JP2003009222A - 移動局装置及び異なる移動体通信システム間の信号干渉削減方法 - Google Patents

移動局装置及び異なる移動体通信システム間の信号干渉削減方法

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JP2003009222A
JP2003009222A JP2001195391A JP2001195391A JP2003009222A JP 2003009222 A JP2003009222 A JP 2003009222A JP 2001195391 A JP2001195391 A JP 2001195391A JP 2001195391 A JP2001195391 A JP 2001195391A JP 2003009222 A JP2003009222 A JP 2003009222A
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tdd
transmission
signal
control
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Hidenori Shikayama
英則 鹿山
Maki Hayashi
真樹 林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信キャリア周波数が隣接する2つの
移動体通信システム(例えばFDDとTDD)間の信号
干渉を防止し、これによって通信品質の劣化を防ぐこ
と。 【解決手段】 TDD通信方式に適用される移動局装置
100において、自装置100と異なるFDD通信方式
の移動体通信システムのキャリア周波数信号を受信して
FDD復調部102で復調し、この復調された受信信号
の受信電力を受信電力測定部103で測定し、自装置1
00のTDD通信方式のDCH送信信号をTDD変調部
105で変調し、この変調された送信信号の送信電力を
TDD送信電力制御部106で所定の値に制御する。し
きい値判定部107で、その制御で決定された送信電力
と上記の測定された受信電力との和がしきい値を超えた
場合にTDD送信電力制御部106で制御される送信電
力を0とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受信キャリア周
波数が隣接する2つの異なる移動体通信システム間にお
いて信号の干渉を削減する移動局装置及び異なる移動体
通信システム間の信号干渉削減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動局装置及び異なる移
動体通信システム間の信号干渉削減方法としては、特表
平06−511128号公報に記載されているものがあ
る。
【0003】異なる2つの移動体通信システムの送信キ
ャリア周波数及び受信キャリア周波数が隣接する場合、
その周波数の境界近傍では一方の移動体通信システムの
信号電力が大きい場合に他方の移動体通信システムの信
号を大きく干渉し、他方の移動体通信システムの通信品
質を著しく劣化させてしまう。
【0004】日本で2001年に商用開始予定であるW
−CDMA(Wide band-Code Division Multiple Acces
s)方式移動体通信システム(以下W−CDMA)で
は、複数の通信事業者に対して、図8の(a)に示すよ
うに、1920〜1980MHzを上り回線のキャリア
周波数帯域801として割り当てた。
【0005】この際、その帯域801に隣接する189
5〜1918.1MHzが既にPHS(Personal Handyp
hone System)のキャリア周波数帯域802として割り当
てられていたために、帯域801のPHSに近い側にガ
ードバンド803を導入して通信事業者に割り当てる帯
域を縮小したという経緯がある。
【0006】更に、次世代移動通信システムであるUM
TS(Universal Mobile Telecommunication System)に
おいて、W−CDMA FDD(Frequency Division Du
plex)方式移動体通信システム(以下FDD)には、複
数の通信事業者に対して図8の(b)に示すように、1
920MHz〜1980MHzが上り回線のキャリア周
波数帯域804として割り当てられている。
【0007】また、W−CDMA TDD(Time Divisi
on Duplex)方式移動体通信システム(以下TDD)に
は、1900MHz〜1920MHzのキャリア周波数
帯域805が割り当てられており、FDDとTDDでキ
ャリア周波数が隣接している。なお、TDDでは上下回
線のキャリア周波数は同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、異なる2つの移動体通信システムの送
受信キャリア周波数が隣接する場合にガードバンド80
3を設けてシステム相互の信号干渉を防ぐ方法では、有
限である周波数資源を使用するに当たり非効率的である
という問題がある。
【0009】また、図8の(b)を参照して説明した例
では、TDDの移動局装置が、大きい送信電力で送信し
