JP2003228780A - ホームセキュリティシステム - Google Patents

ホームセキュリティシステム

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JP2003228780A
JP2003228780A JP2002332433A JP2002332433A JP2003228780A JP 2003228780 A JP2003228780 A JP 2003228780A JP 2002332433 A JP2002332433 A JP 2002332433A JP 2002332433 A JP2002332433 A JP 2002332433A JP 2003228780 A JP2003228780 A JP 2003228780A
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隆史 村上
Yasuyuki Shintani
保之 新谷
Kazuhiro Aizu
一寛 相津
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視の程度や状態に応じて撮像する場所を異
ならせたり増減させたりするホームセキュリティシステ
ムを提供する。 【解決手段】 互いに異なる場所における異常の発生を
検知するセンサ11〜18と、互いに異なる場所を撮像
するカメラ21〜26と、センサ11〜18とカメラ2
1〜26との対応関係を記憶し、センサ11〜18のう
ち何れかが異常の発生を検知したときには、上記対応関
係に基づいて、異常の発生を検知したセンサに対応付け
られたカメラに撮像させるとともに、記憶している対応
関係を変化させるコントローラ30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設内を監視する
ホームセキュリティシステムに関し、特に、異常の発生
を検知して屋内や施設内の様子をカメラで撮像するホー
ムセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋内を監視するホームセキュ
リティシステムが提案されている(例えば、特許文献1
参照。)。
【0003】上記従来のホームセキュリティシステム
は、屋内への不審者の侵入を検知する複数のセンサと、
屋内に配設された複数のカメラと、そのセンサの検知結
果に応じてカメラを制御する制御部とを備えている。
【0004】例えば、上記複数のセンサのうち何れか1
つのセンサが侵入を検知すると、制御部は、そのセンサ
に対応して予め定められたカメラに撮像させ、撮像され
た画像データを通信回線を介して外部にある在宅ケアサ
ービスセンターに送信する。
【0005】
【特許文献1】特開平10−271572号公報(全
文)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のホームセキュリティシステムでは、各センサと各カ
メラとが常に一定の関係で対応付けられており、監視の
程度や状態に応じて撮像する場所を異ならせたり増減さ
せたりすることができない。
【0007】例えば、上記従来のホームセキュリティシ
ステムが家屋に配設されており、玄関からの不審者の侵
入を検知するセンサと、その玄関付近を撮像するカメラ
とが予め対応付けられているような場合、上記センサが
不審者の侵入を検知すると、制御部は複数のカメラのう
ち上記対応付けられたカメラのみを撮像させる。その結
果、住居者であるユーザが外出するために十分な監視が
必要と思っていても、上記従来のホームセキュリティシ
ステムでは予め対応付けられた1つのカメラしか撮像せ
ず、他のカメラに撮像させることができない。また、ユ
ーザが在宅しているために軽微な監視で十分と思ってい
ても、上記従来のホームセキュリティシステムでは予め
対応付けられたカメラが撮像してしまう。
【0008】そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、
監視の程度や状態に応じて撮像する場所を異ならせたり
増減させたりするホームセキュリティシステムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るホームセキュリティシステムは、施設
内を監視するホームセキュリティシステムであって、互
いに異なる場所における異常の発生を検知する複数の検
知手段と、互いに異なる場所を撮像する複数の撮像手段
と、前記複数の検知手段と複数の撮像手段との対応関係
を記憶している対応関係記憶手段と、前記対応関係記憶
手段に記憶される対応関係を変更する変更手段と、前記
複数の検知手段のうち何れかが異常の発生を検知したと
きには、前記対応関係記憶手段に記憶されている対応関
係に基づいて、異常の発生を検知した検知手段に対応付
けられた撮像手段に撮像させる制御手段とを備えること
を特徴とする。
【0010】ここで、前記複数の検知手段と、前記複数
の撮像手段と、前記制御手段とは、それぞれの間で、電
力を伝送するための電灯線を介して信号を送受信するこ
とを特徴としても良い。
【0011】また、前記ホームセキュリティシステム
は、さらに、入力信号に応じて画像を表示する画像表示
手段を備え、前記撮像手段は、撮像した画像を示す内容
の画像データを前記画像表示手段に送信し、前記画像表
示手段は、前記画像データに基づいて、前記撮像手段に
より撮像された画像を表示することを特徴とする。
【0012】ここで、前記ホームセキュリティシステム
は、さらに、通信回線を介して、画像表示手段と通信す
るとともに、画像の提供を行うサーバを備え、前記画像
表示手段は、前記撮像手段から取得した画像データを前
記サーバに送信し、前記サーバは、前記画像データに基
づく画像を、前記通信回線を介して自らにアクセスする
機器に提供することを特徴としても良い。
【0013】なお、本発明は、ホームセキュリティシス
テムが行う監視方法として実現したり、その方法のステ
ップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現
し、CD−ROMや通信ネットワークなどの記録媒体や
伝送媒体を介して流通させたりすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るホームセキュリティシステムについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態におけるホー
ムセキュリティシステムの構成図である。このホームセ
キュリティシステムは、監視の程度や状態に応じて撮像
する場所を異ならせたり増減させたりするものであっ
て、人の有無を検知する8つのセンサ11〜18と、静
止画を撮像する6つのカメラ21〜26と、上記センサ
11〜18の検知結果に応じてカメラ21〜26を制御
するコントローラ30と、そのコントローラ30とイン
ターネット100を介して通信するセンタサーバ40及
び携帯電話50とを備えている。
【0016】上記センサ11〜18とカメラ21〜26
とコントローラ30とは、それぞれ監視対象となる1つ
の家屋内に設置され、その家屋に配設されている電灯線
Lを介して信号の送受信を行う。即ち、センサ11〜1
8及びカメラ21〜26並びにコントローラ30から出
力される信号は、電灯線L上において電力に重畳して送
信される。このように、本実施の形態におけるホームセ
キュリティシステムでは、電灯線Lを用いることで、容
易にシステムを構築することができ、また、システムを
構築する上で必要な配線を少なく抑えることができる。
さらに、カメラやセンサなどの増設を容易に行うことが
できる。
【0017】上記センサ11〜18及びカメラ21〜2
6の配置場所について、図2を参照して説明する。図2
は、センサ11〜18及びカメラ21〜26の配置場所
の一例を示す配置図である。
【0018】玄関には、センサ11とカメラ21とが配
置されており、センサ11は玄関における人の有無を検
知し、カメラ21は玄関全体を撮像する。リビングに
は、センサ12,13とカメラ22とが配置されてお
り、センサ12はリビング中央付近における人の有無を
検知し、センサ13はリビングの窓付近における人の有
無を検知し、カメラ22は上記窓を含むリビング全体を
撮像する。
