JP2003233957A - コンテンツ記録装置およびコンテンツ記録方法 - Google Patents

コンテンツ記録装置およびコンテンツ記録方法

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JP2003233957A
JP2003233957A JP2002029222A JP2002029222A JP2003233957A JP 2003233957 A JP2003233957 A JP 2003233957A JP 2002029222 A JP2002029222 A JP 2002029222A JP 2002029222 A JP2002029222 A JP 2002029222A JP 2003233957 A JP2003233957 A JP 2003233957A
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JP
Japan
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recording
speed
content
buffer memory
signal
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Application number
JP2002029222A
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English (en)
Inventor
Shunei Hamaguchi
俊英 浜口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスク装置12はCPU30を含み、CP
U30は、音声記録がある場合には、記録開始時におい
て、DSP28に指示してシーク速度を低速に設定す
る。記録信号(データ)の記録中では、CPU30は、
バッファメモリ32のデータ量を検出し、データ量が一
定量を超えると、DSP28に指示してシーク速度を高
速に設定する。これにより、バッファメモリ32が最大
容量を超えるのを回避している。 【効果】 音声記録時にはシーク速度を低速にすること
により、シークによる騒音を防止して記録品質を向上で
きるとともに、バッファメモリのオーバーフローを防止
することにより、記録処理を正常に終了することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンテンツ記録装置お
よびコンテンツ記録方法に関し、特にたとえばバッファ
メモリに連続的に取り込まれるコンテンツをディスク記
録媒体の径方向に変移する可動記録部材によってそのデ
ィスク記録媒体に間欠的に記録する、コンテンツ記録装
置およびコンテンツ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコンテンツ記録装置の一
例が、平成13年8月10日付で出願公開された特開2
001−216747号公報[G11B 21/08,
G11B 5/012,G11B 7/085,G11
B 19/02]に開示されている。このディスク装置
では、記録時における光ヘッドの移動速度を再生時のそ
れと比べて小さくすることにより、ステッピングモータ
から発生する騒音を小さくするとともに、光ヘッドとリ
ードスクリューとがぶつかる衝撃(摩擦)による騒音を
小さくしていた。これにより、騒音が集音手段によって
集音される可能姓を低減し、騒音がデータとして記録さ
れるのを低減していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、このよ
うなディスク装置では、バッファメモリにデータを一旦
蓄積して、間欠的にデータをディスクに記録するため、
データの書き込みに失敗した場合には、バッファメモリ
にデータが次々と蓄積されることになる。また、実際に
ディスクにデータが記録されている以外では、目的アド
レスをシークするため、無駄な時間が発生してしまう。
つまり、上述した従来技術では、一旦記録が開始される
と、再生時よりも遅い移動速度で光ヘッドが移動される
ため、すなわち、音声記録を伴わない場合にも一律に光
ヘッドの移動を遅くするため、記録時間をいたずらに長
くしてしまうという問題があった。このため、図7に示
すように、データの書き込みに失敗し続けた場合には、
バッファメモリの最大容量を超えてしまい(オーバフロ
