JP2003236446A - 塗料容器の取付構造 - Google Patents

塗料容器の取付構造

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JP2003236446A
JP2003236446A JP2002035586A JP2002035586A JP2003236446A JP 2003236446 A JP2003236446 A JP 2003236446A JP 2002035586 A JP2002035586 A JP 2002035586A JP 2002035586 A JP2002035586 A JP 2002035586A JP 2003236446 A JP2003236446 A JP 2003236446A
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JP
Japan
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paint
container
coating material
outlet
check valve
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JP2002035586A
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English (en)
Inventor
Kunio Misu
国男 三須
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Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗料ポンプもしくは塗料供給経路に塗料を供給
する容器を簡単に接続、取り外しできる装置を提供する
もので、取扱い、洗浄作業の容易化を図る。また各塗料
毎の容器を準備し、必要に応じて容器のみを交換するこ
とで、特別な色替装置を要さずに色替え作業を可能にす
る。 【解決手段】 塗料容器の底部に逆止弁を備えた出口部
を設け、この出口部を塗料供給経路の吸込側に設けた挿
入口に差し込んで接続すると共に、その接続部に漏洩防
止手段と前記逆止弁の開放手段を設けたものである。前
記の出口部は底部中心に位置し、下方に伸びる円筒部を
形成した支持継手として容器自体の支持部としての機能
を持たせ、装着、取り外しの容易化を図っている。また
容器は上部を開放し、塗料の補給、洗浄を容易にしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料容器より供給
経路に塗料を供給する場合に、容器の着脱が簡単にで
き、取扱い、メンテナンスが容易で、塗料の色替え・変
更においても個別に容器を準備しておくことによって極
めて簡単に交換ができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装作業にあって、塗料の変更は時間と
手間がかかる作業で、作業性低下の大きな問題である。
特に塗料を圧送してスプレーガン等に供給する場合は、
塗料の供給ポンプに接続された塗料容器を含め塗料供給
経路全体を洗浄する方法がとられている。このため容器
内の塗料をすべて排出し、シンナー等で洗浄した後、あ
らためて別の塗料を入れて供給を行うものである。
【0003】商業的に行われる自動塗装では、塗料の種
類や色替えにおいて、直ちに塗料を変更し作業性・生産
性を上げるために、種々提案されている色替え装置を使
用することが行われている。この場合は各塗料用の供給
容器、それに接続される供給経路、切り換えバルブ、こ
れらのコントロールをする制御装置等、大規模な装置が
必要であり、投資に見合う塗装作業量が伴うことが採用
にあたっての条件になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】塗料を圧送して塗装を
行う場合、使用する塗料容器の取扱い・洗浄の容易化を
はかり、簡単に色替え、塗料替えができる塗料供給容器
を提供し、作業性をあげることが工業塗装の分野で強く
要求されている。
【0005】本発明はその問題を解決したもので、塗料
ポンプもしくは塗料供給経路に塗料を供給する容器を簡
単に接続、取り外しできる装置を提供する。さらに各塗
料毎の容器を準備し必要に応じて容器のみを交換し、簡
単な装置を準備するだけで、色替え作業を可能にするこ
とができるものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は塗料容器の底部
に出口部を設け、この出口部を塗料供給経路、例えば塗
料ポンプの吸込側に設けた接続口に抜き差し自在として
接続できるようにした。
【0007】出口部は常時閉鎖の塗料逆止弁を設け、前
記した接続口に差し込んだ時に該塗料逆止弁が開放され
る手段を設け、塗料容器内と塗料供給経路が連通するよ
うにしている。また出口部は塗料容器の底部中心に配置
し、下方に伸びる円筒部を形成して容器と供給先との接
続部を形成すると共に容器の支持を可能としている。さ
らに容器は上部を開放し、塗料の補給、洗浄の他取扱い
の容易化を可能にする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の1実施
