JP2003236407A - ミスト回収装置 - Google Patents

ミスト回収装置

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JP2003236407A
JP2003236407A JP2002033885A JP2002033885A JP2003236407A JP 2003236407 A JP2003236407 A JP 2003236407A JP 2002033885 A JP2002033885 A JP 2002033885A JP 2002033885 A JP2002033885 A JP 2002033885A JP 2003236407 A JP2003236407 A JP 2003236407A
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Kazuyuki Kano
一幸 加納
Yukiko Kano
夕起子 加納
Toshio Wakamatsu
俊男 若松
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KANO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な設備でダクト内を通過する気体からミス
トを回収するミスト回収装置を提供する。 【解決手段】ミストを含む気体を通過させるダクト1内
に気体の通過方向に面するように配置されてミストを付
着させるミスト付着板2と、上記ミスト付着板2をダク
ト1内で回転させるモータ3と、上記ミスト付着板2に
付着したミストから生じた液滴を回収する液滴回収器4
とを備えたことにより、ダクト1内を通過するミストが
回転しているミスト付着板2に効率的に付着し、上記ミ
ストから生じた液滴を液滴回収器4で回収することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクト内を通過す
るミストを含む気体からミストを液滴として回収するミ
スト回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、油煙等のミストを含む気体
は、気体を排出するダクトにフィルタ等を設け、排気を
フィルタに通過させることによりミストをある程度除去
して排出することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなフィルタによるミスト除去では、ミストの除去率
が低く、ダクト内に油分等が付着して炭化し、火災発生
の原因にもなっている。また、フィルタの目詰まりが進
行すると圧力損失が次第に大きくなり、送風に要する動
力も大きなものが必要となる。さらに、フィルタは頻繁
な交換が必要で、消耗品に要するコストも高くなる。し
かも、ミストが捕捉されて目詰まりしたフィルタは焼却
処分するしかなく、大量の廃棄物が発生するうえ、ミス
トになった油分等も回収されることなく焼却されている
のが実情である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、簡易な設備でダクト内を通過する気体からミス
トを回収するミスト回収装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】上記目的を達成するため、本発明のミスト
回収装置は、ミストを含む気体を通過させるダクト内に
気体の通過方向に面するように配置されてミストを付着
させるミスト付着部材と、上記ミスト付着部材をダクト
内で運動させる駆動手段と、上記ミスト付着部材に付着
したミストから生じた液滴を回収する液滴回収器とを備
えたことを要旨とする。
【0007】すなわち、本発明のミスト回収装置は、ミ
ストを含む気体を通過させるダクト内に気体の通過方向
に面するように配置されてミストを付着させるミスト付
着部材と、上記ミスト付着部材をダクト内で運動させる
駆動手段と、上記ミスト付着部材に付着したミストから
生じた液滴を回収する液滴回収器とを備えている。この
ため、ダクト内を通過するミストは、運動しているミス
ト付着部材に効率的に付着する。そして、上記ミストか
ら生じた液滴は、液滴回収器で回収することができる。
このように、フィルタを使うことなく効率的にミストを
除去できるため、従来のようにフィルタを交換する必要
がなく、ランニングコストが節減できるうえ、フィルタ
目詰まりによる圧力損失の増大と送風に要する動力の増
加も防止できる。また、ミストの除去率も高く、ダクト
内も清浄に保てるうえ、フィルタの焼却処分も不要で廃
