JP2003230202A - 車両用インバータの制御方法およびインバータ制御器 - Google Patents

車両用インバータの制御方法およびインバータ制御器

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誠司 石田
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Tetsuo Kojima
徹郎 児島
Kiyoshi Nakada
仲田  清
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Abstract

(57)【要約】 【課題】停止直前に回生ブレーキ力が低下し、空気ブレ
ーキが動作すると、ブレーキ力の不足により所定の停止
位置を通過したり、ブレーキ力の急激な変化によるショ
ックが発生することを回避するインバータの制御器と制
御方法を提供する。 【解決手段】フィルタコンデンサ電圧が基準値を越え、
かつインバータから架線の方向に所定値以上の電力また
は電流が送られる場合に、トルク指令またはトルク電流
指令の大きさを減じて回生電力を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用インバータ
とその制御方法に関し、特に低速域での回生ブレーキ力
低下を回避し、空気ブレーキの起動に伴うショックを抑
制する車両用インバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のインバータによる車両駆動シ
ステムを図5に示す。架線1からパンタグラフ2を介し
て受電した直流は、受電フィルタ3を介してインバータ
4に入力される。受電フィルタ3は、フィルタリアクト
ル3aとフィルタコンデンサ3bを備えており、インバ
ータ4からのリプル電流を平滑化する。インバータ制御
器14は、速度検出器8が検出したモータ速度信号と、
交流電流検出器9が検出したインバータ出力電流iu,
ivと、直流電流検出器10が検出したインバータ入力
電流idcと、直流電圧検出器11が検出したフィルタ
コンデンサ3bの電圧ecとに基づいて、ゲートパルス
信号Gpを生成し、インバータ4に送る。インバータ4
は、インバータ制御器14から送られるゲートパルス信
号Gpに従ってスイッチングを行い、可変電圧,可変周
波数の交流電圧を発生して誘導電動機5に供給する。誘
導電動機5は、インバータ4から供給された交流電圧に
よりトルクを発生し、図示していないギアを介して車輪
6を駆動する。
【0003】車両にブレーキをかける場合、主幹制御器
12は、運転士のブレーキノッチ操作をブレーキノッチ
指令に変換し、ブレーキ制御器13に送る。ブレーキ制
御器13は、ブレーキノッチ指令からブレーキ力を演算
し、ブレーキ力指令を生成する。インバータ駆動の電気
車両では、空気ブレーキと電力回生ブレーキを併用して
いるが、ブレーキ力指令はまず、インバータ制御器14
に送られる。インバータ制御器14は、発生可能な回生
ブレーキ力をブレーキ制御器13に返す。ブレーキ指令
通りの回生ブレーキ力を発生できる場合には、車両は回
生ブレーキのみにより減速される。
【0004】後述するように、回生電力が絞り込まれた
り、回生が失効すると、インバータだけではブレーキ指
令通りのブレーキ力を発生できない。この場合、ブレー
キ制御器13は空気ブレーキ15に、不足分のブレーキ
力指令を送る。空気ブレーキ15は、空気圧によりブレ
ーキシューを車輪6に押しつけ、車両の運動エネルギー
を熱に変換してブレーキ力を得て、常にブレーキ指令通
りのブレーキ力を発生する。
【0005】ここで、従来技術のインバータ制御器14
の構成を図6に示す。速度演算器101は、速度検出器
8の出力パルスからモータ速度Frを演算する。電流演
算器102は、交流電流検出器9により検出したU相電
流iuとV相電流ivとから、励磁電流idとトルク電
流iqとを演算する。電流指令演算器103は、ノッチ
指令と、直流電圧検出器11により検出されたフィルタ
コンデンサ電圧ecと、インバータ周波数指令F1*
から、励磁電流指令id0* とトルク電流指令iq0*
とを演算する。電流制御器104は、励磁電流指令id
* と、トルク電流指令iq0* と、励磁電流idと、
トルク電流iqとから、励磁電流指令id* と、トルク
電流指令iq* とを生成する。周波数演算器105は、
周波数指令F1* を生成し、F1* は積分器106によ
り位相指令θ* に変換される。電圧指令演算器107
は、周波数指令F1* と、励磁電流指令id* と、トル
ク電流指令iq* とを用いて、電圧指令|v|と、偏角
δとを生成する。PWM制御器108は、電圧指令|v
|と、偏角δと、位相指令θ* とに基づいてゲートパル
ス指令Gpを生成し、インバータ4に送る。
【0006】回生ブレーキは、駆動に用いるモータを発
電機として利用し、車両の運動エネルギーを電力に変換
して架線1に送り返す。送り返された電力は、他の車両
で消費されるが、電力を消費する車両が存在しない場合
には、送り返す先のなくなった自車の回生電力により、
フィルタコンデンサ電圧ecが上昇する。そこで回生電
力絞り器200は、フィルタコンデンサ3bの電圧ec
