JP2003232649A - 携帯端末とサーバ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよび処理方法 - Google Patents
携帯端末とサーバ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよび処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ユーザは、無線通話可能圏内では無線通信基地
局を介しないで無線通話を直ちに行うことができ、速や
かに相手を発見できると共に、通信費用を削減できるナ
ビゲーションシステム等を提供する。 【解決手段】 ナビゲーションシステム100は、携帯
端末1a,1bと、無線通信基地局2と、インターネッ
ト3と、サーバ4とから構成されている。ナビゲーショ
ンシステム100において、ナビゲーションモードが開
始された後、携帯端末1a,1bが、一定距離以上にあ
るとき、無線通信基地局2を経由して、位置情報の送信
およびナビゲーション地図情報の受信を行い、無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、サーバ4
からの通知に基づいて自動的に無線通信基地局2を経由
するサーバ4とのナビゲーションモードを、無線通信基
地局2を経由しない無線通話モードに切り替え、無線通
信基地局2を経由しない無線通話を行うことができる。
局を介しないで無線通話を直ちに行うことができ、速や
かに相手を発見できると共に、通信費用を削減できるナ
ビゲーションシステム等を提供する。 【解決手段】 ナビゲーションシステム100は、携帯
端末1a,1bと、無線通信基地局2と、インターネッ
ト3と、サーバ4とから構成されている。ナビゲーショ
ンシステム100において、ナビゲーションモードが開
始された後、携帯端末1a,1bが、一定距離以上にあ
るとき、無線通信基地局2を経由して、位置情報の送信
およびナビゲーション地図情報の受信を行い、無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、サーバ4
からの通知に基づいて自動的に無線通信基地局2を経由
するサーバ4とのナビゲーションモードを、無線通信基
地局2を経由しない無線通話モードに切り替え、無線通
信基地局2を経由しない無線通話を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末とサー
バ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよ
び処理方法に関する。詳しくは、ナビゲーションモード
が開始された後、携帯端末間の距離が無線通話可能圏内
に入ったとき、携帯端末が自動的に無線通話モードに切
り替わる構成とすることによって、ユーザは、無線通話
可能圏内では無線通信基地局を介しないで無線通話を直
ちに行うことができ、速やかに相手を発見できると共
に、通信費用を削減できるようにしたナビゲーションシ
ステム等に係るものである。
バ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよ
び処理方法に関する。詳しくは、ナビゲーションモード
が開始された後、携帯端末間の距離が無線通話可能圏内
に入ったとき、携帯端末が自動的に無線通話モードに切
り替わる構成とすることによって、ユーザは、無線通話
可能圏内では無線通信基地局を介しないで無線通話を直
ちに行うことができ、速やかに相手を発見できると共
に、通信費用を削減できるようにしたナビゲーションシ
ステム等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の人と待ち合わせをする際
に、携帯端末、例えばカーナビゲーション(以下、「カ
ーナビ」という)と携帯電話を用いて、GPS(Global
Positioning System)で測定した自車および他車の位
置情報を送受信することにより、互いの車の位置をカー
ナビの画面上に表示しながら、待ち合わせ場所までナビ
ゲーションを行うナビゲーションシステムが実用化され
ている。
に、携帯端末、例えばカーナビゲーション(以下、「カ
ーナビ」という)と携帯電話を用いて、GPS(Global
Positioning System)で測定した自車および他車の位
置情報を送受信することにより、互いの車の位置をカー
ナビの画面上に表示しながら、待ち合わせ場所までナビ
ゲーションを行うナビゲーションシステムが実用化され
ている。
【0003】また、GPS受信機と専用回線を利用する
無線通信機を用いて、GPSで測定した自車および他車
の位置情報を送受信することによりお互いの車の位置を
カーナビの画面上に表示しながら、待ち合わせ場所まで
ナビゲーションを行うナビゲーションシステムが提案さ
れている(特開平10−185595号公報参照)。
無線通信機を用いて、GPSで測定した自車および他車
の位置情報を送受信することによりお互いの車の位置を
カーナビの画面上に表示しながら、待ち合わせ場所まで
ナビゲーションを行うナビゲーションシステムが提案さ
れている(特開平10−185595号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなナビゲーションシステムでは、混雑した場所、
見晴らしの悪い場所、また、高い建物などで囲まれてい
てGPSによる位置情報の精度が落ちるような場所で待
ち合わせをするような場合、目的地に着いたとしても相
手を発見するのに時間がかかることが考えられる。ま
た、相手を発見するのに時間がかかりすぎると、結局、
お互いの位置を教えたり、精神的安定を得るために電話
をかけるといった手間も生じる。この場合、無線通信基
地局を介しない無線通信モジュールを備えていない場合
は、時間と手間がかかるだけでなく、さらに電話代もか
かってしまう。
たようなナビゲーションシステムでは、混雑した場所、
見晴らしの悪い場所、また、高い建物などで囲まれてい
てGPSによる位置情報の精度が落ちるような場所で待
ち合わせをするような場合、目的地に着いたとしても相
手を発見するのに時間がかかることが考えられる。ま
た、相手を発見するのに時間がかかりすぎると、結局、
お互いの位置を教えたり、精神的安定を得るために電話
をかけるといった手間も生じる。この場合、無線通信基
地局を介しない無線通信モジュールを備えていない場合
は、時間と手間がかかるだけでなく、さらに電話代もか
かってしまう。
【0005】そこで、この発明は、ユーザは、無線通話
可能圏内では無線通信基地局を介しないで無線通話を直
ちに行うことができ、速やかに相手を発見できると共
に、通信費用を削減できるナビゲーションシステム等を
提供することを目的とする。
可能圏内では無線通信基地局を介しないで無線通話を直
ちに行うことができ、速やかに相手を発見できると共
に、通信費用を削減できるナビゲーションシステム等を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るナビゲー
ションシステムは、無線通信基地局に接続可能な複数の
携帯端末と、無線通信基地局に通信ネットワークを介し
て接続され、複数の携帯端末からの位置情報データを管
理するサーバとを有してなるナビゲーションシステムに
おいて、携帯端末は、自己が存在する位置の情報を検出
する検出手段と、無線通信基地局を介することなく他の
携帯端末との間で無線通話を行うための無線通話手段
と、他の所定の携帯端末との間のナビゲーションモード
が開始されるとき、検出手段で検出された自己の位置情
報のデータを無線通信基地局を通じてサーバに送る送信
手段と、サーバより無線通信基地局を通じて送られてく
る他の所定の携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通
話手段の通話可能圏内に入ったことを示す通知を受信す
る受信手段と、受信手段で通知が受信されたとき、無線
通話手段による無線通話モードに切り替える切り替え手
段とを備え、サーバは、ナビゲーションモードが開始さ
れた複数の携帯端末から無線通信基地局を通じて送られ
てくる位置情報のデータを受信する受信手段と、受信手
段で受信された複数の携帯端末の位置情報のデータに基
づいて、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったか否かを判断する判断手段と、判断手段で所
定の携帯端末における他の携帯端末のいずれかとの間の
距離が無線通話手段の通話可能圏内に入ったと判断され
るとき、該所定の携帯端末に無線通信基地局を通じてそ
の旨を通知する送信手段とを備えるものである。
ションシステムは、無線通信基地局に接続可能な複数の
携帯端末と、無線通信基地局に通信ネットワークを介し
て接続され、複数の携帯端末からの位置情報データを管
理するサーバとを有してなるナビゲーションシステムに
おいて、携帯端末は、自己が存在する位置の情報を検出
する検出手段と、無線通信基地局を介することなく他の
携帯端末との間で無線通話を行うための無線通話手段
と、他の所定の携帯端末との間のナビゲーションモード
が開始されるとき、検出手段で検出された自己の位置情
報のデータを無線通信基地局を通じてサーバに送る送信
手段と、サーバより無線通信基地局を通じて送られてく
る他の所定の携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通
話手段の通話可能圏内に入ったことを示す通知を受信す
る受信手段と、受信手段で通知が受信されたとき、無線
通話手段による無線通話モードに切り替える切り替え手
