JP2003237325A - タイヤ組立体の初期品質確認方法及びその装置 - Google Patents

タイヤ組立体の初期品質確認方法及びその装置

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JP2003237325A
JP2003237325A JP2002045228A JP2002045228A JP2003237325A JP 2003237325 A JP2003237325 A JP 2003237325A JP 2002045228 A JP2002045228 A JP 2002045228A JP 2002045228 A JP2002045228 A JP 2002045228A JP 2003237325 A JP2003237325 A JP 2003237325A
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tire assembly
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ組立体の不具合をタイヤ組立体が車体
に取り付けられるまでに容易に発見することができるタ
イヤ組立体の初期品質確認方法を提供する。 【解決手段】 タイヤをホイールディスクにマウンティ
ングしたタイヤ組立体2の初期品質確認方法であって、
タイヤ組立工程でタイヤをホイールディスクにマウンテ
ィングしてタイヤセンサユニット10を内装したタイヤ
組立体2を完成した後に、このタイヤ組立体2の空気圧
を所定の圧力に調整し、タイヤ組立体2が車体組立ライ
ンのタイヤ取付工程に搬送される間に、タイヤセンサユ
ニット10を作動させてタイヤ組立体2の空気圧を検査
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤをホイール
ディスクにマウンティングしたタイヤ組立体の空気圧な
どタイヤの状態に関する情報を検出するタイヤ組立体の
初期品質確認方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ組立体は、タイヤマウンテ
ィング装置を用いてタイヤをホイールディスクにマウン
ティングして、次いで完成したタイヤ組立体に通常より
高圧の空気を注入して、ホイールのリム部とタイヤのビ
ード部の密着性を高めた後、エアーゲージにより2.0
kg/cm2前後の規定圧に設定し、トラックまたは搬
送コンベアにより車体組立ラインに供給していた。そし
て、ホイールのリム部とタイヤのビード部に微細なごみ
噛みがあったり、タイヤにピンホールがあったりする
と、タイヤ組立体の空気圧が低下することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイヤ組立体
の空気圧は、エアーゲージにより規定圧に設定した以降
は測定されていなかったため、空気圧の低下が生じても
車体組立ラインのタイヤ取付工程で車体にタイヤ組立体
を取り付ける時、または完成車検査時のブレーキテスト
やサイドスリップテストなどの各種台上テストを行う時
まで、タイヤ組立体の空気圧低下が発見されなかった。
【0004】タイヤ組立体の空気圧の低下が車体組立ラ
インのタイヤ取付工程で発見されればともかく、完成車
検査時のブレーキテストやサイドスリップテストなどの
各種台上テスト時に発見されると、タイヤ取付工程以外
の場所で車体から不良のタイヤ組立体を外して、再度新
たなタイヤ組立体を車体に取り付けなければならないた
め、多大な工数を必要としていた。
【0005】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、タイヤ組立体の不具合をタイヤ組立体が車体に
取り付けられるまでに容易に発見することができるタイ
ヤ組立体の初期品質確認方法及びその装置を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る発明は、タイヤをホイールディスクにマウ
