JP2003236296A - 一槽式洗濯機のクラッチ制御方法 - Google Patents
一槽式洗濯機のクラッチ制御方法Info
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- D06F2105/58—Indications or alarms to the control system or to the user
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クラッチ切り換え時の電動機の回転速度をパ
ルスモータを使用することなく、超低速度にすることが
でき、クラッチの噛み合い部のギャップを少なくしても
確実に接続でき、切り換え時に大きな衝撃音が発生する
ことも防止できて静音化が図れる一槽式洗濯機のクラッ
チ制御方法を得る。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽に接続する脱水軸をクラッ
チ装置を介して洗濯軸に連結し、前記クラッチ装置は、
脱水軸に固着され電磁コイルにより吸引または反発され
るプランジャーに設けたクラッチピンを、電動機の駆動
軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤に係脱自在に組合
せ、洗いモードと脱水モードに切り換えるように構成し
た一槽式洗濯機のクラッチ制御方法において、洗いモー
ドと脱水モードとの切り換え時には、前記電動機に交流
電源周波数の１から数サイクルを印加して電動機を駆動
し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へクラッチピンを接
続、解除する。
ルスモータを使用することなく、超低速度にすることが
でき、クラッチの噛み合い部のギャップを少なくしても
確実に接続でき、切り換え時に大きな衝撃音が発生する
ことも防止できて静音化が図れる一槽式洗濯機のクラッ
チ制御方法を得る。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽に接続する脱水軸をクラッ
チ装置を介して洗濯軸に連結し、前記クラッチ装置は、
脱水軸に固着され電磁コイルにより吸引または反発され
るプランジャーに設けたクラッチピンを、電動機の駆動
軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤に係脱自在に組合
せ、洗いモードと脱水モードに切り換えるように構成し
た一槽式洗濯機のクラッチ制御方法において、洗いモー
ドと脱水モードとの切り換え時には、前記電動機に交流
電源周波数の１から数サイクルを印加して電動機を駆動
し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へクラッチピンを接
続、解除する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一槽式の全自動洗
濯機のクラッチ制御方法に関するものである。
濯機のクラッチ制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かかる一槽式の全自動洗濯機は、周知の
ごとく例えば図３に示すように外箱２０に水槽２１を搖
動自在に配設し、この水槽２１内に洗濯兼脱水槽１８を
回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽１８の底部に回転
翼３を設けている。
ごとく例えば図３に示すように外箱２０に水槽２１を搖
動自在に配設し、この水槽２１内に洗濯兼脱水槽１８を
回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽１８の底部に回転
翼３を設けている。
【０００３】そして、回転翼３に接続する洗濯軸である
駆動軸を減速機構を介して電動機１に接続し、洗濯兼脱
水槽１８に接続する脱水軸をクラッチ装置８を介して駆
動軸に接続して、洗いとすすぎ運転時には回転翼３のみ
を低速で回転し、洗濯兼脱水槽１８内に渦流を発生させ
て洗い・すすぎを行い、脱水運転時には脱水軸を駆動軸
に接続して回転翼３と洗濯兼脱水槽１８とを同時に高速
回転して、洗濯兼脱水槽１８内の洗濯物の水分を遠心力
で飛ばす。
駆動軸を減速機構を介して電動機１に接続し、洗濯兼脱
水槽１８に接続する脱水軸をクラッチ装置８を介して駆
動軸に接続して、洗いとすすぎ運転時には回転翼３のみ
を低速で回転し、洗濯兼脱水槽１８内に渦流を発生させ
て洗い・すすぎを行い、脱水運転時には脱水軸を駆動軸
に接続して回転翼３と洗濯兼脱水槽１８とを同時に高速
回転して、洗濯兼脱水槽１８内の洗濯物の水分を遠心力
で飛ばす。
【０００４】前記クラッチ装置８は、図４、図５にも示
すように遊星歯車による減速機構２２の下部に組合わさ
り、電磁コイルとプランジャーとによりクラッチ切り換
えを行うピンクラッチ構造とするものであるが、電動機
１には例えば誘導電動機を使用し、その駆動軸２である
洗濯軸の先端に回転翼３を固定ネジ４によって固定し、
駆動軸２の基部分である主軸下の基部にクラッチ盤１６
を圧入により固着する。このクラッチ盤１６にはクラッ
チを噛み合わせるための嵌合凹部１５を設けた。
すように遊星歯車による減速機構２２の下部に組合わさ
り、電磁コイルとプランジャーとによりクラッチ切り換
えを行うピンクラッチ構造とするものであるが、電動機
１には例えば誘導電動機を使用し、その駆動軸２である
