JP2003234056A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

Info

Publication number
JP2003234056A
JP2003234056A JP2002029445A JP2002029445A JP2003234056A JP 2003234056 A JP2003234056 A JP 2003234056A JP 2002029445 A JP2002029445 A JP 2002029445A JP 2002029445 A JP2002029445 A JP 2002029445A JP 2003234056 A JP2003234056 A JP 2003234056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit case
movable contact
case
circuit breaker
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029445A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Wakabayashi
秀哉 若林
Shunichi Katsube
俊一 勝部
進 ▲高▼橋
Susumu Takahashi
Masahiro Fushimi
征浩 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2002029445A priority Critical patent/JP2003234056A/ja
Publication of JP2003234056A publication Critical patent/JP2003234056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高遮断容量で耐クリープ性に優れた回路遮断
器を提供する。 【解決手段】 回路遮断器は、固定接点に対向して設け
られた可動接点23Aを有する可動接触子23を収納す
るユニットケース20、22、24と、開閉機構42が
固定されたユニットケース22の凸部22a1、22a
2、22b1、22b2にユニットケース20、24の
凹部20b1、20b2、24a1、24a2を嵌合さ
せ一体化し外部筐体1に収容したものであって、ユニッ
トケース20、22、24を構成する第1、第2ケース
20A、20B、22A、22B、24A、24Bの主
面にガラスマット25が介在して成形された。ガラスマ
ット25は内面側に設けられ、かつ熱伝導率はユニット
ケースの熱伝導率よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、過電流が発生し
たときに過電流を検出し可動接点を固定接点から開離さ
せ、両接点間に発生したアークを消弧することにより、
電路を遮断する回路遮断器に関するもので、特に、両接
点を収納する複数のユニットケースを外部筐体に収納し
同一サイズにおいてより高遮断を可能とした回路遮断器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開2000−113798号
公報には、可動接点を有する可動接触子と固定接触子を
有する固定接触子を収容する複数のユニットケース、及
び可動接触子を駆動する一の開閉機構を筐体に収容する
回路遮断器が開示されている。この回路遮断器は、例え
ば特開平1−286224号公報に示されるような複数
極を一の筐体に収容する回路遮断器に比較し、一極のユ
ニットケース内でアークを消弧することにより、アーク
発生時の内圧を高くでき高遮断(大きな過電流の遮断)
が可能となるとともに、極間がユニットケースにより絶
縁されるので、アークの遮断時に発生した導電物(ス
ス、昇華金属等)が隣接極に侵入することがなく、極間
の絶縁性にも優れる。ユニットケースのセンター極には
開閉機構が取り付けられた機構プレートが固定され、ユ
ニットケース同士はユニットケース外部に設けられた凹
部と凸部の嵌め合わせにより取り付けられている。
【0003】従来の回路遮断器は上述したように遮断性
能に優れるものであるが、アーク発生時におけるユニッ
トケース内の圧力が高くなるとともに、定格遮断容量を
大きくできるためアーク遮断時及び通常使用時における
発熱や開閉機構から作用する力が大きくなるので、ユニ
ットケースの割れやクリープ変形特に凹凸部の嵌め合わ
せ部にクリープ変形が発生しやすいと言う問題があっ
た。
【0004】また、アークによって発生する熱を速やか
に放熱させる構成として、特開平57−57438号に
は、筐体の外側部の凹んだ箇所に熱良導部材を接着剤に
よって取り付けたものがあるが、凹んだ箇所に熱良導部
