JP2003230183A - 制御装置および被制御機器 - Google Patents

制御装置および被制御機器

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JP2003230183A
JP2003230183A JP2002028212A JP2002028212A JP2003230183A JP 2003230183 A JP2003230183 A JP 2003230183A JP 2002028212 A JP2002028212 A JP 2002028212A JP 2002028212 A JP2002028212 A JP 2002028212A JP 2003230183 A JP2003230183 A JP 2003230183A
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control
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Masayuki Aoki
政幸 青木
Yoshikazu Hatsukawa
嘉一 初川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被制御機器の本体から離れた位置でも、その
使用状態を把握することができるようにする。 【解決手段】 制御装置1は、制御回路7を中心として
表示部8、タッチパネル9、無線通信回路13、通信イ
ンターフェース14、ブザー16などから構成され、家
電製品などの複数の被制御機器2は、制御回路17を中
心として各機器の駆動回路18及び無線通信回路19な
どから構成される。制御装置1は、無線通信回路13,
19を通じて被制御機器2と通信が可能で、運転開始及
び停止の信号を受信する。表示部8に、運転開始時点か
らの継続時間を一覧表示する。また、設定時間になると
報知動作を行い、継続の指示がないと停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電機器などの被
制御機器に対して動作開始あるいは停止などの制御を行
うことができる制御装置および被制御機器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、家電機器などの
被制御機器を無線機能を使って遠隔で動作させたり停止
させたりの制御をするいわゆるリモコン装置がある。こ
れは、被制御機器に対してその配置位置まで行かなくと
も駆動の制御を行えることから、操作性が向上し、使用
者にとっては使い勝手に優れたものとなる。
【0003】このようなリモコン装置においては、個々
の被制御機器に対応して設けられるものが増えてくると
それらの操作や管理が複雑になりかえって使いにくいも
のとなるので、最近では、複数の被制御機器を統合的に
遠隔操作可能となるようなものも使われ始めている。
【0004】この場合、特に、複数の被制御機器を同時
に使用すると、それらの使用状態などを把握しておくこ
とが難しくなる場合がある。この結果、被制御機器を動
作状態としたままその場を離れてしまったりするなど、
不本意な使用状態となることがあり、これらの使用状態
を生じないように合理的な使用状態にすることが望まれ
ている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、被制御機器の本体から離れた位置で
も、その使用状態を把握することができ、これによって
被制御機器の動作状態のまま放置するなどの不本意な使
用状態をなくすことができるようにした制御装置および
被制御機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の制御装置は、次のような構成を採用してい
る。
【0007】すなわち、請求項1の制御装置は、通信機
能を有する被制御機器との間で無線通信を行うと共に、
制御信号を送信可能な制御装置において、前記被制御機
器と無線通信をする無線通信手段と、情報を表示するた
めの表示手段と、操作入力を行うための操作手段と、前
記被制御機器が運転開始する時点を前記無線通信手段を
介して認識し、その運転時間を計時してこれを前記表示
手段に表示させることを特徴とする制御手段とを設ける
構成としたところに特徴を有する。
【0008】上記構成を採用することにより、制御手段
は、被制御機器が運転開始した時点を無線通信手段から
受信して認識し、その運転時間を計時して表示手段に表
示させるようになる。この結果、被制御機器がすぐ近く