ー)、処理(記録処理)が破綻してしまっていた。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、デ
ータに騒音が混入するのを防止でき、かつ記録処理の破
綻を防止できる、コンテンツ記録装置およびコンテンツ
記録方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、バッファ
メモリに連続的に取り込まれるコンテンツをディスク記
録媒体の径方向に変移する可動記録部材によってディス
ク記録媒体に間欠的に記録するコンテンツ記録装置にお
いて、コンテンツの記録開始時に可動記録部材の変移速
度を第1速度に設定する設定手段、バッファメモリに蓄
積されたコンテンツ量を判別する第1判別手段、および
コンテンツ量が閾値を超えたとき変移速度を第1速度よ
りも速い第2速度に切り換える切換手段を備えることを
特徴とする、コンテンツ記録装置である。
【0006】第2の発明は、バッファメモリに連続的に
取り込まれるコンテンツをディスク記録媒体の径方向に
変移する可動記録部材によってディスク記録媒体に間欠
的に記録するコンテンツ記録方法において、コンテンツ
の記録開始時に可動記録部材の変移速度を第1速度に設
定し、バッファメモリに蓄積されたコンテンツ量を判別
し、そしてコンテンツ量が閾値を超えたとき変移速度を
第1速度よりも速い第2速度に切り換えることを特徴と
する、コンテンツ記録方法である。
【0007】
【作用】コンテンツ記録装置は、連続的にバッファメモ
リに入力される画像や音声(音楽や音も含む。)などの
所望のコンテンツを、ディスク記録媒体の径方向に変移
する可動記録部材によって間欠的にディスク記録媒体に
記録するものである。コンテンツの記録開始時には、設
定手段によって変移手段の変移速度が第1速度に設定さ
れ、その後、バッファメモリに蓄積されたが閾値(一定
量)を超えたと判別されると、第1速度よりも速い第2
速度に切り換えられる。つまり、通常の記録時にはシー
ク速度が低速にされ、シークによる騒音が防止される。
また、データ量が一定量を超えた時にはシーク速度が高
速にされ、バッファメモリのオーバフローが防止され
る。
【0008】たとえば、音声はマイクを介して入力され
るが、音声記録を行なわないと判別された場合には、変
移速度が第2速度に固定されるので、いたずらに記録時
間を長くしてしまうことがない。これは、音声信号を記
録しない場合には、マイク等の音声入力についてのコン
ポーネントが不能化されるため、シークによる騒音が発
生したとしても、それが記録信号(データ)に混入する
ことがないからである。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、通常の記録時ではシ
ーク速度を低速にするが、バッファメモリのコンテンツ
量が一定量を超えると、シーク速度を高速にするので、
記録信号に騒音が混入するのを可及的防止できるととも
に、バッファメモリのオーバーフローを防止できる。つ
まり、データの記録品質を向上することができ、しかも
記録処理の破綻を防止することができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例のカメラシステ
ム(以下、単に「システム」という。)10は、ディス
ク装置12およびディジタルカメラ14を含む。ディス
ク装置12は、光ピックアップ16を含み、光ピックア
ップ16には対物レンズ16aが設けられる。対物レン
ズ16aは図示しないトラッキングアクチュエータおよ
びフォーカスアクチュエータによって支持される。
【0012】また、図示は省略するが、光ピックアップ
16はラックピニオン或いはボールねじ(リードスクリ
ュー)機構によってスレッドモータ18に連結される。
したがって、スレッドモータ18が回転することによ
り、光ピックアップ16はディスク20の径(スレッ
ド)方向に変移(移動)される。
【0013】ディスク20は、たとえば、AS−MO(A
dvanced Storage Magneto Optical)のような光磁気ディ
スクであり、図示しないスピンドル上に載置され、スピ
ンドルモータ22によって回転される。また、ディスク
20は、ZCLV(Zone Constant Linear Velocity) 方
式のディスクであり、回転数は光ピックアップ16がデ
ィスク20の内周から外周に移動するにつれて低下す
る。光ピックアップ16に設けられたレーザダイオード
(LD)16bから出力されたレーザ光が対物レンズ1
