JPH0829272B2 - スプレ−ガン用塗料容器 - Google Patents
スプレ−ガン用塗料容器Info
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- JPH0829272B2 JPH0829272B2 JP18177587A JP18177587A JPH0829272B2 JP H0829272 B2 JPH0829272 B2 JP H0829272B2 JP 18177587 A JP18177587 A JP 18177587A JP 18177587 A JP18177587 A JP 18177587A JP H0829272 B2 JPH0829272 B2 JP H0829272B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- container
- spray gun
- inner container
- outlet pipe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
- B05B7/2402—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
- B05B7/2478—Gun with a container which, in normal use, is located above the gun
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
- B05B7/2402—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
- B05B7/2405—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle
- B05B7/2408—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle characterised by the container or its attachment means to the spray apparatus
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、塗装用スプレーガンに装着される塗料容器
に関し、特に、該容器がスプレーガン本体に対し着脱自
在な容器を備えた二重構造の塗料容器に関する。
に関し、特に、該容器がスプレーガン本体に対し着脱自
在な容器を備えた二重構造の塗料容器に関する。
従来技術 従来より、塗装用のスプレーガンに装着されかつ塗料
を収容する塗料容器は、一般に、塗料を直接収容し、該
塗料をスプレーガン本体へ供給するための導出口を備
え、該導出口がスプレーガン本体の塗料供給口に接続さ
れる、いわゆる単体構造である。第４図は従来例に係る
スプレーガンの外観形状を示している。
を収容する塗料容器は、一般に、塗料を直接収容し、該
塗料をスプレーガン本体へ供給するための導出口を備
え、該導出口がスプレーガン本体の塗料供給口に接続さ
れる、いわゆる単体構造である。第４図は従来例に係る
スプレーガンの外観形状を示している。
すなわち、図において、20はスプレーガン本体を示
し、該スプレーガン本体20に、塗装のための塗料を該ス
プレーガン本体へ供給するために塗料を収容する塗料容
器21が装着されている。
し、該スプレーガン本体20に、塗装のための塗料を該ス
プレーガン本体へ供給するために塗料を収容する塗料容
器21が装着されている。
該塗料容器21は、塗料を収容する容器本体21aと、塗
料をスプレーガン本体２へ導出するとともに上記容器本
体21aをスプレーガン本体に装着するための導出管21bと
を備えている。さらに、スプレーガン本体20には、上記
塗料を霧状にして噴出するために供給される圧縮空気の
供給管22が接続されている。そして、上記スプレーガン
本体20には、上記塗料の噴出動作を制御するレバー24が
備えられ、該レバー24操作により上記塗料は圧縮空気と
混合され噴出口23から霧状に噴出する。
料をスプレーガン本体２へ導出するとともに上記容器本
体21aをスプレーガン本体に装着するための導出管21bと
を備えている。さらに、スプレーガン本体20には、上記