段とを備え、サーバは、ナビゲーションモードが開始さ
れた複数の携帯端末から無線通信基地局を通じて送られ
てくる位置情報のデータを受信する受信手段と、受信手
段で受信された複数の携帯端末の位置情報のデータに基
づいて、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったか否かを判断する判断手段と、判断手段で所
定の携帯端末における他の携帯端末のいずれかとの間の
距離が無線通話手段の通話可能圏内に入ったと判断され
るとき、該所定の携帯端末に無線通信基地局を通じてそ
の旨を通知する送信手段とを備えるものである。
【0007】また、この発明に係る携帯端末は、通信ネ
ットワークに接続されている位置情報データを管理する
サーバに、無線通信基地局を介して接続可能な携帯端末
であって、自己が存在する位置の情報を検出する検出手
段と、無線通信基地局を介することなく他の携帯端末と
の間で無線通話を行うための無線通話手段と、他の所定
の携帯端末との間のナビゲーションモードが開始される
とき、検出手段で検出された自己の位置情報のデータを
無線通信基地局を通じてサーバに送る送信手段と、サー
バより無線通信基地局を通じて送られてくる他の所定の
携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話
可能圏内に入ったことを示す通知を受信する受信手段
と、受信手段で通知が受信されたとき、無線通話手段に
よる無線通話モードに切り替える切り替え手段とを備え
るものである。
ットワークに接続されている位置情報データを管理する
サーバに、無線通信基地局を介して接続可能な携帯端末
であって、自己が存在する位置の情報を検出する検出手
段と、無線通信基地局を介することなく他の携帯端末と
の間で無線通話を行うための無線通話手段と、他の所定
の携帯端末との間のナビゲーションモードが開始される
とき、検出手段で検出された自己の位置情報のデータを
無線通信基地局を通じてサーバに送る送信手段と、サー
バより無線通信基地局を通じて送られてくる他の所定の
携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話
可能圏内に入ったことを示す通知を受信する受信手段
と、受信手段で通知が受信されたとき、無線通話手段に
よる無線通話モードに切り替える切り替え手段とを備え
るものである。
【0008】また、この発明に係るサーバは、それぞれ
無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との間で
無線通話を行うための無線通話手段を備える複数の携帯
端末が接続可能な無線通信基地局に通信ネットワークを
介して接続され、複数の携帯端末からの位置情報データ
を管理するサーバであって、ナビゲーションモードが開
始された複数の携帯端末から無線通信基地局を通じて送
られてくる位置情報のデータを受信する受信手段と、受
信手段で受信された複数の携帯端末の位置情報のデータ
に基づいて、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携
帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可
能圏内に入ったか否かを判断する判断手段と、判断手段
で所定の携帯端末における他の携帯端末のいずれかとの
間の距離が上記無線通話手段の通話可能圏内に入ったと
判断されるとき、該所定の携帯端末に無線通信基地局を
通じてその旨を通知する送信手段とを備えるものであ
る。
無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との間で
無線通話を行うための無線通話手段を備える複数の携帯
端末が接続可能な無線通信基地局に通信ネットワークを
介して接続され、複数の携帯端末からの位置情報データ
を管理するサーバであって、ナビゲーションモードが開
始された複数の携帯端末から無線通信基地局を通じて送
られてくる位置情報のデータを受信する受信手段と、受
信手段で受信された複数の携帯端末の位置情報のデータ
に基づいて、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携
帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可
能圏内に入ったか否かを判断する判断手段と、判断手段
で所定の携帯端末における他の携帯端末のいずれかとの
間の距離が上記無線通話手段の通話可能圏内に入ったと
判断されるとき、該所定の携帯端末に無線通信基地局を
通じてその旨を通知する送信手段とを備えるものであ
る。
【0009】また、この発明に係る処理方法は、通信ネ
ットワークに接続されている位置情報データを管理する
サーバに無線通信基地局を介して接続可能であると共
に、無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との
間で無線通話を行うための無線通話手段を備える携帯端
末の処理方法であって、他の所定の携帯端末との間のナ
ビゲーションモードが開始されるとき、自己の位置情報
のデータを無線通信基地局を通じてサーバに送り、サー
バより無線通信基地局を通じて送られてくる他の所定の
携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話
可能圏内に入ったことを示す通知を受信したとき、無線
通話手段による無線通話モードに切り替えるものであ
る。
ットワークに接続されている位置情報データを管理する
サーバに無線通信基地局を介して接続可能であると共
に、無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との
間で無線通話を行うための無線通話手段を備える携帯端
末の処理方法であって、他の所定の携帯端末との間のナ
ビゲーションモードが開始されるとき、自己の位置情報
のデータを無線通信基地局を通じてサーバに送り、サー
バより無線通信基地局を通じて送られてくる他の所定の
携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話
可能圏内に入ったことを示す通知を受信したとき、無線
通話手段による無線通話モードに切り替えるものであ
る。
【0010】また、この発明に係る処理方法は、それぞ
れ無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との間
で無線通話を行うための無線通話手段を備える複数の携
帯端末が接続可能な無線通信基地局に通信ネットワーク
を介して接続され、複数の携帯端末からの位置情報デー
タを管理するサーバの処理方法であって、ナビゲーショ
ンモードが開始された複数の携帯端末から無線通信基地
局を通じて送られてくる位置情報のデータに基づいて、
複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端末のいず
れかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たか否かを判断し、所定の携帯端末における他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に無線
通信基地局を通じてその旨を通知するものである。
れ無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との間
で無線通話を行うための無線通話手段を備える複数の携
帯端末が接続可能な無線通信基地局に通信ネットワーク
を介して接続され、複数の携帯端末からの位置情報デー
タを管理するサーバの処理方法であって、ナビゲーショ
ンモードが開始された複数の携帯端末から無線通信基地
局を通じて送られてくる位置情報のデータに基づいて、
複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端末のいず
れかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たか否かを判断し、所定の携帯端末における他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に無線
通信基地局を通じてその旨を通知するものである。
【0011】この発明においては、ナビゲーションモー
ドが開始された複数の携帯端末から無線通信基地局を通
じてそれぞれの位置情報のデータをサーバに送信する。
そして、サーバがこれらの位置情報のデータに基づい
て、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端末の
いずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に
入ったか否かを判断し、所定の携帯端末における他の携
帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可
能圏内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に
無線通信基地局を通じてその旨を通知する。さらに、携
帯端末がサーバから送られた他の所定の携帯端末のいず
れかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たことを示す通知を受信したとき、無線通話手段による
無線通話モードに切り替える。これにより、携帯端末の
間で、無線通話可能圏内で無線通信基地局を介しないで
無線通話を直ちに行うことができるため、待ち合わせす