6aで収束されて、ディスク20の記録面に照射され
る。これにより、所望の信号がファイル形式でディスク
20の記録面に記録され、或いは、ディスク20に記録
されている信号(記録信号)が読み出される。
【0014】なお、ディスク20に記録された記録信号
(ファイル)は、FAT(File Allocation Table) 方式
またはUDF(Universal Disc Format) 方式で管理され
る。したがって、ファイルの記録/消去の繰り返しによ
って空きエリアが離散的に形成されたとしても、ファイ
ルの記録/再生が適切に行なわれる。また、ディスク2
0は着脱自在であり、スピンドルに装着されたときに記
録/再生が行なわれる。
【0015】記録面からの反射光は、同じ対物レンズ1
6aを通過してフォトディテクタ(光検出器)16cに
照射される。光検出器16cの出力は、フォーカスエラ
ー(FE)信号検出回路24およびトラッキングエラー
(TE)信号検出回路26に入力され、FE信号および
TE信号がそれぞれで検出される。検出されたFE信号
およびTE信号は、図示しないA/D変換器を介してD
SP28にそれぞれ与えられる。
【0016】DSP28は、FE信号に基づいてフォー
カスサーボ処理を実行し、TE信号に基づいてトラッキ
ングサーボ処理およびスレッドサーボ処理を実行する。
フォーカスサーボ処理によってフォーカスアクチュエー
タ制御電圧が生成され、フォーカスアクチュエータ制御
電圧はD/A変換器(ドライバ)34を介してフォーカ
スアクチュエータに出力される。
【0017】また、トラッキングサーボ処理によってト
ラッキングアクチュエータ制御電圧が生成され、トラッ
キングアクチュエータ制御電圧はD/A変換器(ドライ
バ)36を介してトラッキングアクチュエータに出力さ
れる。対物レンズ16aの光軸方向の位置はフォーカス
アクチュエータ制御電圧によって制御され、対物レンズ
16aのディスク20のスレッド方向についての位置は
トラッキングアクチュエータ制御電圧によって制御され
る。
【0018】DSP28はさらに、スレッドサーボ処理
によってスレッド制御電圧を生成し、スレッド制御電圧
はD/A変換器(ドライバ)38を介してスレッドモー
タ18に出力される。たとえば、この実施例では、波高
値(レベル)の異なる2種類のスレッド制御電圧(第1
電圧および第2電圧)のいずれか一方がドライバ38を
介してスレッドモータ18に出力される。第1電圧は、
第2電圧よりも低い電圧値に設定されており、光ピック
アップ16の移動速度(シーク速度)を低速にする場合
には、第1電圧が設定される。逆に、シーク速度を高速
にする場合には、第2電圧が設定される。具体的には、
第2電圧は、再生時のシーク速度を決定するスレッド制
御電圧であり、第1電圧は、通常の記録時におけるシー
ク速度を決定するスレッド制御電圧である。ただし、後
で詳細に説明するが、記録時において、バッファメモリ
32のデータ量が一定量Lを超えると、第2電圧が設定
され、シーク速度が速くされる。
【0019】記録時には、CPU30は書き込み(WR
ITE)コマンドをDSP28に出力するとともに、バ
ッファメモリ32内の信号を読み出し、エンコーダ(E
CCエンコーダ)40に与える。たとえば、この実施例
のCPU30は、μITRONのようなマルチタスクO
Sを搭載したプロセサである。DSP28は、WRIT
Eコマンドを受信すると、光ピックアップ16のレーザ
ドライブ(図示せず)を駆動する。すると、LD16b
からパルス変調されたレーザ光が出力される。また、D
SP28は、エンコードされた信号を読み出し、ヘッド
ドライバ42を駆動する。したがって、ディスク20を
挟んで光ピックアップ16に対向して変移可能に設けら
れる磁気ヘッド44が駆動され、信号に応じた磁界がデ
ィスク20に与えられる。これにより、信号(記録信
号)がディスク20に記録される。
【0020】一方、再生時には、CPU30は読み出し
(READ)コマンドをDSP28に出力する。DSP
28は、READコマンドを受信すると、これに応じて
レーザドライブを駆動する。したがって、高周波の重畳
されたレーザ光がLD16bから放出され、ディスク2
0の記録面から記録信号が読み出される。読み出された
記録信号は、RFアンプ46で増幅され、デコーダ(E
CCデコーダ)48でデコードされた後、バッファメモ
リ32に一旦書き込まれる。そして、出力端子Pを介し
て図示しない再生系で所定の再生処理が施された後、出
力される。
【0021】また、ディジタルカメラ14はフォーカス
