JP2003235191A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2003235191A
JP2003235191A JP2002030540A JP2002030540A JP2003235191A JP 2003235191 A JP2003235191 A JP 2003235191A JP 2002030540 A JP2002030540 A JP 2002030540A JP 2002030540 A JP2002030540 A JP 2002030540A JP 2003235191 A JP2003235191 A JP 2003235191A
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lap winding
coil
electric machine
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series coil
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Kazuaki Shingo
和晃 新郷
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体セグメントを用いたコイルの設計の自由
度を確保する。 【解決手段】 ステータコア12のスロット14に略U
字型の導体セグメント20を挿入すると共に径方向に配
置されたn本の導体セグメント20群を直列結線して形
成される重ね巻きコイル30を一磁極の間隔を隔てて複
数配置する。そして、一磁極隔てて隣接する重ね巻きコ
イル30同士、即ち一の重ね巻きコイル30の最内径に
配置された導体セグメント20と他の重ね巻きコイル3
0の最外径に配置された導体セグメント20とを渡りセ
グメント32を介して接続する。これにより、重ね巻き
コイル30を組み合わせて回転電機を構成できるから、
ターン数を偶数の範囲内で自由に選択でき、設計の自由
度を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に関し、
詳しくは 回転電機のステータコアに形成されたスロッ
トに、略U字状に形成された導体セグメントを周方向お
よび径方向に複数配置すると共に、該配置された複数の
導体セグメントを互いに接合してなる相コイルを備える
回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転電機としては、回転
電機のステータコアに形成されたスロットに複数の導体
セグメントを挿入すると共に、複数の導体セグメントを
波巻きと重ね巻きとを混在するようにステータコアから
突出した導体セグメント同士を接合してなる相コイルを
複数備えるものが提案されている(例えば、特開200
0−92766号公報など)。この回転電機では、その
巻線仕様は一スロットあたり(4n+2)ターン(nは
自然数)のターン数となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た回転電機では、ターン数が一スロットあたり(4n+
2)ターンに制限されることになるから、設計の自由度
が狭く所望の性能を発揮できる回転電機を設計すること
ができないおそれがある。又、重ね巻きコイルと波巻き
コイルとを混在させるために、設計ターン数に応じて各
々形状の異なる多種類の導体セグメントを用いなければ
ならず、コイルの生産性が低下してしまう。
【0004】本発明の回転電機は、こうした問題を解決
し、回転電機の設計の自由度を確保することを目的の一
つとする。また、本発明の回転電機は、用いる導体セグ
メントの種類を減らし生産性の向上を図ることを目的の
一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の回転電機は、上述の目的の少なくとも一部を達成
するために以下の手段を採った。
【0006】本発明の回転電機は、回転電機のステータ
コアに形成されたスロットに、略U字状に形成された導
体セグメントを周方向および径方向に複数配置すると共
に、該配置された複数の導体セグメントを互いに接合し
てなる相コイルを備える回転電機であって、前記相コイ
ルは、径方向に配置された複数の導体セグメントを直列
結線して形成された重ね巻きコイルが所定の磁極ピッチ
隔てた間隔で複数形成されると共に、該複数の重ね巻き
コイルを直列結線して形成された第1の重ね巻き直列コ
イルを備えることを要旨とする。
