JP2003227808A - カーボンナノチューブを用いたセンサ - Google Patents
カーボンナノチューブを用いたセンサInfo
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Abstract
チューブ(CNT)の電気的特性が変化することを利用
したセンサを実用化するための、新規な技術を提供す
る。 【解決手段】 絶縁基板1の表面に近接配置した一対の
薄膜状の電極部21、22間を、多数のCNT3を介し
て電気的に接続したセンサS1である。かかるセンサS
1においては、CNT3の、光、磁気、圧力、歪み、温
度、雰囲気ガスの種類、気圧などの外部刺激の変化に応
じた電気的特性の変化を、一対の電極部21、22に検
出回路を接続することによって、電気信号として取り出
すことができる。
Description
ーブを用いた新規なセンサに関するものである。
ラファイト構造を有するナノメータオーダの円筒状の物
質、いわゆるカーボンナノチューブ(以下「CNT」と
する)が発見された〔S. Iijima, Nature, 354, 56 (19
91)〕。CNTは、その微細な構造と種々の特徴的な性
質ゆえに、工業的な利用についての研究が盛んに行われ
ている。
な製造方法が十分に確立されていないこともあって、具
体的な利用についての研究は、そのほとんどが緒につい
たばかりであり、一定の成果が得られているものはごく
一部に過ぎないのが現状である。例えば特許第3028
674号公報には、CNTを、光、磁気、圧力、歪みお
よび温度などの、外部刺激の変化を検出するセンサとし
て使用できる可能性が示唆されている。
センサの具体的な構成について一切、記載されていない
ことから、かかるセンサが未だに実用化されていないこ
とは明らかである。本発明の目的は、種々の外部刺激の
変化に応じてCNTの電気的特性が変化することを利用
したセンサを実用化するための、新規な技術を提供する
ことにある。
1記載の発明は、絶縁基板表面に、一対の薄膜状の電極
部を、互いに接触しないように近接配置するとともに、
当該絶縁基板表面の、両電極部間の領域と、両電極部上
のそれぞれ少なくとも一部の領域とを含む範囲に多数の
CNTを配設して、両電極部間を、配設したCNTを介
して電気的に接続したことを特徴とするセンサである。
に配設したCNTの、光、磁気、圧力、歪み、温度、雰
囲気ガスの種類、気圧などの外部刺激の変化に応じた電
気的特性(電気抵抗値や電気容量など)の変化を、一対
の電極部に検出回路を接続することによって、電気信号
として取り出すことができる。上記センサは、例えば多
数のCNTを溶媒に分散して分散液を調製し、この分散
液を、スプレーコート法によって、絶縁基板表面の前記
範囲に選択的に吹き付け塗布したのち乾燥させてCNT
を含む膜を形成したり、あるいは多数のCNTを、バイ
ンダー樹脂とともに溶媒に分散して塗布液を調製し、こ
の塗布液を、前記範囲に選択的に塗布したのち乾燥させ
てCNTを含む膜を形成したりすることによって製造さ
れる。
おいては、多数のCNTの配向がランダムになる。また
CNTとしては、センサの特性を考慮すると、そのサイ
ズや構造などが揃ったものを使用するのが望ましいが、
サイズや構造などが不揃いのものを用いてコストダウン
を図ることもできる。これらの場合、CNTのサイズや
構造、あるいは配向のばらつきなどに基づいて、一対の
電極部から取り出される電気信号にばらつきを生じるお
それがあるが、こうしたばらつきは、例えば検出回路に
補償手段を設けるなどして校正することができる。
きるという利点がある。但しセンサの感度や精度を高め
ることを考慮すると、一対の電極部のうちの少なくとも
一方と電気的に接続されていないなどの理由で、電極部
によって電気信号を取り出すことができないCNTを極
力、減らすとともに、個々のCNTの特性を揃えること
が肝要である。そのためにはサイズ、とくに長さがほぼ
一定に揃った多数のCNTを、そのそれぞれの両端が両
電極部と確実に接続するように、きれいに配列させるの
が好ましい。
電極部の、相対向する縁片をともに直線状とし、かつ互
いに平行に配置するとともに、多数のCNTを互いに平
行に、かつ個々のCNTの両端がそれぞれの電極部と電