【0019】キッチンには、センサ14とカメラ23と
が配置されており、センサ14はキッチンの窓付近にお
ける人の有無を検知し、カメラ23は上記窓を含むキッ
チン全体を撮像する。
【0020】子供部屋Aには、センサ15とカメラ24
とが配置されており、センサ15は子供部屋Aの窓付近
における人の有無を検知し、カメラ24は上記窓を含む
子供部屋A全体を撮像する。
【0021】子供部屋Bには、センサ16,17とカメ
ラ25とが配置されており、センサ16は子供部屋B中
央付近における人の有無を検知し、センサ17は子供部
屋Bの窓付近における人の有無を検知し、カメラ25は
上記窓を含む子供部屋B全体を撮像する。
【0022】また寝室には、センサ18とカメラ26と
が配置されており、センサ18は寝室の窓付近における
人の有無を検知し、カメラ26は上記窓を含む寝室全体
を撮像する。
【0023】センサ11〜18は、それぞれ例えば人か
ら発する赤外線を受信することにより所定範囲内におけ
る人の有無を検知する焦電型の赤外線センサからなり、
人の有無を通知する内容の検知信号を電灯線Lを介して
コントローラ30に送信する。
【0024】また、センサ11〜18にはそれぞれを識
別するための識別情報が割り振られており、センサ11
〜18は、検知信号を送信するときには、自らに割り振
られた識別情報もコントローラ30に対して送信する。
【0025】センタサーバ40は、上記家屋の住居者
(ユーザ)によってその家屋の監視などを依頼された警
備会社などに設置されており、カメラ21〜26の何れ
かで撮像された画像をウェブページに掲載する。
【0026】カメラ21〜26は、各々互いに等しい構
成及び機能を有し、それぞれ静止画を撮像してその画像
を示す内容の画像データを電灯線Lを介してコントロー
ラ30に送信する。
【0027】図3は、カメラ21の斜視図である。カメ
ラ21は、上記機能を実行する光学機器及び電子機器
と、これらの機器を収納する略矩形箱状の成形樹脂から
なるケース20dと、ケース20dの内部から外部に導
出される電源ケーブル20eと、電源ケーブル20eに
おけるケース20dと反対側の一端に取り付けられたプ
ラグ20fとを備えている。
【0028】ケース20dの前面側には、前方に向かっ
て膨出する膨出部20daが形成されており、その膨出
部20daにはケース20dの内外を導通する開口部2
0dbが形成されている。また、この膨出部20daに
は、光を透過させる透光フィルム20dcが開口部20
dbを塞ぐように取着されている。
【0029】そして、膨出部20daの内部には上記光
学機器のミラーやレンズなどが配設されており、外部か
らの光は、透光フィルム20dcを介してケース20d
内部に導入され、さらに上記レンズやミラーにより集光
されて、上記電子機器の一部を構成する撮像素子たるC
CD(Charge Coupled Device)に受光される。その結
果、カメラ21は、膨出部20da内部から透光フィル
ム20dcを介して左右方向に約180°望み見た風景
を撮像する。
【0030】また、このようなカメラ21は、ケース2
0dの背面を壁面に向けるように配置され、プラグ20
fを家屋内の電源コンセントに差し込んで用いられる。
図4は、カメラ21の上記光学機器及び電子機器のブロ
ック図である。
【0031】この図4に示すように、カメラ21は、上
記レンズやCCDなどを具備して撮像し、上記画像デー
タを生成する撮像部20aと、その画像データに対して
圧縮などの画像処理を行う画像処理部20bと、コント
ローラ30と通信してその通信結果に応じて撮像部20
a及び画像処理部20bを制御する通信制御部20cと
を備えている。なお、他のカメラ22〜26も、カメラ
21と同様の構成を有し、撮像部20a及び画像処理部
20b並びに通信制御部20cを備えている。
【0032】通信制御部20cは、コントローラ30か
ら撮像を指示する内容の撮像指示信号を受信すると、撮
像部20aに撮像させて画像データを生成させ、さらに
画像処理部20bにその画像データを所定の大きさに展
開させた後に、これを圧縮させる。例えば、通信制御部
20cは、撮像部20aに撮像させて320×240ピ
クセルの画像データを生成させ、さらに画像処理部20
bにその画像データを240×80ピクセルの画像デー
タに展開させ、これをJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)形式で圧縮させる。なお、このように圧
縮された画像データのデータサイズは被写体によって異
なる。
【0033】そして通信制御部20cは、圧縮された画
像データのデータサイズを知らせる内容のサイズ通知信
号をコントローラ30に送信する。その結果、コントロ
ーラ30から上記データサイズで画像データを送信する
ように指示する内容の送信指示信号を受信すると、通信
制御部20cは上記画像データをコントローラ30に送
信する。一方、コントローラ30から上記データサイズ
をさらに所定の圧縮率で圧縮して送信するように指示す
る内容の圧縮送信指示信号を受信すると、通信制御部2
0cは画像処理部20bに対して上記画像データを指示
された圧縮率でさらに圧縮させ、その圧縮された画像デ
ータをコントローラ30に送信する。
【0034】このように、カメラ21は画像データを圧
縮して送信するので、画質を低下させてしまうのを抑え
つつ、送信に要する時間を短縮することができる。さら
に通信制御部20cは、上記画像データをコントローラ
30に送信する際には、この画像データをそのまま送信
することなく、分割して送信する。
【0035】図5は、画像データが分割して送信される
様子を示すデータ構成図である。この図5に示すよう
に、画像データP1のデータサイズが例えば131バイ
トを越える場合、通信制御部20cは、画像処理部20
bに対してこの画像データP1を、それぞれ131バイ
トのデータサイズを有する1つ又は複数の分割画像デー
タP2と、131バイト未満のデータサイズを有する分
割画像データP3とに分割させる。
【0036】そして、通信制御部20cは、それぞれの
分割画像データP2,P3に対して、ヘッダ部p1と、
その分割画像データP2,P3に割り当てられた番号を
示すナンバー情報p2と、撮像された日時を示す日時情
報p3と、分割前の画像データP1のデータサイズを示
すデータサイズ情報p4とを合わせてパケット化し、こ
の分割画像データP2又は分割画像データP3を含む複
数のパケットをコントローラ30に対して送信する。
【0037】これにより、上記複数のパケットを取得し
たコントローラ30は、個々のパケットに含まれるナン
バー情報p2が示す番号と、データサイズ情報p4が示
すデータサイズと、日時情報p3が示す日時とから、全
てのパケットが取得されたか否かを判別することがで
き、正確な画像データP1の送受信が可能となる。
【0038】コントローラ30は、センサ11〜18の
何れかから、人が居ることを知らせる内容の検知信号と
識別情報を受信したときには、その識別情報が割り当て
られたセンサに対応付けられたカメラに対して撮像を指
示する。
【0039】図6は、コントローラ30の斜視図であ
る。コントローラ30は、上記機能を実行する電子機器
と、この電子機器を収納する略矩形箱状の成形樹脂から
なるコントローラ用ケース30aと、コントローラ用ケ
ース30aの内部から外部に導出された電源ケーブル3
0bと、電源ケーブル30bにおけるコントローラ用ケ
ース30aと反対側の一端に取り付けられたプラグ30
cとを備えている。このようなコントローラ30は、コ
ントローラ用ケース30aの背面を壁面に向けるように
配設され、プラグ30cを家屋内の電源コンセントに差
し込んで用いられる。
【0040】図7は、コントローラ30における上記電
子機器のブロック図である。この図7に示すようにコン
トローラ30は、電灯線Lを介してセンサ11〜18及
びカメラ21〜26と通信する電灯線通信部31と、イ
ンターネット100を介してセンタサーバ40と通信す
るネット通信部33aと、入力信号に応じて文字や画像
を表示する表示部34と、画像データP1を保存する画
像保存部35と、センサ11〜18とカメラ21〜26
との対応付けを示す連動情報36dを保存する連動保存
部36と、カメラ21〜26の何れかに対して画像デー
タP1を圧縮させるためにその圧縮率を演算する演算部