ンティングしたタイヤ組立体の初期品質確認方法であっ
て、タイヤ組立工程でタイヤをホイールディスクにマウ
ンティングしてタイヤセンサユニットを内装したタイヤ
組立体を完成した後に、このタイヤ組立体の空気圧を所
定の圧力に調整し、前記タイヤ組立体が車体組立ライン
のタイヤ取付工程に搬送される間に、前記タイヤセンサ
ユニットを作動させて前記タイヤ組立体の空気圧を検査
するものである。
【0007】請求項2に係る発明は、タイヤをホイール
ディスクにマウンティングしたタイヤ組立体の初期品質
確認方法であって、タイヤ組立工程でタイヤをホイール
ディスクにマウンティングしてタイヤセンサユニットを
内装したタイヤ組立体を完成した後に、車体組立ライン
の完成車検査工程で前記タイヤセンサユニットに車両識
別情報(車両ID)と信号種別(タイヤID)を書き込
むものである。
【0008】請求項3に係る発明は、タイヤをホイール
ディスクにマウンティングしたタイヤ組立体の初期品質
確認装置であって、タイヤ組立体に内装されたタイヤセ
ンサユニットと、このタイヤセンサユニットに電力を供
給する非接触型給電部と、前記タイヤセンサユニットか
ら送信される情報を受信する受信装置と、この受信装置
が受信した情報を表示する表示装置からなるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
タイヤ組立体の初期品質確認方法及びその装置を適用し
たレイアウト図、図2は本発明に係るタイヤ組立体の初
期品質確認装置のブロック構成図、図3はタイヤセンサ
ユニットのブロック構成図である。
【0010】タイヤ組立体の組立から完成車の出荷まで
の流れは、おおよそ図1に示す通りである。先ず、タイ
ヤ組立工程においてタイヤマウンティング装置100に
よりタイヤをホイールディスクにマウンティングしてタ
イヤ組立体2が完成する。この時、タイヤの内面と対向
するホイールディスク上には、タイヤセンサユニット1
0が装着されている。
【0011】次いで、タイヤ組立体2に通常より高圧の
空気を注入して、ホイールのリム部とタイヤのビード部
の密着性を高めた後、エアーゲージにより2.0kg/
cm 2前後の規定圧に設定し、更に搬送コンベア101
によりタイヤ組立体段積み装置102に搬送する。
【0012】搬送コンベア101の一側には、タイヤセ
ンサユニット10に電力を供給する非接触型給電部40
と、タイヤセンサユニット10から送信される情報を受
信する受信装置20と、この受信装置20が受信した情
報を表示する表示装置30が配置されている。タイヤ組
立体段積み装置102により車1台分、即ちタイヤ組立
体2が4個2a,2b,2c,2d毎に段積みされ、段積
み状態のままトラックまたは搬送コンベアによって車体
組立ライン103のラインサイドに供給される。
【0013】次に、タイヤ組立体段積み装置102とは
逆動作するタイヤ組立体段バラシ装置104によりタイ
ヤ組立体2を一個ずつ搬送コンベア105によって車体
組立ライン103のタイヤ取付工程に搬送し、車体5に
4個のタイヤ組立体2a,2b,2c,2dを取り付け
る。搬送コンベア105の一側にも非接触型給電部40
と受信装置20と表示装置30が配置されている。
【0014】車体5に対してすべての部品の組み付けが
完了すると、完成車検査工程の初工程においてラインサ
イドに各タイヤ組立体2a,2b,2c,2dに対向して
配置した非接触型給電部40a,40b,40c,40d
により各タイヤセンサユニット10a,10b,10c,
10dに、車両識別情報(車両ID)とタイヤ識別種別
(タイヤID)が書き込まれる。そして、以降のタイヤ
空気圧のチェックは、車体5に搭載された受信装置70
と表示装置80などを備えたタイヤ監視システムにより
行われる。更に、外観品質、ブレーキテストやサイドス
リップテストなどの各種台上テストを実施し、検査に合
格した完成車は、販売店に向け出荷される。
【0015】本発明に係るタイヤ組立体の初期品質確認
