JP2003236995A - ガラス保護フィルム - Google Patents

ガラス保護フィルム

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JP2003236995A
JP2003236995A JP2002352282A JP2002352282A JP2003236995A JP 2003236995 A JP2003236995 A JP 2003236995A JP 2002352282 A JP2002352282 A JP 2002352282A JP 2002352282 A JP2002352282 A JP 2002352282A JP 2003236995 A JP2003236995 A JP 2003236995A
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Shunichi Osada
俊一 長田
Kazue Sonoda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス保護用途、特にフラットディスプレイ等
の表示用ガラスの保護に好適なガラス保護フィルムを提
供すること。 【解決手段】ヘイズが3%以下であり、ガラス転移温度
の差が40℃以下である少なくとも2種の熱可塑性樹脂
層から構成される多層構造を有し、衝撃強度が8〜40
Jであることを特徴とするガラス保護フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス保護フィル
ムに関するものである。
【0002】更に詳しくは、CRTディスプレイ、液晶
ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディス
プレイ、フィールドエミッションディスプレイ等の表示
ガラス、中でも、特にフラットディスプレイ用の表示ガ
ラス保護フィルムとして、あるいは、公共施設、一般家
屋、ビルなどの建築物や、自動車用、新幹線、電車車両
の窓ガラスの保護用として、好適なガラス保護フィルム
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】ガラスは、優れた光線透過性、ガスバリ
ア性、寸法安定性等から、さまざまな用途に使用されて
いる。ガラスは、建築物や自動車、特に平面CRTディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、
有機ELディスプレイ、フィールドエミッションディス
プレイ等に代表されるフラットディスプレイの分野で
は、より高性能なガラスが提供されている。
【0004】しかしながら、ガラスの欠点として、破損
しやすい、または破損によってガラスが飛散することが
挙げられる。この問題は、フラットディスプレイの分野
において顕著である。フラットディスプレイは、薄肉化
および軽量化の要求から、表示用ガラス自体についても
薄肉化する傾向にあり、それに伴い使用時において破損
しやすいといった問題がある。
【0005】このようなガラスの破損やさらに破損によ
って起こるガラスの飛散に関する問題に対し、ガラスに
熱可塑性樹脂からなるフィルムを貼りつけることにより
防止する方法が種々提案されている。
【0006】例えば、ポリエチレンテレフタレート層と
セバシン酸共重合−ポリエチレンテレフタレート層から
なる多層積層フィルムをガラス表面に貼りつけることに
より、ガラスの破損および飛散を大幅に防止できること
が提案されている(特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】特開平6−190997号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該特許文献1
に記載の方法では、ガラスの破損や飛散を防止すること
に効果はあるものの、多層積層フィルムを構成するセバ
シン酸共重合−ポリエチレンテレフタレート層のガラス
転移温度が低いために、しだいに結晶化が生じ白化する
こととなり、ヘイズが大きくなる現象が生じていた。ま
た、フィルムの耐引裂性は向上するものの、耐衝撃性に
ついては効果が少なく、ガラスの破損そのものを防ぐ効
果はあまりないものであった。従って、低いヘイズが継
続して求められ、かつガラスの破損そのものを防ぎたい
用途、たとえばフラットディスプレイに用いられるガラ
ス保護フィルムとしては使用できなかった。
【0009】本発明は、かかる問題を解決し、例えばフ
ラットディスプレイ用ガラスなどの表示用ガラス保護に
好ましく使用され得る、あるいは前述した公共施設や各
種車両の窓ガラスなどの保護に好適に使用され得るガラ