気的に接続するよう長さを揃えた状態で、両電極部の縁
辺と交差させて配設した請求項1記載のセンサである。
上記センサは、例えば一定方向に磁場をかけた雰囲気下
で、絶縁基板表面の一対の電極部間に、CVD(Chemic
al Vapor Deposition)法などによってCNTを成長さ
せる方法などによって製造される。詳細は後述する。
を、互いに接触しないように両者の間に空隙を設けて対
向配置するとともに、上記空隙に多数のCNTを充填し
て、両面状電極間を、充填したCNTを介して電気的に
接続したことを特徴とするセンサである。請求項3のセ
ンサにおいては、一対の面状電極間の空隙に充填した多
数のCNTの、外部刺激の変化に応じた電気的特性の変
化を、請求項1の場合と同様に、一対の面状電極に検出
回路を接続することによって、電気信号として取り出す
ことができる。
空隙を、前述したCNTを含む膜によって充填すること
で製造される。詳しくは、一方の面状電極上にCNTを
含む膜を形成したのち、他方の面状電極を積層すること
などによってセンサが製造される。これらの方法によっ
て製造されたセンサにおいては、多数のCNTの配向が
ランダムになる。またCNTとして、サイズや構造など
が不揃いのものを用いてコストダウンを図ることもでき
る。CNTのサイズや構造や配向のばらつきなどに基づ
く、一対の電極部から取り出される電気信号のばらつき
は、前記のように検出回路に補償手段を設けるなどして
校正すればよい。このため、センサを安価かつ容易に製
造できる。
慮すると、この場合もやはりサイズ、とくに長さがほぼ
一定に揃った多数のCNTを、それぞれその両端が、両
面状電極と確実に接続するように、きれいに配列させる
のが好ましい。したがって請求項4記載の発明は、一対
の面状電極をともに平面状とし、かつ互いに平行に配置
するとともに、多数のCNTを互いに平行に、かつ個々
のCNTの両端がそれぞれの面状電極と電気的に接続す
るよう長さを揃えた状態で、面状電極の平面方向と交差
させて配設した請求項3記載のセンサである。
して互いに平行に配置した一対の面状電極に対し、一定
方向に磁場をかけた雰囲気下で、CVD法などによって
CNTを成長させる方法などによって製造される。この
詳細も後述する。
実施の形態の一例を示す拡大斜視図である。図のセンサ
S1は、絶縁基板1の表面に、相対向する縁辺21a、
22aをともに直線状とし、かつ互いに平行に配置した
一対の電極部21、22を近接配置するとともに、多数
のCNT3を互いに平行に、かつ個々のCNT3の両端
がそれぞれの電極部21、22と電気的に接続するよう
長さを揃えた状態で、両電極部21、22の縁辺21
a、22aと直交させて配設することで、両電極部2
1、22間を、配設したCNT3を介して電気的に接続
したものである。
れ、電極部21、22と一体に形成された、検出回路を
接続するための端子部である。上記のうち絶縁基板1と
しては、例えばプラスチック、繊維強化プラスチック、
セラミックスなどからなり、プリント配線板用などとし
て従来公知の種々の構成を有する絶縁基板がいずれも使
用可能である。また電極部21、22、および端子部2
3、24は、例えば金、銅、アルミニウムなどの導電性
材料を用いて、アディティブ法やサブトラクティブ法な
どの従来公知の種々の形成方法によって、上記絶縁基板
1上に形成することができる。
激の変化に応じて電気的特性が変化する機能を有するも
のが、いずれも使用可能である。すなわちグラファイト
を1層、筒状に丸めた形状を有し、かつグラファイトの
らせんの状態に応じてアームチェア型、ジグザグ型、カ
イラル型などに分類される種々の単層CNT(以下「S
WCNT」とする)や、当該SWCNTを複数層、同芯
筒状に重ねた形状を有する多層CNT(以下「MWCN
T」とする)を使用することができる。
きれいに配列させる方法は種々考えられるが、特に前記
のようにCVD法を用いて、両電極部21、22間に、
配列された多数のCNT3を直接に生成させる方法が好
ましい。この方法を採用する場合には、一対の電極部2
1、22のうちの一方(例では電極部21)の少なくと
も表面を、Fe、Co、Niまたはこれら金属の2種以
上の合金等の触媒、もしくはCVD条件下で触媒に転化