【0007】この本発明の回転電機では、相コイルは、
径方向に配置された複数の導体セグメントを直列接続し
て形成された重ね巻きコイルが所定の磁極ピッチ間隔で
複数形成されると共に、該複数の重ね巻きコイルを直列
結線して形成された第1の重ね巻き直列コイルを有す
る。第1の重ね巻き直列コイルを構成する各重ね巻きコ
イルは、そのターン数を偶数の範囲内で自由に設定でき
るから、所望のターン数のコイルを形成でき、回転電機
の設計の自由度を確保することができる。
【0008】こうした本発明の回転電機において、前記
相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイルと同一の巻
線タイプであって、前記第1の重ね巻き直列コイルを構
成する複数の導体セグメントに対して所定のスロット数
ずらして対応する導体セグメントが並設された第2の重
ね巻き直列コイルを有するものとすることもできる。こ
の態様の本発明の回転電機において、前記所定のスロッ
ト数は、一スロットであるものとすることもできる。
【0009】また、第1の重ね巻き直列コイルと第2の
重ね巻き直列コイルとを有する態様の本発明の回転電機
において、前記第1の重ね巻き直列コイルと第2の重ね
巻き直列コイルは、互いに直列結線されてなるものとす
ることもできる。この態様の本発明の回転電機におい
て、前記相コイルは、前記互いに直列結線された第1の
重ね巻き直列コイルおよび第2の重ね巻き直列コイルと
各々同一の巻線タイプであって、前記第1の重ね巻き直
列コイルおよび第2の重ね巻き直列コイルを構成する複
数の導体セグメントに対して各々所定の磁極ピッチずれ
た位置に対応する導体セグメントが配置され、前記第1
の重ね巻き直列コイルと前記第2の重ね巻き直列コイル
とに各々対応して互いに直列結線された第3の重ね巻き
直列コイルおよび第4の重ね巻き直列コイルを有するも
のとすることもできる。この態様の本発明の回転電機に
おいて、前記第1および第2の重ね巻き直列コイルは、
各々一磁極ピッチ隔てた間隔で複数の重ね巻きコイルが
形成されており、前記第3および第4の重ね巻き直列コ
イルは、前記第1および第2の重ね巻き直列コイルに対
して各々一磁極ピッチずれた位置に配置されてなるもの
とすることもできる。この態様の本発明の回転電機にお
いて、前記相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイル
を構成する複数の導体セグメントと前記第3の重ね巻き
直列コイルを構成する複数の導体セグメントとが同一の
スロットに配置されると共に前記第2の重ね巻き直列コ
イルを構成する複数の導体セグメントと前記第4の重ね
巻き直列コイルを構成する複数の導体セグメントとが同
一のスロットに配置されてなるものとすることもでき
る。
【0010】第1ないし第4の重ね巻き直列コイルを有
する態様の本発明の回転電機において、前記相コイル
は、前記第1の重ね巻き直列コイルおよび前記第2の重
ね巻き直列コイルと、前記第3の重ね巻き直列コイルお
よび第4の重ね巻き直列コイルとが直列結線されてなる
ものとすることもできるし、前記相コイルは、前記第1
の重ね巻き直列コイルおよび前記第2の重ね巻き直列コ
イルと、前記第3の重ね巻き直列コイルおよび第4の重
ね巻き直列コイルとが並列結線されてなるものとするこ
ともできる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例
である回転電機10のステータコア12のスロット14
にコイルが配置された様子を例示する図であり、図2
は、コイルの一部を構成する導体セグメント20の形状
を示す図である。実施例の回転電機10は、例えば、複
数の導体セグメント20からなる三相コイルが巻回され
たステータコア12と、外表面に永久磁石が貼り付けら
れたロータ(図示せず)とを備える発電可能な同期発電
電動機として構成されている。導体セグメント20は、
図2に示すように、2つの直線部22と屈曲部24とを
備える略U字状に形成されている。この導体セグメント
20は、ステータコア12に形成された複数のスロット
14に周方向および径方向に複数整列挿入されると共に
スロット14から突出した複数の導体セグメント20の
うち所定の導体セグメント20の先端部分同士を向かい
合う位置まで屈曲させその端部同士を接合されることに
よりコイルとして形成される。なお、回転電機10の仕
様としては、実施例では極数を8,ターン数を12と
し、三相のコイルを形成できるようにステータコア12
に48個のスロット14を等間隔に形成した。
