JP2003229711A - アンテナ一体型高周波回路モジュール - Google Patents

アンテナ一体型高周波回路モジュール

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JP2003229711A
JP2003229711A JP2002027057A JP2002027057A JP2003229711A JP 2003229711 A JP2003229711 A JP 2003229711A JP 2002027057 A JP2002027057 A JP 2002027057A JP 2002027057 A JP2002027057 A JP 2002027057A JP 2003229711 A JP2003229711 A JP 2003229711A
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dielectric
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frequency circuit
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Tsutomu Iegi
勉 家木
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波回路の回路パターン間の不要な結合
や、アンテナ効率の悪化を抑制でき、かつ、薄型化を可
能にする。 【解決手段】 アンテナ一体型高周波回路モジュール1
は、アンテナ2,3と、アンテナ2,3に接続する高周
波回路4,5とが共通の誘電体基体6に形成されて成
る。アンテナ2,3の放射電極7,8に対向する誘電体
基体裏面部分にはアンテナ用接地電極12a,12bを
形成する。誘電体基体表面の高周波回路4,5の回路パ
ターン形成領域と誘電体基体裏面との間の誘電体基体部
分には誘電体層14b,14c間の位置に回路用接地電
極16を形成する。回路用接地電極16と誘電体基体表
面の回路パターン形成領域との間の誘電体の厚みdは、
放射電極7,8と接地電極12間の誘電体の厚みDより
も薄くなる。誘電体の厚みD,dをそれぞれ別々の適宜
な値とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナと、該ア
ンテナに接続される高周波回路とが共通の誘電体基体に
形成されて成るモジュールに関するものである。
【0002】
【背景技術】図4にはアンテナ一体型高周波回路モジュ
ールの一例が断面図により示されている(特開2001-284
13参照)。このアンテナ一体型高周波回路モジュール3
0は、アンテナ31と、当該アンテナ31に接続する高
周波回路部32とが積層一体化されている。
【0003】アンテナ31は、誘電体基体33と、放射
電極34とを有して構成されている。また、高周波回路
部32は、誘電体基体35と、高周波デバイス36とを
有して構成されている。なお、図4中の符号37a,3
7bはそれぞれグランド層を示し、符号38はそれらグ
ランド層37a,37bを接続するビアホールを示す。
符号40は伝送線路を示し、符号41は高周波線路を示
す。符号42は誘電体基体35に形成された凹部を示
し、符号43は凹部42の開口を塞いで凹部42の内部
を気密封止する蓋体を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す構成では、
アンテナ31と、高周波回路部32とが積層して一体化
されているので、嵩高である。また、アンテナ31の放
射電極34と、高周波回路部32の線路40,41と
は、別々に形成され、ビアホール等を用いて接続される
ので、製造時(加工上)の位置ずれによって、アンテナ
31と、高周波回路部32との電気的な接続状態が製品
毎にばらつき易い。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、アンテナと高周波回路との
電気的な接続状態のばらつきを抑えることができ、か
つ、薄型のアンテナ一体型高周波回路モジュールを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
るための手段としている。すなわち、第1の発明は、ア
ンテナと、このアンテナに接続される高周波回路とが共