に存在せずに運転状態が認識しにくい場合でも、その運
転状態および運転開始からの継続時間を表示手段により
認識することができるようになり、消し忘れなどの不本
意な使用状態をなくすことができるようになる。
【0009】上記構成において、報知手段を設け、前記
制御手段を、前記被制御機器の運転継続時間が一定時間
経過する毎に前記報知手段により報知動作を行わせるよ
うに構成すると良い(請求項2)。これにより、使用者
に対して被制御機器の運転継続時間が一定時間を経過し
たことの注意を報知動作により促すことができるので、
使用者が忘れている場合でも認識する確率を高めて消し
忘れの不本意な状態の解消をより確実に行うことができ
る。
【0010】上記の報知動作を、音により行ったり(請
求項3)、表示手段の表示の色を変化させることで行っ
たり(請求項4)、さらには表示手段の表示状態を点滅
表示させることで行うこともできる(請求項5)。そし
て、制御手段を、被制御機器に対して運転動作の開始及
び停止の制御をする機能を設けることで、手元で操作す
ることができるので、操作性の向上を図ることができる
(請求項6)。
【0011】さらに、制御手段を、被制御機器の運転継
続時間が一定時間経過する毎に被制御機器の運転継続の
有無の指示を促す報知動作を行うように構成すること
で、被制御機器の運転状態を継続するか否かの指示を認
識することができる(請求項7)。また、その報知動作
を行ったときに運転継続の操作入力を条件として運転状
態の継続を維持し、使用者による運転継続の操作入力が
ない場合には制御手段により自動的に運転停止させるよ
うにすることで、使用者が認識をし且つ運転継続の操作
入力をしたときにだけ運転状態を維持させ、不本意な運
転状態の継続をなくすことができるようになる(請求項
8)。
【0012】制御手段を、報知動作を行う場合に対象と
なる被制御機器の運転継続時間をその被制御機器に応じ
て異なるようにすることができ(請求項9)、その時間
を設定可能とすることもできる(請求項10)。
【0013】上記各発明において、外部に設けられた通
信機器と通信するための外部通信手段を備え、制御手段
を、外部に設けられた通信機器から外部通信手段を介し
たアクセスを受け付けてその通信機器との間で通信を行
うように構成することができる(請求項11)。
【0014】これにより、外部通信手段を介して外部に
設けられた通信機器から被制御機器の運転状態を把握し
たり制御することができるようになり、例えば、外出先
から被制御機器の運転状態を確認したり、また、駆動制
御することができるようになり、不本意な使用状態を排
除することが出来ると共に、安全性の向上を図ることが
できるようになる。
【0015】また、上記発明において、制御手段を、通
信機器から外部通信手段を介して受け付けたアクセス状
態では、表示手段に対して表示している情報をその通信
機器に対して閲覧可能に設定すると良い(請求項1
2)。さらに、制御手段を、通信機器から外部通信手段
を介して受け付けたアクセス状態で、被制御機器に対す
る運転動作の開始あるいは停止の操作入力を受け付ける
ように構成すると良い(請求項13)。
【0016】そして、通信機能を有する被制御機器との
間で無線通信を行うと共に、制御信号を送信可能な制御
装置において、被制御機器と通信をする通信手段と、情
報を表示するための表示手段と、操作入力を行うための
操作手段と、被制御機器が運転開始する時点を前記無線
通信手段を介して認識し、その運転時間を計時してこれ
を前記表示手段に一覧で表示させることを特徴とする制
御手段とを設ける構成とすることができる(請求項1
4)。
【0017】上記構成において、制御手段を、時計機能
を有し、被制御機器が動作状態にある場合には所定の時
刻になると報知動作を行わせるように構成することがこ
のましい(請求項15)。そして、制御手段を、時計機
能を有し、操作手段により時刻の設定を受け付けるよう
に設けられ、被制御機器が動作状態にある場合には、そ
の設定された時刻になると報知動作を行うように構成す
ることができる(請求項16)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図2はシステムの全体構成
を概略的に示すもので、制御装置1は、家庭内で使用す
るシステムの構成要素としてホーム端末という位置付け
で配設されている。
【0019】この制御装置1は、家庭内に配設されてい
る種々の被制御機器すなわち家電機器2と通信可能に設
けられている。
【0020】家電機器2は、例えば、クリーナ2a、フ
ァンヒータ2b、ビデオデッキ2c、テレビ2d、給湯