が絞り込み開始電圧Ec0を越えた場合には、直流電圧
制御器201で、フィルタコンデンサ電圧ecの超過量
に応じたトルク電流絞り量Δiq0* を算出する。これ
をトルク電流指令iq0*(iq0*<0)に加算するこ
とにより、回生電力を絞り込み、フィルタコンデンサ3
bの電圧ecの上昇を抑制する。フィルタコンデンサ3
bの電圧ecがさらに上昇し、過電圧保護レベルEc1
に達した場合には、インバータを停止して回生を失効
し、装置を保護する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、低速度
域では空気ブレーキと電気ブレーキを併用しており、停
止直前は空気ブレーキのみで制動していたが、乗り心地
や保守性を向上するため、停止まで電気ブレーキのみで
制動する方法が広まりつつある。回生が失効したり、回
生電力が絞り込まれると、不足するブレーキ力を補うた
めに空気ブレーキが動作を開始するが、空気ブレーキが
指令通りのブレーキ力を発生するまでには1秒近い遅れ
がある。このため、停止直前で空気ブレーキが動作を開
始すると、ブレーキ力の不足により所定の停止位置を通
過したり、ブレーキ力の急激な変化によるショックが発
生する。
【0008】ブレーキ時の速度と電力との関係を図4に
示す。基本的に、力行時には架線から車両に電力が送ら
れる。また回生ブレーキ動作時には、車両の運動エネル
ギーが電力に変換され(制動電力)、車両から架線に電
力が送られる。一方、モータやインバータの損失,車内
で使用する補助電源等により、速度域によらず、常に電
力が消費されている。低速度域では、これらの消費電力
がブレーキにより発生する制動電力を上回るため、回生
ブレーキの動作中であっても、架線電流の極性は正、す
なわち架線から車両に向かって電力が送られている。こ
の状態では、自車の回生ブレーキの動作を継続しても、
フィルタコンデンサ3bの電圧ecを上昇させることは
なく、架線電圧の上昇は、他の車両の回生ブレーキ動作
に起因することになる。よって、フィルタコンデンサ3
bの電圧ecが過電圧保護電圧Ec1を下回っていれ
ば、架線電流の極性が負とならない限り、回生ブレーキ
指令を絞り込む必要はない。
【0009】従来技術は、フィルタコンデンサ3bの電
圧ecの上昇のみを検知して、回生電力の絞り込みを行
っていたため、本来必要のない絞り込みや回生失効を生
じ、空気ブレーキの起動による悪影響を及ぼしていた。
【0010】本発明の目的は、低速域での回生ブレーキ
力低下を回避し、空気ブレーキの起動に伴うショックを
抑制する車両用インバータの提供である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用インバー
タの制御装置では、インバータ入力電流idcを検出す
る手段を設け、フィルタコンデンサ3bの電圧ecが絞
り込み開始電圧Ec0を越え、かつインバータ入力電流
idcの極性が負で、絶対値が所定値以上の場合のみ回
生電力を絞り込むようにすれば、回生ブレーキの停止
と、空気ブレーキの突然の起動によるショックを抑制す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て詳細に説明する。
【0013】(実施例1)本実施例を図1に示す。図1
の回生電力絞り器300が、図6に示した従来技術との
相違点である。本実施例の回生電力絞り器300を構成
する直流電圧比較器301の動作は、図6に示した従来
技術の直流電圧制御器201の動作と同様である。本実
施例の回生電力絞り器300を構成する直流電流比較器
302は、インバータ入力電流idcと所定値idc0
とを入力し、インバータ入力電流idc(idc<0)の
大きさが所定値idc0の大きさ以上の場合には、図1
の直流電流比較器302に示すようにインバータ入力電
流idcと所定値idc0との差分に基づいて補償値を
出力し、差分が正の場合には「0」を出力する。ここで
インバータ入力電流idcの極性は、架線からインバー
タの方向に流れる場合を正と定義する。
【0014】回生電力絞り器300を構成する乗算器3
03は、直流電圧比較器301の出力と直流電流比較器
302の出力とを乗算し、絞り電流指令Δiq0* を生
成する。すなわち、フィルタコンデンサ3bの電圧ec
が基準値を超え、かつインバータから架線の方向に所定
値以上の電流が送られる場合に、トルク電流指令の大き
さを減ずる。これにより回生電力が低減され、フィルタ
コンデンサ3bの電圧ecの上昇を抑制する。
【0015】なお直流電流比較器302に入力する信号
は、インバータ入力電流idcの大小を判定できる情報
であれば、インバータ入力電流idc以外の信号を用い
て判定しても良い。例えば、フィルタ入力電流isでも
よいし、フィルタリアクトルの端子間電圧からフィルタ
入力電流isを算出した値であってもよい。
【0016】また、直流電流比較器302に入力する信
号は、(数1)式を用いて、電圧指令vd*,vq*と、
電流指令id*,iq*とから電力P1を演算したり、
(数2)式を用いて、電圧指令vd*,vq*と、電流検出
値id,iqとの積から電力P2を演算してもよい。
【0017】 P1=vd*×id*+vq*×iq* …(数1) P2=vd*×id+vq*×iq …(数2) また、(数3)式を用いて、回転速度Wrと電流i1と