ス保護フィルムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヘイズが3%以下であり、ガラス転移温
度の差が40℃以下である少なくとも2種の熱可塑性樹
脂層から構成される多層構造を有し、衝撃強度が8〜4
0Jであることを特徴とするガラス保護フィルムを提供
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、望ましい
実施の形態を例にとって詳細に説明する。
【0012】本発明のガラス保護フィルムは、ヘイズが
3%以下であることを要する。より好ましくは2.5%
以下であり、もっとも好ましくは2%以下である。ヘイ
ズが上記した範囲を越える場合には、ディスプレイ用の
ガラス保護フィルムとして、視認性の点から画像が鮮明
とならなかったり、同様の理由で窓ガラスの保護フィル
ムとしても具体的用途によっては好ましくないものであ
る。
【0013】本発明で用いられる少なくとも2種の熱可
塑性樹脂は、それらのガラス転移温度の差が40℃以下
であること以外は特に限定されない。上記ガラス転移温
度の差は好ましくは30℃以下であり、最も好ましくは
25℃以下である。上記範囲であることにより、製膜の
熱処理工程においてヘイズの上昇および耐衝撃性の低下
を効果的に抑制できる。
【0014】本発明のガラス保護フィルムを構成する熱
可塑性樹脂のガラス転移温度は、それぞれ50℃以上で
あることが好ましい。熱可塑性樹脂のガラス転移温度が
50℃より低い場合には、ガラス保護フィルムとして使
用した際に、太陽光やディスプレイから発せられる熱に
より、寸法変化や変色、あるいは白化を引き起こす可能
性が生じてくる。
【0015】該ガラス転移温度の上限は、特に限定され
ないが、結晶性の熱可塑性樹脂の場合は250℃以下で
あることが好ましく、220℃以下であることがより好
ましい。250℃を越えると、製膜性が困難となる場合
があるので注意する必要がある。
【0016】本発明で用いられる熱可塑性樹脂は、たと
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペン
テンなどのポリオレフィン樹脂、ナイロン6、ナイロン
66などのポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,
6−ナフタレートなどのポリエステル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、アクリル樹脂など
が挙げられる。本発明においては、耐衝撃性、透明性、
熱安定性の観点から、特にポリエステルであることが好
ましく、エチレンテレフタレートまたはエチレン−2,
6−ナフタレートを主たる成分とするポリエステルの場
合より好ましい。特に、ポリエチレンテレフタレート
は、安価であり、非常に多岐にわたる用途に用いること
ができ、効果が高い。
【0017】これらの樹脂は、ホモ樹脂であってもよ
く、共重合またはブレンドであってもよい。共重合しう
るジカルボン酸成分としてイソフタル酸、フタル酸、
1,4−ナフタレン酸、1,5−ナフタレン酸、2,6
−ナフタレン酸、4,4’−ジフェニルカルボン酸、
4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、セバシン
酸、ダイマー酸が挙げられる。また、共重合しうるグリ
コール成分として、1,2−プロパンジオール、1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタジオール、ジエチレングリコール、ポリアルキレ
ングリコール、2,2−ビス(4’−β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパン、1,4−シクロヘキサンジ
メタノールなどが挙げられる。
【0018】本発明では、ポリエチレンテレフタレート
もしくはポリエチレンナフタレートを主たる成分とする
層と、エチレンテレフタレートおよび1,4−シクロヘ
キサンジメタノールを主たる構成成分とする共重合ポリ
エステルを主たる成分とする層とが、厚み方向に交互に
積層されていることが好ましい。ポリエチレンテレフタ
レートを主たる成分とする層と、エチレンテレフタレー
トおよび1,4−シクロヘキサンジメタノールを主たる
構成成分とする共重合ポリエステルを主たる成分とする
層とが、厚み方向に交互に積層されていることがより好
ましい。このような構成の場合に、本発明の目的とする
耐衝撃性、高透明性を効率よく同時に達成できる。
【0019】また、本発明の効果が損なわれない範囲内
において、これらの樹脂の中に、各種添加剤、例えば、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、結晶核剤、難