レンズ50を含み、フォーカスレンズ50を経た被写体
の光像はCCDイメージャ52の受光面に入射される。
受光面では、入射された光像に対応するカメラ信号(映
像信号)が光電変換によって生成される。
【0022】CCDイメージャ52は、CPU30の指
示の下、タイミングジェネレータ(TG)54によって
読み出し制御される。つまり、TG54は、CPU30
から処理命令が与えられたとき、CCDイメージャ52
から所定フレームレートでカメラ信号を繰り返し読み出
す。読み出されたカメラ信号は、CDS/AGC回路5
6において周知のノイズ除去およびレベル調整を経て、
A/D変換器58でディジタル信号に変換される。
【0023】また、ディジタルカメラ14はマイク62
を含み、信号処理回路64はCPUから処理命令が与え
られたとき、マイク62から音声信号を取得する。取得
された音声信号は周知の信号処理を経て、A/D変換器
66でディジタル信号に変換される。たとえば、マイク
62は、その近傍の音声(音楽や単なる音を含む。以
下、この実施例において同じ。)を集音し、対応する音
声信号を信号処理回路64に出力する。
【0024】A/D変換器58およびA/D変換器66
でディジタル信号に変換されたカメラ信号および音声信
号は信号処理回路60にそれぞれ入力される。入力され
たカメラ信号および音声信号は、所定の信号処理を経て
バッファメモリ32に書き込まれる。このように、バッ
ファメモリ32に蓄積されたカメラ信号および音声信号
の少なくとも一方が記録信号として、上述したように、
CPU30の指示の下、DSP28によってディスク2
0に記録される。
【0025】CPU30は、ディジタルカメラ14に設
けられたシャッタボタン68からのシャッタ信号を受け
て、TG54および信号処理回路64に処理命令を与え
る。また、CPU30は、モード切換ボタン70の操作
によって、記録(撮影)/再生モードなどを判断する。
具体的には、再生モードには、音声のみの再生、画像
(映像)のみの再生、音声および画像の再生の3つのモ
ードがある。また、記録(撮影)モードでは、音声のみ
の記録、画像のみの記録、音声および画像の記録の3つ
のモードがある。
【0026】たとえば、音声のみの記録モード、音声お
よび画像の記録モードでは、マイク62を介して入力さ
れる音声が記録される。したがって、所望の音声以外の
音(騒音,雑音)、特にシーク時に光ピックアップ16
の変移により発生する音は不要であり、極力低減する必
要がある。
【0027】この解決策としては、マイク62周辺の構
造やマイク62の取り付け構造を工夫して、シーク時の
騒音(雑音)がマイク62に入力されるのを防止するこ
とが考えられる。たとえば、スポンジやゴムなどを用い
てマイク62をディジタルカメラ14の筐体(図示せ
ず)に取り付け、筐体を伝わる騒音を遮断することがで
きる。しかし、この場合には、筐体の構造や組み立てが
複雑となりコストアップにつながるという問題があり、
また、デザイン上の制約が発生してしまうという問題も
ある。
【0028】このため、シーク時における光ピックアッ
プ16のスレッド方向への変移速度を遅くすることによ
り、光ピックアップ16とラックピニオン(または、リ
ードスクリュー)との摩擦による音やスレッドモータ1
8から発せられる音を低減することが考えられる。
【0029】しかし、光ピックアップ16の変移速度す
なわちシーク速度が遅くなると、ディスク20への記録
時間が長くなってしまい、バッファメモリ32に蓄積さ
れる記録信号(データ)の量(データ量)が多くなって
しまう。さらに、ディスク20への書き込みを失敗した
場合には、図7を用いて説明したように、データが次々
に蓄積されてしまい、バッファメモリ32の最大容量を
超えてしまう(オーバフロー)。
【0030】これを回避するために、バッファメモリ3
2の容量を大きくすることも考えられるが、コストの低
下や装置12(システム10)の小型化に逆行してしま
うことになる。
【0031】そこで、この実施例では、記録モード/再
生モードの別、記録するコンテンツの種類、さらにはバ
ッファメモリ32内のデータ量に応じて、シーク速度を
低速(第1速度)と高速(第2速度)との間で切り換え
るようにしてある。つまり、DSP28から出力される
スレッド制御電圧を第1電圧と第2電圧との間で切り換
えるようにしてある。
【0032】特に、記録信号に音声信号が含まれる場合
には、記録開始時において、シーク速度(変移速度)を
低速にして騒音を防止し、バッファメモリ32に一定量