塗料を霧状にして噴出するために供給される圧縮空気の
供給管22が接続されている。そして、上記スプレーガン
本体20には、上記塗料の噴出動作を制御するレバー24が
備えられ、該レバー24操作により上記塗料は圧縮空気と
混合され噴出口23から霧状に噴出する。
ところで、かかるスプレーガンを用いて塗装する場
合、塗装色を変えて塗装する際、あるいは、異種の塗料
を塗布する際、塗装容器をスプレーガン本体からの取り
外す必要がある。なぜならば、異なる塗色の塗装を行う
場合、色が交じり合わないように塗装容器を溶剤で十分
洗浄せねばならないからである。さもないと、新規の塗
料は、該塗料に含まれている溶剤により塗料容器に付着
している従前の塗料が溶け出し、新規の塗料と交じり合
って、変色することになる。あるいは、塗料の性状が異
なる場合、それらが交じり合って塗料が変質する恐れが
ある。それ故、塗料の変更時には、塗料容器を十分洗浄
せねばならない。従って、上記塗装容器をスプレーガン
本体から取り外す必要が生じる。この塗装容器取外し交
換作業は、該容器内の塗料を取り出した後、該容器側面
に付着した塗料をこぼさぬように容器を回転させ、ネジ
止めされた塗料容器をスプレーガン本体から取り外すと
言う手間の掛かる作業である。また、特に粘度の高い塗
料の場合、塗料の取り出しに時間が掛かり、総合的な塗
装作業の段取り時間が多く必要となる。また、最近多く
の場所で稼動している塗装ロボット等の自動スプレーガ
ンの場合、上記容器の脱着作業は、装置構造上からも容
易でない。
合、塗装色を変えて塗装する際、あるいは、異種の塗料
を塗布する際、塗装容器をスプレーガン本体からの取り
外す必要がある。なぜならば、異なる塗色の塗装を行う
場合、色が交じり合わないように塗装容器を溶剤で十分
洗浄せねばならないからである。さもないと、新規の塗
料は、該塗料に含まれている溶剤により塗料容器に付着
している従前の塗料が溶け出し、新規の塗料と交じり合
って、変色することになる。あるいは、塗料の性状が異
なる場合、それらが交じり合って塗料が変質する恐れが
ある。それ故、塗料の変更時には、塗料容器を十分洗浄
せねばならない。従って、上記塗装容器をスプレーガン
本体から取り外す必要が生じる。この塗装容器取外し交
換作業は、該容器内の塗料を取り出した後、該容器側面
に付着した塗料をこぼさぬように容器を回転させ、ネジ
止めされた塗料容器をスプレーガン本体から取り外すと
言う手間の掛かる作業である。また、特に粘度の高い塗
料の場合、塗料の取り出しに時間が掛かり、総合的な塗
装作業の段取り時間が多く必要となる。また、最近多く
の場所で稼動している塗装ロボット等の自動スプレーガ
ンの場合、上記容器の脱着作業は、装置構造上からも容
易でない。
本発明の技術的課題 従って、本発明の解決すべき技術的課題は、塗装用ス
プレーガンを用いて、かつ、多種多色の塗料を塗装作業
ごとに変更・交換してなされる塗装作業において、それ
らの塗料の変更・交換が迅速かつ簡単にできるスプレー
ガン用の塗料容器を提供することにある。
プレーガンを用いて、かつ、多種多色の塗料を塗装作業
ごとに変更・交換してなされる塗装作業において、それ
らの塗料の変更・交換が迅速かつ簡単にできるスプレー
ガン用の塗料容器を提供することにある。
本発明の要旨 （構成） 上記技術的課題を達成するために、本発明は以下のご
とく構成した。
とく構成した。
すなわち、塗装用のスプレーガンに塗料を供給するた
めに該スプレーガン本体に装着された本発明の塗料容器
は、塗料を収容する内容器と該内容器を着脱可に装着す
る本体カップとを備えてなる。そして、上記内容器の底
部には塗料供給口が備えられ、該供給口にはこれを常時
閉じるバルブ手段が備えられている。一方、上記本体カ
ップ底部には、導出管が備えられるとともに、上記導出
管内に、上記内容器が該本体カップに装着されて該導出
管内に上記塗料供給口が収められたとき、上記バルブ手
段を開放するバルブ開放手段を備えた。
めに該スプレーガン本体に装着された本発明の塗料容器
は、塗料を収容する内容器と該内容器を着脱可に装着す
る本体カップとを備えてなる。そして、上記内容器の底
部には塗料供給口が備えられ、該供給口にはこれを常時
閉じるバルブ手段が備えられている。一方、上記本体カ
ップ底部には、導出管が備えられるとともに、上記導出
管内に、上記内容器が該本体カップに装着されて該導出
