JP2003232215A - エンジンの排ガス浄化装置 - Google Patents

エンジンの排ガス浄化装置

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JP2003232215A
JP2003232215A JP2002031641A JP2002031641A JP2003232215A JP 2003232215 A JP2003232215 A JP 2003232215A JP 2002031641 A JP2002031641 A JP 2002031641A JP 2002031641 A JP2002031641 A JP 2002031641A JP 2003232215 A JP2003232215 A JP 2003232215A
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liquid
urea
engine
sensor
exhaust gas
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Mitsuru Hosoya
満 細谷
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Hino Motors Ltd
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    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/10Capture or disposal of greenhouse gases of nitrous oxide (N2O)

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】尿素の含有量に関わらず最適な量の尿素系液体
を噴射する。 【解決手段】エンジン11の排気管16に設けられた選
択還元型触媒24と、選択還元型触媒24より排ガス上
流側の排気管16に設けられた液体噴射ノズル29と、
液体32を貯留可能に構成された液体タンク33と、そ
のタンク33に貯留された液体32を液体噴射ノズル2
9に液体調整弁34を介して供給する尿素系液体供給手
段36と、液体32の比重を検出する比重センサ42
と、比重センサ42の検出出力に基づいて液体調整弁3
4を制御するコントローラ44とを備える。エンジン1
1の回転速度を検出する回転センサ46と、エンジン1
1の負荷を検出する負荷センサ47と、排ガスの温度を
検出する温度センサ43とを更に備え、コントローラ4
4がそれら各センサ42、46、47、43の各検出出
力に基づいて液体調整弁34を制御するように構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの排ガスに含まれる窒素酸化物(以下、NOxとい
う)を低減する排ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排ガス浄化装置として、
ディーゼルエンジンの排気通路の途中に選択還元型触媒
を設け、その選択還元型触媒より排ガス上流側の排気管
に、その選択還元型触媒に向けて尿素系液体を噴射可能
な液体噴射ノズルを設けたディーゼルエンジンの排ガス
浄化装置が知られている(特開2000−8833
号)。このように構成されたディーゼルエンジンの排ガ
ス浄化装置では、液体噴射ノズルから噴射された尿素系
液体が排ガスの熱により加熱されて加水分解し、アンモ
ニアが生じる。そしてこのアンモニアは排気ガス中のN
Oxを選択還元型触媒によって浄化する還元剤として機
能し、大気に排出されるNOxの量を低減できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の排
ガス浄化装置では、尿素系液体が加水分解して生じるア
ンモニアが過剰であると、触媒でNOxを還元させる還
元反応に用いられなかったアンモニアが直接大気中に排
出されるおそれがある。一方、このアンモニアの量が不
足するとNOxの排出量を十分に低減できない不具合が
生じる。この点を解消するために、尿素系液体の噴射量
をコントローラで制御し、エンジンの回転速度及び負荷
から最適な量の尿素系液体を液体噴射ノズルから噴射す
ることが考えられるが、噴射される尿素系液体における
尿素の含有量が変化すると、噴射される尿素系液体の量
が一定であっても加水分解により生じるアンモニアの量
が変化する問題点がある。
【0004】一方、アンモニアは尿素系液体が加熱され
ることにより生じるため、尿素が加水分解できない温度
における尿素系液体の噴射を回避する必要もある。
【0005】本発明の目的は、尿素の含有量に関わらず
最適な量の尿素系液体を噴射してアンモニアが大気中に
排出されるのを防止し得るエンジンの排ガス浄化装置を
提供することにある。本発明の別の目的は、比較的低温
時における尿素系液体の噴射を回避し得るエンジンの排
ガス浄化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、エンジン11の排気管16に設けら
れた選択還元型触媒24と、選択還元型触媒24より排
ガス上流側の排気管16に設けられ選択還元型触媒24
に向けて尿素系液体32を噴射可能な液体噴射ノズル2