燃剤、不活性無機粒子、有機粒子、減粘剤、熱安定剤、
滑剤、赤外線吸収剤などが添加されていてもよい。ま
た、フィルム表層部に、これらの機能を持たせた層を設
けることも可能である。本発明に使用する熱可塑性樹脂
の製造方法は、特に限定されず公知の方法を使用するこ
とができる。
【0020】本発明のガラス保護フィルムにおいて、そ
の積層構成は少なくとも2層であること以外は特に限定
されないが、8〜256層の範囲の場合が好ましく、よ
り好ましくは16〜128層の範囲であり、最も好まし
くは32〜128層の範囲である。2層以上の多層積層
構造を有することにより、厚み方向への衝撃の伝播が妨
げられ、より大きなガラス破損防止効果が得ることがで
きる。また、上記範囲を越える場合には、製品の透明性
や生産性が悪化する観点から一般には好ましくない。
【0021】また、少なくとも2種の熱可塑性樹脂層の
各積層厚み比(A、Bの2種であれば、該厚み比=層A
のトータル厚み/層Bのトータル厚み)は、特に限定さ
れるものではないが、1/2〜1/30の範囲内が好ま
しい。
【0022】本発明のガラス保護フィルムは、衝撃強度
が8〜40Jの範囲であることを要する。より好ましく
は10〜40Jの範囲である。上記衝撃強度は振り子型
衝撃試験機を用いて測定した衝撃吸収エネルギーを指
す。上記範囲未満では、ガラス保護フィルムとしての強
度が不足し、ガラスの破損および破損後のガラス片の飛
散を効果的に防止できない。また、上記範囲よりも大き
い場合では取り扱い性の観点から好ましくない。
【0023】本発明のガラス保護フィルムは、長手方向
および幅方向のうち少なくとも一方の破断伸度が100
〜300%の範囲であることが好ましい。より好ましく
は130〜250%の範囲である。また、そのときの破
断応力は120〜400MPaの範囲内を示すものであ
ることが好ましく、中でも150〜250MPaの範囲
がより好ましい。破断伸度および破断応力が上記範囲未
満では、ガラス保護フィルムとしての防爆性能が不足
し、ガラスの破損および破損後のガラス片の飛散を効果
的に防止できない。また、上記範囲以上では取り扱い性
の観点から好ましくない。
【0024】本発明のガラス保護フィルムは、可視光線
透過率が70%以上であることが好ましい。より好まし
くは可視光線透過率が80%以上であり、最も好ましく
は可視光線透過率が90%以上である。可視光線透過率
が上記の範囲より低い場合には、ガラス保護フィルムと
して、視認性の点から不十分であり好ましくない。
【0025】可視光線透過率を上げる方法としては特に
限定されないが、たとえば多界面構造を構成する各熱可
塑性樹脂間の屈折率差を小さくする方法、1種類以上の
熱可塑性樹脂が島状分散する場合はその分散径を0.1
μm以下にする方法などが好ましく用いられる。
【0026】本発明のガラス保護フィルムは、フィルム
厚みが10〜500μmであることが好ましく、より好
ましくは20〜400μm、さらに好ましくは50〜2
00μmである。フィルム厚みが上記範囲未満であると
高い耐衝撃性のフィルムを製造しにくく、また、上記範
囲よりも大きい場合では、可視光線透過率の高いフィル
ムを製造しにくくなるため、一般に好ましくない。
【0027】本発明のガラス保護フィルムは、その使用
の一態様として、フラットディスプレイ用ガラスの前面
に貼り付けて用いてもよい。フラットディスプレイと
は、たとえば平面CRTディスプレイ、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、フ
ィールドエミッションディスプレイ等であり、特に平面
CRTディスプレイのガラス保護フィルムとして好適に
用いられる。また、他の使用態様として、建材用や車両
用等の窓ガラスの少なくとも片面に貼り付けて用いても
よい。また、これら用途以外でも本発明のガラス保護フ
ィルムの特徴を活かすことができるガラス保護用途があ
れば、その用途にももちろん使用することができる。
【0028】本発明のガラス保護フィルムの製造方法の
具体例について説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0029】本発明で用いられる熱可塑性樹脂をペレッ
トなどの形態で用意する。
【0030】ペレットは、必要に応じて、熱風中あるい
は真空下で十分に乾燥させ後、固有粘度が低下しないよ
うに窒素気流下あるいは真空下で熱可塑性樹脂の融点以
上の温度に加熱された溶融押出機に供給し、口金より押
し出し、表面温度が熱可塑性樹脂のガラス転移点以下の
キャスティングドラム上で冷却して未延伸フィルムを作
る。この際、ワイヤー状、テープ状、針状あるいはナイ
フ状等の電極を用いて、静電気力によりキャスティング
ドラム等の冷却体に密着させ、急冷固化させるのが好ま