棄物が大幅に減少する。しかも、従来廃棄処分されてい
たミストを液滴として効率的に回収し、再利用に供する
ことが可能となり、資源の有効活用を促進することがで
きる。
【0008】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材が板状である場合には、ミスト付着部材に
付着したミストを液滴として回収する際、液滴が主とし
て板面に付着するため、その回収が容易になる。
【0009】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材が回転駆動され、液滴回収器がミスト付着
部材周囲の回転円周上に配置されている場合には、ミス
ト付着部材の運動が、機械的に無理なく発生できる回転
運動であることから、構造的な無駄が少なくなり、設備
コストが低くなるうえ、メンテナンス性も良好になる。
また、ミスト付着部材に付着した液滴は回転運動による
遠心力で飛ばされてミスト付着部材周囲の回転円周上に
配置された液滴回収器にキャッチされることから、液滴
の回収も極めてシンプルな構造で効率よく行なうことが
できる。
【0010】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材に、気体を通過させる貫通穴が形成されて
いる場合には、ダクト内を通過する気体の圧力損失が少
なくなり、送風に要する動力コストが節減できる。
【0011】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材の表面に、付着したミストから生じた液滴
をミスト付着部材の周縁に導く液滴ガイド部が形成され
ている場合には、ミスト付着部材に付着した液滴は回転
運動による遠心力で液滴ガイド部に沿ってミスト付着部
材の周縁に達し、そこから遠心力で飛ばされてミスト付
着部材周囲の回転円周上に配置された液滴回収器にキャ
ッチされることから、液滴の回収を極めてシンプルな構
造で効率よく行なうことができる。
【0012】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材が導電体から形成され、上記ミスト付着部
材にミストの電位と逆極性の電位が印加されている場合
には、ミストの付着が効率よく行なわれ、回収率が向上
する。特に、この場合において、気体中のミストはプラ
スに帯電しやすいことから、ミスト付着部材をマイナス
に帯電させることでミストの付着が極めて効率よく行な
われ、回収率が向上する。
【0013】本発明のミスト回収装置において、上記液
滴回収器が、同心円状に複数の液滴受け部を有するもの
である場合には、比重の重い液滴は外側に位置する液滴
受け部に回収され、比重の軽い液滴は内側に位置する液
滴受け部に回収される。したがって、ミストから発生す
る比重の重い液滴と比重の軽い液滴とを分別回収するこ
とができるようになる。
【0014】本発明のミスト回収装置において、上記ミ
スト付着部材と液滴回収器を複数組備えている場合に
は、ミストの回収率が飛躍的に向上する。
【0015】本発明のミスト回収装置において、上記複
数のミスト付着部材に、異なる電圧で電位が印加されて
いる場合には、ミストの種類によって帯電する電位が異
なる傾向にあることから、ミスト付着部材に付着させる
ミストの種類をある程度選別することができ、液滴の分
別回収が可能となる。
【0016】本発明のミスト回収装置において、上記複
数のミスト付着部材間において、ミスト付着部材の運動
速度を異ならせている場合には、ミストの種類によって
比重が異なる傾向にあることから、ミスト付着部材の運
動速度によって付着させるミストの種類をある程度選別
することができ、液滴の分別回収が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0018】図1は、本発明のミスト回収装置の一実施
の形態を示す。この装置は、ミストを含む気体を通過さ
せるダクト1内に、気体の通過方向に面するように配置
されてミストを付着させるミスト付着板2と、上記ミス
ト付着板2をダクト1内で回転運動させるモータ3と、
上記ミスト付着板2に付着したミストから生じた液滴を
回収する液滴回収器4とを備えている。
【0019】上記ミスト付着板2は、図2に示すよう
に、円板状に形成され、気体を通過させる複数の貫通穴
5が形成されている。これにより、ダクト1内を通過す
る気体の圧力損失が少なくなり、送風に要する動力コス
トが節減できる。また、上記ミスト付着板2の上面およ
び下面には、中心部から放射状に延びるガイド溝6が刻
