JP2003235799A - 肛門鏡 - Google Patents

肛門鏡

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肛門鏡自体を介して肛門内縫合部を照明する
ことができる照明機能を備えた肛門鏡を提供すること。 【解決手段】肛門内に挿入可能な筒体部1と、該筒体部
の後端から筒体部半径方向に延び、肛門内に挿入された
筒体部をその軸線周りに回転させる1または複数のハン
ドル部2とからなり、上記筒体部1は、肛門内への挿入
を容易にする胴体部が先端に向けて径部が縮小された先
端部11と、該先端部に続く胴体部分がその少なくとも
4分の1周の領域が切り欠かれ、術者が肛門管より奥の
直腸粘膜に巾着縫合可能に接近するための切り欠き部1
2と、該切り欠き部と対向する筒体部内面に1個または
複数個のLED3が上記切り欠き部12から巾着縫合部
位4を照明可能に配置され、特に巾着縫合部位を入口に
近い位置から照射する主LED光源、巾着縫合位置をそ
の直下から照射する補助LED光源を備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肛門鏡、特に照明
機能を備える巾着縫合時の使用に適する肛門鏡に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】痔核治療法として、種々の方法が提案さ
れているが、術前の弛緩したアナルクッションAc(図
1A)を巾着縫合して吊り上げ、解剖学的位置に復元す
るとともに(図2)、下部直腸粘膜環状切除Bにより痔
核組織Cへの血流を減らすことにより(図1B術後肛門
部断面図)、手技上歯状線Dより肛門側に創部を形成せ
ず、もって術後の疼痛、晩期の出血が少なく、早期退
院、早期社会復帰が可能な手術方法として環状吻合式肛
門形成術、即ちPPH(Procedure For Prolapse AndHemor
rhoids)法が推奨されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この手術方法において
は、下部直腸粘膜を環状切除Bするにあたり、図2に示
すように、かかる部分を巾着縫合する必要がある。図2
は巾着縫合の終了後、巾着縫合用肛門鏡を抜去して、肛
門拡張器Nに、アンビルを最大に開いた吻合器Mを挿入
し、次に巾着縫合糸Fを締めて一度よりをかけた後、縫
合糸通し器Gを用いて吻合器のポートから縫合糸Fの両
端を引き出した状態を示す。現在、術者頭部より無影灯
の照明で肛門内部の巾着縫合部を照明し、これを縫合す
るようにしている。しかしながら、術者頭部によりどう
しても肛門部への照明が遮断されるため、手暗がりとな
って迅速にかつ正確を期することが難しい。そこで、本
発明は肛門鏡自体を介して肛門内縫合部を照明すること
ができる照明機能を備えた肛門鏡を提供することを目的
とする。また、無影灯の無い簡易手術ベッドでも痔疾患
の手術を行える肛門鏡を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】種々の形態の肛門鏡があ
るが、肛門鏡は、少なくとも円筒状の、肛門内に挿入可
能な筒体部と、該筒体部の後端外周から筒体半径方向に
延びる少なくとも1本のハンドル部とを備える。上記筒
体部が長尺の場合は、肛門内への挿入を容易にするた
め、少なくとも先端から後方に向けて胴径が拡大する部
分を有するが、この筒体部の胴体部分の少なくとも4分
の1から2分の1周、好ましくは3分の1周程度の領域
を切り欠いておくと、吊り上げられた組織の垂れ等によ
る肛門鏡の回転に支障をきたすことなく、該切り欠き部
を介して肛門管の奥の直腸粘膜に巾着縫合可能に接近で
きる。しかも、該切り欠き部と対向する筒体部内面に少
なくとも1個のLEDを巾着縫合部位に対向するように
配置することにより、巾着縫合部がきれいに照明でき、
しかもLEDは肛門鏡壁部に埋設して配置できるため、
巾着縫合の支障とならないことを見出し、本発明は完成
されたもので、本発明の第1の形態の肛門鏡は、肛門内
に挿入可能な筒体部1と、該筒体部の後端から筒体部半
径方向に延び、肛門内に挿入された筒体部をその軸線周
りに回転させる1または複数のハンドル部2とからな
