JP2003235865A - 熱式処置具及びそれを用いた治療システム - Google Patents

熱式処置具及びそれを用いた治療システム

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JP2003235865A
JP2003235865A JP2002037263A JP2002037263A JP2003235865A JP 2003235865 A JP2003235865 A JP 2003235865A JP 2002037263 A JP2002037263 A JP 2002037263A JP 2002037263 A JP2002037263 A JP 2002037263A JP 2003235865 A JP2003235865 A JP 2003235865A
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treatment
water supply
fluid
treatment instrument
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JP2002037263A
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English (en)
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Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Koji Iida
浩司 飯田
Shuichi Kimura
修一 木村
Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Takefumi Uesugi
武文 上杉
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Kenichi Kimura
健一 木村
Toru Niimura
徹 新村
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体組織を把持して凝固し、止血等が確実に行
えると共に、把持部を冷却することで生体組織への止血
能を変化させ、また出力後に把持部が生体組織に接触し
ても熱傷を起こすことがない熱式処置具を提供する。 【解決手段】熱式処置具であって、開閉可能な先端部2
1と、先端部21に設けられ、通電により処置のための
熱エネルギを発生する発熱素子22と、発熱素子22の
近傍に液体を供給可能な送水供給管路70と、先端部2
1の開閉動作に同期して、送水供給管路70による液体
の供給を制御する制御手段(突起24)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処置具及びそれを
用いた治療システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体組織を把持、剥離、凝固及び切開す
ることが可能な処置具が従来より知られており、種々の
改善が行われている。例えば、特開昭61−12895
9号は、着脱自在のヒータプローブが接続されたか否か
を検知する接続検出手段と、この接続検出手段の信号に
基づいてヒータプローブ内の発熱素子に微小信号を流す
通電手段と、前記発熱素子に印加される電圧が許容レベ
ルにあるか否かを検出する短絡・特性劣化検出手段と、
ヒータプローブと直列に接続された抵抗の両端の電圧に
基いてヒータプローブの断線を検出する断線検出手段と
を備え、発熱素子が許容範囲以上に特性が劣化したり、
ヒータプローブが断線あるいは短絡した場合等の異常状
態を確認できるようにしている。
【0003】また、特開平8−294494号は、高周
波電源を通電可能な把持部を有し、把持、凝固する事に
よって迅速に止血が可能な処置具において、出血してい
る組織部位を確認するため、出血部位を洗い流すことが
可能な送水管路を有している。
【0004】また、特開平11−342135号には、
生体組織を把持して凝固し、止血等が確実に行える高周
波電源と接続可能な処置具が開示されている。生体組織
の出血などによって付着した血液等を洗い流す為に、そ
の処置部に送水可能にする為の管路を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭61−128959号では、ヒータープローブ
を接続した後に特性劣化、短絡や断線などの異常状態を
確認しているのでヒータプローブに特有の制御を行うこ