る際に、互いの正確な位置を教えあい、速やかに相手を
発見できると共に、通信費用を削減することが可能とな
る。
ドが開始された複数の携帯端末から無線通信基地局を通
じてそれぞれの位置情報のデータをサーバに送信する。
そして、サーバがこれらの位置情報のデータに基づい
て、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端末の
いずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に
入ったか否かを判断し、所定の携帯端末における他の携
帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可
能圏内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に
無線通信基地局を通じてその旨を通知する。さらに、携
帯端末がサーバから送られた他の所定の携帯端末のいず
れかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たことを示す通知を受信したとき、無線通話手段による
無線通話モードに切り替える。これにより、携帯端末の
間で、無線通話可能圏内で無線通信基地局を介しないで
無線通話を直ちに行うことができるため、待ち合わせす
る際に、互いの正確な位置を教えあい、速やかに相手を
発見できると共に、通信費用を削減することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態と
してのナビゲーションシステム100の構成を示してい
る。このナビゲーションシステム100は、例えば、二
人が待ち合わせをする際に、携帯端末による経路ナビゲ
ーション地図に従って目的の場所で出会うナビゲーショ
ンシステムである。
してのナビゲーションシステム100の構成を示してい
る。このナビゲーションシステム100は、例えば、二
人が待ち合わせをする際に、携帯端末による経路ナビゲ
ーション地図に従って目的の場所で出会うナビゲーショ
ンシステムである。
【0013】図1に示すように、ナビゲーションシステ
ム100は、携帯端末1a,1bと、無線通信基地局2
と、通信ネットワークとしてのインターネット3と、携
帯端末1a,1bの位置情報およびナビゲーション地図
情報を処理するサーバ4とから構成されている。
ム100は、携帯端末1a,1bと、無線通信基地局2
と、通信ネットワークとしてのインターネット3と、携
帯端末1a,1bの位置情報およびナビゲーション地図
情報を処理するサーバ4とから構成されている。
【0014】携帯端末1a,1bは、表示器を有する携
帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal D
igital Assistants)などからなる。この携帯端末1
a,1bは、無線通信基地局2を経由して、サーバ4と
の通信を行う。また、携帯端末1a,1bは、無線通信
基地局2を経由しないで、一定の距離(例えば10〜2
0m)内で互いに無線通信を行うことが可能とされる。
また、無線通信基地局2を介してインターネット3上の
サーバ4に接続することが可能とされる。
帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal D
igital Assistants)などからなる。この携帯端末1
a,1bは、無線通信基地局2を経由して、サーバ4と
の通信を行う。また、携帯端末1a,1bは、無線通信
基地局2を経由しないで、一定の距離(例えば10〜2
0m)内で互いに無線通信を行うことが可能とされる。
また、無線通信基地局2を介してインターネット3上の
サーバ4に接続することが可能とされる。
【0015】図1に示すように、携帯端末1a,1b
は、CPU11と、メモリ12と、送受信手段としての
RF部13と、操作部14と、表示手段としての表示部
15と、位置の情報を検出する検出手段としてのGPS
部16と、無線通話手段としての無線通信モジュール1
7とから構成されている。
は、CPU11と、メモリ12と、送受信手段としての
RF部13と、操作部14と、表示手段としての表示部
15と、位置の情報を検出する検出手段としてのGPS
部16と、無線通話手段としての無線通信モジュール1
7とから構成されている。
【0016】CPU11は、携帯端末1a,1bのそれ
ぞれ全体の動作を制御する。メモリ12は、サーバ4か
ら送られたナビゲーション地図情報等を一時的に蓄積し
たり、それを処理したりするために使用される。RF部
13は、位置情報のデータを無線通信基地局2を介して
サーバ4に送信したり、また、サーバ4から送られてく
るナビゲーション地図情報等を受信したりする。
ぞれ全体の動作を制御する。メモリ12は、サーバ4か
ら送られたナビゲーション地図情報等を一時的に蓄積し
たり、それを処理したりするために使用される。RF部
13は、位置情報のデータを無線通信基地局2を介して
サーバ4に送信したり、また、サーバ4から送られてく
るナビゲーション地図情報等を受信したりする。
【0017】操作部14は、待ち合わせの目的地および
待ち合わせの相手を示すデータなどを入力することがで
きる。表示部15は、ナビゲーション地図などを表示す
る表示器である。GPS部16は、GPS衛星からの情
報を受信し、自己が存在する位置の情報を検出すること
が可能とされる。
待ち合わせの相手を示すデータなどを入力することがで
きる。表示部15は、ナビゲーション地図などを表示す
る表示器である。GPS部16は、GPS衛星からの情
報を受信し、自己が存在する位置の情報を検出すること
が可能とされる。
【0018】無線通信モジュール17は、例えば、BT
(Blue Tooth)等からなる、携帯端末1a,1b間で無
線通信基地局を経由しない無線通話を行うための無線通
信モジュールである。この無線通信モジュール17を有
する携帯端末1a,1b間の距離が無線通話手段として
の無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき
に、自動的に無線通信モジュールが起動し、無線通信基
地局を経由する無線通信モードから無線通信基地局を介
しない無線通話モードに切り替えるとこが可能とされ
る。
(Blue Tooth)等からなる、携帯端末1a,1b間で無
線通信基地局を経由しない無線通話を行うための無線通
信モジュールである。この無線通信モジュール17を有
する携帯端末1a,1b間の距離が無線通話手段として
の無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき
に、自動的に無線通信モジュールが起動し、無線通信基
地局を経由する無線通信モードから無線通信基地局を介
しない無線通話モードに切り替えるとこが可能とされ
る。
【0019】また、サーバ4は、図1に示すように、有
線通信手段により、ルータ(図示せず)を介して通信ネ
ットワークとしてのインターネット3に接続され、携帯
端末1a,1bの位置情報のデータを管理するものであ
る。このサーバ4は、図2に示すように、サーバ全体の
動作を制御するCPU4aと、このCPU4aの動作プ
ログラム等が格納されたROM3bと、CPU4aのワ
ークエリアを構成するRAM3cと、地図情報等を格納
する記憶装置4dとから構成されている。
線通信手段により、ルータ(図示せず)を介して通信ネ
ットワークとしてのインターネット3に接続され、携帯
端末1a,1bの位置情報のデータを管理するものであ
る。このサーバ4は、図2に示すように、サーバ全体の
動作を制御するCPU4aと、このCPU4aの動作プ
ログラム等が格納されたROM3bと、CPU4aのワ
ークエリアを構成するRAM3cと、地図情報等を格納
する記憶装置4dとから構成されている。
【0020】このサーバ4のCPU4aは、携帯端末1
a,1bの位置情報のデータを受信する受信手段、携帯
端末1a,1bの位置情報のデータに基づいて、携帯端
末1a,1bの間の距離が無線通話手段の通話圏内に入
ったか否かを判断する判断手段、携帯端末1a,1bの
間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入ったと判断
されるとき、携帯端末1a,1bにその旨を通知する送
信手段として機能する。また、サーバ4は携帯端末の位
置情報の管理および両携帯端末1a,1bそれぞれの目
的地までの経路探索を行い、無線通信基地局2を介して
携帯端末1a,1bにナビゲーション地図情報を提供す
る機能を持っている。
a,1bの位置情報のデータを受信する受信手段、携帯
端末1a,1bの位置情報のデータに基づいて、携帯端
末1a,1bの間の距離が無線通話手段の通話圏内に入
ったか否かを判断する判断手段、携帯端末1a,1bの
間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入ったと判断
されるとき、携帯端末1a,1bにその旨を通知する送
信手段として機能する。また、サーバ4は携帯端末の位
置情報の管理および両携帯端末1a,1bそれぞれの目
的地までの経路探索を行い、無線通信基地局2を介して
携帯端末1a,1bにナビゲーション地図情報を提供す
る機能を持っている。
【0021】次に、ナビゲーションシステム100の動
作について、図3を参照して説明する。図3は、ナビゲ
ーションシステム100の動作フローチャートを示して
いる。図3の中で、左側の列は携帯端末1aの動作、右
側の列は携帯端末1bの動作、中央の列はサーバ4の動
作を示している。また、図3において破線はデータの流