9と、液体32を貯留可能に構成された液体タンク33
と、そのタンク33に貯留された液体32を液体噴射ノ
ズル29に液体調整弁34を介して供給する尿素系液体
供給手段36と、タンク33に設けられ液体32の比重
を検出する比重センサ42と、比重センサ42の検出出
力に基づいて液体調整弁34を制御するコントローラ4
4とを備えたエンジンの排ガス浄化装置である。図2に
示すように、尿素系液体32の比重は、尿素の含有量に
比例して増加又は減少する。比重センサ42を備えたこ
の請求項1に記載されたエンジンの排ガス浄化装置で
は、コントローラ44が比重センサ42の検出出力から
尿素系液体32における尿素の含有量を求め、その含有
量に従って還元剤として必要な尿素量から具体的な尿素
系液体32の噴射量を決定して噴射ノズル29から噴射
する。これにより尿素の含有量に関わらず最適な量の尿
素系液体32を噴射することが可能になる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、エンジン11の回転速度を検出する回転セ
ンサ46と、エンジン11の負荷を検出する負荷センサ
47と、排気管16に設けられ排ガスの温度を検出する
温度センサ43とを更に備え、コントローラ44が比重
センサ42、回転センサ46、負荷センサ47及び温度
センサ43の各検出出力に基づいて液体調整弁34を制
御するように構成されたエンジンの排ガス浄化装置であ
る。この請求項2に係るエンジンの排ガス浄化装置で
は、温度センサ43の検出出力によりコントローラ44
は尿素が加水分解できない温度であるか否かを判断す
る。そして、尿素が加水分解できない排ガス温度である
ことを温度センサ43が検出したとき、コントローラ4
4はこの検出出力に基づいて液体調整弁34を遮断して
尿素系液体32の噴射を回避する。
【0008】一方、尿素が加水分解可能な温度であるこ
とを温度センサ43が検出したとき、コントローラ44
は回転センサ46及び負荷センサ47の各検出出力に基
づいて、液体調整弁34を開放して液体噴射ノズル29
から尿素系液体32を噴射する。コントローラ44は、
回転センサ46及び負荷センサ47の各検出出力に基づ
いて求められるエンジン11の運転状態から排気ガス中
のNOx濃度を推定し、このNOxを浄化するのに必要
な還元剤としての尿素量を求め、その尿素量に匹敵する
尿素系液体32を噴射ノズル29から噴射する。これに
より最適な量の尿素系液体32が噴射され、NOxの排
出量を低減するとともに、アンモニアが大気中に排出さ
れるのを有効に防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、ディーゼルエン
ジン11の吸気ポートには吸気マニホルド12を介して
吸気管13が接続され、排気ポートには排気マニホルド
14を介して排気管16が接続される。吸気管13に
は、ターボ過給機17のコンプレッサ17aと、ターボ
過給機17により圧縮された吸気を冷却するインタクー
ラ18とがそれぞれ設けられ、排気管16にはターボ過
給機17のタービン17bが設けられる。図示しないが
コンプレッサ17aの回転翼とタービン17bの回転翼
とはシャフトにより連結される。エンジン11から排出
される排ガスのエネルギによりタービン17b及びシャ
フトを介してコンプレッサ17aが回転し、このコンプ
レッサ17aの回転により吸気管13内の吸入空気が圧
縮されるように構成される。
【0010】排気管16の途中には選択還元型触媒24
が設けられる。触媒24は排気管16の直径を拡大した
筒状のコンバータ27に収容される。この実施の形態に
おける触媒24は、排気管16に流入する排ガス中のN
Oxを比較的低温で、例えば200〜300℃で還元す
る銅ゼオライト系の触媒が用いられる。
【0011】触媒24の排ガス上流側の排気管16、即
ち触媒24の入口には、液体噴射ノズル29が触媒24
に向けて設けられる。この液体噴射ノズル29には液体
供給管31の一端が接続され、この液体供給管31の他
端は尿素系液体32が貯留された液体タンク33に接続
される。また液体供給管31には液体噴射ノズル29へ
の液体32の供給量を調整する液体調整弁34が設けら
れ、液体調整弁34と液体タンク33との間の液体供給
管31には液体タンク33内の液体32を液体噴射ノズ
ル29に供給可能なポンプ36が設けられる。液体調整
弁34の第1ポート34aはポンプ36の吐出口に接続
され、第2ポート34bは液体噴射ノズル29に接続さ
れる。そして、液体調整弁34がオンすると第1及び第
2ポート34a,34bが所定の開度で連通し、オフす
ると第1及び第2ポート34a,34bの連通が遮断さ
れるように構成される。
【0012】一方、液体タンク33には、この液体タン
ク33に貯留された尿素系液体32の比重を検出する比
重センサ42が設けられる。また、液体噴射ノズル29
及び触媒24間の排気管16、即ち触媒24の入口には
排気管16内の排ガス温度を検出する温度センサ43が
設けられる。この比重センサ42及び温度センサ43の
検出出力はマイクロコンピュータからなるコントローラ
44の制御入力に接続される。その他コントローラ44
の制御入力には、エンジン11の回転速度を検出する回
転センサ46と、エンジン11の負荷を検出する負荷セ
ンサ47の各検出出力が接続される。上記負荷センサ4
7はこの実施の形態では燃料噴射ポンプ(図示せず)の
