JP2003232483A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2003232483A JP2002032630A JP2002032630A JP2003232483A JP 2003232483 A JP2003232483 A JP 2003232483A JP 2002032630 A JP2002032630 A JP 2002032630A JP 2002032630 A JP2002032630 A JP 2002032630A JP 2003232483 A JP2003232483 A JP 2003232483A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プラグとソケットと連結部の固定性を強化す
るようにした管継手を提供するものである。 【解決手段】 ラッチ14はバネ材で形成される一対の
腕部52を備える。プラグ10に一対の腕部52を互い
に離れる方向に押し開くための突起部20を形成する。
プラグ10をソケット14に挿入する際に、突起部20
は一対の腕部52を押し開き、突起部20は一対の腕部
52の位置を通過する。その後は、一対の腕部52は押
し開かれる前の状態に戻るので、プラグ10をソケット
14から外れることがなく、プラグ10とソケット14
の連結部の固定性を強化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、流体移送用のチューブやホー
スの管の接続箇所に、プラグ(雄部材)とソケット(雌
部材)とから成る管継手が用いられている。この管継手
には、プラグとソケットの連結状態が外れないようにす
るためのラッチ等のロック機構を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の管継手では、プ
ラグとソケットを連結する場合に、ロック機構であるラ
ッチをスライドさせてプラグとソケットをロックさせて
いる。しかし、何かの衝撃によってラッチがスライドし
てロックが解除され、プラグとソケットとの連結が確実
に行われないおそれがあった。
【0004】また、従来の管継手では、ロック機構を解
除してプラグとソケットとの連結状態を外した場合に
は、更にプラグとソケットとを連結位置から互いに引き
離す作業を必要としていた。これは、プラグとソケット
にはそれぞれ長いチューブ等が取付けられているため、
プラグとソケットとのロック状態を外しても、プラグと
ソケットはそのままの位置にあるため、ロック機構の解
除レバーを放すとプラグとソケットとが再度ロックされ
るおそれがあるためである。プラグとソケットとを連結
位置から互いに離すためには、プラグやソケットを長い
チューブ等を伴って引張る作業が必要となり、相当な力
を必要とするものであった。
【0005】従来の不具合を解消する管継手として、ロ
ック機構のロック状態を解除した際に、プラグとソケッ
トとを引き離すためのスプリングを備えるものが提案さ
れている。しかし、このスプリングを備えるものでは、
部品(スプリング)点数が増加して、部品コストが上昇
するという欠点があった。
【0006】更に、従来の管継手においては、ロック機
構のロック状態を解除する操作箇所を1箇所としてい
た。もし、1箇所の操作箇所に何かが衝突した場合に、
ロックが解除されるという不慮の事故が発生するという
不具合があった。
【0007】本発明は従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、プラグとソケットと連結部の固定性を強化するよう
にした管継手を提供することを目的とするものである。
本発明はまた、プラグとソケットとが不慮の事態によっ
て連結が外れることを防止できるようにした管継手を提
供することを目的とするものである。本発明は更に、部
品点数を増加させることなく、ロック状態を解除する際
にプラグとソケットとを互いに引き離せるようにした管
継手を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラグとソケ
ットとそのソケットに取り付けるものであって前記プラ