しい。また、溶融押出機中で異物や変質ポリマーを除去
するために各種フィルター、例えば、燒結金属、多孔性
セラミック、サンド、金網などの素材からなるフィルタ
ーを用いることがヘイズ低減のために好ましい。
【0031】フィルターの濾過精度は、使用する不活性
粒子の粒径によって適宜選択することが好ましいが、本
発明者らの各種知見によれば、特に、ヘイズを3%以下
とするためには、例えば粒径30μmの異物や変質ポリ
マーを除去できる濾過精度の、好ましくは金網からなる
フィルターを用いることが肝要であり、また、2.5%
以下とするためには、例えば粒径20μmの異物や変質
ポリマーを除去できる濾過精度の、好ましくは金網から
なるフィルターを用いること、特にヘイズを2.0%と
以下にするためには、例えば粒径14μmの異物や変質
ポリマーを除去できる濾過精度の、好ましくは金網から
なるフィルターを用いて濾過をすることなどが重要であ
る。
【0032】さらに、各種フィルターを経た後、ポリマ
ー流路にギヤポンプ等を使用し、押出量を均一化するこ
とが各層の積層斑を低減するために好ましい。
【0033】多層フィルムを得るための方法としては、
2台以上の押出機を用いて異なる流路から送り出された
熱可塑性樹脂を、マルチマニホールドダイやフィールド
ブロックやスタティックミキサー等を用いて多層に積層
する方法等を使用することができる。また、これらを任
意に組み合わせても良い。
【0034】次に、この未延伸フィルムをフィルム長手
方向および/または幅方向に延伸する。延伸方法として
は、未延伸フィルムをロールやステンターを用い縦方
向、横方向に逐次延伸する逐次二軸延伸法がある。ま
た、未延伸フィルムをステンターを用い縦延伸及び横延
伸を同時に行う同時二軸延伸法は、逐次二軸延伸法に比
べ工程が短くなるのでコストダウンにつながり、延伸破
れやロール傷が発生しにくいため、本発明のフラットデ
ィスプレイ用ガラス保護フィルムとして特に有効であ
る。さらに、縦横二方向に逐次延伸したフィルムを再度
縦方向に延伸する、いわゆる再縦延伸法は、縦方向を高
強度化するのに極めて有効である。
【0035】上記した再縦延伸法に続けて、再度横方向
に延伸する再縦再横延伸法は、横方向にもさらに強度を
付与したい場合に極めて有効である。また、フィルムの
縦方向に2段以上延伸し、引き続きフィルムの横方向に
延伸を行う縦多段延伸法が本発明においては特に有効で
ある。
【0036】本発明において、例えば、逐次二軸延伸法
を用いる場合、長手方向の延伸の条件は使用する熱可塑
性樹脂により異なるが、通常は2〜15倍が好ましく、
ポリエステル樹脂を用いた場合には2.5〜10倍、さ
らには3.0〜5倍の範囲が好ましい。また、延伸速度
1000〜50000%/分の速度で、延伸温度は、構
成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度T
g以上、(ガラス転移温度+50℃)以下の範囲が好ま
しく、長手方向に延伸することにより一軸配向フィルム
を得る。
【0037】次に行う幅方向の延伸は、従来から用いら
れているテンターを用いて、延伸温度を、構成比率のも
っとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg以上、
(ガラス転移温度Tg+80℃)以下、より好ましくは
熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg以上、(ガラス転移
温度Tg+40℃)以下の範囲とし、延伸倍率を2.0
〜10倍、より好ましくは2.5〜5倍の範囲として行
えばよい。その際の延伸速度は特に限定されないが、1
000〜50000%/分が好ましい。さらに、必要に
応じてこの二軸配向フィルムを再度長手方向、幅方向の
少なくとも一方向に延伸を行ってもよい。この場合、再
度行う縦延伸は延伸温度を構成比率のもっとも高い熱可
塑性樹脂の(ガラス転移温度Tg+20℃)以上(ガラ
ス転移温度+120℃)以下が好ましく、より好ましく
は(ガラス転移温度Tg+50℃)以上(ガラス転移温
度+100℃)以下の範囲とし、延伸倍率は1.2倍〜
2.5倍が好ましく、1.2倍〜1.7倍がより好まし
い。また、その後に再度行う横延伸は延伸温度を構成比
率のもっとも高い熱可塑性樹脂の(ガラス転移温度Tg
+20℃)以上(ガラス転移温度Tg+150℃)とす
ることが好ましく、より好ましくは(ガラス転移温度T
g+50℃)以上(ガラス転移温度+130℃)以下の
範囲とし、延伸倍率は1.02倍〜2倍の範囲が好まし
く、1.1倍〜1.5倍の範囲がより好ましい。
【0038】また、同時二軸延伸法により延伸する場合
は、リニアモーターを利用した駆動方式によるテンター
を用いて同時二軸延伸する方法が好ましい。同時二軸延
