JP2003232014A - 繊維強化樹脂製遮音パネルおよびその施工方法 - Google Patents

繊維強化樹脂製遮音パネルおよびその施工方法

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JP2003232014A JP2002030685A JP2002030685A JP2003232014A JP 2003232014 A JP2003232014 A JP 2003232014A JP 2002030685 A JP2002030685 A JP 2002030685A JP 2002030685 A JP2002030685 A JP 2002030685A JP 2003232014 A JP2003232014 A JP 2003232014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも設置時には、軽量で取扱性に優れ、
パネルのもととなる繊維強化樹脂製の外枠を設置後、適
正な単位重量を有する様々な物を充填する方法が採用で
き、大きな重機を必要としないばかりか、安価で、取付
工事が極めて容易でしかも、工期の短い施工が達成可能
な、優れた遮音パネルを提供する。 【解決手段】遮音パネルにおいて、該パネルの外枠を形
成する部分が、無機繊維および/または有機繊維からな
る補強繊維を重量含有率で少なくとも5%〜70%含ん
でいる繊維強化樹脂製であって、前記繊維強化樹脂によ
って形成された外枠の内部に、充填物を内包してなるこ
とを特徴とする繊維強化樹脂製遮音パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発生音源からの騒
音を遮音(防音を含む)する繊維強化樹脂製パネル(ボ
ードを含む)に関するものであって、鉄道用の高欄や道
路等の防音壁や、アパート、マンション等のベランダに
好適な繊維強化樹脂製遮音パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高架橋や高速道路に設置される
遮音壁は、通常、安価な現場打ちのコンクリート製のも
の、工場製作のコンクリート製ALCパネルやPCパネ
ルで構成される構造のものが大半であり、近年では、プ
ラスチック製(例えは、アクリル板、ポリカーボネート
板等)で構成される構造のものも採用されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート製の場合、特に現場打ちの場合は、骨材である砂
利や砂を均等に分散させることは困難であり、強度にム
ラがあったり、かつ内部補強筋が必要不可欠であり、特
に海砂を使用したためアルカリ性を有し、その鉄筋に発
生した錆により、亀裂がはいり、コンクリートが剥落す
るという問題が起こっており、様々な対応策が検討され
ているが、未だ有効な解決方法を見いだせないでいる。
同様に、工場製作による、均質なコンクリート製ALC
パネルやPCパネルによるパネルも採用されているが、
風圧に耐えるための金属支柱は必要であり、パネルその
ものの単価は安価でも、大型の重機が必要となり、必ず
しも施工費は安くならないという欠点がある。また、衝
撃に弱く、欠け剥落は避けられない。
【0004】一方、プラスチック製の場合では、そのも
の自体は軽量であるが、強度・剛性が小さいため、短い
間隔で、支柱や横梁が必要であり、施工費全体としては
必ずしも安価とはいえない。さらに、比較的短い期間で
の紫外線劣化による強度低下もあり、耐久性に問題があ
るという欠点を有している。
【0005】また、設置工事の観点からは、新設の場
合、パネル自体の重量が重くても、重機が使用でき、か
つ躯体の強度も予め設計できるため問題とはならない
が、架け替えの場合は、躯体自体の強度を増やすことは
できないため、設置時も設置後も軽量であることが望ま
しい。
【0006】本発明の課題は、少なくとも設置時には、
軽量で取扱性に優れ、パネルのもととなる繊維強化樹脂
製の外枠を設置後、適正な単位重量を有する様々な物を
充填する方法が採用でき、大きな重機を必要としないば
かりか、安価で、取付工事が極めて容易でしかも、工期
の短い施工が達成可能な、優れた遮音パネルを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、 (1)遮音パネルにおいて、該パネルの外枠を形成する
部分が、無機繊維および/または有機繊維からなる補強
繊維を重量含有率で少なくとも5%〜70%含んでいる