設され、付着したミストから生じた液滴を上記ガイド溝
6に沿ってミスト付着板2の周縁に導くようになってい
る。
【0020】また、上記ミスト付着板2の下面中央に
は、ミスト付着板2を回転させる回転軸7が垂下してい
る(図1に戻る)。この回転軸7の下端部にはプーリ8
が取り付けられ、モータ3の駆動軸9の先端部に取り付
けられたプーリ10とベルト11で連結されている。こ
れにより、モータ3の駆動軸9が回転することにより、
ミスト付着板2が軸心を中心として回転するようになっ
ている。また、ミスト付着板2とモータ3とがベルト1
1によって絶縁されている。
【0021】そして、上記ミスト付着板2の周囲の回転
円周上に、液滴回収器4が配置されている。上記液滴回
収器4は、断面形状大略コ字状であり、コ字状の下側部
が内側に延びて液滴を受ける樋部(液滴受け部)12に
形成されている。上記樋部12には、ドレン管13が連
結されて溜まった液滴を外部に排出するようになってい
る。
【0022】一方、上記ミスト付着板2は、ステンレス
鋼等の導電体から形成され、上面中心に回転電極14が
突設されている。上記回転電極14には、固定電極16
からブラシ15を介して高圧のマイナス電位が印加さ
れ、ミスト付着板2をマイナスに帯電させるようになっ
ている。図において、17は直流電源である。このよう
にすることにより、気体中のミストはプラスに帯電しや
すい傾向にあることから、ミストをマイナスに帯電させ
ることでミスト付着板2へのミストの付着が極めて効率
よく行なわれ、回収率が向上する。
【0023】上記ミスト回収装置では、つぎのようにし
てミストの回収が行なわれる。すなわち、ダクト1内を
通過するミストは、回転しているミスト付着板2の表面
に付着する。そして、上記ミストから生じた液滴は、回
転運動による遠心力で液滴ガイド溝6に沿ってミスト付
着板2の周縁に達し、そこから遠心力で飛ばされてミス
ト付着板2の周囲に配置された液滴回収器4にキャッチ
され回収される。
【0024】このように、上記ミスト回収装置によれ
ば、ダクト1内を通過するミストは、回転しているミス
ト付着板2に効率的に付着し、上記ミストから生じた液
滴は、液滴回収器4に回収される。このように、フィル
タを使うことなく効率的にミストを除去できるため、従
来のようにフィルタを交換する必要がなく、ランニング
コストが節減できるうえ、フィルタ目詰まりによる圧力
損失の増大と送風に要する動力の増加も防止できる。ま
た、ミストの除去率も高く、ダクト1内も清浄に保てる
うえ、フィルタの焼却処分も不要で廃棄物が大幅に減少
する。しかも、従来廃棄処分されていたミストを液滴と
して効率的に回収し、再利用に供することが可能とな
り、資源の有効活用を促進することができる。
【0025】また、上記ミスト回収装置では、ミスト付
着板2部材の運動が、機械的に無理なく発生できる回転
運動であることから、構造的な無駄が少なくなり、設備
コストが低くなるうえ、メンテナンス性も良好になる。
また、ミスト付着板2に付着した液滴は回転運動による
遠心力で飛ばされてミスト付着板2の周辺に配置された
液滴回収器4にキャッチされることから、液滴の回収を
極めてシンプルな構造で効率よく行なうことができる。
【0026】そして、上記ミスト回収装置は、例えば、
油煙やエマルジョン系切削油のミスト等あらゆる場面で
発生するミストの回収に適用することができる。
【0027】図3は、本発明のミスト回収装置の第2の
実施の形態を示す。この装置は、液滴回収器4として、
外側と内側に同心円状に複数(この例では2つ)の樋部
12a,12bを有するものが用いられている。それ以
外は、上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同
じ符号を付している。
【0028】この装置では、比重の重い液滴は外側に位
置する樋部12aに回収され、比重の軽い液滴は内側に
位置する樋部12bに回収される。したがって、ミスト
から発生する比重の重い液滴と比重の軽い液滴とを分別
回収することができるようになる。それ以外は、上記実
施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0029】図4は、本発明のミスト回収装置の第3の
実施の形態を示す。この装置は、ダクト1内に、ミスト
付着板2と液滴回収器4がそれぞれ複数組(この例では
4組)設けられている。上記各ミスト付着板2は、同軸
上に配置され、同じ回転軸7で回転されるようになって
いる。また、上記回転軸7と各ミスト付着板2は絶縁体
(図示せず)により絶縁されている。
【0030】上記各ミスト付着板2の上面には、円形の