洗濯軸の先端に回転翼３を固定ネジ４によって固定し、
駆動軸２の基部分である主軸下の基部にクラッチ盤１６
を圧入により固着する。このクラッチ盤１６にはクラッ
チを噛み合わせるための嵌合凹部１５を設けた。
【０００５】軸受けにより脱水軸１７を洗濯軸である駆
動軸２の外側で同軸上に回転自在に設け、該脱水軸１７
の先端に洗濯兼脱水槽１８を固定し、基部にクラッチと
して機能する円筒状の永久磁石１２を周囲に同時成形し
た樹脂製のプランジャー１１を固定する。このプランジ
ャー１１はクラッチ盤１６の上方に押しバネ１４により
上下動自在に組合わさるもので、前記嵌合凹部１５に対
応する箇所に位置させてクラッチピンである嵌合突起１
３を下方に向けて突設した。
動軸２の外側で同軸上に回転自在に設け、該脱水軸１７
の先端に洗濯兼脱水槽１８を固定し、基部にクラッチと
して機能する円筒状の永久磁石１２を周囲に同時成形し
た樹脂製のプランジャー１１を固定する。このプランジ
ャー１１はクラッチ盤１６の上方に押しバネ１４により
上下動自在に組合わさるもので、前記嵌合凹部１５に対
応する箇所に位置させてクラッチピンである嵌合突起１
３を下方に向けて突設した。
【０００６】プランジャー１１の外側で永久磁石１２に
対向する位置にヨーク１０に装着した電磁コイル９を配
設し、これらプランジャー１１、電磁コイル９の周囲を
クラッチケース８ａで覆う。
対向する位置にヨーク１０に装着した電磁コイル９を配
設し、これらプランジャー１１、電磁コイル９の周囲を
クラッチケース８ａで覆う。
【０００７】次に動作について説明する。洗いやすすぎ
を行うには、操作部を操作して洗い行程やすすぎ行程の
内容を設定してオンすれば、コントロールユニットから
の出力で電磁コイル９に通電され、プランジャー１１の
永久磁石１２が電磁コイル９に吸引されて押しバネ１４
の弾力に抗して上方に移動し、嵌合突起１３がクラッチ
盤１６の嵌合凹部１５から抜け出て、脱水軸１７と洗濯
軸である駆動軸２との結合が解除する。
を行うには、操作部を操作して洗い行程やすすぎ行程の
内容を設定してオンすれば、コントロールユニットから
の出力で電磁コイル９に通電され、プランジャー１１の
永久磁石１２が電磁コイル９に吸引されて押しバネ１４
の弾力に抗して上方に移動し、嵌合突起１３がクラッチ
盤１６の嵌合凹部１５から抜け出て、脱水軸１７と洗濯
軸である駆動軸２との結合が解除する。
【０００８】そして、給水弁が作動して洗濯兼脱水槽１
８内に給水され、電動機１に通電されると駆動軸２すな
わち洗濯軸のみが回転し、回転翼３が低速回転して洗い
運転が行われる。
８内に給水され、電動機１に通電されると駆動軸２すな
わち洗濯軸のみが回転し、回転翼３が低速回転して洗い
運転が行われる。
【０００９】洗い行程から脱水行程に移行するときは、
排水弁が開き、洗濯兼脱水槽１８内の水が排水管から排
出されると、電磁コイル９には洗い工程のときとは反対
方向の電流が流れ、その結果、プランジャー１１が下方
に移動し、嵌合突起１３がクラッチ盤１６に設けてある
嵌合凹部１５に挿入して、クラッチが噛み合う。
排水弁が開き、洗濯兼脱水槽１８内の水が排水管から排
出されると、電磁コイル９には洗い工程のときとは反対
方向の電流が流れ、その結果、プランジャー１１が下方
に移動し、嵌合突起１３がクラッチ盤１６に設けてある
嵌合凹部１５に挿入して、クラッチが噛み合う。
【００１０】これにより、プランジャー１１が固定され
ている脱水軸１７と、クラッチ盤１６が固定されている
洗濯軸である駆動軸２とが接続する。よって、電動機１
の回転が駆動軸２である洗濯軸と脱水軸１７とに同時に
伝達され、回転翼３と洗濯兼脱水槽１８とが同時に高速
回転して洗濯兼脱水槽１８内の洗濯物の水分が遠心力に
より脱水される。
ている脱水軸１７と、クラッチ盤１６が固定されている
洗濯軸である駆動軸２とが接続する。よって、電動機１
の回転が駆動軸２である洗濯軸と脱水軸１７とに同時に
伝達され、回転翼３と洗濯兼脱水槽１８とが同時に高速
回転して洗濯兼脱水槽１８内の洗濯物の水分が遠心力に
より脱水される。
【００１１】ところで、洗い行程から脱水行程に移行す
るときにクラッチが完全に切り換わったかを判断するに
は、回転翼３と洗濯兼脱水槽１８それぞれの回転の慣性
モーメントを利用している。すなわち、脱水工程に移行
するためにクラッチを噛み合わせるとき、まず、プラン
ジャー１１を下げて電動機１に短時間通電した後、嵌合
突起１３とクラッチ盤１６に設けてある嵌合凹部１５と
を嵌合し、その後、クラッチの位置検出を行う。
るときにクラッチが完全に切り換わったかを判断するに
は、回転翼３と洗濯兼脱水槽１８それぞれの回転の慣性
モーメントを利用している。すなわち、脱水工程に移行
するためにクラッチを噛み合わせるとき、まず、プラン
ジャー１１を下げて電動機１に短時間通電した後、嵌合
突起１３とクラッチ盤１６に設けてある嵌合凹部１５と
を嵌合し、その後、クラッチの位置検出を行う。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】このようなソレノイド
方式のピンクラッチ構造では、クラッチの切り換えを容
易なものにするための方法として、嵌合突起１３と嵌合
凹部１５との噛み合い部の回転方向のギャップを大きく
確保し、電動機１の回転速度をインバータまたは位相制
御などによって低速度制御して接続していた。
方式のピンクラッチ構造では、クラッチの切り換えを容
易なものにするための方法として、嵌合突起１３と嵌合
