JP2003231073A - 脚型移動ロボットの位置決め方法及び脚型移動ロボット - Google Patents

脚型移動ロボットの位置決め方法及び脚型移動ロボット

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JP2003231073A
JP2003231073A JP2002034404A JP2002034404A JP2003231073A JP 2003231073 A JP2003231073 A JP 2003231073A JP 2002034404 A JP2002034404 A JP 2002034404A JP 2002034404 A JP2002034404 A JP 2002034404A JP 2003231073 A JP2003231073 A JP 2003231073A
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Naoto Kawauchi
直人 川内
Manabu Tamura
学 田村
Hiroshi Sasaki
拓 佐々木
Hiroyuki Kanazawa
宏幸 金澤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易なセンサ構成で精度のよいロボット(足
先)の位置決めを行うことができる脚型移動ロボットの
位置決め方法及び脚型移動ロボットを提供する。 【解決手段】 階段11の手前でロボット歩行面8に位
置決めテープ10を配設し、且つ、ロボット1の足先
4,5の外側面4a,5aに取り付けて位置決めテープ
を足先の前後方向に沿って連続的に検出可能に構成した
センサ6,7を備え、これらのセンサによって位置決め
テープを検出し、この位置検出信号に基づいて足先の移
動方向(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(L
y 方向)及び前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位
置決めを行うようにする。また、センサは、両方の足先
の内側面に取り付けてもよく、片方の足先の外側面及び
内側面に取り付けてもよく、両方の足先の外側面及び内
側面に取り付けてもよく、更には足先の裏面に取り付け
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脚型移動ロボットの
位置決め方法及び脚型移動ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、2本の脚で歩行して移動する脚型
移動ロボットの開発が進められている。この脚型移動ロ
ボットは、車輪移動等の平面内走行を主体とする移動体
に比べて、その脚の機能を生かした移動が可能であり、
例えば前記移動体では困難な階段の昇降や段差の乗り越
えなどが可能である。
【0003】一方、脚型移動ロボットにおいて例えば階
段の昇降を実現するには、階段の手前に立った脚型移動
ロボット(足先)と階段との位置関係、即ち、階段昇降
の移動方向位置X、階段幅方向(左右方向)の位置Y、
及び、前記移動方向に対する傾きθの位置決めをする必
要がある。そして、かかるX,Y,θの位置決め制御
を、センサを用いて行う方法としては以下のような方法
が考えられる。
【0004】(1)2眼CCDカメラで階段等に貼って
ある複数のマークを検出することにより、3次元距離計
測と姿勢検出とを行って位置決め制御を行う方法。 (2)超音波センサやレーザセンサ等の距離センサを3
個設け、且つ、ロボットの歩行面側に反射板を設けて三
角測量により、ロボットの位置を計測して位置決め制御
を行う方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方法では十分な検出精度が得られず、また、外
乱光に影響されやすく、外乱光に対して弱い等の問題が
ある。上記(2)の方法では距離を計るための反射板が
必要になり、この反射板の配設に手間がかかるなどの問
題がある。
【0006】従って、本発明は上記の事情に鑑み、簡易
なセンサ構成で精度のよいロボット(足先)の位置決め
を行うことができる脚型移動ロボットの位置決め方法及
び脚型移動ロボットを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の脚型移動ロボットの位置決め方法は、2本の脚で
歩行して移動する脚型移動ロボットの位置決め方法にお
いて、ロボットの歩行面に直線状の位置決め部をその長
手方向がロボットの移動方向と直交するように配設し、
且つ、前記2本の脚の足先外側面、又は内側面の少なく
とも2箇所に取り付けて前記位置決め部を前記足先の前
後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセンサを備
え、これらのセンサによって前記位置決め部を検出し、
この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方向
(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(Ly
向)又は前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位置決
