JP2003234746A - マスタ機器、スレーブ機器、ネットワークシステム、マスタ機器の制御方法、スレーブ機器の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

マスタ機器、スレーブ機器、ネットワークシステム、マスタ機器の制御方法、スレーブ機器の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

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JP2003234746A
JP2003234746A JP2002030456A JP2002030456A JP2003234746A JP 2003234746 A JP2003234746 A JP 2003234746A JP 2002030456 A JP2002030456 A JP 2002030456A JP 2002030456 A JP2002030456 A JP 2002030456A JP 2003234746 A JP2003234746 A JP 2003234746A
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Takashi Shitaya
隆史 下谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡張性が高い柔軟性に富んだネットワークの
システム構築を行う。 【解決手段】 スレーブ機器12〜14の制御情報送信
部は、スレーブ制御情報をネットワーク15を介してマ
スタ機器11に対して送信する。一方、マスタ機器11
の制御情報記憶部は、少なくともネットワーク15を介
してスレーブ機器12〜14から取得したスレーブ制御
情報12〜14を記憶する。そして、マスタ機器11の
スレーブ制御部は、制御情報記憶部に記憶されたスレー
ブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機器12〜14
の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタ装置、スレ
ーブ装置、ネットワークシステム、マスタ装置の制御方
法、スレーブ装置の制御方法、制御プログラムおよび記
録媒体に係り、特に車載用ネットワークを構成するマス
タ装置、スレーブ装置、ネットワークシステム、マスタ
装置の制御方法、スレーブ装置の制御方法、制御プログ
ラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりマスタ−スレーブ方式のネット
ワークが知られており、近年においては、このマスタ−
スレーブ方式のネットワークを車載機器用のネットワー
クシステムに適用するものも知られている。
【0003】このような車載機器用のネットワークシス
テム(以下、車載用ネットワークシステムという。)に
おいては、マスタ機器は、ネットワークに接続された全
スレーブ機器を制御すべく、ネットワークに接続されて
いるスレーブ機器の制御情報であるスレーブ制御情報を
取得しておくことが必要となる。
【0004】ここで、スレーブ制御情報とは、当該スレ
ーブ機器の種類、名称、制御プログラム(ドライバプロ
グラム)、制御パラメータ、通信プロトコルおよびそれ
らを特定するための特定データなどのマスタ機器が各ス
レーブ機器を制御するために必要な情報をいう。
【0005】そして、車載用ネットワークシステムを構
成するマスタ機器の不揮発性の記憶装置、例えば、RO
M内には、当該車載用ネットワークに接続される可能性
のあるスレーブ機器について、各スレーブ機器に対応す
るスレーブ制御情報を予め記憶させておく構成を採って
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車載用ネッ
トワークシステムにおいては、あるスレーブ機器の当該
車載用ネットワークシステムへの接続をマスタ機器が検
出した場合には、マスタ機器は、当該スレーブ機器の当
該車載用ネットワークシステムへの参加の可否を判別す
べく、当該スレーブ機器を制御するのに必要な全てのス
レーブ制御情報が既に(例えば、ROM内に)記憶され
ているか否かを判別する。
【0007】そしてマスタ機器は、当該スレーブ機器を
制御するのに必要な全てのスレーブ制御情報がROM内
に記憶されている場合には、当該スレーブ機器の当該車
載用ネットワークシステムへの参加を承認する。さらに
マスタ機器は、ROMから参加を承認したスレーブ機器
に対応するスレーブ制御情報を読み出す。続いてマスタ
機器は、読み出したスレーブ制御情報に基づいて当該ス
レーブ機器を制御することとなっていた。
【0008】一方、マスタ機器は、当該スレーブ機器の
スレーブ制御情報がROM内に記憶されていない場合に
は、当該スレーブ機器の当該車載用ネットワークシステ
ムへの参加を却下し、当該スレーブ機器が存在しないも
のとして処理を継続することとなっていた。
【0009】すなわち、上記従来の車載用ネットワーク
システムの拡張性は低く、柔軟なシステム構築が行えな
いという問題点があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、拡張性が高い柔
軟性に富んだネットワークのシステム構築が行えるマス