凹部１５との噛み合い部の回転方向のギャップを大きく
確保し、電動機１の回転速度をインバータまたは位相制
御などによって低速度制御して接続していた。
【００１３】嵌合突起１３と嵌合凹部１５との噛み合い
部の回転方向のギャップを大きくすると、クラッチ噛み
合い部分の回転方向のガタにより発生するトルク変動時
の衝撃音も大きくなり、近年、要求されている静音化に
応えられない。
部の回転方向のギャップを大きくすると、クラッチ噛み
合い部分の回転方向のガタにより発生するトルク変動時
の衝撃音も大きくなり、近年、要求されている静音化に
応えられない。
【００１４】かかる不都合を解消するには、噛み合い部
の回転方向のガタを少なくすればよいが、このようにす
ると、現在のインバータまたは位相制御などにより電動
機を低速度制御する方法では、速度が速く、噛み合い部
が噛み合わずに飛び越しが発生し、噛み合い部が破損す
るおそれがある。なお電動機にパルスモータを使用すれ
ば、超低速度で回転できるが、コスト面で嵩む。
の回転方向のガタを少なくすればよいが、このようにす
ると、現在のインバータまたは位相制御などにより電動
機を低速度制御する方法では、速度が速く、噛み合い部
が噛み合わずに飛び越しが発生し、噛み合い部が破損す
るおそれがある。なお電動機にパルスモータを使用すれ
ば、超低速度で回転できるが、コスト面で嵩む。
【００１５】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、クラッチ切り換え時の電動機の回転速度をパルスモ
ータを使用することなく、超低速度にすることができ、
クラッチの噛み合い部のギャップを少なくしても確実に
接続でき、切り換え時に大きな衝撃音が発生することも
防止できて静音化が図れる一槽式洗濯機のクラッチ制御
方法を提供することにある。
し、クラッチ切り換え時の電動機の回転速度をパルスモ
ータを使用することなく、超低速度にすることができ、
クラッチの噛み合い部のギャップを少なくしても確実に
接続でき、切り換え時に大きな衝撃音が発生することも
防止できて静音化が図れる一槽式洗濯機のクラッチ制御
方法を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、洗濯兼脱水槽に接続する脱水軸をク
ラッチ装置を介して洗濯軸に連結し、前記クラッチ装置
は、脱水軸に固着され電磁コイルにより吸引または反発
されるプランジャーに設けたクラッチピンを、電動機の
駆動軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤に係脱自在に
組合せ、洗いモードと脱水モードに切り換えるように構
成した一槽式洗濯機のクラッチ制御方法において、洗い
モードと脱水モードとの切り換え時には、前記電動機に
交流電源周波数の１から数サイクルを印加して電動機を
駆動し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へクラッチピン
を接続、解除することを要旨とする。
するため、第１に、洗濯兼脱水槽に接続する脱水軸をク
ラッチ装置を介して洗濯軸に連結し、前記クラッチ装置
は、脱水軸に固着され電磁コイルにより吸引または反発
されるプランジャーに設けたクラッチピンを、電動機の
駆動軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤に係脱自在に
組合せ、洗いモードと脱水モードに切り換えるように構
成した一槽式洗濯機のクラッチ制御方法において、洗い
モードと脱水モードとの切り換え時には、前記電動機に
交流電源周波数の１から数サイクルを印加して電動機を
駆動し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へクラッチピン
を接続、解除することを要旨とする。
【００１７】これにより、誘導電動機をパルスモータの
ように機能させることができ、クラッチの噛み合い部の
ギャップを少なくしても飛び越しが発生することを防止
して確実に接続できる。よって、噛み合わせ時の衝撃音
も低減でき、噛み合わせ部の破損も防止できる。
ように機能させることができ、クラッチの噛み合い部の
ギャップを少なくしても飛び越しが発生することを防止
して確実に接続できる。よって、噛み合わせ時の衝撃音
も低減でき、噛み合わせ部の破損も防止できる。
【００１８】第２に、クラッチ盤へクラッチピンを接
続、解除する操作を行った後、電動機に一定時間通電
し、この間に計測されるパルス数によってクラッチ装置
が洗いモードと脱水モードのいずれの側に切り換わって
いるかを判断する。すなわち、クラッチが噛み合わさっ
て駆動軸に脱水軸が連結されている脱水モードでは、駆
動軸に脱水軸の負荷が加わるから、回転速度（加速度）
が遅くなりパルス数が少ないが、クラッチが切り離され
て駆動軸に脱水軸が連結されていない洗いモードでは、
駆動軸には脱水軸の負荷が加わらないから回転速度（加
速度）が速くなりパルス数が多くなる。
続、解除する操作を行った後、電動機に一定時間通電
し、この間に計測されるパルス数によってクラッチ装置
が洗いモードと脱水モードのいずれの側に切り換わって
いるかを判断する。すなわち、クラッチが噛み合わさっ
て駆動軸に脱水軸が連結されている脱水モードでは、駆
動軸に脱水軸の負荷が加わるから、回転速度（加速度）
が遅くなりパルス数が少ないが、クラッチが切り離され
て駆動軸に脱水軸が連結されていない洗いモードでは、
駆動軸には脱水軸の負荷が加わらないから回転速度（加