り、上記筒体部1は、肛門内への挿入を容易にする胴体
部が先端に向けて径部が縮小された先端部11と、該先
端部に続く胴体部分がその少なくとも4分の1周の領域
が切り欠かれ、術者が肛門管より奥の直腸粘膜に巾着縫
合可能に接近するための切り欠き部12と、該切り欠き
部と対向する筒体部内面に1個または複数個のLED3
が上記切り欠き部12から巾着縫合部位4を照明可能に
配置されていることを特徴とする(図3参照)。好まし
くは、先端部11を円錐形または円錐台形とし、後端部
にはラッパ状に湾曲するフランジ部10を設け、併用さ
れる肛門拡張器Nの鍔部との接触抵抗を減少させるのが
好ましい(図4参照)。また、図5のように筒体部1を
ロケット形式とし、その胴体部の一部を切り欠いて切り
欠き部12を形成するようにするとともに、ハンドル部
2を半径方向4方向に形成するように設計変更してもよ
い。
【0005】上記切り欠き部は、上記筒体部の切り欠き
部12が巾着縫合部位に近接できる領域において、少な
くとも筒体部の回転方向後方部位がさらに切り欠かれ、
円周方向に3分の1周から2分の1周域まで拡大され
た、拡大部12aが形成されると、巾着縫合後の針抜き
を容易にするので好ましい。この拡大部12aは筒体部
が樹脂成形される場合は、成形時に取り外しを可能とす
る切り取り線を設け、成形後必要に応じて取り外し可能
であるのが好ましい。老年痔疾患の場合、直腸部の垂れ
下がりが大きい時があり、拡大部がないのが好ましい場
合があるからである。かかる巾着縫合位置は歯状線から
前方長さ2〜4cmに、位置するので、縫合位置を示す
目盛15を設けるのが好ましい(図4および図6参
照)。
【0006】上記切り欠き部12と対向する筒体内面に
複数のLED3を段階的に配置することにより、上記切
り欠き部を介して肛門管からその奥の直腸部位を至って
照明可能となる。巾着縫合には、図11に示すように、
巾着縫合位置4より肛門鏡の入口側寄りの位置から前方
の照明をするのが好ましい(これを照射領域1とい
う)。これを主LED光源3−1とし、補助LED光源
3−2を巾着縫合位置の直下から広角度で巾着縫合位置
を照射するようにするのがよい(これを照射領域2とい
う)。LED光源は白色系LEDが使用されるのが好ま
しく、3.6Vから4.5Vで作動させるのが強い発光
を長期間得ることができるので、好ましい。また、動脈
血と静脈血を見分けやすいように色温度6000から3
000度とするのがよい。補助光源は複数とし、その一
つを400nm以下、好ましくは360から380nm
にピーク波長を有する近紫外LEDを用いることにより
術中の殺菌効果を持たせるようにすることができる。
【0007】上記LED光源からの照射光は、切り欠き
部を介して巾着縫合部を照明するのであるが、切り欠き
部と対向する筒体内面が鏡面処理されると、湾曲した鏡
面処理部で上記LEDからの光を前方に反射させること
ができ、LED照明光を無駄なく術部に集光させること
ができる。
【0008】また、上記肛門鏡は、樹脂成形とすると安
価に製造される。また、樹脂成形時に二酸化チタンなど
の光触媒を含有またはコーテイングさせると、上記近紫
外LEDとの相乗効果ににより汚染防止、殺菌効果を高
めることができる。また、樹脂成形時にLEDを所定の
位置に埋め込み、筒体部にLED配線を埋め込むことに
よりコンパクトに成形することができ、外部電源に容易
に接続することができる。
【0009】上記肛門鏡ではLEDを筒体部に埋設した
が、本発明の第2の形態では、これに代えて、少なくと
も一つのLEDが埋設された、例えば樹脂製カートリッ
ジを、上記切り欠き部と対向する筒体内面に装着するよ
うにして、カートリッジに埋設されたLEDが上記切り
欠き部から巾着縫合部位あるいは巾着縫合部位から肛門
管に至って照明するようにすることも可能である(図6
および図7、図9A、B参照)。上記カートリッジは鏡
面処理することにより前方での集光を容易にする。カー
トリッジ本体は筒体部に沿って湾曲させ、断面U字形状
とすることもできるし(図6参照)、切り欠き部に沿っ
て延びるように帯状体とすることもできる(図7参
照)。また、環状体(図9A、B)とすることもでき
る。PPHに用いられる肛門鏡は使い捨て形式であるの