管内に上記塗料供給口が収められたとき、上記バルブ手
段を開放するバルブ開放手段を備えた。
（作 用・効 果） 上記構成によれば、本発明の塗装容器は、内・外容器
を備えた二重構造になる。そして、上記内容器は、外容
器たる上記本体カップに対し着脱自在になる。また、当
然のことながら、該内容器は、スプレーガン本体に対し
ても着脱自在である。そして、スプレーガン本体、換言
すれば本体カップ、から取り外された上記内容器は、そ
の有するバルブ手段により容器内内容物がこぼれ出ぬよ
うになっている。一方、スプレーガン本体には、常時、
本体カップルが装着されていることになる。従って、こ
のような着脱自在な内容器に収容されている塗料は、外
内容器を上記本体カップへ装着すれば、該本体カップ内
に設けられているバルブ開放手段が動作して、閉塞され
ていた塗料供給口が開口せしめられ、内容器内の塗料が
本体カップの導出管へ自然に流れ出ることになる。その
逆に、上記内容器に残存している塗料は、該内容器を本
体カップから取り出せば、バルブ手段が閉じ、内容物を
こぼさずに内容器ごと本体カップから取り出すことがで
きる。そうすれば、該内容器の内容物を容器外へ排出
し、溶剤にて該内容器を洗浄して再使用するかあるいは
同種の内容器を用意してそれを利用するか等により、効
率よく塗料の変更又は交換が行えることになる。
を備えた二重構造になる。そして、上記内容器は、外容
器たる上記本体カップに対し着脱自在になる。また、当
然のことながら、該内容器は、スプレーガン本体に対し
ても着脱自在である。そして、スプレーガン本体、換言
すれば本体カップ、から取り外された上記内容器は、そ
の有するバルブ手段により容器内内容物がこぼれ出ぬよ
うになっている。一方、スプレーガン本体には、常時、
本体カップルが装着されていることになる。従って、こ
のような着脱自在な内容器に収容されている塗料は、外
内容器を上記本体カップへ装着すれば、該本体カップ内
に設けられているバルブ開放手段が動作して、閉塞され
ていた塗料供給口が開口せしめられ、内容器内の塗料が
本体カップの導出管へ自然に流れ出ることになる。その
逆に、上記内容器に残存している塗料は、該内容器を本
体カップから取り出せば、バルブ手段が閉じ、内容物を
こぼさずに内容器ごと本体カップから取り出すことがで
きる。そうすれば、該内容器の内容物を容器外へ排出
し、溶剤にて該内容器を洗浄して再使用するかあるいは
同種の内容器を用意してそれを利用するか等により、効
率よく塗料の変更又は交換が行えることになる。
上記構成によれば、スプレーガン本体から塗料容器を
取り外すことなく塗料の変更又は交換が可能になる。つ
まり、スプレーガン本体へ供給される塗料が着脱自在な
内容器に収容されていることは、塗料自体の変更・交換
が内容器ごと交換することにより、塗料の変更・交換が
簡単に行え、さらに、スプレーガン本体に装着されてい
る本体カップのカップ本体内周面に使用した塗料が付着
することもない。従って、塗色を変えての塗装作業は、
従来例の場合、スプレーガン本体から塗料容器を取り外
した後、該容器を洗浄すると言う取り外し・洗浄作業が
伴うが、本発明の塗料容器であれば、手間の掛かる上記
作業は必要としない。つまり、異なった塗料を用いる塗
装作業は効率よく行える事になる。尚、本体カップの導
出管内には、当然のことながら、塗料は付着することに
なるが、この付着した塗料は、本体カップに溶剤を入れ
スプレーガンを短時間動作させることにより、容易に洗
い落とせる。なぜならば、上記導出管内部は狭い通路か
らなり、スプレーガンを動作させれば、付着した塗料を
溶剤により洗い落とせるだけの十分な流速が得られるか
らである。
取り外すことなく塗料の変更又は交換が可能になる。つ
まり、スプレーガン本体へ供給される塗料が着脱自在な
内容器に収容されていることは、塗料自体の変更・交換
が内容器ごと交換することにより、塗料の変更・交換が
簡単に行え、さらに、スプレーガン本体に装着されてい
る本体カップのカップ本体内周面に使用した塗料が付着
することもない。従って、塗色を変えての塗装作業は、
従来例の場合、スプレーガン本体から塗料容器を取り外
した後、該容器を洗浄すると言う取り外し・洗浄作業が
伴うが、本発明の塗料容器であれば、手間の掛かる上記
作業は必要としない。つまり、異なった塗料を用いる塗
装作業は効率よく行える事になる。尚、本体カップの導