速度）が速くなりパルス数が多くなる。
【００１９】よって、この加速度（パルス数）の違いを
検出すれば、駆動軸に脱水軸が連結されているか、すな
わちクラッチが洗いモードと脱水モードのいずれの側に
切り換わっているかを容易かつ確実に判断できる。
検出すれば、駆動軸に脱水軸が連結されているか、すな
わちクラッチが洗いモードと脱水モードのいずれの側に
切り換わっているかを容易かつ確実に判断できる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の一槽式洗濯機
のクラッチ制御方法の実施形態を示すクラッチの接続制
御動作を示すフローチャートで、本発明のクラッチ構造
が実施される一槽式洗濯機の構成は図５について、ま
た、クラッチ構造の全体の基本構成は図３について既に
説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略
する。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の一槽式洗濯機
のクラッチ制御方法の実施形態を示すクラッチの接続制
御動作を示すフローチャートで、本発明のクラッチ構造
が実施される一槽式洗濯機の構成は図５について、ま
た、クラッチ構造の全体の基本構成は図３について既に
説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略
する。
【００２１】本発明のクラッチ装置８も、図４、図５に
も示すように遊星歯車による減速機構２２の下部に組合
わさり、電磁コイルとプランジャーとによりクラッチ切
り換えを行うピンクラッチ構造とするものであるが、電
動機１には例えば誘導電動機を使用し、その駆動軸２で
ある洗濯軸の先端に回転翼３を固定ネジ４によって固定
し、駆動軸２の基部分である主軸下の基部にクラッチ盤
１６を圧入により固着する。このクラッチ盤１６には図
６にも示すようにクラッチを噛み合わせるための嵌合凹
部１５を設けた。
も示すように遊星歯車による減速機構２２の下部に組合
わさり、電磁コイルとプランジャーとによりクラッチ切
り換えを行うピンクラッチ構造とするものであるが、電
動機１には例えば誘導電動機を使用し、その駆動軸２で
ある洗濯軸の先端に回転翼３を固定ネジ４によって固定
し、駆動軸２の基部分である主軸下の基部にクラッチ盤
１６を圧入により固着する。このクラッチ盤１６には図
６にも示すようにクラッチを噛み合わせるための嵌合凹
部１５を設けた。
【００２２】軸受けにより脱水軸１７を洗濯軸である駆
動軸２の外側で同軸上に回転自在に設け、該脱水軸１７
の先端に洗濯兼脱水槽１８を固定ナット１９で固定し、
基部にクラッチとして機能する円筒状の永久磁石１２を
周囲に同時成形した樹脂製のプランジャー１１をセレー
ション加工によって嵌合して固定する。
動軸２の外側で同軸上に回転自在に設け、該脱水軸１７
の先端に洗濯兼脱水槽１８を固定ナット１９で固定し、
基部にクラッチとして機能する円筒状の永久磁石１２を
周囲に同時成形した樹脂製のプランジャー１１をセレー
ション加工によって嵌合して固定する。
【００２３】このプランジャー１１はクラッチ盤１６の
上方に上下動（矢印方向）自在に組合わさるもので、前
記嵌合凹部１５に対応する箇所に位置させてクラッチピ
ンである嵌合突起１３を下方に向けて突設した。この場
合、嵌合凹部１５と嵌合突起１３との嵌合のギャップは
少なくし、ガタのないように形成した。
上方に上下動（矢印方向）自在に組合わさるもので、前
記嵌合凹部１５に対応する箇所に位置させてクラッチピ
ンである嵌合突起１３を下方に向けて突設した。この場
合、嵌合凹部１５と嵌合突起１３との嵌合のギャップは
少なくし、ガタのないように形成した。
【００２４】プランジャー１１の外側で永久磁石１２に
対向する位置にヨーク１０に装着した電磁コイル９を配
設し、これらプランジャー１１、電磁コイル９の周囲を
クラッチケース８ａで覆う。これにより、プランジャー
１１は電磁コイル９の励磁方向を変えることによって永
久磁石１２とヨーク１０との間で吸引・反発し、上下
（矢印方向）に移動するように構成される。図中１４
は、押しバネを示し、電磁コイル９への通電を遮断した
後、クラッチ盤１６にプランジャー１１を接続させる役
目を有する。
対向する位置にヨーク１０に装着した電磁コイル９を配
設し、これらプランジャー１１、電磁コイル９の周囲を
クラッチケース８ａで覆う。これにより、プランジャー
１１は電磁コイル９の励磁方向を変えることによって永
久磁石１２とヨーク１０との間で吸引・反発し、上下
（矢印方向）に移動するように構成される。図中１４
は、押しバネを示し、電磁コイル９への通電を遮断した
後、クラッチ盤１６にプランジャー１１を接続させる役
目を有する。
【００２５】また、駆動軸２の下端には電動機１の速度
を検出するための円盤状の永久磁石５を固定ネジ６によ
り固定した。図中７は速度検出用のホール素子で、電動
機１のブラケットに取り付けられ、電動機１が１回転す
ると１８個のパルスが発生するように構成してある。
を検出するための円盤状の永久磁石５を固定ネジ６によ
り固定した。図中７は速度検出用のホール素子で、電動
機１のブラケットに取り付けられ、電動機１が１回転す
ると１８個のパルスが発生するように構成してある。
【００２６】次にクラッチの接続制御動作を図１のフロ
ーチャートに基づいて説明する。洗い行程が終了し、脱
水行程に移行すると制御部装置によって初期設定部で交