【0012】一つのスロット14あたりに挿入可能な導
体セグメントは、偶数本(2n本:nは自然数)であ
り、実施例では、12本である。複数の導体セグメント
20は、スロット14にその内径側から外径側に向かっ
て第1層,第2層,・・,第2n層のように一列をなし
て挿入される。以下に、一相分のコイルを形成するため
の複数の導体セグメント20を接合パターンについて説
明する。図3は、複数の導体セグメント20の接合パタ
ーンの一部を模式的に示す模式図であり、図4は、複数
の導体セグメント20の接合パターンを線図により示し
た図である。なお、図3では、複数の導体セグメント2
0の接合パターンを明瞭に示すため、ステータコア12
は図示していない。
【0013】複数の導体セグメント20は、図3および
図4に示すように、一磁極ピッチ離れた2つのスロット
14に、直線部22の一方をスロット14の内径側から
偶数番目の層に、直線部分22の他方を奇数番目の層
(例えば、図4において時計回り方向順に内径側から第
2層と第3層,第4層と第5層,・・,第(2n−2)
層と第(2n−1)層)となるよう径方向に規則正しく
挿入されており、径方向に配置されたn本の導体セグメ
ント20群が直列結線されて、巻線パターンが重ね巻き
の重ね巻きコイル30を形成している。この重ね巻きコ
イル30を形成するためのn本の導体セグメント20群
の直列結線は、例えば、図3および図4に示すように、
径方向のn本の各導体セグメント20の隣り合う導体セ
グメント20の先端部分(図4中実線で表示)同士を互
いに向かい合うように屈曲させ、この先端同士を溶接等
により接合(この接合部分を接合部26と呼ぶ)するこ
とにより行なうことができる。
【0014】重ね巻きコイル30は、所定数の磁極ピッ
チ(実施例では、一磁極ピッチ)の間隔を隔てて複数配
置(実施例では、極数を8極としたから、上記重ね巻き
コイル30を一磁極ピッチの間隔を空けて4つ配置)さ
れており、隣接する重ね巻きコイル30同士が直列結線
されて第1の重ね巻き直列コイルを形成している。第1
の重ね巻き直列コイルを形成するための重ね巻きコイル
30同士の直列結線は、図3に示すように、重ね巻きコ
イル30を構成する導体セグメント20群のうち最内径
に配置された導体セグメント20の先端部分(実施例で
は、スロット14の第2層に挿入された導体セグメント
20の直線部22の先端部分)と、一磁極ピッチ隔てた
間隔で隣接する重ね巻きコイル30を構成する導体セグ
メント20群のうち最外径に配置された導体セグメント
20の先端部分(実施例では、スロット14の第(2n
−1)層に挿入された導体セグメント20の直線部22
の先端部分)とを図4に示す形状の渡りセグメント32
を介して接続することにより行なわれる。
【0015】第1の重ね巻き直列コイルは、これと同一
の巻線パターンの第2の重ね巻き直列コイルと直列結線
されて半相分のコイルとしての第1の直列コイルを形成
している。図5および図6に、半相分のコイルとしての
第1の直列コイルを構成する導体セグメント20,21
の接合パターンの一例を示す。第2の重ね巻き直列コイ
ルは、第1の重ね巻き直列コイル30を構成する導体セ
グメント20が配置されたスロット14に対して所定の
スロット数(実施例では、一スロット)ずれたスロット
に対応する複数の導体セグメント21が並設されて形成
されており、第1の直列コイルは、第1の重ね巻き直列
コイルと第2の重ね巻き直列コイルとが接続セグメント
34を介して直列結線されて形成されている。第2の重
ね巻き直列コイルは、第1の重ね巻き直列コイルと同一
の巻線パターンであるから、径方向のn本の導体セグメ
ント21を直列結線して形成された重ね巻きコイル31
を所定の磁極ピッチ(実施例では、一磁極ピッチ)間隔
隔てて複数配置(実施例では、一磁極ピッチ間隔隔てて
4つ配置)すると共に、複数の重ね巻きコイル31同士
を渡りセグメント32と同一形状の渡りセグメント33
を介して接続することにより形成することができる。
【0016】半相分のコイルとしての第1の直列コイル
は、これと同一の巻線パターンの第2の直列コイルと直
列結線されて一相分のコイルを形成している。この第2
の直列コイルは、第1の重ね巻き直列コイルと対応する
第3の重ね巻き直列コイルと、第2の重ね巻き直列コイ
ルと対応する第4の重ね巻き直列コイルとを有してい
る。図7は、一相分のコイルを構成する導体セグメント
の接合パターンの一例を示す図である。図7に示すよう
に、一相分のコイルは、前述の第1の直列コイルと、こ
の第1の直列コイルの各第1,第2の重ね巻き直列コイ