グと前記ソケットを連結解除するラッチとを有する管継
手において、前記プラグの外面に前記ソケットへの挿入
先端側から後部側に向けて先端側外壁部とその先端側外
壁部より径大の突起部とその突起部より径小の嵌合溝と
前記突起部より径大の鍔部とを順に形成し、前記ラッチ
がバネ材から成る一対の腕部とその一対の腕部と連結す
る操作手段とを有し、前記ラッチを前記ソケットに取り
付けた状態では一対の腕部の間隔は前記突起部の直径よ
り小さく設定し、前記操作手段を押すことによって一対
の腕部の間隔は前記突起部の直径より大きくなるよう設
定し、前記プラグを前記ソケット側に挿入する際に前記
突起部が前記一対の腕部を押し広げてその一対の腕部を
通過し、一対の腕部を前記突起部と前記鍔部との間で前
記プラグの軸方向にそれらを越えて移動しないように保
持し、その後前記ラッチの操作手段を前記ソケットの軸
方向に押すことによって一対の腕部の間隔を前記突起部
が通過できる大きさにするようにしたものである。
【0009】本発明はまた、一対の腕部の両端をそれぞ
れ操作手段と連結し、ラッチをソケットに取り付けた状
態では一対の腕部がソケットに形成したガイド部を挟
み、そのガイド部によって一対の腕部の間隔が前記突起
部の直径より小さい状態を保持し、ソケットとプラグと
を外す場合には一対の操作手段を互いに近づく方向に押
すようにしたものである。
【0010】本発明はまた、前記ラッチに前記操作手段
と連結するものであって前記鍔部をプラグをソケットか
ら離す方向に押すための押出し手段を備え、前記操作手
段を前記ソケットの軸方向に押して一対の腕部の間隔を
前記突起部が通過できる大きさになった時に前記押出し
手段が前記鍔部を押して前記突起部を一対の腕部の間を
通過させて前記プラグを前記ソケットに対して反対側に
移動させるようにしたものである。
【0011】
【発明の第一実施形態】次に本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る管継手におけるプラグとソ
ケットとが離れた状態を示す断面図、図2はプラグとソ
ケットとが更に離れた状態を示す正面図、図3は図1の
A−A線断面図、図4は本発明で使用するラッチの正面
図、図5は図4のラッチのB−B線断面図である。図1
や図2に示すように、管継手は、プラグ10と、ソケッ
ト12と、そのソケット12に取り付けられるロック機
構としてのラッチ14とから成る。プラグ10もソケッ
ト12もその素材を合成樹脂とするのが望ましいが、そ
れに限るものではない。ラッチ14は、外力が加えられ
ると変形するが、外力が除去されると元の形に戻る性質
を有する素材(以下「バネ材」とする)で構成するのが
望ましい。
【0012】プラグ10は内部に通路16を形成したも
のであり、プラグ10の外面には、ソケット12側への
挿入先端側から後端側にかけて、先端側外壁部18と、
それに続くテ−パ状で環状突起部20と、それに連なる
ものであって環状突起部20より直径が小さい嵌合溝2
2と、それに連なるものであって環状突起部20より直
径が大きい環状の鍔部24と、それに連なるものであっ
て図示しないチューブ等を嵌合させるための管嵌合部2
6とが形成される。環状突起部20の外面には、先端側
外壁部18側から嵌合溝22に向かうにつれて徐々に直
径が大きくなるテ−パ面28が形成されている。ここ
で、先端側外壁部18の直径をdとし、環状突起部20
の最大直径をDとし、Dはdより大きいものとする(図
2)。
【0013】図1に示すように、ソケット12は内部に
通路30を形成したものであり、プラグ10が挿入され
る側の通路30の内壁を径大にして、その径大にした通
路30の奥側にOリング32とOリング押え34とを備
える。図3に示すように、ソケット12におけるプラグ
10の挿入側先端付近の断面には、ラッチ14を取付け
るための空間36が形成される。この空間36の形成位
置におけるソケット12の断面には、左右のガイド部3
8と、上側のラッチストッパ40と、下側の係合手段と
してのラッチ受け42とが形成される。ラッチストッパ
40は、ラッチ14のそれ以上のP方向(図3)への移
