JP2003234789A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法

Info

Publication number
JP2003234789A
JP2003234789A JP2002032874A JP2002032874A JP2003234789A JP 2003234789 A JP2003234789 A JP 2003234789A JP 2002032874 A JP2002032874 A JP 2002032874A JP 2002032874 A JP2002032874 A JP 2002032874A JP 2003234789 A JP2003234789 A JP 2003234789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulation
data
demodulation
frequency channel
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2002032874A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sano
英一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002032874A priority Critical patent/JP2003234789A/ja
Publication of JP2003234789A publication Critical patent/JP2003234789A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信を寸断することなく、より良い通
信品質の通信経路を確保する。 【解決手段】 第1の変復調部11又は第2の変復調部
12で変調されたデータを主周波数チャンネルで送信す
る主データ送受信部10と、第3の変復調部21又は第
4の変復調部22で変調されたデータを主周波数チャン
ネルとは異なる周波数チャンネルである副周波数チャン
ネルで送信する副データ送受信部20でのデータ送信及
び受信の状態を観測する観測部30と、観測結果を比較
する比較部40と、比較結果に基づいて主周波数チャン
ネルを切り換える主周波数チャンネル切り換え部16、
40と、比較結果に基づいて第1の変調方式で変調を行
う第1の変復調部又は第2の変調方式で変調を行う第2
の変復調部のいずれかに切り換える変調方式切り換え部
30,40とを備えることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線通信に関
するものであり、詳しくは、無線通信時の通信品質の劣
化を回避する通信装置及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信装置は、移動しながらの通
信を可能としているが、基地局から、当該移動無線通信
装置に到来する電波には、外的影響を受けずに直接到来
する直接波の他、建造物などの影響により反射波、回折
波、散乱波として当該移動無線通信装置に到達する電波
などがある。
【0003】このように直接波、反射波、回折波、散乱
波などによって形成された複数の通信経路をマルチパス
という。
【0004】移動無線通信装置で受信する直接波、反射
波、回折波、散乱波は、それぞれ当該移動無線通信装置
までの経路長が異なるため、それぞれの到達時間も異な
っている。したがって、移動無線通信装置は、到達時間
のそれぞれ異なる複数の電波が重ね合わされて形成され
た電波を受信することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
基地局から移動無線通信装置に到達した複数の重ね合わ
された電波は、波の性質によりお互いがそれぞれ干渉す
るため、振幅及び位相が変化するフェージングが生じて
しまう。
【0006】したがって、フェージングにより通信に誤
りが引き起こされることになるため通信品質が劣化して
しまうといった問題がある。
【0007】また、移動無線通信装置は、別の基地局
や、他の移動無線通信装置から放射される同一周波数の
信号波による干渉により、受信誤り率が劣化するという
問題も発生する。
【0008】このような、問題に対して、移動無線通信
装置を構成とする通信システムでは、移動無線通信装置
が使用する通信チャンネルの通信品質を制御装置によっ
て管理することで対応していた。
【0009】この、通信チャンネルの通信品質を管理す
る制御装置は、移動無線通信装置が使用している通信チ
ャンネルの通信品質が劣化したことを検知し、通信品質
の劣化を検知したことに応じて、まず、今まで行ってい
たデータ通信を停止させ、新たにより高い通信品質で通
信することが可能な変調方式、通信チャンネルを検索す
るという制御を実行していた。
【0010】しかし、このように移動無線通信装置が今
まで実行していたデータ通信を一旦停止させてから新た
な変調方式、通信チャンネルの検索を行うと、以下に示
すような問題が生ずる。
【0011】例えば、通信品質が劣化した場合、携帯電
話装置では会話が途中で中断されてしまうという問題が
生じ、移動無線通信装置が動画や音楽などを受信してい
る場合なども途中で一時的に中断されてしまうため、利
用しているユーザに多大な不快感を与えてしまうといっ
た問題がある。
【0012】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、通信状態にある通
信チャンネルの通信品質が劣ってきた場合に、データ通
信を寸断することなく良好な通信経路を選択可能な通信
装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る通信装置は、送信するデータを第1
の変調方式で変調し、受信したデータを第1の復調方式
で復調する第1の変復調手段と、送信するデータを第2
の変調方式で変調し、受信したデータを第2の復調方式
で復調する第2の変復調手段と、上記第1の変復調手段
又は上記第2の変復調手段で変調されたデータを主周波
数チャンネルで送信し、上記第1の変復調手段又は上記
第2の変復調手段で復調するデータを上記主周波数チャ
ンネルから受信する主データ送受信手段と、送信するデ
ータを第1の変調方式で変調し、受信したデータを第1