れを示している。
作について、図3を参照して説明する。図3は、ナビゲ
ーションシステム100の動作フローチャートを示して
いる。図3の中で、左側の列は携帯端末1aの動作、右
側の列は携帯端末1bの動作、中央の列はサーバ4の動
作を示している。また、図3において破線はデータの流
れを示している。
【0022】例えば、図1に示すナビゲーションシステ
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてナビゲーションシステムを起動させたとする。
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてナビゲーションシステムを起動させたとする。
【0023】まず、ステップS101で、携帯端末1a
は、ナビゲーションモードの開始命令をRF部13のア
ンテナから無線通信基地局2を経由してナビゲーション
を処理するサーバ4に送信する。そして待ち合わせの相
手である携帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号な
どを送信する。その後、表示部15に表示されるサーバ
4から送られた地図を見ながら目的地を設定する。
は、ナビゲーションモードの開始命令をRF部13のア
ンテナから無線通信基地局2を経由してナビゲーション
を処理するサーバ4に送信する。そして待ち合わせの相
手である携帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号な
どを送信する。その後、表示部15に表示されるサーバ
4から送られた地図を見ながら目的地を設定する。
【0024】次に、ステップS102で、サーバ4は、
目的地が決定されると、携帯端末1bにナビゲーション
モードが開始されたことを通知する。次に、ステップS
103で、サーバ4からの通知で携帯端末1bもナビゲ
ーションモードが開始される。
目的地が決定されると、携帯端末1bにナビゲーション
モードが開始されたことを通知する。次に、ステップS
103で、サーバ4からの通知で携帯端末1bもナビゲ
ーションモードが開始される。
【0025】次に、ステップS104で、携帯端末1a
は、GPS部16で検出した自己の位置情報をRF部1
3のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送り、
無線通信基地局2からインターネット3を介してサーバ
4に送る。
は、GPS部16で検出した自己の位置情報をRF部1
3のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送り、
無線通信基地局2からインターネット3を介してサーバ
4に送る。
【0026】次に、ステップS105で、携帯端末1b
は、GPS部16で検出した自己の位置情報をRF部1
3のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送り、
無線通信基地局2からインターネット3を介してサーバ
4に送る。次に、ステップS106で、サーバ4は、携
帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
は、GPS部16で検出した自己の位置情報をRF部1
3のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送り、
無線通信基地局2からインターネット3を介してサーバ
4に送る。次に、ステップS106で、サーバ4は、携
帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
【0027】次に、ステップS107で、サーバ4は、
携帯端末1aと1bの位置情報に基づいて、携帯端末1
aと1bのそれぞれの目的地までの最適な経路を算出
し、ナビゲーション地図を作成して、無線通信基地局2
を介して携帯端末1aと1bにナビゲーション地図情報
を送る。このナビゲーション地図には、携帯端末1aと
1bの位置情報も記載されている。また、同時に携帯端
末1a,1bの位置情報のデータに基づいて、携帯端末
1a,1bの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に
入ったか否かを判断する。携帯端末1a,1b間の距離
が無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったと判
断されるとき、その旨を携帯端末1aと1bに通知す
る。
携帯端末1aと1bの位置情報に基づいて、携帯端末1
aと1bのそれぞれの目的地までの最適な経路を算出
し、ナビゲーション地図を作成して、無線通信基地局2
を介して携帯端末1aと1bにナビゲーション地図情報
を送る。このナビゲーション地図には、携帯端末1aと
1bの位置情報も記載されている。また、同時に携帯端
末1a,1bの位置情報のデータに基づいて、携帯端末
1a,1bの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に
入ったか否かを判断する。携帯端末1a,1b間の距離
が無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったと判
断されるとき、その旨を携帯端末1aと1bに通知す
る。
【0028】次に、ステップS108で、携帯端末1a
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1bの現
在位置などが記載されている。
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1bの現
在位置などが記載されている。
【0029】また、ステップS109で、携帯端末1b
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1aの現
在位置などが記載されている。
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1aの現
在位置などが記載されている。
【0030】次に、ステップS110で、携帯端末1a
は、サーバ4から送られてきた自己と相手の間の距離が
無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったことを
示す通知があるか否か判断する。サーバ4からの通知が
あったとき、ステップS112で、無線通信モジュール
17が起動し、無線通信基地局2を経由しない無線通話
モードに切り替える。
は、サーバ4から送られてきた自己と相手の間の距離が
無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったことを
示す通知があるか否か判断する。サーバ4からの通知が
あったとき、ステップS112で、無線通信モジュール
17が起動し、無線通信基地局2を経由しない無線通話
モードに切り替える。
【0031】同時に、ステップS111で、携帯端末1
bも、サーバ4から送られてきた自身と相手間の距離が
無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったことを
示す通知があるか否か判断する。サーバ4からの通知が
あったとき、ステップS113で、無線通信モジュール
17が起動し、無線通信基地局2を経由しない無線通話
モードに切り替える。
bも、サーバ4から送られてきた自身と相手間の距離が
無線通信モジュール17の通話可能圏内に入ったことを
示す通知があるか否か判断する。サーバ4からの通知が
あったとき、ステップS113で、無線通信モジュール
17が起動し、無線通信基地局2を経由しない無線通話
モードに切り替える。
【0032】また、ステップS110、ステップS11
1で、サーバ4からの通知がないとき、それぞれステッ
プS104、ステップS105に戻り、位置情報と地図
情報などの送受信を継続的に行う。即ち、携帯端末1
a,1bが互いに無線通信モジュール17の通話可能圏
内に近づくまでの間は、携帯端末1a,1bは定期的に
サーバ4に位置情報を送り続け、またサーバ4からのナ
ビゲーション地図情報を受信し続ける。
1で、サーバ4からの通知がないとき、それぞれステッ
プS104、ステップS105に戻り、位置情報と地図
情報などの送受信を継続的に行う。即ち、携帯端末1
a,1bが互いに無線通信モジュール17の通話可能圏
内に近づくまでの間は、携帯端末1a,1bは定期的に
サーバ4に位置情報を送り続け、またサーバ4からのナ
ビゲーション地図情報を受信し続ける。
【0033】無線通信基地局2を経由しない無線通話モ
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
【0034】このように本実施の形態においては、ナビ
ゲーションモードが開始された携帯端末1aおよび携帯
端末1bから無線通信基地局2を通じて位置情報のデー
タをサーバ4に送信する。そして、サーバ4がこの位置
情報のデータに基づいて、携帯端末1aおよび携帯端末
1bとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たか否かを判断し、その距離が無線通信モジュール17
の通話可能圏内に入ったと判断されたとき、携帯端末1
aおよび携帯端末1bに無線通信基地局2を通じてその
旨を通知する。さらに、携帯端末1aおよび携帯端末1
bがサーバ4から送られた相手との間の距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