装置は、図2に示すように、ホイールディスク上に装着
されるタイヤセンサユニット10と、タイヤセンサユニ
ット10に電力を供給する非接触型給電部40と、タイ
ヤセンサユニット10から送信される情報を受信する受
信装置20と、この受信装置20が受信した情報を表示
する表示装置30からなる。
【0016】受信装置20は、受信用のアンテナ21
と、このアンテナ21で受信した高周波信号を増幅・復
調してタイヤセンサユニット10から送信されたデータ
を出力する受信部22からなる。表示装置30は、タイ
ヤ異常判定部31と、警告灯32と、警報ブザー33を
備える。警告灯32は各タイヤ組立体2a,2b,2c,
2dに対応して表示器32a〜32dを設け、どのタイ
ヤが異常であるかを可視表示できるようにしている。
【0017】タイヤセンサユニット10は、図3に示す
ように、空気圧センサ11と、温度センサ12と、送信
制御部13と、無線送信部14と、送信用のアンテナ1
5と、非接触型受電部50からなる。非接触型受電部5
0は、非接触型給電部40から送出されたエネルギを受
け取って直流電力を発生する。タイヤセンサユニット1
0は、非接触型受電部50が発生する直流電力で動作す
る。送信制御部13は、A/D変換器13aと、送信デ
ータ生成部13bと、識別情報記憶部13cと、書込・
読出制御部13dを備える。
【0018】空気圧センサ11の出力及び温度センサ1
2の出力は、A/D変換器13aへ供給され、このA/
D変換器13aによってデジタルデータ(空気圧デー
タ、温度データ)に変換される。識別情報記憶部13c
は不揮発性メモリ等を用いて構成され、この識別情報記
憶部13cに車両識別情報(車両ID)とタイヤ識別情
報(タイヤID)とが格納される。
【0019】なお、書込指令と車両識別情報(車両I
D)とタイヤ識別情報(タイヤID)を非接触型受電部
50を介して書込・読出制御部13dへ供給すること
で、識別情報記憶部13cに格納される車両識別情報
(車両ID)及びタイヤ識別情報(タイヤID)を更新
することができる。
【0020】また、センサデータ読出指令を非接触型受
電部50を介して書込・読出制御部13dへ供給するこ
とで、空気圧データ及び温度データを非接触型受電部5
0を介して外部に出力させることができる。従って、こ
のセンサデータ読出機能を利用することで、各センサ1
1,12及びA/D変換器13aの動作をチェックする
ことができる。
【0021】送信データ生成部13bは、予め設定した
時間間隔毎にA/D変換器13aのA/D変換動作を起
動させ、空気圧データ及び温度データを取得し、取得し
たデータを一時記憶する。送信データ生成部13bは、
先に取得した空気圧データと今回取得した空気圧データ
との空気圧差を求め、その差が予め設定した圧変化許容
値を越えている場合、及び先に取得した温度データと今
回取得した温度データと温度差を求め、その差が予め設
定した温度変化許容値を越えている場合には、送信デー
タを生成して無線送信部14へ供給する。
【0022】無線送信部14は、送信データに基づいて
所定の搬送周波数の搬送波を所定の変調方式で変調した
信号を生成し、アンテナ15から無線送信する。ここ
で、搬送波の周波数及び変調方式は、キーレスエントリ
ーシステムを構成する携帯機(キーレスエントリー信号
送信機)と同じである。言い換えれば、キーレスエント
リーシステムの無線信号の仕様とタイヤ組立体の初期品
質確認装置の無線信号の仕様を共通にしている。これに
より、キーレスエントリーシステム用の受信装置を利用
して、タイヤに関する情報を受信できる。
【0023】送信データは、車両識別情報(車両ID)
とタイヤ識別情報(タイヤID)と空気圧データと温度
データとからなる。タイヤ識別情報(タイヤID)に
は、前右輪、前左輪、後右輪、後左輪を区別する情報が
含まれている。なお、タイヤ識別情報(タイヤID)に
タイヤの型式に関する情報等を含めるようにしてもよ
い。
【0024】なお、キーレスエントリーシステムの送信
データがプリアンブルデータ、フレーム同期データ、送