の復調方式で復調する第3の変復調手段と、送信するデ
ータを第2の変調方式で変調し、受信したデータを第2
の復調方式で復調する第4の変復調手段と、上記第3の
変復調手段又は上記第4の変復調手段で変調されたデー
タを上記主周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネ
ルである副周波数チャンネルで送信し、上記第3の変復
調手段又は上記第4の変復調手段で復調するデータを上
記副周波数チャンネルから受信する副データ送受信手段
と、上記主データ送受信手段と、上記副データ送受信手
段でのデータ送信及びデータ受信の状態を観測する観測
手段と、上記観測手段によって観測された観測結果を比
較する比較手段と、上記比較手段によって比較された比
較結果に基づいて、上記主周波数チャンネルを切り換え
る主周波数チャンネル切り換え手段と、上記比較手段に
よって比較された比較結果に基づいて、上記第1の変調
方式で変調を行う第1の変復調手段又は上記第2の変調
方式で変調を行う第2の変復調手段のいずれかに切り換
える変調方式切り換え手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係る通信方法は、送信するデータを第1の変調方式
で変調し、受信したデータを第1の復調方式で復調する
第1の変復調工程と、送信するデータを第2の変調方式
で変調し、受信したデータを第2の復調方式で復調する
第2の変復調工程と、上記第1の変復調工程又は上記第
2の変復調工程で変調されたデータを主周波数チャンネ
ルで送信し、上記第1の変復調工程又は上記第2の変復
調工程で復調するデータを上記主周波数チャンネルから
受信する主データ送受信工程と、送信するデータを第1
の変調方式で変調し、受信したデータを第1の復調方式
で復調する第3の変復調工程と、送信するデータを第2
の変調方式で変調し、受信したデータを第2の復調方式
で復調する第4の変復調工程と、上記第3の変復調工程
又は上記第4の変復調工程で変調されたデータを上記主
周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルである副
周波数チャンネルで送信し、上記第3の変復調工程又は
上記第4の変復調工程で復調するデータを上記副周波数
チャンネルから受信する副データ送受信工程と、上記主
データ送受信工程と、上記副データ送受信工程でのデー
タ送信及びデータ受信の状態を観測する観測工程と、上
記観測工程によって観測された観測結果を比較する比較
工程と、上記比較工程によって比較された比較結果に基
づいて、上記主周波数チャンネルを切り換える主周波数
チャンネル切り換え工程と、上記比較工程によって比較
された比較結果に基づいて、上記第1の変調方式で変調
を行う第1の変復調工程又は上記第2の変調方式で変調
を行う第2の変復調工程のいずれかに切り換える変調方
式切り換え工程とを備えることを特徴とする。
【0015】上述の目的を達成するために、本発明に係
る通信装置は、送信するデータを第1の変調方式で変調
し、受信したデータを第1の復調方式で復調する第1の
変復調手段と、送信するデータを第2の変調方式で変調
し、受信したデータを第2の復調方式で復調する第2の
変復調手段と、上記第1の変復調手段又は上記第2の変
復調手段で変調されたデータを所定の周波数チャンネル
で送信し、上記第1の変復調手段又は上記第2の変復調
手段で復調するデータを上記所定の周波数チャンネルか
ら受信する第1のデータ送受信手段と、送信するデータ
を第1の変調方式で変調し、受信したデータを第1の復
調方式で復調する第3の変復調手段と、送信するデータ
を第2の変調方式で変調し、受信したデータを第2の復
調方式で復調する第4の変復調手段と、上記第3の変復
調手段又は上記第4の変復調手段で変調されたデータを
上記所定の周波数チャンネルとは異なる周波数チャンネ
ルで送信し、上記第3の変復調手段又は上記第4の変復
調手段で復調するデータを上記所定の周波数チャンネル
とは異なる周波数チャンネルから受信する第2のデータ
送受信手段と、上記第1データ送受信手段でデータを送
信する上記所定の周波数チャンネルと、上記第2のデー
タ送受信手段でデータを送信する上記所定の周波数チャ
ンネル以外の周波数チャンネルとを切り換える周波数チ
ャンネル切り換え手段と、上記第1の変調方式で変調を
行う第1の変復調手段と、上記第2の変調方式で変調を
行う第2の変復調手段とを切り換える第1の変調方式切
り換え手段と、上記第1の変調方式で変調を行う第3の
変復調手段と、上記第2の変調方式で変調を行う第4の
変復調手段とを切り換える第2の変調方式切り換え手段
と、上記第1のデータ送受信手段と、上記第2のデータ
送受信手段でのデータ送信及びデータ受信の状態を観測
する観測手段と、上記観測手段によって観測された観測
結果を比較する比較手段と、上記比較手段によって比較
された比較結果に基づいて、データ通信用のデータ送受
信手段として上記第1のデータ送受信手段又は上記第2
のデータ送受信手段のいずれかに切り換えるデータ通信
切り換え手段とを備えることを特徴とする。
【0016】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係る通信方法は、送信するデータを第1の変調方式
で変調し、受信したデータを第1の復調方式で復調する
第1の変復調工程と、送信するデータを第2の変調方式
で変調し、受信したデータを第2の復調方式で復調する
第2の変復調工程と、上記第1の変復調工程又は上記第
2の変復調工程で変調されたデータを所定の周波数チャ
ンネルで送信し、上記第1の変復調工程又は上記第2の
変復調工程で復調するデータを上記所定の周波数チャン
ネルから受信する第1のデータ送受信工程と、送信する
データを第1の変調方式で変調し、受信したデータを第
1の復調方式で復調する第3の変復調工程と、送信する
データを第2の変調方式で変調し、受信したデータを第
2の復調方式で復調する第4の変復調工程と、上記第3
の変復調工程又は上記第4の変復調工程で変調されたデ
ータを上記所定の周波数チャンネルとは異なる周波数チ
ャンネルで送信し、上記第3の変復調工程又は上記第4
の変復調工程で復調するデータを上記所定の周波数チャ
ンネルとは異なる周波数チャンネルから受信する第2の
データ送受信工程と、上記第1データ送受信工程でデー
タを送信する上記所定の周波数チャンネルと、上記第2