37と、電灯線通信部31、ネット通信部33a、表示
部34、画像保存部35、連動保存部36、及び演算部
37を制御する主制御部38と、ユーザによって操作さ
れる複数の操作ボタンを具備し、その操作に応じた指示
内容を示す操作信号を主制御部38に出力する操作部3
9とを備えている。
【0041】さらに、電灯線通信部31は、カメラ21
〜26の何れかに対して撮像を指示して画像データP1
を要求する画像要求部31cと、カメラ21〜26の何
れかから画像データP1又は分割画像データP2,P3
を含むパケットを取得する画像取得部31bと、センサ
11〜18の何れかから検知信号及び識別情報を受信す
るセンサ受信部31aとを備える。
【0042】また、図6に示すように、コントローラ用
ケース30aの前面側には、内部と外部とを導通する幾
つかの開口が形成されており、表示部34は、文字や画
像を表示する面をその1つの開口から露出させる形でコ
ントローラ用ケース30a内部に配設され、操作部39
は、上記操作ボタンを他の開口から露出させる形でコン
トローラ用ケース30a内部に配設されている。
【0043】ここで、本実施の形態における全体的な動
作について、図8を参照して説明する。図8は、本実施
の形態における全体的な動作の一例を示すシーケンス図
である。
【0044】まず例えば、玄関に設置されたセンサ11
が人を検知すると(ステップS100)、センサ11
は、人が居ることを知らせる内容の検知信号及び自らの
識別情報をコントローラ30に送信する(ステップS1
02)。
【0045】コントローラ30の主制御部38は、電灯
線通信部31のセンサ受信部31aで上記検知信号及び
識別情報が受信されると、その受信結果に基づいてセン
サ11が人を検知したことを把握し、連動保存部36に
保存されている連動情報36dを参照する(ステップS
104)。この連動情報36dでは、センサ11がカメ
ラ21に対応付けられているとする。
【0046】コントローラ30の主制御部38は、連動
情報36dを参照した結果、センサ11に対応付けられ
たカメラはカメラ21であると判断する(ステップS1
06)。そして主制御部38は、カメラ21に対して撮
像を指示する撮像指示信号を電灯線通信部31の画像要
求部31cから送信させる(ステップS108)。
【0047】カメラ21の通信制御部20cは、上記撮
像指示信号を受信すると、撮像部20aに撮像させて
(ステップS110)、この撮像により撮像部20aで
生成された画像データP1を画像処理部20bに展開さ
せて圧縮させる(ステップS112)。さらに、通信制
御部20cは、圧縮された画像データP1のデータサイ
ズを知らせる内容のサイズ通知信号をコントローラ30
に送信する(ステップS114)。
【0048】コントローラ30の主制御部38は、上記
サイズ通知信号を、電灯線通信部31を介して取得する
と、そのサイズ通知信号により示されるデータサイズに
基づいて、カメラ21で生成させた画像データP1をさ
らに圧縮する必要があるか否かを判別する(ステップS
116)。
【0049】ここで、コントローラ30の主制御部38
は、上記データサイズが所定のサイズ以下であって、圧
縮が必要でないと判別したときには、圧縮せずに画像デ
ータP1を送信するように指示する内容の送信指示信号
を、電灯線通信部31の画像要求部31cからカメラ2
1に送信させる(ステップS118) また、コントローラ30の主制御部38は、上記データ
サイズが所定のサイズよりも大きいために、圧縮が必要
であると判別したときには、上記データサイズが所定の
サイズ以下となるように演算部37に対して圧縮率を演
算させる(ステップS120)。さらに主制御部38
は、演算部37で算出された圧縮率で圧縮するように指
示するとともに、圧縮された画像データP1を送信する
ように指示する内容の圧縮送信指示信号を、電灯線通信
部31の画像要求部31cからカメラ21に送信させる
(ステップS122)。
【0050】そして、カメラ21の通信制御部20c
は、圧縮送信指示信号を受信すると、画像処理部20b
に対して、その信号で指示された圧縮率で画像データP
1を圧縮させ(ステップS124)、さらに必要に応じ
て画像処理部20bに対して、圧縮された画像データP
1を複数の分割画像データP2,P3に分割させる(ス
テップS126)。そして通信制御部20cは、それら
の分割画像データP2,P3をパケット化してコントロ
ーラ30に送信する(ステップS128)。
【0051】コントローラ30の主制御部38は、上記
複数のパケットを、電灯線通信部31の画像取得部31
bを介して取得すると(ステップS116)、各々のパ
ケットに含まれる分割画像データP2,P3を結合し、
分割前の画像データP1を再生した後に、この画像デー
タP1を画像保存部35に保存する(ステップS13
0)。
【0052】ここで、主制御部38は、各々のパケット
に含まれるナンバー情報p2が示す番号と、データサイ
ズ情報p4が示すデータサイズとから、全てのパケット
が画像取得部31bで取得されていないと判断すると、
欠落しているパケットを特定する。そして、主制御部3
8は、カメラ21に対して、欠落しているパケットに含
まれているナンバー情報p2の番号を指定して、そのパ
ケットを送信するように、電灯線通信部31の画像要求
部31cから要求させる。その結果、カメラ21の通信
制御部20cは上記要求に応じたパケットを送信するた
め、画像データP1が正確に送信される。
【0053】さらに、コントローラ30の主制御部38
は、再生された上記画像データP1を表示部34に送信
して、表示部34にカメラ21で撮像された画像を表示
させるとともに(ステップS132)、その画像データ
P1を、ネット通信部33aからインターネット100
を介してセンタサーバ40に送信させる(ステップS1
34)。
【0054】センタサーバ40は、上記画像データP1
を取得すると、その画像データP1に基づく画像を所定
のウェブページに掲載する(ステップS136)。そし
て、本実施の形態のホームセキュリティシステムが配設
された家屋の住居者が、外出先で携帯電話50を用いて
センタサーバ40のウェブページにアクセスすると(ス
テップS138)、センタサーバ40は、上記ウェブペ
ージを表示するためのデータを携帯電話50に送信する
(ステップS140)。その結果、携帯電話50は、カ
メラ21によって撮像された画像を含むウェブページ
を、自らが具備するLCD(Liquid crystal display)
などからなる表示部に表示する(ステップS142)。
【0055】このように、本実施の形態では、例えば家
屋に不審な者が侵入した場合には、カメラ21〜26が
家屋内の所定の部位を撮像し、その撮像された画像がセ
ンタサーバ40に送信されるので、そのセンタサーバ4
0を所有する警備会社は、家屋の状況を容易に把握する
ことができるとともに、その画像がウェブページに掲載
されることにより、家屋の住居者は外部から携帯電話5
0を用いることで、インターネット100を通じてその
画像を見ることができ、家屋の状況を容易に把握するこ
とができる。
【0056】ここで、本実施の形態におけるホームセキ
ュリティシステムは、センサ11〜18とカメラ21〜
26との対応付けの設定を可変とする。連動保存部36
に保存されている連動情報36dには、監視の程度や状
態に応じて分別された複数のモードがあり、そのモード
ごとに、センサ11〜18とカメラ21〜26との関連
付けが登録されている。そして、主制御部38は、ユー
ザにより操作部39が操作された結果その操作部39か
ら出力される操作信号に基づき、連動情報36dの複数
のモードの中から何れか1つを選択設定し、その選択設
定されたモードで関連付けられているカメラに対して撮
像の指示を行う。
【0057】図9は、連動情報36dに含まれる内容を
説明するための説明図である。連動情報36dには、例
えば「外出モード」、「在宅モード」、「ユーザ設定モ
ード1」、「ユーザ設定モード2」、及び「ユーザ設定
モード3」の5つのモードがある。
【0058】「外出モード」は、家屋の住居者全員が外
出するときのように、十分な監視が必要なときに適した
モードであって、この「外出モード」では、図9の丸印
で示すように、センサ11〜18のそれぞれが全てのカ
メラ21〜26に対応付けられている。即ち、ユーザが