動を阻止するためのものである。ラッチ受け42には、
ラッチストッパ40の反対側の面に係合手段としての底
面(係合面)42と、その底面44と連絡する左右一対
の傾斜側面46が形成される。左右一対の傾斜側面46
の間隔は、底面44に近い側が広く、ラッチストッパ4
0側に向かうにつれて徐々に狭くなるように設定されて
いる。
【0014】ロック機構としてのラッチ14は、図4並
びに図5に示すように、上部に設けられる操作手段とし
ての操作レバー48と、操作レバー48の下位にそれと
若干の間隔を開けて平行に備えられるものであって前記
ラッチストッパ40と当接可能なストッパ当接部50
と、一端側を操作レバー48並びにストッパ当接部50
と連結するものであって他端を自由端とする左右の腕部
52と、各腕部52の自由端に形成される係合手段とし
ての爪部54と、操作レバー48の先端(プラグ10の
挿入側の先端)と連結した押出し手段としての押出し部
材56とから成る。ラッチ14は、全ての構成部材をバ
ネ材で一体に構成するのが望ましいが、ラッチ14の各
部材を別体に形成して、それらを連結するようにしても
良い。しかし、少なくとも腕部52はバネ材とする。
【0015】押出し部材56は、ラッチ14をソケット
12に取付けた状態において、ソケット12の軸中心に
向けて伸びる舌状のもので、その先端は自由端となって
いる。この押出し部材56は、プラグ10をソケット1
2に挿入した際に、プラグ10には接触しないが、プラ
グ10をソケット12から引き離す際に、プラグ10の
鍔部24を押してソケット12に対してプラグ10を離
す方向に移動させるものである(その詳細は後述す
る)。押出し部材56における鍔部24と接触する箇所
には、押出し部材56の長さの途中から自由端に向かう
につれて、鍔部24とは相対的に離れる形状の傾斜面5
8(図5)が形成されている。押出し部材56は、ソケ
ット12に対してプラグ10を離す方向へ弾性力が加え
ることが望ましいことから、素材をバネ材で形成するの
が望ましい。
【0016】図4,図5及び図6に示すように、腕部5
2におけるプラグ10と対向する面には、プラグ10を
ソケット12に挿入した際に、プラグ10の環状突起部
20(テ−パ面28)と接触するためのテ−パ面60が
形成されている。このテ−パ面60は、プラグ10がソ
ケット12に挿入されることによって腕部52を押し広
げ、プラグ10の環状突起部20が一対の腕部52の間
を容易に通過するためのものである。
【0017】ラッチ14をソケット12に取付ける場合
には、腕部52の自由先端を先頭にしてソケット12の
空間36に向けて挿入する。一対の腕部52の自由先端
はラッチ受け42の傾斜側面46に沿って広げられ、各
腕部52の先端の爪部54がラッチ受け42の底面44
に係合した状態で、ラッチ14がソケット12に取付け
られる(図3)。腕部52の先端の爪部54がラッチ受
け42の底面44に係合した状態では、ラッチ14の操
作レバー48はソケット12の外側に突出しているが、
図1や図2に示すように、操作レバー48はソケット1
2に近接した位置にある。この図3の状態では、腕部5
2を広げる方向の外力が腕部52に働かない限り、腕部
52の先端の爪部54がラッチ受け42の底面44に係
合した状態を保つ。この図3の状態では、一対の腕部5
2の間隔Eは、先端側外壁部18の直径dより大きく、
環状突起部20の最大直径Dより小さくなるよう設定さ
れている。なお、図4に示すように、外力がかからない
ラッチ14単体の状態では、一対の腕部52の間隔Fは
図3に示した間隔Eであっても、あるいは先端側外壁部
18の直径dと同じかそれより小さいものであっても良
い。
【0018】次に、プラグ10をソケット12の内部へ
挿入する場合における一対の腕部52とプラグ10との
相対関係を図6に基づいて説明する。プラグ10をソケ
ット12に向けて先端側外壁部18側から挿入すると、
直径dの先端側外壁部18は図3の状態の一対の腕部5
2の間(間隔E)を通過するが、その際に先端側外壁部
18が腕部52に接触することはない(図6のの状
態)。あるいは接触しても、先端側外壁部18が一対の
腕部52の間(間隔E)を通過することの支障にはなら