を受信されたとき、無線通話モードに自動的に切り替え
る。これにより、携帯端末1aと携帯端末1bは、一定
距離(無線通信モジュール17の通話圏)内で無線通信
基地局2を介しないで無線通話を直ちに行うことができ
るため、待ち合わせする際に、互いの正確な位置を教え
あい、速やかに相手を発見できると共に、通信費用を削
減することが可能となる。
ゲーションモードが開始された携帯端末1aおよび携帯
端末1bから無線通信基地局2を通じて位置情報のデー
タをサーバ4に送信する。そして、サーバ4がこの位置
情報のデータに基づいて、携帯端末1aおよび携帯端末
1bとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏内に入っ
たか否かを判断し、その距離が無線通信モジュール17
の通話可能圏内に入ったと判断されたとき、携帯端末1
aおよび携帯端末1bに無線通信基地局2を通じてその
旨を通知する。さらに、携帯端末1aおよび携帯端末1
bがサーバ4から送られた相手との間の距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
を受信されたとき、無線通話モードに自動的に切り替え
る。これにより、携帯端末1aと携帯端末1bは、一定
距離(無線通信モジュール17の通話圏)内で無線通信
基地局2を介しないで無線通話を直ちに行うことができ
るため、待ち合わせする際に、互いの正確な位置を教え
あい、速やかに相手を発見できると共に、通信費用を削
減することが可能となる。
【0035】なお、図1に示すナビゲーションシステム
100を用いてナビゲーションを行う際に、上述したよ
うな携帯端末1aと1bの両方とも地図によるナビゲー
ションをする場合以外に、片方だけ地図によるナビゲー
ションをする場合と、両方とも地図によるナビゲーショ
ンを全くしない場合とが考えられる。
100を用いてナビゲーションを行う際に、上述したよ
うな携帯端末1aと1bの両方とも地図によるナビゲー
ションをする場合以外に、片方だけ地図によるナビゲー
ションをする場合と、両方とも地図によるナビゲーショ
ンを全くしない場合とが考えられる。
【0036】次に、携帯端末1aと1bのうち片方だけ
地図によるナビゲーションをする場合、ナビゲーション
システム100の動作について説明する。この場合、例
えば、携帯端末1aは、自己の位置情報データをサーバ
4に送り、サーバ4より送られたナビゲーション地図情
報のデータを受信し、ナビゲーション地図情報を表示部
15に表示する。一方、携帯端末1bは、自己の位置情
報データをサーバ4に送り、サーバ4より送られたナビ
ゲーション地図情報のデータを受信しない。
地図によるナビゲーションをする場合、ナビゲーション
システム100の動作について説明する。この場合、例
えば、携帯端末1aは、自己の位置情報データをサーバ
4に送り、サーバ4より送られたナビゲーション地図情
報のデータを受信し、ナビゲーション地図情報を表示部
15に表示する。一方、携帯端末1bは、自己の位置情
報データをサーバ4に送り、サーバ4より送られたナビ
ゲーション地図情報のデータを受信しない。
【0037】図4は、その場合のナビゲーションシステ
ム100の動作フローチャートを示している。図4の中
で、左側の列は携帯端末1aの動作、右側の列は携帯端
末1bの動作、中央の列はサーバ4の動作を示してい
る。また、図4において破線はデータの流れを示してい
る。
ム100の動作フローチャートを示している。図4の中
で、左側の列は携帯端末1aの動作、右側の列は携帯端
末1bの動作、中央の列はサーバ4の動作を示してい
る。また、図4において破線はデータの流れを示してい
る。
【0038】例えば、図1に示すナビゲーションシステ
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてナビゲーションシステムを起動させたとする。
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてナビゲーションシステムを起動させたとする。
【0039】まず、ステップS201で、携帯端末1a
は、ナビゲーションモードの開始命令をRF部13のア
ンテナから無線通信基地局2を経由してナビゲーション
を処理するサーバ4に送信する。そして待ち合わせの相
手である携帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号な
どを送信する。その後、表示部15に表示されるサーバ
4から送られた地図を見ながら目的地を設定する。
は、ナビゲーションモードの開始命令をRF部13のア
ンテナから無線通信基地局2を経由してナビゲーション
を処理するサーバ4に送信する。そして待ち合わせの相
手である携帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号な
どを送信する。その後、表示部15に表示されるサーバ
4から送られた地図を見ながら目的地を設定する。
【0040】次に、ステップS202で、サーバ4は、
目的地が決定されると、携帯端末1bにナビゲーション
モードが開始されたことを通知する。次に、ステップS
203で、携帯端末1bはサーバ4からの通知を受信
し、ナビゲーションモードが開始される。
目的地が決定されると、携帯端末1bにナビゲーション
モードが開始されたことを通知する。次に、ステップS
203で、携帯端末1bはサーバ4からの通知を受信
し、ナビゲーションモードが開始される。
【0041】次に、ステップS204で、携帯端末1a
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、無線通信基地局2からインターネット3を介してサ
ーバ4に送る。次に、ステップS205で、携帯端末1
bは、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF
部13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、無線通信基地局2からインターネット3を介してサ
ーバ4に送る。
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、無線通信基地局2からインターネット3を介してサ
ーバ4に送る。次に、ステップS205で、携帯端末1
bは、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF
部13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、無線通信基地局2からインターネット3を介してサ
ーバ4に送る。
【0042】次に、ステップS206で、サーバ4は、
携帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
次に、ステップS207で、サーバ4は、携帯端末1a
と1bの位置情報に基づいて、携帯端末1aの目的地ま
での最適な経路を算出し、ナビゲーション地図を作成し
て、無線通信基地局2を介して携帯端末1aにナビゲー
ション地図情報を送る。このナビゲーション地図には、
携帯端末1aと1bの位置情報も記載されている。ま
た、同時に携帯端末1a,1b間の距離を無線通信モジ
ュール17の通話可能圏内に入ったか否かを判断する。
携帯端末1a,1b間の距離が無線通信モジュール17
の通話可能圏内に入ったと判断されるとき、その旨を携
帯端末1aと1bに通知する。
携帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
次に、ステップS207で、サーバ4は、携帯端末1a
と1bの位置情報に基づいて、携帯端末1aの目的地ま
での最適な経路を算出し、ナビゲーション地図を作成し
て、無線通信基地局2を介して携帯端末1aにナビゲー
ション地図情報を送る。このナビゲーション地図には、
携帯端末1aと1bの位置情報も記載されている。ま
た、同時に携帯端末1a,1b間の距離を無線通信モジ
ュール17の通話可能圏内に入ったか否かを判断する。
携帯端末1a,1b間の距離が無線通信モジュール17
の通話可能圏内に入ったと判断されるとき、その旨を携
帯端末1aと1bに通知する。
【0043】次に、ステップS208で、携帯端末1a
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1bの位
置情報などが記載されている。
は、ナビゲーション地図情報をRF部13のアンテナで
受信しメモリ12に蓄積し、ナビゲーション地図を表示
部15に表示させる。このナビゲーション地図には、目
的地までの経路、目的地までの距離、携帯端末1bの位
置情報などが記載されている。
【0044】また、携帯端末1aは、携帯端末1bとの
距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に入った
とき、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
をRF部13のアンテナで受信する。
距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に入った
とき、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
をRF部13のアンテナで受信する。
【0045】また、ステップS209で、携帯端末1b
は、携帯端末1aとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
aとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
は、携帯端末1aとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
aとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
【0046】次に、ステップS210、携帯端末1a
は、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信モ
ジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知が
あるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステップ
S212で、無線通信モジュール17が起動し、無線通
信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替える。
は、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信モ
ジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知が
あるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステップ
S212で、無線通信モジュール17が起動し、無線通
信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替える。
【0047】同時に、ステップS211で、携帯端末1
bも、サーバ4からの携帯端末1aとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
があるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通
信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステッ
プS213で、無線通信モジュール17が起動し、無線
通信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替え
る。
bも、サーバ4からの携帯端末1aとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
があるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通
信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステッ
プS213で、無線通信モジュール17が起動し、無線
通信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替え
る。
【0048】また、ステップS210、ステップS21
1で、サーバ4からの通知がない場合、それぞれステッ
プS204、ステップS205に戻り、位置情報の送信
を継続的に行い、即ち、携帯端末1a,1bが互いに無
線通信モジュール17の通話可能圏内に近づくまでの間
は、携帯端末1aは定期的にサーバ4に位置情報を送り
続け、またサーバ4からのナビゲーション地図情報を受
信し続ける。携帯端末1bは定期的にサーバ4に位置情
報を送り続ける。
1で、サーバ4からの通知がない場合、それぞれステッ
プS204、ステップS205に戻り、位置情報の送信
を継続的に行い、即ち、携帯端末1a,1bが互いに無
線通信モジュール17の通話可能圏内に近づくまでの間
は、携帯端末1aは定期的にサーバ4に位置情報を送り
続け、またサーバ4からのナビゲーション地図情報を受
信し続ける。携帯端末1bは定期的にサーバ4に位置情
報を送り続ける。
【0049】無線通信基地局2を経由しない無線通話モ
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
【0050】次に、携帯端末1aと1bの両方とも地図
によるナビゲーションを全くしない場合、ナビゲーショ
ンシステム100の動作について説明する。この場合、
例えば、携帯端末1aおよび携帯端末1bは、自己の位
置情報データをサーバ4に送り、ナビゲーション地図情
報のデータを受信しない。
によるナビゲーションを全くしない場合、ナビゲーショ
ンシステム100の動作について説明する。この場合、
例えば、携帯端末1aおよび携帯端末1bは、自己の位
置情報データをサーバ4に送り、ナビゲーション地図情
報のデータを受信しない。
【0051】図5は、その場合のナビゲーションシステ
ム100の動作フローチャートを示している。図5の中
で、左側の列は携帯端末1aの動作、右側の列は携帯端
末1bの動作、中央の列はサーバ4の動作を示してい
る。また、図5において破線はデータの流れを示してい
る。
ム100の動作フローチャートを示している。図5の中
で、左側の列は携帯端末1aの動作、右側の列は携帯端
末1bの動作、中央の列はサーバ4の動作を示してい
る。また、図5において破線はデータの流れを示してい
る。
【0052】例えば、図1に示すナビゲーションシステ
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてサーバ4に接続を命令する。
ム100を用いて、二人が待ち合わせを行い、所定の目
的地に移動する場合、携帯端末1aが、携帯端末1bと
待ち合わせした目的地まで行くために、操作部14にお
いてサーバ4に接続を命令する。
【0053】まず、ステップS301で、携帯端末1a
は、CPU11から位置情報管理開始の命令が送られ、
RF部13のアンテナから無線通信基地局2を経由して
サーバ4に送信する。そして待ち合わせの相手である携
帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号などを送信す
る。
は、CPU11から位置情報管理開始の命令が送られ、
RF部13のアンテナから無線通信基地局2を経由して
サーバ4に送信する。そして待ち合わせの相手である携
帯端末1bを示すデータ、例えば電話番号などを送信す
る。
【0054】次に、ステップS302で、サーバ4は、
携帯端末1bの方へ動作開始されたことを通知する。次
に、ステップS303で、携帯端末1bはサーバ4から
動作開始の通知を受信し、ナビゲーションモードが開始
される。
携帯端末1bの方へ動作開始されたことを通知する。次
に、ステップS303で、携帯端末1bはサーバ4から
動作開始の通知を受信し、ナビゲーションモードが開始
される。
【0055】次に、ステップS304で、携帯端末1a
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、さらに無線通信基地局2からインターネット3を介
してサーバ4に送る。
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、さらに無線通信基地局2からインターネット3を介
してサーバ4に送る。
【0056】また、ステップS305で、携帯端末1b
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、さらに無線通信基地局2からインターネット3を介
してサーバ4に送る。
は、GPS部16から検出した自己の位置情報をRF部
13のアンテナから無線通信基地局2のアンテナに送
り、さらに無線通信基地局2からインターネット3を介
してサーバ4に送る。
【0057】次に、ステップS306で、サーバ4は、
携帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
次に、ステップS307で、サーバ4は、携帯端末1a
と1bの位置情報に基づいて、携帯端末1a,1b間の
距離を無線通信モジュール17の通話可能圏内に入った
か否かを判断する。携帯端末1a,1b間の距離が無線
通信モジュール17の通話可能圏内に入ったと判断され
るとき、その旨を携帯端末1aと1bに通知する。
携帯端末1aと1bの位置情報を受け取り、管理する。
次に、ステップS307で、サーバ4は、携帯端末1a
と1bの位置情報に基づいて、携帯端末1a,1b間の
距離を無線通信モジュール17の通話可能圏内に入った
か否かを判断する。携帯端末1a,1b間の距離が無線
通信モジュール17の通話可能圏内に入ったと判断され
るとき、その旨を携帯端末1aと1bに通知する。
【0058】次に、ステップS308で、携帯端末1a
は、携帯端末1bとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
bとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
は、携帯端末1bとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
bとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
【0059】また、ステップS309で、携帯端末1b
は、携帯端末1aとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
aとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
は、携帯端末1aとの距離が無線通信モジュール17の
通話可能圏内に入ったとき、サーバ4からの携帯端末1
aとの距離が無線通信モジュール17の通話可能圏内に
入ったことを示す通知をRF部13のアンテナで受信す