信すべきデータの順序である場合、送信データ生成部1
3bはそれと同じデータフォーマットの送信データを生
成する。更に、送信データ生成部13bは、送信すべき
データ(車両識別情報とタイヤ識別情報と空気圧データ
と温度データ)に対してCRCデータ等のエラーチェッ
クデータを生成して、生成したエラーチェックデータを
付加するようにしてもよい。エラーチェックデータを付
加することで、受信装置側では受信信号のエラーの有無
をチェックしたり、エラーの訂正を行うことができる。
【0025】また、送信データ生成部13bは、無線送
信部14を介してデータの送信を行った後に、ランダム
に設定した時間が経過した時点で同一の送信データを再
度送信し、2回目の送信から更にランダムに設定した時
間が経過した時点で3回目の送信を行うようにしてもよ
い。これにより、複数のタイヤセンサユニット10から
の無線送信タイミングが一致し、受信装置側で正常な受
信ができなくなることを解消できる。
【0026】図4は無線送信データのフォーマットの一
例を示す図である。携帯機及びタイヤセンサユニット1
0は全40ビットのデータを送信する。最初の16ビッ
トが車両識別情報(車両ID)、次の8ビットが信号種
別、最後の16ビットが制御情報またはタイヤ状態情報
である。信号種別によってキーレスエントリーシステム
用の信号であるかタイヤ組立体の初期品質確認装置用の
信号であるかが区別される。
【0027】更に、後述する完成車検査工程以降におい
てユーザなどが利用するタイヤ監視システム用の信号で
ある場合には、信号種別がタイヤ識別情報(タイヤI
D)となり、このタイヤ識別情報(タイヤID)によっ
て前右輪、前左輪、後右輪、後左輪が区別される。キー
レスエントリーシステム用の信号では、制御情報の上位
8ビットでドアロック制御情報を表わし、制御情報の下
位8ビットでドアアンロック制御情報を表わす。タイヤ
監視システム用の信号では、タイヤ状態情報の上位8ビ
ットがタイヤ空気圧データであり、タイヤ状態情報の下
位8ビットがタイヤ内温度データである。
【0028】表示装置30を構成するタイヤ異常判定部
31は、受信装置20から送られた空気圧データに基づ
いてそのタイヤが異常であるか否かを判定し、タイヤ異
常を判定した場合には警告灯32を点灯するとともに、
警報ブザー33を鳴音させてタイヤ異常が検出されたこ
とを報知させる。なお、警告灯32は各タイヤ組立体2
a,2b,2c,2dに対応して表示器32a〜32dを
設け、どのタイヤが異常であるかを可視表示できるよう
にしている。
【0029】通常、タイヤ空気圧は2.0kg/cm2
前後であり、タイヤが何らかの理由でエア抜けを起こし
た場合には、空気圧は1.2kg/cm2 〜0.8kg
/cm2 に低下する。そして、タイヤ異常判定部31
は、タイヤ空気圧が空気圧低下検出しきい値(例えば、
1.2kg/cm2 に設定)以下となった時点で警告灯
32を点灯し、警報ブザー33を鳴動させる。これによ
り作業者にタイヤの異常を報知し、作業者は不良タイヤ
を速やかにラインサイドに退けることができる。
【0030】図5は電磁誘導を用いて電力を伝送する非
接触型給電部及び非接触型受電部のブロック構成図であ
る。電磁誘導方式の非接触型給電部40Aは、周波数が
数10kHz〜数100kHzの高周波信号を発生する
発振器41と、高周波信号を電力増幅して送信側コイル
(1次側コイル)43を駆動する電力増幅器42と、変
調・復調回路47からなる。
【0031】電磁誘導方式の非接触型受電部50Aは、
送信側コイル43に電磁誘導結合する受信側コイル(2
次側コイル)51と、この受信側コイル51に誘起され
た交流を整流して平滑する整流部52と、整流部52か
ら出力された直流電力に基づいて安定化した直流電圧V
DCを出力する定電圧部53と、変調・復調回路57か
らなる。定電圧部53から出力された直流電圧VDC
は、図3に示すタイヤセンサユニット10の各回路部
(各センサ11,12、送信制御部13、無線送信部1