流電源のサイクルカウンターＮ１、接続ミスカウンター
Ｎ２、パルスカウンターＰ、脱水タイマーＴ１、計測用
のタイマーＴ２がそれぞれ０に初期化される〔ステップ
（１３２）〕。
ーチャートに基づいて説明する。洗い行程が終了し、脱
水行程に移行すると制御部装置によって初期設定部で交
流電源のサイクルカウンターＮ１、接続ミスカウンター
Ｎ２、パルスカウンターＰ、脱水タイマーＴ１、計測用
のタイマーＴ２がそれぞれ０に初期化される〔ステップ
（１３２）〕。
【００２７】次にクラッチの接続状態をチェックする接
続ミスカウンターＮ２をセットし〔ステップ（１０
０）〕、電動機１と電磁コイル９に通電する〔ステップ
（１０１）〕。これにより、プランジャー１１に一体に
形成された円筒形の永久磁石１２とヨーク１０の両端に
発生する磁界が反発磁界となり、プランジャー１１は押
しバネ１４の弾力に抗して下方に移動する。
続ミスカウンターＮ２をセットし〔ステップ（１０
０）〕、電動機１と電磁コイル９に通電する〔ステップ
（１０１）〕。これにより、プランジャー１１に一体に
形成された円筒形の永久磁石１２とヨーク１０の両端に
発生する磁界が反発磁界となり、プランジャー１１は押
しバネ１４の弾力に抗して下方に移動する。
【００２８】このときから、サイクルカウンターＮ１を
セットして〔ステップ（１０２）〕、交流電源のサイク
ル数のカウントを開始し、１サイクル毎にＮ１に１を加
算する〔ステップ（１０３）〕。その結果、通電サイク
ル判定部で交流電源のサイクル数がＮ１＝２になったと
判断されると〔ステップ（１０４）〕、サイクルカウン
ターＮ１をリセットして〔ステップ（１０５）〕、電動
機１への通電を遮断する〔ステップ（１０６）〕。
セットして〔ステップ（１０２）〕、交流電源のサイク
ル数のカウントを開始し、１サイクル毎にＮ１に１を加
算する〔ステップ（１０３）〕。その結果、通電サイク
ル判定部で交流電源のサイクル数がＮ１＝２になったと
判断されると〔ステップ（１０４）〕、サイクルカウン
ターＮ１をリセットして〔ステップ（１０５）〕、電動
機１への通電を遮断する〔ステップ（１０６）〕。
【００２９】次に、計測用のタイマーＴ２をセットし
〔ステップ（１０７）〕、１秒ごとにＴ２に１を加算し
て〔ステップ（１０８）〕、時間計測判定部でＴ２＝２
になった判断されると〔ステップ（１０９）〕、計測用
のタイマーＴ２をリセットして〔ステップ（１１
０）〕、電磁コイル９への通電を遮断しクラッチをオフ
する〔ステップ（１１１）〕。
〔ステップ（１０７）〕、１秒ごとにＴ２に１を加算し
て〔ステップ（１０８）〕、時間計測判定部でＴ２＝２
になった判断されると〔ステップ（１０９）〕、計測用
のタイマーＴ２をリセットして〔ステップ（１１
０）〕、電磁コイル９への通電を遮断しクラッチをオフ
する〔ステップ（１１１）〕。
【００３０】このような交流電源のサイクル数「２」だ
けの通電動作によって電動機１の駆動軸２に固定されて
いるクラッチ盤１６が回転して嵌合凹部１５とプランジ
ャー１１の嵌合突起１３とが嵌合し、駆動軸２に脱水軸
１７が接続される。よって脱水モードとなる。
けの通電動作によって電動機１の駆動軸２に固定されて
いるクラッチ盤１６が回転して嵌合凹部１５とプランジ
ャー１１の嵌合突起１３とが嵌合し、駆動軸２に脱水軸
１７が接続される。よって脱水モードとなる。
【００３１】この際、嵌合凹部１５と嵌合突起１３との
間にはギャップが少なくガタがないから、嵌合による接
続の際に発生する衝撃音を小さくできる。また、ギャッ
プが少なくても電動機１は超低速度で回転するから、パ
ルスモータのように作用させることができ、飛び越すこ
となく確実に嵌合できる。
間にはギャップが少なくガタがないから、嵌合による接
続の際に発生する衝撃音を小さくできる。また、ギャッ
プが少なくても電動機１は超低速度で回転するから、パ
ルスモータのように作用させることができ、飛び越すこ
となく確実に嵌合できる。
【００３２】次に、前記のようにして嵌合凹部１５と嵌
合突起１３とが嵌合してクラッチが脱水側に切り換わっ
たことのチェックを行う。そのためには、まず、電動機
１に通電し〔ステップ（１１２）〕、計測用のタイマー
Ｔ２とパルスカウンターＰとをセットし〔ステップ（１
１３）〕、〔ステップ（１１４）〕、時間とパルス数を
カウントし〔ステップ（１１５）〕、〔ステップ（１１
６）〕、計測時間判定部でＴ２＝２になった判断される
と〔ステップ（１１７）〕、電動機１への通電を遮断す
るとともに〔ステップ（１１８）〕、計測用のタイマー
Ｔ２をリセットする〔ステップ（１１９）〕。
合突起１３とが嵌合してクラッチが脱水側に切り換わっ
たことのチェックを行う。そのためには、まず、電動機
１に通電し〔ステップ（１１２）〕、計測用のタイマー
Ｔ２とパルスカウンターＰとをセットし〔ステップ（１
１３）〕、〔ステップ（１１４）〕、時間とパルス数を
カウントし〔ステップ（１１５）〕、〔ステップ（１１
６）〕、計測時間判定部でＴ２＝２になった判断される
と〔ステップ（１１７）〕、電動機１への通電を遮断す
るとともに〔ステップ（１１８）〕、計測用のタイマー
Ｔ２をリセットする〔ステップ（１１９）〕。
【００３３】そして、このＴ２＝２の時間内にカウント
されたパルス数がＰ＜３であるとパルス判定部で判定さ
れると〔ステップ（１２０）〕、クラッチが脱水モード
に設定されたと判断する。これは、図２に示すようにク
ラッチが脱水側に接続されているときは、電動機１の駆
動軸２に脱水軸１７が接続されることで、電動機１に負