で、このようなカートリッジ形式として取替え繰り返し
使用可能とすることができる。
【0010】また、上記肛門鏡では筒体部を全体として
前方から後端まで切り欠き形成したが、筒体部の一部に
開口部を形成するようにすることもできる(図5および
図10参照)。
【0011】また、用途に応じて全体の形状も変え得
る。上述した肛門鏡は巾着縫合に適するものであるが、
巾着縫合用肛門鏡と同時に使用される拡張用肛門鏡で
は、肛門内に内挿可能な筒体部と筒部後端外周から放射
状に延びる鍔部とを有してなる。したがって、本発明の
第3の形態では、該鍔部から筒体部に至る湾曲接合部又
はそれより前方の筒部に円周方向に所定間隔で複数のL
EDを埋設し、少なくとも上記筒部を透明樹脂で形成し
て上記LEDからの発光を透明樹脂筒部を介して導光
し、肛門内を照明可能とするのがよい。かかる肛門鏡は
前記巾着縫合用肛門鏡を内挿可能な筒径とすることによ
り同時に肛門拡張器として使用可能である。また、砲弾
形状の肛門挿入器を併用することにより、巾着縫合用肛
門鏡として使用することができる(図10参照)。その
際、筒体部の先端延長部に開口部または切り欠き部を設
けることにより、巾着縫合部に接近可能となる。
【0012】この場合、前記筒部先端または該鍔部から
筒部に至る環状接合部又はそれより前方の筒部に装着可
能であって、円周方向に所定間隔で複数のLEDを埋設
した環状カートリッジを用い、少なくとも上記筒部及び
カートリッジを透明樹脂で形成して上記LEDからの発
光を導光し、肛門内を照明可能とすることもできる(図
9AおよびB参照)。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は巾着縫合に適する肛門鏡
と、診断等の肛門内視鏡として適する肛門鏡と、肛門拡
張器と併用することができる肛門鏡との、3形態に分け
ることができるが、当業者であれば、本件明細書の記載
を参酌して相互に兼用できるように変形することができ
る。また、各肛門鏡を一体型と、本体部分とそれに装着
可能な、LEDを埋設したカートリッジとからなる分離型
の2種に分けることができる。以上の各実施形態を実施
例に基づき、詳細に説明する。
【0014】
【実施例1】(巾着縫合用肛門鏡)図3は本発明の肛門
鏡の基本形態を示し、1は肛門内に挿入可能な筒体部
で、該筒体部1の後端には筒体部半径方向に延び、肛門
内に挿入された筒体部1をその軸線周りに回転させるハ
ンドル部2が設けられている。上記筒体部1は、肛門内
への挿入を容易にするため、先端に向けて胴体部の径部
が縮小されている。この先端部11に続く胴体部分1は
先端部からその少なくとも4分の1周の領域が切り欠か
れ、術者が肛門管より奥の直腸粘膜に巾着縫合可能に接
近するための切り欠き部12が形成されている。上記切
り欠き部12は上記筒体部1の先端から後端まで切り欠
かれるのが製造上好ましい。また、切り欠き領域は必要
な肛門部位に近接可能な大きさとすべきであるが、切り
欠き領域が大きいと筒体部1の回転が困難となる。した
がって、上記筒体部の切り欠き部12はおよそ3分の1
周程度とし、巾着縫合部位4に近接できる領域におい
て、少なくとも筒体部の回転方向後方部位がさらに円周
方向に切り欠かれ、およそ2分の1周程度とし、巾着縫
合後の針抜き可能域12aを形成するのが好ましい。巾
着縫合部位においては、該切り欠き部と対向する筒体部
内面に1個または複数個のLED3が上記切り欠き部1
2から巾着縫合部位を照明可能に配置される。上記切り
欠き部を通して肛門管からその奥の直腸部位を至って照
明可能に、上記切り欠き部と対向する筒体内面に複数の
LEDが配置され、入口近傍の主LED光源3−1は前
方斜め上方に鋭角で広がり、巾着縫合位置近傍に、照射
領域1を形成する。前方の補助LED光源3−2は巾着
縫合位置の直下に位置し、上方に広角度で広がり、巾着
縫合位置周囲を全体に照明可能な照射領域2を形成する
ように配置されている。LEDが配置される筒体部内面
は鏡面処理され、湾曲した鏡面処理部で上記LEDからの
光を上記切り欠き部前方の巾着縫合部位周辺に集光させ
るように構成している。しかも上記筒体部が酸化チタン
コーテイングされていると、術後の洗浄が容易となる。