4)へ供給される。
【0032】また、非接触型給電部40Aの変調・復調
回路47から送出される周波数変調信号は、非接触型受
電部50Aの変調・復調回路57で復調コマンドとして
書込・読出制御部13dに与えられる。復調コマンドの
後には、書き込みデータが続いており、識別情報記憶部
13cに書き込まれる。また、各センサ11,12及び
A/D変換器13aの作動をチェックする場合は、チェ
ック結果が書込・読出制御部13d→変調・復調回路5
7→受信側コイル51を経て出力される。
【0033】図6はマイクロ波を用いて電力を伝送する
非接触型給電部及び非接触型受電部のブロック構成図で
ある。マイクロ波方式の非接触型給電部40Bは、周波
数が数ギガHzの高周波信号を発生する発振器44と、
高周波信号を電力増幅して送信側アンテナ46から送信
する電力送信器45と、変調・復調回路48からなる。
【0034】マイクロ波方式の非接触型受電部50B
は、送信側アンテナ46から送信されたマイクロ波を受
信する受信側アンテナ54と、受信したマイクロ波を検
波・整流する検波整流部55と、検波整流部55から出
力された直流電力に基づいて安定化した直流電圧VDC
を出力する定電圧部56と、変調・復調回路58からな
る。定電圧部56から出力された直流電圧VDCは、図
3に示したタイヤセンサユニット10の各回路部(各セ
ンサ11,12、送信制御部13、無線送信部14)へ
供給される。なお、非接触型給電部40B及び非接触型
受電部50Bは、GaAs半導体を用いて構成してい
る。
【0035】また、非接触型給電部40Bの変調・復調
回路48から送出される周波数変調信号は、非接触型受
電部50Bの変調・復調回路58で復調コマンドとして
書込・読出制御部13dに与えられる。復調コマンドの
後には、書き込みデータが続いており、識別情報記憶部
13cに書き込まれる。また、各センサ11,12及び
A/D変換器13aの作動をチェックする場合は、チェ
ック結果が書込・読出制御部13d→変調・復調回路5
8→受信側コイル54を経て出力される。
【0036】図7はタイヤセンサユニット10の構造を
示す模式図である。タイヤセンサユニット10は、可撓
性を有する一枚のシート状の基板61(例えば、フレキ
シブル基板)上に、空気圧センサを構成する半導体圧力
センサチップ62、温度センサを構成する半導体温度セ
ンサチップ63、送信制御部を構成する1チップマイク
ロコンピュータチップ64等を実装するとともに、基板
61上に送信用アンテナパターン65を形成している。
【0037】更に、基板61上に非接触型受電部50を
設けている。符号66は検波部又は検波整流部及び定電
圧部を構成する電源用回路部、符号67は受信側コイル
または受信側アンテナが形成されたエネルギ受信領域で
ある。このように可撓性を有する一枚のシート上の基板
61上にタイヤセンサユニット10を形成することで、
タイヤセンサユニット10をタイヤ内に実装したりタイ
ヤのゴム内に実装したりすることが容易になる。
【0038】ホイールディスクの表面に実装する場合、
通常の接着剤では、その成分である可塑剤によるチクソ
性が問題となり、長期使用の間にホイール表面及びシー
ト状の基板61が腐食され、結果として、タイヤホイー
ルの表面からシート状の基板61が剥離するため、本発
明においては、可塑剤を除去したシリル基特殊ポリマー
を主成分とする接着剤を使用する。
【0039】従来の接着剤: ゴム(ブチルゴム)………20重量% 樹脂(C9系石油樹脂)…10重量% 可塑剤(石油C4留分)…35重量% 充填剤(タルク)…………33重量% 反応触媒等………………… 2重量%
【0040】本発明に使用する接着剤 シリル基末端ポリマー (ポリプロピレンオキシド+末端ジメトキシシリル基)
…57重量% 無機充填剤…………………40重量% 反応触媒等………………… 3重量%
【0041】本発明に使用した接着剤によると可塑剤を
含有しないため、長期間に亘る強固な接着性を維持で
き、また各種金属、プラスチックに対して強固な接着力