荷が加わり、回転開始の加速度が遅くなるため、駆動軸
２に脱水軸１７が接続されていない洗いモードの場合に
比較して検出されるパルス数が少ないことによる。
されたパルス数がＰ＜３であるとパルス判定部で判定さ
れると〔ステップ（１２０）〕、クラッチが脱水モード
に設定されたと判断する。これは、図２に示すようにク
ラッチが脱水側に接続されているときは、電動機１の駆
動軸２に脱水軸１７が接続されることで、電動機１に負
荷が加わり、回転開始の加速度が遅くなるため、駆動軸
２に脱水軸１７が接続されていない洗いモードの場合に
比較して検出されるパルス数が少ないことによる。
【００３４】よって、脱水運転の準備が完了し、パルス
カウンターＰをリセットし〔ステップ（１２１）〕、脱
水タイマーＴ１をセットして〔ステップ（１２２）〕、
電動機１に通電し〔ステップ（１２３）〕脱水運転を開
始する。
カウンターＰをリセットし〔ステップ（１２１）〕、脱
水タイマーＴ１をセットして〔ステップ（１２２）〕、
電動機１に通電し〔ステップ（１２３）〕脱水運転を開
始する。
【００３５】脱水運転開始後、脱水タイマーＴ１は１分
毎に加算され〔ステップ（１２４）〕、脱水行程が進行
して脱水時間判定部でＴ１＝５と判断されて設定された
脱水時間に達すると〔ステップ（１２５）〕、電動機１
への通電を遮断して脱水行程が終了する〔ステップ（１
２６）（１２７）〕。
毎に加算され〔ステップ（１２４）〕、脱水行程が進行
して脱水時間判定部でＴ１＝５と判断されて設定された
脱水時間に達すると〔ステップ（１２５）〕、電動機１
への通電を遮断して脱水行程が終了する〔ステップ（１
２６）（１２７）〕。
【００３６】ところで、クラッチが脱水側に切り換わっ
ていない場合は、駆動軸２には脱水軸１７が接続されて
おらず負荷が加わらないから、加速度が大きく、〔ステ
ップ（１２０）〕でカウントされるパルス数がＰ＞３と
なるから、接続ミスカウンターＮ２に１を加算し〔ステ
ップ（１２８）〕、接続ミス回数判定部で判定される接
続ミス回数が５回に達しない間は〔ステップ（１２
９）〕、〔ステップ（１０１）〕に戻って、前記したク
ラッチ接続動作を繰り返し行う。
ていない場合は、駆動軸２には脱水軸１７が接続されて
おらず負荷が加わらないから、加速度が大きく、〔ステ
ップ（１２０）〕でカウントされるパルス数がＰ＞３と
なるから、接続ミスカウンターＮ２に１を加算し〔ステ
ップ（１２８）〕、接続ミス回数判定部で判定される接
続ミス回数が５回に達しない間は〔ステップ（１２
９）〕、〔ステップ（１０１）〕に戻って、前記したク
ラッチ接続動作を繰り返し行う。
【００３７】ところが、接続に不具合があるなどして接
続ミス回数判定部で判定される接続ミス回数が５回にな
ると〔ステップ（１２９）〕、装置に何らかの故障があ
ると判断して接続ミスカウンターＮ２をリセットして
〔ステップ（１３０）〕、接続ミスを表示し〔ステップ
（１３１）〕運転を中止する。
続ミス回数判定部で判定される接続ミス回数が５回にな
ると〔ステップ（１２９）〕、装置に何らかの故障があ
ると判断して接続ミスカウンターＮ２をリセットして
〔ステップ（１３０）〕、接続ミスを表示し〔ステップ
（１３１）〕運転を中止する。
【００３８】
【発明の効果】以上述べたように本発明の一槽式洗濯機
のクラッチ制御方法は、第１に、洗濯兼脱水槽に接続す
る脱水軸をクラッチ装置を介して洗濯軸に連結し、前記
クラッチ装置は、脱水軸に固着され電磁コイルにより吸
引または反発されるプランジャーに設けたクラッチピン
を、電動機の駆動軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤
に係脱自在に組合せ、洗いモードと脱水モードに切り換
えるように構成した一槽式洗濯機のクラッチ制御方法に
おいて、洗いモードと脱水モードとの切り換え時には、
前記電動機に交流電源周波数の１から数サイクルを印加
して電動機を駆動し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へ
クラッチピンを接続、解除する。
のクラッチ制御方法は、第１に、洗濯兼脱水槽に接続す
る脱水軸をクラッチ装置を介して洗濯軸に連結し、前記
クラッチ装置は、脱水軸に固着され電磁コイルにより吸
引または反発されるプランジャーに設けたクラッチピン
を、電動機の駆動軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤
に係脱自在に組合せ、洗いモードと脱水モードに切り換
えるように構成した一槽式洗濯機のクラッチ制御方法に
おいて、洗いモードと脱水モードとの切り換え時には、
前記電動機に交流電源周波数の１から数サイクルを印加
して電動機を駆動し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へ
クラッチピンを接続、解除する。
【００３９】これにより、誘導電動機をパルスモータの
ように機能させることができ、クラッチの噛み合い部の
ギャップを少なくしても飛び越しが発生することを防止
して確実に接続できる。よって、噛み合わせ時の衝撃音
も低減でき、噛み合わせ部の破損も防止できる。
ように機能させることができ、クラッチの噛み合い部の
ギャップを少なくしても飛び越しが発生することを防止
して確実に接続できる。よって、噛み合わせ時の衝撃音
も低減でき、噛み合わせ部の破損も防止できる。
【００４０】第２に、クラッチ盤へクラッチピンを接
続、解除する操作を行った後、電動機に一定時間通電