【0015】
【実施例2】図4は筒体部胴体部分1の径を変化させ
ず、先端部11を円錐形として肛門内への挿入を容易に
している。先端部は先端を開口し、円錐台形状としても
よい。他方、上記筒体部1の後端には外周方向にラッパ
状に広がるフランジ部10を設け、該フランジ部10か
ら筒体部半径方向3方向に延びる翼部21が形成され、
肛門内に挿入された筒体部1をその軸線周りに回転させ
るハンドル部2を形成している。また、上記胴体部分の
切り欠き部に歯状線から前方に長さ3〜4cmで、目盛
15が形成され、巾着縫合位置の目安としている。他は
実施例1と同様であるので説明を省略する。図11は実
施例2の肛門鏡を使用して巾着縫合をしている状態を示
す断面説明図で、主LED光源3−1で照射領域1を照
射し、補助LED光源3−2で照射領域2を照射して全
体として巾着縫合部位4は手術に好適な照明環境が形成
されている。いままでは肛門外の無影灯光源に頼ってい
たが、その時と比べて格段に優れた照明環境となること
がわかる。Hは縫合糸Fの先端縫合針であり、術者は縫
合針Hをかん子Iで把持し、縫合部位粘膜を右から左に
貫通した巾着縫合状態にあるが、縫合針Hは縫合後左側
に切り欠き部拡大部12aがあるので、肛門鏡の筒体部
に邪魔されず、容易に針抜きができるようになってい
る。図示の肛門鏡は翼部21で時計回りに徐徐に回転さ
れ、同様の縫合を繰り返すと、図2の巾着縫合状態とな
る。巾着縫合が終わると、肛門拡張器Nから巾着縫合用
肛門鏡を抜去して、代わりに肛門拡張器Nに、アンビル
を最大に開いた吻合器Mを挿入し、次に巾着縫合糸Fを
締めて一度よりをかけた後、縫合糸通し器Gを用いて吻
合器のポートから縫合糸Fの両端を引き出し、アンビル
を閉じると、図1Bに示すように、所定の粘膜が環状に
切除される。術後の状態を見るために、図12の環状切
除縫合部位を見る作業が必要となる。ここでも本件発明
の他の形態の肛門鏡が使用され、観察部位の照明が行わ
れるため、従来と比べて格段に優れた照明環境が形成さ
れる。縫合部位からの出血が認められるときは適宜止血
が行われる。
【0016】
【実施例3】図5は、筒体部1をロケット形式とし、そ
の先端部11に開口を設けて円錐台形状11aとすると
ともに、その胴体部の一部を切り欠いて切り欠き部12
を形成し、巾着縫合部位に近いところでは筒体部1の回
転方向に拡大部12aを形成するようにしている。ハン
ドル部2はフランジ部10と一体に樹脂成形して半径方
向4方向に広がる翼部21で形成する。製造上筒体部1
と、フランジ部10と一体となった翼部21とは別体で
成形するのが好ましい。翼部21の1つから配線が出て
おり、前方の主LED光源3−1および補助LED光源
3−2と導通し、筒体部1の壁部に埋め込み形成され、
図示のように引き出され、所定の直流電源に接続される
ようになっている。他は、実施例1と同様であるので同
一部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0017】
【実施例4】本実施例は、肛門鏡にLEDを樹脂製カー
トリッジに埋設する場合を示す。図6では図4に示す肛
門鏡に対して装着されるカートリッジ50で、図4の肛
門鏡の切り欠き部12と対向する筒体内面に沿って装着
できるように断面U字形状の筒体部51と筒体部51の
後端にその半径方向に延びるフック付翼部55を形成
し、筒体部51を肛門鏡の筒体部1に挿入後、翼部55
を回転させ、フックを肛門鏡の翼部21に回し止めして
装着することができ、カートリッジ50の肛門鏡への脱
着が可能となっている。カートリッジの筒体部に埋設さ
れたLED53−1及び53−2は図示の照明領域1お
よび2を形成し、上記切り欠き部から巾着縫合部位、あ
るいは巾着縫合部位から肛門管に至って照明するように
なっている。上記カートリッジ50の筒体部内面は鏡面
処理51aすることにより前方での集光を容易にするこ
とができる。
【0018】
【実施例5】図7はカートリッジ本体を、肛門鏡の切り
欠き部12に対向しつつ延びるように筒体部1の内面に
装着できる帯状体52とした場合を示す。図7では、図
4の肛門鏡の切り欠き部12と対向する筒体内面に沿っ
て装着できる帯状体52として設計され、その後端にフ