Lを超える記録信号(データ)が蓄積された場合にシー
ク速度を高速に切り換えて、バッファメモリ32が破綻
するのを防止している。つまり、図2に示すように、記
録時では、バッファメモリ32には、時間Tの経過に伴
って記録信号が蓄積される。記録信号のディスク20へ
の書き込みが成功している場合には、一定量Lを超える
ことはほとんどないが、書き込みを失敗した場合等に
は、一定量Lを超えてしまうことがある。かかる場合
に、シーク速度を高速にして、バッファメモリ32がオ
ーバフローするのを防止しているのである。
【0033】上述のような動作を、CPU30は、図3
および図4に示すフロー図に従って処理するとともに、
図5および図6に示すフロー図に従って処理する。つま
り、CPU30は、異なる2つのタスクを並行に処理し
ている。
【0034】なお、この実施例では、説明の便宜上、図
3および図4に示すCPU30の処理をタスク1という
こともあり、図5および図6に示すCPU30の処理を
タスク2ということもある。
【0035】図3を参照して、システム10の主電源が
オンされると、マルチタスクOS(アプリケーション)
から起動命令(コマンド)がCPU30に与えられ、C
PU30はステップS1で起動命令をタスク2に送信す
る。続くステップS3では、モード切換ボタン70によ
って設定されたモードが記録モードかどうかを判断す
る。
【0036】ステップS3で“NO”であれば、つまり
記録モードでなければ、再生モードであると判断して、
ステップS5で第1電圧を設定する電圧切換命令(コマ
ンド)を第2タスクに送信し、ステップS7で再生処理
を実行してからステップS3に戻る。
【0037】なお、再生処理については既に周知である
ため、この実施例においては詳細な説明は省略すること
にする。
【0038】一方、ステップS3で“YES”であれ
ば、つまり記録モードであれば、続くステップS9でバ
ッファメモリ32が空かどうかを判断する。ステップS
9で“YES”であれば、つまりバッファメモリ32が
空であれば、ディスク20に記録すべき記録信号が蓄積
されていないと判断し、そのままステップS3に戻る。
【0039】しかし、ステップS9で“NO”であれ
ば、つまりバッファメモリ32が空でなければ、ステッ
プS11で音声すなわち音声信号の記録を含むかどうか
を判断する。つまり、音声のみを記録するモードか音声
および画像を記録するモードかどうかを判断する。
【0040】ステップS11で“NO”であれば、つま
り音声信号の記録を含まない場合には、シーク速度を高
速にすると判断し、ステップS15で第2電圧を設定す
るための電圧切換命令を第2タスクに送信してから図4
に示すステップS19に進む。
【0041】一方、ステップS11で“YES”であれ
ば、つまり音声信号の記録を含む場合には、ステップS
13でバッファメモリ32内のデータ量が一定量Lを超
えたかどうかを判断する。ステップS13で“YES”
であれば、つまりバッファメモリ32内のデータ量が一
定量Lを超えたと判断すると、バッファメモリ32がオ
ーバフローする可能性があると判断して、ステップS1
5に進む。
【0042】しかし、ステップS13で“NO”であれ
ば、つまりバッファメモリ32内のデータ量が一定量L
以下であれば、バッファメモリ32がオーバフローする
可能性はないと判断して、ステップS17で第1電圧を
設定するための電圧切換命令を第2タスクに送信してか
らステップS19に進む。
【0043】図4に示すステップS19では、シーク命
令を第2タスクに送信する。続くステップS21では、
シークが終了したかどうかを判断する。このステップS
21で“NO”であれば、つまりシークが終了していな
ければ、そのままステップS21に戻って、シークが終
了するのを待機する。
【0044】一方、ステップS21で“YES”であれ
ば、つまりシークが終了すれば、ステップS23でデー
タ書込命令(WRITEコマンド)を第2タスクに送信
し、ステップS25でデータの書き込みを成功したかど
うかを判断する。たとえば、CPU30は、バッファメ
モリ32のデータ量を検出して、データの書き込みを成
功したかどうかを判断する。
【0045】ステップS25で“NO”であれば、つま
りデータの書き込みを失敗すると、図3に示したステッ
プS11に戻る。一方、ステップS25で“YES”で
あれば、つまりデータの書き込みに成功すると、図3に
示したステップS3に戻る。
【0046】図5を参照して、CPU30は、ステップ