器2e、エアコン2f、照明器具2g、電子レンジ2
h、炊飯器2i、電磁調理器2j、食器洗浄機2k、洗
濯機2m、電気ポット2n、玄関などのドアをロックす
るためのドアロック装置2oなどの各種のものがある。
【0021】これらの被制御機器2a〜2oは、例えば
ブルートゥースのプロトコルを用いた通信回路が設けら
れており、ネットワークを形成して相互に通信が可能に
構成されている。ここで、被制御機器2a〜2oまでの
それぞれは、家電機器としては通常の家庭に配設されて
いる率の高いものが列挙されている。
【0022】また、制御装置1は、外部に設けられる機
器と通信が可能に設けられており、例えば、携帯電話機
3と電話通信網(図示せず)を介して通信が可能であ
り、また、インターフェースを介してパソコン4などと
も通信が可能に設けられている。また、制御装置は、イ
ンターネットなどのネットワーク5を介して、種々のサ
ーバやパソコンあるいはPDA(Personal digital ass
istants)などの端末装置6との間で通信が行えるよう
に構成されている。
【0023】さて、図1は、制御装置1と被制御機器2
の電気的構成について概略的に示している。ここで、被
制御機器2については、前述した各種の家電機器の本来
の動作を実現するための構成を備えていると共に、本発
明のシステムとしての機能を達成するための構成を備え
ているが、ここでは簡単のために制御装置1と関係する
機能についてのみを示している。
【0024】制御装置1において、制御手段としての制
御回路7は、CPUを主体としてROMやRAMなどを
備えた構成で、後述する制御プログラムが記憶されてい
る。
【0025】この制御回路7には、表示部8、タッチパ
ネル9、操作スイッチ10、音声入力部11、音声出力
部12、無線通信回路13、通信インターフェース1
4、メモリ15、ブザー16などが接続されている。
【0026】表示部8は、例えば液晶表示器により構成
されるもので、後述するように報知手段としても機能す
るもので、本体の前面部に設けられている。この表示部
8の画面の表面には透明電極が配置されており、タッチ
パネル9を構成している。表示部8に表示されているボ
タンを指などで触れて操作することにより入力操作をす
ることができるようになっている。操作スイッチ10
は、電源スイッチなどの機械的なスイッチが使用された
ものである。
【0027】音声入力部11は、マイクロホンにより入
力した音声信号をなるもので、入力された音声信号を分
析して入力データを作成する。また、音声出力部12
は、報知手段としても機能するもので、出力すべき音声
データを制御回路7から受け取ると、これを音声信号に
変換してスピーカなどから出力する。
【0028】無線通信回路13は、例えばブルートゥー
スのプロトコルを用いて無線通信を行うもので、制御回
路7と被制御機器2との間の通信を担う。通信インター
フェース14は、例えば、携帯電話機3との通信を行う
ためのインターフェースとされたり、あるいは無線ある
いは有線によるパソコン4との接続で通信を行うための
ものである。また、この通信インターフェース14は、
インターネット5を通じて他のサーバに接続したり、パ
ソコンなどの端末装置6と接続して通信を行うためのも
のである。
【0029】メモリ15は、例えば不揮発性の記憶手段
として設けられるもので、フラッシュメモリなどが採用
され、各種のデータが保存されるようになっている。ブ
ザー16は、報知手段として機能するもので、制御回路
7からの報知信号を受けて報知動作を行う。
【0030】次に、被制御機器2においては、前述した
クリーナ2a〜ドアロック装置2oまでの各種の被制御
機器2の本来の機能を達成するための制御回路17が設
けられており、これによって、運転開始や停止あるいは
各種の駆動条件を設定して駆動回路18を制御するよう
になっている。また、この制御回路17には、無線通信
回路19が接続されており、前述のブルートゥースのプ
ロトコルを利用して制御装置1との間の通信を行うよう
に構成されている。
【0031】次に、本実施形態の作用について図3ない
し図 も参照して説明する。制御装置1は、使用者によ
る各被制御機器2の設定入力を受け付けて、記憶保持す
る。これは、図3に示すフローチャートにしたがって実
行される。被制御機器2の設定内容としては、運転時間
あるいは運転時刻の設定条件や、その他の設定条件があ
る。運転時間の設定は、運転開始からの運転継続時間を
設定するもので、この時間が経過すると、後述するよう
に、使用者に対して継続運転の入力が促される。また、