ック56を形成し、肛門鏡の筒体部1に沿って挿入後、
フック56を肛門鏡のフランジ部10に差込み、装着す
ることができ、カートリッジ50の肛門鏡への脱着が可
能となっている。カートリッジの帯状体52に埋設され
たLED54−1、54−2及び54−3は図示の照明
領域1および2を形成し、上記切り欠き部から巾着縫合
部位、要すれば巾着縫合部位から肛門管に至って照明す
るようになっている。上記カートリッジ50の帯状体上
面52aは鏡面処理することにより前方への集光を容易
にすることができる。PPHに用いられる肛門鏡は使い
捨て形式であるので、このようなカートリッジ形式とし
て取替え繰り返し使用可能とすることができる。
【0019】
【実施例6】図8A,Bは、最も簡単な肛門鏡の正面
図、およびその横断面図を示し、肛門内に内挿可能な筒
体部101と筒体部後端外周から放射状に延びる鍔部1
02とを有してなる。この実施例では、該鍔部102か
ら筒体部101に至る湾曲接合部103に円周方向に所
定間隔で複数のLED104を埋設し、少なくとも上記
筒体部101を透明樹脂で形成して上記LED光源10
4、104からの前方発光を透明樹脂筒体部101を介
して導光し、肛門内を照明可能となっている。LED光
源104はボタン電池から直流電圧で作動可能である。
図12に示すように、遠位照射位置では術後の環状切除
縫合位置を確認するために、好適な照明環境を形成で
き、近位照射位置では肛門入口から歯状線近傍の状態を
観察するに好適な照明環境を形成できる。なお、図12
ではボタン電池ではなく、埋め込み配線等により外部電
源に接続する形態を採用している。また、上記LED1
04は肛門鏡への埋め込み形式を採用したが、図9A、
Bに示すように、環状カートリッジ55にLED56を
所定間隔で埋め込み形成し、所定の部位に嵌め込むよう
にすることができ、従来肛門拡張器として使用されてい
たものに装着することにより上記肛門鏡を容易に形成す
ることができる。
【0020】
【実施例6】図9A,Bは前記巾着縫合用肛門鏡を内挿
可能な筒径とする肛門拡張器(図8A、B)を変形した
もので、筒体部101の先端を4cm程度延長して筒体
延長部105を形成し、ここに開口部106を設けるこ
とにより、筒体内部より巾着縫合部に接近可能としたも
のである。該鍔部102から筒体部101に至る湾曲接
合部103には円周方向に所定間隔で複数のLED10
4を埋設する代わりに、環状カートリッジ55にLED
56を所定間隔で埋め込み形成し、所定の部位に嵌め込
んでなる。筒体部101を肛門部に挿入するにあたって
は、図10に示すように、筒体部101に内挿される砲
弾形状の肛門挿入器110を併用することにより、歯状
線より奥の巾着縫合部位に挿入可能となる。なお、図面
では各LED56が上記開口部106に照射領域を形成
できるように前方指向性の高いものを使用している。広
角照射のLEDを使用してもよい。また、開口部に代え
て切り欠き部により、巾着縫合位置に接近できるように
してもよい。
【0021】この場合、前記筒部先端または該鍔部から
筒部に至る環状接合部又はそれより前方の筒部に装着可
能であって、円周方向に所定間隔で複数のLEDを埋設
した環状カートリッジを用い、少なくとも上記筒部及び
カートリッジを透明樹脂で形成して上記LEDからの発
光を導光し、肛門内を照明可能とすることもできる(図
9AおよびB参照)。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、肛門内に挿入可能な筒
体部と該筒体部の後端から筒体部半径方向に延び、肛門
内に挿入された筒体部をその軸線周りに回転させる1ま
たは複数のハンドル部からなる肛門鏡において、胴体部
分がその少なくとも4分の1周の領域が切り欠かれ、術
者が肛門管より奥の直腸粘膜に巾着縫合可能に接近する
ための切り欠き部を介して、該切り欠き部と対向する筒
体部内面に設けた1個または複数個のLEDを用いて巾
着縫合部位を照明可能であるから、無影灯による照明よ
りも簡単にかつ格段に明るく肛門内縫合部を照明するこ
とができるので、肛門鏡を用いる痔疾患の手術が極めて
簡単となる。また、無影灯の照明を必要としないので、
簡易手術ベッドでも痔疾患の手術を行える。PPH手術