コントローラ30の操作部39の操作ボタンを操作し
て、必要な監視の程度に応じた「外出モード」を選択し
た場合、主制御部38は、5つのモードの中から「外出
モード」を設定し、センサ11〜18のうち何れかが人
を検知すると、全てのカメラ21〜26に対して撮像を
指示する。
【0059】「在宅モード」は、家屋の住居者が在宅し
ているときのように、監視が不必要なときに適したモー
ドであって、この「在宅モード」では、センサ11〜1
8のそれぞれは何れのカメラにも対応付けられていな
い。即ち、ユーザがコントローラ30の操作部39の操
作ボタンを操作して、必要な監視の程度に応じた「在宅
モード」を選択した場合、主制御部38は、5つのモー
ドの中から「在宅モード」を設定し、センサ11〜18
のうち何れが人を検知しても、カメラ21〜26に対し
て撮像を指示することはない。
【0060】「ユーザ設定モード1」及び「ユーザ設定
モード2」並びに「ユーザ設定モード3」は、それぞれ
ユーザによって上記対応付けが設定されたモードであ
る。図10は、「ユーザ設定モード1」におけるセンサ
11〜18とカメラ21〜26との対応付けを説明する
ための説明図である。
【0061】「ユーザ設定モード1」は、各部屋に配設
されたセンサが人を検知すると、その部屋にあるカメラ
が撮像するようにセンサ11〜18とカメラ21〜26
とが対応付けられたモードである。具体的にこの「ユー
ザ設定モード1」では、センサ11がカメラ21に対応
付けられ、センサ12,13がカメラ22に対応付けら
れ、センサ14がカメラ23に対応付けられ、センサ1
5がカメラ24に対応付けられ、センサ16,17がカ
メラ25に対応付けられ、センサ18がカメラ26に対
応付けられている。
【0062】即ち、ユーザがコントローラ30の操作部
39の操作ボタンを操作して、必要な監視の程度や状態
に応じて「ユーザ設定モード1」を選択した場合、コン
トローラ30の主制御部38は、5つのモードの中から
「ユーザ設定モード1」を設定し、例えば玄関にあるセ
ンサ11が人を検知すると、カメラ21に玄関を撮像さ
せ、子供部屋Bにあるセンサ16が人を検知すると、カ
メラ25に子供部屋Bを撮像させる。
【0063】図11は、「ユーザ設定モード2」におけ
るセンサ11〜18とカメラ21〜26との対応付けを
説明するための説明図である。「ユーザ設定モード2」
は、子供部屋A及び子供部屋B以外の各部屋に配設され
たセンサが人を検知すると、その部屋と子供部屋A及び
子供部屋Bにあるカメラが撮像するように、また子供部
屋A及び子供部屋Bに配設されたセンサが人を検知した
ときには何れのカメラも撮像しないように、センサ11
〜18とカメラ21〜26とが対応付けられたモードで
ある。具体的にこの「ユーザ設定モード2」では、セン
サ11はカメラ21,24,25に対応付けられ、セン
サ12,13はカメラ22,24,25に対応付けら
れ、センサ14はカメラ23〜25に対応付けられ、セ
ンサ18はカメラ24〜26に対応付けられ、センサ1
5,16,17は何れのカメラにも対応付けられていな
い。
【0064】即ち、ユーザは、子供部屋A及び子供部屋
Bに子供を残して外出するようなときには、そのときに
必要な監視の程度や状態に応じた上記「ユーザ設定モー
ド2」を選択する。そしてこのときには、コントローラ
30の主制御部38は、5つのモードの中から「ユーザ
設定モード2」を設定し、玄関でセンサ11が人を検知
するとカメラ21,24,25に対して玄関と子供部屋
A及び子供部屋Bを撮像するように指示し、リビングで
センサ12が人を検知するとカメラ22,24,25に
対してリビングと子供部屋A及び子供部屋Bを撮像する
ように指示する。
【0065】図12は、「ユーザ設定モード3」におけ
るセンサ11〜18とカメラ21〜26との関連付けを
説明するための説明図である。「ユーザ設定モード3」
は、玄関及びリビング並びにキッチンの各部屋に配設さ
れたセンサが人を検知すると、その部屋にあるカメラが
撮像するようにセンサ11〜18とカメラ21〜26と
が対応付けられたモードである。具体的にこの「ユーザ
設定モード3」では、センサ11はカメラ21に対応付
けられ、センサ12,13はカメラ22に対応付けら
れ、センサ14はカメラ23に対応付けられ、センサ1
5,16,17,18は何れのカメラにも対応付けられ
ていない。
【0066】即ち、ユーザは、子供部屋A及び子供部屋
Bに子供を寝かせて寝室で就寝するようなときには、そ
のときに必要な監視の程度や状態に応じた上記「ユーザ
設定モード3」を選択する。そしてこのときには、コン
トローラ30の主制御部38は、5つのモードの中から
「ユーザ設定モード3」を設定し、玄関でセンサ11が
人を検知するとカメラ21に対して玄関を撮像するよう
に指示し、リビングでセンサ12が人を検知するとカメ
ラ22に対してリビングを撮像するように指示する。
【0067】ここで、上述のような監視の程度や状態に
応じて分別されたモードの設定変更方法と、現在設定さ
れている上記モードの確認方法について説明する。例え
ば、ユーザがモード設定を変更又は確認しようとコント
ローラ30の操作部39を操作すると、コントローラ3
0の主制御部38は、表示部34に対して、モードの設
定を変更又は確認するか、各モードにおけるセンサとカ
メラとの対応付けの設定(以下「連動設定」という)を
変更又は確認するかを問い合わせる画面を表示させる。
【0068】図13は、上記画面の一例を示す画面表示
図である。この図13に示すように、表示部34には、
モード設定を変更又は確認するための「モード設定」と
表示されたボタンB1と、連動設定を変更又は確認する
ための「連動設定」と表示されたボタンB2とが表示さ
れる。
【0069】そして、ユーザがモード設定を変更又は確
認しようとするときには、操作部39の矢印が表示され
た操作ボタンを操作してボタンB1を反転表示させ、操
作部39の「決定」が表示された操作ボタンを操作して
ボタンB1を選択する。
【0070】その結果、コントローラ30の主制御部3
8は、表示部34に対して、現在設定されているモード
を表示させるとともに、そのモードを変更するか否かを
問い合わせる画面を表示させる。
【0071】図14は、コントローラ30の現在設定さ
れているモードを表示する表示部34の画面の一例を示
す画面表示図である。例えば、この図14に示すよう
に、表示部34には現在設定されているモードとして
「在宅モード」が表示される。さらに、表示部34に
は、現在の設定を変更しないことを指示するための「O
K」と表示されたボタンB3と、現在の設定を変更する
ことを指示するための「変更」と表示されたボタンB4
とが表示される。
【0072】これにより、ユーザは上述のように表示さ
れる画面を見て、現在設定されているモードを確認する
ことができ、上述のように「在宅モード」と表示されて
いるときには、監視の程度が最も低く設定されているこ
とを認識することができる。
【0073】そして、ユーザはモードを変更しようとす
るときには、上述と同様に操作部39の操作ボタンを操
作して、ボタンB4を反転表示させこれを選択する。そ
の結果、コントローラ30の主制御部38は、表示部3
4に対して、モードの選択画面を表示させる。
【0074】図15は、上記選択画面の一例を示す画面
表示図である。この図15に示すように、表示部34に
は選択可能なモードを示す、「在宅モード」と表示され
たボタンB5と、「外出モード」と表示されたボタンB
6と、「ユーザ設定モード1」と表示されたボタンB7
と、「ユーザ設定モード2」と表示されたボタンB8
と、「ユーザ設定モード3」と表示されたボタンB9と
が表示される。
【0075】そして、ユーザは、上述と同様に操作部3
9の操作ボタンを操作して、所望のモード、例えば「ユ
ーザ設定モード1」の名称が表示されたボタンB7を反
転表示させこれを選択する。
【0076】その結果、コントローラ30の主制御部3
8に対して「ユーザ設定モード1」が設定され、センサ
11〜18の何れかが人を検知したときには、主制御部
38は「ユーザ設定モード1」により対応付けられたカ
メラ21〜26に撮像を指示する。
【0077】これにより、ユーザはコントローラ30の
操作部39を操作することで、監視の程度や状態に応じ
て撮像する場所を異ならせたり増減させたりすることが
できる。