出管内には、当然のことながら、塗料は付着することに
なるが、この付着した塗料は、本体カップに溶剤を入れ
スプレーガンを短時間動作させることにより、容易に洗
い落とせる。なぜならば、上記導出管内部は狭い通路か
らなり、スプレーガンを動作させれば、付着した塗料を
溶剤により洗い落とせるだけの十分な流速が得られるか
らである。
さらに、本発明の塗料容器を塗装用スプレーガンに用
いれば、塗料の変更・交換作業が塗料容器をスプレーガ
ン本体から取り外すことなく行え、従って、塗料容器の
取り外しが困難な塗装ロボット等の自動スプレーガン装
置用の塗料容器としては好適な塗料容器といえる。
いれば、塗料の変更・交換作業が塗料容器をスプレーガ
ン本体から取り外すことなく行え、従って、塗料容器の
取り外しが困難な塗装ロボット等の自動スプレーガン装
置用の塗料容器としては好適な塗料容器といえる。
実 施 例 以下に、第１〜３図に従って、本発明の一実施例を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1,2図は、本実施例に係る塗料容器を構成する各容
器を示し、第３図は該各容器の組み込み状態を示してい
る。本実施例に係る塗料容器10は、小なる容器を大なる
容器に対し着脱自在に大なる容器に装着した２個の容器
と、小なる容器の出口を閉じるバルブ手段と、該バルブ
を開くバルブ開放手段とを備えてなる。
器を示し、第３図は該各容器の組み込み状態を示してい
る。本実施例に係る塗料容器10は、小なる容器を大なる
容器に対し着脱自在に大なる容器に装着した２個の容器
と、小なる容器の出口を閉じるバルブ手段と、該バルブ
を開くバルブ開放手段とを備えてなる。
即ち、第１図において、１は上記小なる容器たる内容
器を示し、該内容器１は、円筒状の部材と漏斗状に形成
された底部部材とを備えてなる容器本体1aと、該本体1a
の底部1c中央に該容器１の内容物たる塗料６を容器外へ
排出する出口管1bとを備えてなる。上記容器底部1cに備
えられた出口管1bは、その一方の端部が容器底部1cと一
体に形成され、他端部が軸方向に対し傾斜した端面を備
える塗料供給口1dを形成してなる。そして、この出口管
1bの周囲にはシール部材５が装着されている。さらに、
上記容器本体1aの容器底部1c、つまり出口管1bの出口部
には、球体２が備えられるとともに、容器本体1aに対し
移動自在に位置している。該球体２は、上記漏斗状の容
器底部1cに配置せしめられることにより、漏斗の出口、
換言すれば出口管の入口、が閉塞せしめられ、以てバル
ブ機能を有するバルブ手段となる。
器を示し、該内容器１は、円筒状の部材と漏斗状に形成
された底部部材とを備えてなる容器本体1aと、該本体1a
の底部1c中央に該容器１の内容物たる塗料６を容器外へ
排出する出口管1bとを備えてなる。上記容器底部1cに備
えられた出口管1bは、その一方の端部が容器底部1cと一
体に形成され、他端部が軸方向に対し傾斜した端面を備
える塗料供給口1dを形成してなる。そして、この出口管
1bの周囲にはシール部材５が装着されている。さらに、
上記容器本体1aの容器底部1c、つまり出口管1bの出口部
には、球体２が備えられるとともに、容器本体1aに対し
移動自在に位置している。該球体２は、上記漏斗状の容
器底部1cに配置せしめられることにより、漏斗の出口、
換言すれば出口管の入口、が閉塞せしめられ、以てバル
ブ機能を有するバルブ手段となる。
一方、上記大なる容器たる本体カップ３は、第２図に
示すごとく、その下端に椀状の底部3dを備える円筒状の
カップ本体3aと、該底部3d中央に設けられたＬ字状の導
出管3bとを備えてなる。該導出管3bは、その一方の端部
たる導出管入口3cが上記底部3dを開口するよう該底部3d
に位置し、他端部がスプレーガン本体（図示せず）と接
続できるように構成されている。加えて、該導出管3b
は、その内径が上記出口管1b外径より大きく寸法構成さ
れており、該出口管1bを導出管3b内に収めることが出来
るようになっている。さらに、該導出管3bには、棒状突
起部材４が備えられている。該棒状突起部材４は、棒状
突起4aと、該突起4aの先端に頭部4bを備えてなり、上記
棒状突起4aが上記導出管3bの外方から導出管3b内を通過
し上記カップ本体3a内へ突出するよう延在しかつ上記頭
部4bが導出管3bの外周面に固定されて位置している。