の積から電力を演算してもよい。
【0018】 P3=Wr×i1 …(数3) 本実施例による動作の一例を、図3に示すタイムチャー
トを用いて説明する。時刻t1からt2の期間は、フィ
ルタコンデンサ3bの電圧ecが絞り込み開始電圧Ec
0を越えており、かつインバータ入力電流idcの大き
さが所定値idc0の大きさを上回っているため、電流指令
iq0* を絞り込む。絞り込みを行うとブレーキ力が不
足するため、空気ブレーキが起動し、不足分を補う。
【0019】時刻t2からt3の期間は、フィルタコン
デンサ電圧ecが絞り込み開始電圧Ec0を下回ってい
るので、電流指令iq0* の絞り込みは行わない。
【0020】時刻t3からt4の期間は、フィルタコン
デンサ電圧ecが再び絞り込み開始電圧Ec0を越えて
いる。従来技術では、時刻t3からt4の期間にもフィ
ルタコンデンサ3bの電圧ecのみから絞り電流指令を
生成しているため、電流指令iq0* の絞り込みを行
い、不足するブレーキ力を補うよう空気ブレーキが起動
するので、空気ブレーキの応答遅れによりブレーキ力が
急変し、所定の停止位置を通過してしまう場合がある。
一方、本実施例によれば、この時刻t3からt4の期間
のインバータ入力電流idcの大きさが所定値idc0
の大きさを下回っているので、電流指令iq0* の絞り
込みは行わないので、停止直前の不必要な絞り込みと空
気ブレーキの起動を抑制することができ、時刻t4で車
両が所定の位置に停止する。
【0021】(実施例2)本実施例を図2に示す。図2
の回生電力絞り器400が、図6に示した従来技術との
相違点である。図2の回生電力絞り器400を構成する
直流電圧比較器401の動作は、図6の直流電圧比較器
201の動作と同様である。回生電力絞り器400を構
成する速度比較器402は、速度演算器101の出力す
るモータの速度に相当する速度Frと基準速度Fr0と
を入力し、図2の速度比較器402に示すように、速度F
rが基準速度Fr0を超える場合には、速度偏差に応じ
た補償値を出力し、速度Frが基準速度Fr0以下の場
合には「0」を出力する。基準速度Fr0は、消費電力
が回生電力を上回る条件から算出し、設定する。乗算器
403は、直流電圧比較器401の出力と速度比較器4
02の出力とを乗算し、絞り電流指令Δiq0* を生成
する。生成した絞り電流指令Δiq0* を用いて実施例
1と同様に動作する。
【0022】このようにして、本実施例でも実施例1と
同様に回生電力の不要な絞り込みや回生失効を生じるこ
となく、空気ブレーキの起動によるショックなどを抑制
できる。なお、絞りを行う場合は電気ブレーキ力が低下
するため、低下分を空気ブレーキで補う。
【0023】なお、速度比較器402が出力する補償値
は速度偏差の大きさに比例した補償値であってもよい
し、図2に示すように予め定めた速度偏差の値より大き
な速度偏差では一定の補償値となるようにしてもよい。
また、前記速度演算器101の出力する速度Frに代え
て、速度の推定値を速度比較器402に入力しても良
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、低速域での回生ブレー
キ力低下を回避でき、空気ブレーキの起動に伴うショッ
クを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のインバータ制御器の説明図である。
【図2】実施例2のインバータ制御器の説明図である。
【図3】実施例1の電流絞り込み制御時のタイムチャー
トである。
【図4】速度と電力との関係の説明図である。
【図5】従来技術による車両の駆動システムの全体構成
を説明する図である。
【図6】従来技術のインバータ制御器の説明図である。
【符号の説明】
1…架線、2…パンタグラフ、3…受電フィルタ、3a
…フィルタリアクトル、3b…フィルタコンデンサ、4
…インバータ、5…誘導電動機、6…車輪、7…レー
ル、8…速度検出器、9…交流電流検出器、10…直流
電流検出器、11…直流電圧検出器、12…主幹制御
器、13…ブレーキ制御器、14…インバータ制御器、
15…空気ブレーキ、101…速度演算器、102…電
流演算器、103…電流指令演算器、104…電流制御
器、105…周波数演算器、106…積分器、107…
電圧指令演算器、108…PWM演算器、200,30
0,400…回生電力絞り器、201…直流電圧制御
器、301,401…直流電圧比較器、302…直流電
流比較器、303,403…乗算器、402…速度比較
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 俊昭 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 児島 徹郎 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 (72)発明者 仲田 清 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 Fターム(参考) 5H115 PC01 PG01 PI03 PU09 PV09 QE10 QI04 QI08 QN23 RB02 RB22 RB26 SJ13 TB01 TO12 TO13 TO14 TU05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架線から供給される直流電力を、リアクト
