JP2003230651A - 腕及び膝用サポータ - Google Patents

腕及び膝用サポータ

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JP2003230651A
JP2003230651A JP2002034466A JP2002034466A JP2003230651A JP 2003230651 A JP2003230651 A JP 2003230651A JP 2002034466 A JP2002034466 A JP 2002034466A JP 2002034466 A JP2002034466 A JP 2002034466A JP 2003230651 A JP2003230651 A JP 2003230651A
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knee
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JP2002034466A
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English (en)
Inventor
Masanao Mizuno
正直 水野
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Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕や膝の適所に装着し易く、ズレることなく
適所に安定的に圧力を付与し得る腕及び膝用サポータの
提供。 【解決手段】 弾性材帯状体からなる伸縮部2と非伸縮
材料からなる非伸縮部3とを有するバンド本体1Aと、
該バンド本体に設けられ該バンド本体巻き締め時に皮膚
に圧接されるパッド部4と、該バンド本体に設けられ、
該バンド本体を腕又は膝に巻き締め・取り外し自在に取
り付ける取付手段5,6,7とを有し、該パッド部の少
なくとも一方側に該非伸縮部が配されたことを特徴とす
る腕及び膝用サポータ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、テニスエルボー等
の肘又はその近傍の炎症や痛みの発生防止及び炎症発生
時の苦痛軽減のために腕に用いられ、または膝又はその
近傍の炎症や痛みの発生防止及び炎症発生時の苦痛軽減
のために膝に用いられるサポータに関する。 【0002】 【従来の技術】テニスエルボー(テニス肘)は、異常挫
傷による上腕骨の側方上顆から前腕の伸筋に起こる慢性
の炎症であり、テニスに限らず前腕を使用するスポーツ
プレーヤーに起こる症例である。 【0003】従来、この種の目的で用いられるサポータ
としては、例えば実開昭59−6862号公報に記載さ
れたテニス用前腕サポータが提案されている。同公報に
記載されたサポータは、扁平棒状の当て木と、その一端
側に固定された手首用バンドと、他端側に固定された前
腕上部用バンドとを備え、これらのバンドをそれぞれ手
首及び前腕上部に締め付けることによって使用される。
また同公報には、このサポータを用いるとテニスを行う
際、前腕のねじれが抑止されるとともに、ラケットにボ
ールが当たった時の衝撃・振動が当て木及びバンドで受
けられ、前腕へかかる衝撃が緩和されることが記載され
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサポータは、大型で、当て木が外観視されるために
装着しているのが人目につき易く、また痛々しい感じを
与え、ファッション性を欠いているため、一般には使用
しにくい。また装着に際し、2つのバンドを腕に締め付
けなければならないため、利き腕に自分一人で装着する
のが困難であった。このような点から、上記従来技術に
よるサポータはファッション性、使用利便性を欠くとい
う問題があった。 【0005】さらに、テニスエルボーの治療には、炎症
部にかかる圧力を軽減するために、炎症部から2〜3c
m離れた部位にバンド状のサポータを巻き締めることが
有効とされている。しかし、この従来のサポータは、当
て木がバンドの外側に位置しており、バンドを腕に締め
付けても、当て木が腕の筋肉を圧迫するように作用しな
いので、テニスエルボーの治療及び予防の効果が十分に
得られないという問題があった。 【0006】また、上記とは別のテニスエルボー防止用
のサポータとして、全体的に弾性を有する材料、例え
ば、ゴムのバンドやゴム糸を含む伸縮性織布などからな
る環状のバンド、あるいは伸縮性バンドに圧接部材(パ
ッド部)や巻き付け時の締め付け力を調節可能な綿ファ
スナー等を付加した周知のサポータを用いる場合があ
る。しかし、このように全体的に弾性を有する伸縮性バ
ンドを備えたサポータは、腕に巻き付けて締める際、筋
肉全体が締め付け方向に引っ張られ、締め付け難いとい
う問題があった。さらに、この伸縮性バンドを備えたサ