めを行うことを特徴とする。
【0008】また、第2発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第1発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは片方の足先の外側面ともう片
方の足先の外側面とに取り付けることを特徴とする。
【0009】また、第3発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第1発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは両方の足先の外側面及び内側
面に取り付けることを特徴とする。
【0010】また、第4発明の脚型移動ロボットは、2
本の脚で歩行して移動する脚型移動ロボットにおいて、
前記2本の脚の足先外側面、又は内側面の少なくとも2
箇所に取り付けて長手方向がロボットの移動方向と直交
するようにロボットの歩行面に配設した直線状の位置決
め部を前記足先の前後方向に沿って連続的に検出可能に
構成したセンサを備え、これらのセンサによって前記位
置決め部を検出し、この位置検出信号に基づいて前記足
先の前記移動方向(Lx 方向)、前記移動方向と直交す
る方向(Ly 方向)又は前記移動方向に対する傾き(θ
方向)の位置決めを行うように構成したことを特徴とす
る。
【0011】また、第5発明の脚型移動ロボットは、第
4発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは片方
の足先の外側面ともう片方の足先の外側面とに取り付け
たことを特徴とする。
【0012】また、第6発明の脚型移動ロボットは、第
4発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは両方
の足先の外側面及び内側面に取り付けたことを特徴とす
る。
【0013】また、第7発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロボ
ットの位置決め方法において、ロボットの歩行面に直線
状の位置決め部をその長手方向がロボットの移動方向と
直交するように配設し、且つ、前記2本の脚の足先の裏
面等の少なくとも2箇所に前記足先の一部として取り付
けて前記足先と一体化し前記位置決め部を前記足先の前
後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセンサを備
え、これらのセンサによって前記位置決め部を検出し、
この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方向
(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(Ly
向)又は前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位置決
めを行うことを特徴とする。
【0014】また、第8発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第7発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは片方の足先の外側面付近とも
う片方の足先の外側面付近とに取り付けることを特徴と
する。
【0015】また、第9発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第7発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは両方の足先の外側面付近及び
内側面付近に取り付けることを特徴とする。
【0016】また、第10発明の脚型移動ロボットは、
2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロボットにおい
て、前記2本の脚の足先の裏面等の少なくとも2箇所に
前記足先の一部として取り付けて前記足先と一体化し、
長手方向がロボットの移動方向と直交するようにロボッ
トの歩行面に配設した直線状の位置決め部を、前記足先
の前後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセンサ
を備え、これらのセンサによって前記位置決め部を検出
し、この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方
向(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(Ly
向)又は前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位置決
めを行うように構成したことを特徴とする。
【0017】また、第11発明の脚型移動ロボットは、
第10発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは
片方の足先の外側面付近ともう片方の足先の外側面付近
とに取り付けたことを特徴とする。
【0018】また、第12発明の脚型移動ロボットは、
第10発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは
両方の足先の外側面付近及び内側面付近に取り付けたこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0020】図1及び図2は本発明の実施の形態に係る
脚型移動ロボットの足先部分の構成を示す斜視図及び平
面図、図3は前記脚型移動ロボットの足先に取り付けた
センサの構成を示す斜視図である。また、図4は前記脚
型移動ロボットのLy 方向の位置決め手順を示す説明
図、図5及び図6は前記脚型移動ロボットのθ方向の位
置決め手順を示す説明図、図7は前記ロボットのLx
向の位置決め手順を示す説明図である。
【0021】図1及び図2に示すように、本実施の形態
の脚型移動ロボット(以下、単にロボットともいう)1
は2足歩行を行うための2本の脚2,3を有し、これら
の脚2,3の下端部に直方体状の足先4,5を備えてい
る。足先4,5はロボット1に備えた図示しない駆動装
置により脚2,3とともに駆動されて階段11の昇降方
向(Lx 方向)に交互に繰出される。このことによって
ロボット1はLx 方向に歩行(移動)する。また、ロボ
ット1は左右方向(Ly 方向)への移動や、その場での
旋回(方向転換)なども可能となっている。
【0022】そして、左の足先4の外側面4aにはセン
サ6が取り付けられ、右の足先5の外側面5aにはセン
サ7が取り付けられている。センサ6,7は何れも足先
4,5の前後方向の長さと同じ長さを有する長尺のもの
であり、その長手方向が足先4,5の前後方向に沿い、
且つ、センサ6,7の先端6a,6b及び後端が足先
4,5の先端4b,5b及び後端4c,5cに一致する
ように取り付けられている。なお、必ずしもセンサ6,
7の先端6a,7aと足先4,5の先端4a,5aの位
置や、センサ6,7の後端6b,7bと足先4,5の後
端4b,5bの位置は図示のように一致させなくてもよ
く、足先4,5の前後方向の長さとセンサ6,7の長さ
は等しくなくてもよい。
【0023】一方、ロボット1の歩行面8には直線状の
位置決め部としての位置決めテープ10が配設されてい
る。この位置決めテープ10は、ロボット1が階段11
を昇り始める前にロボット1(足先4,5)と階段11
との位置関係を位置決めするため、階段11の手前の所
定位置(位置決めをする位置)に配設されており、位置
決めテープ10の長手方向が階段11の幅方向(図2の
左右方向)と平行になっている。
【0024】位置決めテープ10の長さLt は、センサ
6,7の間隔Ls に略等しい(Lt≒Ls )、或いは、
センサ間隔Ls よりも若干長めに設定されている。ま
た、位置決めテープ10の長さLt は階段幅Lk よりも
短く設定されており、位置決めテープ10の左右両端1
0a,10bの階段幅方向位置が、前記左右両端11
a,11bの階段幅方向位置よりも内側に位置してい
る。
【0025】図2には階段11の手前において要求され
るロボット1の位置決め状態を示している。このとき、
階段11の前端11cからロボット1の足先4,5の先
端4b,5bまでの距離(Lx 方向の距離)は目標値L
x0となり、階段11の右端11bからロボット1の足先
5の外側面5aまでの距離(Ly 方向の距離)は目標値
y0となっている。また、ロボット1の足先4,5のロ
ボット移動方向(Lx方向)に対する傾きθ、即ち、足
先4,5の幅方向とロボット移動方向(Lx 方向)との
なす角度θは目標値θ0 (=90°)となっている。
【0026】また、このときの足先4,5に対する位置
決めテープ10の位置Ll1,Ll2及びLr1,Lr2は、そ
れぞれ目標位置L1 ,L2 に等しくなっている。Ll1
r1は位置決めテープ10からセンサ6,7の先端6
a,7aまでの距離、Ll2,L r2は位置決めテープ10
からセンサ6,7の後端6b,7bまでの距離である。
【0027】ロボット1に備えた図示しないロボット制
御装置では、図2に示すようにロボット1の足先4,5
の位置Lx ,Ly ,θが目標位置Lx0,Ly0,θ0 とな
るようにセンサ6,7の検出信号に基づいて位置決め制
御を行う。この位置決め制御の手順(アルゴリズム)に
ついては後述する。
【0028】図3に示すように、センサ6,7はホール
ICやレーザスイッチ(レーザ式ON/OFFスイッ
チ)などの検出素子12a,12b,12c,12d,
12e,12fを連続的に配設してなるものであり、こ
れらの検出素子12a〜12fにより位置決めテープ1
0を足先4,5の前後方向に沿って連続的に検出するこ
とができる。なお、ホールICの場合には位置決めテー
プ(磁気テープ)を検知すると出力電圧が高くなるた
め、この出力電圧が所定値以上になったときにONした
と判断する。
【0029】このセンサ6,7では、検出素子12a〜
12fの何れが位置決めテープ10を検出するかによっ
て足先4,5(センサ6,7)に対する位置決めテープ
10の位置、換言すれば、位置決めテープ10に対する
足先4,5(センサ6,7)の位置を知ることができ
る。図3に示す例では位置決めテープ10が検出素子1
2dの真下に位置しており、この検出素子12dのみが
位置決めテープ10を検知してONとなり、他の検出素
子12a〜12c,12e,12fは全てOFFとな
る。そしてロボット制御装置では、センサ6,7の全体
の長さと各検出素子12a〜12fの位置は予め入力さ
れて既知であるため、検出素子12dの検出信号(ON