材を設けるため、機械的強度が低下する。さらに、遮断
容量が小さく、かつ単極の回路遮断器であり隣接極間に
開閉機構から力は作用せず、開閉機構から筐体に作用す
る力も相対的に弱く、クリープ変形の発生のレベルが低
いものである。
【0005】また、筐体の強度を増すための構成として
特開平1−286224号公報には、複数の可動接触子
を筐体内に収容し、金属板やセラミック材料の成形品を
補強材として筐体の側壁に埋没した回路遮断器を開示す
るが、筐体の側壁強度が増しアーク遮断時に発生する急
激な圧力上昇に対しては有効であるが、隣接極間の密閉
性が低く、アークの遮断時に発生した導電物に対する絶
縁性が高いとは言えず、さらに相間壁には補強材が設け
られておらず、耐圧力性を更に向上させ更なる遮断容量
の向上が見込めず、かつ相間壁及びその近傍でクリープ
変形が発生しやすいものであった。
【0006】この発明に係る回路遮断器は、上述のよう
な問題を解決するためになされたもので、高遮断容量で
耐クリープ性に優れた回路遮断器を提供することを目的
とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、固定接点を有する固定接触子、上記固定接点に対
向して設けられた可動接点を有する可動接触子、上記可
動接触子を回動可能に保持する回動ホルダ、上記接点間
に発生したアークを消弧する消弧装置、及び絶縁性樹脂
材料により成形され上記可動接触子の回動方向に沿う面
壁が平行に形成された扁平な平行多面体であり、かつ上
記固定接触子と上記可動接触子と上記回動ホルダと上記
消弧装置を収納するユニットケースと、一のユニットケ
ースに機構プレートにより固定され、過電流が発生した
とき、上記可動接点が上記固定接点から離れるように上
記可動接触子を回動させる一の開閉機構と、上記開閉機
構を収納する外部筐体とを備え上記開閉機構が固定され
たユニットケースを介し上記開閉機構から作用する力を
他のユニットケースが受けるように互い係合させた多極
の回路遮断器であって、上記ユニットケース主面にガラ
スマットが介在して成形されたものである。
【0008】また、ガラスマットはユニットケース主面
のうち可動接触子を収納する内面側に設けられたもので
ある。また、ガラスマットの熱伝導率はユニットケース
の熱伝導率よりも大きいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施の
形態1に係る回路遮断器の外観を示す斜視図、図2は図
1の回路遮断器の側断面図、図3は図1の回路遮断器の
可動接触子を収納するユニットケース及び開閉機構を説
明する図、図4は図3の中央極のユニットケース及び開
閉機構を拡大して示す図であり、ユニットケースを構成
する第1ケースを取り去ってある。図5は図3のユニッ
トケースに収納される可動接触子を示す図であり、図5
(a)は斜視図、図5(b)は図5(a)から可動ホル
ダを取り去った上面図である。図6は図3のユニットケ
ースを構成する第1ケースの斜視図である。図7は図6
のVII−VII面断面図、図8は図6のVIII−V
III面断面図である。
【0010】図において、10はベース12及びカバー
14により構成される筐体、16は外部から操作できる
ハンドル、20、22、24(図3参照)は可動接触子
32等を収納する左極、中央極、右極のユニットケース
であり、絶縁性の樹脂材料成形品である第1ケース20
A、22A、24A(図3参照)と第2ケース20B、
22B、24Bを突き合わせて図示しないリベットによ
り締結固定している。図3を参照し、第2ケース20B
の凹部20b1、20b2に第1ケース22Aの凸部2
2a1、22a2(付番、図示なし)が嵌合し、第2ケ
ース22Bの凸部22b1、22b2に第1ケース24
Aの凹部24a1、24a2(付番、図示なし)が嵌合
し、ユニットケース間の主面(機構プレート42の面)
方向の位置決めをする。図3に示す状態から、ユニット
ケース20、22、24の凹部20b1、20b2、2
4a1、24a2、凸部22a1、22a2、22b
1、22b2を相互に嵌合して一体化させ、ベース12
に挿入し、後述する引き外し機構50をベース12に挿
入し、その後カバー14を取り付けることにより図1に
示す回路遮断器が組み立てられる。
【0011】図4を参照し、30は固定接点が設けられ
た固定接触子、32は固定接点に対向する位置に可動接
点32A(図5参照)が設けられた可動接触子、34は
可動接点32Aと固定接点との間に発生したアークを消
弧する消弧装置、36は可動接触子32を回動可能に保
持する回動ホルダ、38は接続導体である。図5を参照
し、回動ピン36aは、回動ホルダ36及び可動接触子
32に圧入して固定されると共に、その両端は第1、第
2ケース24A、24Bの軸受け部24a3(図6参