る。
【0060】次に、ステップS310で、携帯端末1a
は、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信モ
ジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知が
あるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステップ
S312で、無線通信モジュール17が起動し、無線通
信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替える。
は、サーバ4からの携帯端末1bとの距離が無線通信モ
ジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知が
あるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステップ
S312で、無線通信モジュール17が起動し、無線通
信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替える。
【0061】同時に、ステップS311で、携帯端末1
bも、サーバ4からの携帯端末1aとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
があるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通
信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステッ
プS313で、無線通信モジュール17が起動し、無線
通信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替え
る。
bも、サーバ4からの携帯端末1aとの距離が無線通信
モジュール17の通話可能圏内に入ったことを示す通知
があるか否かを確認する。通知がある場合、即ち無線通
信モジュール17の通話可能圏内に入ったとき、ステッ
プS313で、無線通信モジュール17が起動し、無線
通信基地局2を経由しない無線通話モードに切り替え
る。
【0062】また、ステップS310、ステップS31
1で、サーバ4からの通知がない場合、それぞれステッ
プS304、ステップS305に戻り、位置情報の送信
を継続的に行う。即ち、携帯端末1a,1bが互いに無
線通信モジュール17の通話可能圏内に近づくまでの間
は、携帯端末1a,1bは定期的にサーバ4に位置情報
を送り続ける。
1で、サーバ4からの通知がない場合、それぞれステッ
プS304、ステップS305に戻り、位置情報の送信
を継続的に行う。即ち、携帯端末1a,1bが互いに無
線通信モジュール17の通話可能圏内に近づくまでの間
は、携帯端末1a,1bは定期的にサーバ4に位置情報
を送り続ける。
【0063】無線通信基地局2を経由しない無線通話モ
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
ードに切り替わった後、携帯端末1aと1bは通話可能
になり、互いのユーザは会話によって位置を確認しなが
ら目的地に移動できる。
【0064】なお、上述実施の形態においては、二つの
携帯端末1a,1bを有するナビゲーションシステム1
00の動作について説明したが、これに限定されるもの
ではない。3個以上の携帯端末を有するナビゲーション
システムの場合にも、この発明を同様に適用できる。
携帯端末1a,1bを有するナビゲーションシステム1
00の動作について説明したが、これに限定されるもの
ではない。3個以上の携帯端末を有するナビゲーション
システムの場合にも、この発明を同様に適用できる。
【0065】その場合、ナビゲーションモードが開始さ
れた複数の携帯端末は、自己の位置情報のデータを無線
通信基地局を通じてサーバに送る。また、その場合、サ
ーバは、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったか否かを判断し、所定の携帯端末における他
の携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通
話可能圏内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端
末に無線通信基地局を通じてその旨を通知する。さらに
その場合、サーバは、受信された複数の携帯端末の位置
情報のデータに基づいて、該複数の携帯端末の一部また
は全部の携帯端末に対するナビゲーション地図情報を生
成し、生成されたナビゲーション地図情報を無線通信基
地局を通じて対応する携帯端末に送る。
れた複数の携帯端末は、自己の位置情報のデータを無線
通信基地局を通じてサーバに送る。また、その場合、サ
ーバは、複数の携帯端末のそれぞれにおける他の携帯端
末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通話可能圏
内に入ったか否かを判断し、所定の携帯端末における他
の携帯端末のいずれかとの間の距離が無線通話手段の通
話可能圏内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端
末に無線通信基地局を通じてその旨を通知する。さらに
その場合、サーバは、受信された複数の携帯端末の位置
情報のデータに基づいて、該複数の携帯端末の一部また
は全部の携帯端末に対するナビゲーション地図情報を生
成し、生成されたナビゲーション地図情報を無線通信基
地局を通じて対応する携帯端末に送る。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、ナビゲーションモー
ドが開始された複数の携帯端末のそれぞれの間の距離が
無線通信基地局を介することなく無線通話を行うことが
可能な一定距離内に入ったとき、携帯端末が自動的に無
線通話モードに切り替わるものであり、ユーザは、無線
通話可能圏内で無線通信基地局を介しないで無線通話を
直ちに行うことができ、互いの所在位置を教えあい、速
やかに相手を発見できると共に、通信費用を削減でき
る。
ドが開始された複数の携帯端末のそれぞれの間の距離が
無線通信基地局を介することなく無線通話を行うことが
可能な一定距離内に入ったとき、携帯端末が自動的に無
線通話モードに切り替わるものであり、ユーザは、無線
通話可能圏内で無線通信基地局を介しないで無線通話を
直ちに行うことができ、互いの所在位置を教えあい、速
やかに相手を発見できると共に、通信費用を削減でき
る。
【図1】実施の形態のナビゲーションシステムの構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】サーバの構成を示す図である。
【図3】ナビゲーションシステムの動作フローチャート
である。
である。
【図4】ナビゲーションシステムの他の動作フローチャ
ートである。
ートである。
【図5】ナビゲーションシステムの他の動作フローチャ
ートである。
ートである。
1a,1b・・・携帯端末、2・・・無線通信基地局、
3・・・インターネット、4・・・サーバ、4a,11
・・・CPU、4b・・・ROM、4c・・・RAM、
4d・・・記憶装置、12・・・メモリ、13・・・R
F部、14・・・操作部、15・・・表示部、16・・
・GPS部、17・・・無線通信モジュール、100・
・・ナビゲーションシステム
3・・・インターネット、4・・・サーバ、4a,11
・・・CPU、4b・・・ROM、4c・・・RAM、
4d・・・記憶装置、12・・・メモリ、13・・・R
F部、14・・・操作部、15・・・表示部、16・・
・GPS部、17・・・無線通信モジュール、100・
・・ナビゲーションシステム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04Q 7/38 H04B 7/26 106A
Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC11 HD12 HD13
HD16
2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC13
AC14
5H180 AA21 BB04 BB05 CC12 FF05
FF13 FF22 FF32
5K067 AA41 BB41 EE02 EE07 EE10
FF02 FF03 FF23 HH22 HH23
JJ56 JJ64
Claims (8)
- 【請求項1】 無線通信基地局に接続可能な複数の携帯
端末と、上記無線通信基地局に通信ネットワークを介し
て接続され、上記複数の携帯端末からの位置情報データ
を管理するサーバとを有してなるナビゲーションシステ
ムにおいて、 上記携帯端末は、 自己が存在する位置の情報を検出する検出手段と、 上記無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との
間で無線通話を行うための無線通話手段と、 他の所定の携帯端末との間のナビゲーションモードが開
始されるとき、上記検出手段で検出された自己の位置情
報のデータを上記無線通信基地局を通じて上記サーバに
送る送信手段と、 上記サーバより上記無線通信基地局を通じて送られてく
る上記他の所定の携帯端末のいずれかとの間の距離が上
記無線通話手段の通話可能圏内に入ったことを示す通知
を受信する受信手段と、 上記受信手段で上記通知が受信されたとき、上記無線通
話手段による無線通話モードに切り替える切り替え手段
とを備え、 上記サーバは、 ナビゲーションモードが開始された複数の携帯端末から