とができない。
【0006】また、特開平8−294494号では、凝
固処理した際に先端把持部に対して生体組織が付着する
のを防止するための管路を設け、出力に同期して送水を
行っているので、出力後に先端把持部の温度を積極的に
低減することができない。
【0007】また、特開平11−342135号は、把
持、凝固する処置具において、出血している組織部位に
送水し視野を確保するための送水管路を有しているの
で、凝固時若しくは凝固後の把持部温度を制御すること
ができない。
【0008】したがって本発明は、生体組織を把持して
凝固し、止血等が確実に行えると共に、把持部を冷却す
ることで生体組織への止血能を変化させ、また出力後に
把持部が生体組織に接触しても熱傷を起こすことがない
熱式処置具及びそれを用いた治療システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、熱式処置具であって、開閉可能な
処置部と、前記処置部に設けられ、通電により処置のた
めの熱エネルギを発生する発熱素子と、前記発熱素子の
近傍に流体を供給可能な流体供給手段と、前記処置部の
開閉動作に同期して、前記流体供給手段による流体の供
給を制御する制御手段とを具備する。
【0010】また、第2の発明は、熱式処置具であっ
て、処置部に設けられ、通電により処置のための熱エネ
ルギを発生する発熱素子と、前記発熱素子の近傍に流体
を供給可能な流体供給手段と、前記発熱素子への通電に
同期して、前記流体供給手段による流体の供給を制御す
る制御手段とを具備する。
【0011】また、第3の発明は、熱式処置具と、この
熱式処置具と通信可能な診断装置とからなる治療システ
ムであって、前記熱式処置具は、通電により処置のため
の熱エネルギを発生する発熱素子と、前記発熱素子に通
電を行うための電源装置と、前記発熱素子の近傍に流体
を供給可能な流体供給手段と、前記流体供給手段による
流体の供給を制御する制御手段とを具備し、前記診断装
置は、前記発熱素子の温度範囲を設定する温度範囲設定
手段と、前記発熱素子が設定された温度範囲内にあるか
どうかを判断する判断手段と、前記発熱素子が設定され
た温度範囲内にない場合には、前記流体供給手段による
流体の供給を開始させるための指令を前記制御手段に対
して送信するとともに、前記発熱素子への通電を停止す
るための指令を前記電源装置に対して送信する送信手段
とを具備する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る処置具が適用されるシステムの全体構成を
示す図である。オープンMRI(Magnetic Resonance Im
aging)装置のガントリー1内部には手術を受ける患者2
が横たわっている。患者2の手術を行うための腹腔鏡5
が配置されている。腹腔鏡5には、光源4と画像処理装
置3が接続されている。画像処理装置3は、腹腔鏡5に
よる手術を行うにあたり、腹腔内の内視鏡像やオープン
MRI装置の観測データを画像処理するための装置であ
る。
【0014】気腹装置6は、手術を行うにあたって、腹
腔を確保する為に体腔内にガスを送気する装置である。
この気腹装置6には、当該気腹装置6により発生された
送気ガスを患者の体腔内に導くための気腹チューブ7が
接続されている。
【0015】モニター8は、画像処理装置3にて処理さ
れた画像を表示する装置である。
【0016】処置具9は、生体組織を処置する為にその
先端部に発熱素子(後述)を有する。電源装置10は、
処置具9の発熱素子に通電する為の装置である。フット
スイッチ11は、電源装置10から処置具9への通電を
開始するための指令を与えるのに用いられる。送水ユニ
ット12は、処置具9に送水する為のユニットである。
貯水手段13は、送水ユニット12を介して処置具9に
送水する送水液を供給する。送水チューブ14は、貯水
手段13から送水ユニット12を介して処置具9に送水
用の液体を導く。
【0017】ケーブル15は、オープンMRI装置のガ
ントリー1の撮像データを画像処理装置3に伝達する為
のケーブルである。通信ケーブル16は、画像処理装置
3の処理データとして、送水のON/OFFに関するデ
ータを送水ユニット12に伝達するのに用いられるケー
ブルである。通信ケーブル17は、電源装置10の出力
情報を送信ユニット12に伝達するのに用いられるケー
ブルである。ケーブル18は、電源装置10から処置具
9に対してエネルギーを供給するためのケーブルであ
る。
【0018】図2は、図1に示す処置具9の概略構成を
示す図である。処置具9の先端部21には発熱素子22
が設けられている。また、ケーブル18はコネクタ19