【0078】次に、ユーザが「ユーザ設定モード1」及
び「ユーザ設定モード2」並びに「ユーザ設定モード
3」のそれぞれのモードにおける連動設定を変更する場
合について説明する。
【0079】例えば、ユーザが現在設定されているモー
ド、例えば「ユーザ設定モード1」において連動設定を
変更するときには、図13に示す画面で「連動設定」と
表示されたボタンB2を選択する。
【0080】その結果、コントローラ30の主制御部3
8は、表示部34に対して、連動設定を変更可能とする
画面を表示させる。図16は、連動設定を変更可能とす
る画面の一例を示す画面表示図である。
【0081】この図16に示すように、表示部34の上
部には、センサ11〜18及びカメラ21〜26の配置
場所を示す見取り図が表示され、表示部34の下部に
は、センサ11〜18の夫々に対して対応付けられるカ
メラを選択するための表が表示される。
【0082】上記表は、センサ毎に割り当てられた8つ
のシートSe1〜Se8からなり、各シートSe1〜S
e8のそれぞれは、各センサに対して対応付けられたカ
メラを示す。例えば、シートSe1は、センサ11に対
して対応付けられたカメラを示し、シートSe2は、セ
ンサ12に対して対応付けられたカメラを示す。
【0083】具体的にシートSe1〜Se8には、カメ
ラ21〜カメラ26の名称が表示されるとともに、各名
称の右隣には、対応付けられていることを示すチェック
マークを表示するためのチェックボックスBoが表示さ
れている。例えば、カメラ21の名称の隣にあるチェッ
クボックスBoにチェックマークが表示されていれば、
このシートSe1は、センサ11がカメラ21に対応付
けられていることを示す。
【0084】これにより、ユーザは「ユーザ設定モード
1」における連動設定を確認することができる。また、
ユーザが連動設定を変更しようとするときには、ユーザ
は、表示部34の上部に表示された見取り図を見なが
ら、コントローラ30の操作部39を操作することによ
り、変更の対象となるセンサが表示されたシートを選択
する。そして、ユーザは、そのセンサに新たに対応付け
ようとするカメラの名称の隣にあるチェックボックスB
oにチェックマークを付加したり、対応付けから外そう
とするカメラの名称の隣にあるチェックボックスBoか
らチェックマークを削除したりする。このようにしてユ
ーザは、コントローラ30に対して連動設定の変更を指
示する。
【0085】このようなユーザからの指示は、コントロ
ーラ30の操作部39からの操作信号として主制御部3
8に伝達され、主制御部38は、連動保存部36に保存
されている連動情報36dの内容を、上記指示に従って
更新する。
【0086】これにより、本実施の形態では、コントロ
ーラ30を操作することで、センサとカメラとの対応付
けを任意に変更することができる。
【0087】(変形例)次に、上記本実施の形態におけ
るホームセキュリティシステムの変形例について説明す
る。
【0088】まず、カメラに関する変形例を説明する。
図17は、変形例に係るカメラの斜視図である。この図
17に示すカメラ210は、カメラ21〜26の基本的
な構成及び機能を有するとともに、前面側に設けられた
押ボタンスイッチ201bの操作に応じて、コントロー
ラ30に対して監視の程度や状態に応じて分別されたモ
ードの設定を変更させることが可能なカメラであって、
この変形例のホームセキュリティシステムは、上記本実
施の形態のホームセキュリティシステムのカメラ21〜
26のうちの何れか又は全ての代わりにカメラ210を
備える。
【0089】図18は、カメラ210の内部構成を示す
ブロック図である。このカメラ210は、撮像部20a
と、画像処理部20bと、通信制御部200cと、上記
押ボタンスイッチ201bを具備するカメラ操作部20
3と、例えば発光ダイオードなどからなるカメラ表示部
202aとを備える。
【0090】カメラ210のケース200dは、図17
に示すように、カメラ21〜26のケース20dと同
様、略矩形箱状に形成されている。ケース200d前面
側には、膨出部20daと、開口部20dbとが形成さ
れているとともに、さらに上記カメラ表示部202aを
露出させるための窓孔202と、押ボタンスイッチ20
1bを露出させるための露出窓201とが設けられてい
る。
【0091】カメラ操作部203は、上記押ボタンスイ
ッチ201bの操作に応じた信号を通信制御部200c
に出力し、通信制御部200cは、その信号を受信する
毎に、コントローラ30に対してモードを切り換えるよ
うに指示するモード切換信号を、電灯線Lを介して出力
する。
【0092】コントローラ30の主制御部38は、その
モード切換信号を電灯線通信部31を介して取得し、
「外出モード」→「在宅モード」→「ユーザ設定モード
1」→「ユーザ設定モード2」→「ユーザ設定モード
3」の順に設定されているモードを変更する。即ち、現
在「外出モード」に設定されていれば、主制御部38は
モード切換信号を受信することによって「在宅モード」
に変更し、さらにモード切換信号を受信すれば「ユーザ
設定モード1」に変更する。
【0093】そして、主制御部38は、変更されたモー
ドを知らせる通知信号を、電灯線通信部31から電灯線
Lを介して、電灯線Lに接続された全てのカメラ210
に送信させる。
【0094】カメラ210の通信制御部200cは、コ
ントローラ30から通知信号を取得すると、その通知信
号に基づいて、変更されたモードを特定し、そのモード
に対応した態様でカメラ表示部202aを点灯させる。
【0095】例えば、通信制御部200cは、通知信号
に基づいて「在宅モード」に設定変更されたと判別した
ときには、カメラ表示部202aを点灯させ、「ユーザ
設定モード1」に設定変更されたと判別したときには、
カメラ表示部202aを長い周期で点滅させ、「ユーザ
設定モード2」に設定変更されたと判別したときには、
カメラ表示部202aを短い周期で点滅させる。なお、
カメラ表示部202aが複数色の光を発光するものであ
れば、設定変更されたモード毎に異なる色の光をカメラ
表示部202aから発光させるようにしても良い。
【0096】これにより、この変形例では、ユーザは家
屋に配設されたコントローラ30を操作することなく、
自らの近くにあるカメラ210のカメラ操作部203の
押ボタンスイッチ201bを操作して、簡単にモード設
定を変更し、カメラ表示部202aを見て現在設定され
ているモードを簡単に把握することができる。
【0097】次に、センサに関する変形例を説明する。
図19は、変形例に係るセンサのブロック図である。こ
の図19に示すセンサ110は、センサ11〜18の基
本的な構成及び機能を有するととともに、現在設定され
ているモードを表示するセンサであって、この変形例の
ホームセキュリティシステムは、上記本実施の形態のホ
ームセキュリティシステムにおけるセンサ11〜18の
うちの何れか又は全ての代わりにセンサ110を備えて
いる。
【0098】センサ110は、センサ11〜18と同様
の機能を有して人の有無を検知するセンサ本体110a
と、センサ本体110aからの制御に応じて発光する例
えば発光ダイオードなどからなるセンサ表示部110b
とを備えている。
【0099】この変形例におけるコントローラ30の主
制御部38は、監視の程度や状態に応じて分別されたモ
ードの設定を変更する毎に、設定変更されたモードを知
らせる通知信号を全てのセンサ110に出力し、センサ
110のセンサ本体110aは、コントローラ30から
上記通知信号を取得すると、変更されたモードに対応し
た態様でセンサ表示部110bを点灯させる。即ち、セ
ンサ表示部110bは、上記カメラ210と同様、点滅
などによって、現在設定されているモードを表示する。
【0100】これにより、この変形例では、ユーザは家
屋に配設されたコントローラ30を操作することなく、
自らの近くにあるセンサ110のセンサ表示部110b
を見て現在設定されているモード及び監視の程度や状態
を簡単に把握することができる。
【0101】なお、カメラ21〜26のうちの何れか又
は全ての代わりにカメラ210を備えるとともに、セン
サ11〜18のうちの何れか又は全ての代わりにセンサ
110を備えても良い。
【0102】この場合、コントローラ30の主制御部3
8は、モードの設定を変更する毎に、設定変更されたモ
ードを知らせる通知信号を全てのカメラ210及びセン