タ装置、スレーブ装置、ネットワークシステム、マスタ
装置の制御方法、スレーブ装置の制御方法、制御プログ
ラムおよび記録媒体に係り、特に車載用ネットワークを
構成するマスタ装置、スレーブ装置、ネットワークシス
テム、マスタ装置の制御方法、スレーブ装置の制御方
法、制御プログラムおよび記録媒体を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、ネットワークを介してスレーブ機器に接続されるマ
スタ機器は、少なくとも前記ネットワークを介して前記
スレーブ機器から取得したスレーブ制御情報を記憶する
制御情報記憶部と、前記スレーブ制御情報に基づいて対
応するスレーブ機器の制御を行うスレーブ制御部と、を
備えたことを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、制御情報記憶部は、少
なくとも前記ネットワークを介して前記スレーブ機器か
ら取得したスレーブ制御情報を記憶する。
【0013】スレーブ制御部は、制御情報記憶部に記憶
されたスレーブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機
器の制御を行う。
【0014】この場合において、前記制御情報記憶部
は、前記ネットワークの構成確認時に各スレーブ機器毎
に前記各スレーブ機器に対応する同一の前記スレーブ制
御情報が既に記憶されているか否かを判別するスレーブ
判別部と、前記スレーブ判別部の判別に基づいて、前記
ネットワークを介して前記同一のスレーブ制御情報が記
憶されていないスレーブ機器に対して制御情報要求を行
い、当該スレーブ機器から前記スレーブ制御情報を取得
する制御情報取得部と、を備えるようにしてもよい。
【0015】また、前記スレーブ判別部は、各前記スレ
ーブ機器から前記ネットワークを介してスレーブ判別情
報を受信する判別情報受信部と、前記スレーブ判別情報
および前記制御情報記憶部に予め記憶していた前記スレ
ーブ制御情報に基づいて前記同一のスレーブ制御情報が
記憶されているスレーブ機器か否かを判別する判別部
と、を備えるようにしてもよい。
【0016】さらに、前記制御情報記憶部は、前記スレ
ーブ制御情報を予め記憶する読取専用記憶部と、前記ス
レーブ制御情報を更新可能に記憶する更新可能記憶部
と、を備えるようにしてもよい。
【0017】さらにまた、前記読取専用記憶部は、RO
M、EPROM、EEPROMあるいはNVRAMのい
ずれかとして構成されるようにしてもよい。
【0018】また、前記更新可能記憶部は、EEPRO
M、RAMあるいはNVRAMのいずれかとして構成さ
れるようにしてもよい。
【0019】また、ネットワークを介してマスタ機器に
接続されるスレーブ機器は、前記ネットワークを介して
スレーブ判別情報を前記マスタ機器に送信する判別情報
送信部と、前記マスタ機器から前記ネットワークを介し
て制御情報要求がなされた場合に、スレーブ制御情報を
当該ネットワークを介して送信する制御情報送信部と、
を備えることを特徴としている。
【0020】上記構成によれば、判別情報送信部は、ネ
ットワークを介してスレーブ判別情報をマスタ機器に送
信する。
【0021】一方、制御情報送信部は、マスタ機器から
ネットワークを介して制御情報要求がなされた場合に、
スレーブ制御情報を当該ネットワークを介して送信す
る。
【0022】また、ネットワークシステムは、ネットワ
ークと、少なくとも前記ネットワークを介して前記スレ
ーブ機器から取得したスレーブ制御情報を記憶する制御
情報記憶部および前記スレーブ制御情報に基づいて対応
するスレーブ機器の制御を行うスレーブ制御部を有する
マスタ機器と、前記スレーブ制御情報を前記ネットワー
クを介して前記マスタ機器に対して送信する制御情報送
信部を有するスレーブ機器と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0023】上記構成によれば、スレーブ機器の制御情
報送信部は、スレーブ制御情報をネットワークを介して
マスタ機器に対して送信する。
【0024】一方、マスタ機器の制御情報記憶部は、少
なくともネットワークを介してスレーブ機器から取得し
たスレーブ制御情報を記憶する。そして、スレーブ制御
部は、制御情報記憶部に記憶されたスレーブ制御情報に
基づいて対応するスレーブ機器の制御を行う。
【0025】この場合において、前記スレーブ機器は、
前記ネットワークを介してスレーブ判別情報を前記マス
タ機器に送信する判別情報送信部を有し、前記マスタ機
器は、前記スレーブ判別情報に基づいて、前記ネットワ
ークの構成確認時に各スレーブ機器毎に前記各スレーブ
機器に対応する同一の前記スレーブ制御情報が既に記憶
されているか否かを判別するスレーブ判別部および前記
スレーブ判別部の判別に基づいて、前記ネットワークを
介して前記同一のスレーブ制御情報が記憶されていない
スレーブ機器に対して制御情報要求を行い、当該スレー
ブ機器から前記スレーブ制御情報を取得する制御情報取
得部を有する、ことを特徴としている。
【0026】また、ネットワークを介してスレーブ機器
に接続されるマスタ機器の制御方法は、少なくとも前記
ネットワークを介して前記スレーブ機器から取得したス
レーブ制御情報を記憶する制御情報記憶過程と、前記ス
レーブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機器の制御
を行うスレーブ制御過程と、を備えたことを特徴として
いる。
【0027】この場合において、前記制御情報記憶過程
は、前記ネットワークの構成確認時に各スレーブ機器毎
に前記各スレーブ機器に対応する同一の前記スレーブ制
御情報が既に記憶されているか否かを判別するスレーブ
判別過程と、前記スレーブ判別過程における判別に基づ
いて、前記ネットワークを介して前記同一のスレーブ制
御情報が記憶されていないスレーブ機器に対して制御情
報要求を行い、当該スレーブ機器から前記スレーブ制御
情報を取得する制御情報取得過程と、を備えるようにし
てもよい。
【0028】また、前記スレーブ判別過程は、各前記ス
レーブ機器から前記ネットワークを介してスレーブ判別
情報を受信する判別情報受信過程と、前記スレーブ判別
情報および前記制御情報記憶部に予め記憶していた前記
スレーブ制御情報に基づいて前記同一のスレーブ制御情
報が記憶されているスレーブ機器か否かを判別する判別
過程と、を備えるようにしてもよい。
【0029】また、ネットワークを介してマスタ機器に
接続されるスレーブ機器の制御方法は、前記ネットワー
クを介してスレーブ判別情報を前記マスタ機器に送信す
る判別情報送信過程と、前記マスタ機器から前記ネット
ワークを介して制御情報要求がなされた場合に、スレー
ブ制御情報を当該ネットワークを介して送信する制御情
報送信過程と、を備えたことを特徴としている。
【0030】また、コンピュータをネットワークを介し
てスレーブ機器に接続されるマスタ機器として機能させ
る制御プログラムは、前記コンピュータに少なくとも前
記ネットワークを介して前記スレーブ機器から取得した
スレーブ制御情報を記憶させ、前記スレーブ制御情報に
基づいて対応するスレーブ機器の制御を行わせる、こと
を特徴としている。
【0031】この場合において、前記コンピュータに前
記ネットワークの構成確認時に既に同一の前記スレーブ
制御情報が記憶されているスレーブ機器か否か各スレー
ブ機器毎に判別させ、当該判別に基づいて、前記ネット
ワークを介して前記同一のスレーブ制御情報が記憶され
ていないスレーブ機器に対して制御情報要求を行わせ、
当該スレーブ機器から前記ネットワークを介して前記ス
レーブ制御情報を取得させる、ようにしてもよい。
【0032】また、前記コンピュータに各前記スレーブ
機器から前記ネットワークを介してスレーブ判別情報を
受信させ、前記スレーブ判別情報および前記制御情報記
憶部に予め記憶されていた前記スレーブ制御情報に基づ
いて前記同一のスレーブ制御情報が記憶されているスレ
ーブ機器か否かを判別させる、ようにしてもよい。
【0033】また、コンピュータをネットワークを介し
てマスタ機器に接続されるスレーブ機器として制御させ
る制御プログラムは、前記コンピュータに前記ネットワ
ークを介してスレーブ判別情報を前記マスタ機器に送信
させ、前記マスタ機器から前記ネットワークを介して制
御情報要求がなされた場合に、スレーブ制御情報を当該
ネットワークを介して送信させる、ようにしてもよい。
【0034】また、上記各制御プログラムをコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施の形態について説明する。
【0036】図1は、実施形態のネットワークシステム
の概要構成ブロック図である。
【0037】ネットワークシステム10は、大別する
と、マスタ機器11、スレーブ機器12、13およびネ
ットワーク15を備え、リング型ネットワークシステム
として構築されている。
【0038】マスタ機器11は、ネットワークシステム
10全体を制御するための機器であり、例えば、ネット
ワークシステム10を車載用ネットワークシステムとし
て構築する場合には、メインコントローラとして構築さ
れる。さらにマスタ機器11は、ユーザインターフェー
ス機能を提供すべく、ディスプレイ装置および操作部を
備えている。
【0039】スレーブ機器12、13は、マスタ機器1
1の制御下で他のスレーブと連携してあるいは単独で動
作する機器である。スレーブ機器12、13としては、
チューナ、MDプレーヤ、CDプレーヤ、CDチェンジ
ャ、DVDプレーヤ等のオーディオ/ビジュアル装置
や、カーナビゲーションシステム、車載用冷蔵庫、緊急
通報システム等の各種車載用機器として構築される。図
1においては、スレーブ機器12は、チューナ(TUNE
R)であり、スレーブ機器13はCDプレーヤ(CD)の
場合を図示している。
【0040】ネットワーク15は、ツイストペア線ある
いはプラスチック光ファイバなどの光ファイバにより各
装置間を接続する。
【0041】この場合において、マスタ機器11は、自
己内において、仮想的にスレーブ機器として機能するシ
ャドウ(仮想スレーブ機器)を構築し、マスタ機器11
の図示しない制御部は、シャドウに対して制御を行う。
この結果、各シャドウは、各スレーブ機器12〜14と
ネットワーク15を介して通信を行い、実際の制御がな
されることとなる。このようにシャドウを介してスレー
ブ機器12〜14を制御しているのは、マスタ機器11
のソフトウェアを更新するだけで、実際に接続される各
スレーブ機器の物理的な構造(インターフェース規格な
ど)に影響を受けることなく、スレーブ機器を制御する