を介して処置具9に接続されている。ここでのコネクタ
19は、ケーブル18を処置具9に対して着脱自在に接
続する機能を有する。電源装置10から供給されたエネ
ルギーはケーブル18を介して処置具9の発熱素子22
に供給されて当該発熱素子22が発熱するようになって
いる。
【0019】また、送水チューブ14はコネクタ20を
介して処置具9内部を経由する流体供給手段としての送
水供給管路70の一端に接続されている。ここでのコネ
クタ20は、送水チューブ14を処置具9に対して着脱
自在に接続する機能を有し、送水チューブ14を介して
液体が処置具9に供給されるようになっている。送水供
給管路70の他端は発熱素子22の近傍で開口してお
り、送水供給孔23を形成している。突起24は、送水
供給孔23に相対峙して配置され、送水制御手段の一つ
として機能する。
【0020】以下に、上記した先端部21の動作を図3
(A)、(B)を参照して説明する。図3(A)は、処
置具9によって生体組織25を把持し、発熱素子22を
発熱させ生体組織25を処置している様子を示してい
る。図3(A)に示すように、生体組織25を把持し、
生体に対して発熱素子22により熱的変化を与えている
際には送水供給孔23は相対峙する突起24によって塞
がれてしまうので、発熱素子22に対して送水されるこ
とはない。したがって、発熱素子22によって発生した
熱エネルギーはそのまま生体組織25に伝達され、凝
固、切開を行うことができる。
【0021】図3(B)は、処置具9によって生体組織
25を処置した後に、処置具9の先端部21を開放した
様子を示している。図3(B)にあるように、処置具9
の先端部21が開放されると同時に、突起24は送水供
給孔23を開放することとなる。このとき送水供給孔2
3から液体が発熱素子22に対して供給され、処置後の
発熱素子22を急速に冷却する。このことは処置後に発
熱素子22に残留する熱エネルギーを減少させる為、処
置の必要のない他の生体組織に接触したり他の生体組織
を把持したとしても不要な熱変性を与えることは無い。
【0022】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態に係る処置具9の構成を示す図であり、処置具9
の先端部21を閉じた場合の様子を示している。コネク
タ20には処置具9内部を経由するチューブ状の軟性管
路27の一端が接続され、その他端は、処置具9の先端
部21において送水供給孔23を形成している。従っ
て、軟性管路27は、コネクタ20と送水供給孔23と
を繋ぐ役目をしている。また、軟性管路27の一部を開
放することにより開口部26が形成されている。この開
口部26と相対峙する位置には突起28が形成され、送
水制御手段の一つとして機能する。
【0023】上記のように構成することで、図4に示す
ように処置具9の先端部21を閉じた状態では、軟性管
路27の開口部26に突起28が入り込むことにより当
該突起28によって軟性管路27が塞がれる。従って、
送水供給孔23より発熱素子22に対して液体が供給さ
れることがなく、第1実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0024】しかも処置具9の先端は生体組織を処置す
るにあたり視野を確保するためになるべく細く構成した
ほうがよく、送水制御手段つまり突起28の配置を変え
ることによって先端部21の細形化が可能となる。
【0025】図5は、処置具9の変形例を示す図であ
る。処置具9の先端部には放熱具29が設けられてい
る。この放熱具29は、処置具9を構成している素材よ
り熱伝導性の良い素材で構成されている。支持具30
は、放熱具29と処置具9とを接続している。支持具3
0と放熱具29とが接続されている他端は、ピン31に
て動作可能に処置具9と接続されている。
【0026】チューブ32は、コネクタ20から供給さ
れる液体を放熱具29に導くチューブであり、放熱具2
9は液体が供給されることにより、常に冷却された状態
にある。
【0027】以下に、上記した構成の動作を説明する。
図6(A)は、処置具9の先端部21を開放した様子を
示している。処置具9の先端部21が開放されると、同
時に、放熱具29は発熱素子22に密着する。放熱具2
9はチューブ32から供給される液体によって十分温度
が低くくなっているため、処置後、発熱素子22の発熱
を放熱し急速に冷却させる。
【0028】図6(B)は処置具9によって生体組織2
5を把持し、発熱素子22を発熱させ生体組織25を処
置している様子を示している。図6(B)に示すよう
に、生体組織25を把持し、発熱素子22により生体に