通の誘電体基体に形成されて成るアンテナ一体型高周波
回路モジュールであって、誘電体基体は複数の誘電体層
を積層して形成される構成と成し、この誘電体基体の表
面にはアンテナを構成する放射電極が形成され、また、
誘電体基体の表面には放射電極の形成領域を避けて高周
波回路を構成する回路パターンが形成されている構成を
有し、放射電極に対向する誘電体基体裏面部分にはアン
テナ用接地電極が形成され、誘電体基体表面の回路パタ
ーン形成領域と誘電体基体裏面との間の誘電体基体部分
には誘電体層間の位置に回路用接地電極が形成されてお
り、この回路用接地電極と誘電体基体表面の回路パター
ン形成領域との間の誘電体は、放射電極と誘電体基体裏
面のアンテナ用接地電極との間の誘電体よりも薄く形成
されていることを特徴としている。
【0007】第2の発明は、第1の発明の構成を備え、
誘電体基体の表面には複数のアンテナの放射電極が離間
形成される構成と成し、複数の放射電極間の誘電体基体
表面部分に高周波回路の回路パターンが形成されている
ことを特徴としている。
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明の構成
を備え、誘電体基体は比誘電率が10以上の誘電材料に
より構成されていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1には本発明のアンテナ一体型高周波回
路モジュールの一実施形態例が模式的な斜視図により示
され、図2には図1のアンテナ一体型高周波回路モジュ
ールの模式的な側面図が示されている。
【0011】この実施形態例のアンテナ一体型高周波回
路モジュール1は、受信用のアンテナ2と、送信用のア
ンテナ3と、受信用のアンテナ2に接続する受信側の高
周波回路4と、送信用のアンテナ3に接続する送信側の
高周波回路5とが共通の誘電体基体6に形成されて成る
ものである。
【0012】すなわち、誘電体基体6の表面には、受信
用のアンテナ2を構成する放射電極7と、送信用のアン
テナ3を構成する放射電極8とが離間形成されている。
また、誘電体基体6の表面には、放射電極7の形成領域
と、放射電極8の形成領域とにより挟まれている部分
に、部品10や回路パターン11が設けられて受信側と
送信側の高周波回路4,5が形成されている。なお、受
信側の高周波回路4と送信側の高周波回路5は、それぞ
れ、様々な回路構成があり、ここでは、何れの構成をも
採用してよいものであり、回路構成の説明は省略する。
【0013】誘電体基体6の裏面には少なくとも放射電
極7,8に対向する部分に接地電極12が形成されてい
る。この実施形態例では、アンテナ2はマイクロストリ
ップアンテナであり、該アンテナ2は、放射電極7と、
この放射電極7に対向する誘電体基体裏面部分の接地電
極(アンテナ用接地電極)12aと、このアンテナ用接
地電極12aと放射電極7間の誘電体基体部分とを有し
て構成されている。また同様に、アンテナ3もマイクロ
ストリップアンテナであり、該アンテナ3は、放射電極
8と、この放射電極8に対向する誘電体基体裏面部分の
接地電極(アンテナ用接地電極)12bと、このアンテ
ナ用接地電極12bと放射電極8間の誘電体基体部分と
を有して構成されている。
【0014】この実施形態例では、誘電体基体6は、複
数の誘電体層14(図1の図示の例では、3層の誘電体
層14a,14b,14c)を積層して形成されるもの
である。その誘電体層14b,14c間には、誘電体基
体表面の高周波回路4,5の回路パターン形成領域と誘
電体基体裏面との間となる部分に回路用接地電極16が
形成されている。この回路用接地電極16と、高周波回
路4,5の回路パターン11と、該回路パターン11と
回路用接地電極16との間の誘電体とによって、高周波
回路4,5を構成するマイクロストリップラインが構成
されている。
【0015】この実施形態例では、回路用接地電極16
を誘電体基体6の裏面に電気的に接続させるために接地
用のビアホール17が誘電体基体6の内部に形成されて
いる。この実施形態例のアンテナ一体型高周波回路モジ
ュール1は、例えば、誘電体基体6の裏面を実装対象の
回路基板側に向けて当該回路基板に表面実装される。こ
のとき、接地用のビアホール17によって、回路用接地
電極16は回路基板のグランド部に接地することができ
る。
【0016】この実施形態例では、上記のように、誘電