且つTDDに近接する帯域を使用しているFDD通信事
業者の基地局装置近傍に接近した場合、TDDの信号が
FDDの信号に対して大きな干渉となり、FDDの信号
の通信品質を著しく劣化させてしまうという問題があ
る。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送受信キャリア周波数が隣接する2つの移動体通
信システム(例えばFDDとTDD)間の信号干渉を防
止し、これによって通信品質の劣化を防ぐことができる
移動局装置及び異なる移動体通信システム間の信号干渉
削減方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の移動局装置は、
自装置と異なる通信方式の移動体通信システムのキャリ
ア周波数信号を受信して復調する復調手段と、この手段
で復調された受信信号の受信電力を測定する測定手段
と、自装置の通信方式の送信信号を変調する変調手段
と、前記変調された送信信号の送信電力を制御する制御
手段と、この手段の制御で決定された送信電力と前記測
定された受信電力との和がしきい値を超えた場合に前記
制御手段に送信電力を0とする指示を通知する判定手段
と、を具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、移動局装置が、キャリ
ア周波数が隣接する他通信方式の基地局装置に接近し、
且つ自送信電力が大きい場合に自立的に送信を停止し、
他通信方式の信号に干渉することを防ぐことができる。
【0013】本発明の移動局装置は、上記構成におい
て、自装置と異なる通信方式がFDD通信方式であり、
自装置の通信方式がTDD通信方式である構成を採る。
【0014】この構成によれば、TDD通信方式の移動
局装置が、キャリア周波数が隣接するFDD通信方式の
基地局装置に接近し、且つ自送信電力が大きい場合に自
立的に送信を停止し、FDD通信方式の信号に干渉する
ことを防ぐことができる。
【0015】本発明の移動局装置は、上記構成におい
て、制御手段の制御で決定された送信電力と測定手段で
測定された受信電力との差に対応するアラーム音を生成
するアラーム音量制御及び生成手段を具備する構成を採
る。
【0016】この構成によれば、移動局装置の通話者
は、自分がキャリア周波数が隣接する他通信方式(FD
D)の事業者システムの上り回線信号に干渉を与えてい
る度合いをアラーム音量で予め知ることができ、自通信
方式(TDD)の送信信号を0にする場合にも事前に自
送信停止を知ることができる。
【0017】本発明の移動局装置は、上記構成におい
て、制御手段の制御で決定された送信電力と測定手段で
測定された受信電力との和がしきい値を越えた場合に、
基地局装置に対してハンドオーバ許可要求を発行する発
行手段を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、移動局装置は、自通信
方式(TDD)の自装置が、キャリア周波数が隣接する
他通信方式(FDD)の事業者システムの上り回線信号
に干渉を与えてしまうのを避け、且つ自装置も通話断に
なることを防ぐことができる。
【0019】本発明の異なる移動体通信システム間の信
号干渉削減方法は、自装置と異なる通信方式の移動体通
信システムのキャリア周波数信号を受信して復調し、こ
の復調された受信信号の受信電力を測定し、自装置の通
信方式の送信信号を変調し、この変調された送信信号の
送信電力を所定の値に制御し、この制御で決定された送
信電力と前記測定された受信電力との和がしきい値を超
えた場合に送信電力を0とするようにした。
【0020】この方法によれば、自装置(例えば移動局
装置)が、キャリア周波数が隣接する他通信方式の基地
局装置に接近し、且つ自送信電力が大きい場合に自立的
に送信を停止し、他通信方式の信号に干渉することを防
ぐことができる。
【0021】本発明の異なる移動体通信システム間の信
号干渉削減方法は、上記方法において、送信電力制御で
決定された送信電力と測定された受信電力との差に対応
するアラーム音を生成するようにした。
【0022】この方法によれば、自装置の通話者は、自
分がキャリア周波数が隣接する他通信方式(FDD)の
事業者システムの上り回線信号に干渉を与えている度合
いをアラーム音量で予め知ることができ、自通信方式
(TDD)の送信信号を0にする場合にも事前に自送信
停止を知ることができる。
【0023】本発明の異なる移動体通信システム間の信
号干渉削減方法は、上記方法において、送信電力制御で
決定された送信電力と測定手段で測定された受信電力と
の和がしきい値を越えた場合に、基地局装置に対してハ
ンドオーバ許可を要求するようにした。
【0024】この方法によれば、自通信方式(TDD)
の自装置は、キャリア周波数が隣接する他通信方式(F
DD)の事業者システムの上り回線信号に干渉を与えて
しまうのを避け、且つ自装置も通話断になることを防ぐ
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るTDD移動局装置の構成を示すブロック図
である。
【0027】この図1に示すTDD移動局装置100