S31でタスク1からのコマンドを受信したかどうかを
判断する。ステップS31で“NO”であれば、つまり
コマンドを受信していなければ、同じステップS31に
戻って、コマンドがあるのを待つ。
【0047】一方、ステップS31で“YES”であれ
ば、つまりコマンドを受信すれば、ステップS33でコ
マンドが“起動”かどうかを判断する。ステップS33
で“YES”であれば、つまりコマンドが“起動”であ
れば、ステップS35で各コンポーネントの起動(オ
ン)をDSP28に指示してからステップS31に戻
る。具体的には、DSP28は、スピンドルサーボ、レ
ーザ(LD16b)、フォーカスサーボ、トラッキング
サーボ、およびスレッドサーボをオンする。
【0048】ステップS33で“NO”であれば、つま
りコマンドが“起動”でなければ、ステップS37でコ
マンドが“停止”かどうかを判断する。ステップS37
で“YES”であれば、つまりコマンドが“停止”であ
れば、ステップS39で各コンポーネントの停止(オ
フ)をDSP28に指示してからステップS31に戻
る。つまり、DSP28は、スレッドサーボ、トラッキ
ングサーボ、フォーカスサーボ、LD16b、およびス
ピンドルサーボをオフする。
【0049】一方、ステップS37で“NO”であれ
ば、つまりコマンドが“停止”でなければ、ステップS
41でコマンドが“一時停止”かどうかを判断する。ス
テップS41で“NO”であれば、つまりコマンドが
“一時停止”でなければ、図6に示すステップS45に
進む。しかし、ステップS41で“YES”であれば、
つまりコマンドが“一時停止”であれば、ステップS4
3で現在位置(現在アドレス)での待機をDSP28に
指示し、ステップS31に戻る。つまり、DSP28
は、光ピックアップ16がディスク20のトラックを追
従しないように制御し、現在位置で停止させる。そし
て、CPU30から他の指示があるのを待機する。
【0050】図6に示すステップS45では、コマンド
が“READ”かどうかを判断する。ステップS45で
“NO”であれば、つまりコマンドが“READ”でな
ければ、ステップS53に進む。一方、ステップ45で
“YES”であれば、つまりコマンドが“READ”で
あれば、ステップS47で現在アドレスを確認する。続
くステップS49でREADコマンドに対応する読み出
し位置のシーク(検索)をDSP28に指示する。DS
P28は、トラッキングサーボおよびスレッドサーボを
オフし、レーザ光が目標トラックに照射されるように光
ピックアップ16をディスク20の径方向に移動させ、
そして、レーザ光の照射先が目標トラックに到達したと
きにトラッキングサーボおよびスレッドサーバをオン
(再起動)する。ステップS51では、読み出しを実行
し、その後、図5に示したステップS31に戻る。
【0051】ステップS53では、コマンドが“WRI
TE”かどうかを判断する。ステップS53で“NO”
であれば、つまりコマンドが“WRITE”でなけれ
ば、ステップS61に進む。一方、ステップS53で
“YES”であれば、ステップS55で現在アドレスを
確認し、ステップS57でWRITEコマンドに対応す
る書き込み位置のシークをDSP28に指示する。DS
P28は、上述と同じ要領でレーザ光の照射先を目標ト
ラックに移動させる。ステップS59では、書き込みを
実行し、その後、ステップS31に戻る。
【0052】ステップS61では、コマンドが“電圧切
換”かどうかを判断する。ステップS61で“NO”で
あれば、つまりコマンドが“電圧切換”でなければ、コ
マンド受信を誤ったと判断し、そのままステップS31
に戻る。一方、ステップS61で“YES”であれば、
つまりコマンドが“電圧切換”であれば、ステップS6
3でその電圧切換コマンドが第1電圧への切り換えかど
うかを判断する。
【0053】ステップS63で“YES”であれば、つ
まり第1電圧への切り換えであれば、ステップS65で
第1電圧の設定をDSP28に指示してからステップS
31に戻る。一方、ステップS63で“NO”であれ
ば、つまり第2電圧への切り換えであれば、ステップS
67で第2電圧の設定をDSP28に指示してからステ
ップS31に戻る。
【0054】この実施例によれば、通常の記録時にはシ
ーク速度を低速にし、バッファメモリ内のデータ量が一
定量を超えると、シーク速度を高速にするので、シーク
による騒音が記録信号に混入するのを防止することがで
きるとともに、バッファメモリのオーバーフローを防止
することができる。つまり、記録品質を向上させること