ない。
【0019】その後、直径Dの環状突起部20のテ−パ
面28が一対の腕部52のテ−パ面60に接触する。環
状突起部20のテ−パ面28と腕部52のテ−パ面60
とが接触するので、その接触した状態からプラグ10を
更に押し入れることによって、環状突起部20は一対の
腕部52を互いに離れる方向に押し開き(図6のの状
態)、環状突起部20は一対の腕部52の間を通過す
る。環状突起部20のテ−パ面28と腕部52のテ−パ
面60とを形成したが、いずれか一方のテ−パ面があれ
ば一対の腕部52は互いに離れる方向に容易に押し開か
れ、環状突起部20は一対の腕部52の間を容易に通過
することができる。
【0020】ここで、環状突起部20が一対の腕部52
を通過する際の図3相当図を図7に示す。一対の腕部5
2が互いに離れる方向に押し開かれることによって、腕
部52の自由先端も互いに離れる方向に押し開かれ、そ
れによって腕部52の爪部54はラッチ受け42の底面
44から外れる。一対の腕部52の間隔が広げられてい
るため、腕部52の爪部54がラッチ受け42の底面4
4から外れた際には、腕部52の爪部54は図3の位置
よりやや上方に移動する。それと共に、ラッチ受け42
の底面44から外れた爪部54は互いに近づく方向に戻
される。これによって、腕部52の爪部54はラッチ受
け42の傾斜側面46の下方側に接触する。、爪部54
が底面44に近い位置の傾斜側面46に接触している状
態では、その傾斜側面46によって一対の腕部52に互
いに開くような外力を与えている。
【0021】プラグ10の環状突起部20が腕部52を
通過した後は、図6に示すように、鍔部24の挿入側側
面62が腕部52に衝突し、プラグ10のそれ以上のソ
ケット12側への挿入が停止され、腕部52は嵌合溝2
2(環状突起部20と鍔部24の間)に嵌合する(図6
のの状態)。プラグ10のソケット12側への挿入が
停止した状態(図8並びに図9)では、プラグ10の先
端側外壁部18は、Oリング32と嵌合する。
【0022】腕部52が嵌合溝22に嵌合した状態で
は、環状突起部20によって押し広げられた腕部52か
らの外力は除去されるが、一対の腕部52は傾斜側面4
6によって外力が与えられている。このため、一対の腕
部52は外力を除くために、その自由端に互いに近づく
方向の力が働き、爪部52がラッチ受け42の傾斜側面
46に沿って移動しながら、ラッチ14が図7の状態か
ら上昇する。ラッチ14の上方への移動は、一対の腕部
52でプラグ10の嵌合溝22をバネ力(バネ材である
一対の腕部52の外力に対して戻る力)で挟持した状態
で停止する(図9)。
【0023】この図9の状態では、プラグ10にソケッ
ト12から引き抜く力がかかっても、プラグ10の環状
突起部20と鍔部24が一対の腕部67を挟持してお
り、しかも一対の腕部52が環状突起部20を越えるこ
とがないので、プラグ10がソケット12から外れるこ
とはない。更に、一対の腕部52がバネの戻り力によっ
てプラグ10の嵌合溝22を挟持するようにすれば、プ
ラグ10にソケット12から引き抜く力がかかっても、
プラグ10をソケット12から外れることをより防止す
ることができる。これによって、プラグ10とソケット
12との固定性を強固にすることができる。
【0024】次に、プラグ10とソケット12とを外す
場合に、ラッチ14の操作レバー48をソケット12の
軸中心に向けて押し下げる。即ち、図8並びに図9にお
いて、ラッチ14の操作レバー48をG方向に押し下げ
る。これによって、ラッチ14の押出し手段56は、図
10に示すようにプラグ10の鍔部24の挿入側側面6
2またはその外縁に接触し、プラグ10をソケット12
から外す方向(H方向)に押す。ラッチ14の操作レバ
ー48をG方向に押し下げることによって、一対の腕部
52の先端の爪部54は、傾斜側面46と接触しながら
下方に押し下げられる。これによって、一対の腕部52
は互いに離れる方向に押し広げられ、途中で一対の腕部
52の間隔Eが環状突起部20の最大直径Dより大きく
なる図7の状態となる。
【0025】この図7の状態では、ラッチ14の押出し
手段56は、図10に示すようにプラグ10の鍔部24