信号)に基づいて位置決めテープ10の位置Ll1,Ll2
及びLr1,L r2を求めることができる。なお、実際には
ホールICなどの検出素子は例えば5mm程度のもので
あり、これを図示例のような6個に限らず、適宜の数だ
け連結してセンサ6,7を構成する。
【0030】[表1]に示すようにセンサ6,7として
は、磁気センサ、ホールIC、レーザスイッチ及びCC
Dカメラなどが適用可能であると考えられ、磁気センサ
及びホールICに対しては磁気テープ、レーザスイッチ
に対しては反射テープ、CCDカメラに対してはカラー
テープを位置決めテープ10として用いる。超音波セン
サを用いることも考えられるが、この場合にはセンサと
位置決めテープとが非常に近接しているために検出精度
が不十分となり、また、周囲の雑音に影響されることも
考えられる。なお、センサ6,7としては、必ずしも上
記のものに限定するものではなく、足先4,5の前後方
向に沿って連続的に位置決めテープ10を検出可能に構
成したものであればよい。
【0031】
【表1】
【0032】ここで、図4〜図7に基づき、位置決め制
御の手順(アルゴリズム) について説明する。位置決
め制御は図4に示すLy 方向の位置決め、図5に示すθ
方向の位置決め、図6に示すLx 方向の位置決めの順に
行う。
【0033】まず、センサ6,7の両方が同時に位置決
めテープ10を検出したか否かを確認する。その結果、
センサ6,7の何れか一方のみしか位置決めテープ10
を検出しない場合には、センサ6,7の両方が同時に位
置決めテープ10を検出するまで足先4,5をLy 方向
の一方又は他方に移動させる。
【0034】例えば、図4では左のセンサ6のみが位置
決めテープ10を検出し、右のセンサ7は位置決めテー
プ10から外れているために位置決めテープ10を検出
していない。この場合には足先4,5が右に寄り過ぎて
いると判断し、センサ6,7の両方が同時に位置決めテ
ープ10を検出するまで足先4,5を矢印AのようにL
y 方向の一方(左方向)に移動(横歩き)させる。かく
して、階段11の右端11bからロボット1の足先5の
外側面5aまでの距離(Ly 方向の距離)が目標値Ly0
となり、Ly 方向の位置決めが完了する。このときの足
先4,5の状態は例えば図5のようになる。
【0035】次に、センサ6,7の検出信号に基づいて
足先4,5の傾きθを求め、この傾きθが目標値θ0
なっているか否かを確認する。その結果、足先4,5の
傾きθが目標値θ0 になっていない場合には、その場で
足先4,5を旋回(足踏み)をさせることにより足先
4,5の傾きθが目標値θ0 となるようにする。
【0036】例えば図5及び図6には足先4,5が右に
傾いた状態を示している。これに対し、センサ6,7の
検出信号に基づいて得られる位置決めテープ10の位置
l1,Ll2及びLr1,Lr2を用いて、次の(1)式〜
(4)式により、足先4,5の所要旋回角度Δθを求め
る。
【0037】
【数1】
【0038】即ち、(1)式により、位置決めテープ位
置Lr1,Ll1とセンサ間隔Ls とから足先の傾きθ1
求め、且つ、(2)式により、位置決めテープ位置
l2,L r2とセンサ間隔Ls とから足先の傾きθ2 を求
める。その後、(3)式により、これらの足先の傾きθ
1 ,θ2 の平均値を計算して足先の傾きθを求める。な
お、必ずしも(3)式によってθ1 ,θ2 の平均値を求
める場合に限定するものではなく、θ1 又はθ2 の値
を、直接、θの値としてもよい。
【0039】そして、(4)式により、足先の傾きθと
目標値θ0 との差を計算して足先4,5の所要旋回角度
Δθを求め、この旋回角度Δθだけその場で足先4,5
を左回りに旋回させることにより、足先4,5の傾きθ
が目標値θ0 となるようにする。かくしてθ方向の位置
決めが完了する。このときの足先4,5の状態は例えば
図7のようになる。
【0040】最後に、センサ6,7の検出信号に基づい
て位置決めテープ10の位置Ll1,Ll2及びLr1,Lr2
を求め、これらのLl1,Lr1とLl2,Lr2とが、それぞ
れ目標値L1 と目標値L2 とになっているか否かを確認
する。その結果、位置決めテープ位置Ll1,Lr1
l2,Lr2が目標値L1 ,L2 になっていない場合に
は、足先4,5をLx 方向の一方(前方)又は他方(後
方)に移動させて、位置決めテープ10の位置Ll1,L
r1,Ll2,Lr2が目標値L1 ,L2 となるようにする。
なお、先の(4)式で求めた旋回角度Δθの旋回とLx
方向への移動は同時に行うこともできる。
【0041】例えば図7には足先4,5が前方側(階段
側)に寄り過ぎている状態を示している。これに対し、
センサ6,7の検出信号に基づいて得られる位置決めテ
ープ10の位置Ll1,Ll2及びLr1,Lr2を用いて、次
の(5)式より、Lx 方向の所要移動量ΔLx を求め
る。なお、所要移動量ΔLx は必ずしも(5)式によっ
て求める場合に限定するものではなく、(L1
r1)、(L2 −Lr2)、(L 1 −Ll1)又は(L2
l2)の何れかを、直接、所要移動量ΔLx の値として
もよい。
【0042】
【数2】
【0043】そして、この所要移動量ΔLx だけ後方へ
足先4,5を移動させて、位置決めテープ10の位置L
l1,Lr1,Ll2,Lr2が目標値L1 ,L2 となるように
する。かくして、階段11から足先4,5までの距離