のデータ送受信工程でデータを送信する上記所定の周波
数チャンネル以外の周波数チャンネルとを切り換える周
波数チャンネル切り換え工程と、上記第1の変調方式で
変調を行う第1の変復調工程と、上記第2の変調方式で
変調を行う第2の変復調工程とを切り換える第1の変調
方式切り換え工程と、上記第1の変調方式で変調を行う
第3の変復調工程と、上記第2の変調方式で変調を行う
第4の変復調工程とを切り換える第2の変調方式切り換
え工程と、上記第1のデータ送受信工程と、上記第2の
データ送受信工程でのデータ送信及びデータ受信の状態
を観測する観測工程と、上記観測工程によって観測され
た観測結果を比較する比較工程と、上記比較工程によっ
て比較された比較結果に基づいて、データ通信用のデー
タ送受信工程として上記第1のデータ送受信工程又は上
記第2のデータ送受信工程のいずれかに切り換えるデー
タ通信切り換え工程とを備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信装置及び
通信方法の実施の形態を図面を参照にして詳細に説明す
る。
【0018】本発明は、図1に示した無線通信装置1に
適用される。
【0019】無線通信装置1は、送受信機10と、送受
信機20と、アクセス制御部30と、マイクロプロセッ
サ40とを備えている。
【0020】送受信機10は、スペクトラム拡散変調ブ
ロック11と、OFDM(Orthogonal Frequency Divis
ion Multiplexing)変調ブロック12と、RF(Radio
Frequency)ブロック13と、無線アンテナ14と、周
波数シンセサイザー15と、周波数制御回路16とを備
えており、他の無線通信装置の送受信機とデータ通信を
行う。
【0021】スペクトラム拡散変調ブロック11は、ス
ペクトラム拡散方式のベースバンドプロセッサである。
【0022】スペクトラム拡散方式とは、情報信号の周
波数帯域幅の数十倍以上に伝送帯域幅を広げて(スペク
トラムを拡散して)伝送する技術である。スペクトラム
拡散には、拡散符号を情報信号に直接乗算する直接拡散
(DS:Direct Sequence)方式と、情報信号を伝送する
搬送波周波数を拡散符号を使って変える周波数ホッピン
グ方式とがある。拡散符号にはPN(Pseudo-Noise:擬
似雑音)符号を使って帯域幅を広げる。
【0023】スペクトラム拡散方式の特徴としては、周
波数利用効率がよい、他の周波数チャンネルに妨害を与
えにくい、マルチパスによるフェージングの影響を受け
にくい、秘話性がある、消費電力が少ないといったこと
があげられる。
【0024】OFDM変調ブロック12は、OFDM方
式のベースバンドプロセッサである。
【0025】OFDM方式とは、符号化した情報信号を
分割して、数百以上の搬送波に振り分け、これを多重し
て伝送する技術である。
【0026】OFDM方式の特徴としては、搬送波が違
いに直交しているため周波数利用効率を最大にできる、
消費電力は比較的高いが移動受信時の遅延波による妨害
を受けにくいことからスペクトラム拡散方式よりもさら
にマルチパスよるフェージングを受けにくいといったこ
とがあげられる。
【0027】RFブロック13は、スペクトラム拡散変
調ブロック11又はOFDM変調ブロック12によって
ベースバンド処理された電気信号を変調し、周波数シン
セサイザー15から出力される周波数シンセサイザー出
力と混合して無線周波数に変換する処理を実行する。さ
らに、RFブロック12は、無線周波数を増幅して無線
アンテナ14へと送出する。
【0028】また、RFブロック13は、無線アンテナ
14で受信した電波を復調し、受信した電波の変調方式
に応じて、スペクトラム拡散変調ブロック11又はOF
DM変調ブロック12に送出する。
【0029】無線アンテナ14は、RFブロック13か
ら送出された電波を送信する。また、無線アンテナ14
は、他の無線通信装置から送信された所定の電波を受信
し、RFブロック13へと送出する。
【0030】周波数シンセサイザー15は、多数の周波
数の中から周波数制御回路16によって決定された周波
数を発生し、RFブロック13に出力する。
【0031】周波数制御回路16は、マイクロプロセッ
サ40によって決定された周波数を発生するよう上記周
波数シンセサイザー15を制御する。
【0032】送受信機20は、スペクトラム拡散変調ブ
ロック21と、OFDM変調ブロック22と、RFブロ
ック23と、無線アンテナ24と、周波数シンセサイザ
ー25と、周波数制御回路26とを備えており、送受信
機10が行うデータ通信の通信品質を判断するための比
較対象として他の送受信機とデータ送受信を行う。
【0033】スペクトラム拡散変調ブロック21はスペ
クトラム拡散変調ブロック11と、OFDM変調ブロッ
ク22はOFDM変調ブロック11と、RFブロック2
3はRFブロック13と、無線アンテナ24は無線アン
テナ14と、周波数シンセサイザー25は周波数シンセ
サイザー15と、周波数制御回路26は周波数制御回路
16と全く同一の機能を有している。したがって、送受
信機20の各機能部についての説明は省略をする。
【0034】送受信機20は、上述したように、送受信
機10の通信品質のレベルを判断するために他の送受信
機とデータの送受信を行う。
【0035】送受信機20は、送受信機10が通信して
る周波数チャンネル以外の周波数チャンネルを使用して
他の送受信機から送信される電波を受信する。あるい
は、送受信機20は、送受信機10が通信している周波
数チャンネル以外の周波数チャンネルを使用して他の送
受信機と試験電波の送受信をする。
【0036】このとき、アクセス制御部30及びマイク
ロプロセッサ40によってスペクトラム拡散変調ブロッ
ク21、OFDM変調ブロック22のそれぞれが順番に
選択され上記送受信機10が通信している周波数チャン
ネル以外の周波数チャンネルでの異なる変調方式による
データ送受信が実行される。
【0037】このようにして、送受信機20が行うデー
タの送受信は、全て後述するアクセス制御部30によっ
て観測される。
【0038】また、通信品質のレベルを判断するために
送受信機20で実行されるデータ送受信において使用さ
れるデータは、あらかじめ規定したデータであってもよ
いし、データ通信をしている送受信機10が使用してい
るデータと同じデータであってもよい。
【0039】アクセス制御部30は、送受信機10、送