示すごとく、その下端に椀状の底部3dを備える円筒状の
カップ本体3aと、該底部3d中央に設けられたＬ字状の導
出管3bとを備えてなる。該導出管3bは、その一方の端部
たる導出管入口3cが上記底部3dを開口するよう該底部3d
に位置し、他端部がスプレーガン本体（図示せず）と接
続できるように構成されている。加えて、該導出管3b
は、その内径が上記出口管1b外径より大きく寸法構成さ
れており、該出口管1bを導出管3b内に収めることが出来
るようになっている。さらに、該導出管3bには、棒状突
起部材４が備えられている。該棒状突起部材４は、棒状
突起4aと、該突起4aの先端に頭部4bを備えてなり、上記
棒状突起4aが上記導出管3bの外方から導出管3b内を通過
し上記カップ本体3a内へ突出するよう延在しかつ上記頭
部4bが導出管3bの外周面に固定されて位置している。
ところで、第３図に示されるごとく、本実施例の塗料
容器10は二重構造を備えてなる容器である。即ち、上記
内容器１が上記本体カップ３内に装着されることによ
り、上記出口管1bが上記導出管3b内におさめられるとと
もに、該出口管1b周囲に配置せしめられたシール部材５
の外周面が上記導出管3b内周面に密に接し、かつ、上記
棒状突起部材４が内容器１下方から出口管1bのバルブ手
段たる上記球体２を突き上げて出口管1bの入口を開け
る。つまり、上記棒状突起部材４は、内容器１の出口管
1bの入口を開口するバルブ開放手段となる。尚、上記内
容器１及び本体カップ３は、耐溶剤性を備えた材料で形
成されることは言うまでもない。又、球体２及び棒状突
起部材４も同様である。但し、球体２は塗料６より比重
の大きい材料で形成されることはいうまでもない。具体
的には、例えば、本体カップ３は、内容器１の保護を兼
ねかつ塗料６の重量をも受け止めねばならないので、ス
テンレス製が好適である。そして、内容器１は耐溶剤性
を備えた樹脂製又はステンレス製であることが望まし
い。さらに、球体２及び棒状突起部材４はステンレス製
が好適である。
容器10は二重構造を備えてなる容器である。即ち、上記
内容器１が上記本体カップ３内に装着されることによ
り、上記出口管1bが上記導出管3b内におさめられるとと
もに、該出口管1b周囲に配置せしめられたシール部材５
の外周面が上記導出管3b内周面に密に接し、かつ、上記
棒状突起部材４が内容器１下方から出口管1bのバルブ手
段たる上記球体２を突き上げて出口管1bの入口を開け
る。つまり、上記棒状突起部材４は、内容器１の出口管
1bの入口を開口するバルブ開放手段となる。尚、上記内
容器１及び本体カップ３は、耐溶剤性を備えた材料で形
成されることは言うまでもない。又、球体２及び棒状突
起部材４も同様である。但し、球体２は塗料６より比重
の大きい材料で形成されることはいうまでもない。具体
的には、例えば、本体カップ３は、内容器１の保護を兼
ねかつ塗料６の重量をも受け止めねばならないので、ス
テンレス製が好適である。そして、内容器１は耐溶剤性
を備えた樹脂製又はステンレス製であることが望まし
い。さらに、球体２及び棒状突起部材４はステンレス製
が好適である。
上記構成によれば、本実施例の塗装容器は、内・外容
器を備えた二重構造で、一方の内なる容器たる上記内容
器１は、他方の外からなる容器たる上記本体カップ３に
対し着脱自在になる。また、当然のことながら、該内容
器１は、スプレーガン本体（図示せず）に対しても着脱
自在である。そして、該スプレーガン本体、換言すれば
本体カップ３、から取り外された上記内容器１は、その
有するバルブ手段２により容器内内容物がこぼれ出ぬよ
うになっている。すなわち、球体２を備えた内容器１
は、出口管1bを下方に向けた状態では、常に出口管1bが
球体２で閉塞されている。なぜならば、球体２は自重で
出口管1bの入口を閉じるからである。従って、塗料６を
上記内容器１に注入しても該容器１から漏れ出ることは
ない。一方、上記本体カップ３は、図示しないスプレー
ガン本体に上記導出管3bを介して装着することができ
る。そしてスプレーガン本体に装着された本体カップ３
に上記塗料６を収容した内容器１を装着すると、棒状突
起部材４が球体２を突き上げ、出口管1bの該球体２によ
る閉塞状態が解かれる。そして、内容器１内の塗料６が
本体カップ３の導出管3bへ自然に流れ出ることになる。
さらに、内容器１の出口管1bの周囲にはシール部材５が