熱的変化を与えている際には、放熱具29は処置具9の
先端を閉じる動作に伴って支持具30により発熱素子2
2から離れる。これによって発熱素子22によって発生
した熱エネルギーはそのまま生体組織25に伝達され、
凝固、切開を行うことができる。
【0029】このような構成によれば、前述した構成か
ら得られる効果に加えて、発熱素子22に液体が直接か
かることがないので、処置したい生体組織25の近傍を
水浸しにすることが無くなり良好な視野を確保すること
が可能である。
【0030】(第3実施形態)図7(A)、(B)は、
本発明の第3実施形態に係る処置具9の構成を示す図で
ある。ここでは図5に示した構成に加えて支持具30に
弾性部材33を追加している。図7(A)は処置具9の
先端部21を開放した様子を示している。図7(A)に
示すように、処置具9の先端部21が開放されると、同
時に放熱具29は発熱素子22に密着する。このとき、
放熱効率を向上させるために発熱素子22と放熱具29
は密着している必要があることは言うまでもない。
【0031】ところが、支持具30が剛体で構成されて
いると処置具9の開き幅が限定されてしまう。そればか
りか、処置具9を無理やり開く操作を加えることによっ
て発熱素子22に機械的な力が加えられるので劣化する
ことが予想される。
【0032】第3実施形態ではこのような不具合をなく
すために支持具30に弾性部材33を追加している。こ
のような構成によって、図7(B)に示すように処置具
9をさらに開いても、その機械的な力は弾性部材33が
吸収するため、常に一定の力量で発熱素子22と放熱具
29を密着させることが可能となる。
【0033】(第4実施形態)図8は、本発明の第4実
施形態を説明するための図であり、先端部21と処置具
9との配置関係を示している。図8に示すように、第4
実施形態では先端部21と処置具9とを着脱自在な構成
としている。例えば先端部21には雄コネクタ34を設
けるとともに、処置具9側には雌コネクタ35を設ける
といった構成である。また、後述するが、先端部21は
多種多様な構成をとりうる。
【0034】図9は、先端部21と処置具9及び電源装
置10とその内部構造を示す図である。先端部21には
判別子36が内蔵されている。また、電源装置10は少
なくとも判断手段37と制御手段38と電源供給手段3
9とから構成されている。処置具9と先端部21が雄コ
ネクタ34と雌コネクタ35にて電気的、機械的に接続
されると、その信号は電源装置10の判断手段37に伝
達される。
【0035】判断手段37は、判別子36の接続の有無
や、判別子36の特性やデータを識別する手段により構
成されている。判断手段37が判別子36を識別した結
果に基いて、各々の先端部21さらには発熱素子22に
対するエネルギーの供給を変更しつつ制御し、電源供給
手段39に指示信号を送信する。
【0036】電源供給手段39は、制御手段38からの
制御信号を受けて、必要に応じたエネルギーを発熱素子
22に供給する。このような構成によれば先端部21が
接続されていない時には出力を禁止することが可能であ
り、不意な出力を制限することができる。
【0037】また、先端部21の構成が増えても電源装
置10は最適な発熱制御を行なうことが出来る。
【0038】図10(A)〜(F)は、先端部21の様
々な変形例を示す図である。図10(A)は1つの発熱
素子22Aが配置されている例を示す。判別子36は、
抵抗成分手段(R)40Aにて構成されている。
【0039】図10(B)は2つの発熱素子22B及び
22B′が配置されている例を示す。判別子36は、容
量成分手段(C)40Bにて構成されている。電源装置
10の判断手段37が容量成分手段40Bを検出した
ら、例えば発熱素子22Aが接続されていた場合の倍の
出力を供給することが可能である。
【0040】図10(C)は3つの発熱素子22C,2
2C′,22C″が配置されている例を示す。判別子3
6は、誘導成分手段(L)40Cにて構成されている。
電源装置10の判断手段37が誘導成分手段(L)40
Cを検出したら、例えば発熱素子22Aが接続されてい
た場合の3倍の出力を供給することが可能である。さら
にはじめに発熱素子22C及び22C″にエネルギーを
供給して、その後に発熱素子22C′にエネルギーを供
給することで、生体組織の外側から熱エネルギーを与え
るといった複雑な制御も可能である。
【0041】ここで、電源装置10の判断手段37は、
図10(A),(B),(C)の3種類を識別するため
にインピーダンス検出手段にて構成されていれば良いこ
とがわかる。また、抵抗成分手段(R)だけの構成であ