し、この間に計測されるパルス数によってクラッチ装置
が洗いモードと脱水モードのいずれの側に切り換わって
いるかを判断する。すなわち、クラッチが噛み合わさっ
て駆動軸に脱水軸が連結されている脱水モードでは、駆
動軸に脱水軸の負荷が加わるから、回転速度（加速度）
が遅くなりパルス数が少ないが、クラッチが切り離され
て駆動軸に脱水軸が連結されていない洗いモードでは、
駆動軸には脱水軸の負荷が加わらないから回転速度（加
速度）が速くなりパルス数が多くなる。
続、解除する操作を行った後、電動機に一定時間通電
し、この間に計測されるパルス数によってクラッチ装置
が洗いモードと脱水モードのいずれの側に切り換わって
いるかを判断する。すなわち、クラッチが噛み合わさっ
て駆動軸に脱水軸が連結されている脱水モードでは、駆
動軸に脱水軸の負荷が加わるから、回転速度（加速度）
が遅くなりパルス数が少ないが、クラッチが切り離され
て駆動軸に脱水軸が連結されていない洗いモードでは、
駆動軸には脱水軸の負荷が加わらないから回転速度（加
速度）が速くなりパルス数が多くなる。
【００４１】よって、この加速度（パルス数）の違いを
検出すれば、駆動軸に脱水軸が連結されているか、すな
わちクラッチが洗いモードと脱水モードのいずれの側に
切り換わっているかを容易かつ確実に判断できる。
検出すれば、駆動軸に脱水軸が連結されているか、すな
わちクラッチが洗いモードと脱水モードのいずれの側に
切り換わっているかを容易かつ確実に判断できる。
【図１】本発明の一槽式洗濯機のクラッチ制御方法のク
ラッチ接続制御動作を示すフローチャートである。
ラッチ接続制御動作を示すフローチャートである。
【図２】本発明の一槽式洗濯機のクラッチ制御方法のク
ラッチ接続時のパルス波形図である。
ラッチ接続時のパルス波形図である。
【図３】本発明の一槽式洗濯機のクラッチ制御方法が実
施される洗濯機の説明図である。
施される洗濯機の説明図である。
【図４】本発明の一槽式洗濯機のクラッチ制御方法が実
施されるクラッチ装置の縦断正面図である。
施されるクラッチ装置の縦断正面図である。
【図５】本発明の一槽式洗濯機のクラッチ制御方法が実
施されるクラッチ装置の要部の縦断正面図である。
施されるクラッチ装置の要部の縦断正面図である。
【図６】本発明の一槽資機洗濯機のクラッチ制御方法が
実施されるクラッチ装置の要部であるクラッチ盤部分の
横断平面図である。
実施されるクラッチ装置の要部であるクラッチ盤部分の
横断平面図である。
１…電動機 ２…駆動軸 ３…回
転翼 ４…固定ネジ ５…永久磁石 ６…固
定ネジ ７…ホール素子 ８…クラッチ装置 ８ａ…
クラッチケース ９…電磁コイル １０…ヨーク １１…
プランジャー １２…永久磁石 １３…嵌合突起 １４…
押しバネ １５…嵌合凹部 １６…クラッチ盤 １７…
脱水軸 １８…洗濯兼脱水槽 １９…固定ナット ２０…
外箱 ２１…水槽 ２２…減速機構
転翼 ４…固定ネジ ５…永久磁石 ６…固
定ネジ ７…ホール素子 ８…クラッチ装置 ８ａ…
クラッチケース ９…電磁コイル １０…ヨーク １１…
プランジャー １２…永久磁石 １３…嵌合突起 １４…
押しバネ １５…嵌合凹部 １６…クラッチ盤 １７…
脱水軸 １８…洗濯兼脱水槽 １９…固定ナット ２０…
外箱 ２１…水槽 ２２…減速機構
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 石川 則彦
千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建
鐵株式会社内
(72)発明者 頼田 昌美
千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建
鐵株式会社内
Ｆターム(参考） 3B155 BA03 BA23 CA05 CA16 CB06
HB02 HB03 HB19 KB11 LB05
MA01 MA02 MA07
Claims (2)
- 【請求項１】 洗濯兼脱水槽に接続する脱水軸をクラッ
チ装置を介して洗濯軸に連結し、前記クラッチ装置は、
脱水軸に固着され電磁コイルにより吸引または反発され
るプランジャーに設けたクラッチピンを、電動機の駆動
軸である洗濯軸に固着したクラッチ盤に係脱自在に組合
せ、洗いモードと脱水モードに切り換えるように構成し
た一槽式洗濯機のクラッチ制御方法において、洗いモー
ドと脱水モードとの切り換え時には、前記電動機に交流
電源周波数の１から数サイクルを印加して電動機を駆動
し、駆動軸を回転させてクラッチ盤へクラッチピンを接
続、解除することを特徴とする一槽式洗濯機のクラッチ
制御方法。 - 【請求項２】 クラッチ盤へクラッチピンを接続、解除
する操作を行った後、電動機に一定時間通電し、この間
に計測されるパルス数によってクラッチ装置が洗いモー
ドと脱水モードのいずれの側に切り換わっているかを判
断することを特徴とする請求項１に記載の一槽式洗濯機
のクラッチ制御方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002041910A JP2003236296A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 一槽式洗濯機のクラッチ制御方法 |
| TW091109357A TW536571B (en) | 2002-02-19 | 2002-05-06 | Method for controlling clutch in a single drum washing machine |