装着されており、該シール部材５により上記導出管3bへ
流れ出た塗料６が内容器１の容器本体1a側へ逆流せぬよ
うになっている。
器を備えた二重構造で、一方の内なる容器たる上記内容
器１は、他方の外からなる容器たる上記本体カップ３に
対し着脱自在になる。また、当然のことながら、該内容
器１は、スプレーガン本体（図示せず）に対しても着脱
自在である。そして、該スプレーガン本体、換言すれば
本体カップ３、から取り外された上記内容器１は、その
有するバルブ手段２により容器内内容物がこぼれ出ぬよ
うになっている。すなわち、球体２を備えた内容器１
は、出口管1bを下方に向けた状態では、常に出口管1bが
球体２で閉塞されている。なぜならば、球体２は自重で
出口管1bの入口を閉じるからである。従って、塗料６を
上記内容器１に注入しても該容器１から漏れ出ることは
ない。一方、上記本体カップ３は、図示しないスプレー
ガン本体に上記導出管3bを介して装着することができ
る。そしてスプレーガン本体に装着された本体カップ３
に上記塗料６を収容した内容器１を装着すると、棒状突
起部材４が球体２を突き上げ、出口管1bの該球体２によ
る閉塞状態が解かれる。そして、内容器１内の塗料６が
本体カップ３の導出管3bへ自然に流れ出ることになる。
さらに、内容器１の出口管1bの周囲にはシール部材５が
装着されており、該シール部材５により上記導出管3bへ
流れ出た塗料６が内容器１の容器本体1a側へ逆流せぬよ
うになっている。
その逆に、該内容器１を本体カップ３から取り出せ
ば、上記内容器１に残存している塗料６は、球体２が落
下し出口管1bを閉塞し、内容物をこぼさずに内容器１ご
と本体カップ３から取り出すことができる。そうすれ
ば、該内容器１の塗料６を該容器外へ排出し、溶剤にて
該内容器１内を洗浄して再使用するかあるいは同種の容
器を用意してそれを利用するか等により、効率よく塗料
６の変更又は交換が行えることになる。
ば、上記内容器１に残存している塗料６は、球体２が落
下し出口管1bを閉塞し、内容物をこぼさずに内容器１ご
と本体カップ３から取り出すことができる。そうすれ
ば、該内容器１の塗料６を該容器外へ排出し、溶剤にて
該内容器１内を洗浄して再使用するかあるいは同種の容
器を用意してそれを利用するか等により、効率よく塗料
６の変更又は交換が行えることになる。
上記構成によれば、スプレーガン本体から塗料容器10
を取り外すことなく塗料６の変更又は交換が可能にな
り、さらに、スプレーガン本体へ供給される塗料６が着
脱自在な内容器１に収容されていることは、塗料６自体
の変更・交換が該内容器１ごと簡単に交換できるととも
に、スプレーガン本体に装着されている本体カップ３の
カップ本体3a内周面に使用した塗料６が付着することも
ない。従って、従来例の場合、塗色を変えての塗装作業
は、スプレーガン本体の塗料容器10を該本体から取り外
し、塗料容器10の側面に付着した塗料６を洗浄で除去す
る除去作業が必要であるが、本発明の塗料容器10であれ
ばそれは必要としない。つまり、異なった塗料６を用い
る塗装作業は、塗料交換に伴うロス時間が大幅に減少す
ることにより、効率よく行える事になる。尚、本体カッ
プの導出管3b内には、当然のことながら、塗料６は付着
することになるが、この塗料６は、本体カップ３に溶剤
を入れスプレーガンを短時間動作させることにより、容
易に洗い落とせる。なぜならば、上記導出管3b内部は狭
い通路からなり、スプレーガンを動作させれば、付着し
た塗料６を溶剤により洗い落とせるだけの十分な流速が
得られるからである。
を取り外すことなく塗料６の変更又は交換が可能にな
り、さらに、スプレーガン本体へ供給される塗料６が着
脱自在な内容器１に収容されていることは、塗料６自体
の変更・交換が該内容器１ごと簡単に交換できるととも
に、スプレーガン本体に装着されている本体カップ３の
カップ本体3a内周面に使用した塗料６が付着することも
ない。従って、従来例の場合、塗色を変えての塗装作業
は、スプレーガン本体の塗料容器10を該本体から取り外
し、塗料容器10の側面に付着した塗料６を洗浄で除去す
る除去作業が必要であるが、本発明の塗料容器10であれ
ばそれは必要としない。つまり、異なった塗料６を用い
る塗装作業は、塗料交換に伴うロス時間が大幅に減少す
ることにより、効率よく行える事になる。尚、本体カッ
プの導出管3b内には、当然のことながら、塗料６は付着
