JP2003235425A - 釣り竿支持台 - Google Patents

釣り竿支持台

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JP2003235425A
JP2003235425A JP2002045334A JP2002045334A JP2003235425A JP 2003235425 A JP2003235425 A JP 2003235425A JP 2002045334 A JP2002045334 A JP 2002045334A JP 2002045334 A JP2002045334 A JP 2002045334A JP 2003235425 A JP2003235425 A JP 2003235425A
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JP
Japan
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fishing rod
stand
support
hole
connector
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JP2002045334A
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Inventor
Isao Takahashi
高橋  功
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で、上下または左右に首振りできる
と共に、任意の角度で固定することができる釣り竿支持
台を提供するものである。 【解決手段】板材11の中間を低く形成し、両側を上方
に湾曲させ、その両端に面ファスナー13、13をそれ
ぞれ取付けると共に、釣り竿4を取付ける取付部12、
12を形成し、板材11の長手方向に沿って所定の間隔
で、上下に貫通するねじ孔15a、15b、15cを開
孔した支持部材8と、前記取付孔15bに挿着されるね
じ棒18を上部に設けた連結具9と、この連結具9の下
部の丸棒17が挿着される丸パイプ19で形成されたス
タンド10とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣り竿を任意の角度
で固定する釣り竿支持台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、防波堤や岸壁などで海釣りをす
る場合、長い時間にわたって釣り竿を手で保持するのは
疲れ、また複数本の釣り竿を同時に使用して釣る場合に
は手で保持することが難しい。このため従来は図15に
示すように三脚1の上部に横方向に竿支えシャフト2を
取付けた釣り竿支持台3を用い、この竿支えシャフト2
に釣り竿4を支持させ、基端部に石5などを載せて釣り
竿4を固定していた。
【0003】しかしながらこの釣り竿支持台3は、釣り
竿4を固定するのに石5などを載せなければならず、安
定して保持できないと共に、釣り竿4が斜めに保持され
るので、この先端から繰り出される釣り糸までの距離が
短くなる欠点があった。また船ベリや、岸壁の車止めブ
ロックに万力状に固定して使用する釣り竿支持台もある
が、これは釣り竿を上下に首振りできるが、左右の首振
りや任意の傾斜角度で固定することができない問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
改善し、構造が簡単で、上下または左右に首振りできる
と共に、任意の角度で固定することができる釣り竿支持
台を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
釣り竿支持台は、板材または棒材の中間を低く形成し、
両側を上方に湾曲または折曲させ、その両端にバンドま
たは紐をそれぞれ取付けると共に、釣り竿を取り付ける
取付部を形成し、板材または棒材の長手方向に沿って所
定の間隔で、上下に貫通する取付孔を開孔した支持部材
と、前記取付孔に挿着されるねじ棒または係合部を上部
に設けた連結具と、この連結具の下部が挿着されるスタ
ンドまたは支持板とからなることを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明の請求項2記載の釣り竿支持台は、
支持部材に開孔した取付孔が、ねじ孔、貫通孔またはダ
ルマ孔で形成されていることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項3記載の釣り竿支持台は、
スタンドの上部に、更に支持板を取付け、この支持板に
連結具の板状をなす下部が挿着される十字状溝を形成し
たことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図において7は
釣り竿支持台を示すもので、これは支持部材8と、連結
具9とスタンド10とを組合せて構成されている。前記
支持部材8はほぼV形状に、板材11の中間を低く形成
し、両側を上方に湾曲させその両端に取付部12、12
を形成し、ここに帯状の面ファスナー13、13を取付
けられている。この板材11の上方に湾曲した部分の片
側の傾斜角度は、他方側の傾斜角度より大きく形成され
ている。また板材11の低い中間部と、傾斜部分にそれ
ぞれ、上下に貫通する取付孔となるねじ孔15a、15
b、15cが開孔されている。
【0009】また連結具9は、丸棒17の上部にねじ棒
18を突設したもので、このねじ棒18を、前記支持部
材8の任意のねじ孔15a、15b、15cに螺合させ
て連結するようになっている。また前記スタンド10は
丸パイプ19で形成され、丸パイプ19の上部開口部2
0に、連結具9の丸棒17を挿着して支持するようにな
っている。
【0010】上記構成の釣り竿支持台7は、先ず連結具
9のねじ棒18を、前記支持部材8の中間に設けたねじ
孔15bに螺合させて連結する。次に支持部材8の両端
に形成した取付部12、12に釣り竿4を載せて、ここ
に取付けた面ファスナー13、13を釣り竿4に巻き付
けて連結する。この後、地面に差し込んだスタンド10
も上部開口部20に、支持部材8と一体に連結した連結