(Lx 方向の距離)がLx0となり、Lx 方向の位置決め
が完了する。このときの足先4,5の状態は図2に示す
とおりである。なお、図2に示すように足先4,5の位
置決めが目標値Lx0,L y0,θ0 に収まるまで図3〜図
7に示す手順を必要に応じて何度か繰り返してもよい。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、ロボ
ット1の足先4,5にセンサ6,7を取り付け、これら
のセンサ6,7によって歩行面8に設けた位置決めテー
プ10を検出し、この位置検出信号に基づいて位置決め
を行うため、従来に比べて簡易なセンサ構成で精度よく
ロボット1の足先4,5の位置決めを行うことができ
る。
【0045】なお、上記では階段11を昇降する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、任意の場所
でのロボット(足先)の位置決めに適用することができ
る。例えば段差を乗り越える場合には、段差の手前に位
置決めテープを設け、この位置決めテープを足先に取り
付けたセンサで検出して位置決めを行えばよい。
【0046】また、上記では足先4,5の外側面4a,
5aにセンサ6,7を取り付けた場合について説明した
が、必ずしもこれに限定するものではなく、足先4,5
の外側面又は内側面の少なくとも2箇所にセンサを設け
ればよい。具体例としては、図8に示すように足先4,
5の内側面4d,5dにセンサ6,7を取り付けるこ
と、或いは、図9に示すように片方の足先5の外側面5
a及び内側面5dにセンサ6,7を取り付けることなど
が考えられる。この場合、図8及び図9に示すようにセ
ンサ6,7の間隔に合わせて位置決めテープ10の長さ
や配置を設定する。
【0047】なお、図8のように足先4,5の内側面4
d,5dにセンサ6,7を取り付ける場合や図9のよう
に足先5の外側面5a及び内側面5dにセンサ6,7を
取り付ける場合に比べて、図1のように足先4の外側面
4aと足先5の外側面5aにセンサ6,7を取り付ける
場合のほうがセンサ6,7の間隔Ls が広いため、足先
4,5の傾きθを求める場合などに精度が高くなり、有
利である。
【0048】また、図10に示すように片方の足先4の
外側面4a及び内側面4dにセンサ6A,6Bを取り付
け、且つ、もう片方の足先5の外側面5a及び内側面5
bにセンサ7A,7Bを取り付けてもよい。これらのセ
ンサ6A,6B,7A,7Bはセンサ6,7と同様の構
成のものである。この場合には図11に例示するような
何れの場合にも、少なくとも2個のセンサで位置決めテ
ープ10を検出して位置決め制御を行うことができる。
【0049】図11(a)は4個のセンサ6A,6B,
7A,7Bが全て位置決めテープ10を検出した状態で
あり、このときには例えば外側の2個のセンサ6A,7
Aの検出信号に基づいて位置決め制御を行えばよい。図
11(b)は片方の足先5に取り付けた2個のセンサ7
A,7Bのみが位置決めテープ10を検出した状態であ
り、この場合にはセンサ7A,7Bの検出信号に基づい
て位置決め制御を行えばよく、また、この位置決め制御
の途中で4個のセンサ6A,6B,7A,7Bが全て位
置決めテープ10を検出した状態となれば、その時点で
外側の2個のセンサ6A,7Aの検出信号に基づいて位
置決め制御を行うように切り換えてもよい。図11
(c)は足先4の内側面4dと足先5の内側面5dに取
り付けた2個のセンサ6B,7Bのみが位置決めテープ
10を検出した状態であり、この場合にはセンサ6B,
7Bの検出信号に基づいて位置決め制御を行えばよく、
また、この位置決め制御の途中で4個のセンサ6A,6
B,7A,7Bが全て位置決めテープ10を検出した状
態となれば、その時点で外側の2個のセンサ6A,7A
の検出信号に基づいて位置決め制御を行うように切り換
えてもよい。
【0050】このように両方の足先4,5の外側面4
a,5a及び内側面4d,5dにセンサ6A,6B,7
A,7Bを取り付けた場合には、より確実にロボット1
の足先4,5の位置決め制御を行うことができる。
【0051】また、上記ではセンサを足先の側面に取り
付けたが、これに限らず、足先の裏面等に足先の一部と
して取り付けて足先と一体化してもよい。例えば、図1
2では、センサ6は一方の足先4の裏面4eに歩行の妨
げとならないように足先4の一部として取り付けて(足
先4に内蔵して)足先4と一体化しており、センサ7は
他方の足先5の裏面5eに歩行の妨げとならないように
足先5の一部として取り付けて(足先5に内蔵して)足
先5と一体化している。
【0052】この場合にはセンサ6,7を壁等の側面に
ぶつけて破損させる心配がない。また、足幅が広がらな
いとう点でもロボットの歩行に有利となる。なお、図1
2ではセンサ6を足先4の外側面4a付近に取り付け、
センサ7を足先5の外側面5a付近に取り付けている
が、必ずしもこれに限定するものではなく、センサは足
先4,5の少なくとも2箇所に取り付ければよい。例え
ば、図示は省略するが、両方の足先の内側面付近にそれ
ぞれセンサ6,7を取り付けたり、片方の足先4又は5
の外側面付近と内側面付近とにそれぞれセンサ6,7を
取り付けたり、或いは、両方の足先4,5の外側面付近
及び内側面付近にそれぞれセンサ6A,6B及びセンサ