をプラグ10をソケット12から外す方向に押している
ので、一対の腕部52が環状突起部20を越えることが
できる。即ち、本発明ではプラグ10とソケット12と
の連結を外す操作(ラッチ14の操作レバー48を押し
下げる操作)を行った際に、ラッチ14の押出し手段5
6によって、プラグ10とソケット12とを連結位置か
ら互いに離すことができる。プラグ10とソケット12
とを連結位置より少ない距離であるが離すことによっ
て、その後はチューブ等を取付けたプラグ10とソケッ
ト12とを簡単に離すことができる。
【0026】
【発明の第二実施形態】次に、本発明に係る管継手の他
の実施形態について説明する。図11は本発明に係る他
の実施形態の管継手のプラグとソケットとが離れた状態
を示す断面図、図12は図11のI−I線断面図、図1
3は図11の状態から更にプラグとソケットとを離した
状態を示す断面図、図14は図11で使用するラッチの
正面図、図15は図14のラッチのJ−J線断面図であ
る。図11に示すように、管継手は、第一実施形態と同
一のプラグ10と、ソケット64と、そのソケット64
に取り付けられるロック機構としてのラッチ66とから
成る。ソケット64は内部に通路68を形成し、プラグ
10が挿入される側の通路68を径大にする。図12並
びに図13に示すように、ソケット64におけるプラグ
10の挿入側先端付近の断面には、ラッチ66を取付け
るための空間70が形成される。空間70の形成位置に
おけるソケット64の断面には、上下に左右のガイド部
72が形成される。ソケット64のプラグ10の挿入側
先端で、左右のガイド部72の間に溝74が形成されて
いる。
【0027】図14に示すように、ロック機構としての
ラッチ66は、上下に設けられる操作手段としての操作
レバー76と、その上下の操作レバー76に連結する一
対の腕部78と、上下の操作レバー76の先端(プラグ
10の挿入側の先端)とそれぞれ連結する押出し手段と
しての押出し部材80とを有する。ラッチ66は、全て
の構成部材をバネ材で一体に構成するのが望ましいが、
ラッチ66の各部材を別体に形成して、それらを連結す
るようにしても良い。しかし、腕部78はバネ材とす
る。
【0028】押出し部材80は、第一実施形態の押出し
部材56と同じ形状と同じ働きをするものである。押出
し部材80における鍔部24と接触する箇所には、押出
し部材80の長さの途中から自由端に向かうにつれて、
鍔部24とは相対的に離れる形状の傾斜面82(図1
5)が形成されている。押出し部材80は、ソケット6
4に対してプラグ10を離す方向へ弾性力が加えること
が望ましいことから、素材をバネ材で形成するのが望ま
しい。
【0029】図14及び図15に示すように、腕部78
におけるプラグ10と対向する面には、プラグ10をソ
ケット64に挿入した際に、プラグ10の環状突起部2
0(テ−パ面28)と接触するためのテ−パ面84が形
成されている。このテ−パ面84は、プラグ10がソケ
ット64に挿入されることによって腕部78を押し広
げ、プラグ10の環状突起部20が一対の腕部78の間
を容易に通過するためのものである。
【0030】ラッチ66をソケット64に取付ける際
に、図12に示すように、ラッチ66の上下の押出し部
材80は、左右のガイド部72の間の溝74に挿入す
る。これと共に、一対の腕部78を上下左右のガイド部
72の外側に装着する。この一対の腕部78は左右のガ
イド部72を挟み、そのガイド部72によって一対の腕
部78の間隔Kは、先端側外壁部18の直径dより大き
く、環状突起部20の最大直径Dより小さくなるよう設
定される。ラッチ66をソケット12に取付けた状態
(図12)では、ラッチ66の操作レバー76はソケッ
ト12から離れた位置にあり、ラッチ66の上下の操作
レバー76を互いに近づく方向(Q方向)に押せば、操
作レバー76は互いに近づくことができるように設定さ
れている。なお、外力がかからないラッチ66単体で
は、一対の腕部78の間隔は、図14に示した間隔Kで
あっても、あるいは先端側外壁部18の直径dと同じか
それより小さいものであっても良い。
【0031】次に、プラグ10をソケット64の内部へ