は、受信部101と、FDD復調部102と、受信電力
測定部103と、符復号部104と、TDD変調部10
5と、TDD送信電力制御部106と、しきい値判定部
107と、送信部108とを備えて構成されている。
【0028】受信部101は、FDDのキャリア周波数
のRF信号を受信し、このRF信号をベースバンド周波
数に落としてA/D(Analog/Digital)変換を行うもので
ある。
【0029】FDD復調部102は、A/D変換後のF
DD信号を復調するものである。
【0030】受信電力測定部103は、その復調された
FDD信号の受信電力を測定するものである。
【0031】符復号部104は、FDD及びTDD信号
の誤り訂正符号化・復号を行うものである。
【0032】TDD変調部105は、符復号部104で
符号化されたTDD信号を変調するものである。
【0033】TDD送信電力制御部106は、TDD信
号の送信電力を所定値に制御するものである。
【0034】しきい値判定部107は、受信電力測定部
103で測定されたFDDの受信電力と、TDD送信電
力制御部106において決定された送信電力との和をと
り、その和がしきい値を超えた場合にTDD送信電力制
御部106に送信電力0を通知する。即ち、TDD信号
の送信電力とFDD信号の受信電力との和と、しきい値
とを比較することによってTDD信号の送信可否を判定
するものである。
【0035】送信部108は、変調後のTDDのベース
バンド信号をD/A変換して無線周波数に上げて送信す
るものである。
【0036】このような構成のTDD移動局装置100
の動作を説明する。
【0037】まず、受信部101が、FDDのRF信号
を受信してベースバンド周波数まで落としたのちA/D
変換を行う。本実施の形態1では、FDDの共通パイロ
ットチャネルCPICH(Common Pilot Channel)を受信
する。
【0038】FDD復調部102は、その受信されたF
DDのCPICHを復調する。受信電力測定部103
は、その復調されたFDDのCPICHの受信電力を測
定する。TDD変調部105は、符復号部104で符号
化されたTDD通信用個別チャネルDCH(Dedicated C
hannel)符号化データを変調する。
【0039】TDD送信電力制御部106は、その変調
されたTDDのDCHの送信電力を制御する。この制御
方法は、通常はオープンループ送信電力制御、クローズ
ドループ送信電力制御のいずれかである。
【0040】しきい値判定部107は、受信電力測定部
103で測定されたFDDのCPICHの受信電力と、
TDD送信電力制御部106において決定されたDCH
送信電力との和をとり、その和がしきい値coefiを
超えた場合にTDD送信電力制御部106に送信電力0
を通知する。送信部108は、しきい値判定部107が
TDD送信電力制御部106に送信電力0を通知した場
合に送信電力を0とする。
【0041】次に、TDD移動局装置100におけるF
DD共通チャネル受信電力モニタによる送信制御の動作
を、図2に示すフロー図を参照して説明する。
【0042】ST201において、本移動局装置100
がTDD通信状態にあるとする。
【0043】ST202において、受信部101及びF
DD復調部102が、FDDのRF信号を受信して復調
処理を行い、受信電力測定部103が、FDDのCPI
CHの受信電力を測定する。
【0044】ST203において、TDD送信電力制御
部106はTDDのDCH送信電力を制御する。
【0045】ST204において、しきい値判定部10
7は、受信電力測定部103が測定したFDDのCPI
CHの受信電力PFDD_CPICHとTDD送信電力制御部1
06が制御した送信電力PTDD_DCHとを加算し、この加
算値PFDD_CPICH+PTDD_DCHとしきい値coefiとを
比較する。
【0046】この比較結果、加算値PFDD_CPICH+P
TDD_DCHがしきい値coefiを超えた場合、ST20
5において、しきい値判定部107はTDD送信電力制
御部106に送信電力0を通知する。この結果、TDD
送信電力制御部106は送信部108に送信電力0をセ
ットし、これによって送信部108は送信電力を0にす
る。
【0047】一方、加算値PFDD_CPICH+PTDD_DCHがし
きい値coefiを超えていない場合は、ST206に
おいて、TDD送信電力制御部106は、オープンルー
プ送信電力制御又はクローズドループ送信電力制御に基
づいた送信電力値を送信部108にセットし、TDD通
信を続行し、再びST202以降の動作を繰り返す。
【0048】このように、実施の形態1のTDD移動局
装置100によれば、TDD移動局装置100は、キャ
リア周波数が隣接するFDDの基地局装置に接近し、且
つ自送信電力が大きい場合に自立的に送信を停止し、F
DDの信号に干渉することを防ぐことができる。
【0049】即ち、TDD移動局装置100がFDDの
共通チャネルの受信電力と自TDDDCH送信電力から
送信存続可否をしきい値判定し、しきい値を超えた場合
には自TDD送信電力を0にすることによって、キャリ
ア周波数が隣接するFDD通信事業者のシステムへの信