伸の温度としては、熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg
以上、(ガラス転移温度Tg+50℃)以下であること
が好ましい。延伸温度がこの範囲を大きくはずれると、
均一延伸ができなくなり、厚みむらやフィルム破れが生
じ好ましくない。延伸倍率は、縦方向、横方向それぞれ
3〜10倍とすればよい。延伸速度としては特に限定さ
れないが、2000〜50000%/分が好ましい。
【0039】次に、熱収縮率の低減および平面性を付与
するために、必要に応じて熱処理を行う。本発明の効果
である前述したとおりの低いヘイズを得るために、およ
び長手方向および幅方向のうち少なくとも一方の破断伸
度が100〜300%の範囲であり、そのときの破断応
力が120〜400MPaの範囲であるという高い耐衝
撃性を得るために、熱処理条件としては、定長下、微延
伸下、弛緩状態下のいずれかで、(構成比率のもっとも
高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg)〜(構成比率
のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移点+100
℃)の範囲で0.5〜60秒間行うことが好適であり、
(構成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温
度Tg+40℃)〜(構成比率のもっとも高い熱可塑性
樹脂のガラス転移点+80℃)の範囲で0.5〜10秒
間行うことがもっとも好適である。上記範囲以下では熱
収縮率が大きくなり、上記した範囲以上ではヘイズが高
く、耐衝撃性が低下する方向である。
【0040】特に、可視光線透過率が70%以上、好ま
しくは80%以上、より好ましくは90%以上の本発明
にかかるフラットディスプレイ用ガラス保護フィルム
は、フィルムの一方の表層に反射防止膜を有することに
より得ることができる。反射防止膜としては特に限定さ
れず、従来から知られている技術等を用いることができ
る。
【0041】このようにそれぞれの方法で二軸配向し熱
処理を施したフィルムを、室温まで徐冷しワインダーに
て巻き取る。冷却方法は、二段階以上に分けて室温まで
徐冷するのが好ましい。このとき、長手方向、幅方向に
0.5〜10%程度のリラックス処理を行うことは、熱
寸法安定性を低減するのに有効である。冷却温度として
は、一段目が(熱処理温度−20℃)〜(熱処理温度−
80℃)、二段目が(一段目の冷却温度−30℃)〜
(一段目の冷却温度−40℃)の範囲が好ましいが、こ
れに限定されるものではない。
【0042】上述した方法において、特に、衝撃強度が
8〜40Jのガラス保護フィルムを製造するには、ガラ
ス転移温度が40℃以下である少なくとも2種類の熱可
塑性樹脂から構成される多層構造を有し熱処理を(構成
比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度T
g)〜(構成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス
転移点+100℃)の範囲で0.5〜60秒間行うこと
が肝要であり、更に、10〜40Jの衝撃強度を有する
ガラス保護フィルムを製造するには、熱処理を(構成比
率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg+
40℃)〜(構成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガ
ラス転移点+80℃)の範囲で0.5〜10秒間行うこ
とが肝要である。
【0043】また、長手方向および幅方向のうち少なく
とも一方の破断伸度が100〜300%の範囲であり、
また、そのときの破断応力が120〜400MPaの範
囲内を示すガラス保護フィルムを製造するには、前述の
通りに熱処理条件を設定することが肝要であり、更に、
該破断伸度が130〜250%の範囲であって、そのと
きの破断応力が150〜250MPaの範囲であるガラ
ス保護フィルムを製造するには、熱処理を(構成比率の
もっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg+40
℃)〜(構成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス
転移点+80℃)の範囲で0.5〜10秒間行うことが
肝要である。
【0044】また、可視光線透過率が70%以上である
本発明のガラス保護フィルムを製造するには、構成する
熱可塑性樹脂のガラス転移温度が以上であることが肝要
であり、更に、可視光線透過率が80%以上である本発