挿入する場合における一対の腕部78とプラグ10との
相対関係を図6に基づいて説明する。プラグ10をソケ
ット64に向けて先端側外壁部18側から挿入すると、
先端側外壁部18は図12の状態の一対の腕部78の間
(間隔K)を通過する。その後、直径Dの環状突起部2
0のテ−パ面28が一対の腕部78のテ−パ面84に接
触すると、環状突起部20が一対の腕部78を互いに離
れる方向に押し開き(図6のの状態)、環状突起部2
0は一対の腕部78の間を通過する。
【0032】プラグ10の環状突起部20が腕部78を
通過した後は、鍔部24の挿入側側面62が腕部78に
衝突し、プラグ10のそれ以上のソケット64側への挿
入が停止され、腕部78は嵌合溝22(環状突起部20
と鍔部24の間)に嵌合する(図6のの状態)。一対
の腕部78は、プラグ10のソケット12側への挿入が
停止した状態(図16)では、プラグ10の先端側外壁
部18は、Oリング32と嵌合する。
【0033】環状突起部20が腕部78を越えた後は、
環状突起部20によって押し広げられた腕部78から外
力が除去され、一対の腕部78が図12の形態に戻され
る。図12の状態で、一対の腕部78によってプラグ1
0の嵌合溝22を挟持(固定)しても、挟持(固定)し
ないように設定しても良い。しかし、一対の腕部78に
よってプラグ10の嵌合溝22を挟持(固定)する方
が、プラグ10とソケット64とをより離れ難くするこ
とができる。
【0034】図12の状態で、しかも腕部78が環状突
起部20と鍔部24の間に嵌合した状態では、プラグ1
0にソケット64から引き抜く力がかかっても、プラグ
10の環状突起部20と鍔部24が一対の腕部67を挟
んでおり、しかも一対の腕部52が環状突起部20を越
えることがないので、プラグ10がソケット12から外
れることはない。更に、一対の腕部78がバネの戻り力
によってプラグ10の嵌合溝22を挟持するようにすれ
ば、プラグ10にソケット12から引き抜く力がかかっ
ても、プラグ10をソケット12から外れることをより
防止することができる。これによって、プラグ10とソ
ケット12との固定性を強固にすることができる。
【0035】次に、プラグ10とソケット64とを外す
場合に、ラッチ66の上下の操作レバー76を互いに近
づけるように押す。即ち、図12において、ラッチ66
の上下の操作レバー76をQ方向(互いに近づく方向)
に押す。これによって、一対の腕部78は互いに離れる
方向に押し広げられ、図17に示すように、一対の腕部
78の間隔Lは環状突起部20の最大直径Dより大きく
なる。この際、ラッチ66の押出し手段80は、図18
に示すようにプラグ10の鍔部24の挿入側側面62ま
たはその外縁に接触し、プラグ10をソケット64から
外す方向(H方向)に押す。これによって、プラグ10
はソケット64都の連結位置から離れることができる。
【0036】以上のように、本発明の第二実施形態では
プラグ10とソケット64との連結を外す操作は、上下
2箇所の操作レバー76を互いに近づける操作をするこ
とによってのみ行うことができる。これは、1箇所の操
作によってプラグ10とソケット64との連結を解除す
るものでは、1箇所の操作箇所への何かの衝突によって
連結が解除されるおそれがあるが、それと比べて第二実
施形態のような2箇所の操作箇所を有するものでは、誤
動作の発生率を格段に少なくすることができる。なお、
この第二実施形態では第一実施形態と同様、ラッチ66
の押出し部材80によって、プラグ10とソケット12
とを連結位置から互いに離すことができ、その後はチュ
ーブ等を取付けたプラグ10とソケット64とを簡単に
離すことができる。
【0037】なお、前記実施形態において、腕部52,
78の間隔をプラグ10の先端側外壁部18の直径dよ
り大きく設定し、プラグ10をソケット12,64に向
けて挿入した際に、プラグ10の先端側外壁部18は腕
部52,78に接触しないと説明した。しかし、腕部5
2,78の間隔をプラグ10の先端側外壁部18の直径
dより小さく設定して、プラグ10をソケット12,6
4に向けて挿入した際に、先端側外壁部18が腕部5
2,78に接触して、腕部52,78は先端側外壁部1