体基体6を複数の誘電体層14(14a,14b,14
c)の積層構造とし、その誘電体層14b,14c間
に、高周波回路4,5のマイクロストリップラインを構
成するための回路用接地電極16を形成した。これによ
り、高周波回路4,5のマイクロストリップラインを構
成する誘電体の厚みdは、アンテナ2,3を構成する誘
電体の厚みDよりも薄くなっている。
【0017】ところで、アンテナ(マイクロストリップ
アンテナ)2,3を構成する誘電体の厚みDには、アン
テナ効率や周波数帯域幅などのアンテナ特性が良好とな
るための適切な値がある。この誘電体の適切な厚みは、
誘電体の比誘電率や通信電波の周波数帯などによって異
なるものであるが、具体例を挙げると、例えば、誘電体
の比誘電率が20であり、周波数帯が5GHz帯である場
合には、アンテナ2,3の誘電体の厚みDは約3mm程度
が好ましい。
【0018】この実施形態例では、誘電体基体6は、そ
のアンテナ2,3の誘電体の適切な厚みに応じた厚みを
有しており、アンテナ2,3が良好なアンテナ特性を持
つことができるようになっている。
【0019】これに対して、高周波回路4,5のマイク
ロストリップラインを構成する誘電体の厚みが誘電体基
体6の厚みDであると仮定すると、高周波回路4,5の
回路パターンからの電磁放射が増加したり、受信側の高
周波回路4の回路パターンと送信側の高周波回路5の回
路パターンとが不要に結合してしまうことがある。これ
ら電磁放射増加や不要結合を抑制するためには、誘電体
の厚みを薄くする必要がある。例えば、誘電体の比誘電
率が20である場合には高周波回路4,5のマイクロス
トリップラインの誘電体の厚みは約1mm程度であること
が好ましい。
【0020】この実施形態例では、誘電体基体6を複数
の誘電体層14の積層体とし、高周波回路4,5のマイ
クロストリップラインを構成する回路用接地電極16を
誘電体層14b,14c間に形成することで、当該回路
用接地電極16を、誘電体基体裏面よりも表面側に近付
けて配設することができる。これにより、高周波回路
4,5のマイクロストリップラインの誘電体の厚みを、
アンテナ2,3の誘電体の厚み(誘電体基体6の厚み)
よりも薄い適切な値にすることができる。このことによ
り、この実施形態例では、誘電体基体表面の回路パター
ン11と、回路用接地電極16との間の誘電体の厚みd
は、高周波回路4,5の電磁放射増加や不要結合を抑制
することができる値となっている。
【0021】この実施形態例では、誘電体基体6は例え
ば比誘電率が10以上の誘電材料により構成されてい
る。このような誘電体基体6の高い誘電率による電界圧
縮効果により、アンテナ2,3の放射電極7,8の面積
を小さくすることができ、また、高周波回路4,5のマ
イクロストリップラインを短縮することができる。これ
により、アンテナ2,3および高周波回路4,5の小型
化を図ることができる。つまり、アンテナ一体型高周波
回路モジュール1の小型化を図ることができる。
【0022】なお、図2中の符号18は回路接続用のビ
アホールを示し、符号19はその回路接続用のビアホー
ル18に電気的に接続する回路接続用側面電極を示して
いる。また、誘電体層14a,14b間にはビアホール
18と回路接続用側面電極19を接続するための線路パ
ターン(図示せず)が形成されている。例えば、アンテ
ナ一体型高周波回路モジュール1を回路基板に表面実装
した際に、それら回路接続用のビアホール18と回路接
続用側面電極19と誘電体層14a,14b間の線路パ
ターンとによって、高周波回路4,5は、それぞれ、回
路基板に設けられている接続対象の回路に電気的に接続
することができる。
【0023】以上のようなアンテナ一体型高周波回路モ
ジュール1を製造する際には、例えば、誘電体基体6の
表面にアンテナ2,3の放射電極7,8を形成するのと
同時に、高周波回路4,5の回路パターン11を形成す
ることが好ましい。これにより、製造工程の簡略化を図
ることができる。また、回路とアンテナの位置精度を高
く維持することができるため、電気的特性(回路、アン
テナ)が安定化する。
【0024】なお、この発明はこの実施形態例に限定さ
れるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例え
ば、この実施形態例では、アンテナが2個設けられる構