ことができるからである。
【0042】ここで、図2を参照してマスタ機器11の
構成について説明する。
【0043】図2は、マスタ機器の概要構成ブロック図
である。
【0044】マスタ機器11は、大別すると、MPU2
1、ROM22、不揮発性RAM23、RAM24、通
信インタフェース25、ディスプレイ26および操作パ
ネル27を備えている。
【0045】MPU21は、ROM22に予め格納され
ている制御プログラムに基づいてマスタ機器11全体を
制御するとともに、ROM22に予め格納されているス
レーブ制御情報ならびに不揮発性RAM23(あるいは
RAM24)に予め格納したスレーブ制御情報に基づい
て各スレーブ機器(図1においては、スレーブ機器1
2、13)を制御する。
【0046】ROM22は、マスタ機器11の制御プロ
グラムおよび予め制御が予定されているスレーブ機器の
スレーブ制御情報を格納している。
【0047】ここで、スレーブ制御情報の格納フォーマ
ットについて説明する。図3は、スレーブ制御情報の格
納フォーマットの説明図である。
【0048】スレーブ制御情報は、大別すると、スレー
ブ機器を特定するためのデバイス情報DNと、当該スレ
ーブ機器のn個の機能を制御するための機能情報FN1
〜FNnと、を備えている。この場合において、機能情
報FN1〜FNnは、各機能を実現するために、マスタ
機器11において必要とされる情報であり、制御プログ
ラム(ドライバプログラム)、制御パラメータ、通信プ
ロトコルおよびそれらを特定するための特定データなど
を含んでいる。
【0049】具体的には、図4に示すように、スレーブ
機器12は、3つの機能を有し、第1機能として機能F
11(例えば、AM受信機能)を有し、第2機能として
機能F12(例えば、FM受信機能)、第3機能として
機能F13(例えば、テレビチャンネル受信機能)を有
している。
【0050】また、スレーブ機器13は、2つの機能を
有し、第1機能として機能F21(例えば、CDオーデ
ィオ再生機能)を有し、第2機能として機能F22(例
えば、グラフィックイコライザ機能)を有している。
【0051】不揮発性RAM23は、ROM22に格納
されていない新たなスレーブ制御情報を含む各種の保存
が必要な情報を記憶する。
【0052】RAM24は、ワーキングエリアとして用
いられ、各種プログラムおよび各種データを一時的に格
納する。
【0053】通信インタフェース25は、ネットワーク
15を介してスレーブ機器との間で通信を行う場合のイ
ンターフェース機能を提供する。
【0054】ディスプレイ25は、当該マスタ機器11
あるいは各スレーブ機器に関する各種設定状態および動
作状態を表示する。
【0055】操作パネル26は、ユーザが当該マスタ機
器11あるいは各スレーブ機器を操作するための各種操
作を行うために用いられる。
【0056】次に図5ないし図11を参照してネットワ
ークシステムの動作について説明する。
【0057】この場合において、マスタ機器11のRO
M22には、図4に示したスレーブ制御情報が予め格納
されているものとする。
【0058】図5にマスタ機器11の処理フローチャー
トを示す。
【0059】まず、マスタ機器11は電源がオンされる
と(ステップS1)、MPU21が、通信インターフェ
ース25およびネットワーク15を介してポーリング通
信を行い、ネットワーク15に接続されているスレーブ
機器の検索を行う(ステップS2)。
【0060】図6はポーリング通信時のネットワークシ
ステムの一例の概要構成図である。
【0061】図1のネットワークシステム10と比較し
て、図6のネットワークシステム10においては、スレ
ーブ機器14が追加されている。また、スレーブ機器1
3についても、機能が追加され、第3機能として、機能
F23(例えば、MP3再生機能)が追加されたものと
する。
【0062】スレーブ機器の検索に際し、各スレーブ機
器12〜14は、判別情報送信部として機能し、マスタ
機器11に対して、各スレーブ機器12〜14を特定
し、かつ、各スレーブ機器12〜14の有する機能を通
知すべく、スレーブ判別情報を送信する。
【0063】これによりマスタ機器11は、ネットワー
ク15を介して各スレーブ機器12〜14からのスレー
ブ判別情報としてデバイス名および機能情報を受信し、
RAM24上に展開することとなる。
【0064】具体的には、スレーブ機器12からは、図
7に示すように、スレーブ判別情報FI12として、デ
バイス名=「TUNER」が通知され、機能判別情報とし
て、第1機能=「機能F11」に相当する機能情報f1
1、第2機能=「機能F12」に相当する機能情報f1
2、第3機能=「機能F13」に相当する機能情報f1
3が通知される。
【0065】また、スレーブ機器13からは、図8に示
すように、スレーブ判別情報FI13として、デバイス
名=「CD」が通知され、機能情報として、第1機能=
「機能F21」に相当する機能情報f21および第2機
能=「機能F22」に相当する機能情報f22並びに新
たに追加された第3機能=「機能F23」に相当する機
能情報f23が通知される。
【0066】さらに新たに追加されたスレーブ機器14
からは、図9に示すように、スレーブ判別情報FI14
として、デバイス名=「カーナビ」が通知され、機能情
報として、第1機能=「機能F31」に相当する機能情