照)、24b3(付番、図示なし)で保持され、可動接
触子32及び回動ホルダ36は回動ピン36aを中心に
回動できる。なお、ユニットケース22の例を図4を用
いて説明したがユニットケース20、24の場合も同様
である。図5を参照し、36bは可動接点32Aを固定
接点に押圧させるトーションバネ、36cは連通ピン4
4(図4参照)の挿通孔、38aは平行導体部38bを
押圧する圧縮バネである。固定接触子30の一部、可動
接触子32、消弧装置34、回動ホルダ36、接続導体
38の一部はユニットケース20、22、24に収納さ
れる。
【0012】図4に戻って、40は中央極のユニットケ
ース22に取り付けられた開閉機構である。42は開閉
機構40を中央極のユニットケース22に取り付ける金
属製の機構プレート(図3参照)、44は各相の回動ホ
ルダ36の相通孔36c及び第1、第2ケース20B、
22A、22B、24Aの貫通孔24d(図6参照)を
挿通する金属製の連通棒、46は連通棒44を介して各
相を同時に開閉させるトグルリンク機構、48はトグル
リンク機構46のバネの蓄勢力を保持するラッチ機構で
あり、引き外し機構50からその係合外されると、トグ
ルリンク機構46のバネの蓄勢力は釈放され、可動接触
子32がON状態にあったときは可動接触子32を開方
向に移動させる(開トリップ動作させる)。トグルリン
ク機構46は、連通棒44に係合する下リンク46a、
下リンク46aと一端が回動可能に固定される上リンク
46b(図2参照)、下リンク46a及び上リンク46
bの回動軸とハンドルアーム46d間に張架されるメイ
ンバネ46c(図2参照)により構成されている。
【0013】図2を参照し、50は接続導体52、過電
流検出機構54及びトリガ機構56を有する引き外し機
構、52は接続導体38と一端が接続され他端が筐体1
0外部の端子となる接続導体、54は接続導体50に流
れる過電流を電磁気的或いはバイメタルにより検出し、
過電流を検出したとき、トリガ機構56を動作させ、開
閉機構40のラッチ機構48の係合を外す過電流検出機
構である。トリガ機構56の動作により、トグルリンク
機構46が動作し、可動接触子32を固定接触子30か
ら離れる方向に回動させ、接点間に発生したアークを消
弧装置34により消弧させ過電流を遮断する。なお、通
電時の電路は、固定接触子30、可動接触子32、接続
導体38、接続導体52により構成される。
【0014】図6、7、8を参照し、ユニットケース2
4の第1ケース24Aについて説明する。第1ケース2
4Aの主面の内面側(可動接触子32を収納する側)
で、かつほぼその全面にガラスマット25が設けられて
いる。ガラスマット25は厚さ数十〜数百μmと薄いも
のを用いる。このような構成は、成形型内にシート状の
樹脂組成物を置き、その上にガラスマット25置き、さ
らに所定枚数のシート状の樹脂組成物を置いた後、所定
のプレス条件(金型温度摂氏140〜150度、プレス
圧力14000〜15000Pa、硬化時間250秒)
で成形することにより得ることができる。また、図示し
ないが第2ケース20B、第1ケース22A、第2ケー
ス22Bも第1ケース24Aと同様にその主面の内面側
にガラスマット25が設けられている。さらに、機械的
強度向上のため、第1ケース20A、第2ケース24B
にも同様にガラスマット25Aを設けることが好まし
い。
【0015】第1ケース24A成形用の樹脂組成物は、
不飽和ポリエステル28wt%、ガラス繊維(1インチ
長さ、13μmφ径)30wt%、水酸化アルミニウム
33wt%、その他表面改質剤、離型剤、着色剤9wt
%から成るもので、成形後の熱伝導率を測定したところ
0.59W/m・Kであった。なお、不飽和ポリエステ
ル単体の熱伝導率は0.20W/m・Kであった。他
方、ガラスマット25の熱伝導率は1.04W/m・K
であった。
【0016】以上のように、第1ケース24Aの内部に
ガラスマット25を設けたので、ユニットケース24の
機械的強度が向上し、遮断容量を向上させることができ
る。また、ガラスマット25を第1ケース24Aの内面
側に配置したので、主面部の肉厚の中央(板厚方向の中
央)に配置する場合に比較し、アーク遮断時にアークの
曝圧によって変形する主面部の変形を効果的に防ぐこと
ができる。第1ケース24Aの外面側にもガラスマット
25を配置すれば、この変形をより効果的に防ぐことが
可能となる。ただし、実施の形態1のように、ガラスマ
ット25を第1ケース24Aの内面側のみに配置する
と、内面側及び外側面の両側に配置する場合に比較し、
成形品にスが発生しにくくかつ成形時の作業効率がよく
好ましい。
【0017】また、第1ケース24Aにおいて通電時の
発熱が大きい可動接点32A及び固定接点の近傍に、成
形品より熱伝導率の高いガラスマット25が配置されて