ルに対して各々所定磁極ピッチ(図7では、一磁極)ず
れた位置に配置された第3,第4の重ね巻き直列コイル
が直列結線された第2の直列コイルとが直列結線されて
形成されている。第2の直列コイルの第3,第4の重ね
巻き直列コイルを構成する複数の導体セグメントは、第
1の直列コイルの第1,第2重ね巻き直列コイルを構成
する導体セグメント20,21が挿入されているスロッ
ト14と同じスロット14に挿入されている。即ち、一
つのスロット14には、第1の直列コイルを構成する導
体セグメントと第2の直列コイルを構成する導体セグメ
ントとが交互に配置されている。実施例では、第1の直
列コイルの第1の重ね巻き直列コイルを構成する導体セ
グメント20と、第2の直列コイルの第3の重ね巻き直
列コイルを構成する導体セグメントとが同一のスロット
14に径方向に交互に配置されており、第1の直列コイ
ルの第2の重ね巻き直列コイルを構成する導体セグメン
ト21と、第2の直列コイルの第4の重ね巻き直列コイ
ルを構成する導体セグメントとが同一のスロット14に
径方向に交互に配置されている。なお、第1,第2直列
コイルの直列結線は、各直列コイルの端部同士(第1の
直列コイルの出力側端部(図7のOUT1)と第2直列
コイルの入力側端部(図7のIN2)と)を図示しない
セグメントを介して接続することにより行なわれる。
又、第1の直列コイルの入力側端部(図7のIN1)
は、回転電機10の入力端子に、第2の直列コイルの出
力側端部(図7のOUT2)は、中性点に各々接続され
ている。
【0017】こうした一相分のコイルは、同一のコイル
が120度の位相角ずらして3つ配置されて三相コイル
をなしている。図8に、三相コイルが巻回されたステー
タコア12の一例を示す。
【0018】以上説明した実施例の回転電機10によれ
ば、径方向に配置された複数の導体セグメントを直列結
線した重ね巻きコイルを複数組み合わせて一相分のコイ
ルを形成したから、偶数(重ね巻きの巻き数)の範囲内
でターン数を自由に設定でき、回転電機の設計の自由度
を確保することができる。又、実施例の回転電機10に
よれば、設計ターン数に拘わらず、標準の導体セグメン
ト20,21等以外の異形セグメント(渡りセグメント
32,33等)の種類は増加しないから、多ターン数化
に伴う生産性の低下を防止することができる。
【0019】実施例の回転電機10では、第1,第2の
直列コイルの2つの直列コイルを直列結線して一相分の
コイルを形成するものとしたが、第1,第2の直列コイ
ルを並列結線して一相分のコイルを形成するものとして
も構わない。又、実施例の回転電機10では、第1,第
2の直列コイルの2つの直列コイルを一相分のコイルと
して形成したが、1つの直列コイルまたは3つ以上の同
一の巻線パターンの直列コイルを直列結線したり並列結
線したりして一相分のコイルとして形成するものとして
もよい。更に、実施例の回転電機10では、2つの重ね
巻き巻線を一スロットずらして並設したが、並設しない
ものとしてもよい。
【0020】実施例の回転電機10では、ステータコア
12に三相コイルを形成する場合に適用したが、三相以
外の多相コイルを形成する場合にも適用可能である。
【0021】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である回転電機10のステ
ータコア12のスロット14にコイルが配置された様子
を示す図である。
【図2】 導体セグメント20の形状を例示する図であ
る。
【図3】 第1の重ね巻き直列コイルを形成する導体セ
グメントの接合パターンの一部を模式的に示す模式図で
ある。
【図4】 第1の重ね巻き直列コイルを形成する導体セ
グメントの接合パターンを線図により示す図である。
【図5】 半相分のコイルを形成する導体セグメントの
接合パターンの一部を模式的に示す模式図である。
【図6】 半相分のコイルを形成する導体セグメントの
接合パターンを線図により示す図である。
【図7】 一相分のコイルを形成する導体セグメントの
接合パターンを線図により示す図である。
【図8】 実施例の回転電機10のステータコア12の
スロット14に三相コイルが配置された様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 回転電機、12 ステータコア、14 スロッ
ト、20,21 導体セグメント、22 直線部、24
屈曲部、26 接合部、30,31 重ね巻きコイ
ル、32,33 渡りセグメント、34 接続セグメン