号干渉を防ぐことができる。
【0050】なお、CPICHの代わりに報知チャネル
{BCH(Broadcast Channel)}の受信電力をモニタし
てもよい。なお、TDDのDCHの代わりに、TDDの
USCH(Uplink Shared Channel)の送信電力制御を行
ってもよい。
【0051】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係るTDD移動局装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図3に示す実施の形態2において実
施の形態1の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0052】この図3に示すTDD移動局装置300
が、図1に示したTDD移動局装置100と異なる点
は、アラーム音量制御部301及びアラーム音生成部3
02を追加して設けたことにある。
【0053】アラーム音量制御部301は、FDDのC
PICHの受信電力PFDD_CPICHとTDD送信電力P
TDD_DCHとの加算値PFDD_CPICH+PTDD_DCHと、しきい
値coefiとの差の大きさに応じて、アラームの音量
を調節するものである。
【0054】アラーム音生成部302は、アラーム音量
制御部301によって音量制御されたアラーム音を生成
するものである。
【0055】このような構成のTDD移動局装置300
におけるFDD共通チャネル受信電力モニタによる送信
制御の動作を、図4に示すフロー図及び図5を参照して
説明する。但し、図5は、FDDのCPICHの受信電
力PFDD_CPICHとTDDのDCH送信電力PTDD_DCHとの
加算値としきい値の差と、アラーム音量との関係図であ
る。
【0056】図4に示すステップST401〜ST40
5までの動作は図2を参照して説明した実施の形態1と
同じなので、その説明を省略する。
【0057】ステップST406において、しきい値判
定部107は、更にPFDD_CPICHとPTDD_DCHの和としき
い値coefiとの差をとり、ステップST407にお
いてアラーム音量制御部301が、その差の大きさに対
応するようにアラーム音の音量を調整する。ここで、ア
ラーム音量制御部301は図5に直線501で示すよう
に、PFDD_CPICHとPTDD_DCHの和としきい値coefi
との差が大きければ大きいほどアラームの音量を大きく
設定する。
【0058】ステップST408において、アラーム音
生成部302は、その音量調整に基づいたアラーム音を
発生する。
【0059】このように、実施の形態2のTDD移動局
装置300によれば、TDD移動局装置300の通話者
は、自分がキャリア周波数が隣接するFDD事業者の上
り回線信号に干渉を与えている度合いをアラーム音量で
予め知ることができ、TDD送信信号を0にする場合に
も事前に自送信停止を知ることができる。
【0060】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3に係るTDD移動局装置の構成を示すブロック図
である。但し、この図6に示す実施の形態3において実
施の形態1の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0061】この図6に示すTDD移動局装置600
が、図1に示したTDD移動局装置100と異なる点
は、ハンドオーバ許可要求発行部601を追加して設け
たことにある。
【0062】ハンドオーバ許可要求発行部601は、F
DDのCPICHの受信電力FDD_CP ICHとTDDのDC
H送信電力PTDD_DCHとの加算値がしきい値coefi
を超えた場合に、基地局装置に対してハンドオーバ許可
要求を発行するものである。
【0063】このような構成のTDD移動局装置600
におけるFDD共通チャネル受信電力モニタによる送信
制御の動作を、図7に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0064】図7に示すステップST701〜ST70
4までの動作は図2を参照して説明した実施の形態1と
同じなので、説明は省略する。
【0065】ステップST704におけるPFDD_CPICH
とPTDD_DCHの和がしきい値coefiを超えた場合、
ステップST705において、ハンドオーバ許可要求発
行部601は、基地局装置に対してFDDへのハンドオ
ーバ許可要求を発行する。具体的には、上りアクセスチ
ャネル(Random Access Channel)又は個別制御チャネル
(Dedicated Control Channel)にFDDへのハンドオー
バ許可要求をマッピングして、符復号部104へ通知す
る。
【0066】このように、実施の形態3のTDD移動局
装置600によれば、TDD移動局装置600の通話者
は、キャリア周波数が隣接するFDD事業者の上り回線
信号に強い干渉を与えてしまうのを避け、且つ自分も通
話断になることを防ぐことができる。このことは、TD
DとFDD全体のシステム容量を向上させることにな
る。