繊維強化樹脂製であって、前記繊維強化樹脂によって形
成された外枠の内部に、充填物を内包してなることを特
徴とする繊維強化樹脂製遮音パネル。
【0008】(2)前記外枠を形成する部分のマトリッ
クス樹脂が、難燃剤および制振剤の両方またはいずれか
一方を含む、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂からなる
ことを特徴とする(1)に記載の繊維強化樹脂製遮音パ
ネル。
【0009】(3)前記充填物が、無機質、有機質、汚
泥乾燥物、または焼却灰からなることを特徴とする
(1)または(2)に記載の繊維強化樹脂製遮音パネ
ル。
【0010】(4)前記無機繊維が、ガラス繊維、炭素
繊維から少なくとも1つが選ばれてなるものであること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化
樹脂製遮音パネル。
【0011】(5)前記有機繊維が、アラミド繊維、ポ
リアミド繊維、ポリエステル繊維から少なくとも1つが
選ばれてなるものであることを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
【0012】(6)前記繊維強化樹脂製外枠の厚みが1
〜10mmであって、前記繊維強化樹脂製遮音パネルの
全厚みが15〜200mmであることを特徴とする
(1)〜(5)のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音
パネル。
【0013】(7)前記外枠の内部にあって、高さ方向
および横方向、またはどちらか一方向に、10〜500
mmの間隔で、実質的に一体化してなる補強リブを有す
ることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載の
繊維強化樹脂製遮音パネル。
【0014】(8)前記外枠が、断面において少なくと
も2分割された構造体であることを特徴とする(1)〜
(7)のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
【0015】(9)前記繊維強化樹脂によって形成され
た外枠の内部に、井桁状構造体またはハニカム状構造体
を内包し、かつ少なくともその中空部分に前記充填物を
充填してなることを特徴とする(1)〜(8)のいずれ
かに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
【0016】(10)前記繊維強化樹脂によって形成さ
れた外枠および/または板状のスキン板の片面と実質的
に一体化してなる井桁状構造体またはハニカム状構造体
の空隙部に、少なくとも前記充填物を充填してなること
を特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載の繊維強
化樹脂製遮音パネル。
【0017】(11)前記遮音パネルの縦または横断面
形状が、波形、ハット形、もしくは円弧形であることを
特徴とする(1)〜(10)のいずれかに記載の繊維強
化樹脂製遮音パネル。
【0018】(12)前記外枠の外側に実質的に一体化
してなるスチフナを有することを特徴とする(1)〜
(11)のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネ
ル。
【0019】(13)前記繊維強化樹脂製遮音パネル
が、所定の間隔で設けた支柱に取り付けられていること
を特徴とする(1)〜(12)のいずれかに記載の繊維
強化樹脂製遮音パネル。
【0020】(14)前記繊維強化樹脂遮音パネルにお
いて、該パネルの繊維強化樹脂によって形成された外枠
を設置後、前記充填物を充填することを特徴とする
(1)〜(13)のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮
音パネルの施工方法。
【0021】本発明の遮音パネルにおいては、外表面
が、少なくとも繊維強化樹脂で形成されるので、基本的
に錆の発生の問題がなく、耐食性にも優れているので、
耐久性の大幅な向上が可能となり、耐用年数の大幅な延
長が可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を説明する。
【0023】本発明に係る繊維強化樹脂製遮音パネル
は、パネルの外枠(殻および単板形状のものも含む)を
形成する部分が、難燃剤および制振剤の両方またはいず
れか一方を含む、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂から