ポータは、腕に巻き締めて装着した後、パッド部が伸縮
性のバンドにより支持されて腕に圧接しているので、パ
ッド部が片寄り易く、パッド部による圧力が分散し易い
問題があった。 【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、腕や膝の適所に装着し易く、ズレることなく適所に
安定的に圧力を付与し得る腕及び膝用サポータの提供を
目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、弾性材帯状体からなる伸縮部と非伸縮材
料からなる非伸縮部とを有するバンド本体と、該バンド
本体に設けられ該バンド本体巻き締め時に皮膚に圧接さ
れるパッド部と、該バンド本体に設けられ、該バンド本
体を腕又は膝に巻き締め・取り外し自在に取り付ける取
付手段とを有し、該パッド部の少なくとも一方側に該非
伸縮部が配されたことを特徴とする腕及び膝用サポータ
を提供する。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a),(b)は本発明の腕
及び膝用サポータ(以下、サポータと略記する)の一実
施形態を示す図であり、図2はこのサポータ1の取り付
け方法を説明するための図であり、さらに図3はサポー
タ1の腕への取付状態を示す図である。なお、本実施形
態では、本発明にかかるサポータの一例として、テニス
エルボーの痛み改善及び予防用に前腕に装着されるサポ
ータを例示している。 【0010】このサポータ1は、弾性材帯状体からなる
伸縮部2と非伸縮材料からなる非伸縮部3とを有するバ
ンド本体1Aと、該バンド本体1Aに設けられ該バンド
本体1A巻き締め時に皮膚に圧接されるパッド部4と、
該バンド本体1Aに設けられ、該バンド本体1Aを腕に
巻き締め・取り外し自在に取り付けるための綿ファスナ
ー5,6及びリング部材7からなる取付手段とから構成
されている。 【0011】バンド本体1Aは、腕に巻き締めるために
十分な長さと、パッド部4を腕に圧接させるために十分
な幅を有している。その寸法は特に限定されないが、一
般成人用のサポータ1の場合、全長30〜45cm程
度、幅3〜6cm程度とするのが好ましい。図1(a)
は、バンド本体1Aの皮膚と接しない側(以下、表面側
という)を示し、また図1(b)は、バンド本体1Aの
皮膚と接する側(以下、裏面側という)を示す。 【0012】バンド本体1Aの伸縮部2は、天然ゴムや
各種合成ゴムのような弾性材料からなり、一方の側(図
1(a)に示す表面側)には綿ファスナー5,6が接合
されている。この伸縮部2は、ゴム等の弾性材料からな
る適当な厚さ(通常は1〜3mm程度)のシートを裁断
して形成してもよいし、あるいはゴム糸を織り込んだ伸
縮性織布で形成してもよい。この伸縮部2の弾性は、バ
ンド本体1Aを腕に巻き締める際に、ズレることなく適
度な弾性感を与えるとともに、非伸縮部3とパッド部4
とを介して適当な押圧力を腕に付与できるように設定さ
れる。この伸縮部2の長さはバンド本体1A全体の60
〜80%程度とするのが好ましい。なお、この伸縮部2
には、汗や熱を外部に逃がす多数の孔を形成することも
できる。 【0013】バンド本体1Aの非伸縮部3は、伸縮性の
無い織布等から作られており、好ましくは伸縮部2より
も皮膚に対して摩擦の小さい材料で作られている。本実
施形態において、非伸縮部3はパッド部4の両側と伸縮
部2との間に接続されている。この非伸縮部3の材質は
特に限定されず、綿等の天然繊維や各種の合成繊維の織
布で形成することができる。この非伸縮部3の長さ(パ
ッド部4を除いた長さ)は、3〜6cm程度とするのが
好ましい。この非伸縮部3は、皮膚の汗や熱を外部に逃
がせるように通気性の良好な織布で形成してよく、また
外面に付着した水分は弾いて内部にしみ込まないが、水
蒸気は透過するような選択透過性を有する素材で形成し
てもよい。 【0014】パッド部4は、バンド本体1Aの非伸縮部
3中央の裏面側に固定されている。このパッド部4は、
バンド本体1Aを腕に巻き締めた際に腕を局部的に押圧
するためのものである。パッド部4の材質は特に限定さ
れず、発泡樹脂成形体、ゴムなどの弾性体、合成樹脂、
木材や硬質樹脂の板を軟質合成樹脂で被覆した積層体な
どで構成することができる。パッド部4の大きさは特に
限定されないが、バンド本体4と同じ幅とし、長さ2〜
6cm、厚さ5〜10mm程度とするのが望ましい。パ
ッド部4の裏面側(図1(b)に示す面側)は、非伸縮
部3よりも皮膚に対する摩擦が大きな材料、例えばゴム
や軟質合成樹脂などを配し、パッド部4がズレにくい用
に構成することができる。 【0015】本実施形態において、バンド本体1Aを腕
に巻き締めて取り付けるための取付手段としては、伸縮
部2の表面側(図1(a)で示す面側)に設けられた綿
ファスナー5,6と、非伸縮部3の一端に設けられたリ
ング部材7とからなっている。なお、取付手段として