成であったが、3個以上を形成してもよいし、また、図
3に示すようにアンテナを1個設ける構成としてもよ
い。また、この実施形態例では、アンテナは、受信専用
又は送信専用として使用される例を示したが、送受信兼
用のアンテナを形成してもよい。さらに、アンテナ2,
3の放射電極7,8は四角形状である例を示したが、放
射電極7,8の形状は特に限定されるものではなく、四
角形状以外の例えば多角形状や円形状などの形状として
もよい。
【0025】さらに、この実施形態例では、受信側の高
周波回路4と送信側の高周波回路5が両方共に設けられ
ていたが、誘電体基体6に形成されるアンテナに応じ
て、受信側の高周波回路4のみを形成してもよいし、送
信側の高周波回路5のみを形成してもよい。
【0026】さらに、この実施形態例では、誘電体基体
6は3層の誘電体層14が積層されて成るものであった
が、誘電体基体6を構成する誘電体層14の積層数は複
数であれば、特に限定されるものではなく、高周波回路
4,5の回路構成などを考慮して、適宜に設定してよい
ものである。
【0027】さらに、この実施形態例では、誘電体層間
に形成された回路用接地電極16は、誘電体基体内部の
ビアホール17を介して誘電体基体6の裏面と電気的に
接続可能となっており、アンテナ一体型高周波回路モジ
ュール1を例えば回路基板に表面実装した際に、回路用
接地電極16をビアホール17を介して回路基板のグラ
ンド部に接地できる構成であった。これに対して、例え
ば、ビアホール17に代えて、誘電体基体6の側面に、
回路用接地電極16と誘電体基体裏面とを電気的に接続
させるための側面電極を設け、該側面電極を利用して回
路用接地電極16を例えば回路基板のグランド部に接続
可能な構成としてもよい。また、ビアホールと側面電極
を両方共に利用して、回路用接地電極16を回路基板の
グランド部に接地可能な構成としてもよい。
【0028】さらに、この実施形態例の構成に加えて、
誘電体基体6に誘電体フィルタあるいは共振器を形成し
てもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、誘電体基体の表面に
アンテナの放射電極を形成し、また、その誘電体基体の
表面には放射電極の形成領域を避けて高周波回路の回路
パターンを形成する構成とした。つまり、アンテナと高
周波回路が並設される構成であるので、アンテナと高周
波回路が積層配置される場合に比べて、アンテナ一体型
高周波回路モジュールの薄型化を図ることができる。
【0030】ところで、高周波回路の回路パターンと該
回路パターンに対応する接地電極との間の誘電体の適切
な厚みは、アンテナの放射電極とアンテナ用接地電極間
の誘電体の適切な厚みよりも薄い。このため、アンテナ
と高周波回路を共通の誘電体基体に並設する場合には、
例えば、誘電体基体の厚みを、放射電極とアンテナ用接
地電極間の誘電体の適切な厚みに合わせると、高周波回
路の回路パターンに対応する誘電体の厚みが不適切にな
ることが懸念される。
【0031】これに対して、この発明では、誘電体基体
を複数の誘電体層の積層体により構成し、誘電体基体表
面の回路パターン形成領域と誘電体基体裏面との間の誘
電体基体部分には誘電体層間の位置に回路用接地電極を
形成する構成とした。これにより、誘電体基体表面の回
路パターン形成領域と回路用接地電極との間の誘電体
を、誘電体基体裏面に形成されたアンテナ用接地電極と
誘電体基体表面の放射電極との間の誘電体よりも薄くす
ることができる。換言すれば、高周波回路の回路パター
ンと回路用接地電極間の誘電体の厚みを、誘電体基体の
厚みに規制されずに、適宜な薄さにすることができる。
【0032】したがって、誘電体基体の厚みの設計によ
り、アンテナの放射電極とアンテナ用接地電極間の誘電
体の厚みを適切にすることができ、また、誘電体基体内
部における回路用接地電極の形成位置により、高周波回
路の回路パターンと回路用接地電極間の誘電体の厚みも
適切にすることができる。
【0033】これにより、誘電体の厚みが関与するアン
テナ効率や周波数帯域幅などのアンテナ特性を良好にす
ることができるし、かつ、誘電体の厚みが関与する高周
波回路の回路パターン間の不要な結合や、電磁放射を抑
制することもできる。
【0034】さらに、この発明では、アンテナの放射電
極と、高周波回路の回路パターンとを誘電体基体の表面
に形成するので、それら放射電極と回路パターンとを同