形成され、さらに、前記繊維強化樹脂によって形成され
た外枠の内部に、無機質、有機質、汚泥乾燥物、焼却灰
等からなる固形物、粉体、発泡体、水溶液やゲル状液
体、制振材等の充填物を内包した構造であるものからな
る。
【0024】前記遮音パネルの繊維強化樹脂部分の繊維
強化樹脂の補強繊維としては、用途、使用条件に応じ
て、適宜ガラス繊維、炭素繊維などからなる無機繊維
や、アラミド繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維
などの有機繊維などを用いることができる。また、用い
られる繊維の形態としては、例えば、繊維長が1〜3m
mである短繊維やマット、連続繊維からなるクロス、ス
トランドなどを好適に用いることができる。
【0025】ここで、軽量・高強度の繊維強化樹脂を得
るためには、炭素繊維が最も好ましいが、コストとのバ
ランスを取るため、ガラス繊維と炭素繊維が混合された
ハイブリッドのものも好ましい。炭素繊維を入れること
によって、振動減衰性が向上するため、特に鉄道高架橋
での使用に適している。
【0026】さらに用いる炭素繊維の種類は、炭素繊維
の高い強度・剛性を考えると、いかなるものでもよい
が、より低コストを考えると、いわゆるラージ・トウの
炭素繊維を用いるのが最も好ましい。
【0027】たとえば、炭素繊維糸1本のフィラメント
数が通常の10,000本未満のものではなく、10,
000〜300,000本の範囲のものが好ましく、よ
り好ましくは50,000〜150,000本の範囲に
あるトウ状の炭素繊維フィラメント糸を使用する方が、
樹脂の含浸性、補強繊維基材としての取扱い性、さらに
は補強繊維基材の経済性において、より優れるため、好
ましい。
【0028】また、必要に応じて、あるいは要求される
機械特性等に応じて、補強繊維の層を複数層に積層して
補強繊維基材を形成し、その補強繊維基材に樹脂を含浸
することができる。積層する補強繊維層には、一方向に
引き揃えた繊維層や織物層を適宜積層でき、その繊維配
向方向も、要求される強度の方向に応じて適宜選択でき
る。
【0029】次に、前記繊維強化樹脂部分のマトリック
ス樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ABS、PEEK、ポリイミドなどの熱
可塑性樹脂、あるいはエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂フェノール樹脂等の熱硬化
性樹脂を用いることができる。
【0030】前記樹脂中に、層状化合物(例えは、マイ
カ、二硫化モリブデン、窒化硼素など)や針状化合物
(例えは、ゾノトライト、チタン酸カリ、炭素繊維な
ど)、粒状および板状化合物(例えは、フェライト、タ
ルク、クレーなど)を添加することによって、無機物結
晶同士あるいは無機物とマトリックスとの相互運動によ
る摩擦熱への変換がなされ、上記フィラーを充填するこ
とによって弾性率と密度が増大し振動に対する抵抗がま
し制振特性が向上するため、列車運航時の高架橋の振動
や道路橋桁上での振動による遮音パネル自体の共振を低
減することができる。
【0031】また、例えは、水酸化アルミニウム、臭
素、無機質粉等をを添加すると難燃性を向上させること
ができ好ましい。なかでもフェノール樹脂はそれ自体で
難燃性に優れており、かつ安価であるため好ましく使用
される。とくにフェノール樹脂を用いると、優れた耐火
性が得られ好ましい。
【0032】上記これらの添加物は、マトリックス樹脂
自体がある程度の制振、自己消化性(難燃)機能を有す
るため、必ずしも必要ではないが、取り付ける箇所つま
り、火災による延焼を防ぐところ、振動伝播が著しいと
ころ等の状況に合わせて適宜選択すれば良い。
【0033】また、前記繊維強化樹脂製パネルの外枠
は、マトリックス樹脂よってあるいは補強繊維の形態に
よって、真空、ブロー、射出、スタンピング、BMC、
SMC、トランスファー成形、およびRTM、プレス、
引抜、ハンドレイアップ成形等の様々な成形方法を用い
て容易に形成することが可能である。
【0034】前者は、短繊維基材と熱可塑性樹脂または
熱硬化性樹脂との組合せにおいて、良く用いられるもの
であり、短繊維故に、強度・剛性が若干低いという弱点
はあるが、成形サイクルは短く製造費が安価で、構造体
としての機能を有する構造ための補強リブ等を容易に形
成できるためよく用いられる方法であり、プラスチック
単体よりも強度・剛性に優れるため、前記パネルの外枠