いるので、ガラスマット25がヒートパイプの機能を果
たし、局所的な高温部をなくすことができ、即ち第1ケ
ース24Aの温度勾配が小さくなり、ユニットケース2
0、22、24を相互に保持する嵌合部(凹部20b
1、20b2、24a1、24a2、凸部22a1、2
2a2、22b1、22b2)の耐クリープ性が良好と
なる。特に、ガラスマット25を第1ケース24A内側
に設けたので、ガラスマット25より外側の樹脂成形部
が高温となりにくく効果的である。
【0018】実施の形態2.以下この発明の実施の形態
2について説明する。実施の形態1では1極当たり一対
の接点(可動接点32A、固定接点)を有するタイプの
ユニットケースを備えた回路遮断器について説明した
が、実施の形態2では1極当たり二対の接点(可動接点
132A、固定接点、可動接点132A、固定接点)を
有するタイプのユニットケースを備えた回路遮断器の例
を説明する。
【0019】図9はこの発明の実施の形態2に係る回路
遮断器の中央極のユニットケースを示す図であり、第2
ケースを取り去ってある。即ち、図9は図4に示すユニ
ットケースを二対の接点のタイプに変更し、開閉機構4
0を図示しないものとなっている。図10は図9ユニッ
トケースの第1、第2ケースのみを分解して示す斜視図
である。
【0020】図において、122は可動接触子132、
消弧装置134等を収納する中央極のユニットケースで
あり、絶縁性の樹脂材料成形品である第1ケース122
Aと第2ケース122Bを突き合わせて図示しない締結
ネジにより締結固定している。実施の形態1の説明と同
様に、第1ケース122に隣接する図示しない第2ケー
スの凹部に第1ケース122Aの凸部(図示なし)が嵌
合し、第2ケース122Bに隣接する図示しない第1ケ
ースの凹部(図示なし)に第2ケース122Bの凸部1
22b1、122b2が嵌合し、ユニットケース間の主
面(機構プレートの面)方向の位置決めをする。二対の
接点を有するユニットケース122の場合には、ユニッ
トケース122がほぼ対称形となることから、第1、第
2ケースの嵌合部(凹部、凸部122b1、122b
2)を大きなものとできる。122a3は回動ホルダ1
36の外周が嵌り込み回動ホルダ136の軸受けとなる
凹部、122dは連通棒44(図4)が相通する孔であ
る。
【0021】125は第2ケース122Bの主面に埋設
されたガラスマットであり、図示していないが実施の形
態1と同様に、第1ケース122A、第1ケースに隣接
するユニットケースの第2ケース、及び第2ケース12
2Bに隣接するユニットケースの第1ケースにもガラス
マット125が設けられている。ガラスマット125の
主面を貫通する方向の埋設位置は実施の形態1と同様
に、ユニットケース122の内面側に変位している。ま
た、ガラスマット125は、二対の接点を有するユニッ
トケース122の場合には、ユニットケース122がほ
ぼ対称形となることからほぼ矩形のものを主面全体に渡
って設けている。
【0022】130は固定接点が設けられた2個の固定
接触子、132は固定接点に対向する位置に可動接点1
32Aが夫々設けられた可動接触子であり、可動接点1
32A間は電気的に接続されている。134は可動接点
132Aと固定接点との間に発生したアークを消弧する
消弧装置、136は可動接触子132を回動可能に保持
する回動ホルダである。通電時には、図示しないトーシ
ョンバネにより、可動接点132Aは固定接点に押圧さ
れている。136cは連通棒44が相通し、開閉機構4
0からの駆動力を伝達する。その他の構成は実施の形態
1と同様であるのでその説明を省略する。
【0023】以上のように構成したので、実施の形態1
の作用効果に加え、第1、第2ケースの嵌合部を大きく
でき、ユニットケース相互の機械的保持力が強く、耐ク
リープ性にも優れる。また、ガラスマット125として
ほぼ矩形のものを使用できるので、成形時の作業性がよ
く、かつ、成形後の機械的強度のバランスに優れ、さら
に、対称形状であるので熱を効率的に伝達することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る回路遮断器は、固定接点
を有する固定接触子、上記固定接点に対向して設けられ
た可動接点を有する可動接触子、上記可動接触子を回動
可能に保持する回動ホルダ、上記接点間に発生したアー
クを消弧する消弧装置、及び絶縁性樹脂材料により成形
され上記可動接触子の回動方向に沿う面壁が平行に形成
された扁平な平行多面体であり、かつ上記固定接触子と
上記可動接触子と上記回動ホルダと上記消弧装置を収納
するユニットケースと、一のユニットケースに機構プレ
ートにより固定され、過電流が発生したとき、上記可動
接点が上記固定接点から離れるように上記可動接触子を
回動させる一の開閉機構と、上記開閉機構を収納する外