時に形成することができることとなり、製造工程の簡略
化を図ることができる。これにより、アンテナ一体型高
周波回路モジュールの生産性を高めることができる。ま
た、放射電極と高周波回路の接続状態を設計通りにする
ことが容易となって、放射電極と高周波回路の接続状態
のばらつきを抑制することができる。
【0035】さらに、複数のアンテナを離間形成し、複
数のアンテナ間の誘電体基体部分に高周波回路を形成す
る構成としたものにあっては、複数のアンテナを離間配
置することにより、それらアンテナ間のアイソレーショ
ンを良好にすることができる。また、アイソレーション
を良好にするためには必須であるアンテナ間のスペース
に高周波回路を形成するので、集積化を図ることができ
る。これにより、複数のアンテナを内蔵するタイプのア
ンテナ一体型高周波回路モジュールの小型化を図ること
ができる。
【0036】さらにまた、誘電体基体は比誘電率が10
以上の誘電材料により構成されているものにあっては、
誘電体基体の高い誘電率による電界圧縮効果により、ア
ンテナの放射電極の面積を削減できたり、回路パターン
を短縮できて、アンテナ一体型高周波回路モジュールの
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ一体型高周波回路モジュ
ールの一実施形態例を説明するための図である。
【図2】図1のアンテナ一体型高周波回路モジュールの
模式的な側面図である。
【図3】その他の実施形態例を説明するための図であ
る。
【図4】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 アンテナ一体型高周波回路モジュール 2,3 アンテナ 4,5 高周波回路 6 誘電体基体 7,8 放射電極 11 回路パターン 12 接地電極 16 回路用接地電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナと、このアンテナに接続される
    高周波回路とが共通の誘電体基体に形成されて成るアン
    テナ一体型高周波回路モジュールであって、誘電体基体
    は複数の誘電体層を積層して形成される構成と成し、こ
    の誘電体基体の表面にはアンテナを構成する放射電極が
    形成され、また、誘電体基体の表面には放射電極の形成
    領域を避けて高周波回路を構成する回路パターンが形成
    されている構成を有し、放射電極に対向する誘電体基体
    裏面部分にはアンテナ用接地電極が形成され、誘電体基
    体表面の回路パターン形成領域と誘電体基体裏面との間
    の誘電体基体部分には誘電体層間の位置に回路用接地電
    極が形成されており、この回路用接地電極と誘電体基体
    表面の回路パターン形成領域との間の誘電体は、放射電
    極と誘電体基体裏面のアンテナ用接地電極との間の誘電
    体よりも薄く形成されていることを特徴としたアンテナ
    一体型高周波回路モジュール。
  2. 【請求項2】 誘電体基体の表面には複数のアンテナの
    放射電極が離間形成される構成と成し、複数の放射電極
    間の誘電体基体表面部分に高周波回路の回路パターンが
    形成されていることを特徴とした請求項1記載のアンテ
    ナ一体型高周波回路モジュール。
  3. 【請求項3】 誘電体基体は比誘電率が10以上の誘電
    材料により構成されていることを特徴とした請求項1又
    は請求項2記載のアンテナ一体型高周波回路モジュー
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303957A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Chant Sincere Co Ltd ミニアンテナを整合するシステムオンチップ
WO2007013354A1 (ja) * 2005-07-25 2007-02-01 Anritsu Corporation 誘電体漏れ波アンテナ
JP2019161633A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 シャープ株式会社 マイクロ波装置

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