を発揮することができる。構造剤として、無機充填剤
(炭酸カルシウム)の含有量は35〜45重量%が適当
である。接着剤は一定の厚み以上ないと充分な接着力を
発揮しない。35重量%以下の場合、接着剤が硬化する
までの間に接着剤がダレて、一定以上の厚みを維持でき
ない可能性がある。また、45重量%以上の場合、接着
剤の均一塗布に問題が生じる可能性がある。
【0042】本発明に使用した接着剤の引張り速度50
mm/minにおける各材料ごとの接着強さ(kg/c
2)は以下の通りである。 金属: アルミニウム…………………67 鉄(SPCC−SB)………55 ステンレス……………………45 銅………………………………46 プラスチック: ポリフェニリンオキサイド…51 ABS…………………………30 66ナイロン…………………52 ポリカーボネート……………57 ポリスチロール………………36 アクリル………………………48 硬質塩化ビニル………………34 ポリエステル…………………49 ポリエチレンテレフタレート…21 フェノール……………………54 ポリブチレンテレフタレート…14
【0043】また、図1に示すように、完成車検査工程
の初工程においてラインサイドに配置した非接触型給電
部40a,40b,40c,40dにより各タイヤセンサ
ユニット10a,10b,10c,10dの識別情報記憶
部13cに車両識別情報(車両ID)とタイヤ識別種別
(タイヤID)を書き込む。そして、完成車検査工程以
降のタイヤ空気圧のチェックは、以下に説明する車両に
搭載した受信装置70と表示装置80などを備えたタイ
ヤ監視システムにより行う。
【0044】図8は完成車検査工程以降においてユーザ
などが利用するタイヤ監視システムのブロック構成図を
示す。表示装置80を構成するタイヤ異常判定部81
は、受信装置70から送信されたタイヤ識別情報(タイ
ヤID)、空気圧データ及び温度データに基づいてその
タイヤが異常であるか否かを判定し、タイヤ異常を判定
した場合には警告灯82を点灯するとともに、警報ブザ
ー83を鳴音させてタイヤ異常が検出されたことを報知
させる。なお、警告灯82は各タイヤ組立体2a,2b,
2c,2dに対応して表示器82a〜82dを設け、ど
のタイヤが異常であるかを可視表示できるようにしてい
る。
【0045】完成車検査工程以降においては、車体5に
搭載される非接触型給電部90a,90b,90c,90
dが車両のバッテリから電力の供給を受けてタイヤセン
サユニット10a,10b,10c,10dに電力を非接
触で供給する。なお、ABSシステムを構成するための
車輪速度センサの取り付け部に非接触型給電部90a,
90b,90c,90dを併設するようにしてもよい。
【0046】また、ホイールアーチフランジ部の内板と
外板合わせ部の保護または防錆のために取着されるモー
ル部材或いはトリム部材に非接触型給電部90a,90
b,90c,90dを併設するようにしてもよい。符号3
は携帯機(キーレスエントリー信号送信機)、符号4は
ドアロック機構であり、携帯機3と受信装置70とドア
ロック機構4とで車両のドアのロック/アンロックを遠
隔制御するキーレスエントリーシステムを構成してい
る。
【0047】受信装置70は、受信用のアンテナ71
と、このアンテナ71で受信した高周波信号を増幅・復
調して各タイヤセンサユニット10a,10b,10c,
10dや携帯機3から送信されたデータを出力する受信
部72と、受信部72から出力された受信データを解読
する解読部73を備える。
【0048】解読部73は、受信データ中の車両識別情
報に基づいて受信データが自車両に対するものであるか
否かをまず判定し、自車両に対するものである場合には
受信データ中の信号種別識別情報に基づいて受信データ
が携帯機3から送信されたものかタイヤセンサユニット
10a,10b,10c,10dから送信されたものかを
判別する。
【0049】そして、解読部73は、受信したデータが
ドアのロック/アンロック要求データ等のキーレスエン