8に合わせて広げられるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる管継手に
よれば、プラグによってラッチの腕部を押し広げてプラ
グをソケットに取付ける。プラグをソケットに取付けた
状態では、押し広げられた腕部が押し広げられる前の位
置に戻るので、ラッチの腕部を押し広げる操作を人為的
に行わない限り、プラグがソケットから離れることは無
く、従ってプラグをソケットに強固に固定することがで
きる。連結を解除する手段を2箇所とすることで、1箇
所の操作手段のものと比べて、操作手段への何かの衝突
によって発生する誤動作の確率を格段に低くすることが
できる。プラグとソケットとの連結を外す際に、ラッチ
の腕部が広げると同時にラッチの押出し手段でプラグを
ソケットから外す方向に押す。これによって、プラグと
ソケットとの連結を外すと共に、プラグをソケットから
簡単に離すことができる。従来のスプリングを備えるも
のと比べて、この押出し手段をラッチの一部で構成する
ことで、部品点数を増加させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手のプラグとソケットとが離
れた状態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る管継手のプラグとソケットとが離
れた状態を示す正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1や図2で使用するラッチの正面図である。
【図5】図4のラッチのB−B線断面図である。
【図6】一対の腕部とプラグとの相対関係を示す構成図
である。
【図7】環状突起部が腕部を通過する際の図3相当図で
ある。
【図8】本発明に係る管継手のプラグとソケットとを連
結した状態を示す断面図である。
【図9】プラグとソケットとが連結した状態の図3相当
図である。
【図10】押出し部材が鍔部を押す状態を示す断面図で
ある。
【図11】本発明に係る他の実施形態の管継手のプラグ
とソケットとが離れた状態を示す断面図である。
【図12】図11のI−I線断面図である。
【図13】図13は図11の状態から更にプラグとソケ
ットとを離した状態を示す断面図である。
【図14】図11で使用するラッチの正面図である。
【図15】図14のラッチのJ−J線断面図である。
【図16】プラグとソケットとを連結した状態示す断面
図である。
【図17】ラッチを押してプラグとソケットとの連結を
外す状態を示す図12相当図である。
【図18】押出し部材が鍔部を押す状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 プラグ 12 ソケット 14 ラッチ 18 先端側外壁部 20 環状突起部 22 嵌合溝 24 鍔部 28 テ−パ面 42 ラッチ受け 44 底面 46 傾斜側面 48 操作レバー 52 腕部 54 爪部 56 押出し部材 58 傾斜面 60 テ−パ面 62 挿入側側面 64 ソケット 66 ラッチ 76 操作レバー 78 腕部 80 押出し部材 82 傾斜面 84 テ−パ面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグとソケットとそのソケットに取り
    付けるものであって前記プラグと前記ソケットを連結解
    除するラッチとを有する管継手において、前記プラグの
    外面に前記ソケットへの挿入先端側から後部側に向けて
    先端側外壁部とその先端側外壁部より径大の突起部とそ
    の突起部より径小の嵌合溝と前記突起部より径大の鍔部
    とを順に形成し、前記ラッチがバネ材から成る一対の腕
    部とその一対の腕部と連結する操作手段とを有し、前記
    ラッチを前記ソケットに取り付けた状態では一対の腕部
    の間隔は前記突起部の直径より小さく設定し、前記操作
    手段を押すことによって一対の腕部の間隔は前記突起部
    の直径より大きくなるよう設定し、前記プラグを前記ソ
    ケット側に挿入する際に前記突起部が前記一対の腕部を