運転時刻の設定は、運転開始及び停止の時刻を設定する
ためのもので、これは、タイマー機能として設定された
ものである。そして、その他の設定機能は、例えば、各
種の温度設定を必要とする被制御機器2や、運転レベル
の設定あるいは運転機能の設定などを行うためのもので
ある。
【0032】制御装置1の制御回路7は、使用者がタッ
チパネル9の操作入力により時間設定を行うように選択
された場合には、運転時間の設定入力を受け付ける(ス
テップS1,S2)。また、時刻設定を行うように選択
された場合には、運転時刻の設定入力を受け付ける(ス
テップS3,S4)。そして、時間や時刻の設定以外の
例えば温度設定などが選択された場合には、他の設定条
件として温度設定入力を受け付ける(ステップS5,S
6)。
【0033】使用者により設定された時間や時刻の条件
は、制御回路7により受け付けられると、これをメモリ
15に記憶させると共に、その被制御機器2の設定条件
として制御するように設定処理を行う(ステップS
6)。なお、この設定情報は、表示部8に表示させるデ
ータとしても保存されている。
【0034】次に、被制御機器2の運転状態の認識につ
いて説明する。これは、制御装置1側から運転または停
止の制御を行う場合には、無線通信回路13を介して対
象となる被制御機器2の制御回路17と無線通信回路1
9を通じて通信を行うことで、運転制御情報を送信す
る。また、制御装置1側では、このとき、被制御機器2
側から受信をした旨の応答を受けたことをもって運転状
態の認識を行うようになっている。
【0035】したがって、制御装置1の制御回路7は、
被制御機器2に対して運転制御の通信を行ってその応答
を受けていない場合には、「応答なし」の判断をすると
共に、制御不能状態が発生していることを認識して使用
者に注意を促すなどの処置を行う。ここでは、例えば音
声出力部12により音声信号で報知動作をしたり、ブザ
ー16により報知動作(制御不能状態と認識しやすいよ
うな発音パターンなどを使用することができる)を行わ
せたり、表示部8に点滅表示動作を行うなどの報知動作
を行う。
【0036】制御装置1は、上述のようにして各種の設
定を行うと共に、運転状態を管理しているときには、表
示部8に図5あるいは図6に示すような表示状態として
表示を行う。表示部8の上部の表には、制御装置1によ
り運転状態を管理している各種の被制御機器2とその運
転状態、継続時間及び設定時間,設定時刻を一覧できる
ように表示している。
【0037】表示部8の左下部分には、選択部分を上下
左右に移動させるための移動ボタンが表示され、その右
側には「決定」、「取消」、「表示切替」、「時計の設
定」などの各ボタンが配置されると共に、現在時刻を表
示する表示部が配置されている。
【0038】上述の移動ボタンは、表示部8の表示画面
中で、カーソルが位置している領域の移動をするための
ものであり、決定ボタンは選択している状態を確定情報
として決定し、送信あるいは記憶の処置を促すものであ
る。取消ボタンは、選択している状態を取り消して再度
選択あるいは入力操作を行うためのものである。また、
表示切替ボタンは、さまざまな表示態様を取る表示状態
を切り替えるもので、必要に応じて選択設定する画面を
切り替えるためのものである。そして、時計の設定ボタ
ンは、文字通り時計機能の調整を行うためのボタンであ
る。
【0039】図示の表示状態では、制御装置1が管理を
している被制御機器2の機器名、配置場所を示す備考
欄、運転状態を「ON」、「OFF」で示す欄、運転開
始時点からの継続時間を表示する欄、設定された時間を
表示する欄などが設けられている。ここで、表示されて
いる被制御機器2のうち、「ON」表示されて運転状態
にあるものについては、その状態を認識し易くするため
に明るい表示状態とされ、逆に「OFF」表示されてい
るものは少し暗く表示されている(図中では斜線領域で
示す)。
【0040】さて、上記のように運転の継続時間を表示
するために、制御装置1の制御回路7は、図4に示すフ
ローチャートに従って運転状態の認識動作を行ってい
る。すなわち、制御回路7は、対象となる被制御機器2
から運転開始をした旨のオン信号を受信すると、プログ
ラムをスタートする。この場合、運転開始については、
制御装置1側から被制御機器2に対して運転開始のオン
信号を送信して運転状態に移行させる場合と、使用者が
直接被制御機器2を操作して運転状態に移行させる場合
とがある。いずれの場合においても、被制御機器2側で
は、運転を開始した時点でその旨を示すオン信号を制御
装置1側に送信するように構成されており、これを受信