ロードレバーの変位量を検出する。コントローラ44の
制御出力は液体調整弁34及びポンプ36にそれぞれ接
続される。コントローラ44はメモリ44aを備える。
メモリ44aには、尿素系液体32の比重、触媒24入
口の排ガス温度、エンジン回転、エンジン負荷等に応じ
た液体調整弁34のオン又はオフ並びにオン時における
開度、更にポンプ36の作動の有無が予め記憶される。
【0013】このように構成されたエンジンの排ガスを
浄化する装置の動作を説明する。エンジン11を始動
し、尿素が加水分解できない温度であること、具体的
に、この実施の形態では220℃未満の排ガス温度を温
度センサ43が検出したとき、コントローラ44はこの
検出出力に基づいて、液体調整弁34をオフする。これ
により液体調整弁34における第1及び第2ポート34
a,34bの連通は遮断されて、尿素が加水分解できな
い温度における尿素系液体32の噴射が回避される。
【0014】尿素が加水分解する温度であること、具体
的にこの実施の形態では温度センサ43が220℃以上
の排ガス温度を検出した状態で、コントローラ44は液
体調整弁34をオンして液体調整弁34における第1及
び第2ポート34a,34bを連通させ、液体噴射ノズ
ル29から尿素系液体32を噴射する。これは、排気ガ
ス中のNOxを選択還元型触媒24によって浄化するの
に還元剤が必要だからであり、尿素系液体32は予め所
定の濃度に調整されたものが液体タンク33に貯留され
る。そしてコントローラ44は回転センサ46及び負荷
センサ47の各検出出力に基づいて求められるディーゼ
ルエンジン11の運転状態から排気ガス中のNOx濃度
を推定し、このNOxを浄化するのに必要な還元剤とし
ての尿素量を求める。
【0015】一方、図2に示すように、尿素系液体32
の比重は、尿素の含有量に比例して増加又は減少する。
コントローラ44は比重センサ42の検出出力から尿素
系液体32における尿素の含有量を求め、メモリ44a
に記憶された複数種類のマップからその含有量に従った
マップを選択する。複数種類のマップは比重により分け
られ、比重が比較的低い場合のマップは比較的大きな開
度で液体調整弁34を開放するようになっており、比重
が比較的高い場合のマップは比較的小さな開度で液体調
整弁34を開放するように調整される。そして、コント
ローラ44は、比重により選択されたマップに従って先
に求められた還元剤として必要な尿素量から具体的な尿
素系液体32の噴射量を決定して噴射ノズル29から噴
射する。これにより尿素の含有量に関わらず最適な量の
尿素系液体32を噴射することが可能になる。
【0016】噴射された尿素系液体は、排気ガスによっ
て加熱されて次のような化学反応により加水分解しアン
モニアを生じる。 (NH2)2・CO + H2O → CO2 + 2NH3 このアンモニアが選択還元型触媒24に流入すると、次
のような化学反応によりNO、NO2は還元されてNO
xの排出量を低減するとともに、最適な量の尿素系液体
32が噴射されることによりアンモニアの大部分が還元
剤として機能し、還元剤として使用されないアンモニア
が大気中に排出されるのを有効に防止することができ
る。 6NO + 4NH3 → 5N2 + 6H2O 6NO2 + 8NH3 → 7N2 + 12H2O なお、この実施の形態では、エンジンとしてターボ過給
機付ディーゼルエンジンを挙げたが、自然吸気型ディー
ゼルエンジンに本発明の排ガスを浄化する装置を用いて
もよい。
【0017】また、この実施の形態では、液体噴射ノズ
ル29及び触媒24間の排気管16、即ち排気管16内
の排ガス温度を検出する温度センサ43が触媒24の入
口に設けられた例を示したが、図5に示すように、排気
管16内の排ガス温度を検出する温度センサ53を触媒
24の出口近傍の排気管16に設けても良い。この場合
には、170℃未満の排ガス温度を温度センサ53が検
出したとき、コントローラ44が液体調整弁34をオフ
するように構成することが好ましい。このように温度セ
ンサ53を触媒24の出口近傍の排気管16に設けて
も、尿素が加水分解できない温度における尿素系液体3
2の噴射を回避することができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく
説明する。 <実施例1>図1に示すように、8000ccのターボ
過給機付ディーゼルエンジン11の排気管16に選択還
元型触媒24を設けた。また触媒24の排ガス上流側の
排気管16には尿素系液体32を噴射可能な液体噴射ノ
ズル29を設けた。なお、上記触媒24は銅ゼオライト
から成るものを用いた。液体噴射ノズル29には液体供
給管31の一端を接続し、この液体供給管31の他端を
液体タンク33に接続した。そして液体タンク33に比
重が1.20の尿素水溶液を尿素系液体32として貯留
した。そして液体タンク33に貯留された尿素水溶液3
2を、NO/尿素の当量比が1として噴射ノズル29か
ら噴射した。この場合の排ガス浄化装置によるNOxの
低減率とピークのリークアンモニアの濃度をディーゼル
13モードでそれぞれ測定した。その結果を図3及び図
4に示す。
【0019】<比較例1>実施例1と同一の排ガス浄化
装置を用い、比重が1.26の尿素水溶液を尿素系液体
32として、NO/尿素の当量比が1として噴射ノズル
29から噴射した。この場合の排ガス浄化装置によるN