    ルとコンデンサを備えた受電フィルタを介して可変電圧
    ・可変周波数の交流電圧に変換するインバータと、該イ
    ンバータにより駆動される交流電動機とを備えた電気車
    両の前記インバータの方法において、 前記架線と前記インバータとの間の、電力または電流を
    検出する手段と、前記コンデンサ電圧を検出する手段を
    備え、前記コンデンサ電圧が基準値を越え、かつ前記イ
    ンバータから架線の方向に所定値以上の電力または電流
    が送られる場合に、トルク指令またはトルク電流指令の
    大きさを減ずることにより回生電力を低減することを特
    徴とするインバータの制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 前記インバータの入力電流を検出する手段を設け、該検
    出する手段が検出したインバータ入力電流、または該イ
    ンバータ入力電流から算出した電力に基づいて、トルク
    指令またはトルク電流指令の大きさを減ずることを特徴
    とするインバータの制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 前記受電フィルタの入力電流を検出する手段を設け、該
    検出する手段が検出した受電フィルタ入力電流、または
    受電フィルタ入力電流から算出した電力に基づいて、ト
    ルク指令またはトルク電流指令の大きさを減ずることを
    特徴とするインバータの制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 前記リアクトル電圧を検出する手段を設け、該検出する
    手段が検出したリアクトル電圧からフィルタ入力電流を
    算出し、算出したフィルタ入力電流、またはフィルタ入
    力電流から算出し電力に基づいて、トルク指令またはト
    ルク電流指令の大きさを減ずることを特徴とするインバ
    ータの制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 モータ電圧指令値とモータ電流指令値から算出した電
    力、またはモータ電圧指令値とモータ電流検出値から算
    出した電力に基づいてトルク指令またはトルク電流指令
    の大きさを減ずることを特徴とするインバータの制御方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 前記コンデンサの電圧が基準値を超え、かつモータ回転
    速度が所定値以上の場合はトルク指令またはトルク電流
    指令の大きさを減ずることを特徴とするインバータの制
    御方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 前記コンデンサ電圧が基準値を超え、かつモータ回転速
    度と、モータトルク電流の指令値またはモータトルク電
    流の検出値との積が所定値以上の場合はトルク指令また
    はトルク電流指令の大きさを減ずることを特徴とするイ
    ンバータの制御方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載のインバータの制御方法にお
    いて、 モータ速度を検出する手段、またはモータ速度を推定す
    る手段を設け、モータ速度またはモータ速度推定値が所
    定値を上回った場合に、トルク指令またはトルク電流指
    令の大きさを減ずることを特徴とするインバータの制御
    方法。
  9. 【請求項9】架線から供給される直流電力を、リアクト
    ルとコンデンサとを備えた受電フィルタを介して可変電
    圧・可変周波数の交流電圧に変換するインバータと、該
    インバータにより駆動される交流電動機とを備えた電気
    車両の前記インバータの制御器において、 該インバータの制御器が、前記インバータの入力電流か
    ら所定の値を減じた差分が負の場合には、差分に基づく
    値を出力し、該差分が正の場合にはゼロを出力する比較
    器を有する回生電力絞り器を備えたことを特徴とするイ
    ンバータの制御器。
  10. 【請求項10】架線から供給される直流電力を、リアク
    トルとコンデンサとを備えた受電フィルタを介して可変
    電圧・可変周波数の交流電圧に変換するインバータと、
    該インバータにより駆動される交流電動機とを備えた電
    気車両の前記インバータの制御器において、 該インバータの制御器が、前記電動機の速度が基準速度
    を超えた場合には速度偏差に基づく補償値を出力し、前
    記電動機の速度が基準速度以下の場合にはゼロを出力す
    る比較器を有する回生電力絞り器を備えたことを特徴と
    するインバータの制御器。
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