報f31、第2機能=「機能F32」に相当する機能情
報f32、第3機能=「機能F33」に相当する機能情
報f33が通知される。
【0067】これによりマスタ機器11のMPU21
は、ROM22に格納されているスレーブ制御情報を読
み出し、受信したスレーブ判別情報と照合する(ステッ
プS3)。
【0068】まず、マスタ機器11のMPU21は、ス
レーブ機器12について照合を行う。すなわち、マスタ
機器11のMPU21は、受信したスレーブ機器12の
デバイス名=「TUNER」であり、デバイス名に変更がな
いことから、スレーブ機器12については、図10に示
すように、デバイス認識結果=「適合」となる。
【0069】続いてマスタ機器11のMPU21は、ス
レーブ機器12の機能情報を順次比較する。まず、MP
U21は、機能情報f11は第1機能=「機能F11」
に相当するものであり、変更が無いことを確認する。次
にMPU21は、機能情報f12は第2機能=「機能F
12」に相当するものであり、これも変更が無いことを
確認する。さらにMPU21は、機能情報f13は第3
機能=「機能F13」に相当するものであり、これも変
更が無いことから、全ての機能情報に変更が無いことを
確認し、スレーブ機器12については、機能認識結果=
「適合」となる。
【0070】そして、MPU21は、スレーブ機器12
についてスレーブ制御情報が適合しているか否かを判別
し(ステップS4)、上記結果から、スレーブ機器12
についてはスレーブ制御情報がROM22内のスレーブ
制御情報と適合していると判別する(ステップS4;Y
es)。すなわち、スレーブ機器12を制御するのに必
要なスレーブ制御情報と同一のスレーブ制御情報を既に
ROM22に記憶しているということを判別することと
なる。
【0071】この結果、スレーブ機器12は、ROM2
2内のスレーブ制御情報により制御可能なスレーブ機器
として認識される(ステップS5)。
【0072】続いてMPU21は、全てのスレーブ機器
についてスレーブ制御情報の照合がなされたかを判別す
る(ステップS6)。
【0073】この場合においては、まだ全てのスレーブ
機器についてスレーブ制御情報の照合がなされていない
ので(ステップS6;No)、処理をステップS3に移
行し、マスタ機器11のMPU21は、スレーブ機器1
3について照合を行う。すなわち、マスタ機器11のM
PU21は、受信したスレーブ機器13のデバイス名=
「CDR」であり、デバイス名に変更がないことから、ス
レーブ機器13については、図7に示すように、デバイ
ス認識結果=「適合」となる。
【0074】続いてマスタ機器11のMPU21は、ス
レーブ機器13の機能情報を順次比較する。まず、MP
U21は、機能情報f21は第1機能=「機能F21」
に相当するものであり、変更が無いことを確認する。次
にMPU21は、機能情報f22は第2機能=「機能F
22」に相当するものであり、これも変更が無いことを
確認する。さらにMPU21は、機能情報f23は第3
機能=「機能F23」であるが、前回にはスレーブ機器
13は、この機能F23を有していなかったことを判別
する。従って、機能F23は新たに追加された機能であ
ることから、機能情報に変更があることを確認し、スレ
ーブ機器13については、機能認識結果=「不適合」と
なる。
【0075】さらにMPU21は、スレーブ機器13に
ついてスレーブ制御情報が適合しているか否かを判別し
(ステップS4)、上記結果から、スレーブ機器13に
ついてはスレーブ制御情報がROM22内のスレーブ制
御情報と適合していないと判別する(ステップS4;N
o)。
【0076】これによりスレーブ機器13は、MPU2
1により未定義スレーブ機器として認識される(ステッ
プS7)。
【0077】この結果、MPU21は、ネットワーク1
5を介して、当該スレーブ機器13に対して制御情報要
求を行い、スレーブ機器13からスレーブ制御情報を取
得することとなる(ステップS8)。具体的には、ネッ
トワークを介して所定の制御情報要求コマンドをスレー
ブ機器13に対して送信する。一方、スレーブ機器13
の図示しないMPUは、制御情報送信部として機能し、
制御情報要求コマンドを受信し、自己内に記憶している
スレーブ制御情報をネットワーク15を介して送信す
る。これによりマスタ機器11は、スレーブ機器13か
らスレーブ制御情報を取得できることとなる。
【0078】次にMPU21は、図10に示すように、
マスタ機器11の不揮発性RAM23に取得したスレー
ブ制御情報を格納し(ステップS9)、再び、全てのス
レーブ機器についてスレーブ制御情報の照合がなされた
かを判別する(ステップS6)。
【0079】この場合においては、まだ全てのスレーブ
機器についてスレーブ制御情報の照合がなされていない
ので(ステップS6;No)、処理をステップS3に移
行し、マスタ機器11のMPU21は、スレーブ機器1
4について照合を行う。すなわち、マスタ機器11のM
PU21は、受信したスレーブ機器14のデバイス名=
「カーナビ」であり、デバイス名に変更があることか
ら、スレーブ機器14については、図7に示すように、
デバイス認識結果=「不適合」となる。
【0080】従って、MPU21は、スレーブ機器14
についてスレーブ制御情報が適合しているか否かを判別
し(ステップS4)、上記結果から、スレーブ機器14