明のガラス保護フィルムを製造するには、熱処理を(構
成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス転移温度T
g)〜(構成比率のもっとも高い熱可塑性樹脂のガラス
転移点+100℃)の範囲で0.5〜60秒間行うこと
および層数が256層以下であることが肝要であり、更
に、可視光線透過率が90%以上である本発明のガラス
保護フィルムを製造するには、構成する熱可塑性樹脂の
ガラス転移温度の差が25℃以下であることが肝要であ
る。
【0045】また、フィルム厚みは、上述のプロセスに
おいて延伸倍率を該厚みに対応して適宜に設定すること
により所望の厚みを有する本発明のガラス保護フィルム
を得ることができるものである。
【0046】本発明に使用した物性値の評価法を記載す
る。 物性値の評価法: (1)全光線透過率およびヘイズ:直読式ヘイズメータ
ー(スガ試験機器製作所)を用いて測定した。ヘイズ
(%)は拡散透過率を全光線透過率で除し、100を乗
じて算出した。測定に当たっては、n数は10としてそ
れらの平均値を求めた。 (2)衝撃強度:Testing Machines
inc.製の振り子型衝撃試験機を用いて測定した。測
定は三角錐の形をしたハンマーを枠に固定したフィルム
に垂直に衝撃を加えて破断したときのハンマー持ち上げ
位置と振り上がり位置との位置エネルギーの差を指針に
より読みとり、衝撃吸収エネルギー(J)を求めた。そ
して、これを衝撃強度(J)とした。
【0047】ハンマーの形は、底面の一辺が62mm、
高さが25mmの三角錐の形状であり、これに10kg
の重りをつける。サンプルフィルムの打撃点からハンマ
ー持ち上げ位置までの高さは300mmである。なお、
試験は枠に貼るフィルムの向きを90゜変えてそれぞれ
10サンプルを測定し、それらの平均値を採用した。 (3)ガラス飛散防止試験:JIS A5759−19
98 A法に従って測定した。測定に当たっては、n数
は5として2枚以上ガラスが破損しなかった場合を、優
秀という意味で「◎」、2枚以上破損してもガラスが飛
散しなかった場合を良好という意味で「○」、2枚以上
ガラスが破損しさらに飛散した場合を不可という意味で
「×」とした。◎と○を合格とした。 (4)層構成および層厚み:フィルムの層構成は、フィ
ルムの断面観察より求めた。すなわち、透過型電子顕微
鏡HU−12型((株)日立製作所製)を用い、フィル
ムの断面を3000〜200000倍に拡大観察し、断
面写真を撮影、層構成および各層厚みを測定した。測定
に当たっては、n数は5としてそれらの平均値を求め
た。 (5)ガラス転移温度:示差走査熱量計として、セイコ
ー電子工業(株)製DSC RDC220、データ解析
装置として同社製ディスクステーション SSC/52
00を用いて測定した。測定条件としては、アルミパン
にサンプル約5mgを封入し、300℃で5分間保持、
液体窒素で急冷した後、昇温速度20℃/分で測定し
た。測定に当たっては、n数は5としてそれらの平均値
を求めた。 (6)破断応力および破断伸度:ASTM−D882に
規定された次の方法に従って、インストロンタイプの引
張試験機(オリエンテック(株)製フィルム強伸度自動
測定装置“テンシロンAMF/RTA−100”)を用
いて測定した。幅10mmの試料フィルムを、試長間1
00mm、引張り速度200mm/分の条件で引張る。
得られた張力−歪曲線の破断点より、破断応力および破
断伸度を求める。測定は25℃、65%RHの雰囲気下
で行う。測定に当たっては、n数は10としてそれらの
平均値を求めた。
【0048】
【実施例】実施例1 熱可塑性樹脂Aとして、固有粘度0.8のポリエチレン
テレフタレート(以下PETと称す)を用いた。また熱
可塑性樹脂Bとしてシクロヘキサンジメタノールが10
mol%共重合された共重合ポリエステル(以下、PE
TGと称す)を用いた。これら熱可塑性樹脂AおよびB
は、それぞれ乾燥した後、押出機に供給した。
【0049】熱可塑性樹脂AおよびBは、それぞれ、押
出機にて280℃の溶融状態とし、ギヤポンプおよびフ
ィルタを介した後、フィードブロックにて合流させた。
合流した熱可塑性樹脂AおよびBは、スタティックミキ
サーに供給し、熱可塑性樹脂Aが33層、熱可塑性樹脂
Bが32層からなる厚み方向に交互に積層された構造と
した。ここで、積層厚み比がA/B=5になるよう、吐
出量にて調整した。このようにして得られた計65層か
らなる積層体をTダイに供給しシート状に成形した後、
静電印加しながら、表面温度25℃に保たれたキャステ
ィングドラム上で急冷固化した。
【0050】得られたキャストフィルムは、90℃に設
定したロール群で加熱し、縦方向に3.2倍延伸後、テ
ンターに導き、100℃の熱風で予熱後、横方向に3.
