等を受けた場合でも、
穴hの周縁部が垂直部sによって突部tから外れにくく
なり、安定した状態を維持出来る。因みに、垂直部sの
高さは、足材3の板厚より大きくすることが好ましく、
実施例では3mm程度にしている。
【0015】以上のようなずれ止め構造において、梱包
枠1を段積みする際は作業性が良く、楽に積重ねること
が出来るとともに、従来のような天板は外装段ボールを
廃止することが出来る。
【0016】ところで、図6は半球状突部tの別実施例
である。この実施例では、突部tの頂部に孔aを明け、
ドロー成形時に突部tの肉厚が減少するのを防止したも
のであり、繰り返し使用しても突部tが損耗しにくく、
耐久性の向上が図られる。
【0017】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば梱包
枠1の枠材4の配置等は一例である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明に係る梱包枠のずれ
止め構造は、枠体の上面四隅にコーナ金具を取り付け、
このコーナ金具に、上方に向けて突出する突部を設ける
とともに、この突部を、梱包枠の足材下面の四隅に設け
た穴に嵌合可能にし、この穴の径を突部の径より所定倍
の割合で大きくし、穴の周縁部を、下方に向けて内側に
湾曲させるようにしたため、積重ね作業を楽に行うこと
が出来るとともに、従来のような梱包部品を削減するこ
とが可能となった。またコーナ金具の突部の基端部に、
略垂直に立上る垂直部を設ければ、横方向に衝撃や振動
等が発生しても外れにくくなって好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る梱包枠を段積み状態にした説明図
【図2】要部拡大図
【図3】突部と穴の嵌合状態を示す断面図
【図4】突部の径と穴の径の関係を示す説明図
【図5】コーナ金具の作製要領を示す説明図
【図6】突部の別実施例の説明図
【図7】従来の説明図
【符号の説明】
1…梱包枠、3…足材、4…枠材、5…コーナ金具、h
…穴、t…突部、r…アール部、s…垂直部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 修紀 熊本県菊池郡大津町平川1500 本田技研工 業株式会社熊本製作所内 Fターム(参考) 3E006 AA01 BA10 DA03 DB04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の梱包枠を段積み状態に積重ねる
    際、ずれや荷崩れ等を防止するための梱包枠のずれ止め
    構造であって、枠体の上面四隅にコーナ金具を取り付
    け、このコーナ金具に、上方に向けて突出する半球状突
    部を設けるとともに、この突部を、梱包枠の足材下面の
    四隅に設けた穴に嵌合可能にし、この穴の径を前記突部
    の径の1.5〜2倍にし、且つ穴の周縁部を、下方に向
    けて内側に湾曲させることを特徴とする梱包枠のずれ止
    め構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の梱包枠のずれ止め構造
    において、前記コーナ金具の突部の基端部に、略垂直に
    立上る垂直部を設けることを特徴とする梱包枠のずれ止
    め構造。
JP2002034238A 2002-02-12 2002-02-12 梱包枠のずれ止め構造 Pending JP2003237784A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260527U (ja) * 1985-10-02 1987-04-15
JPH054726A (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 Honda Motor Co Ltd コンテナへの部品積込み装置
JPH07291286A (ja) * 1994-04-26 1995-11-07 Shinwa Corp:Kk 鋼板製輸送容器

Patent Citations (3)

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