の形成に適している。
【0035】また後者は、長繊維基材と熱硬化性樹脂と
の組合せにおいて、良く用いられるものであり、前述同
様に補強リブを形成することは可能である、特に、簡易
RTMである真空注入含浸成形によれば、体積含有率等
を上げられ、強度、剛性の高いものが比較的安価で製造
できる利点がある。
【0036】さらに、本発明のパネルは、遮音を目的と
しており、遮音は、そのパネルの質量に影響されるた
め、繊維強化樹脂によって形成された外枠だけではその
機能を達成できない。つまりその内部を、無機質、有機
質、汚泥乾燥物、焼却灰等からなる固形物、粉体、発泡
体、水溶液やゲル状液体、制振材等の充填物を内包する
構造が好ましい。
【0037】その充填材には様々なものがあり、例え
ば、無機質としては、アルミニウム、銅などの金属粉、
ケイ石、けい藻土等のケイ酸質、アルミナ、マイカ、ク
レー等の礬土質類、炭酸カルシウム、石膏等の石灰質、
グラファイト、カーボンブラック等の炭化物の他、コン
クリート(セメント)、モルタル等があり、特にコンク
リート(セメント)にフェライト粒を混合することによ
って、電波吸収体パネルとしての機能も加わり好まし
い。
【0038】また、有機質としては、植物性、動物性で
あるリンター、リネン、木材(粉)、海藻粉末や、ポリ
アミド、ビスコース、アセテート等の合成樹脂などがあ
る。また、汚泥乾燥物、焼却灰は、埋没や煉瓦などの充
填剤として一部リサイクルされているが、厄介者であっ
て、処理場への搬送、埋立が殆どであり、処分費が高価
であるが、原料としては、極めて安価である。
【0039】また、制振材としては、粘弾性体(例え
は、ブチルゴム、ネオプレンゴム、ウレタンゴム等)ま
たはその粉体を含む樹脂や液体、その他、軟質塩化ビニ
ル樹脂,EVA、アスファルトなどがあり、もちろん前
記層状化合物や針状化合物、粒状および板状化合物を添
加した樹脂なども、充填剤とすることができる。この構
成のパネルは、振動減衰性(ダンピング)が大きく、振
動が激しい所で特に好適である。
【0040】充填材(内包物)の形態としては、前記無
機物または有機物を原料とする固体、粉体の他、ウレタ
ン、スチレン、フェノール樹脂などを原料とする発泡
体、水やポリビニルアルコール、エチレングリコール、
シリコン等の水溶液やゲル状液体などがあり、粉末状体
を樹脂で固めたものであっても良く、特にその形態を限
定するものではないが、比重の小さい形態である発泡
体、シラスバルーンやガラスバルーン等を混入した樹脂
やバルサ木材等を用いると軽量な遮音パネルを得ること
ができ好ましい。いずれにしても、充填物の価格、重
量、特性、取扱性などを加味して適宜選択するのが好ま
しい。もちろんそれらの組合せであっても良い。
【0041】本発明によれば、前記充填材を予め固めた
上に、繊維強化樹脂製外枠を形成することも可能である
が、外枠を形成後、例えば内部へ充填材を混入した発泡
ウレタン樹脂を注入し発泡しても良い。特に設置時の観
点からすれば後者の方法は、繊維強化樹脂製外枠である
ため、設置時には軽量で取扱性がよく、構造体を設置
後、前記充填物を充填すれば、より施工費を削減するこ
とという利点がある。この場合、外枠の内部に設けた補
強リブや、内包された井桁状構造体またはハニカム状構
造体においては、充填剤を充填する際、独立した空間と
ならないように、部屋間に貫通穴を設けることが重要で
ある。
【0042】次に、上記本発明の望ましい実施の形態を
図面を参照して、さらに詳しく説明する。
【0043】図1〜図12は、本発明の一実施態様に係
る繊維強化樹脂製遮音パネルを示している。
【0044】すなわち、図1は本発明の繊維強化樹脂製
遮音パネルの一実施例に係る斜視図であり、図2は繊維
強化樹脂製外枠の内部に補強リブを有する一形態を示し
た斜視図である。図3は、繊維強化樹脂製の外枠が2分
割された構造を示す別の実施例に係る断面図である。図
4は繊維強化樹脂製外枠の内部に、井桁状構造体(例え
はグレーチング構造や菓子折構造体など)またはハニカ
ム状構造体などの補強リブを内包した別の形態を示す斜
視図であり、図5、図6は繊維強化樹脂製の外枠あるい
はまたはスキン板の片側に、井桁状構造体またはハニカ
ム状構造体が実質的に一体化された別の形態を示す斜視
図である。また、図7〜9は本発明における遮音パネル
の別の断面形態を示す断面図である。図10は外部にス
チフナを有する繊維強化樹脂製遮音パネルの別の実施例
を示す断面図であり、図11および図12は繊維強化樹
脂製遮音パネルの一取付実施状況を示す断面図である。