Oxの低減率とピークのリークアンモニアの濃度をディ
ーゼル13モードでそれぞれ測定した。その結果を図3
及び図4に示す。 <評価>図3から明らかなように、比較例1ではNOx
の低減率が57%であるのに対して実施例1では65%
であり、僅かにその低減率を向上させることができた。
比較例1では、過剰のNH3が一部酸化してNOxが生
成された結果、NOxの低減率が低下したものと考えら
れる。一方、図4から明らかなように、比較例1ではア
ンモニアリーク濃度が30ppmであるのに対して、実
施例1では著しく少ない5ppmであった。よって、尿
素系液体の比重によりその噴射量を調整することによ
り、NOxの排出量を低減するとともに、アンモニアが
大気中に排出されるのを防止できることが判る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、噴
射ノズルから選択還元触媒に向かって噴射される尿素系
液体の比重を検出する比重センサを液体タンクに設け、
その比重センサの検出出力に基づいてコントローラが液
体調整弁を制御するように構成したので、コントローラ
が比重センサの検出出力から尿素系液体における尿素の
含有量を求め、その含有量に従って還元剤として必要な
尿素量から具体的な尿素系液体の噴射量を決定して噴射
ノズルから噴射する。この結果、尿素の含有量に関わら
ず最適な量の尿素系液体を噴射することが可能になる。
【0021】また、エンジンの回転速度を検出する回転
センサと、エンジンの負荷を検出する負荷センサと、排
ガスの温度を検出する温度センサとを更に備え、コント
ローラが比重センサ、回転センサ、負荷センサ及び温度
センサの各検出出力に基づいて液体調整弁を制御するよ
うに構成すれば、温度センサの検出出力によりコントロ
ーラが、尿素が加水分解できない排ガス温度であること
を検出したときに液体調整弁を遮断することにより尿素
系液体の無用な噴射を回避することができる。また、液
体調整弁を開放した場合には、コントローラが、回転セ
ンサ及び負荷センサの各検出出力に基づいて求められる
エンジンの運転状態から排気ガス中のNOx濃度を推定
し、このNOxを浄化するのに必要な還元剤としての尿
素量を求め、その尿素量に匹敵する尿素系液体を噴射ノ
ズルから噴射することにより、最適な量の尿素系液体を
噴射することができる。この結果、NOxの排出量を低
減するとともに、アンモニアが大気中に排出されるのを
有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のエンジンの排ガス浄化装置を
示す構成図。
【図2】尿素の含有量と尿素系液体の比重との関係を示
す図。
【図3】本発明実施実施例におけるNOx低減率を示す
図。
【図4】本発明実施実施例におけるアンモニアリーク濃
度を示す図。
【図5】本発明の別のエンジンの排ガス浄化装置を示す
構成図。
【符号の説明】
11 ディーゼルエンジン 16 排気管 24 選択還元型触媒 29 液体噴射ノズル 32 尿素系液体 33 液体タンク 34 液体調整弁 36 ポンプ(尿素系液体供給手段) 42 比重センサ 43,53 温度センサ 44 コントローラ 46 回転センサ 47 負荷センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G091 AA10 AA18 AA28 AB05 BA14 CA13 CA17 DA01 DA02 DB10 EA00 EA01 EA03 EA17 HA37 HB06 4D048 AA06 AB02 AC03 CC61 DA01 DA02 DA03 DA06 DA10 DA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(11)の排気管(16)に設けられた
    選択還元型触媒(24)と、 前記選択還元型触媒(24)より排ガス上流側の排気管(16)
    に設けられ前記選択還元型触媒(24)に向けて尿素系液体
    (32)を噴射可能な液体噴射ノズル(29)と、 前記液体(32)を貯留可能に構成された液体タンク(33)
    と、 前記タンク(33)に貯留された前記液体(32)を前記液体噴
    射ノズル(29)に液体調整弁(34)を介して供給する尿素系
    液体供給手段(36)と、 前記タンク(33)に設けられ前記液体(32)の比重を検出す
    る比重センサ(42)と、 前記比重センサ(42)の検出出力に基づいて前記液体調整
    弁(34)を制御するコントローラ(44)とを備えたエンジン
    の排ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 エンジン(11)の回転速度を検出する回転
    センサ(46)と、前記エンジン(11)の負荷を検出する負荷
    センサ(47)と、排気管(16)に設けられ排ガスの温度を検
    出する温度センサ(43)とを更に備え、コントローラ(44)
    が比重センサ(42)、前記回転センサ(46)、前記負荷セン
    サ(47)及び前記温度センサ(43)の各検出出力に基づいて
    液体調整弁(34)を制御するように構成された請求項1記
    載のエンジンの排ガス浄化装置。
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