ができ、しかも、記録処理を正常に終了することができ
る。
【0055】なお、この実施例では、簡単のため、第1
速度と第2速度との間でシーク速度を切り換えるように
したが、3つ以上の速度を用意しておき、より細かい速
度制御をすることもできる。たとえば、再生時のシーク
速度(第2速度)、正常な記録のシーク速度(第1速
度)およびバッファメモリのデータ量が一定量Lを超え
たときのシーク速度(第3速度(第1速度<第3速度<
第2速度))を設定可能にすることができる。この場合
には、音声記録を伴う場合に、バッファメモリのデータ
量が一定量Lを超えると、第3速度が設定される。つま
り、第2速度の場合よりもシークによる騒音を少なくで
き、第1速度の場合よりも高速にデータを記録できるの
で、記録信号の品質の向上とバッファメモリの破綻の防
止との両方を満足するような記録制御ができる。
【0056】また、この実施例では、データ(信号)を
記録/再生可能なディスク装置について説明したが、デ
ィスク装置は記録専用のものであってもよい。
【0057】さらに、この実施例では、ディジタルカメ
ラのような撮像装置から映像および音声のようなコンテ
ンツに対応する信号を入力するようにしたが、撮像装置
に限定される必要はなく、そのようなコンテンツをバッ
ファメモリに連続的に与えられる任意の装置を接続した
システムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すディスク装置における記録時
のバッファメモリ内のデータ量の時間変化を表すグラフ
である。
【図3】図1に示すCPUの処理の一部を示すフロー図
である。
【図4】図1に示すCPUの処理の他の一部を示すフロ
ー図である。
【図5】図1に示すCPUの処理のその他の部を示すフ
ロー図である。
【図6】図1に示すCPUの処理のさらに他の一部を示
すフロー図である。
【図7】従来のディスク装置における記録時のバッファ
メモリ内のデータ量の時間変化を表すグラフである。
【符号の説明】
10 …カメラシステム 12 …ディスク装置 14 …ディジタルカメラ 16 …光ピックアップ 20 …ディスク 28 …DSP 30 …CPU 32 …バッファメモリ 42 …CCDイメージャ 50,54 …信号処理回路 52 …マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 311 G11B 20/10 311 Fターム(参考) 5B065 BA01 CC06 CE12 5D044 AB05 AB07 BC04 CC04 EF03 EF06 HH02 5D088 MM05 MM10 NN03 NN12 NN25 NN28 5D117 AA02 CC04 FF29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッファメモリに連続的に取り込まれるコ
    ンテンツをディスク記録媒体の径方向に変移する可動記
    録部材によって前記ディスク記録媒体に間欠的に記録す
    るコンテンツ記録装置において、 前記コンテンツの記録開始時に前記可動記録部材の変移
    速度を第1速度に設定する設定手段、 前記バッファメモリに蓄積されたコンテンツ量を判別す
    る第1判別手段、および前記コンテンツ量が閾値を超え
    たとき前記変移速度を前記第1速度よりも速い第2速度
    に切り換える切換手段を備えることを特徴とする、コン
    テンツ記録装置。
  2. 【請求項2】前記コンテンツは音を含み、 前記音を入力するマイク、音声記録の有無を判別する第
    2判別手段、および前記音声記録が行なわれないとき前
    記変移速度を前記第2速度に固定する固定手段をさらに
    備える、請求項1記載のコンテンツ記録装置。
  3. 【請求項3】バッファメモリに連続的に取り込まれるコ
    ンテンツをディスク記録媒体の径方向に変移する可動記
    録部材によって前記ディスク記録媒体に間欠的に記録す
    るコンテンツ記録方法において、 前記コンテンツの記録開始時に前記可動記録部材の変移
    速度を第1速度に設定し、 前記バッファメモリに蓄積されたコンテンツ量を判別
    し、そして前記コンテンツ量が閾値を超えたとき前記変
    移速度を前記第1速度よりも速い第2速度に切り換える
    ことを特徴とする、コンテンツ記録方法。
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