についてはスレーブ制御情報がROM22内のスレーブ
制御情報と適合していないと判別する(ステップS4;
No)。
【0081】これによりスレーブ機器14は、MPU2
1により未定義スレーブ機器として認識される(ステッ
プS7)。
【0082】この結果、MPU21は、スレーブ機器1
4からスレーブ制御情報を取得することとなる(ステッ
プS8)。具体的には、ネットワークを介して所定の制
御情報要求コマンドをスレーブ機器14に対して送信す
る。一方、スレーブ機器14の図示しないMPUは、制
御情報送信部として機能し、制御情報要求コマンドを受
信し、自己内に記憶しているスレーブ制御情報をネット
ワーク15を介して送信する。これによりマスタ機器1
1は、スレーブ機器14からスレーブ制御情報を取得で
きることとなる。
【0083】次にMPU21は、図10に示すように、
マスタ機器11の不揮発性RAM23に取得したスレー
ブ制御情報を格納し(ステップS9)、再び、全てのス
レーブ機器についてスレーブ制御情報の照合がなされた
かを判別する(ステップS6)。
【0084】この場合においては、全てのスレーブ機器
についてスレーブ制御情報の照合がなされたので(ステ
ップS6;Yes)、処理を終了する。
【0085】これらの結果、不揮発性RAM23内に
は、スレーブ機器12〜14に対応する更新されたスレ
ーブ制御情報が格納される。
【0086】従って、マスタ機器21のMPU21は、
不揮発性RAM23内のスレーブ制御情報に基づいてネ
ットワークシステム10を構成するスレーブ機器12〜
14を制御することとなる。
【0087】以上の説明のように、本実施形態によれ
ば、ネットワークの構成確認時にマスタ機器がスレーブ
機器から送信されたスレーブ判別情報に基づいて、スレ
ーブ機器の変更あるいはスレーブ機器の機能変更に応じ
て更新されたスレーブ制御情報を記憶し、更新する構成
を採っているので、マスタ機器は常に最新のスレーブ制
御情報でスレーブ機器を制御することができ、拡張性が
高く柔軟なネットワークシステム構築が行えることとな
る。
【0088】次に本実施形態の変形例について説明す
る。
【0089】以上の説明においては、一般的なネットワ
ークシステムについて説明したが、特に取付場所が狭
く、作業が容易でない車載用ネットワークシステムにお
いては、ネットワークに増設するスレーブ機器を接続す
るだけで、ネットワークシステムの再構築が行われるの
で、ネットワーク接続用の端子を用意してあれば、マス
タ機器であるメインコントローラのROM換装などを行
うための取り外し処理等を行う必要もなく、ネットワー
クシステムを容易に拡張することが可能となる。
【0090】以上の説明においては、スレーブ制御情報
については、ネットワーク構成の確認時に不揮発性RA
M内に更新の有無にかかわらず、スレーブ制御情報を不
揮発性RAMに格納し、この不揮発性RAMに格納した
スレーブ制御情報に基づいてマスタ機器のMPUが各ス
レーブ機器の制御を行うようにしていたが、スレーブ制
御情報の追加、変更部分のみを不揮発性RAM(あるい
はRAM)に格納し、既にROM内に格納されているス
レーブ制御情報と併せて用いることにより制御を行うよ
うに構成することも可能である。なお、この場合には、
ROM内に格納されているが、既に用いる必要が無くな
ったスレーブ制御情報についての情報も不揮発性RAM
(あるいはRAM)内に格納するようにする必要があ
る。
【0091】以上の説明においては、予めスレーブ制御
情報をROMに記憶する構成を採っていたが、EPRO
M(Erasable programmable ROM)、EEPROM(Ele
ctrically erasable programmable ROM)、NVRAM
(Nonvolatile RAM)などの通常時に読み出し専用記憶
装置として機能するメモリ装置であれば同様に適用が可
能である。また、ハードディスク、各種光ディスクなど
の外部記憶装置に記憶するように構成することも可能で
ある。
【0092】さらにスレーブ機器から取得したスレーブ
制御情報をEEPROMに記憶する構成を採っていた
が、NVRAM、RAMなどのデータを更新可能に記憶
することが可能なメモリ装置であれば同様に適用が可能
である。この場合もハードディスク、各種光ディスクな
どの外部記憶装置に記憶するように構成することも可能
である。
【0093】以上の説明においては、コンピュータをマ
スタ機器あるいはスレーブ機器として機能させるための
プログラムをROMに予め格納してRAM等に展開して
実施する場合について説明したが、これらのプログラム
をハードディスクなどの外部記録装置に記録して起動し
たり、これらのプログラムを光ディスクなどのリムーバ
ブル記録媒体に記録して、インストールするようにした
り、ネットワークを介してダウンロードし、インストー
ルするように構成することも可能である。ダウンロード
を行う場合には、実行のたびにダウンロードするように
することも可能である。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークの構成確
認時にスレーブ制御情報を更新する構成を採っているの
で、マスタ機器は常に最新のスレーブ制御情報でスレー
ブ機器を制御することができ、拡張性が高く柔軟にシス