部筐体とを備え上記開閉機構が固定されたユニットケー
スを介して上記開閉機構から作用する力を他のユニット
ケースが受けるように互い係合させた多極の回路遮断器
であって、上記ユニットケース主面にガラスマットが介
在して成形されたので、高遮断容量で耐クリープ性に優
れる。
【0025】また、ガラスマットはユニットケース主面
のうち可動接触子を収納する内面側に設けられたので、
機械的強度に優れる。
【0026】また、ガラスマットの熱伝導率はユニット
ケースの熱伝導率よりも大きいので、耐クリープ性に優
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る回路遮断器の
外観を示す斜視図である。
【図2】 図1の回路遮断器の側断面図である。
【図3】 図3は図1の回路遮断器の可動接触子を収納
するユニットケース及び開閉機構を説明する図である。
【図4】 図3の中央極のユニットケース及び開閉機構
を拡大して示す図である。
【図5】 図3のユニットケースに収納される可動接触
子を示す図である。
【図6】 図3のユニットケースを構成する第1ケース
の斜視図である。
【図7】 図6のVII−VII面断面図である。
【図8】 図6のVIII−VIII面断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る回路遮断器の
中央極のユニットケースを示す図である。
【図10】 図9ユニットケースの第1、第2ケースの
みを分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
10 筐体、 12 ベース、 14 カバー、
16 ハンドル、20、22、24 左極、中央極、
右極のユニットケース、20A、22A、24A 第1
ケース、20B、22B、24B 第2ケース、 2
0B1、20B2 凹部、 22A1、22A2 凸
部、 24d 貫通孔、 30 固定接触子、
32 可動接触子、 32A 可動接点、 34
消弧装置、 36 回動ホルダ、 36A 回動ピ
ン、 36B トーションバネ、 36c 連通ピ
ン、 38 接続導体、 38A 圧縮バネ、38
B 平行導体部、 40 開閉機構、 42 機構
プレート、44 連通棒、 46 トグルリンク機
構、 46A 下リンク46A、46B 上リンク、
46c メインバネ、 46d ハンドルアー
ム、48 ラッチ機構、 50 引き外し機構、
52 接続導体、 54 過電流検出機構、 56
トリガ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 進 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伏見 征浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G027 AA03 AA14 BC01 BC16 5G030 FA02 FC11 XX00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を有する固定接触子、上記固定
    接点に対向して設けられた可動接点を有する可動接触
    子、上記可動接触子を回動可能に保持する回動ホルダ、
    上記接点間に発生したアークを消弧する消弧装置、及び
    絶縁性樹脂材料により成形され上記可動接触子の回動方
    向に沿う面壁が平行に形成された扁平な平行多面体であ
    り、かつ上記固定接触子と上記可動接触子と上記回動ホ
    ルダと上記消弧装置を収納するユニットケースと、一の
    ユニットケースに機構プレートにより固定され、過電流
    が発生したとき、上記可動接点が上記固定接点から離れ
    るように上記可動接触子を回動させる一の開閉機構と、
    上記開閉機構と上記ユニットケースを収納する外部筐体
    とを備え上記開閉機構が固定されたユニットケース介し
    上記開閉機構から作用する力を他のユニットケースが受
    けるように互い係合させた多極の回路遮断器であって、
    上記ユニットケース主面にガラスマットが介在して成形
    されたものであることを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 ガラスマットはユニットケース主面のう
    ち可動接触子を収納する内面側に設けられたことを特徴
    とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 ガラスマットの熱伝導率はユニットケー
    スの熱伝導率よりも大きいことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の回路遮断器。