っても、その定数をそれぞれの先端部21に応じて配置
することで判別可能であることは言うまでもない。
【0042】図10(D),(E),(F)は、発熱素
子22D〜22Fの構成については図10(A),
(B),(C)の構成と同様にして、判別子36をIC
手段40D〜40Fにて構成した例を示している。この
ような構成においても同様の効果が得られる。
【0043】図11は、発熱素子22D〜22F間でそ
の発熱エネルギーがばらつくことを示す図である。本実
施形態では、このような、発熱素子22D〜22Fの大
きさや構成が同一でも発生してしまう発熱素子のばらつ
きを予め出荷する際に測定しておき、IC手段40D〜
40Fに記憶させておく。
【0044】電源装置10の判断手段37がIC手段4
0D〜40Fと通信可能な通信手段を備えていれば、I
C手段40D〜40Fとの接続時にデータを通信にて抽
出し、発熱素子22D〜22Fに対して制御温度に最適
なエネルギーを供給することが可能である。
【0045】これにより、発熱素子22D〜22Fの発
熱特性にばらつきが生じていても生体組織に対して与え
る熱エネルギーを同一にし安定した凝固、切開の特性を
得ることができる。
【0046】(第5実施形態)図12は、本発明の第5
実施形態を説明するための図であり、処置具9を駆動す
る電源装置10及び送水ユニット12の構成を示してい
る。
【0047】電源装置10を制御するSW(ここではフ
ットスイッチ)11には、ON/OFF動作が可能なS
W43A及びSW43Bが配置されている。
【0048】電源装置10は、判断手段37と、電源供
給手段39と、制御手段38とを備えている。制御手段
38には、SW43AのON/OFFを判断するSW処
理手段44A及びSW43BのON/OFFを判断する
SW処理手段44Bと、電源装置10の全体制御を司る
中央演算ユニット(以下CPU)45と、電源装置10
から送水ユニット12に対して送水制御データを送信す
るための通信手段46が設けられている。
【0049】次に、送水ユニット12について説明す
る。通信手段47は、制御手段38から通信ケーブル1
7を介して送信された送水制御データを受信する手段で
ある。可変可能なタイマ手段48は、前記送水制御デー
タをもとに送水制御時間を決定する。ピンチバルブ42
は、送水ユニット12に配置された送水制御手段の1つ
であり、貯水手段13から処置具9へ液体を導くチュー
ブ41を備えている。
【0050】図13は、SW43Aが操作されたときの
一連の動作を示す図である。SW43AがONするとS
W処理手段44AはON信号を検出してCPU45に信
号伝達する。CPU45は、SW処理手段44Aの信号
を受けて処置具9の発熱素子22に対して出力を開始す
るように電源供給手段39へ信号を伝達する。
【0051】また、SW43AがOFFすると、SW処
理手段44AはOFF信号を検出してCPU45に信号
伝達する。CPU45は、SW処理手段44Aの信号を
受けて処置具9の発熱素子22に対する出力を停止する
ように電源供給手段39へ信号を伝達するとともに、通
信手段46を介して送水ユニット12に対して送水開始
データ及びタイマー開始データを送信する。
【0052】送水ユニット12の通信手段47は、電源
装置10の通信手段46の送水開始データ及びタイマー
開始データを受信して結果をタイマ手段48に伝達す
る。タイマ手段48は、電源装置10の出力終了後から
一定時間、ピンチバルブ42を開放するように制御す
る。
【0053】これにより、発熱素子22の発熱によって
生体組織を処置した直後、送水供給孔23から液体が発
熱素子22に供給され急速に冷却されるので、前述した
実施形態と同様の効果が得られる。
【0054】さらに冷却能力はタイマ手段48の時間軸
を調節すれば良く、適切な冷却能力を設定することが可
能である。
【0055】図14は、SW43Bが操作されたときの
一連の動作を示す図である。SW43BがONすると、
SW処理手段44BはON信号を検出してCPU45に
信号伝達する。
【0056】CPU45は、SW処理手段44Bの信号
を受けて処置具9の発熱素子22に対して出力を開始す
るように電源供給手段39へ信号を伝達するとともに、
通信手段46を介して送水ユニット12に対して送水開
始データを送信する。
【0057】また、SW43AがOFFすると、SW処
理手段44AはOFF信号を検出してCPU45に信号
伝達する。CPU45は、SW処理手段44Bの信号を
受けて処置具9の発熱素子22に対する出力を停止する
ように電源供給手段39へ信号を伝達するとともに、通
信手段46を介して送水ユニット12に対してタイマー