サ110に送信する。
【0103】これにより、ユーザは家屋に配設されたコ
ントローラ30を操作することなく、自らの近くにある
カメラ210のカメラ操作部203を操作して、簡単に
モードの設定を変更することができるとともに、カメラ
表示部202a又はセンサ表示部110bを見て現在設
定されているモードをさらに簡単に把握することができ
る。
【0104】以上、本発明に係るホームセキュリティシ
ステムについて、実施の形態及び変形例を用いて説明し
たが、本発明は、これらに限定されるものではない。例
えば、実施の形態及び変形例では、携帯電話50に対し
て、センタサーバ40のウェブページ上に掲載された画
像のみを表示させたが、画像の表示のみではなく、モー
ド設定及び連動設定の表示及び変更を行わせても良い。
【0105】この場合には、センタサーバ40は、コン
トローラ30と通信して、ウェブページに図13〜図1
6に示すようなモード設定及び連動設定の画面を表示さ
せる。そして、携帯電話50は、センタサーバ40にア
クセスすることで、上記ウェブページを自らの表示部に
表示する。
【0106】これによりユーザは、外出先でも携帯電話
50を用いることで、上記モード設定及び連動設定を容
易に確認することができる。ここで、携帯電話50は、
自らのダイヤルボタンなどの操作に応じて、コントロー
ラ30の操作部39と同様の動作を行い、ウェブページ
に表示される図13〜16に示す画面上のボタンB1〜
B9などを選択する操作信号を、インターネット100
を介してセンタサーバ40に送信する。その結果、セン
タサーバ40は、携帯電話50からの操作信号をコント
ローラ30に対して送信し、コントローラ30の主制御
部38に対してモード選定及び連動設定を変更させる。
【0107】これによりユーザは、外出先でも携帯電話
50を用いることで、上記モード設定及び連動設定を容
易に変更することができる。また、カメラ21〜26,
210に画像データP1を保存する保存部を備えても良
い。
【0108】この場合、カメラ21〜26,210の通
信制御部20c,200cは、画像データP1の生成さ
れた日時を示す情報をその画像データP1に含めてこれ
を上記保存部に保存させる。そして、コントローラ30
の主制御部38は、日時を指定してその日時に撮像され
た画像を表示するように指示する操作信号を、操作部3
9から受信すると、電灯線通信部31の画像要求部31
cからカメラ21〜26,210に対し、指定された日
時を示す情報が含まれた画像データP1を送信するよう
に要求させる。その結果、カメラ21〜26,210の
通信制御部20c,200cは、上記保存部からコント
ローラ30からの要求に応じた画像データP1を選択し
てこれをコントローラ30に送信する。これにより、本
ホームセキュリティシステムの使い勝手を向上すること
ができる。
【0109】さらに、実施の形態及び変形例では、カメ
ラ21〜26,210及びセンサ11〜18,110並
びにコントローラ30に、電灯線Lを介した信号の送受
信を行わせたが、電灯線Lに限らず、例えば専用の通信
用ケーブルを介して信号の送受信を行わせても良い。
【0110】また、実施の形態及び変形例では、コント
ローラ30の操作部39を操作することで、現在設定さ
れているモード、及びモードごとに設定されたセンサと
カメラとの対応付けを表示部34に表示させたが、操作
部39の操作に関わらず常に表示させておいても良い。
このときには、ユーザは操作部39を操作することなく
容易に現在の設定を確認することができる。
【0111】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るホームセキュリティシステムによれば、施設内を
監視するホームセキュリティシステムであって、互いに
異なる場所における異常の発生を検知する複数の検知手
段と、互いに異なる場所を撮像する複数の撮像手段と、
前記複数の検知手段と複数の撮像手段との対応関係を記
憶している対応関係記憶手段と、前記対応関係記憶手段
に記憶される対応関係を変更する変更手段と、前記複数
の検知手段のうち何れかが異常の発生を検知したときに
は、前記対応関係記憶手段に記憶されている対応関係に
基づいて、異常の発生を検知した検知手段に対応付けら
れた撮像手段に撮像させる制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0112】これにより、変更手段が上記対応関係を変
更するため、監視の程度や状態に応じて撮像する場所を
異ならせたり増減させたりすることができる。ここで、
前記複数の検知手段と、前記複数の撮像手段と、前記制
御手段とは、それぞれの間で、電力を伝送するための電
灯線を介して信号を送受信することを特徴としても良
い。
【0113】これにより、既設の家屋などに本システム
を構築するときには、既に配設されている電灯線を用い
て前記複数の検知手段と前記複数の撮像手段と前記制御
手段とを接続することができ、その結果、本システムを
容易に構築することができるとともに、検知手段や撮像
手段を容易に増設することができる。
【0114】また、前記ホームセキュリティシステム
は、さらに、入力信号に応じて画像を表示する画像表示
手段を備え、前記撮像手段は、撮像した画像を示す内容
の画像データを前記画像表示手段に送信し、前記画像表
示手段は、前記画像データに基づいて、前記撮像手段に
より撮像された画像を表示することを特徴とする。
【0115】これにより、撮像手段により撮像された画
像が画像表示手段に表示されるため、その画像を見るこ
とで、異常の状態を容易に確認することができる。ここ
で、前記ホームセキュリティシステムは、さらに、通信
回線を介して、画像表示手段と通信するとともに、画像
の提供を行うサーバを備え、前記画像表示手段は、前記
撮像手段から取得した画像データを前記サーバに送信
し、前記サーバは、前記画像データに基づく画像を、前
記通信回線を介して自らにアクセスする機器に提供する
ことを特徴としても良い。
【0116】これにより、サーバが撮像手段で撮像され
た画像を通信回線を介して提供するため、ユーザは、例
えばパーソナルコンピュータなどを用いてそのサーバに
アクセスすることで、外出先からでも撮像手段で撮像さ
れた画像を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるホームセキュリテ
ィシステムの全体構成を示す構成図である。
【図2】同上のセンサとカメラの配置場所を示す配置図
である。
【図3】同上のカメラの斜視図である。
【図4】同上のカメラの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同上の画像データが送信される様子を示すデー
タ構成図である。
【図6】同上のコントローラの斜視図である。
【図7】同上のコントローラの内部構成を示すブロック
図である。
【図8】同上のホームセキュリティシステムの全体的な
動作を示すシーケンス図である。
【図9】同上の連動情報に含まれる内容を説明するため
の説明図である。
【図10】同上の「ユーザ設定モード1」におけるセン
サとカメラとの関連付けを説明するための説明図であ
る。
【図11】同上の「ユーザ設定モード2」におけるセン
サとカメラとの関連付けを説明するための説明図であ
る。
【図12】同上の「ユーザ設定モード3」におけるセン
サとカメラとの関連付けを説明するための説明図であ
る。
【図13】同上のコントローラに表示される画面を示す
画面表示図である。
【図14】同上のコントローラに表示される他の画面を
示す画面表示図である。
【図15】同上のコントローラに表示されるさらに他の
画面を示す画面表示図である。
【図16】同上のコントローラに表示されるさらに他の
画面を示す画面表示図である。
【図17】同上の他のカメラの斜視図である。
【図18】同上の他のカメラの内部構成を示すブロック
図である。