することになるが、この塗料６は、本体カップ３に溶剤
を入れスプレーガンを短時間動作させることにより、容
易に洗い落とせる。なぜならば、上記導出管3b内部は狭
い通路からなり、スプレーガンを動作させれば、付着し
た塗料６を溶剤により洗い落とせるだけの十分な流速が
得られるからである。
さらに、本実施例の塗料容器10を塗装用スプレーガン
に用いれば、塗料６の変更・交換作業が塗料容器10をス
プレーガン本体から取り外すことなく行え、従って、塗
料６容器の取り外しが困難な塗装ロボット等の自動スプ
レーガン装置用の塗料容器10としては好適な塗料６容器
といえる。
に用いれば、塗料６の変更・交換作業が塗料容器10をス
プレーガン本体から取り外すことなく行え、従って、塗
料６容器の取り外しが困難な塗装ロボット等の自動スプ
レーガン装置用の塗料容器10としては好適な塗料６容器
といえる。
第1,2図は、本発明の一実施例に係る塗料容器を構成す
る各容器を示し、第１図は内側容器の断面図、第２図は
外側容器の断面図、第３図は上記第1,2図の内側容器を
外側容器に組み込んだ状態の塗料容器の断面図、第４図
は従来例に係る塗装用スプレーガンの全体斜視図であ
る。 １……内容器、1a……容器本体、1b……出口管、1c……
容器底部、1d……塗料供給口、２……バルブ手段（球
体）、３……本体カップ、3a……カップ本体、3b……導
出管、3c……導出管入口、3d……底部、４……バルブ開
放手段（棒状突起部材）、4a……棒状突起、4b……頭
部、６……塗料、10……塗料容器
る各容器を示し、第１図は内側容器の断面図、第２図は
外側容器の断面図、第３図は上記第1,2図の内側容器を
外側容器に組み込んだ状態の塗料容器の断面図、第４図
は従来例に係る塗装用スプレーガンの全体斜視図であ
る。 １……内容器、1a……容器本体、1b……出口管、1c……
容器底部、1d……塗料供給口、２……バルブ手段（球
体）、３……本体カップ、3a……カップ本体、3b……導
出管、3c……導出管入口、3d……底部、４……バルブ開
放手段（棒状突起部材）、4a……棒状突起、4b……頭
部、６……塗料、10……塗料容器
Claims (2)
- 【請求項１】塗料（６）を収容する内容器（１）と該内
容器（１）を着脱可に装着する本体カップ（３）とを備
えてなり、 上記内容器（１）の底部（1c）には、塗料供給口（1d）
が備えられ、該供給口（1d）には、これを常時閉じるバ
ルブ手段（２）が備えられており、 一方、上記本体カップ（３）底部には、導出管（3b）が
備えられるとともに、該導出管（3b）内に、上記内容器
（１）が該本体カップ（３）に装着されて上記塗料供給
口（1d）が該導出管（3b）内に収められたとき、上記バ
ルブ手段（２）を開放するバルブ開放手段（４）が備え
られたことを特徴とするスプレーガン用塗料容器。 - 【請求項２】上記バルブ手段は、上記塗料供給口（1d）
を自重で閉じる球体（２）よりなり、一方、上記バルブ
手段のバルブ開放手段は、上記導出管（3b）内に配置せ
しめられて本体カップ（３）内に装着された棒状突起部
材（４）よりなり、上記本体カップ（３）内に上記内容
器（１）が装着されると、上記棒状突起部材（４）が内
容器（１）外下方から上記球形体（２）を突き上げて上
記塗料供給口（1d）を開口するよう構成されていること
を特徴とする第１項に記載のスプレーガン用塗料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177587A JPH0829272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | スプレ−ガン用塗料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177587A JPH0829272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | スプレ−ガン用塗料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427659A JPS6427659A (en) | 1989-01-30 |