具9のねじ棒18を挿着する。
【0011】この結果、図2に示すように釣り竿4が釣
り竿支持台7に水平に支持される。また連結具9の丸棒
17は、スタンド10を形成する丸パイプ19に挿着し
ただけで左右に回動自在に支持されているので、釣り竿
4を左右に首振りすることができる。
【0012】また釣り竿4を上向きに固定する場合に
は、図3に示すように連結具9のねじ棒18を、支持部
材8の上方に湾曲した片側の部分に形成したねじ孔15
cに螺合させれば良い。更に傾斜角度を大きくして上向
きに固定する場合には、支持部材8を反転させてねじ孔
15aに螺合させる。また逆に、釣り竿4を下向きに固
定する場合には、連結具9のねじ棒18を、支持部材8
の上方に湾曲した部分に形成したねじ孔15aに螺合さ
せれば良い。更に傾斜角度を変えて下向きに固定する場
合には、支持部材8を反転させてねじ孔15cに螺合さ
せる。この場合でも釣り竿4を左右に首振りすることが
できる。また上記説明では連結具9の下部に丸棒17を
取付けた場合について示したが、小径のパイプを用いて
も良い。
【0013】図4は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、連結具9の丸棒17の左右側面に突起片21、21
を突設し、スタンド10を形成する丸パイプ19の上部
に差込溝22、22を形成したものである。この連結具
9を釣り竿支持台7に連結して、丸棒17をスタンド1
0の上部開口部20に挿着すると共に、突起片21、2
1を差込溝22、22に嵌合させることにより、釣り竿
4を支持すると共に、左右の回転を阻止することができ
る。従って、釣り竿4を固定した状態で使用する場合に
便利である。
【0014】図5は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、スタンド10を丸棒24で形成した場合に、この丸
棒24と連結具9を接続するカートリッジ25を使用す
る場合である。このカートリッジ25は丸パイプで形成
され、図4に示すスタンド10の上部と同様に差込溝2
2、22が形成されていると共に、下部側面に、内側に
挿着された丸棒24を固定する止めねじ26が設けられ
ている。
【0015】図6は連結具9の下部を断面三角棒27で
形成し、スタンド10を三角パイプ28で形成したもの
で、この連結具9を支持部材8に連結して、断面三角棒
27をスタンド10の三角形状をなす上部開口部20に
挿着することにより、釣り竿4を支持すると共に、左右
の回転を阻止することができる。
【0016】また図7は連結具9の下部を角棒29で形
成し、スタンド10を角パイプ30で形成したもので、
釣り竿4を支持すると共に、左右の回転を阻止すること
ができる。また角棒29の代わりに断面六角棒を用い、
スタンド10として六角パイプを用いた構造でも良い。
【0017】図8(A)は本発明の他の実施の形態を示
すもので、連結具9の丸棒17を三角板32に取付け、
この横に短いアングル材33を接合し、この下部に凹溝
34を形成したものである。これは図8(B)に示すよ
うに、スタンド10として長いアングル材35を用い、
この上部を連結具9の丸棒17と短いアングル材33と
の間の隙間に差し込むことにより、釣り竿4を支持する
と共に、左右の回転を阻止することができる。
【0018】図9は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、連結具9は、側面U形の差し込み片37の上部に、
ねじ棒18を突設したものである。またスタンド10の
上部には支持板40を取付け、この支持板40には、十
字状孔41が形成されている。十字状孔41は、差し込
み片37とほぼ同じ長さの短い孔41aと、長い孔41
bとを交差させたものである。
【0019】これは連結具9の差し込み片37を十字状
孔41の短い孔41aに差し込むと釣り竿4は固定され
る。また図10に示すように十字状孔41の長い孔41
bに差し込むと釣り竿4を上下に首振りすることができ
る。
【0020】また図11は、連結具9の側面U形の差し
込み片37の上部に突起片21、21を十字状に突設し
たもので、支持板40の十字状孔41の交差部分に挿着
することにより釣り竿4を固定することができる。
【0021】図12は本発明の他の実施の形態を示すも
ので、連結具9の側面U形の差し込み片37の上部両側
に円柱状の突起部21a、21aを十字状に突設したも
のである。また支持板40は万力状の取付金具43の上
面に形成し、ここに十字状孔41を形成したもので、船
べり44に取付けて釣り竿4を支持するようにしたもの
である。
【0022】この構造では連結具9の差し込み片37を
十字状孔41の長い孔41bに差し込み、円柱状の突起
部21a、21aを短い孔41aに差し込んで、ここを
長い孔41bの底面側にずらせると、連結具9が上方に
抜なくなる。このため、船が揺れても釣り竿4が外れ
ず、また円柱状の突起部21a、21aが支持板40の
底面で回動するので上下の首振りを行なうことができ
る。
【0023】図13は本発明の他の実施の形態を示すも
ので、棒材45の中間を低く形成し、両側を上方に折曲
させ、その両端に取付部12、12を形成し、ここに帯
状の面ファスナー13、13を取り付けると共に、棒材
45の低い中間と、傾斜した部分にそれぞれ、上下に貫
通する取付孔46a、46b、46cを開孔した支持部
材8である。これは連結具9のねじ棒18を任意の取付
孔46a、46b、46cに貫通させ、この突出した先
端に蝶ナット48を螺合させて連結したものである。
【0024】図14は本発明の他の実施の形態を示すも
ので、板材11の中間を低く平面状に形成し、両側を上
方に折曲させ、その両端に取付部12、12を形成し、
ここに帯状の面ファスナー13、13を取付けると共
に、板材11の低い中間と、傾斜した部分にそれぞれ、
上下に貫通する取付孔となるダルマ孔50a、50b、
50cを開孔した支持部材8である。これは連結具9の
丸棒17の上に、ビス状の係合部51を突設したもの
で、この係合部51は円柱部52の上に頭部53を形成
したものである。
【0025】使用する場合は、係合部51の頭部53を
ダルマ孔50bの大径孔54aに貫通させてから横にず