| KR10-2002-0030188A KR100476962B1 (ko) | 2002-02-19 | 2002-05-30 | 1조식 세탁기의 클러치 제어방법 |
| CNB021224390A CN1239772C (zh) | 2002-02-19 | 2002-06-05 | 单缸式洗衣机的离合器控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002041910A JP2003236296A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 一槽式洗濯機のクラッチ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003236296A true JP2003236296A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27782187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002041910A Pending JP2003236296A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 一槽式洗濯機のクラッチ制御方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003236296A (ja) |
| KR (1) | KR100476962B1 (ja) |
| CN (1) | CN1239772C (ja) |
| TW (1) | TW536571B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180069473A (ko) * | 2016-12-15 | 2018-06-25 | 주식회사 에스 씨디 | 클러치 및 이를 포함하는 배수 모터 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106592163B (zh) * | 2015-10-15 | 2021-03-23 | 合肥海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机减速离合器控制方法及减速离合器及洗衣机 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100240845B1 (ko) * | 1997-08-30 | 2000-01-15 | 전주범 | 부력식 세탁기의 채터링발생 방지방법 |
| KR20000001095A (ko) * | 1998-06-08 | 2000-01-15 | 구자홍 | 세탁기 구동장치 |
| JP3615080B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2005-01-26 | 株式会社東芝 | 脱水兼用洗濯機 |
| JP2001017778A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Hitachi Ltd | 全自動洗濯機 |
| KR100438297B1 (ko) * | 2001-12-14 | 2004-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 부력 클러치 세탁기의 클러치 제어방법 |
-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002041910A patent/JP2003236296A/ja active Pending
- 2002-05-06 TW TW091109357A patent/TW536571B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-05-30 KR KR10-2002-0030188A patent/KR100476962B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2002-06-05 CN CNB021224390A patent/CN1239772C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180069473A (ko) * | 2016-12-15 | 2018-06-25 | 주식회사 에스 씨디 | 클러치 및 이를 포함하는 배수 모터 |
| KR102570954B1 (ko) | 2016-12-15 | 2023-08-28 | 주식회사 에스 씨디 | 클러치 및 이를 포함하는 배수 모터 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1239772C (zh) | 2006-02-01 |
| TW536571B (en) | 2003-06-11 |
| KR100476962B1 (ko) | 2005-03-16 |
| CN1439764A (zh) | 2003-09-03 |
| KR20030069018A (ko) | 2003-08-25 |
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