における巾着縫合において、従来は肛門内部が明瞭に直
視できない結果、誤って深く又は浅く縫合したりする結
果、適性な環状切断が行えない場合があった。また、ほ
ぼ手探りに近い状態での手術の結果、より長い手術時間
を要する結果を招来している。これに対し、本発明の肛
門鏡を使用することにより、PPH手術熟練者でなくと
も比較的容易に、熟練者であれば比較的短時間で手術を
適切に完了することができる。例えば、特に照明効果に
より、肛門鏡に付設した目盛を読みながら手術すること
ができ、各々の症例に対し、適切な粘膜切除の幅を決定
することが容易となる。このように、従来の肛門鏡では
考えられない画期的な手術を行えることになる。
【0023】本発明は、用途に応じて巾着縫合に適する
肛門鏡と、肛門内視鏡として適する肛門鏡と、肛門拡張
器と併用する肛門鏡との、3形態に分けることができる
が、切り欠き又は開口部を介してLED光源を利用して
手術部位を照明しつつ、接近できるようにすることには
変りがない。また、各肛門鏡を一体型と、本体部分とそ
れに装着可能な、LEDを埋設したカートリッジとからな
る分離型の2種に分けることができるが、後者のカート
リッジ形式では既存の肛門鏡を照明形式の肛門鏡の容易
に変更できるので、使い捨て形式のPPH肛門鏡にとっ
て特に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)はPPH術前状態の痔疾患肛門内部を
示す断面図、(B)は術後の状態を示す断面図である。
【図2】 巾着縫合された環状切除部に吻合器のアンビ
ルを挿入した状態を示す断面図である。
【図3】 本発明の第1形態の一体型肛門鏡を示す斜視
図である。
【図4】 本発明の第1の形態の一体型肛門鏡の第1変
形例を示す斜視図である。
【図5】 本発明の第1の形態の一体型肛門鏡を第2変
形例を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第2形態の分離型カートリッジの装
着状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第2形態の分離型カートリッジの変
形例の装着状態を示す斜視図である。
【図8】 本発明の第3形態の肛門拡張器と併用できる
肛門鏡の(A)正面図、(B)横断面図である。
【図9】 本発明の第3形態の肛門鏡の変形例を示す
(A)正面図、(B)横断面図である。
【図10】 図9の内挿法を説明するための斜視図であ
る。
【図11】 図8の肛門鏡の使用方法を示す説明図であ
る。
【図12】 図4の肛門鏡の使用方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1、101 筒体部、2 ハンドル部、21 翼部、1
02 鍔部 3(53、54) LED光源、4 巾着縫合部位、1
06 開口部 5(50、52、55)カートリッジ、10 フランジ
部 11 先端部、12 切り欠き部、12a 切り欠き拡
大部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肛門内に挿入可能な筒体部1と、該筒体部
    の後端から筒体部半径方向に延び、肛門内に挿入された
    筒体部をその軸線周りに回転させる1または複数のハン
    ドル部2とからなり、上記筒体部1は、肛門内への挿入
    を容易にする胴体部が先端に向けて径部が縮小された先
    端部11と、該先端部に続く胴体部分がその少なくとも
    4分の1周の領域が切り欠かれ、術者が肛門管より奥の
    直腸粘膜に巾着縫合可能に接近するための切り欠き部1
    2と、該切り欠き部と対向する筒体部内面に1個または
    複数個のLED光源3が上記切り欠き部12から巾着縫
    合部位を照明可能に配置されていることを特徴とする肛
    門鏡。
  2. 【請求項2】上記LED光源3が上記切り欠き部と対向
    する筒体部内面に、巾着縫合位置より後方位置で前方斜
    め上方位置の縫合位置を照明可能な主LED光源31
    と、巾着縫合位置下方からその周囲を照明可能な補助L
    ED光源32とからなる請求項1記載の肛門鏡。