上記無線通信基地局を通じて送られてくる位置情報のデ
ータを受信する受信手段と、 上記受信手段で受信された上記複数の携帯端末の位置情
報のデータに基づいて、上記複数の携帯端末のそれぞれ
における他の携帯端末のいずれかとの間の距離が上記無
線通話手段の通話可能圏内に入ったか否かを判断する判
断手段と、 上記判断手段で所定の携帯端末における他の携帯端末の
いずれかとの間の距離が上記無線通話手段の通話可能圏
内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に上記
無線通信基地局を通じてその旨を通知する送信手段とを
備えることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 【請求項2】 上記携帯端末は、 表示器と、 上記サーバより上記無線通信基地局を通じて送られてく
る上記他の携帯端末との間のナビゲーション地図情報を
受信する受信手段と、 上記受信手段で受信されたナビゲーション地図情報に基
づいて、上記表示器にナビゲーション地図を表示する表
示制御手段とをさらに備え、 上記サーバは、 上記受信手段で受信された上記複数の携帯端末の位置情
報のデータに基づいて、上記複数の携帯端末の一部また
は全部の携帯端末に対するナビゲーション地図情報を生
成する生成手段と、 上記生成手段で生成された上記一部または全部の携帯端
末に対するナビゲーション地図情報を上記無線通信基地
局を通じて対応する携帯端末に送る送信手段とをさらに
備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーショ
ンシステム。 - 【請求項3】 通信ネットワークに接続されている位置
情報データを管理するサーバに、無線通信基地局を介し
て接続可能な携帯端末であって、 自己が存在する位置の情報を検出する検出手段と、 上記無線通信基地局を介することなく他の携帯端末との
間で無線通話を行うための無線通話手段と、 他の所定の携帯端末との間のナビゲーションモードが開
始されるとき、上記検出手段で検出された自己の位置情
報のデータを上記無線通信基地局を通じて上記サーバに
送る送信手段と、 上記サーバより上記無線通信基地局を通じて送られてく
る上記他の所定の携帯端末のいずれかとの間の距離が上
記無線通話手段の通話可能圏内に入ったことを示す通知
を受信する受信手段と、 上記受信手段で上記通知が受信されたとき、上記無線通
話手段による無線通話モードに切り替える切り替え手段
とを備えることを特徴とする携帯端末。 - 【請求項4】 上記携帯端末は、 表示器と、 上記サーバより上記無線通信基地局を通じて送られてく
る上記他の携帯端末との間のナビゲーション地図情報を
受信する受信手段と、 上記受信手段で受信されたナビゲーション地図情報に基
づいて、上記表示器にナビゲーション地図を表示する表
示制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項3
に記載の携帯端末。 - 【請求項5】 それぞれ無線通信基地局を介することな
く他の携帯端末との間で無線通話を行うための無線通話
手段を備える複数の携帯端末が接続可能な無線通信基地
局に通信ネットワークを介して接続され、上記複数の携
帯端末からの位置情報データを管理するサーバであっ
て、 ナビゲーションモードが開始された複数の携帯端末から
上記無線通信基地局を通じて送られてくる位置情報のデ
ータを受信する受信手段と、 上記受信手段で受信された上記複数の携帯端末の位置情
報のデータに基づいて、上記複数の携帯端末のそれぞれ
における他の携帯端末のいずれかとの間の距離が上記無
線通話手段の通話可能圏内に入ったか否かを判断する判
断手段と、 上記判断手段で所定の携帯端末における他の携帯端末の
いずれかとの間の距離が上記無線通話手段の通話可能圏
内に入ったと判断されるとき、該所定の携帯端末に上記
無線通信基地局を通じてその旨を通知する送信手段とを
備えることを特徴とするサーバ。 - 【請求項6】 上記サーバは、 上記受信手段で受信された上記複数の携帯端末の位置情
報のデータに基づいて、上記複数の携帯端末の一部また
は全部の携帯端末に対するナビゲーション地図情報を生
成する生成手段と、 上記生成手段で生成された上記一部または全部の携帯端
末に対するナビゲーション地図情報を上記無線通信基地
局を通じて対応する携帯端末に送る送信手段とをさらに
備えることを特徴とする請求項5に記載のサーバ。 - 【請求項7】 通信ネットワークに接続されている位置
情報データを管理するサーバに無線通信基地局を介して
接続可能であると共に、上記無線通信基地局を介するこ
となく他の携帯端末との間で無線通話を行うための無線
通話手段を備える携帯端末の処理方法であって、 他の所定の携帯端末との間のナビゲーションモードが開
始されるとき、自己の位置情報のデータを上記無線通信
基地局を通じて上記サーバに送り、 上記サーバより上記無線通信基地局を通じて送られてく
る上記他の所定の携帯端末のいずれかとの間の距離が上
記無線通話手段の通話可能圏内に入ったことを示す通知
を受信したとき、上記無線通話手段による無線通話モー
ドに切り替えることを特徴とする処理方法。 - 【請求項8】 それぞれ無線通信基地局を介することな
く他の携帯端末との間で無線通話を行うための無線通話
手段を備える複数の携帯端末が接続可能な無線通信基地
局に通信ネットワークを介して接続され、上記複数の携
帯端末からの位置情報データを管理するサーバの処理方
法であって、 ナビゲーションモードが開始された複数の携帯端末から
上記無線通信基地局を通じて送られてくる位置情報のデ
ータに基づいて、上記複数の携帯端末のそれぞれにおけ
る他の携帯端末のいずれかとの間の距離が上記無線通話
手段の通話可能圏内に入ったか否かを判断し、 所定の携帯端末における他の携帯端末のいずれかとの間
の距離が上記無線通話手段の通話可能圏内に入ったと判
断されるとき、該所定の携帯端末に上記無線通信基地局
を通じてその旨を通知することを特徴とする処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031230A JP2003232649A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 携帯端末とサーバ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよび処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031230A JP2003232649A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 携帯端末とサーバ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよび処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003232649A true JP2003232649A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27774700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002031230A Pending JP2003232649A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 携帯端末とサーバ、並びにそれらを用いたナビゲーションシステムおよび処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003232649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100697147B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2007-03-20 | 산요덴키가부시키가이샤 | 위치 검출 시스템, 위치 검출 시스템의 위치 검출 방법, 위치 검출 통신 장치 |
US8332140B2 (en) | 2010-03-31 | 2012-12-11 | Alpine Electronics, Inc | Method and apparatus for efficiently using a battery in a smartphone having a navigation system |
-
2002
- 2002-02-07 JP JP2002031230A patent/JP2003232649A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100697147B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2007-03-20 | 산요덴키가부시키가이샤 | 위치 검출 시스템, 위치 검출 시스템의 위치 검출 방법, 위치 검출 통신 장치 |
US8332140B2 (en) | 2010-03-31 | 2012-12-11 | Alpine Electronics, Inc | Method and apparatus for efficiently using a battery in a smartphone having a navigation system |
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