7A,7Bを取り付けてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、第1発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法によれば、2本の脚で歩行して移動する脚型移
動ロボットの位置決め方法において、ロボットの歩行面
に直線状の位置決め部をその長手方向がロボットの移動
方向と直交するように配設し、且つ、前記2本の脚の足
先外側面、又は内側面の少なくとも2箇所に取り付けて
前記位置決め部を前記足先の前後方向に沿って連続的に
検出可能に構成したセンサを備え、これらのセンサによ
って前記位置決め部を検出し、この位置検出信号に基づ
いて前記足先の前記移動方向(Lx 方向)、前記移動方
向と直交する方向(Ly 方向)又は前記移動方向に対す
る傾き(θ方向)の位置決めを行うようにしたため、従
来に比べて簡易なセンサ構成で精度よく脚型移動ロボッ
トの足先の位置決めを行うことができる。
【0054】また、第2発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法によれば、第1発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法において、前記センサは片方の足先の外側面と
もう片方の足先の外側面とに取り付けるため、両方の足
先の内側面にセンサを取り付ける場合や片方の足先の外
側面及び内側面にセンサを取り付ける場合に比べて、セ
ンサの間隔が広いため、足先の傾きを求める場合などに
精度が高くなり、有利である。
【0055】また、第3発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法によれば、第1発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法において、前記センサは両方の足先の外側面及
び内側面に取り付けるため、より確実に脚型移動ロボッ
トの足先の位置決め制御を行うことができる。
【0056】また、第4発明の脚型移動ロボットによれ
ば、2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロボットにお
いて、前記2本の脚の足先外側面、又は内側面の少なく
とも2箇所に取り付けて長手方向がロボットの移動方向
と直交するようにロボットの歩行面に配設した直線状の
位置決め部を前記足先の前後方向に沿って連続的に検出
可能に構成したセンサを備え、これらのセンサによって
前記位置決め部を検出し、この位置検出信号に基づいて
前記足先の前記移動方向(Lx 方向)、前記移動方向と
直交する方向(Ly 方向)又は前記移動方向に対する傾
き(θ方向)の位置決めを行うように構成したことによ
り、従来に比べて簡易なセンサ構成で精度よく脚型移動
ロボットの足先の位置決めを行うことができる。
【0057】また、第5発明の脚型移動ロボットによれ
ば、第4発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサ
は片方の足先の外側面ともう片方の足先の外側面とに取
り付けたことにより、両方の足先の内側面にセンサを取
り付ける場合や片方の足先の外側面及び内側面にセンサ
を取り付ける場合に比べて、センサの間隔が広いため、
足先の傾きを求める場合などに精度が高くなり、有利で
ある。
【0058】また、第6発明の脚型移動ロボットによれ
ば、第4発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサ
は両方の足先の外側面及び内側面に取り付けたことによ
り、より確実に脚型移動ロボットの足先の位置決め制御
を行うことができる。
【0059】また、第7発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法によれば、2本の脚で歩行して移動する脚型移
動ロボットの位置決め方法において、ロボットの歩行面
に直線状の位置決め部をその長手方向がロボットの移動
方向と直交するように配設し、且つ、前記2本の脚の足
先の裏面等の少なくとも2箇所に前記足先の一部として
取り付けて前記足先と一体化し前記位置決め部を前記足
先の前後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセン
サを備え、これらのセンサによって前記位置決め部を検
出し、この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動
方向(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(Ly
方向)又は前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位置
決めを行うようにしたため、従来に比べて簡易なセンサ
構成で精度よく脚型移動ロボットの足先の位置決めを行
うことができる。しかも、センサを壁等の側面にぶつけ
て破損させる心配がない。また、足幅が広がらないとう
点でもロボットの歩行に有利となる。
【0060】また、第8発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第7発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは片方の足先の外側面付近とも