開始データを送信する。
【0058】送水ユニット12の通信手段47は電源装
置10の通信手段46の送水開始データ及びタイマー開
始データを受信してそれぞれの結果を受信タイミングに
同期してタイマ手段48に伝達する。
【0059】これによりタイマ手段48は、電源装置1
0の出力開始時から開放し出力終了後から一定時間経過
したら閉じるようにピンチバルブ42を制御する。
【0060】これにより、処置部周辺の生体組織に熱エ
ネルギーを多く与えたくない場合にも発熱素子22は送
水供給孔23から液体による冷却されている為、急速に
温度上昇することがない。
【0061】(第6実施形態)図15は、本発明の第6
実施形態を説明するための図である。第5実施形態と異
なる点は、電源装置10を制御するSW11には、ON
/OFF及び踏み量を制御するためのアクセルSW49
が配置されている点である。制御手段38にはアクセル
SW49のON/OFFを判断するSW処理手段50が
設けられている。またアクセルSW49の踏み量を判断
する踏み量処理手段51が設けられている。
【0062】送水ユニット12には送水制御手段として
ローラーポンプ53が配置されている。さらに送水ユニ
ット12には中央演算ユニット(以下CPU)52が設
けられ、通信手段47が受信したデータに基づいてロー
ラーポンプ53を制御する。
【0063】図16は、本実施形態の動作を説明するた
めの図である。アクセルSW49がONすると、SW処
理手段50はON信号を検出して制御手段38内のCP
U45に信号伝達する。CPU45は、SW処理手段5
0の信号を受けて処置具9の発熱素子22に対して出力
を開始するように電源供給手段39へ信号を伝達する。
また、踏み量処理手段51は、上記アクセルSW49の
ONに同期して、アクセルSW49の踏み量を検出して
CPU45に信号伝達する。CPU45は踏み量処理手
段51からの信号に対応した送水量データを演算する。
【0064】CPU45は通信手段46を介して送水ユ
ニット12に対して送水開始データと演算した送水量デ
ータを送信する。
【0065】また、アクセルSW49がOFFすると、
SW処理手段50はOFF信号を検出してCPU45に
信号伝達する。
【0066】CPU45は、SW処理手段50の信号を
受けて処置具9の発熱素子22に対する出力を停止する
ように電源供給手段39へ信号を伝達するとともに、通
信手段46を介して送水ユニット12に対して送水終了
データを送信する。
【0067】送水ユニット12の通信手段47は電源装
置10の通信手段46の送水開始データ及び送水量デー
タ、送水終了データを受信してCPU52に伝達する。
CPU52は送信された送水データに基づいて送水量を
変化するようにローラーポンプ53の回転を制御する。
また、送水終了データを受け取ったCPU52は、図1
6の(A)に示すように一定時間送水を持続したり、図
16の(B)に示すように減衰的に送水量を変化させて
送水を終了する。
【0068】これにより、前記した第5実施形態により
得られる効果に加えて、発熱素子22に送水する送水量
を自在に変化させることが可能になる。さらに、CPU
45が行なう送水量データの演算や、CPU52が行な
うローラーポンプ53の制御はプログラムによって行な
うことが可能であるため、制御方法の設計が容易であり
且つ拡張性がある。
【0069】(第7実施形態)以下に図17(A)、
(B)、(C)を参照して、本発明の第7実施形態を説
明する。第7実施形態は、本発明の方法とMRI装置と
の組み合わせに関している。
【0070】図17(A)は、MRI装置のガントリー
に設けられている操作パネルの一例である。操作パネル
には、トラックボール54と、決定SW55と、温度設
定を表示する表示手段56と、温度を上げる設定を行な
うアップSW57と、温度を下げる設定を行なうダウン
SW58とが設けられている。
【0071】図17(B)及び図17(C)は、MRI
装置の診断像の一例である。同図において、59は、処
置したい生体組織であり、一例として脳の腫瘍を挙げて
いる。60は、トラックボール54の操作に連動して診
断像を動くポインタである。
【0072】以下に、図18及び図19に示すフローチ
ャートを用いて本実施形態の操作方法を説明する。入力
を開始すると、図18のステップS62にて所望の範囲
の設定が可能になる。トラックボール54にてポインタ
60を操作すると図17(C)の点線61で示すよう
に、腫瘍の近傍を所望の範囲として設定することが出来
る。トラックボール54による範囲入力が終了したら、
設定した範囲でO.K.かどうかを確認し、O.K.で