  3. 【請求項3】上記筒体部1がその後端に外周方向にラッ
    パ状に広がるフランジ部10を有し、該フランジ部10
    は上記筒体部が内挿される肛門拡張器の鍔部に対し摺動
    可能で、上記ハンドル部2は該フランジ部10から半径
    方向に延びる1または複数の翼部21からなることを特
    徴とする請求項1記載の肛門鏡。
  4. 【請求項4】上記筒体部1の先端部11が円錐形または
    円錐台形である請求項1記載の肛門鏡。
  5. 【請求項5】上記切り欠き部12が上記筒体部1の先端
    から後端まで切り欠かれて、上記筒体部の切り欠き部1
    2が巾着縫合部位に近接できる領域において、少なくと
    も筒体部の回転方向後方部位がさらに切り欠かれ、円周
    方向に3分の1周から2分の1周域まで拡大された、巾
    着縫合後の針抜きを容易にする拡大部12aが形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の肛門鏡。
  6. 【請求項6】上記拡大部12aが取り外し可能に成形さ
    れており、患者の状態に応じて上記拡大部12aを形成
    せずに使用したり、または形成して使用したり使い分け
    可能に構成した請求項1または5記載の肛門鏡。
  7. 【請求項7】肛門内に挿入可能な筒体部1と、該筒体部
    1が先端部11に肛門内への挿入を容易にする円錐形ま
    たは円錐台形部11aを有する一方、後端に外周方向に
    ラッパ状に広がるフランジ部10を有し、該フランジ部
    10から筒体部半径方向に延び、肛門内に挿入された筒
    体部1をその軸線周りに回転させる1または複数のハン
    ドル部2とからなり、上記筒体部1は、先端部から胴体
    部分がその3分の1周程度までの領域が切り欠かれ、術
    者が肛門管より奥の直腸粘膜に巾着縫合可能に接近する
    ための切り欠き部12と、該切り欠き部と対向する筒体
    部内面に、巾着縫合位置より後方位置で前方斜め上方位
    置の縫合位置を照明可能な主LED光源31とを備える
    ことを特徴とする肛門鏡。
  8. 【請求項8】上記胴体部分の切り欠き部に歯状線から前
    方長さ2〜4cmに、縫合位置を示す目盛15を有する
    請求項1又は7記載の肛門鏡。
  9. 【請求項9】上記切り欠き部と対向する筒体内面に、上
    方の巾着縫合位置周囲を照明可能に補助LED光源32
    が配置されていることを特徴とする請求項7記載の肛門
    鏡。
  10. 【請求項10】主LED光源の色温度が6000度から
    3000度で、赤色発色性に優れる請求項2又は7記載
    の肛門鏡。
  11. 【請求項11】補助LED光源32の1つが400nm
    以下にピーク波長を有する近紫外LEDである請求項2
    又は9記載の肛門鏡。
  12. 【請求項12】上記切り欠き部と対向する筒体部内面の
    少なくとも1部が鏡面処理され、湾曲した鏡面処理部で
    上記LED光源3からの光を上記切り欠き部前方に位置
    する巾着縫合部位周辺に集光させるように構成している
    請求項1又は7に記載の肛門鏡。
  13. 【請求項13】上記筒体部1が酸化チタンコーテイング
    されている請求項1〜12のいずれかに記載の肛門鏡。
  14. 【請求項14】肛門内に挿入可能な筒体部1と、該筒体
    部の後端外周から筒体半径方向に延び、肛門内に挿入さ
    れた筒体部を保持し、筒体軸線の周りに回転させるため
    の少なくとも1本のハンドル部2と、上記筒体部内面に
    装着可能であって、少なくとも一つのLED53が埋設
    されたカートリッジ5とからなり、上記筒体部1は、少
    なくとも先端から後方に向けて胴径が拡大する部分を有
    するとともに、筒体部の胴体部分の4分の1周から2分
    の1周までの領域が切り欠かれて形成される切り欠き部
    12を有し、該切り欠き部を介して肛門管の奥の直腸粘
    膜に巾着縫合可能に接近でき、上記カートリッジは該切
    り欠き部と対向する筒体内面に装着され、カートリッジ
    に埋設されたLEDが上記切り欠き部から巾着縫合部位