う片方の足先の外側面付近とに取り付けるため、両方の
足先の内側面付近にセンサを取り付ける場合や片方の足
先の外側面付近及び内側面付近にセンサを取り付ける場
合に比べて、センサの間隔が広いため、足先の傾きを求
める場合などに精度が高くなり、有利である。
【0061】また、第9発明の脚型移動ロボットの位置
決め方法は、第7発明の脚型移動ロボットの位置決め方
法において、前記センサは両方の足先の外側面付近及び
内側面付近に取り付けるため、より確実に脚型移動ロボ
ットの足先の位置決め制御を行うことができる。
【0062】また、第10発明の脚型移動ロボットは、
2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロボットにおい
て、前記2本の脚の足先の裏面等の少なくとも2箇所に
前記足先の一部として取り付けて前記足先と一体化し、
長手方向がロボットの移動方向と直交するようにロボッ
トの歩行面に配設した直線状の位置決め部を、前記足先
の前後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセンサ
を備え、これらのセンサによって前記位置決め部を検出
し、この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方
向(Lx 方向)、前記移動方向と直交する方向(Ly
向)又は前記移動方向に対する傾き(θ方向)の位置決
めを行うように構成したことにより、従来に比べて簡易
なセンサ構成で精度よく脚型移動ロボットの足先の位置
決めを行うことができる。しかも、センサを壁等の側面
にぶつけて破損させる心配がない。また、足幅が広がら
ないとう点でもロボットの歩行に有利となる。
【0063】また、第11発明の脚型移動ロボットは、
第10発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは
片方の足先の外側面付近ともう片方の足先の外側面付近
とに取り付けたため、両方の足先の内側面付近にセンサ
を取り付ける場合や片方の足先の外側面付近及び内側面
付近にセンサを取り付ける場合に比べて、センサの間隔
が広いため、足先の傾きを求める場合などに精度が高く
なり、有利である。
【0064】また、第12発明の脚型移動ロボットは、
第10発明の脚型移動ロボットにおいて、前記センサは
両方の足先の外側面付近及び内側面付近に取り付けたた
め、より確実に脚型移動ロボットの足先の位置決め制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る脚型移動ロボットの
足先部分の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る脚型移動ロボットの
足先部分の構成を示す平面図である。
【図3】前記脚型移動ロボットの足先に取り付けたセン
サの構成を示す斜視図である。
【図4】前記脚型移動ロボットのLy 方向の位置合せの
手順を示す説明図である。
【図5】前記脚型移動ロボットのθ方向の位置決め手順
を示す説明図である。
【図6】前記脚型移動ロボットのθ方向の位置決め手順
を示す説明図である。
【図7】前記ロボットのLx 方向の位置決め手順を示す
説明図である。
【図8】センサの他の取り付け方法を示す説明図であ
る。
【図9】センサの他の取り付け方法を示す説明図であ
る。
【図10】センサの他の取り付け方法を示す説明図であ
る。
【図11】足先の状態を示す説明図である。
【図12】センサの他の取り付け方法を示す説明図であ
り、(a)は斜視図、(b)は裏面図である。
【符号の説明】
1 脚型移動ロボット 2,3 脚 4,5 足先 4a,5a 足先の外側面 4b,5b 足先の先端 4c,5c 足先の後端 4d,5d 足先の内側面 4e,5e 足先の裏面 6,6A,6B,7,7A,7B センサ 6a,7a センサの先端 6b,7b センサの後端 8 ロボットの歩行面 10 位置決めテープ 10a,10b テープ端 11 階段 11a,11b 階段の端 11c 階段の前端 12a〜12f 検出素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 拓 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 金澤 宏幸 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3C007 CS08 KT01 KV00 KV08 KX12 KX19 LT14 LT18 MT04 WA03 WA13 5H301 AA01 BB14 CC03 CC06 CC08 EE06 EE08 EE13 FF04 FF06 FF10 GG09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロ
    ボットの位置決め方法において、 ロボットの歩行面に直線状の位置決め部をその長手方向
    がロボットの移動方向と直交するように配設し、且つ、
    前記2本の脚の足先外側面、又は内側面の少なくとも2
    箇所に取り付けて前記位置決め部を前記足先の前後方向
    に沿って連続的に検出可能に構成したセンサを備え、こ