ト。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機のステータコアに形成されたス
    ロットに、略U字状に形成された導体セグメントを周方
    向および径方向に複数配置すると共に、該配置された複
    数の導体セグメントを互いに接合してなる相コイルを備
    える回転電機であって、 前記相コイルは、径方向に配置された複数の導体セグメ
    ントを直列結線して形成された重ね巻きコイルが所定の
    磁極ピッチ隔てた間隔で複数形成されると共に、該複数
    の重ね巻きコイルを直列結線して形成された第1の重ね
    巻き直列コイルを有する回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転電機であって、 前記相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイルと同一
    の巻線タイプであって、前記第1の重ね巻き直列コイル
    を構成する複数の導体セグメントに対して所定のスロッ
    ト数ずらして対応する導体セグメントが並設された第2
    の重ね巻き直列コイルを有する回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の回転電機であって、 前記所定のスロット数は、一スロットである回転電機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の回転電機であっ
    て、 前記第1の重ね巻き直列コイルと第2の重ね巻き直列コ
    イルは、互いに直列結線されてなる回転電機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回転電機であって、 前記相コイルは、前記互いに直列結線された第1の重ね
    巻き直列コイルおよび第2の重ね巻き直列コイルと各々
    同一の巻線タイプであって、前記第1の重ね巻き直列コ
    イルおよび第2の重ね巻き直列コイルを構成する複数の
    導体セグメントに対して各々所定の磁極ピッチずれた位
    置に対応する導体セグメントが配置され、前記第1の重
    ね巻き直列コイルと前記第2の重ね巻き直列コイルとに
    各々対応して互いに直列結線された第3の重ね巻き直列
    コイルおよび第4の重ね巻き直列コイルを有する回転電
    機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回転電機であって、 前記第1および第2の重ね巻き直列コイルは、各々一磁
    極ピッチ隔てた間隔で複数の重ね巻きコイルが形成され
    ており、 前記第3および第4の重ね巻き直列コイルは、前記第1
    および第2の重ね巻き直列コイルに対して各々一磁極ピ
    ッチずれた位置に配置されてなる回転電機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の回転電機であって、 前記相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイルを構成
    する複数の導体セグメントと前記第3の重ね巻き直列コ
    イルを構成する複数の導体セグメントとが同一のスロッ
    トに配置されると共に前記第2の重ね巻き直列コイルを
    構成する複数の導体セグメントと前記第4の重ね巻き直
    列コイルを構成する複数の導体セグメントとが同一のス
    ロットに配置されてなる回転電機。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7いずれか記載の回転電
    機であって、 前記相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイルおよび
    前記第2の重ね巻き直列コイルと、前記第3の重ね巻き
    直列コイルおよび第4の重ね巻き直列コイルとが直列結
    線されてなる回転電機。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし7いずれか記載の回転電
    機であって、 前記相コイルは、前記第1の重ね巻き直列コイルおよび
    前記第2の重ね巻き直列コイルと、前記第3の重ね巻き
    直列コイルおよび第4の重ね巻き直列コイルとが並列結
    線されてなる回転電機。
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