受信機20の通信状態を常に観測し、観測結果をマイク
ロプロセッサ40に送出する。
【0040】また、アクセス制御部30は、マイクロプ
ロセッサ40の指示に応じて、送受信機10のスペクト
ラム拡散変調ブロック11又はOFDM変調ブロック1
2のいずれかを介してデータが変調されるように制御を
する。同様に、アクセス制御部30は、マイクロプロセ
ッサ40の指示に応じて、送受信機20のスペクトラム
拡散変調ブロック21又はOFDM変調ブロック22の
いずれかを介してデータが変調されるように制御をす
る。
【0041】マイクロプロセッサ40は、例えば、送受
信機10が所定の周波数チャンネルでデータ通信を行っ
ている際、送受信機10の上記所定の周波数チャンネル
の通信品質を判断するために、送受信機20の周波数シ
ンセサイザー25から上記所定の周波数チャンネル以外
の周波数チャンネルの周波数が発生されるよう周波数制
御回路26を制御する。
【0042】この時、さらにマイクロプロセッサ40
は、変調方式による通信品質の違いもアクセス制御部3
0で観測するために、送受信機20のスペクトラム拡散
変調ブロック21、OFDM変調ブロック22を適時切
り換える指示をアクセス制御部30に送出する。
【0043】また、マイクロプロセッサ40は、アクセ
ス制御部30で観測した通信品質の観測結果を基に、送
受信装置10の変調方式及び使用している周波数チャン
ネルが切り換えられるように、アクセス制御部30及び
周波数制御回路16に指示を出す。
【0044】上述した構成の無線通信装置1は、通信品
質のレベルを判定するためのデータ送受信を行う送受信
機20を備え、アクセス制御部30、マイクロプロセッ
サ40で通信品質の観測、評価を行い、データ通信を行
う送受信機10に最適な通信経路を確保する。
【0045】続いて、図2に示すフローチャートを用い
て、無線通信装置1の通信動作について説明をする。
【0046】なお、図2に示すフローチャートを説明す
るために、図3に示すように無線通信装置1が、無線通
信装置100とデータ通信を実行する場合について考え
る。
【0047】図3に示した、無線通信装置100は、無
線通信装置1の送受信機10又は送受信機20と同じ機
能を備えた送受信機110と、送受信機120と、無線
通信装置1のアクセス制御部30、マイクロプロセッサ
40と同じ機能をそれぞれ備えたアクセス制御部130
と、マイクロプロセッサ140とを備えている。
【0048】送受信機110、送受信機120は、それ
ぞれ無線アンテナ114、無線アンテナ124を介し
て、無線通信装置1と所定のデータの送信又は受信を行
う。
【0049】ステップS1において、マイクロプロセッ
サ40の制御に応じて無線通信装置1の送受信機10
は、所定の周波数チャンネルを使用し、スペクトラム拡
散方式又はOFDM方式のいずれかの変調方式で無線ア
ンテナ14を介して、無線通信装置100の送受信機1
10とデータ通信をする。
【0050】例えば、ステップS1においてはスペクト
ラム拡散方式が変調方式として採用されたとする。
【0051】ステップS2において、無線通信装置1の
送受信機10と、無線通信装置100の送受信機110
とのデータ通信が実行されたことに応じて、送受信機2
0と無線通信装置100の送受信機120とで、上記送
受信機10の通信品質のレベルを判定するためのデータ
送受信を実行するために、マイクロプロセッサ40は、
上記送受信機10が使用した周波数チャンネル以外で使
用可能な周波数チャンネルを選択し、周波数制御回路1
6に指示を出す。
【0052】ステップS3において、マイクロプロセッ
サ40は、ステップS2で選択した周波数チャンネルで
送信するデータの変調方式をスペクトラム拡散方式又は
OFDM方式の変調方式から選択し、アクセス制御部3
0に指示を出す。
【0053】ステップS4において、無線通信装置1の
アクセス制御部30は、送受信機10におけるデータ送
受信の通信品質と、送受信機20におけるデータ送受信
の通信品質とをそれぞれ観測する。
【0054】ステップS5において、マイクロプロセッ
サ40は、アクセス制御部30で観測された観測結果を
用いて送受信機10と、送受信機20の通信品質とを比
較し、比較結果に基づいて、送受信機10の周波数チャ
ンネル、変調方式を切り換えるかどうかの判断をする。
【0055】送受信機10の周波数チャンネル、変調方
式を切り換える場合は工程をステップS6へと進め、切
り換えない場合は工程をステップS2へと戻す。
【0056】ステップS6において、マイクロプロセッ
サ40は、ステップS4、ステップS5での通信品質の
観測及び観測結果の比較に基づいて送受信機10の周波
数チャンネル、変調方式が切り換えられるよう周波数制
御回路16、アクセス制御部30に指示を出す。
【0057】ステップS6の工程が終了すると工程はス
テップS2へと戻り、送受信機10において、切り換え
られた周波数チャンネル、変調方式にてデータ通信が実
行される。
【0058】このようにして、無線通信装置1は、デー
タ通信をする送受信機として送受信機10を備え、さら
に送受信機10の通信品質のレベルを判断するためにデ
ータ送受信を行う送受信機として機能する送受信機20
とを備え、アクセス制御部30による通信品質の観測結
果をマイクロプロセッサ40で比較し、比較結果からよ
り良好な通信品質の通信経路を検出し、適時、送受信機
10の周波数チャンネル、変調方式を切り換えることで
常に最良の状態でのデータ通信を実行することができ
る。
【0059】また、無線通信装置1は、通信品質が他の
送信設備の妨害、あるいはマルチパスの影響で劣化した
場合、データ通信をする送受信機を、マイクロプロセッ
サ40によって通信品質が良好であると判断された変調
方式及び周波数チャンネルによって規定される通信経路
を有している送受信機10又は送受信機20に適時、切
り換えるようにしてもよい。
【0060】この場合、送受信機20は、データ通信を
行う送受信機10の通信品質のレベルを判断する送受信
機として使用されるのではなく、送受信機10と同様に
データ通信を行う送受信機として使用されることにな
る。
【0061】送受信機10及び送受信機20のそれぞれ
の周波数チャンネルは、同じ周波数チャンネルにならな
いようにマイクロプロセッサ40の指示によって切り換
えられ、送受信機10及び送受信機20のそれぞれの変
調方式は、アクセス制御部30、マイクロプロセッサ4