らして、円柱部52をダルマ孔50bの小径孔54bに
嵌合させることによりワンタッチで連結することができ
る。
【0026】なお上記説明では支持部材8を板材11や
棒材45で形成したが、これは機械加工や鋳造、あるい
はプラスチックの射出成形により加工することができ
る。また、支持部材8と釣り竿4を連結するのに面ファ
スナーを用いたが、紐を用いても良い。また上記説明で
はスタンド10をパイプや棒材を用いた場合について説
明したが、三脚の上部に連結具9と連結するパイプや棒
材を取付けたものでも良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1
記載の釣り竿支持台によれば、釣り竿を取付ける支持部
材と、連結具およびスタンドを組み合わせた簡単な構造
で、連結具を交換することにより、釣り竿を上下または
左右に首振りできると共に、任意の角度で固定すること
もができる。
【0028】また請求項2記載の釣り竿支持台によれ
ば、支持部材に開孔した取付孔が、ねじ孔、貫通孔また
はダルマ孔で形成されているので、連結具との連結が容
易で、特にダルマ孔で形成したものは支持部材と連結具
をワンタッチで連結することができる。
【0029】また請求項3記載の釣り竿支持台によれ
ば、スタンドの上部に、更に支持板を取付け、この支持
板に連結具の板状をなす下部が挿着される十字状孔を形
成したので、連結具を差し込む方向により、上下の首振
と固定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による釣り竿支持台を分
解して示す斜視図である。
【図2】図1の釣り竿支持台に釣り竿を水平に支持した
状態を示す側面図である。
【図3】図1の釣り竿支持台に釣り竿を上向き支持した
状態を示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態による連結具とスタン
ドを示す斜視図である。
【図5】スタンドの上部に取付けたカートリッジを示す
斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による連結具とスタン
ドを示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態による連結具とスタン
ドを示す斜視図である。
【図8】(A)は本発明の他の実施の形態による連結具
とスタンドを分解して示す斜視図、(B)は組合せた状
態を示す斜視図である。
【図9】本発明の他の実施の形態による連結具と、支持
板を取付けたスタンドを分解して示す斜視図である。
【図10】図9に示す連結具と、支持板を組合せて釣り
竿を支持した状態を示す側面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態による連結具と、支
持板を取付けたスタンドを分解して示す斜視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態による連結具と、船
べりに固定した万力状の取付金具に設けた支持板とを分
解して示す斜視図である。
【図13】本発明の他の実施の形態による竿支持台を分
解して示す斜視図である。
【図14】本発明の他の実施の形態によるダルマ孔を形
成した釣り竿支持台を分解して示す斜視図である。
【図15】従来の釣り竿支持台を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 釣り竿支持台 8 支持部材 9 連結具 10 スタンド 11 板材 12 取付部 13 面ファスナー 15a ねじ孔 17 丸棒 18 ねじ棒 19 丸パイプ 20 上部開口部 21a 突起部 22 差込溝 25 カートリッジ 27 断面三角棒 29 角棒 35 アングル材 37 差し込み片 40 支持板 41 十字状孔 43 万力状の取付金具 46a 取付孔 48 蝶ナット 50a ダルマ孔 51 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材または棒材の中間を低く形成し、両
    側を上方に湾曲または折曲させ、その両端にバンドまた
    は紐をそれぞれ取付けると共に、釣り竿を取り付ける取
    付部を形成し、板材または棒材の長手方向に沿って所定
    の間隔で、上下に貫通する取付孔を開孔した支持部材
    と、前記取付孔に挿着されるねじ棒または係合部を上部
    に設けた連結具と、この連結具の下部が挿着されるスタ
    ンドまたは支持板とからなることを特徴とする釣り竿支
    持台。
  2. 【請求項2】 支持部材に開孔した取付孔が、ねじ孔、
    貫通孔またはダルマ孔で形成されていることを特徴とす
    る請求項 記載の釣り竿支持台。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の釣り竿支持台を構成する
    スタンドの上部に、更に支持板を取付け、この支持板に
    連結具の板状をなす下部が挿着される十字状溝を形成し
    たことを特徴とする釣り竿支持台。
JP2002045334A 2002-02-21 2002-02-21 釣り竿支持台 Pending JP2003235425A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6931782B1 (en) * 2004-06-03 2005-08-23 James T. Pitcock Mobile rod holder
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CN103371136B (zh) * 2012-04-28 2015-03-18 浙江泰普森休闲用品有限公司 搁杆叉和搁杆叉头基座
US9504240B1 (en) * 2014-09-30 2016-11-29 Darwin Christensen Fishing rod holder having audible strike signal

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