あれば決定SW55を押して範囲入力を終了する(ステ
ップS63)。
【0073】所望の範囲の設定が終了すると、ステップ
S64にて温度入力を行なう。温度入力はアップSW5
7とダウンSW58にて温度調節を行ない、設定した温
度でO.K.かどうかを確認し、O.K.であれば決定
SW55を押して温度設定を終了する(ステップS6
5)。
【0074】次に図19を参照して、図15の電源装置
10及び送水ユニット12を用いたMRI装置の制御に
ついて説明する。処置具9を処置したい生体組織ここで
は脳腫瘍59の近傍に配置し、電源装置10の出力を開
始する。処置具9にて熱的影響を受けた生体組織は組織
変性するとMRI画像にその変化が表示される。
【0075】ステップS66では、前述した画像上の範
囲において生体組織が設定した温度を超えたかどうかを
判断する。その結果、例えば40℃以下であれば、電源
装置10の出力を継続しても問題はない。また、設定温
度が40℃〜41℃の範囲である場合には、生体組織の
温度がそれ以上上昇しないように、電源装置10から送
水ユニット12に対して送水を行なう指令を含む通信デ
ータを送信する(ステップS67)。これにより、送水
ユニット12による送水が行なわれ、処置している生体
組織が一旦冷却されるために安定した温度制御が可能と
なる。
【0076】また、生体組織が41℃以上になってしま
った場合には、電源装置10の出力をこれ以上継続して
行なうと正常な組織にも熱的影響を与えるおそれがある
ので、電源装置10に対して出力停止のデータを送信す
る(ステップS68)。
【0077】このようにMRI装置のリアルタイム診断
画像とそこから得られたデータによって電源装置10及
び送水ユニット12を制御することによって、安定した
熱エネルギーを供給することが可能となる。
【0078】また、このようなシステムは熱エネルギー
を用いた装置以外にも高周波エネルギーを用いた装置と
の組合わせでも可能と考えられるが、高周波エネルギー
を出力することによってMRI画像が乱れるなどの問題
があり、それを解決している。
【0079】なお、上記した実施形態では発熱素子や生
体組織を冷却するために液体を用いたが、これに限定さ
れず、気体を供給することにより冷却するようにしても
良い。
【0080】(付記)上記した具体的な実施形態から以
下の構成の発明を抽出することができる。
【0081】1. 開閉可能な処置部と、前記処置部に
設けられ、通電により処置のための熱エネルギを発生す
る発熱素子と、前記発熱素子の近傍に流体を供給可能な
流体供給手段と、前記処置部の開閉動作に同期して、前
記流体供給手段による流体の供給を制御する制御手段と
を具備することを特徴とする熱式処置具。
【0082】2. 前記流体供給手段は、前記発熱素子
の近傍に送水可能な管路口を有する送水管路であり、前
記制御手段は、前記管路口または前記送水管路を閉塞す
る突起である1に記載の熱式処置具。
【0083】3. 処置部に設けられ、通電により処置
のための熱エネルギを発生する発熱素子と、前記発熱素
子の近傍に流体を供給可能な流体供給手段と、前記発熱
素子への通電に同期して、前記流体供給手段による流体
の供給を制御する制御手段とを具備することを特徴とす
る熱式処置具。
【0084】4. 前記流体供給手段は、前記発熱素子
の近傍に送水可能な送水管路であり、前記制御手段は、
前記送水管路に送水を行うポンプである3に記載の熱式
処置具。
【0085】5. 前記制御手段は、前記発熱素子への
通電時においても流体の供給を制御する3に記載の熱式
処置具。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、生体組織を把持して凝
固し、止血等が確実に行えると共に、把持部を冷却する
ことで生体組織への止血能を変化させ、また出力後に把
持部が生体組織に接触しても熱傷を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る処置具が適用され
るシステムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す処置具9の概略構成を示す図であ
る。
【図3】先端部21の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る処置具9の構成を
示す図である。
【図5】処置具9の変形例を示す図である。
【図6】図5に示す処置具9の動作を説明するための図
である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る処置具9の構成を