して図4のフローチャートを実行するようになってい
る。
【0041】制御回路7は、オン信号を受信すると、ま
ず計時動作を開始する(ステップT1)。ここでは、対
象となっている被制御機器2のそれぞれについて計時動
作を行うもので、それらの計時情報は、前述したおうに
図5に示すように、現在時刻と共に表示される。そし
て、制御回路7は、運転状態にある被制御機器2に対し
て、運転停止を示すオフ信号が受信されるか否かを監視
しており、受信しない状態では(ステップT2で「N
O」と判断)、そのままの状態を保持しながら設定され
た時間が経過するか否かを判断する(ステップT3)。
【0042】そして、設定時間が経過すると、制御回路
7は、報知動作を行う(ステップT4)。報知動作は、
例えばブザー16により報知音を出力させて使用者に促
したり、音声出力部12により音声により注意を促した
り、さらには表示部8にその旨を示す表示動作を行う。
ここでは、例えば、図7に示すように、対象となる被制
御機器2の表示部分を点滅表示させたり、色を反転させ
たり、あるいは目立つ色で表示させるなどの種々の表示
態様で行うことができる(図中では、対象となる領域を
網目で表示している)。
【0043】さて、制御回路7は、報知動作を行った
後、タイマをスタートさせ(ステップT5)、報知動作
の有効時間を計時する。この間に、使用者によりオン状
態を継続させる旨の操作入力があれば(ステップT
6)、運転を継続させる処理を行い(ステップT7)、
タイマ時間が経過するまでオン継続の操作入力がない場
合には(ステップT8で「YES」と判断)、停止処理
を行う(ステップT9)。
【0044】これは、使用者が気がつかないままの状態
で被制御機器2を運転状態に放置させることを防止する
ためで、安全上の面からも無駄な電力消費を低減する面
からも、有効な処置を自動的に行うことができる。これ
により、使用者が不本意な運転状態をさせることなく、
被制御機器2を停止処理させることができるようにな
る。
【0045】さて、上記した停止処理の際に、制御回路
7は、被制御機器2から停止処置を行った旨の応答信号
を受信しない場合には、何らかの異常が発生した場合も
想定して、応答なしの表示を行うと共に、前述同様にし
て報知動作を行うなどして、使用者の注意を喚起させる
ように動作する。
【0046】また、計時動作中すなわち、ステップT
2,T3を繰り返して設定時間が経過にするのを待機し
ている状態で、被制御機器2側から運転停止を示すオフ
信号を受信すると、制御回路7は、この制御装置1によ
る遠隔操作とは別に、使用者などにより直接被制御機器
2に対して操作がなされて停止されたと判断し、ステッ
プT2で「YES」と判断する。制御回路7は、計時動
作をリセットして(ステップT10)停止処理を行い
(ステップT9)、処理を終了する。
【0047】なお、上記のフローチャートでは説明を省
略しているが、時間設定を時刻により設定したタイマ的
に使用する場合には、設定した時刻になると、制御回路
7は、対象となる被制御機器2の運転継続の指示入力を
促す報知動作を行い、所定のタイマ時間が経過するまで
の間に操作入力がある場合には継続運転をさせ、操作入
力がない場合にはその被制御機器2の動作停止の制御を
行う。
【0048】さらに、上述した各種の処理内容について
は、制御装置1が手元にない状態でも、携帯電話機3
や、パソコン4あるいはインターネット5を通じて外部
から端末装置6などにより通信インターフェース14を
経由して制御装置1の制御回路7にアクセスすることが
でき、これによって、表示部8に表示している内容を遠
隔地から確認することができる。これにより、使用者が
制御装置1から離れた位置から表示内容を確認したり、
あるいは外出先から確認することができるようになり、
使い勝手に優れたものとなる。
【0049】そして、携帯電話機3、パソコン4あるい
は端末装置6から、この制御装置1が管理している被制
御機器2の運転開始あるいは停止の制御も遠隔操作によ
り行えるようになっており、特に、外出先から被制御機
器2の動作停止忘れなどを防止して、安全性の向上及び
無駄な使用の防止を図ることができる。
【0050】このような本実施形態によれば、制御回路
7により、被制御機器2の動作状態を一覧にして表示部
8に表示させることで、使用者に対して管理下にある被
制御機器2の状態を簡単かつ迅速に把握できるようにな
る。また、設定された時間が経過すると、表示部8ある
いは音声出力部12やブザー16などにより報知動作を
行わせるので、運転が継続されていることを使用者が認
識しやすくなる。
【0051】さらには、制御回路7により、報知動作が