例で、塗料容器の下部に配置された接続部の状態を示し
ている。図2は接続部を外した状態を示す図3は本塗料
容器を使用した塗料供給装置の一例を示す全体構成図で
ある。
【0009】図3に示した全体構成の例のとおり、スプ
レーガン1に供給される塗料Aは、塗料ポンプ2により
塗料ホース3を経て供給される。塗料ポンプ2の吸込塗
料管4は、塗料容器5に接続され内部に収容した塗料を
塗料ポンプ2に供給する。本実施例のポンプはエアー駆
動式のダイアフラム式ポンプ等、一般に塗料ポンプとし
て使用されるポンプが使用される。
【0010】この実施例の場合、塗料ポンプ2の運転は
圧縮空気によって行われ、吐出塗料は塗料減圧弁によっ
て必要な圧力に調整されてスプレーガン1に供給され
る。塗料ポンプ2は静電塗装に使用される例として絶縁
台に載置されているが、前記ポンプの種類と同様本発明
の実施に限定されるものではない。
【0011】吸込塗料管4は、塗料容器5を支持する支
柱6内の塗料通路7に継手8を介して接続されている。
塗料容器5と塗料通路7は、前記支柱6の上部に設けた
接続口9に、塗料容器5の中心下部に配した支持継手1
0で示される塗料出口部材が挿入されて接続される。
【0012】挿入口9と支持継手10の挿入部には漏洩
防止手段としてOリング11が設けられ、挿入したとき
に塗料の洩れがないように構成している。また支持継手
10の出口部には逆止弁としてボール12が設けられ、
支持継手10が接続口9に挿入されたとき中心に設けた
ピン13の先端がボール12を押し上げ、開放するよう
構成されている。なお、ボール12にはバネ15等の弾性
部材を設け、容器を取り外した際に確実な停止を行うよ
うにすることができる。
【0013】さらに塗料容器5の底部には、必要に応
じ、ろ過網16を設け塗料中のゴミ、固形分等が送り込
まれないようにすることもできる。本実施例の場合、出
口孔に系合して固定され、かつ簡単に取り外しができる
ようガイド17を具備したセットになっていて、洗浄が
容易にできる構成としている。
【0014】塗料容器5の支持継手10が接続口9にセ
ットされた状態で、ボール12が開放状態となり、塗料
は吸込塗料管4を経て塗料ポンプ2に供給され、スプレ
ーガン1に供給される。塗料を交換する場合は、塗料容
器5を接続口9より引き抜けばボール12が下がって出
口通路を塞ぎ、塗料は容器内に保持される。この状態で
塗料容器5を保管することも、上部の開口部から塗料を
空け、洗浄することも可能である。
【0015】挿入口側には若干の塗料が残るがポンプの
運転で排出ができ、ポンプを含む、塗料供給経路側を洗
浄する場合は、洗浄のために溶剤・シンナーを入れた別
の容器を接続口9に差し込んで外部を汚すことなく作業
を継続できる。
【0016】本発明の場合底部中心に出口が設けられる
ため、容器内のシンナーや塗料は完全に使い切ることが
でき無駄がなくなる利点がある。洗浄後新たな塗料を供
給する場合も同様に、簡単な操作で変更することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明によれば容器
底部の中心に配した円筒上の継手を抜き差しするだけで
塗料容器の交換ができる構造であることから、塗料供給
経路内に塗料を供給する容器を簡単に交換でき、取扱い
・洗浄作業の容易化が図れる。
【0018】また、塗料替え、色替えの手間を大幅に削
減して作業性を向上することができ、必要な塗料容器を
備え、使用後も塗料が入った容器のまま保管しておくこ
とで、廃棄する塗料の量を最小限に押さえ、資源の節約
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す塗料容器取付部の構成
【図2】図1において容器の取付を外した状態を示す
【図3】塗料容器を含む供給装置の実施例を示す構成図
【符号の説明】
1、スプレーガン 2、塗料ポンプ 4、吸込塗料管 5、塗料容器 6、支柱 8、継手 9、接続口 10、支持継手 11、Oリング 12、ボール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料容器の底部に塗料出口部を設け、この
    塗料出口部が塗料供給経路に配設した接続口に抜き差し
    自在に接続可能とした塗料容器の取付構造。
  2. 【請求項2】前記塗料出口部には、常時閉鎖の塗料逆止
    弁を配設し、前記接続口に差し込むと該塗料逆止弁を開
    放する手段を設けた請求項1の塗料容器の取付構造。
  3. 【請求項3】塗料容器は上部が開放され、塗料出口部は
    底部中心に配置された容器支持部材に設けられた請求項
    1及び2の塗料容器の取付構造。
JP2002035586A 2002-02-13 2002-02-13 塗料容器の取付構造 Pending JP2003236446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011816A (ja) * 2007-05-15 2009-01-22 Ethicon Endo Surgery Inc 供給管の逆止め弁を備えた胃バンド
CN111774233A (zh) * 2020-07-04 2020-10-16 广东国知机械科技有限公司 一种移动型园林景观人造喷雾设备

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