| JPH0829272B2 true JPH0829272B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16106666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18177587A Expired - Lifetime JPH0829272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | スプレ−ガン用塗料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829272B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6820824B1 (en) | 1998-01-14 | 2004-11-23 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus for spraying liquids, disposable containers and liners suitable for use therewith |
| FR2830778B1 (fr) | 2001-10-11 | 2004-07-09 | Oreal | Dispositif de pulverisation d'au moins un produit sur un support, notamment un support keratinique tel que la peau |
| GB0210448D0 (en) * | 2002-05-08 | 2002-06-12 | 3M Innovative Properties Co | Valve closure for spray gun reservoir |
| GB0224698D0 (en) * | 2002-10-24 | 2002-12-04 | 3M Innovative Properties Co | Easy clean spray gun |
| US7083119B2 (en) | 2003-09-25 | 2006-08-01 | 3M Innovative Properties Company | Security clip for spray gun connector |
| JP2006125861A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 流体検出装置およびそれを用いた流体検出方法 |
| NL1028575C2 (nl) * | 2005-03-18 | 2006-09-20 | Emm Productions B V | Wegwerpbeker voor een verfspuit en verfspuit voorzien daarvan. |
| US11040360B2 (en) | 2006-06-20 | 2021-06-22 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Liquid supply assembly |
| DK2564937T3 (en) | 2006-06-20 | 2017-05-22 | Saint Gobain Abrasives Inc | The liquid supply unit |
| CA2834982C (en) | 2011-05-06 | 2019-08-06 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Paint cup assembly with an outlet valve |
| MX2014007887A (es) | 2011-12-30 | 2014-10-06 | Saint Gobain Abrasives Inc | Montaje de copa de pintura convertible con valvula de entrada de aire. |
-
1987
- 1987-07-21 JP JP18177587A patent/JPH0829272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427659A (en) | 1989-01-30 |
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