回転電極14が突設され、各回転電極14には、固定電
極16からブラシ15を介してマイナス電位が印加され
ている。そして、このミスト回収装置では、4つの固定
電極16にそれぞれ異なる電圧の直流電源17a,17
b,17c,17dが接続され、4つのミスト付着板2
に異なる電圧でマイナス電位が印加されるようになって
いる。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同
様の部分には同じ符号を付している。
【0031】このミスト回収装置では、ミスト付着板2
と液滴回収器4を複数組備えているため、ミストの回収
率が飛躍的に向上する。しかも、複数のミスト付着板2
に、異なる電圧でマイナス電位が印加されているため、
ミストの種類によって帯電する電位が異なる傾向にある
ことから、各ミスト付着板2に付着させるミストの種類
をある程度選別することができ、液滴の分別回収が可能
となる。また、複数のミスト付着板2を同軸で連結して
回転駆動することから、動力の効率がよくなる。それ以
外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0032】図5は、本発明のミスト回収装置の第4の
実施の形態を示す。この装置は、ダクト1内に、ミスト
付着板2と液滴回収器4がそれぞれ複数組(この例では
4組)設けられている。上記各ミスト付着板2には、そ
れぞれプーリ8a,8b,8c,8dを備えた回転軸7
a,7b,7c,7dが垂下しており、各ミスト付着板
2が別々の回転軸7a,7b,7c,7dで回転される
ようになっている。この例では、上記各プーリ8a,8
b,8c,8dは同じ径のものが用いられている。
【0033】そして、各プーリ8a,8b,8c,8d
は、それぞれモータ3の駆動軸9に設けられた4つのプ
ーリ10a,10b,10c,10dとベルト11で連
結されている。ここで、モータ3の駆動軸9に設けられ
た4つのプーリ10a,10b,10c,10dは、そ
れぞれ径の異なるものが用いられ、4つのミスト付着板
2がそれぞれ異なる減速比で回転され、それぞれ異なる
回転速度で回転運動するようになっている。それ以外
は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同
じ符号を付している(なお、この図ではブラシ15,固
定電極16,直流電源17は示していない)。
【0034】この装置では、ミスト付着板2と液滴回収
器4を複数組備えているため、ミストの回収率が飛躍的
に向上する。しかも、複数のミスト付着板2間におい
て、ミスト付着板の回転速度を異ならせているため、ミ
ストの種類によって比重が異なる傾向にあることから、
ミスト付着板2の回転速度によって付着させるミストの
種類をある程度選別することができ、液滴の分別回収が
可能となる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作
用効果を奏する。
【0035】なお、上記各実施の形態では、ミスト付着
板2の上面および下面に放射状のガイド溝6を刻設して
液滴を周縁に導くようにしたが、これに限定するもので
はなく、溝ではなくガイド突条を設けて液滴を導いた
り、それらの双方を設けて液滴をガイドすることもでき
る。また、ガイド溝6やガイド突条は、液滴をミスト付
着板2の周縁部に導き得るものであれば、必ずしも放射
状に設ける必要はない。
【0036】また、上記各実施の形態では、ミスト付着
部材として円板状のミスト付着板2を例示したが、ミス
ト付着部材の形状等は、特に限定するものではなく、各
種の形状のものを採用することができる。特に、ミスト
付着部材として風力を発生させる羽根状部を有するもの
を用いることにより、送風の動力を兼ねることができ、
エネルギを節減することが可能となる。
【0037】また、上記各実施の形態では、ミスト付着
板2を気体の通過方向に直交するように配置させたが、
板面が気体の通過方向に実質的に面していれば、これに
限定するものではない。さらに、上記各実施の形態で
は、ミスト付着板2を回転運動させてミストを付着させ
るものを例示したが、これに限定するものではなく、ミ
スト付着部材に往復運動や振動運動等を与えてミストを
付着させるようにすることもできる。
【0038】また、上記各実施の形態では、ミスト付着
板2にマイナス電位を印加するようにしたが、ミストの
電位はミストを構成する物質とミストの周囲に存在する
物質との摩擦によって生じるため、ミストがマイナスに
帯電すればミスト付着板2は、プラス電位を印加すれば
よい。このように、ミスト付着板2には、ミストの電位