する前駆体によって形成する。詳しくは、一方の電極部
21の全体を上記触媒またはその前駆体からなる薄膜に
よって形成するか、あるいは金、銅、アルミニウムなど
の導電性材料からなる薄膜の上に、上記触媒またはその
前駆体からなる薄膜を積層して一方の電極部21を形成
する。
域と、両電極部21、22間の領域とを含む範囲以外を
マスキングする。次に、CVD装置のチャンバ内で、絶
縁基板1に、一方の電極部21側から他方の電極部22
側へ向けてCNT3を成長させるべく磁場をかけた状態
で、原料としての炭化水素などをチャンバ内に供給しつ
つCVD法を実施する。そうすると、一方の電極部21
の表面の複数個所から、CNT3のもとになるグラファ
イトの筒が生成し始め、磁場に沿って成長して他方の電
極部22に達することで、図1(a)に示すようにきれい
に配列された多数のCNT3が形成される。
の影響を極力、少なくすることを考慮すると、例えばマ
イクロ波プラズマCVD法などの、より低温でCNT3
を生成できる方法が好適に採用される。図1(b)は、上
記図1(a)のセンサS1を用いて、外部刺激の変化を検
出するための検出回路の一例を等価的に示した回路図で
ある。図の検出回路は、センサS1と電源PSとを繋ぐ
2本の線路L1、L2のうちの一方の線路L1に、抵抗
値調整のための固定抵抗FRを直列に挿入するととも
に、他方の線路L2に、電流計AMを直列に挿入したも
のである。
によってCNT3の電気抵抗値が変化すると、回路を流
れる電流値が変化するので、この変化を電流計AMによ
って読み取ることができる。なお図の例では、絶縁基板
1上に、一対の電極部21、22とそれぞれ直結する端
子部23、24を設けて、上記検出回路の全体を外付け
としていたが、例えば絶縁基板1上に、固定抵抗FRな
どの検出回路の一部を実装してもよい。
態の他の例を示す拡大斜視図である。図のセンサS2
は、絶縁基板1の表面に、一対の薄膜状の電極部21,
22を互いに接触しないように近接配置するとともに、
当該絶縁基板1の表面の、両電極部21、22間の領域
と、両電極部21、22上のそれぞれ一部の領域とを含
む範囲に、多数のCNTを含む膜30を形成すること
で、両電極部21、22間を、当該膜30中に含まれる
CNTを介して電気的に接続したものである。
Tを溶媒に分散して分散液を調製し、この分散液を、ス
プレーコート法によって、絶縁基板1の表面の前記範囲
に選択的に吹き付け塗布したのち乾燥させるか、あるい
は多数のCNTを、バインダー樹脂とともに溶媒に分散
して塗布液を調製し、この塗布液を、前記範囲に選択的
に塗布したのち乾燥させるなどして形成される。このう
ち前者の膜30は、絶縁基板1に対する接着性を向上す
るなどの目的で、バインダー樹脂を含む被覆層で被覆し
てもよい。ただしセンサS2で検出する外部刺激が光で
ある場合、被覆層は透光性とする必要がある。また雰囲
気ガスの種類や気圧などを検出する場合、被覆層は通気
性とする必要がある。
ンダムに配向されるが、そのうち少なくとも1つのCN
Tでも、両端がそれぞれの電極部21、22と電気的に
接続されるように配向されていれば、センサS2は動作
可能である。また2つ以上のCNTが接触してCNTの
列を形成し、その列の両端がそれぞれの電極部21、2
2と電気的に接続された状態でも、センサS2は動作可
能である。なお、膜30中のCNTの配向方向をできる
だけ揃えるために、前者の製造方法においては、当該膜
30を形成する際に分散液を吹き付ける方向を調整した
り、あるいは吹き付けの途中や吹き付け後、乾燥前の分
散液に、一定方向から電場や磁場を印加したりしてもよ
い。
布液を塗布して膜30を形成する際に、塗布液に一定方
向から外力を加えるようにしたり、あるいは吹き付けの
途中や吹き付け後、乾燥前の分散液に、一定方向から電
場や磁場を印加したりしてもよい。あるいはまた両方の
製造方法に共通の処理として、電極部21、22と、そ
の間の絶縁基板1の表面とを一定方向にラビング処理す
るなどしてもよい。
述べたように、長さなどのサイズや構造などが揃ったも
のを使用するのが好ましいが、サイズや構造などが不揃
いのものを用いてコストダウンを図ることもできる。図
2(b)は、上記図2(a)のセンサS2を用いて、外部刺激