【図19】同上の他のセンサの内部構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11〜18 センサ 21〜26 カメラ 20a 撮像部 20b 画像処理部 20c 通信制御部 30 コントローラ 31 電灯線通信部 33a ネット通信部 34 表示部 35 画像保存部 36 連動保存部 37 演算部 38 主制御部 39 操作部 40 センタサーバ 50 携帯電話 100 インターネット L 電灯線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 E (72)発明者 相津 一寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C054 CC05 CE16 CG07 CH04 DA06 DA07 EA01 EA07 EG00 FA09 FD07 FF06 GB02 HA18 5C087 AA02 AA03 BB09 BB21 BB74 EE05 EE08 EE16 FF01 FF04 FF16 FF23 GG13 GG21 GG66 GG70 5K101 KK13 LL12 MM07 NN06

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設内を監視するホームセキュリティシ
    ステムであって、 互いに異なる場所における異常の発生を検知する複数の
    検知手段と、 互いに異なる場所を撮像する複数の撮像手段と、 前記複数の検知手段と複数の撮像手段との対応関係を記
    憶している対応関係記憶手段と、 前記対応関係記憶手段に記憶される対応関係を変更する
    変更手段と、 前記複数の検知手段のうち何れかが異常の発生を検知し
    たときには、前記対応関係記憶手段に記憶されている対
    応関係に基づいて、異常の発生を検知した検知手段に対
    応付けられた撮像手段に撮像させる制御手段とを備える
    ことを特徴とするホームセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 前記複数の検知手段と、前記複数の撮像
    手段と、前記制御手段とは、それぞれの間で、電力を伝
    送するための電灯線を介して信号を送受信することを特
    徴とする請求項1記載のホームセキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記ホームセキュリティシステムは、さ
    らに、 入力信号に応じて画像を表示する画像表示手段を備え、 前記撮像手段は、 撮像した画像を示す内容の画像データを前記画像表示手
    段に送信し、 前記画像表示手段は、 前記画像データに基づいて、前記撮像手段により撮像さ
    れた画像を表示することを特徴とする請求項2記載のホ
    ームセキュリティシステム。
  4. 【請求項4】 前記対応関係記憶手段は、 互いに異なる複数種の前記対応関係を記憶しており、 前記変更手段は、 前記複数種の対応関係のうち何れか一種を選択し、 前記制御手段は、 前記選択された種類の対応関係に基づいて、異常の発生
    を検知した検知手段に対応付けられた撮像手段に撮像さ
    せることを特徴とする請求項3記載のホームセキュリテ
    ィシステム。
  5. 【請求項5】 前記ホームセキュリティシステムは、さ
    らに、 通信回線を介して、画像表示手段と通信するとともに、
    画像の提供を行うサーバを備え、 前記画像表示手段は、 前記撮像手段から取得した画像データを前記サーバに送
    信し、 前記サーバは、 前記画像データに基づく画像を、前記通信回線を介して
    自らにアクセスする機器に提供することを特徴とする請
    求項4記載のホームセキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 前記ホームセキュリティシステムは、さ
    らに、 前記通信回線を介して前記サーバにアクセスすること
    で、前記サーバから前記画像データを取得し、前記画像
    データに基づく画像を表示する携帯電話を備えることを
    特徴とする請求項5記載のホームセキュリティシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、 前記通信回線を介して前記変更手段と通信し、 前記携帯電話は、 前記サーバを介して前記変更手段に対して、前記複数種
    の対応関係の中から何れか一種を指定し、指定された種
    類の対応関係を選択するように指示することを特徴とす
    る請求項6記載のホームセキュリティシステム。
  8. 【請求項8】 前記携帯電話は、前記サーバを介して前
    記変更手段に対して、前記対応関係をその種類毎に変更
    するように指示することを特徴とする請求項6記載のホ
    ームセキュリティシステム。
  9. 【請求項9】 前記サーバは、前記通信回線を介して前
    記変更手段と通信し、前記変更手段により選択されてい
    る前記対応関係の種類を、前記通信回線を介して自らに
    アクセスする機器に通知することを特徴とする請求項5
    記載のホームセキュリティシステム。
  10. 【請求項10】 前記変更手段は、前記対応関係をその
    種類毎に変更することを特徴とする請求項4記載のホー
    ムセキュリティシステム。
  11. 【請求項11】 前記変更手段は、 現在選択している前記対応関係の種類を前記複数の検知
    手段に通知し、 前記検知手段は、 前記通知結果に基づいて前記種類を報知する報知装置を
    備えることを特徴とする請求項4記載のホームセキュリ
    ティシステム。
  12. 【請求項12】 前記変更手段は、 現在選択している前記対応関係の種類を前記複数の撮像
    手段に通知し、 前記撮像手段は、 前記通知結果に基づいて前記種類を報知する報知装置を
    備えることを特徴とする請求項4記載のホームセキュリ
    ティシステム。
  13. 【請求項13】 前記撮像手段は、 前記変更手段に対して、前記複数種の対応関係の中から
    何れか一種を指定し、指定された種類の対応関係を選択
    するように指示することを特徴とする請求項4記載のホ
    ームセキュリティシステム。
  14. 【請求項14】 前記撮像手段は、前記画像データを前
    記画像表示手段に送信する前に、圧縮することを特徴と
    する請求項3記載のホームセキュリティシステム。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段は、 前記画像データのデータサイズを前記画像表示手段に通
    知し、 前記画像表示手段は、 前記通知結果に基づいて、前記画像データを圧縮する必
    要があるか否かを判別し、圧縮する必要があると判別し
    たときには、必要な圧縮率を算出して、前記圧縮率で圧
    縮するように前記撮像手段に指示することを特徴とする
    請求項14記載のホームセキュリティシステム。
  16. 【請求項16】 前記撮像手段は、前記画像データを分
    割して送信することを特徴とする請求項3記載のホーム
    セキュリティシステム。
  17. 【請求項17】 前記撮像手段は、分割された個々の画
    像データを送信するときには、それぞれを識別するため
    の番号を示す識別情報を含めて送信することを特徴とす
    る請求項16記載のホームセキュリティシステム。
  18. 【請求項18】 前記撮像手段は、水平方向に約180
    °の範囲で望み見た風景を撮像することを特徴とする請
    求項1記載のホームセキュリティシステム。
  19. 【請求項19】 前記検知手段は、人を検知する人感セ
    ンサを具備することを特徴とする請求項1記載のホーム
    セキュリティシステム。
  20. 【請求項20】 前記変更手段は、ユーザとの対話に基
    づいて前記対応関係記憶手段に記憶されている対応関係
    を変更することを特徴とする請求項1記載のホームセキ
    ュリティシステム。
  21. 【請求項21】 互いに異なる場所における異常の発生
    を検知する複数の検知手段と、互いに異なる場所を撮像
    する複数の撮像手段とを備えて施設内を監視するホーム
    セキュリティシステムにおける監視方法であって、 前記複数の検知手段と複数の撮像手段との対応関係を予
    め記憶手段に格納する記憶ステップと、 前記記憶手段に記憶される対応関係を変更する変更ステ
    ップと、 前記複数の検知手段のうち何れかが異常の発生を検知し
    たときには、前記記憶手段に記憶されている対応関係に