【0045】図1において、1は、繊維強化樹脂製遮音
パネルであり、2は、繊維強化樹脂製外枠であり、その
内部に、無機質、有機質、汚泥乾燥物、焼却灰等からな
る固形物、粉体、発泡体、水溶液やゲル状液体、制振材
からなる充填材3を内包した構造を示している。
【0046】この構造において、繊維強化樹脂製外枠2
を形成する部分が、前述の無機繊維および/または有機
繊維である補強繊維を、重量含有率で少なくとも5%〜
70%含んでいる。この理由は、外枠構造としての形状
保持および要求される負荷(例えは、風圧、微少飛来物
の衝突等)に対する強度、面内剛性を確保するためであ
る。好ましくは、10〜60%の範囲にあると、必要な
機械特性(強度、剛性)を保持しつつ、マトリックス樹
脂の劣化をより防止できるからである。
【0047】さらに繊維強化樹脂製外枠の厚みが、好ま
しくは1〜10mmの範囲であるのは、内包する充填材
が固体、低発泡体である場合など、圧縮強度および剪断
剛性が大きい時は、厚みが薄くても構造体として、前記
負荷に耐えることができるが、反対に、充填物が粉体、
液体などの場合、圧縮強度および剪断剛性が期待できな
いため、繊維強化樹脂部分のみで前記負荷に耐える構造
とするためである。より好ましくは3〜7mmの範囲に
あると、前記補強繊維の含有量と相まって、必要な機械
特性が確保され、パネルとしての軽量化がより促進され
るからである。
【0048】また、繊維強化樹脂製遮音パネルの全厚み
は、15〜200mmの範囲にあることが好ましい。こ
の理由は、遮音(防音)特性が、質量則と密接な関係に
あり、パネル全体の密度が小さい場合は、大きな厚みを
必要とし、前記充填材を入れたパネルの場合はパネル自
体が重くなるため比較的薄いパネルで良い。高架橋に用
いられている100mmのブロック塀と同等またはそれ
以上の性能を得た本発明の実施例では、繊維強化樹脂の
厚みが3mmであり、30倍のウレタン発泡体を充填物
芯材としたパネルの全厚みは50mmのサンドイッチ構
造体である。パネル重量および発生する音の種類、周波
数帯、音圧レベルによって、適正な厚さ、充填物の種類
および形態を適宜選択することが好ましい。
【0049】図2は、繊維強化樹脂製外枠2の内部に補
強リブ4がある別の実施形態を示した斜視図である。さ
らに安価および軽量化を追求するならば、肉厚の薄い外
枠2と補強リブ4との組合せ構造とすると、外枠2の厚
みをさらに薄くできる利点がある。この構造において、
高さ方向および横方向の両方、または高さ方向および横
方向のどちらか一方向に設けられた補強リブ4の間隔
は、10〜500mmの範囲にある。その理由は、この
範囲にあると、支柱間の小梁を必要とせず、パネルのみ
での必要な強度、剛性を確保できる。
【0050】ここで、補強リブ4が高さ方向および横方
向の両方、または高さ方向および横方向のどちらか一方
向であるのは、支柱間隔やパネルに掛かる負荷によって
要求される強度、剛性の方向に応じて適宜位置に配置数
をも考慮して配置するのがこのましい。その補強リブ4
の間隔は、好ましくは、25〜450mmの範囲にあ
る。この範囲にあると、外枠の厚みを薄くでき、より軽
量化を図ることができ、必要な面剛性を確保できるから
である。ここで、内部の充填材3が、液状体、あるいは
粉末状体である時は、前記補強リブ4を有する構造とす
るのが好ましいが、粉末の充填材を樹脂などで固着した
り、充填材3が発泡体、木材、セメントやモルタル等で
ある場合は、それ自体で、芯材としての剪断剛性を有す
るため、必ずしも補強リブ4が必要ではなく、内部の充
填材の形態によって適宜選択できる。
【0051】また、前記繊維強化樹脂製外枠2は、図3
のように、2分割された構造であっても良い。また、2
分割以上の構造のものであってもよい。図3は、別々に
形成した繊維強化樹脂製外枠2a、2bが、ネジ5を介
して組み立てられたパネルの一例を示しており、4は補
強リブである。図のような構造にすれは、大量生産向き
の、SMC、射出、トランスファー成形が採用でき、補
強リブも容易に形成できる。もちろん、プレス成形等で
も良く、容易に中空構造体を得ることができる利点があ
る。例として、ネジで組立る構造としたが、プラモデル
のように外枠2と一体化した勘合ピンで組立る構造とし
て良く、接着剤で接着してもまた、それらを組み合わせ
ても良く、特に限定するものではない。
【0052】図4は、図2の補強リブ4の換わりに、繊
維強化樹脂製外枠2の内部に、井桁状構造体(例えはグ
レーチング構造や菓子折構造体など)またはハニカム状