JP2002029445A 2002-02-06 2002-02-06 回路遮断器 Pending JP2003234056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029445A JP2003234056A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029445A JP2003234056A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003234056A true JP2003234056A (ja) 2003-08-22

Family

ID=27773691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029445A Pending JP2003234056A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003234056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007311183A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器
KR20220076074A (ko) * 2020-11-30 2022-06-08 엘에스일렉트릭(주) 배선용 차단기

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007311183A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器
JP4646036B2 (ja) * 2006-05-18 2011-03-09 三菱電機株式会社 回路遮断器
KR20220076074A (ko) * 2020-11-30 2022-06-08 엘에스일렉트릭(주) 배선용 차단기
KR102510845B1 (ko) * 2020-11-30 2023-03-16 엘에스일렉트릭 (주) 배선용 차단기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2348519B1 (en) Movable contactor assembly for a current limiting type molded case circuit breaker
JPH09161641A (ja) 回路遮断器
JP2003234056A (ja) 回路遮断器
JP3359575B2 (ja) 回路遮断器の引外し装置
JP2014502031A (ja) ピストントリップリセットレバー
EP1202314A2 (en) Multipolar circuit breaker
JP2003297215A (ja) 回路遮断器
JP2550102B2 (ja) 回路遮断器
CN108022812B (zh) 一种具有磁脱扣器的断路器
JPS6114122Y2 (ja)
JP3932010B2 (ja) 回路遮断器の付属ユニット
CN217485382U (zh) 操作机构和断路器
JPH0133019B2 (ja)
CN218069759U (zh) 一种漏电保护断路器
CN217691009U (zh) 漏电机构和断路器
JP3853245B2 (ja) プラグイン型回路遮断器
CN216054542U (zh) 一种断路器的操作机构
CN219163302U (zh) 一种断路器触头装置
CN213583679U (zh) 断路器的动触头
CN220400523U (zh) 一种微型漏电断路器
CN218241699U (zh) 真空断路器用弹簧操作机构
CN212392190U (zh) 断路器
CN212517070U (zh) 一种小型断路器的操作机构及小型断路器
CN115547776A (zh) 双触点断路器
JP2009004272A (ja) 接点装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20040709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A621 Written request for application examination

Effective date: 20040720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071206

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080311

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02