    基づいて、異常の発生を検知した検知手段に対応付けら
    れた撮像手段に撮像させる撮像ステップとを含むことを
    特徴とする監視方法。
  22. 【請求項22】 前記ホームセキュリティシステムは、
    前記撮像ステップを行う制御手段を備え、 前記複数の検知手段と、前記複数の撮像手段と、前記制
    御手段とは、それぞれの間で、電力を伝送するための電
    灯線を介して信号を送受信することを特徴とする請求項
    21記載の監視方法。
  23. 【請求項23】 前記監視方法は、さらに、 撮像された画像を示す内容の画像データを前記撮像手段
    から画像表示手段に送信する画像送信ステップと、 前記画像表示手段が、前記画像データに基づいて、前記
    撮像ステップで撮像された画像を表示する表示ステップ
    とを含むことを特徴とする請求項22記載の監視方法。
  24. 【請求項24】 前記記憶ステップでは、 互いに異なる複数種の前記対応関係を前記記憶手段に格
    納し、 前記変更ステップでは、 前記複数種の対応関係のうち何れか一種を選択し、 前記撮像ステップでは、 前記選択された種類の対応関係に基づいて、異常の発生
    を検知した検知手段に対応付けられた撮像手段に撮像さ
    せることを特徴とする請求項23記載の監視方法。
  25. 【請求項25】 前記監視方法は、さらに、 前記画像表示手段が、前記画像送信ステップで取得した
    画像データをサーバに送信するサーバ送信ステップと、 前記サーバが、前記画像データに基づく画像を、通信回
    線を介して自らにアクセスする機器に提供する画像提供
    ステップとを含むことを特徴とする請求項24記載の監
    視方法。
  26. 【請求項26】 前記監視方法は、さらに、 携帯電話が前記通信回線を介して前記サーバにアクセス
    するアクセスステップと、 前記携帯電話が前記サーバから前記画像データを取得す
    る画像データ取得ステップと、 前記携帯電話が前記画像データに基づく画像を表示する
    画像表示ステップとを含むことを特徴とする請求項25
    記載の監視方法。
  27. 【請求項27】 前記監視方法は、さらに、 前記携帯電話が、前記複数種の対応関係の中から何れか
    一種を指定し、指定された種類の対応関係を前記変更ス
    テップで選択させる選択指示ステップを含むことを特徴
    とする請求項26記載の監視方法。
  28. 【請求項28】 前記変更ステップでは、前記対応関係
    をその種類毎に変更することを特徴とする請求項24記
    載の監視方法。
  29. 【請求項29】 前記監視方法は、さらに、 前記撮像手段が前記画像データを前記画像表示手段に送
    信する前に圧縮する圧縮ステップを含むことを特徴とす
    る請求項23記載の監視方法。
  30. 【請求項30】 前記監視方法は、さらに、 前記撮像手段が前記画像データのデータサイズを前記画
    像表示手段に通知するサイズ通知ステップと、 前記画像表示手段が、前記通知結果に基づいて、前記画
    像データを圧縮する必要があるか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記画像表示手段が、前記判別ステップで圧縮する必要
    があると判別したときには、必要な圧縮率を算出する算
    出ステップと、 前記画像表示手段が、前記圧縮率で圧縮するように前記
    撮像手段に指示する圧縮指示ステップとを含むことを特
    徴とする請求項29記載の監視方法。
  31. 【請求項31】 前記監視方法は、さらに、 前記撮像手段が前記画像データを分割して送信する分割
    送信ステップを含むことを特徴とする請求項23記載の
    監視方法。
  32. 【請求項32】 互いに異なる場所における異常の発生
    を検知する複数の検知手段と、互いに異なる場所を撮像
    する複数の撮像手段とを備えて施設内を監視するホーム
    セキュリティシステムのためのプログラムであって、 前記複数の検知手段と複数の撮像手段との対応関係を予
    め記憶手段に格納する記憶ステップと、 前記記憶手段に記憶される対応関係を変更する変更ステ
    ップと、 前記複数の検知手段のうち何れかが異常の発生を検知し
    たときには、前記記憶手段に記憶されている対応関係に
    基づいて、異常の発生を検知した検知手段に対応付けら
    れた撮像手段に撮像させる撮像ステップとを含むことを
    特徴とするプログラム。
  33. 【請求項33】 前記ホームセキュリティシステムは、
    前記撮像ステップを行う制御手段を備え、 前記複数の検知手段と、前記複数の撮像手段と、前記制
    御手段とは、それぞれの間で、電力を伝送するための電
    灯線を介して信号を送受信することを特徴とする請求項
    32記載のプログラム。
  34. 【請求項34】 前記プログラムは、さらに、 撮像された画像を示す内容の画像データを前記撮像手段
    から画像表示手段に送信する画像送信ステップと、 前記画像表示手段が、前記画像データに基づいて、前記
    撮像ステップで撮像された画像を表示する表示ステップ
    とを含むことを特徴とする請求項33記載のプログラ
    ム。
  35. 【請求項35】 前記記憶ステップでは、 互いに異なる複数種の前記対応関係を前記記憶手段に格
    納し、 前記変更ステップでは、 前記複数種の対応関係のうち何れか一種を選択し、 前記撮像ステップでは、 前記選択された種類の対応関係に基づいて、異常の発生
    を検知した検知手段に対応付けられた撮像手段に撮像さ
    せることを特徴とする請求項34記載のプログラム。
  36. 【請求項36】 前記プログラムは、さらに、 前記画像表示手段が、前記画像送信ステップで取得した
    画像データをサーバに送信するサーバ送信ステップと、 前記サーバが、前記画像データに基づく画像を、通信回
    線を介して自らにアクセスする機器に提供する画像提供
    ステップとを含むことを特徴とする請求項35記載のプ
    ログラム。
  37. 【請求項37】 前記プログラムは、さらに、 携帯電話が前記通信回線を介して前記サーバにアクセス
    するアクセスステップと、 前記携帯電話が前記サーバから前記画像データを取得す
    る画像データ取得ステップと、 前記携帯電話が前記画像データに基づく画像を表示する
    画像表示ステップとを含むことを特徴とする請求項36
    記載のプログラム。
  38. 【請求項38】 前記プログラムは、さらに、 前記携帯電話が、前記複数種の対応関係の中から何れか
    一種を指定し、指定された種類の対応関係を前記変更ス
    テップで選択させる選択指示ステップを含むことを特徴
    とする請求項37記載のプログラム。
  39. 【請求項39】 前記変更ステップでは、前記対応関係
    をその種類毎に変更することを特徴とする請求項35記
    載のプログラム。
  40. 【請求項40】 前記プログラムは、さらに、 前記撮像手段が前記画像データを前記画像表示手段に送
    信する前に圧縮する圧縮ステップを含むことを特徴とす
    る請求項34記載のプログラム。
  41. 【請求項41】 前記プログラムは、さらに、 前記撮像手段が前記画像データのデータサイズを前記画
    像表示手段に通知するサイズ通知ステップと、 前記画像表示手段が、前記通知結果に基づいて、前記画
    像データを圧縮する必要があるか否かを判別する判別ス
    テップと、 前記画像表示手段が、前記判別ステップで圧縮する必要
    があると判別したときには、必要な圧縮率を算出する算
    出ステップと、 前記画像表示手段が、前記圧縮率で圧縮するように前記
    撮像手段に指示する圧縮指示ステップとを含むことを特
    徴とする請求項40記載のプログラム。
  42. 【請求項42】 前記プログラムは、さらに、 前記撮像手段が前記画像データを分割して送信する分割
    送信ステップを含むことを特徴とする請求項34記載の
    プログラム。
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