構造体6を内包した構造を示したもので、図5、図6は
繊維強化樹脂製の外枠2aおよび/またはスキン板2b
の片側に、前記井桁状またはハニカム状構造体6が実質
的に一体化された形態を示したもので、少なくとも中空
部および空隙部7に充填材3が充填された構造である。
この構造によれば、よりパネルの剛性をより高くするこ
とができるため、さらにパネルの全体厚みを薄くつまり
軽量化がより促進されるとともに、パネルの固有振動数
を高くできる利点があり、その構造体の空間内に充填物
3を充填すれは、パネル内の空気共振を防ぎつつ、極め
て薄くかつ、軽量で遮音特性が良いパネルを得ることが
可能である。
【0053】ここで枠とは底(背)面と一体となった側
壁(側面の立ち上がり部)があり、スキン板は側壁がな
い板状の構造のものである。
【0054】また、前記井桁状またはハニカム状構造体
6は、金属製、熱可塑性樹脂製、繊維強化樹脂製のいず
れでも良く、例えは接着剤で、外枠および/またはスキ
ン板と一体化することによって、本構造のものを容易に
得ることができる。まお、図に示した充填物3は、繊維
強化樹脂製部分のみで、十分な質量がある場合は、前記
の理由から必ずしも必要ではない。
【0055】図7〜図9は、本発明における遮音パネル
別の形態を示しており、例えば、図7は波形断面を呈す
る繊維強化樹脂製遮音パネル1であり、図8はハット形
断面を呈する繊維強化樹脂製遮音パネル1であり、図9
は円弧形断面を呈する繊維強化樹脂製遮音パネル1であ
る。その形状は、他の断面形状であっても良く、特に限
定するものではない。構造体としての剛性、景観、意匠
性等々を加味して適宜選択することができる。
【0056】図10は、繊維強化樹脂製外枠2の外部
に、実質的に一体化してなるスチフナ8を有する繊維強
化樹脂製遮音パネル1の別の実施例を示しており、この
構造によれば、スチフナ8が前記のように補強リブの効
果を呈し、パネル全体としての剛性が高くなるため、パ
ネルの全体の厚みを薄くできるため、より軽量化が図れ
好ましい。
【0057】図11および図12は、繊維強化樹脂製遮
音パネルの取付例を示しており、前記の繊維強化樹脂製
遮音パネル1が、金属製または繊維強化樹脂製の支柱9
に勘合されてまたは挿入されて取り付けられた一実施形
態を示している。必ずしも本実施形態によるものではな
く、取り付ける状況および場所によって、適宜取付方法
を選択することが好ましい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遮音パネ
ルによれば、外枠部分を繊維強化樹脂層としたので、錆
の心配もなく、耐久性に優れ、安価でかつ、強度、耐衝
撃性、剛性に優れたものが得られる。
【0059】また、遮音パネルを外枠構造体としたた
め、その内部に様々な種類および形態の充填剤を充填で
き、要求される遮音、防音、振動特性にあわせて適宜選
択できる。特に、汚泥乾燥物、焼却灰等の産業廃棄物を
も利用できるため、さらに安価で、環境に優しいものを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る繊維強化樹脂製遮音
パネルの斜視図である。
【図2】本発明の内部に補強リブ部を有する遮音パネル
の斜視図である。
【図3】上下に分割された構造を示す遮音パネルの別形
態に係る断面図である。
【図4】井桁状またはハニカム状構造体を内包する遮音
パネルの斜視図である。
【図5】井桁状またはハニカム状構造体を付随する遮音
パネルの斜視図である。
【図6】井桁状またはハニカム状構造体を付随する遮音
パネルの斜視図である。
【図7】本発明における遮音パネルの別の断面形態を示
す断面図である。
【図8】本発明における遮音パネルの別の断面形態を示
す断面図である。
【図9】本発明における遮音パネルの別の断面形態を示
す断面図である。
【図10】外部にスチフナを有する繊維強化樹脂製遮音
パネルの斜視図である。
【図11】本発明の繊維強化樹脂製遮音パネルの一取付
実施形態を示す断面図である。
【図12】本発明の繊維強化樹脂製遮音パネルの一取付
実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:繊維強化樹脂製遮音パネル 2:繊維強化樹脂製外枠 2a、2b:繊維強化樹脂製外枠および/またはスキン
板 3:充填材 4:補強リブ 5:ネジ 6:井桁状およびハニカム状構造体 7:中空部および空隙部 8:スチフナ 9:支柱

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮音パネルにおいて、該パネルの外枠を形