行われたときに、使用者により継続運転の操作入力がな
い場合には停止処置を行い、操作入力があった場合にの
み運転を継続させるようにしたので、被制御機器2に対
する使用者の不本意な使用状態を解消して安全性の向上
と無駄な電力消費をなくして経済的な使用をすることが
できるようになる。また、各被制御機器2を制御装置1
から遠隔操作により動作開始したり停止したりする制御
を行えるので、使い勝手が向上する。
【0052】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。家電機
器との通信は、ブルートゥースのプロトコル以外の通信
プロトコルを用いるようにしても良いし、無線通信に限
らず家庭内に設ける有線のネットワークを通じて通信を
行うようにすることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御手段により、被制御機器が運転開始した時点を無線
通信手段から受信して認識し、その運転時間を計時して
表示手段に表示させるので、被制御機器がすぐ近くに存
在せずに運転状態が認識しにくい場合でも、その運転状
態および運転開始からの継続時間を表示手段により認識
することができるようになり、消し忘れなどの不本意な
使用状態に陥ることを防止することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気的構成図
【図2】システムの概略的な構成図
【図3】設定処理のフローチャート
【図4】オン信号受信時の処理のフローチャート
【図5】表示状態を示す図(その1)
【図6】表示状態を示す図(その2)
【図7】表示状態を示す図(その3)
【符号の説明】
1は制御装置、2は被制御機器、3は携帯電話機、4は
パソコン、5はネットワーク、6は端末装置、7は制御
回路(制御手段)、8は表示部、9はタッチパネル、1
0は操作スイッチ、11は音声入力部、12は音声出力
部、13は無線通信回路、14は通信インターフェー
ス、16はブザー、17は制御回路、18は駆動回路、
19は無線通信回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA04 BA12 DB01 DC01 DC07 EB02 EB11 FA07 FB05 FB09 FB11 FB16 FC01 HA03 HA21 5K101 KK11 LL12 NN12 NN18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を有する被制御機器との間で無
    線通信を行うと共に、制御信号を送信可能な制御装置に
    おいて、 前記被制御機器と無線通信をする無線通信手段と、 情報を表示するための表示手段と、 操作入力を行うための操作手段と、 前記被制御機器が運転開始する時点を前記無線通信手段
    を介して認識し、その運転時間を計時してこれを前記表
    示手段に表示させることを特徴とする制御手段とを備え
    たことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御装置において、 報知手段を設け、 前記制御手段は、前記被制御機器の運転継続時間が一定
    時間経過する毎に前記報知手段により報知動作を行わせ
    ることを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御装置において、 前記報知手段は、音による報知動作を行うことを特徴と
    する制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の制御装置にお
    いて、 前記報知手段は、前記表示手段への表示の色を変化させ
    ることにより報知動作を行うことを特徴とする制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の制
    御装置において、 前記報知手段は、前記表示手段の表示状態を点滅表示を
    行わせることで報知動作を行うことを特徴とする制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の制
    御装置において、 前記制御手段は、前記被制御機器に対して運転動作の開
    始および停止の制御をする機能を備えていることを特徴
    とする制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の制御装置において、 前記制御手段は、前記被制御機器の運転継続時間が一定