テム構築が行えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のスレーブ機器構成変化前のネットワ
ークシステムの概要構成ブロック図である。
【図2】マスタ機器の概要構成ブロック図である。
【図3】スレーブ制御情報の格納フォーマットの説明図
である。
【図4】ROMに予め格納しているスレーブ制御情報の
一例の説明図である。
【図5】マスタ機器の処理フローチャートである。
【図6】ネットワーク構成確認時(ポーリング通信時)
におけるスレーブ機器構成変化後のネットワークシステ
ムの概要構成ブロック図である。
【図7】スレーブ機器12のスレーブ判別情報の説明図
である。
【図8】スレーブ機器13のスレーブ判別情報の説明図
である。
【図9】スレーブ機器14のスレーブ判別情報の説明図
である。
【図10】スレーブ制御情報の照合結果の説明図であ
る。
【図11】不揮発性RAMに更新可能に格納したスレー
ブ制御情報の一例の説明図である。
【符号の説明】
10 ネットワークシステム 11 マスタ機器 12 スレーブ機器(チューナ) 13 スレーブ機器(CDプレーヤ) 14 スレーブ機器(カーナビゲーション)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してスレーブ機器に接
    続されるマスタ機器において、 少なくとも前記ネットワークを介して前記スレーブ機器
    から取得したスレーブ制御情報を記憶する制御情報記憶
    部と、 前記スレーブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機器
    の制御を行うスレーブ制御部と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマスタ機器において、 前記制御情報記憶部は、前記ネットワークの構成確認時
    に各スレーブ機器毎に前記各スレーブ機器に対応する同
    一の前記スレーブ制御情報が既に記憶されているか否か
    を判別するスレーブ判別部と、 前記スレーブ判別部の判別に基づいて、前記ネットワー
    クを介して前記同一のスレーブ制御情報が記憶されてい
    ないスレーブ機器に対して制御情報要求を行い、当該ス
    レーブ機器から前記スレーブ制御情報を取得する制御情
    報取得部と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のマスタ機器において、 前記スレーブ判別部は、各前記スレーブ機器から前記ネ
    ットワークを介してスレーブ判別情報を受信する判別情
    報受信部と、 前記スレーブ判別情報および前記制御情報記憶部に予め
    記憶していた前記スレーブ制御情報に基づいて前記同一
    のスレーブ制御情報が記憶されているスレーブ機器か否
    かを判別する判別部と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマスタ機器において、 前記制御情報記憶部は、前記スレーブ制御情報を予め記
    憶する読取専用記憶部と、 前記スレーブ制御情報を更新可能に記憶する更新可能記
    憶部と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマスタ機器において、 前記読取専用記憶部は、ROM、EPROM、EEPR
    OMあるいはNVRAMのいずれかとして構成されるこ
    とを特徴とするマスタ機器。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のマスタ機器において、 前記更新可能記憶部は、EEPROM、RAMあるいは
    NVRAMのいずれかとして構成されることを特徴とす
    るマスタ機器。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してマスタ機器に接続
    されるスレーブ機器において、 前記ネットワークを介してスレーブ判別情報を前記マス
    タ機器に送信する判別情報送信部と、 前記マスタ機器から前記ネットワークを介して制御情報
    要求がなされた場合に、スレーブ制御情報を当該ネット
    ワークを介して送信する制御情報送信部と、 を備えたことを特徴とするスレーブ機器。
  8. 【請求項8】 ネットワークと、 少なくとも前記ネットワークを介して前記スレーブ機器
    から取得したスレーブ制御情報を記憶する制御情報記憶
    部および前記スレーブ制御情報に基づいて対応するスレ
    ーブ機器の制御を行うスレーブ制御部を有するマスタ機
    器と、 前記スレーブ制御情報を前記ネットワークを介して前記
    マスタ機器に対して送信する制御情報送信部を有するス
    レーブ機器と、 を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記スレーブ機器は、前記ネットワークを介してスレー
    ブ判別情報を前記マスタ機器に送信する判別情報送信部
    を有し、 前記マスタ機器は、前記スレーブ判別情報に基づいて、
    前記ネットワークの構成確認時に各スレーブ機器毎に前
    記各スレーブ機器に対応する同一の前記スレーブ制御情