    押し広げてその一対の腕部を通過し、一対の腕部を前記
    突起部と前記鍔部との間で前記プラグの軸方向にそれら
    を越えて移動しないように保持し、その後前記ラッチの
    操作手段を前記ソケットの軸方向に押すことによって一
    対の腕部の間隔を前記突起部が通過できる大きさにする
    ことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記各腕部の一端を自由端とし、その自
    由端に第一係合手段を備え、前記ソケットに前記第一係
    合手段と係合する第二係合手段を備え、前記ラッチを前
    記ソケットに取り付けた状態では前記第一係合手段と前
    記第二係合手段とが係合して一対の腕部の間隔が前記突
    起部の直径より小さい状態を保持することを特徴とする
    請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記第一係合手段が前記腕部の先端に形
    成されるものであって内向きに張り出した爪部であり、
    前記第二係合手段が前記ソケットに形成されるものであ
    って前記爪部が掛かる係合面であることを特徴とする請
    求項2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記ソケットにおいて前記係合面から続
    く左右の傾斜側面を形成し、その左右の傾斜側面の間隔
    が前記係合面から離れるに伴って狭くなるようにし、前
    記爪部が前記係合面に近い位置の前記傾斜側面に接触し
    ている状態では、その傾斜側面が一対の腕部に互いに開
    くような外力を与えるようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の管継手。
  5. 【請求項5】 前記一対の腕部の両端をそれぞれ前記操
    作手段と連結し、前記ラッチを前記ソケットに取り付け
    た状態では前記一対の腕部が前記ソケットに形成したガ
    イド部を挟み、そのガイド部によって前記一対の腕部の
    間隔が前記突起部の直径より小さい状態を保持し、前記
    ソケットと前記プラグとを外す際には前記一対の操作手
    段を互いに近づく方向に押すようにすることを特徴とす
    る請求項1記載の管継手。
  6. 【請求項6】 前記一対の腕部が前記突起部と前記鍔部
    との間で前記プラグの軸方向にそれらを越えて移動しな
    いように保持された状態で、一対の腕部が前記突起部と
    前記鍔部との間の前記嵌合溝をバネ力で挟持することを
    特徴とする請求項1乃至5記載の管継手。
  7. 【請求項7】 前記腕部における前記プラグの挿入時に
    そのプラグと接触する面にプラグの挿入を促進するため
    のテ−パ面を形成したことを特徴とする請求項1乃至5
    記載の管継手。
  8. 【請求項8】 前記プラグの突起部が、前記先端側外壁
    部側より前記嵌合溝に向かうにつれて徐々に直径が大き
    くなるテ−パ面を形成したことを特徴とする請求項1乃
    至5記載の管継手。
  9. 【請求項9】 前記ラッチの押出し手段において、前記
    プラグの鍔部に接触する箇所に、ソケットの軸方向に向
    かうにつれて徐々に前記鍔部と離れるような傾斜面を形
    成したことを特徴とする請求項1乃至5記載の管継手。
  10. 【請求項10】 前記ラッチに前記操作手段と連結する
    ものであって前記鍔部をプラグをソケットから離す方向
    に押すための押出し手段を備え、前記操作手段を前記ソ
    ケットの軸方向に押して一対の腕部の間隔を前記突起部
    が通過できる大きさになった時に前記押出し手段が前記
    鍔部を押して前記突起部を一対の腕部の間を通過させて
    前記プラグを前記ソケットに対して反対側に移動させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至5記載の管継
    手。
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