    時間経過する毎に前記被制御機器の運転継続の有無の指
    示を促す報知動作を行うように構成されていることを特
    徴とする制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の制御装置において、 前記制御手段は、前記運転継続の有無の指示を促す報知
    動作を行ったときに、運転継続の操作入力がない場合、
    前記被制御機器に対して運転停止の制御を行うように構
    成されていることを特徴とする制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項2ないし8のいずれかに記載の制
    御装置において、 前記制御手段は、前記報知動作を行う場合に対象となる
    前記被制御機器の運転継続時間はその被制御機器に応じ
    て異なることを特徴とする制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項2ないし8のいずれかに記載の
    制御装置において、 前記制御手段は、前記報知動作を行う場合に対象となる
    前記被制御機器の運転継続時間はその被制御機器に応じ
    て異なる時間に設定可能であることを特徴とする制御装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の制御装置において、 外部に設けられた通信機器と通信するための外部通信手
    段を備え、 前記制御手段は、前記外部に設けられた通信機器から前
    記外部通信手段を介したアクセスを受け付けてその通信
    機器との間で通信を行うように構成されていることを特
    徴とする制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の制御装置におい
    て、 前記制御手段は、前記通信機器から前記外部通信手段を
    介して受け付けたアクセス状態では、前記表示手段に対
    して表示している情報をその通信機器に対して閲覧可能
    に設定することを特徴とする制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の制御装置におい
    て、 前記制御手段は、前記通信機器から前記外部通信手段を
    介して受け付けたアクセス状態では、前記被制御機器に
    対する運転動作の開始あるいは停止の操作入力を受け付
    けるように構成されていることを特徴とする制御装置。
  14. 【請求項14】 通信機能を有する被制御機器との間で
    無線通信を行うと共に、制御信号を送信可能な制御装置
    において、 前記被制御機器と通信をする通信手段と、 情報を表示するための表示手段と、 操作入力を行うための操作手段と、 前記被制御機器が運転開始する時点を前記無線通信手段
    を介して認識し、その運転時間を計時してこれを前記表
    示手段に一覧で表示させることを特徴とする制御手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の制御装置におい
    て、 前記制御手段は、時計機能を有し、前記被制御機器が動
    作状態にある場合には所定の時刻になると前記報知動作
    を行うように構成されていることを特徴とする制御装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の制御装
    置において、 前記制御手段は、時計機能を有し、前記操作手段により
    時刻の設定を受け付けるように設けられ、前記被制御機
    器が動作状態にある場合には、その設定された時刻にな
    ると前記報知動作を行うように構成されていることを特
    徴とする制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれかに記載
    の制御装置において、 前記被制御機器は、少なくとも加熱手段を備えたもので
    あることを特徴とする制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の制御装置との間で通信を行う被制御機器において、 前記制御装置と通信を行う通信手段と、この通信手段を
    介して前記制御装置に対して動作時及び停止時にその情
    報を送信する制御手段とを備えたことを特徴とする被制
    御機器。
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