トリーシステム用のデータである場合には、そのデータ
をドアロック機構4へ供給する。ドアロック機構4は、
受信装置70から供給されたドアのロック/アンロック
要求データに基づいてドアのロック/アンロックを行
う。また、解読部73は、受信したデータがタイヤセン
サユニット10a,10b,10c,10dから送信され
たものである場合には、受信したデータを表示装置80
へ送信する。
【0050】なお、解読部73は、受信データが自車両
に対するものである場合には、車両識別情報を除いた受
信データをドアロック機構4及び表示装置80へ送信す
る構成としてもよい。この場合、ドアロック機構4及び
表示装置80側でキーレスエントリーシステム用のデー
タであるかタイヤ監視システム用のデータであるかの判
断を行う構成とする。
【0051】図9はタイヤ空気圧とタイヤ内温度の関係
を示すグラフである。通常、タイヤ空気圧は2.0kg
/cm2 前後であり、タイヤ内温度は50℃〜60℃で
ある。タイヤがパンクした場合、空気圧は1.2kg/
cm2 〜0.8kg/cm2に低下し、タイヤ内温度は
60℃〜70℃に上昇する。そこで本実施の形態では、
空気圧低下検出しきい値を1.2kg/cm2 に、温度
上昇検出しきい値を60℃に設定している。
【0052】そして、タイヤ異常判定部81は、タイヤ
空気圧が空気圧低下検出しきい値以下であって且つタイ
ヤ内温度が温度上昇検出しきい値以上となって時点Aで
警告灯82を点灯し、警報ブザー83を鳴動させる。こ
れにより運転者等にタイヤの異常を報知することができ
る。どのタイヤが異常であるかが表示器82a〜82d
によって表示されるので、点検・修理・交換等が必要な
タイヤが速やかに分かる。
【0053】なお、警告灯82として空気圧低下を示す
表示器とタイヤ内温度上昇を示す表示器とを設け、タイ
ヤ異常判定部81は空気圧低下とタイヤ内温度上昇とを
それぞれ個別に判断して、空気圧低下とタイヤ内温度上
昇とをそれぞれ独立に表示するようにしてもよい。ま
た、警報ブザー83の代りに音声合成装置を備えて、例
えば「右前輪の空気圧が低下しています。」等の音声メ
ッセージによってタイヤの異常を報知するようにしても
よい。
【0054】なお、本発明の実施の形態では各タイヤセ
ンサユニット10から送信されたタイヤの状態に関する
情報を1つの受信装置20で受信する構成を示したが、
各タイヤの近傍に受信部をそれぞれ設けるようにしても
よい。この場合、タイヤセンサユニット10の無線送信
部14は、送信すべき情報に応じて受信側コイル51の
負荷インピーダンスを変化させることで電磁誘導電波を
変調するようにしてもよい。また、タイヤセンサユニッ
ト10の無線送信部14は、受信側アンテナ54の負荷
インピーダンスを送信すべき情報に応じて変化させるこ
とで、送信すべき情報で変調されたマイクロ波を発生さ
せるようにしてもよい。
【0055】また、本発明に用いるタイヤセンサユニッ
ト10は、ラインサイドに設けられた非接触型給電部4
0から送出されるエネルギに基づいて直流電力を各回路
部(各センサ11,12、送信制御部13、無線送信部
14)へ供給する非接触型受電部50を備えているの
で、電池レスとすることができ、電池交換の必要がなく
なる。また、タイヤ側に電池を取り付ける必要がないの
で、タイヤの重量バランス調整作業が面倒になることが
ない。更に、一枚のシート上の基板61上にタイヤセン
サユニット10を形成することで、タイヤセンサユニッ
ト10をタイヤ内に実装したりタイヤのゴム内に実装し
たりすることが容易になる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、タイヤ組立体の不具合をタイヤ組立体が車体
に取り付けられるまでに発見することができるので、特
別な工数を掛けることなく容易に不具合のあるタイヤ組
立体を交換することができる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、完成車検査