【0067】なお、この実施の形態3のハンドオーバ許
可要求発行部601を図3に示した実施の形態2の構成
に適用しても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送受信キャリア周波数が隣接する2つの移動体通信シス
テム(例えばFDDとTDD)間の信号干渉を防止し、
これによって通信品質の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るTDD移動局装置
の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係るTDD移動局装置のFDD
共通チャネル受信電力モニタによる送信制御の動作を説
明するためのフロー図
【図3】本発明の実施の形態2に係るTDD移動局装置
の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態2に係るTDD移動局装置のFDD
共通チャネル受信電力モニタによる送信制御の動作を説
明するためのフロー図
【図5】実施の形態2に係るTDD移動局装置における
FDDのCPICHの受信電力及びTDDDCH送信電
力の加算値としきい値の差と、アラーム音量との関係図
【図6】本発明の実施の形態3に係るTDD移動局装置
の構成を示すブロック図
【図7】実施の形態3に係るTDD移動局装置のFDD
共通チャネル受信電力モニタによる送信制御の動作を説
明するためのフロー図
【図8】(a)従来のW−CDMAとPHSとのキャリ
ア周波数割当図 (b)従来のTDD通信方式とFDD通信方式とのキャ
リア周波数割当図
【符号の説明】
100,300,600 TDD移動局装置 101 受信部 102 FDD復調部 103 受信電力測定部 104 符復号部 105 TDD変調部 106 TDD送信電力制御部 107 しきい値判定部 108 送信部 301 アラーム音量制御部 302 アラーム音生成部 601 ハンドオーバ許可要求発行部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K067 AA03 BB04 CC04 CC10 EE04 FF16 FF27 FF31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置と異なる通信方式の移動体通信シ
    ステムのキャリア周波数信号を受信して復調する復調手
    段と、この手段で復調された受信信号の受信電力を測定
    する測定手段と、自装置の通信方式の送信信号を変調す
    る変調手段と、前記変調された送信信号の送信電力を制
    御する制御手段と、この手段の制御で決定された送信電
    力と前記測定された受信電力との和がしきい値を超えた
    場合に前記制御手段に送信電力を0とする指示を通知す
    る判定手段と、を具備することを特徴とする移動局装
    置。
  2. 【請求項2】 自装置と異なる通信方式がFDD通信方
    式であり、自装置の通信方式がTDD通信方式であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動局装置。
  3. 【請求項3】 制御手段の制御で決定された送信電力と
    測定手段で測定された受信電力との差に対応するアラー
    ム音を生成するアラーム音量制御及び生成手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動局
    装置。
  4. 【請求項4】 制御手段の制御で決定された送信電力と
    測定手段で測定された受信電力との和がしきい値を越え
    た場合に、基地局装置に対してハンドオーバ許可要求を
    発行する発行手段を具備することを特徴とする請求項1
    から請求項3いずれかに記載の移動局装置。
  5. 【請求項5】 自装置と異なる通信方式の移動体通信シ
    ステムのキャリア周波数信号を受信して復調し、この復
    調された受信信号の受信電力を測定し、自装置の通信方
    式の送信信号を変調し、この変調された送信信号の送信
    電力を所定の値に制御し、この制御で決定された送信電
    力と前記測定された受信電力との和がしきい値を超えた
    場合に送信電力を0とすることを特徴とする異なる移動
    体通信システム間の信号干渉削減方法。
  6. 【請求項6】 送信電力制御で決定された送信電力と測
    定された受信電力との差に対応するアラーム音を生成す
    ることを特徴とする請求項5記載の異なる移動体通信シ
    ステム間の信号干渉削減方法。
  7. 【請求項7】 送信電力制御で決定された送信電力と測
    定手段で測定された受信電力との和がしきい値を越えた
    場合に、基地局装置に対してハンドオーバ許可を要求す
    ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の異なる
    移動体通信システム間の信号干渉削減方法。
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