    成する部分が、無機繊維および/または有機繊維からな
    る補強繊維を重量含有率で少なくとも5%〜70%含ん
    でいる繊維強化樹脂製であって、前記繊維強化樹脂によ
    って形成された外枠の内部に、充填物を内包してなるこ
    とを特徴とする繊維強化樹脂製遮音パネル。
  2. 【請求項2】前記外枠を形成する部分のマトリックス樹
    脂が、難燃剤および制振剤の両方またはいずれか一方を
    含む、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂からなることを
    特徴とする請求項1に記載の繊維強化樹脂製遮音パネ
    ル。
  3. 【請求項3】前記充填物が、無機質、有機質、汚泥乾燥
    物、または焼却灰からなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  4. 【請求項4】前記無機繊維が、ガラス繊維、炭素繊維か
    ら少なくとも1つが選ばれてなるものであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化樹脂製
    遮音パネル。
  5. 【請求項5】前記有機繊維が、アラミド繊維、ポリアミ
    ド繊維、ポリエステル繊維から少なくとも1つが選ばれ
    てなるものであることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  6. 【請求項6】前記繊維強化樹脂製外枠の厚みが1〜10
    mmであって、前記繊維強化樹脂製遮音パネルの全厚み
    が15〜200mmであることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  7. 【請求項7】前記外枠の内部にあって、高さ方向および
    横方向、またはどちらか一方向に、10〜500mmの
    間隔で、実質的に一体化してなる補強リブを有すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の繊維強化
    樹脂製遮音パネル。
  8. 【請求項8】前記外枠が、断面において少なくとも2分
    割された構造体であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  9. 【請求項9】前記繊維強化樹脂によって形成された外枠
    の内部に、井桁状構造体またはハニカム状構造体を内包
    し、かつ少なくともその中空部分に前記充填物を充填し
    てなることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
    の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  10. 【請求項10】前記繊維強化樹脂によって形成された外
    枠および/または板状のスキン板の片面と実質的に一体
    化してなる井桁状構造体またはハニカム状構造体の空隙
    部に、少なくとも前記充填物を充填してなることを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の繊維強化樹脂製
    遮音パネル。
  11. 【請求項11】前記遮音パネルの縦または横断面形状
    が、波形、ハット形、もしくは円弧形であることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載の繊維強化樹脂
    製遮音パネル。
  12. 【請求項12】前記外枠の外側に実質的に一体化してな
    るスチフナを有することを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネル。
  13. 【請求項13】前記繊維強化樹脂製遮音パネルが、所定
    の間隔で設けた支柱に取り付けられていることを特徴と
    する請求項1〜12のいずれかに記載の繊維強化樹脂製
    遮音パネル。
  14. 【請求項14】前記繊維強化樹脂遮音パネルにおいて、
    該パネルの繊維強化樹脂によって形成された外枠を設置
    後、前記充填物を充填することを特徴とする請求項1〜
    13のいずれかに記載の繊維強化樹脂製遮音パネルの施
    工方法。
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