示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態を説明するための図であ
る。
【図9】先端部21と処置具9及び電源装置10とその
内部構造を示す図である。
【図10】先端部21の様々な変形例を示す図である。
【図11】発熱素子22D〜22F間でその発熱エネル
ギーがばらつくことを示す図である。
【図12】本発明の第5実施形態を説明するための図で
ある。
【図13】SW43Aが操作されたときの一連の動作を
示す図である。
【図14】SW43Bが操作されたときの一連の動作を
示す図である。
【図15】本発明の第6実施形態を説明するための図で
ある。
【図16】本発明の第6実施形態の動作を説明するため
の図である。
【図17】本発明の第7実施形態を説明するための図で
ある。
【図18】第7実施形態の操作方法を説明するためのフ
ローチャート(その1)である。
【図19】第7実施形態の操作方法を説明するためのフ
ローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1 オープンMRI装置のガントリー 2 患者 3 画像処理装置 4 光源 5 腹腔鏡 6 気腹装置 7 気腹チューブ 8 モニター 9 処置具 10 電源装置 11 フットスイッチ 12 送水ユニット 13 貯水手段 14 送水チューブ 15 ケーブル 16 通信ケーブル 17 通信ケーブル 18 ケーブル 19 コネクタ 20 コネクタ 21 先端部 22 発熱素子 23 送水供給孔 24 突起 25 生体組織 70 送水供給管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 齋藤 秀俊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上杉 武文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菅井 俊哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 健一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 新村 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK06 KK07 KK09 KK15 KK23 KK25 4C096 AA18 AB41 AB50 AD03 AD15 AD19 AD23 BA41 DD16 FC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な処置部と、 前記処置部に設けられ、通電により処置のための熱エネ
    ルギを発生する発熱素子と、 前記発熱素子の近傍に流体を供給可能な流体供給手段
    と、 前記処置部の開閉動作に同期して、前記流体供給手段に
    よる流体の供給を制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする熱式処置具。
  2. 【請求項2】 処置部に設けられ、通電により処置のた
    めの熱エネルギを発生する発熱素子と、 前記発熱素子の近傍に流体を供給可能な流体供給手段
    と、 前記発熱素子への通電に同期して、前記流体供給手段に
    よる流体の供給を制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする熱式処置具。
  3. 【請求項3】 熱式処置具と、この熱式処置具と通信可
    能な診断装置とからなる治療システムであって、 前記熱式処置具は、 通電により処置のための熱エネルギを発生する発熱素子
    と、 前記発熱素子に通電を行うための電源装置と、 前記発熱素子の近傍に流体を供給可能な流体供給手段
    と、 前記流体供給手段による流体の供給を制御する制御手段
    とを具備し、 前記診断装置は、 前記発熱素子の温度範囲を設定する温度範囲設定手段
    と、 前記発熱素子が設定された温度範囲内にあるかどうかを
    判断する判断手段と、 前記発熱素子が設定された温度範囲内にない場合には、
    前記流体供給手段による流体の供給を開始させるための
    指令を前記制御手段に対して送信するとともに、前記発
    熱素子への通電を停止するための指令を前記電源装置に
    対して送信する送信手段とを具備することを特徴とする
    治療システム。
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