0によって自動的に切り換えられる。
【0062】マイクロプロセッサ40は、送受信機10
及び送受信機20のそれぞれに、周波数チャンネル、変
調方式が規定されることで形成される通信経路の通信状
態を比較し、比較結果に応じてデータ通信をする送受信
機として送受信機10又は送受信機20のいずれかを選
択する。
【0063】これにより、無線通信装置1は、最良の状
態のデータ通信を送受信機10又は送受信機20によっ
て常に行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の通信装置は、主データ送受信手段と、副データ送受
信手段のデータ送受信の状態を観測手段によって観測
し、比較手段によって観測結果を比較し、比較結果に基
づいて主周波数チャンネル切り換え手段によって主周波
数チャンネルを切り換え、変調方式切り換え手段によっ
て第1の変復調手段又は第2の変復調手段のいずれかに
切り換えることで、無線通信の受信品質が他の無線設備
の妨害波やマルチパス干渉など電界強度意外の要因で劣
化した場合に、通信品質が良好な他の変調方式や、周波
数チャンネルに速やかに変更することができるため、デ
ータ通信を寸断することなく、より良い通信品質の通信
経路を確保することを可能とする。
【0065】また、変調方式切り換え手段によって変調
方式が自在に切り換えられるため、例えば、通常は消費
電力が低いスペクトラム拡散変調を用い、通信環境が悪
化したらマルチパスには強いが消費電力が比較的高いO
FDMに変更するなどをして、当該通信装置の消費電力
を低くすることも可能となる。
【0066】以上の説明からも明らかなように、本発明
の通信方法は、主データ送受信工程と、副データ送受信
工程のデータ送受信の状態を観測工程によって観測し、
比較工程によって観測結果を比較し、比較結果に基づい
て主周波数チャンネル切り換え工程によって主周波数チ
ャンネルを切り換え、変調方式切り換え工程によって第
1の変復調工程又は第2の変復調工程のいずれかに切り
換えることで、無線通信の受信品質が他の無線設備の妨
害波やマルチパス干渉など電界強度意外の要因で劣化し
た場合に、通信品質が良好な他の変調方式や、周波数チ
ャンネルに速やかに変更することができるため、データ
通信を寸断することなく、より良い通信品質の通信経路
を確保することを可能とする。
【0067】また、変調方式切り換え工程によって変調
方式が自在に切り換えられるため、例えば、通常は消費
電力が低いスペクトラム拡散変調を用い、通信環境が悪
化したらマルチパスには強いが消費電力が比較的高いO
FDMに変更するなどをして、通信装置の消費電力を低
くすることも可能となる。
【0068】以上の説明から明らかなように、本発明の
通信装置は、第1のデータ送受信手段と、第2のデータ
送受信手段のデータ送受信の状態を観測手段によって観
測し、比較手段によって観測結果を比較し、比較結果に
基づいて第1のデータ送受信手段又は第2のデータ送受
信手段のいずれかに切り換えることで、無線通信の受信
品質が他の無線設備の妨害波やマルチパス干渉など電界
強度意外の要因で劣化した場合に、通信品質が良好な変
調方式、周波数チャンネルでデータ通信を行うデータ送
受信手段に切り換えることができるため、データ通信を
寸断することなく、より良い通信品質の通信経路を確保
することを可能とする。
【0069】また、第1の変調方式切り換え手段及び第
2の変調方式切り換え手段によって変調方式が自在に切
り換えられるため、例えば、通常は消費電力が低いスペ
クトラム拡散変調を用い、通信環境が悪化したらマルチ
パスには強いが消費電力が比較的高いOFDMに変更す
るなどをして、当該通信装置の消費電力を低くすること
も可能となる。
【0070】以上の説明から明らかなように、本発明の
通信方法は、第1のデータ送受信工程と、第2のデータ
送受信工程のデータ送受信の状態を観測工程によって観
測し、比較工程によって観測結果を比較し、比較結果に
基づいて第1のデータ送受信工程又は第2のデータ送受
信工程のいずれかに切り換えることで、無線通信の受信
品質が他の無線設備の妨害波やマルチパス干渉など電界
強度意外の要因で劣化した場合に、通信品質が良好な変
調方式、周波数チャンネルでデータ通信を行うデータ送
受信工程に切り換えることができるため、データ通信を
寸断することなく、より良い通信品質の通信経路を確保
することを可能とする。
【0071】また、第1の変調方式切り換え工程及び第
2の変調方式切り換え工程によって変調方式が自在に切
り換えられるため、例えば、通常は消費電力が低いスペ
クトラム拡散変調を用い、通信環境が悪化したらマルチ
パスには強いが消費電力が比較的高いOFDMに変更す
るなどをして、当該通信装置の消費電力を低くすること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す無線通信装置の
概略構成を示した図である。
【図2】同無線通信装置において、データ通信をする際
の動作について説明するためのフローチャートである。
【図3】同無線通信装置において、図2で示したフロー
チャートを用いてデータ通信をする際の動作を説明する
場合に補助的に用いる図である。
【符号の説明】
1,100 無線通信装置、11,21 スペクトラム
拡散変調ブロック、12,22 OFDM(Orthogonal
Frequency Division Multiplexing)変調ブロック、1
3,23 RF(Radio Frequency)ブロック、14,
24 無線アンテナ、15,25 周波数シンセサイザ
ー、16,26 周波数制御回路、30アクセス制御
部、40 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA05 AA08 FG00 FH00 JG00 JH00 5K014 AA01 FA11 GA01 HA10 5K022 DD01 DD13 DD19 EE02 FF01 5K067 AA02 CC10 DD46 HH22 JJ11 JJ31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信するデータを第1の変調方式で変調
    し、受信したデータを第1の復調方式で復調する第1の
    変復調手段と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第2の変復調手段と、 上記第1の変復調手段又は上記第2の変復調手段で変調