    あるいは巾着縫合部位から肛門管に至って照明可能であ
    ることを特徴とする肛門鏡。
  15. 【請求項15】肛門内に挿入可能な筒体部101と、筒
    体部後端外周からラッパ状に広がる鍔部102とを有し
    てなり、該鍔部102から筒体部101に至る湾曲接合
    部103又はそれより前方の筒体部に円周方向に所定間
    隔で複数の前方指向性白色LED104を埋設し、少な
    くとも上記筒体部101を透明樹脂で形成して上記LE
    Dからの発光を透明樹脂筒部を介して前方及び外周に導
    光し、肛門内を照明可能としたことを特徴とする肛門
    鏡。
  16. 【請求項16】上記筒体部101が肛門管歯状線前方に
    延びた延長部105を備え、該延長部105に巾着縫合
    位置で筒体部内面から巾着縫合可能に術者が接近できる
    開口部又は4分の1から2分の1周に至る切り欠き部1
    06が形成されている請求項15記載の肛門鏡。
  17. 【請求項17】肛門内に挿入可能な筒体部1と、該筒体
    部の後端外周から筒体半径方向に延び、肛門内に挿入さ
    れた筒体部を保持し、筒体軸線の周りに回転させるため
    の少なくとも1本のハンドル部2とからなり、上記筒体
    部1は、少なくとも先端から後方に向けて胴径が拡大す
    る部分を有するとともに、上記筒体部の胴体部分の少な
    くとも4分の1周の領域が切り欠かれ、該切り欠き部1
    2を介して肛門管の奥の直腸粘膜に巾着縫合可能に接近
    できる肛門鏡に装着されるカートリッジ5であって、少
    なくとも一つのLED光源53が設けられ、該カートリ
    ッジの装着時にLED光源53が上記切り欠き部と対向
    する筒体内面に位置し、上記切り欠き部から巾着縫合部
    位あるいは巾着縫合部位から肛門管に至って照明可能で
    あることを特徴とする肛門鏡用カートリッジ。
  18. 【請求項18】上記LEDを支持するカートリッジ本体
    50が上記切り欠き部と対向する筒体内面に装着可能に
    湾曲した断面U字形状51をなし、その内面は必要に応
    じて鏡面処理されてなり、該断面U字形内面51aに少
    なくとも1個のLED光源53が配置されている請求項
    17記載の肛門鏡用カートリッジ。
  19. 【請求項19】上記LEDを支持するカートリッジ本体
    50が上記切り欠き部と対向する筒体内面に沿って貼着
    可能な帯状体52をなし、その外面は必要に応じて鏡面
    処理されてなり、該外面部52aに少なくとも1個のL
    ED光源54が配置されている請求項17記載の肛門鏡
    用カートリッジ。
  20. 【請求項20】上記肛門内に挿入可能な筒体部101
    と、筒体部後端外周から放射状に延びる鍔部102と、
    上記筒体部先端または上記鍔部から筒体部に至る環状接
    合部又はそれより前方の筒部に装着可能で、円周方向に
    所定間隔で複数のLED56を埋設してなる環状カート
    リッジ55とからなり、少なくとも上記透明樹脂で形成
    された筒体部及びカートリッジ55を介して上記LED
    56からの発光を導光し、肛門内を照明可能とすること
    を特徴とする肛門鏡用カートリッジ。
  21. 【請求項21】上記肛門内に挿入可能な筒体部101
    と、筒体部後端外周から放射状に延びる鍔部102とか
    らなり、透明樹脂から形成された肛門鏡の、上記筒体部
    先端または上記鍔部から筒体部に至る環状接合部又はそ
    れより前方の筒部に装着可能な環状カートリッジ55で
    あって、円周方向に所定間隔で複数のLED56を埋設
    し、少なくとも上記透明樹脂で形成された筒体部及びカ
    ートリッジ55を介して上記LED56からの発光を導
    光し、肛門内を照明可能とする肛門鏡用カートリッジ。
  22. 【請求項22】酸化チタンコーテイングされている請求
    項17〜21のいずれかに記載の肛門鏡用カートリッ
    ジ。
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