の変化を検出するための検出回路の一例を等価的に示し
た回路図である。図の検出回路は、センサS2と電源P
Sとを繋ぐ2本の線路L1、L2のうちの一方の線路L
1に、抵抗値を調整することと、前述したばらつきを補
償することとを目的として可変抵抗VRを直列に挿入す
るとともに、他方の線路L2に、電流計AMを直列に挿
入したものである。
によって膜30中のCNTの電気抵抗値が変化すると、
回路を流れる電流値が変化するので、この変化を電流計
AMによって読み取ることができる。図3(a)は、本発
明のセンサの、実施の形態のさらに他の例を示す拡大斜
視図である。図のセンサS3は、平面状の一対の面状電
極41、42を互いに平行に配置するとともに、多数の
CNT3を互いに平行に、かつ個々のCNT3の両端が
それぞれの面状電極41、42と電気的に接続するよう
長さを揃えた状態で、面状電極41、42の平面方向と
直交させて配設することで、両面状電極41、42間
を、配設したCNT3を介して電気的に接続したもので
ある。
縁基板11、12の表面に、前記金、銅、アルミニウム
などの導電性材料を用いて、アディティブ法やサブトラ
クティブなどの従来公知の形成方法によって導電性の薄
膜を形成することで得られる。絶縁基板11、12とし
ては、やはりプラスチック、繊維強化プラスチック、セ
ラミックスなどからなり、プリント配線板用などとして
従来公知の種々の構成を有する絶縁基板が使用できる。
どの表面を平面状に仕上げて、一対の面状電極41、4
2とすることもできる。この場合は絶縁基板11、12
を省略できる。一対の面状電極41、42間に、長さを
揃えた多数のCNT3を図のようにきれいに配列させる
には、前記のようにCVD法を用いた方法を行うのが好
ましい。
面状電極41、42のうちの一方(例では面状電極4
2)の少なくとも表面を、先の場合と同様に触媒もしく
はその前駆体によって形成する。次に、両面状電極4
1、42を、図示しないスペーサを挟むなどして互いに
平行に配置した状態で固定し、CVD装置のチャンバ内
で、一方の面状電極42側から他方の面状電極41側へ
向けてCNT3を成長させるべく磁場をかけた状態で、
原料としての炭化水素などをチャンバ内に供給しつつC
VD法を実施する。そうすると、一方の面状電極42の
表面の複数個所から、CNT3のもとになるグラファイ
トの筒が生成し始め、磁場に沿って成長して他方の面状
電極41に達することで、図3(a)に示すようにきれい
に配列された多数のCNT3が形成される。
11、12などへの影響を極力、少なくすることを考慮
すると、例えばマイクロ波プラズマCVD法などの、よ
り低温でCNT3を生成できる方法が好適に採用され
る。図3(b)は、上記図3(a)のセンサS3を用いて、外
部刺激の変化を検出するための検出回路の一例を等価的
に示した回路図である。図の検出回路は、先の図1(b)
のものと同様に、センサS3と電源PSとを繋ぐ2本の
線路L1、L2のうちの一方の線路L1に、抵抗値調整
のための固定抵抗FRを直列に挿入するとともに、他方
の線路L2に、電流計AMを直列に挿入したものであっ
て、外部刺激の変化によってCNT3の電気抵抗値が変
化したことを、回路を流れる電流値の変化として、電流
計AMによって読み取ることができる。
態のさらに他の例を示す拡大斜視図である。図のセンサ
S4は、一対の面状電極41、42を、互いに接触しな
いように両者の間に空隙を設けて対向配置するととも
に、上記空隙に多数のCNTを含む膜30を挟むこと
で、両面状電極41、42間を、当該膜30中に含まれ
るCNTを介して電気的に接続したものである。
3(a)の例と同様に、絶縁基板11、12の表面に、前
記金、銅、アルミニウムなどの導電性材料を用いて、ア
ディティブ法やサブトラクティブなどの従来公知の形成
方法によって導電性の薄膜を形成することで得られる。
絶縁基板11、12としては、プラスチック、繊維強化
プラスチック、セラミックスなどからなり、プリント配
線板用などとして従来公知の種々の構成を有する絶縁基
板が使用できる他、上記導電性材料にて形成した板材な
どの表面を平面状に仕上げて一対の面状電極41、42
として、絶縁基板11、12を省略することもできる。