は、本例示に限定されることなく、各種のバンド(胴部
に付けるバンドや時計バンド等)において締め付け強度
調整可能な周知の締結手段、あるいはファスナーやホッ
クなどを用いてもよい。 【0016】この例示において、綿ファスナー5,6
は、端部側の綿ファスナー5を他部の綿ファスナー6に
押し付けることで、両者が引き剥がし可能に接合される
ようになっている。またリング部材7は、軽量な合成樹
脂で形成されている。このリング部材7は、非伸縮部3
の一端をリング部材7に通して該一端を非伸縮部3に縫
合することで非伸縮部3に取り付けられているが、リン
グ部材7の取付方法はこれに限定されない。 【0017】本例示による取付手段は、図2に示すよう
に、バンド本体1Aの伸縮部2側端部(綿ファスナー5
のある部分)をリング部材7に通し、適当な巻き締め力
が得られるまで該端部を引っ張り、その綿ファスナー5
を他方の綿ファスナー6に押し付けて固定する簡単な操
作で装着することができる。従って、このサポータ1の
装着は、使用者自身で簡単に行うことができ、特にバン
ド端部を引っ張って押し付けるだけで装着できるので、
自分自身が利き腕に装着する場合でも簡単に取り付ける
ことができる。 【0018】図3は、上述した本例示のサポータを前腕
に装着した状態を示している。テニスエルボーの痛みの
軽減あるいはその予防のためには、炎症部から2〜3c
m離れた(先端側の)部位を保持することが有効であ
り、このサポータ1では、炎症発生部の近傍に適度な圧
力でパッド部4を皮膚に圧接することで、テニスエルボ
ーの痛みの軽減あるいはその予防の効果を持たせてい
る。さらに、このサポータ1は、パッド部4が伸縮部2
に直接接続されておらず、パッド部4の両側が非伸縮部
3を介して伸縮部2につながっているので、バンド本体
1Aを腕に巻き、その端部をリング部材7を通して引っ
張る際に、パッド部4の両側は伸縮せず、パッド部4を
所望の位置に当てたまま、バンド本体1Aを引っ張って
腕に締め付けることができ、正確かつ簡単な巻き締めが
できる。さらに、パッド部4の両側が非伸縮部3を介し
て伸縮部2につながっているので、パッド部4が片寄り
難く、パッド部4による圧力が集中して接触部に加えら
れるので、テニスエルボーの痛みの軽減あるいはその予
防の効果が高い。 【0019】なお、本実施形態は、テニスエルボーの痛
み軽減または予防用に、腕に装着されるタイプのサポー
タを例示したが、本発明のサポータは腕用に限定される
ものではなく、膝関節部又は近傍が炎症を生じる場合の
痛みの軽減のため、又は膝関節痛の炎症発生防止用に、
膝又は膝近傍に装着するタイプに適用することができ
る。該サポータを膝用に適用する場合、上述した一実施
形態において記載した各部の寸法は、腕用から膝用にす
るために適宜変更できることは言うまでもない。膝用に
適用したサポータにおいても、上記のサポータ1と同様
の作用効果を得ることができる。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、腕や膝の適所に装着し
易く、ズレることなく適所に安定的に圧力を付与し得る
腕及び膝用サポータを提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態を示し、(a)はサポー
タの平面図、(b)はその裏面図である。 【図2】 同じサポータの取り付け方法を示す斜視図で
ある。 【図3】 同じサポータの腕への取付状態を示す斜視図
である。 【符号の説明】 1 サポータ(腕及び膝用サポータ) 1A バンド本体 2 伸縮部 3 非伸縮部 4 パッド部 5,6 綿ファスナー(取付手段) 7 リング部材(取付手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 弾性材帯状体からなる伸縮部と非伸縮材
    料からなる非伸縮部とを有するバンド本体と、該バンド
    本体に設けられ該バンド本体巻き締め時に皮膚に圧接さ
    れるパッド部と、該バンド本体に設けられ、該バンド本
    体を腕又は膝に巻き締め・取り外し自在に取り付ける取
    付手段とを有し、該パッド部の少なくとも一方側に該非
    伸縮部が配されたことを特徴とする腕及び膝用サポー
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017540A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Daiya Industry Co 肘用サポータ
KR101739520B1 (ko) 2017-01-26 2017-05-24 이석규 근육통증 완화장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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