    されたデータを主周波数チャンネルで送信し、上記第1
    の変復調手段又は上記第2の変復調手段で復調するデー
    タを上記主周波数チャンネルから受信する主データ送受
    信手段と、 送信するデータを第1の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第1の復調方式で復調する第3の変復調手段と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第4の変復調手段と、 上記第3の変復調手段又は上記第4の変復調手段で変調
    されたデータを上記主周波数チャンネルとは異なる周波
    数チャンネルである上記副周波数チャンネルで送信し、
    上記第3の変復調手段又は上記第4の変復調手段で復調
    するデータを副周波数チャンネルから受信する副データ
    送受信手段と、 上記主データ送受信手段と、上記副データ送受信手段で
    のデータ送信及びデータ受信の状態を観測する観測手段
    と、 上記観測手段によって観測された観測結果を比較する比
    較手段と、 上記比較手段によって比較された比較結果に基づいて、
    上記主周波数チャンネルを切り換える主周波数チャンネ
    ル切り換え手段と、 上記比較手段によって比較された比較結果に基づいて、
    上記第1の変調方式で変調を行う第1の変復調手段又は
    上記第2の変調方式で変調を行う第2の変復調手段のい
    ずれかに切り換える変調方式切り換え手段とを備えるこ
    とを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の変調方式、上記第2の変調方
    式は、それぞれスペクトラム拡散変調方式、OFDM
    (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調
    方式であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 送信するデータを第1の変調方式で変調
    し、受信したデータを第1の復調方式で復調する第1の
    変復調工程と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第2の変復調工程と、 上記第1の変復調工程又は上記第2の変復調工程で変調
    されたデータを主周波数チャンネルで送信し、上記第1
    の変復調工程又は上記第2の変復調工程で復調するデー
    タを上記主周波数チャンネルから受信する主データ送受
    信工程と、 送信するデータを第1の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第1の復調方式で復調する第3の変復調工程と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第4の変復調工程と、 上記第3の変復調工程又は上記第4の変復調工程で変調
    されたデータを上記主周波数チャンネルとは異なる周波
    数チャンネルである副周波数チャンネルで送信し、上記
    第3の変復調工程又は上記第4の変復調工程で復調する
    データを上記副周波数チャンネルから受信する副データ
    送受信工程と、 上記主データ送受信工程と、上記副データ送受信工程で
    のデータ送信及びデータ受信の状態を観測する観測工程
    と、 上記観測工程によって観測された観測結果を比較する比
    較工程と、 上記比較工程によって比較された比較結果に基づいて、
    上記主周波数チャンネルを切り換える主周波数チャンネ
    ル切り換え工程と、 上記比較工程によって比較された比較結果に基づいて、
    上記第1の変調方式で変調を行う第1の変復調工程又は
    上記第2の変調方式で変調を行う第2の変復調工程のい
    ずれかに切り換える変調方式切り換え工程とを備えるこ
    とを特徴とする通信方法。
  4. 【請求項4】 上記第1の変調方式、上記第2の変調方
    式は、それぞれスペクトラム拡散変調方式、OFDM
    (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調
    方式であることを特徴とする請求項3記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 送信するデータを第1の変調方式で変調
    し、受信したデータを第1の復調方式で復調する第1の
    変復調手段と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第2の変復調手段と、 上記第1の変復調手段又は上記第2の変復調手段で変調
    されたデータを所定の周波数チャンネルで送信し、上記
    第1の変復調手段又は上記第2の変復調手段で復調する
    データを上記所定の周波数チャンネルから受信する第1
    のデータ送受信手段と、 送信するデータを第1の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第1の復調方式で復調する第3の変復調手段と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第4の変復調手段と、 上記第3の変復調手段又は上記第4の変復調手段で変調
    されたデータを上記所定の周波数チャンネルとは異なる
    周波数チャンネルで送信し、上記第3の変復調手段又は
    上記第4の変復調手段で復調するデータを上記所定の周
    波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルから受信す
    る第2のデータ送受信手段と、 上記第1データ送受信手段でデータを送信する上記所定
    の周波数チャンネルと、上記第2のデータ送受信手段で
    データを送信する上記所定の周波数チャンネル以外の周
    波数チャンネルとを切り換える周波数チャンネル切り換
    え手段と、 上記第1の変調方式で変調を行う第1の変復調手段と、
    上記第2の変調方式で変調を行う第2の変復調手段とを
    切り換える第1の変調方式切り換え手段と、 上記第1の変調方式で変調を行う第3の変復調手段と、