    れらのセンサによって前記位置決め部を検出し、この位
    置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方向、前記移
    動方向と直交する方向又は前記移動方向に対する傾きの
    位置決めを行うことを特徴とする脚型移動ロボットの位
    置決め方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する脚型移動ロボットの
    位置決め方法において、 前記センサは片方の足先の外側面ともう片方の足先の外
    側面とに取り付けることを特徴とする脚型移動ロボット
    の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する脚型移動ロボットの
    位置決め方法において、 前記センサは両方の足先の外側面及び内側面に取り付け
    ることを特徴とする脚型移動ロボットの位置決め方法。
  4. 【請求項4】 2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロ
    ボットにおいて、 前記2本の脚の足先外側面、又は内側面の少なくとも2
    箇所に取り付けて長手方向がロボットの移動方向と直交
    するようにロボットの歩行面に配設した直線状の位置決
    め部を前記足先の前後方向に沿って連続的に検出可能に
    構成したセンサを備え、これらのセンサによって前記位
    置決め部を検出し、この位置検出信号に基づいて前記足
    先の前記移動方向、前記移動方向と直交する方向又は前
    記移動方向に対する傾きの位置決めを行うように構成し
    たことを特徴とする脚型移動ロボット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する脚型移動ロボットに
    おいて、 前記センサは片方の足先の外側面ともう片方の足先の外
    側面とに取り付けたことを特徴とする脚型移動ロボッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載する脚型移動ロボットに
    おいて、 前記センサは両方の足先の外側面及び内側面に取り付け
    たことを特徴とする脚型移動ロボット。
  7. 【請求項7】 2本の脚で歩行して移動する脚型移動ロ
    ボットの位置決め方法において、 ロボットの歩行面に直線状の位置決め部をその長手方向
    がロボットの移動方向と直交するように配設し、且つ、
    前記2本の脚の足先の裏面等の少なくとも2箇所に前記
    足先の一部として取り付けて前記足先と一体化し前記位
    置決め部を前記足先の前後方向に沿って連続的に検出可
    能に構成したセンサを備え、これらのセンサによって前
    記位置決め部を検出し、この位置検出信号に基づいて前
    記足先の前記移動方向、前記移動方向と直交する方向又
    は前記移動方向に対する傾きの位置決めを行うことを特
    徴とする脚型移動ロボットの位置決め方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載する脚型移動ロボットの
    位置決め方法において、 前記センサは片方の足先の外側面付近ともう片方の足先
    の外側面付近とに取り付けることを特徴とする脚型移動
    ロボットの位置決め方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載する脚型移動ロボットの
    位置決め方法において、 前記センサは両方の足先の外側面付近及び内側面付近に
    取り付けることを特徴とする脚型移動ロボットの位置決
    め方法。
  10. 【請求項10】 2本の脚で歩行して移動する脚型移動
    ロボットにおいて、 前記2本の脚の足先の裏面等の少なくとも2箇所に前記
    足先の一部として取り付けて前記足先と一体化し、長手
    方向がロボットの移動方向と直交するようにロボットの
    歩行面に配設した直線状の位置決め部を、前記足先の前
    後方向に沿って連続的に検出可能に構成したセンサを備
    え、これらのセンサによって前記位置決め部を検出し、
    この位置検出信号に基づいて前記足先の前記移動方向、
    前記移動方向と直交する方向又は前記移動方向に対する
    傾きの位置決めを行うように構成したことを特徴とする
    脚型移動ロボット。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載する脚型移動ロボッ
    トにおいて、 前記センサは片方の足先の外側面付近ともう片方の足先
    の外側面付近とに取り付けたことを特徴とする脚型移動
    ロボット。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載する脚型移動ロボッ
    トにおいて、 前記センサは両方の足先の外側面付近及び内側面付近に
    取り付けたことを特徴とする脚型移動ロボット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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