3倍延伸した。延伸したフィルムは、テンター内でリラ
ックス率3%および150℃の熱風にて熱処理を行い、
室温まで徐冷後、巻き取った。得られたフィルムの厚み
は150μmであった。得られた結果を表1に示した。 実施例2 積層装置としては、8層マルチマニホールドダイのみを
用い、熱可塑性樹脂Aが4層、熱可塑性樹脂Bが3層か
らなる積層フィルムとした以外は、実施例1と同様の装
置・条件で、計7層からなる延伸フィルムを得た。ただ
し、樹脂の吐出量を調整しフィルムの厚みが150μm
となるようにした。得られた結果を表1に示した。 実施例3 熱可塑性樹脂Bにポリブチレンテレフタレート(以下P
BTと称す)を使用し、延伸倍率を縦方向に3.0倍、
横方向に3.3倍に延伸した以外は実施例1と同様にし
てフィルム厚みが150μmとなる延伸フィルムを得
た。得られた結果を表1に示した。 実施例4 フィードブロックおよびスタティックミキサーを使用
し、熱可塑性樹脂Aが256層、熱可塑性樹脂Bが25
5層の計511層からなる積層フィルムとした以外は実
施例1と同様にしてフィルムの厚みが150μmの延伸
フィルムを得た。得られた結果は表1に示した。 比較例1 実施例1と同様の装置・条件で、次の単膜フィルムを得
た。すなわち、押出機は1台のみを使用し、フィールド
ブロックおよびスタティックミキサーは用いず、熱可塑
性樹脂としては、固有粘度0.8のポリエチレンテレフ
タレートを用いて、単膜フィルムとした。得られたフィ
ルムの厚みは150μmであった。得られた結果を表1
に示した。 比較例2 実施例1と同様の装置・条件で、次の単膜フィルムを得
た。すなわち、押出機は1台のみを使用し、フィールド
ブロックおよびスタティックミキサーは用いず、熱可塑
性樹脂としては、シクロヘキサンジメタノールが10m
ol%共重合された共重合ポリエステル(イーストマン
製 PETG9921)を用い、単膜フィルムとした。
得られたフィルムの厚みは150μmであった。得られ
た結果を表1に示した。 比較例3 熱処理温度を200℃とした以外は実施例1と同様にし
てフィルムを製膜した。得られたフィルムの厚みは15
0μmであった。得られた結果を表1に示した。 比較例4 熱可塑性樹脂Bにジカルボン酸成分としてセバシン酸2
0モル%及びテレフタル酸30モル%とジオール成分と
してエチレングリコール50モル%をしめる共重合ポリ
エステル(以下、PET/Sと称す)を使用し、延伸倍
率を縦方向に3.0倍、横方向に3.3倍に延伸した以
外は実施例1と同様にしてフィルム厚みが150μmと
なる延伸フィルムを得た。
【0051】このフィルムはガラス飛散防止試験の結果
は良好であったが、ヘイズが高く聡明性が必要となるガ
ラス保護フィルムとしては適さないものであった。得ら
れた結果を表1に示した。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ガラスの破損防止およ
び飛散防止を目的とした耐衝撃性と、ガラスに貼りつけ
た際の視認性を両立したガラス保護フィルムを提供する
ことができる。
【0054】特に、フラットディスプレイ等の表示用ガ
ラスの保護フィルムとして好適なガラス保護フィルムが
提供されるものである。
【0055】特に、請求項2記載の本発明のガラス保護
フィルムによれば、保護されるガラス厚み方向への衝撃
の伝播が妨げられ、より大きなガラス破損防止効果を得
ることができる。
【0056】また、請求項3記載の本発明のガラス保護
フィルムによれば、特に、防爆性能がより高く、ガラス
の破損および破損後のガラス片の飛散をより効果的に防
止できるとともに、取り扱い性の観点から好ましいガラ
ス保護フィルムが提供される。
【0057】また、請求項4記載の本発明のガラス保護
フィルムによれば、特により視認性の良好な優れたガラ
ス保護フィルムが提供される。