    上記第2の変調方式で変調を行う第4の変復調手段とを
    切り換える第2の変調方式切り換え手段と、 上記第1のデータ送受信手段と、上記第2のデータ送受
    信手段でのデータ送信及びデータ受信の状態を観測する
    観測手段と、 上記観測手段によって観測された観測結果を比較する比
    較手段と、 上記比較手段によって比較された比較結果に基づいて、
    データ通信用のデータ送受信手段として上記第1のデー
    タ送受信手段又は上記第2のデータ送受信手段のいずれ
    かに切り換えるデータ通信切り換え手段とを備えること
    を特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の変調方式、上記第2の変調方
    式は、それぞれスペクトラム拡散変調方式、OFDM
    (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調
    方式であることを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 送信するデータを第1の変調方式で変調
    し、受信したデータを第1の復調方式で復調する第1の
    変復調工程と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第2の変復調工程と、 上記第1の変復調工程又は上記第2の変復調工程で変調
    されたデータを所定の周波数チャンネルで送信し、上記
    第1の変復調工程又は上記第2の変復調工程で復調する
    データを上記所定の周波数チャンネルから受信する第1
    のデータ送受信工程と、 送信するデータを第1の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第1の復調方式で復調する第3の変復調工程と、 送信するデータを第2の変調方式で変調し、受信したデ
    ータを第2の復調方式で復調する第4の変復調工程と、 上記第3の変復調工程又は上記第4の変復調工程で変調
    されたデータを上記所定の周波数チャンネルとは異なる
    周波数チャンネルで送信し、上記第3の変復調工程又は
    上記第4の変復調工程で復調するデータを上記所定の周
    波数チャンネルとは異なる周波数チャンネルから受信す
    る第2のデータ送受信工程と、 上記第1データ送受信工程でデータを送信する上記所定
    の周波数チャンネルと、上記第2のデータ送受信工程で
    データを送信する上記所定の周波数チャンネル以外の周
    波数チャンネルとを切り換える周波数チャンネル切り換
    え工程と、 上記第1の変調方式で変調を行う第1の変復調工程と、
    上記第2の変調方式で変調を行う第2の変復調工程とを
    切り換える第1の変調方式切り換え工程と、 上記第1の変調方式で変調を行う第3の変復調工程と、
    上記第2の変調方式で変調を行う第4の変復調工程とを
    切り換える第2の変調方式切り換え工程と、 上記第1のデータ送受信工程と、上記第2のデータ送受
    信工程でのデータ送信及びデータ受信の状態を観測する
    観測工程と、 上記観測工程によって観測された観測結果を比較する比
    較工程と、 上記比較工程によって比較された比較結果に基づいて、
    データ通信用のデータ送受信工程として上記第1のデー
    タ送受信工程又は上記第2のデータ送受信工程のいずれ
    かに切り換えるデータ通信切り換え工程とを備えること
    を特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】 上記第1の変調方式、上記第2の変調方
    式は、それぞれスペクトラム拡散変調方式、OFDM
    (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調
    方式であることを特徴とする請求項7記載の通信方法。
JP2002032874A 2002-02-08 2002-02-08 通信装置及び通信方法 Abandoned JP2003234789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002032874A JP2003234789A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 通信装置及び通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002032874A JP2003234789A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 通信装置及び通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003234789A true JP2003234789A (ja) 2003-08-22

Family

ID=27775862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002032874A Abandoned JP2003234789A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 通信装置及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003234789A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244820A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線回線品質判定方法および無線アクセスシステム
WO2006087869A1 (ja) * 2005-02-16 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線端末装置及び通信方式切り換え方法
WO2009069177A1 (ja) * 2007-11-28 2009-06-04 Fujitsu Limited 無線送信装置、無線受信装置、無線送受信システム、及びこれらの方法
WO2010110446A1 (ja) * 2009-03-26 2010-09-30 京セラ株式会社 無線端末、無線通信システム及び無線基地局