    報が既に記憶されているか否かを判別するスレーブ判別
    部および前記スレーブ判別部の判別に基づいて、前記ネ
    ットワークを介して前記同一のスレーブ制御情報が記憶
    されていないスレーブ機器に対して制御情報要求を行
    い、当該スレーブ機器から前記スレーブ制御情報を取得
    する制御情報取得部を有する、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してスレーブ機器に
    接続されるマスタ機器の制御方法において、 少なくとも前記ネットワークを介して前記スレーブ機器
    から取得したスレーブ制御情報を記憶する制御情報記憶
    過程と、 前記スレーブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機器
    の制御を行うスレーブ制御過程と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のマスタ機器の制御方
    法において、 前記制御情報記憶過程は、前記ネットワークの構成確認
    時に各スレーブ機器毎に前記各スレーブ機器に対応する
    同一の前記スレーブ制御情報が既に記憶されているか否
    かを判別するスレーブ判別過程と、 前記スレーブ判別過程における判別に基づいて、前記ネ
    ットワークを介して前記同一のスレーブ制御情報が記憶
    されていないスレーブ機器に対して制御情報要求を行
    い、当該スレーブ機器から前記スレーブ制御情報を取得
    する制御情報取得過程と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のマスタ機器の制御方
    法において、 前記スレーブ判別過程は、各前記スレーブ機器から前記
    ネットワークを介してスレーブ判別情報を受信する判別
    情報受信過程と、 前記スレーブ判別情報および前記制御情報記憶部に予め
    記憶していた前記スレーブ制御情報に基づいて前記同一
    のスレーブ制御情報が記憶されているスレーブ機器か否
    かを判別する判別過程と、 を備えたことを特徴とするマスタ機器の制御方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介してマスタ機器に接
    続されるスレーブ機器の制御方法において、 前記ネットワークを介してスレーブ判別情報を前記マス
    タ機器に送信する判別情報送信過程と前記マスタ機器か
    ら前記ネットワークを介して制御情報要求がなされた場
    合に、スレーブ制御情報を当該ネットワークを介して送
    信する制御情報送信過程と、 を備えたことを特徴とするスレーブ機器の制御方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータをネットワークを介して
    スレーブ機器に接続されるマスタ機器として機能させる
    制御プログラムにおいて、 前記コンピュータに少なくとも前記ネットワークを介し
    て前記スレーブ機器から取得したスレーブ制御情報を記
    憶させ、 前記スレーブ制御情報に基づいて対応するスレーブ機器
    の制御を行わせる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の制御プログラムにお
    いて、 前記コンピュータに前記ネットワークの構成確認時に既
    に同一の前記スレーブ制御情報が記憶されているスレー
    ブ機器か否か各スレーブ機器毎に判別させ、 当該判別に基づいて、前記ネットワークを介して前記同
    一のスレーブ制御情報が記憶されていないスレーブ機器
    に対して制御情報要求を行わせ、 当該スレーブ機器から前記ネットワークを介して前記ス
    レーブ制御情報を取得させる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の制御プログラムにお
    いて、 前記コンピュータに各前記スレーブ機器から前記ネット
    ワークを介してスレーブ判別情報を受信させ、 前記スレーブ判別情報および前記制御情報記憶部に予め
    記憶されていた前記スレーブ制御情報に基づいて前記同
    一のスレーブ制御情報が記憶されているスレーブ機器か
    否かを判別させる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータをネットワークを介して
    マスタ機器に接続されるスレーブ機器として制御させる
    制御プログラムにおいて、 前記コンピュータに前記ネットワークを介してスレーブ
    判別情報を前記マスタ機器に送信させ、 前記マスタ機器から前記ネットワークを介して制御情報
    要求がなされた場合に、スレーブ制御情報を当該ネット
    ワークを介して送信させる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項14ないし請求項17のいずれ
    かに記載の制御プログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
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