と逆極性の電位を印加すればよいのである。
【0039】また、本発明において、ダクトは、排気ダ
クトに限定するものではなく、気体が流通する流路であ
れば、各種の態様のものを含む趣旨である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明のミスト回収装置
によれば、ダクト内を通過するミストは、運動している
ミスト付着部材に効率的に付着する。そして、上記ミス
トから生じた液滴は、液滴回収器で回収することができ
る。このように、フィルタを使うことなく効率的にミス
トを除去できるため、従来のようにフィルタを交換する
必要がなく、ランニングコストが節減できるうえ、フィ
ルタ目詰まりによる圧力損失の増大と送風に要する動力
の増加も防止できる。また、ミストの除去率も高く、ダ
クト内も清浄に保てるうえ、フィルタの焼却処分も不要
で廃棄物が大幅に減少する。しかも、従来廃棄処分され
ていたミストを液滴として効率的に回収し、再利用に供
することが可能となり、資源の有効活用を促進すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のミスト回収装置を示す
断面図である。
【図2】ミスト付着板を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のミスト回収装置の
要部を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態のミスト回収装置を
示す断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態のミスト回収装置を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 ミスト付着板 3 モータ 4 液滴回収器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若松 俊男 大阪府八尾市泉町1−85 株式会社テルモ 工業内 Fターム(参考) 4D031 AB02 AB22 AB26 BA07 EA01 4D054 AA09 BA04 BA08 BC02 BC28 DA11 EA30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミストを含む気体を通過させるダクト内
    に気体の通過方向に面するように配置されてミストを付
    着させるミスト付着部材と、上記ミスト付着部材をダク
    ト内で運動させる駆動手段と、上記ミスト付着部材に付
    着したミストから生じた液滴を回収する液滴回収器とを
    備えたことを特徴とするミスト回収装置。
  2. 【請求項2】 上記ミスト付着部材が板状である請求項
    1記載のミスト回収装置。
  3. 【請求項3】 上記ミスト付着部材が回転駆動され、液
    滴回収器がミスト付着部材周囲の回転円周上に配置され
    ている請求項1または2記載のミスト回収装置。
  4. 【請求項4】 上記ミスト付着部材に、気体を通過させ
    る貫通穴が形成されている請求項3記載のミスト回収装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ミスト付着部材の表面に、付着した
    ミストから生じた液滴をミスト付着部材の周縁に導く液
    滴ガイド部が形成されている請求項3または4記載のミ
    スト回収装置。
  6. 【請求項6】 上記ミスト付着部材が導電体から形成さ
    れ、上記ミスト付着部材にミストの電位と逆極性の電位
    が印加されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    ミスト回収装置。
  7. 【請求項7】 上記液滴回収器が、同心円状に複数の液
    滴受け部を有するものである請求項3〜6のいずれか一
    項に記載のミスト回収装置。
  8. 【請求項8】 上記ミスト付着部材と液滴回収器を複数
    組備えている請求項1〜7のいずれか一項に記載のミス
    ト回収装置。
  9. 【請求項9】 上記複数のミスト付着部材に、異なる電
    圧で電位が印加されている請求項8記載のミスト回収装
    置。
  10. 【請求項10】 上記複数のミスト付着部材間におい
    て、ミスト付着部材の運動速度を異ならせている請求項
    8記載のミスト除去装置。
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