JP2010232919A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Kyocera Corp 無線端末及び無線通信方法
JP2012075012A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Nippon Soken Inc 通信システム、送信装置及び受信装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244820A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線回線品質判定方法および無線アクセスシステム
WO2006087869A1 (ja) * 2005-02-16 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線端末装置及び通信方式切り換え方法
US8098625B2 (en) 2005-02-16 2012-01-17 Panasonic Corporation Wireless terminal and communication system switching method
US8451793B2 (en) 2005-02-16 2013-05-28 Panasonic Corporation Wireless terminal and communication system switching method
WO2009069177A1 (ja) * 2007-11-28 2009-06-04 Fujitsu Limited 無線送信装置、無線受信装置、無線送受信システム、及びこれらの方法
JP5035351B2 (ja) * 2007-11-28 2012-09-26 富士通株式会社 無線送信装置、無線受信装置、無線送受信システム、及びこれらの方法
US8320483B2 (en) 2007-11-28 2012-11-27 Fujitsu Limited Radio transmission apparatus, radio reception apparatus, radio transmission-reception system, and method thereof
WO2010110446A1 (ja) * 2009-03-26 2010-09-30 京セラ株式会社 無線端末、無線通信システム及び無線基地局
JP2010232919A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Kyocera Corp 無線端末及び無線通信方法
US8743722B2 (en) 2009-03-26 2014-06-03 Kyocera Corporation Radio terminal, radio communication system, and radio base station
US9615276B2 (en) 2009-03-26 2017-04-04 Kyocera Corporation Radio terminal, radio communication system, and radio base station
JP2012075012A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Nippon Soken Inc 通信システム、送信装置及び受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100387090C (zh) 具有不同频谱能力的数字基站的切换方法
US7995536B2 (en) Multi-input multi-output (MIMO) for wireless transmitting and receiving stations
US9369996B2 (en) Base station apparatus, user apparatus and communication control method
KR100317011B1 (ko) 통신 단말 장치, 기지국 통신 장치 및 무선 통신 방법
JPH07283779A (ja) 移動体通信装置
KR100311236B1 (ko) 송신기및수신기
US6985737B2 (en) Communication channel setting method, communication controller, and radio communication system
JP4133531B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
US20080153553A1 (en) Radio communication terminal and radio communication system
WO2005093982A1 (ja) 無線通信機
JPH10163936A (ja) 無線通信装置
JP2003234789A (ja) 通信装置及び通信方法
JP3478242B2 (ja) Cdma移動通信システムの移動機
JP2005318131A (ja) 無線通信システム、基地局装置及び送信電力制御方法
KR100703417B1 (ko) 무선망에서 다이버시티 특성을 이용한 신호 수신 방법 및그 장치
JP2000165290A (ja) スペクトル拡散通信方法およびスペクトル拡散通信装置
US6556552B1 (en) Signal strength measurement method and device
JP2002271266A (ja) Cdma基地局および送信ダイバーシチ制御方法
JPH08168075A (ja) 移動無線装置
JP2001156752A (ja) 移動無線端末装置
JP3763972B2 (ja) 無線通信方法
JP3830068B2 (ja) 移動通信における信号品質検出方法、および、移動局の制御方法
JP2001186056A (ja) Cdma復調方法及びcdma復調装置
JP2003009222A (ja) 移動局装置及び異なる移動体通信システム間の信号干渉削減方法
JPH08139641A (ja) デジタル無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060904