される。すなわち多数のCNTを溶媒に分散して分散液
を調製し、この分散液を、スプレーコート法によって、
一対の面状電極41、42のうちの一方の表面に吹き付
け塗布したのち乾燥させるか、あるいは多数のCNT
を、バインダー樹脂とともに溶媒に分散して塗布液を調
製し、この塗布液を、一対の面状電極41、42のうち
の一方(例えば面状電極42)の表面に塗布したのち乾
燥させるなどして膜30が形成される。
41を積層するとセンサS4が得られるのであるが、前
者の膜30は外圧等に弱いため、例えば両面状電極4
1、42間にスペーサを挟むなどして膜30を保護する
のが好ましい。膜30中のCNTは、先に述べたように
ランダムに配向されるが、そのうち少なくとも1つのC
NTでも、両端がそれぞれの面状電極41、42と電気
的に接続されるように配向されているか、もしくは2つ
以上のCNTが接触してCNTの列を形成し、その列の
両端がそれぞれの面状電極41、42と電気的に接続さ
れた状態であれば、センサS4は動作可能である。
るだけ揃えるためには、前記と同様の処理を施してもよ
い。膜30中に含まれるCNTとしては、先に述べたよ
うに、長さなどのサイズや構造などが揃ったものを使用
するのが好ましいが、コストダウンを図るために、サイ
ズや構造などが不揃いのものを用いてもよい。図4(b)
は、上記図3(a)のセンサS3を用いて、外部刺激の変
化を検出するための検出回路の一例を等価的に示した回
路図である。
様に、センサS4と電源PSとを繋ぐ2本の線路L1、
L2のうちの一方の線路L1に、抵抗値調整とばらつき
補償のための可変抵抗VRを直列に挿入するとともに、
他方の線路L2に、電流計AMを直列に挿入したもので
あって、外部刺激の変化によって膜30中のCNTの電
気抵抗値が変化したことを、回路を流れる電流値の変化
として、電流計AMによって読み取ることができる。
例を示す拡大斜視図、図(b)は、上記センサに接続する
検出回路の一例を等価的に示した回路図である。
の例を示す拡大斜視図、図(b)は、上記センサに接続す
る検出回路の一例を等価的に示した回路図である。
らに他の例を示す拡大斜視図、図(b)は、上記センサに
接続する検出回路の一例を等価的に示した回路図であ
る。
らに他の例を示す拡大斜視図、図(b)は、上記センサに
接続する検出回路の一例を等価的に示した回路図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁基板表面に、一対の薄膜状の電極部
を、互いに接触しないように近接配置するとともに、当
該絶縁基板表面の、両電極部間の領域と、両電極部上の
それぞれ少なくとも一部の領域とを含む範囲に多数のカ
ーボンナノチューブを配設して、両電極部間を、配設し
たカーボンナノチューブを介して電気的に接続したこと
を特徴とするセンサ。 - 【請求項2】一対の電極部の、相対向する縁片をともに
直線状とし、かつ互いに平行に配置するとともに、多数
のカーボンナノチューブを互いに平行に、かつ個々のカ
ーボンナノチューブの両端がそれぞれの電極部と電気的
に接続するよう長さを揃えた状態で、両電極部の縁辺と
交差させて配設した請求項1記載のセンサ。 - 【請求項3】一対の面状電極を、互いに接触しないよう
に両者の間に空隙を設けて対向配置するとともに、上記
空隙に多数のカーボンナノチューブを充填して、両面状
電極間を、充填したカーボンナノチューブを介して電気
的に接続したことを特徴とするセンサ。 - 【請求項4】一対の面状電極をともに平面状とし、かつ
互いに平行に配置するとともに、多数のカーボンナノチ
ューブを互いに平行に、かつ個々のカーボンナノチュー
ブの両端がそれぞれの面状電極と電気的に接続するよう
長さを揃えた状態で、面状電極の平面方向と交差させて
配設した請求項3記載のセンサ。
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JP2002028348A JP3924472B2 (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | カーボンナノチューブを用いたセンサ |
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