【0058】また、請求項5記載の本発明のガラス保護
フィルムによれば、使用に際して、特に太陽光やディス
プレイから発せられる熱を受けたとしても、寸法変化や
変色、あるいは白化を引き起こすことが少ない優れたガ
ラス保護フィルムが提供される。
【0059】また、請求項6記載の本発明のガラス保護
フィルムによれば、特により高い耐衝撃性とより高い可
視光線透過率を有する優れたガラス保護フィルムが提供
される。
【0060】請求項7記載の本発明のガラス保護フィル
ムによれば、特により高い耐衝撃性とより高い透明性を
有する優れたガラス保護フィルムが提供される。
【0061】請求項8もしくは9記載の本発明のガラス
保護フィルムによれば、特にフラットディスプレイ用ガ
ラスの保護フィルムとして好適なガラス保護フィルムが
提供される。
【0062】請求項10記載の本発明のガラス保護フィ
ルムによれば、特にフラットディスプレイである平面C
RTディスプレイ用ガラスの保護フィルムとして好適な
ガラス保護フィルムが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AG00A AK01B AK01C AK42B AK42C AK42K BA03 BA07 BA10A BA10C BA11 GB41 JA05B JA05C JB16B JB16C JK02 JK10 YY00 5C032 AA02 CC06 CD04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘイズが3%以下であり、ガラス転移温度
    の差が40℃以下である少なくとも2種の熱可塑性樹脂
    層から構成される多層構造を有し、衝撃強度が8〜40
    Jであることを特徴とするガラス保護フィルム。
  2. 【請求項2】層構造が8層以上256層以下の多層構造
    からなる請求項1に記載のガラス保護フィルム。
  3. 【請求項3】長手方向および幅方向のうち少なくとも一
    方の破断伸度が100〜300%の範囲であり、そのと
    きの破断応力が120〜400MPaの範囲である請求
    項1または請求項2に記載のガラス保護フィルム。
  4. 【請求項4】可視光線透過率が70%以上である請求項
    1から請求項3のいずれかに記載のガラス保護フィル
    ム。
  5. 【請求項5】フィルムを構成する熱可塑性樹脂のガラス
    転移温度が、50℃以上であることを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のガラス保護フィル
    ム。
  6. 【請求項6】フィルム厚みが10μm以上500μm以
    下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のガラス保護フィルム。
  7. 【請求項7】フィルムを構成する熱可塑性樹脂の少なく
    とも一つがエチレンテレフタレートおよび1,4−シク
    ロヘキサンジメタノールを主たる成分とするポリエステ
    ルである請求項1から請求項6のいずれかに記載のガラ
    ス保護フィルム。
  8. 【請求項8】フラットディスプレイ用のガラスの保護フ
    ィルムであることを特徴とする請求項1から請求項7の
    いずれかに記載のガラス保護フィルム。
  9. 【請求項9】フラットディスプレイの前面に貼り付けて
    用いられることを特徴とする請求項8記載のガラス保護
    フィルム。
  10. 【請求項10】フラットディスプレイが、平面CRTデ
    ィスプレイであることを特徴とする請求項8または9記
    載のガラス保護フィルム。
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