工程においてタイヤセンサユニットに車両識別情報(車
両ID)と信号種別(タイヤID)を書き込むことによ
り、完成車検査工程以降においてもタイヤセンサユニッ
トをユーザなどが利用するタイヤ監視システムに適用す
ることができる。
【0058】請求項3に係る発明によれば、タイヤ組立
体の不具合をタイヤ組立体が車体に取り付けられるまで
に発見することができるので、特別な工数を掛けること
なく容易に不具合のあるタイヤ組立体を交換することが
できる。また、非接触型給電部と非接触型受電部により
非接触でタイヤセンサユニットに電力を供給することが
できるので、タイヤセンサユニットを電池レスとするこ
とができ、電池交換の必要がなくなる。更に、タイヤ側
に電池を取り付ける必要がないので、タイヤの重量バラ
ンス調整作業が面倒になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ組立体の初期品質確認方法
及びその装置を適用したレイアウト図
【図2】本発明に係るタイヤ組立体の初期品質確認装置
のブロック構成図
【図3】タイヤセンサユニットのブロック構成図
【図4】無線送信データのフォーマットの一例を示す図
【図5】電磁誘導を用いて電力を伝送する非接触型給電
部及び非接触型受電部のブロック構成図
【図6】マイクロ波を用いて電力を伝送する非接触型給
電部及び非接触型受電部のブロック構成図
【図7】タイヤセンサユニットの構造を示す模式図
【図8】完成車検査工程以降におけるタイヤ監視システ
ムのブロック構成図
【図9】タイヤ空気圧とタイヤ内温度の関係を示すグラ
【符号の説明】
2(2a〜2d)…タイヤ組立体、10(10a〜10
d)…タイヤセンサユニット、11…空気圧センサ、1
2…温度センサ、13…送信制御部、13a…A/D変
換器、13b…送信データ生成部、13c…識別情報記
憶部、13d…書込・読出制御部、14…無線送信部、
15…送信用アンテナ、20…受信装置、21…受信用
アンテナ、22…受信部、30…表示装置、31…タイ
ヤ異常判定部、32…警告灯、33…警報ブザー、40
(40a〜40d),40A,40B…非接触型給電
部、50,50A,50B…非接触型受電部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤをホイールディスクにマウンティ
    ングしたタイヤ組立体の初期品質確認方法であって、タ
    イヤ組立工程でタイヤをホイールディスクにマウンティ
    ングしてタイヤセンサユニットを内装したタイヤ組立体
    を完成した後に、このタイヤ組立体の空気圧を所定の圧
    力に調整し、前記タイヤ組立体が車体組立ラインのタイ
    ヤ取付工程に搬送される間に、前記タイヤセンサユニッ
    トを作動させて前記タイヤ組立体の空気圧を検査するこ
    とを特徴とするタイヤ組立体の初期品質確認方法。
  2. 【請求項2】 タイヤをホイールディスクにマウンティ
    ングしたタイヤ組立体の初期品質確認方法であって、タ
    イヤ組立工程でタイヤをホイールディスクにマウンティ
    ングしてタイヤセンサユニットを内装したタイヤ組立体
    を完成した後に、車体組立ラインの完成車検査工程で前
    記タイヤセンサユニットに車両識別情報(車両ID)と
    信号種別(タイヤID)を書き込むことを特徴とするタ
    イヤ組立体の初期品質確認方法。
  3. 【請求項3】 タイヤをホイールディスクにマウンティ
    ングしたタイヤ組立体の初期品質確認装置であって、タ
    イヤ組立体に内装されたタイヤセンサユニットと、この
    タイヤセンサユニットに電力を供給する非接触型給電部
    と、前記タイヤセンサユニットから送信される情報を受
    信する受信装置と、この受信装置が受信した情報を表示
    する表示装置からなることを特徴とするタイヤ組立体の
    初期品質確認装置。
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